JPH09278100A - 灯油分配装置 - Google Patents

灯油分配装置

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JPH09278100A
JPH09278100A JP11538696A JP11538696A JPH09278100A JP H09278100 A JPH09278100 A JP H09278100A JP 11538696 A JP11538696 A JP 11538696A JP 11538696 A JP11538696 A JP 11538696A JP H09278100 A JPH09278100 A JP H09278100A
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JP
Japan
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kerosene
opening
lever
closing lever
closing
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JP11538696A
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English (en)
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Takamasa Sone
孝政 曽根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児の悪戯や不測の外力が加わっても誤作動
しないロック機構と、給油時に地震などの揺れを感知し
た際に強制的に給油を停止する地震感知停止機構とを具
有した、灯油分配装置を提供する。 【解決手段】 コンビネーションロック部16で、予め
設定された三桁の数字が配列されるとロック軸11が押
出し可能となり、給油レバー7と安全レバー9のロック
が解除されるロック機構と、地震などの揺れを感知する
と、振動子50が横転しリミットスイッチC46が通電
回路を断つと共に、開閉レバー支持体22が押下がるこ
とにより、開閉弁24が灯油の流出通路を閉じる地震感
知停止機構を具有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外設置の灯油貯
蔵タンクからポリタンク等の分配容器に灯油を給油する
灯油分配装置に係り、幼児の悪戯や不測の外力が加わっ
ても誤作動しないロック機構と、給油時に地震などによ
る揺れを感知した際に強制的に給油を停止する地震感知
停止機構とを具有した、灯油分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寒冷地においては冬期間の灯油の
消費量が増加すること等の事情により、一般家庭では灯
油貯蔵タンクが屋外に設置されていることが多く見受け
られる。更に、上記灯油貯蔵タンクは金属製の脚部上に
貯蔵タンク本体が構設されており、当該貯蔵タンク本体
の上面にはフロート液面計及び灯油送入口、下面には灯
油送出管が設けられている。ここで、従来灯油貯蔵タン
クから例えばポリタンクに灯油を給油するには、上記灯
油送出管に備えられたコック式バルブあるいは回転ハン
ドル式バルブを手動で操作し、コックをひねりあるいは
ハンドルを回転させて灯油の流出通路を開いて灯油の送
出を開始し、上記ポリタンクが満量となるのを待ち、満
量になり次第再度上記コックあるいはハンドルを当初の
状態に戻すための手動操作を行ない、上記灯油の流出通
路を閉じて灯油の送出を停止して完了するものであっ
た。尚、上記灯油の送出は灯油の自重による自然流出に
よるものとしていた。
【0003】一方、本発明者は既に特開平8−2600
号「灯油分配器及び灯油貯蔵タンク」において、分配さ
れる容器において灯油の分配量が規定の満量レベルに達
すると、制御弁が自動的に閉止し灯油の分配を停止する
灯油分配器を開示している。更に、特願平8−6717
9号「灯油分配装置」によっては、開閉レバーを押下げ
る操作のみで、灯油貯蔵タンクから灯油を分配できると
共に、分配灯油の流出量を増加することができることで
従来に比べ短時間で灯油の分配を完了できる灯油分配装
置を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の項に
記載の灯油貯蔵タンクは、上記記載のように灯油の分配
の際、コック式バルブあるいは回転ハンドル式バルブに
よる煩雑な開閉毎の手動操作を要すと共に、灯油の使用
量が増加する冬期間の特に風雪時などに、屋外の冷所で
灯油の分配が完了するまで待ち続ける必要があるので、
極めて煩しく苦痛であるという欠点があった。
【0005】更に、従来の技術の項に記載の灯油貯蔵タ
ンクでは、コック式バルブあるいは回転ハンドル式バル
ブを手動操作して灯油の流出通路を開閉するものである
から、幼児の悪戯や不測の外力が加わった場合、あるい
は上記バルブを閉め忘れた場合には、灯油貯蔵タンクか
ら灯油が流出し続けてしまうと共に可燃性が極めて高い
ことから火災を招くことも考えられ管理上危険であると
いう欠点がある。更に続いて、上記従来の灯油貯蔵タン
クでは、灯油を分配容器に給油中に地震が発生した場
合、作業者が手動操作でバルブを閉じない限り引き続い
て灯油が流出し、地震により発生した火災の火の手が流
出灯油に引火して、灯油貯蔵タンクで火の勢いが増し、
続いては家屋も焼失してしまうことも考えられ、万一の
場合の安全性に欠点がある。
【0006】そこで、本発明は上記欠点に鑑みる一方、
上記従来の技術の項に記載の特開平8−2600号に係
る「灯油分配器及び灯油貯蔵タンク」及び、特願平8−
67179号「灯油分配装置」の開示後の更なる継続的
研究の結果本発明に到達したものであり、その目的とす
るところは、幼児の悪戯や不測の外力が加わっても誤作
動しないロック機構と、給油時に地震などの揺れを感知
した際に強制的に給油を停止する地震感知停止機構をを
具有した、灯油分配装置を提供することにある。
【0007】上記目的を達成するために、本発明に係る
灯油分配装置は、以下の構成より成る。
【0008】即ち、本発明に係る灯油分配装置は、灯油
貯蔵タンクと本装置を連結する連結ソケット部と、フレ
キシブルホース部と、灯油分配本体部とから成り、当該
灯油分配本体部に、開閉レバーの操作により上記灯油貯
蔵タンクからの灯油の流出通路が開かれる一方、当該開
閉レバーの操作に対抗する付勢力により、上記開閉レバ
ーの操作による力が取除かれると上記操作前位置に当該
開閉レバーを自動復帰し灯油の流出通路を閉じる開閉レ
バー機構と、当該開閉レバーの操作をロック固定するロ
ック機構、または、地震などの揺れを感知すると上記開
閉レバーを操作前位置に強制的に復帰させ灯油の流出通
路を閉じて給油を停止する地震感知停止機構、更には、
当該ロック機構及び地震感知停止機構の両方の機構を備
えたことを第一の要旨とする。
【0009】次に、本発明に係る灯油分配装置は、灯油
貯蔵タンクと本装置を連結する連結ソケット部と、フレ
キシブルホース部と、灯油分配本体部とから成り、当該
灯油分配本体部に、開閉レバーの操作により上記灯油貯
蔵タンクからの灯油の流出通路が開かれる一方、当該開
閉レバーの操作に対抗する付勢力により、上記開閉レバ
ーの操作による力が取除かれると上記操作前位置に当該
開閉レバーを自動復帰し灯油の流出通路を閉じる開閉レ
バー機構と、上記開閉レバーの操作により通電回路が閉
じ、電源からの通電によりポンプが起動し分配灯油の流
出量を増加させるポンプ機構と、上記開閉レバーの操作
をロック固定するロック機構、または、地震などの揺れ
を感知すると上記開閉レバーを操作前位置に強制的に復
帰させ灯油の流出通路を閉じて給油を停止する地震感知
停止機構、更には、当該ロック機構及び地震感知停止機
構の両方の機構を備えたことを第二の要旨とする。
【0010】更に、本発明に係る灯油分配装置は、灯油
貯蔵タンクと本装置を連結する連結ソケット部と、フレ
キシブルホース部と、灯油分配本体部とから成り、当該
灯油分配本体部に、開閉レバーの操作により上記灯油貯
蔵タンクから灯油の流出通路が開かれる一方、当該開閉
レバーの操作に対抗する付勢力により当該操作前位置に
自動復帰して灯油の流出通路を閉じる開閉レバー機構
と、電源からの通電によりコイルに励磁を得て上記開閉
レバーの復帰を阻止する開閉レバー復帰阻止機構と、上
記コイルの励磁を断つ励磁解除機構と、上記開閉レバー
の操作をロック固定するロック機構、または、地震など
の揺れを感知すると上記開閉レバーを操作前位置に強制
的に復帰させ灯油の流出通路を閉じて給油を停止する地
震感知停止機構、更には、当該ロック機構及び地震感知
停止機構の両方の機構を備えたことを第三の要旨とす
る。
【0011】続いて、本発明に係る灯油分配装置は、灯
油貯蔵タンクと本装置を連結する連結ソケット部と、フ
レキシブルホース部と、灯油分配本体部とから成り、当
該灯油分配本体部に、開閉レバーの操作により上記灯油
貯蔵タンクからの灯油の流出通路が開かれる一方、当該
開閉レバーの操作に対抗する付勢力により当該操作前位
置に自動復帰して灯油の流出通路を閉じる開閉レバー機
構と、電源からの通電によりコイルの励磁を得て上記開
閉レバーの復帰を阻止する開閉レバー復帰阻止機構と、
上記コイルの励磁を断つ励磁解除機構と、上記開閉レバ
ーの操作により通電回路が閉じ、電源からの通電により
ポンプが起動し分配灯油の流出量を増加させるポンプ機
構と、上記開閉レバーの操作をロック固定するロック機
構、または、地震などの揺れを感知すると上記開閉レバ
ーを操作前位置に強制的に復帰させ灯油の流出通路を閉
じて給油を停止する地震感知停止機構、更には、当該ロ
ック機構及び地震感知停止機構の両方の機構を備えたこ
とを第四の要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、更に
本発明に係る好適な実施の形態を通し引続き本発明につ
いて詳説するものとする。
【0013】先ず、図1は本発明に係る灯油分配装置の
一実施例の正面図、図2は同じく平面図、図3は同じく
右側面図であり、本実施例に係る灯油分配装置には、前
述の開閉レバー機構、開閉レバー復帰阻止機構、励磁解
除機構、ポンプ機構、ロック機構及び地震感知停止機構
が備えられている。図示のように、本発明に係る灯油分
配装置1は、連結ソケット部2、フレキシブルホース部
3、灯油分配本体部4とから構成されている。ここで、
本発明に係る灯油分配装置1における連結ソケット部2
の灯油貯蔵タンクの灯油送出管側の頭部は、六角ナット
状の外観に形状されていると共に、当該頭部の開口内側
には螺刻溝が周刻されており、一方図示しないながら
も、従来の灯油貯蔵タンクの灯油送出管の開口内側にも
同様の螺刻溝が周刻されているものであるから、本発明
に係る灯油分配装置は従来の灯油貯蔵タンクとニップル
を用い上記連結ソケット部2の頭部をスパナなどにより
締めつけることで容易に連結できる。
【0014】次に、図4は図1の部分切欠断面図、図5
は図3の部分切欠断面図である。以下、図面を基に本実
施例に係る装置の作動について説明するものとする。図
4は、本実施例に係る灯油分配装置1において開閉レバ
ー5がロックされた状態を示している。即ち、レバーガ
イド輪軸6に軸着されていると共に給油レバー7が固着
されているレバーガイド軸8は、安全レバー9の先端に
設けられている制動爪10が当該レバーガイド輪8の外
周に施されている切欠部に掛止めされた状態である一
方、後述するコンビネーションロック部のロック軸11
に固着しているノッチ12の円筒部にはストップ杆13
が立設固着されており、当該ストップ杆13の先端が開
閉レバー5に当接しているので、レバーガイド輪8の時
計方向への回転は阻止されており、上記給油レバー7及
び開閉レバー5を押下げることができない。更に、給油
レバー7を押上げようとした場合には、レバーピン14
によりレバーガイド輪8に軸着の開閉レバー5がレバー
ガイド輪8に施された戻止め片15に当接阻止されてい
るので、給油レバー7を押上げることもできない。以上
のように、図示の状態では、開閉レバー5及び給油レバ
ー7はロック固定された状態である。
【0015】そこで、使用者が本実施例に係る装置によ
って給油を行なう場合には、上記開閉レバー5及び給油
レバー7のロック固定を解除する必要がある。然して、
図2及び図3には本実施例に係る灯油分配装置における
ロック機構の一部を成すコンビネーションロック部16
が示されており、ロック軸11は、0から9までの数字
が外周に刻字されていると共に当該ロック軸11に対し
て相互に回転自在な並列三段のダイアルにおいて、予め
設定された三桁の数字の組合わせによって当該ダイアル
が所定位置に重ね合わされた際にのみ、ロック軸11が
左方に押出し可能となるものである。更に、ロック軸1
1のロックが解除されると、図4においてはロック軸1
1が手前方向に押出し可能となる。そして、上記ロック
軸11が手前方向に押出されると安全レバー9における
制動爪10の戻りを阻止していたノッチ12が手前方向
に移動して上記阻止が解除される一方、上記ロック軸1
1に固着のノッチ12のストップ杆13も手前方向に移
動し当該ストップ杆13先端の開閉レバー5に対する当
接が解かれる。これより、安全レバー9をレバー戻しバ
ネ17の反発力に抗して押上げると、上記制動爪10と
レバーガイド輪8の切欠部との掛止めが外れ給油レバー
7を押下げると、レバーガイド輪8はレバーガイド輪軸
6を中心に時計方向に回転可能となる。
【0016】続いて、ここで開閉レバー5の基端はレバ
ーピン14によりレバーガイド輪8に軸着され、次の途
中箇所において引張バネ19により灯油分配本体部4の
外装部と連結され、更に先端方向の途中で吸着アーム杆
20により吸着体21の基部に連結され、更にその先の
先端方向で開閉レバー支持体22に遊挿され、先端では
弁作動筒23が形成されている。一方、上記弁作動筒2
3は略籠体を成し、その内部には、先端に開閉弁24が
取着されている開閉弁シャフト25の途中のシャフト形
状を膨出させ略球状に形成したシャフト球部26が挿入
されており、また上記開閉弁シャフト25の他端はシャ
フトガード27に取着されたリミットスイッチA28に
当接された状態である。そこで、安全レバー9を押上げ
ると共に給油レバー7を押下げると、レバーガイド輪8
は時計方向に回転し、上記開閉レバー5は上記レバーガ
イド輪8の回転に従動して、当該開閉レバー5を水平に
横貫する開閉レバー支持軸29が上記開閉レバー支持体
22に設けられた長孔部30の底部に誇設されており、
当該開閉レバー支持体22を支点として、レバーガイド
輪8方向は押下げられ、シャフト球部26方向は押上げ
られるようになる。これにより、開閉シャフト25は上
方に移動し開閉弁24のディスク31が弁ボディ52か
ら離されるこちによって灯油の流出通路が開かれる一
方、開閉シャフト25の他端におけるリミットスイッチ
A28との当接が解かれると、図示しない通路回路が閉
じソレノイドコイル32が通電により励磁を得て吸着体
21を下方に吸着保持するようになると共に、図示のモ
ータ33が起動し回転軸に取着された羽根体34が回転
駆動を開始し、流下灯油を羽根体34の回転駆動により
強制的に遠心力を付加し流出させるよう作動し、灯油の
流出量を増加させる。ここで、開閉レバー5には、引張
バネ19による引張り力が働いていると共に、開閉弁2
4の上方に押戻しバネ35が弾装されており開閉弁24
及び開閉弁シャフト25を押下げようとする力が働いて
いるので、ソレノイドコイル32の励磁が断たれると、
上記引張バネ19及び押戻しバネ35の作用により操作
前位置に自動的に復帰し、開閉弁24のディスク31が
弁ボディ52に密着するので流下灯油の流路が断たれる
ことになる。
【0017】そこで、上記のように本装置においては上
記ソレノイドコイル32が励磁を得ている間、吸着体2
1は下方に吸着保持されている状態であり、流下灯油は
上記モータ33の起動により流下灯油量ろ増して、フレ
キシブルホース部3の先端部が挿入してある分配容器へ
給油を継続するものである。その後、上記分配容器に灯
油が満量に給油されると、図5に示す上記フレキシブル
ホース部3の先端部内側に設けられ光センサー36が装
着されたセンサーホルダ37が灯油液面下に没するよう
になる。これによって、センサーホルダ37の外側面で
の光の屈折角度が変化し光センサー36に設けられた発
光素子からの光がセンサーホルダ37の外側面で反射せ
ず直進するようになり受光素子に到達できなくなること
で、当該光センサー36は灯油の満量を検知する。ま
た、当該検知信号により上記通電回路が開き、ソレノイ
ドコイル32の励磁が断たれると共にモータ33が停止
する。そこで、ソレノイドコイル32の励磁が断たれる
と、前記説明のように本装置における開閉レバー5、給
油レバー7、開閉弁シャフト25、及び開閉弁24が操
作前位置に復帰し、給油の分配は停止されるようにな
る。
【0018】続いてまた、地震感知停止機構について説
明するものとする。灯油分配本体部4の外装部に立設固
定されたリンク支持杆38の先端には、リンク39が軸
支されており当該リンク39の一方端には、他の先端が
上記開閉レバー支持体22底部の載架杆当接板40を載
架する載架杆41が軸着される一方、リンク39のもう
一方の端部には突上げ杆42が軸着されている。ここ
で、シャフトガード27に固定されているガイド筒43
と載架杆当接板40の間には圧縮バネ44が上記載架杆
当接板40を下方へ押下げようとする付勢力を有して弾
着されている。また、突上げ杆ガイド部45にはリミッ
トスイッチC46が取着されている一方、図4に示すよ
うに、上記突上げ杆ガイド部45の上面と振動子当接板
47の間には突上げバネ48が上記振動子当接板47を
上方へ押上げようとする付勢力を有して弾着されてお
り、図示の状態では、上記リミットスイッチC46と振
動子当接板47は当接している。更に、振動子当接板4
7には上方より振動子回転軸49に軸着している振動子
50が不安定な状態で倒立している。ここで、図5に示
すように、振動子回転軸49には振動子セットアーム5
1が軸着されていると共に、灯油分配本体部4より延出
した軸部には振動子セット摘53が取着されている。こ
こで、本装置に地震などの揺れがもたらされると、前記
のように振動子50は不安定な状態で倒立していること
から、図4において振動子50は振動子回転軸49を中
心に左回り回転して横転すると共に、上記振動子回転軸
49に軸着している振動子セットアーム51も左回転し
てシャフトガード27に打当するようになる。これに伴
い、振動子当接板47及び突上げ杆42は、突上げバネ
48によって上方に突上げられるようになり、一方リン
ク39他端の載架杆41は逆に下方に押下げられる。更
に、当該載架杆41が押下げられると圧縮バネ44の付
勢力により振動子当接板47は下方に押下げられ開閉レ
バー5の開閉レバー支持軸29は長孔部30の上方位置
に移動すると同時に、開閉レバー5に作用する力に対す
る支点を失ないシャフト球部26は押戻しバネ35によ
り押下げられ開閉弁24のディスク31が流下灯油の流
路を断つよう作動する。他方、上記振動子当接板47が
上方に突上げられると通電回路が開き、ソレノイドコイ
ル32の励磁が断たれると共にモータ33の起動も停止
し、前記満量検知時と同様に、開閉レバー5は操作前位
置に自動的に復帰し、開閉弁24のディスク31が弁ボ
ディ52に密着して流下灯油の通路が断たれるというよ
うに、二重の手段によって上記開閉弁24は確実に閉じ
られる。
【0019】一方、本装置には地震などの揺れを感知し
て給油を停止する地震感知停止機構、幼児の悪戯などに
よる誤作動を防止するために開閉レバーの操作をロック
固定するロック機構の他、不測の事態が発生した際に、
本装置の作動を非常停止させる手段が備えられている。
図4において、非常停止ボタン54の底面には復元バネ
受片55が固定されており、図示のように灯油分配本体
部4の外装部と上記復元バネ受片55間には復元バネ5
6が取着されていると共に、同じく上記非常停止ボタン
54の底面には略逆L字形の押倒板57が固着されてい
る。ここで、上記押倒板57の先端は上記振動子50と
当接しており、一方、押倒板57の折曲部には非常停止
用リミットスイッチ58が当接している。そこで、非常
時に上記非常停止ボタン54を復元バネ56の復元力に
反して押出すと、押倒板57の先端部が上記振動子50
を横転させ、押倒板56の折曲部に当接している非常停
止用リミットスイッチ58の当接が解除され、更に上記
非常停止ボタン54は押出し操作前位置に自動復帰す
る。この際、上記非常停止用リミットスイッチ58の一
時的な解除により通電回路は自己保持が失なわれ回路が
開かれた状態となり、更に、上記押倒板57の先端部が
上記振動子50を横転させることにより、前記に説明の
ように通電回路を開き、ソレノイドコイル32の励磁が
断たれると共にモータ33の起動も停止し、開閉弁24
のディスク31が弁ボディ52に密着して流下灯油の流
路が断たれるというように、例えば押倒板56の押出し
によっても凍結や何らかの支障により振動子50が横転
せず、振動子当接板47とリミットスイッチC46の当
接が解除されない場合でも、確実に流下灯油の流路が断
たれるように二重の手段が施されている。尚、振動子セ
ット摘53を時計方向に回し、振動子50を倒立位置に
戻して、振動子当接板47とリミットスイッチC46の
当接を復元することで、本装置を初期状態に戻すことが
できる。
【0020】続いて、図6は本発明に係る灯油分配装置
の別の実施例の正面方向に対する断面図、図7は同じく
平面方向に対する断面図であり、この実施例に係る灯油
分配装置には、前述の開閉レバー機構、ロック機構及び
地震感知停止機構が備えられている。図示のように、当
該実施例に係る灯油分配装置60は、連結ソケット部6
1、フレキシブルホース部62、灯油分配本体部63と
から構成されている。ここで、灯油分配装置60は先の
実施例と同様の手法により灯油貯蔵タンクに容易に連結
できる。
【0021】次に、図面により本実施例に係る装置の作
動について説明するものとする。図6は、本実施例に係
る灯油分配装置60において開閉レバー64がロックさ
れた状態を示している。即ち、レバーガイド輪軸65に
軸着されていると共に給油レバー66が取着されている
レバーガイド輪67の外周上には阻止爪68が設けられ
ており、これに対してキーロック部69のロック軸70
に固着しているノッチ71の先端部が上記阻止爪68に
当接していることから、上記給油レバー66の時計方向
への回転が阻止されている。更に、給油レバー66を反
時計方向へ押上げようとした場合には、レバーピン72
によりレバーガイド輪67に軸着の開閉レバー64がレ
バーガイド輪67の外周縁に当接阻止されているので、
当該給油レバー66を押上げることもできない。従っ
て、開閉レバー64及び給油レバー66は固定された状
態である。
【0022】そこで、使用者が本実施例に係る装置によ
って給油を行なう場合には、上記開閉レバー64及び給
油レバー66のロック固定を解除する必要がある。ここ
で、図示のようにキーロック部69、ロック軸70の両
端部及び給油レバー66を雨雪に晒すことなく保護する
ために透明カバー体74が施されており、当該透明カバ
ー体74はカバー体枢着部75により灯油分配本体部6
3に枢着されており、カバー開閉レバー76により透明
カバー体74を開閉することができる。然して、図6及
び図7には本実施例に係る灯油分配装置におけるロック
機構の一部を成すキーロック部69が示されており、当
該キーロッ六部69には三行三列に1から9までのキー
が配列されており、予め設定された三桁の数字のキーが
押された際にのみ、ロック軸70が押出し可能となるも
のである。更に、ロック軸70のロックが解除される
と、図6においてはロック軸70が手前方向に押出し可
能となる。そして、上記ロック軸70が手前方向に押出
されると、給油レバー66の時計方向への押下げを阻止
していたノッチ71が移動する。この際、ノッチ71の
移動により灯油分配本体部63の外装部とノッチ71間
に張設された添着バネ73が引張られ、当該ノッチ71
がやや持ち上げられ上記阻止爪68との当接が解除され
る。これより、給油レバー66を押下げるとレバーガイ
ド輪67はレバーガイド輪軸65を中心に時計方向に回
転可能となる。
【0023】続いて、ここで開閉レバー64の基端はレ
バーピン72によりレバーガイド輪67に軸着され、次
の途中箇所において引張バネ77により灯油分配本体部
63の外装部と連結され、更にその先の先端方向で開閉
レバー支持体78に遊挿され、先端では弁作動筒79が
形成されている。一方、上記弁作動筒79は略籠体を成
し、その内部には、先端に開閉弁80が取着されている
開閉弁シャフト81の途中のシャフト形状を膨出させ略
球状に形成したシャフト球部82が装入されている。そ
こで、給油レバー66を押下げると、レバーガイド輪6
7は時計方向に回転し、上記開閉レバー64は上記レバ
ーガイド輪67の回転に従動して、当該開閉レバー64
を水平に横貫する開閉レバー支持軸83が上記開閉レバ
ー支持体78に設けられた長孔部84の底部に誇設され
ており、当該開閉レバー支持体78を支点として、レバ
ーガイド輪67方向は押下げられ、シャフト球部82方
向は押上げられるようになる。これより、開閉シャフト
81は上方に移動し開閉弁80のディスク85が弁ボデ
ィ86から離されることによって灯油の流出通路が開か
れる。この際、開閉レバー64には、引張バネ77によ
る引張り力が働いていると共に、開閉弁80の上方に押
戻しバネ87が弾装されており開閉弁80及び開閉弁シ
ャフト81を押下げようとする力が働いているので、上
記給油レバー66に対する押下げ力を取除くと、上記引
張バネ77及び押戻しバネ87の作用により操作前位置
に自動的に復帰し、開閉弁80のディスク85が弁ボデ
ィ86に密着するので流下灯油の流路が断たれることに
なる。
【0024】続いてまた、地震感知停止機構について説
明するものとする。上記開閉レバー支持体78の両側面
には振動子当接翼88が固着され、更に下面には押下げ
シャフト89が固着されている。また、当該押下げシャ
フト89は灯油分配本体部63の外装部に固着されてい
るガイド筒90に挿通されていると共に、押下げシャフ
ト89に固定されている押下げバネ当接板91とガイド
筒90の上側筒の間には押下げバネ92が弾装されてい
る。一方、振動子回転軸93には楕円柱状当接部94を
有した振動子95が軸着されており、上記楕円柱状当接
部94の長径方向の一方端を上記振動子当接翼88の底
面に当接させ振動子95は不安定な状態と倒立してい
る。更に、図7に示すように上記振動子回転軸93の灯
油分配ん体部63より延出した軸部には振動子セット摘
96が取着されている。ここで、本装置に地震などの揺
れがもたらされると、前記のように振動子95は不安定
な状態で倒立していることから、図6において振動子9
5は振動子回転軸93を中心に右回り横転し振動子受止
板97に打当するようになる。これに伴い、振動子当接
翼88と楕円柱当接部94の当接位置が押下げられると
共に、押下げバネ92の付勢力により押下げシャフト8
9が押下げられ、開閉レバー支持軸83が長孔部84の
上方位置に移動すると同時に、開閉レバー64に作用す
る力に対する支点を失ないシャフト球部82は押戻しバ
ネ87により押下げられ開閉弁80のディスク85が流
下灯油の流路を断つよう作動する。尚、振動子セット摘
96を反時計方向に回し、振動子95を倒立位置に戻す
ことにより、本装置を初期状態に復元することができ
る。また、図中の符号98はホース装着筒98であり、
フレキシブルホースの先端からの灯油滴下を防止するた
め、給油完了後は当該フレキシブルホースの先端を当該
ホース装着筒98に装着するようにする。
【0025】更にまた、図8は本発明に係る灯油分配装
置のもう一つの実施例の正面方向に対する断面図、図9
は同じくA−A´断面図であり、この実施例に係る灯油
分配装置には、前述の開閉レバー機構、開閉レバー復帰
阻止機構、励磁解除機構、ポンプ機構及びロック機構が
備えられている。図示のように、当該実施例に係る灯油
分配装置100は、連結ソケット部101、フレキシブ
ルホース部102、灯油分配本体部103とから構成さ
れている。ここで、灯油分配装置100は先の実施例と
同様の手法により灯油貯蔵タンクに容易に連結できる。
【0026】次に、図面により本実施例に係る装置の作
動について説明するものとする。図8は、本実施例に係
る灯油分配装置100において開閉レバー104がロッ
クされた状態を示している。即ち、使用者が灯油分配本
体部103を握り人差し指でトリガー板105を引上げ
ようとしても、開閉レバー104は図中のロック軸10
6に固着されている押上げ阻止体107の長径先端が当
接して押上げを阻止していることから、トリガー板10
5を引上げることができない。従って、先ず上記開閉レ
バー104及びトリガー板105のロックを解除するこ
とが必要となる。ここで、上記図9には本実施例に係る
灯油分配装置におけるロック機構の一部を成すコンビネ
ーションロック部108が示されており、ロック軸10
6は0から9までの数字が外周に刻字されていると共に
当該ロック軸106に対して相互に回転自在な並列三段
のダイアルにおいて、予め設定された三桁の数字の組合
わせによって当該ダイアルが所定位置に重ね合わされた
際にのみ、ロック軸106が左方向に押出し可能となる
ものである。更に、図8においてロック軸106が手前
方向に押出されると上記押上げ素子体107が手前方向
に移動して開閉レバー104との当接が解除される。そ
こで、次にトリガー板105を引上げると、開閉レバー
104が押上げられると共に、開閉弁108を先端に取
着の開閉弁シャフト109が押上げられ、ディスク11
0が弁ボディ111から離されることによって灯油の流
出通路が開かれる。またこの時、トリガー板105が引
上げられた際、リミットスイッチ112の端子片が押さ
れ通電回路が閉じることになると、灯油分配本体部10
3の電源給油部113に収納の乾電池114からの通電
により、ソレノイドコイル115が励磁を得て吸着体1
16を上方に吸着保持するようになると共に、モータ1
17が起動し回転軸に取着された羽根体118が回転駆
動を開始し、流下灯油を羽根体118の回転駆動により
強制的に遠心力を付加し流出させるよう作動し、灯油の
流出量を増加させる。
【0027】そこで、上記のように本装置においては上
記ソレノイドコイル115が励磁を得ている間、吸着体
116は上方に吸着保持されている状態であり、流下灯
油は上記モータ117の起動により流下灯油量を増し
て、灯油送出筒119が挿入してある分配容器へ給油を
継続するものである。その後、上記分配容器に灯油が満
量に給油されると、灯油送出筒119の先端部内側に設
けられ光センサー120が装着されたセンサーホルダ1
21が灯油液面下に没するようになる。これによって、
上記光センサー120は灯油の満量を検知し、この検知
信号により上記通電回路が開き、ソレノイドコイル11
5の励磁が断たれると共にモータ117が停止する。そ
して、吸着体116の吸着が解かれると、開閉弁108
は押戻しバネ122の付勢力により押下げられ、開閉レ
バー104が操作前位置に自動的に復帰し、開閉弁10
8のディスク110が弁ボディ111に密着して流下灯
油の流路が断たれるようになる。
【0028】以上記載の実施の形態においては、第一番
目の実施の形態及び第三番目の実施の形態によって、本
願の特許請求項4に対応する形態を説明し、また、第二
番目の実施の形態によって本願の特許請求項1に対応す
る形態を説明したが、その他の特許請求項2及び3に対
応すべき灯油分配装置は、既に特許請求項4に対応する
形態として説明のものに対して、開閉レバー復帰阻止機
構と励磁解除機構とを除去したもの、あるいはポンプ機
構を除去したものであるから、ここではそれらの実施の
形態の説明は省略するものとする。尚、上記実施例によ
ってはフレキシブルホース部に付設された光センサーの
感知によりソレノイドコイルの励磁を解除する手段を採
用したが、設定時間の経過により通電回路を開く広知の
タイマースイッチを励磁解除機構に採用しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る灯油分配装置は以上記載の
ような構成によるので、以下の効果を奏す。
【0030】本発明に係る灯油分配装置によれば、ロッ
ク機構または地震感知停止機構、更にはロック機構及び
地震感知停止機構の両方の機構が灯油分配装置に具有さ
れているので、幼児の悪戯や不測の外力が加わっても誤
作動しないと共に、給油時に地震などの揺れを感知した
際に強制的に給油を停止することができるので、従来の
灯油分配装置に比べ極めて安全性が高いという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る灯油分配装置の一実施例の正面
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】図1の部分切欠断面図。
【図5】図2の部分切欠断面図。
【図6】本発明に係る灯油分配装置の別の実施例の正面
方向に対する断面図。
【図7】本発明に係る灯油分配装置の別の実施例の平面
方向に対する断面図。
【図8】本発明に係る灯油分配装置のもう一つの実施例
の正面方向に対する断面図。
【図9】図8のA−A´断面図。
【符号の説明】
1、60、100 本発明に係る灯油分配装置 2、61、101 連結ソケット部 3、62、102 フレキシブルホース部 4、63、103 灯油分配本体部 5、64、104 開閉レバー 6、65 レバーガイド輪軸 7、66 給油レバー 8、67 レバーガイド輪 9 安全レバー 10 制動爪 11、70、106 ロック軸 12、71 ノッチ 13 ストップ杆 14、72 レバーピン 15 戻止め片 16、108 コンビネーションロック部 17 レバー戻しバネ 19、77 引張バネ 20 吸着アーム杆 21、116 吸着体 22、78 開閉レバー支持体 23、79 弁作動筒 24、80、108 開閉弁 25、81、109 開閉弁シャフト 26、82 シャフト球部 27 シャフトガード 28 リミットスイッチA 29、83 レバー支持軸 30、84 長孔部 31、85、110 ディスク 32、115 ソレノイドコイル 33、117 モータ 34、118 羽根体 35、87、122 押戻しバネ 36、120 光センサー 37、121 センサーホルダ 38 リンク支持杆 39 リンク 40 載架杆当接板 41 載架杆 42 突上げ杆 43、90 ガイド筒 44 圧縮バネ 45 突上げ杆ガイド部 46 リミットスイッチC 47 振動子当接板 48 突上げバネ 49、93 振動子回転軸 50、95 振動子 51 振動子セットアーム 52、86、111 弁ボディ 53、96 振動子セット摘 54 非常停止ボタン 55 復元バネ受片 56 復元バネ 57 押倒板 58 非常停止用リミットスイッチ 68 阻止爪 69 キーロック部 73 添着バネ 74 透明カバー体 75 カバー体枢着部 76 カバー開閉レバー 88 振動子当接翼 89 押下げシャフト 91 バネ当接板 92 押下げバネ 94 楕円柱状当接部 97 振動子受止板 98 ホース装着筒 105 トリガー板 107 阻止体 112 リミットスイッチ 113 電源供給部 114 乾電池 119 灯油送出筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯油貯蔵タンクと本装置を連結する連結
    ソケット部と、フレキシブルホース部と、灯油分配本体
    部とから成り、当該灯油分配本体部に、開閉レバーの操
    作により上記灯油貯蔵タンクからの灯油の流出通路が開
    かれる一方、当該開閉レバーの操作に対抗する付勢力に
    より、上記開閉レバーの操作による力が取除かれると上
    記操作前位置に当該開閉レバーを自動復帰し灯油の流出
    通路を閉じる開閉レバー機構と、当該開閉レバーの操作
    をロック固定するロック機構、または、地震などの揺れ
    を感知すると上記開閉レバーを操作前位置に強制的に復
    帰させ灯油の流出通路を閉じて灯油を停止する地震感知
    停止機構、更には、当該ロック機構及び地震感知停止機
    構の両方の機構を備えたことを特徴とする、灯油分配装
    置。
  2. 【請求項2】 灯油貯蔵タンクと本装置を連結する連結
    ソケット部と、フレキシブルホース部と、灯油分配本体
    部とから成り、当該灯油分配本体部に、開閉レバーの操
    作により上記灯油貯蔵タンクからの灯油の流出通路が開
    かれる一方、当該開閉レバーの操作に対抗する付勢力に
    より、上記開閉レバーの操作による力が取除かれると上
    記操作前位置に当該開閉レバーを自動復帰し灯油の流出
    通路を閉じる開閉レバー機構と、上記開閉レバーの操作
    により通電回路が閉じ、電源からの通電によりポンプが
    起動し分配灯油の流出量を増加させるポンプ機構と、上
    記開閉レバーの操作をロック固定するロック機構、また
    は、地震などの揺れを感知すると上記開閉レバーを操作
    前位置に強制的に復帰させ灯油の流出通路を閉じて給油
    を停止する地震感知停止機構、更には、当該ロック機構
    及び地震感知停止機構の両方の機構を備えたことを特徴
    とする、灯油分配装置。
  3. 【請求項3】 灯油貯蔵タンクと本装置を連結する連結
    ソケット部と、フレキシブルホース部と、灯油分配本体
    部とから成り、当該灯油分配本体部に、開閉レバーの操
    作により上記灯油貯蔵タンクからの灯油の流出通路が開
    かれる一方、当該開閉レバーの操作に対抗する付勢力に
    より当該操作前位置に自動復帰して灯油の流出通路を閉
    じる開閉レバー機構と、電源からの通電によりコイルに
    励磁を得て上記開閉レバーの復帰を阻止する開閉レバー
    復帰阻止機構と、上記コイルの励磁を断つ励磁解除機構
    と、上記開閉レバーの操作をロック固定するロック機
    構、または、地震などの揺れを感知すると上記開閉レバ
    ーを操作前位置に強制的に復帰させ灯油の流出通路を閉
    じて給油を停止する地震感知停止機構、更には、当該ロ
    ック機構及び地震感知停止機構の両方の機構を備えたこ
    とを特徴とする、灯油分配装置。
  4. 【請求項4】 灯油貯蔵タンクと本装置を連結する連結
    ソケット部と、フレキシブルホース部と、灯油分配本体
    部とから成り、当該灯油分配本体部に、開閉レバーの操
    作により上記灯油貯蔵タンクからの灯油の流出通路が開
    かれる一方、当該開閉レバーの操作に対抗する付勢力に
    より当該操作前位置に自動復帰して灯油の流出通路を閉
    じる開閉レバー機構と、電源からの通電によりコイルの
    励磁を得て上記開閉レバーの復帰を阻止する開閉レバー
    復帰阻止機構と、上記コイルの励磁を断つ励磁解除機構
    と、上記開閉レバーの操作により通電回路が閉じ、電源
    からの通電によりポンプが起動し分配灯油の流出量を増
    加させるポンプ機構と、上記開閉レバーの操作をロック
    固定するロック機構、または、地震などの揺れを感知す
    ると上記開閉レバーを操作前位置に強制的に復帰させ灯
    油の流出通路を閉じて給油を停止する地震感知停止機
    構、更には、当該ロック機構及び地震感知停止機構の両
    方の機構を備えたことを特徴とする、灯油分配装置。
JP11538696A 1996-04-12 1996-04-12 灯油分配装置 Pending JPH09278100A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916653B1 (ko) * 2007-10-15 2009-09-11 지에스칼텍스 주식회사 접지를 이용한 저유소의 유류레버 단속시스템

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KR100916653B1 (ko) * 2007-10-15 2009-09-11 지에스칼텍스 주식회사 접지를 이용한 저유소의 유류레버 단속시스템

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