JPH09277942A - ステアリングホィールおよびその製造方法 - Google Patents
ステアリングホィールおよびその製造方法Info
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- JPH09277942A JPH09277942A JP8118225A JP11822596A JPH09277942A JP H09277942 A JPH09277942 A JP H09277942A JP 8118225 A JP8118225 A JP 8118225A JP 11822596 A JP11822596 A JP 11822596A JP H09277942 A JPH09277942 A JP H09277942A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 型キャビティ内における発泡性樹脂材料の流
動性を高めることによって、形成された被覆層内にボイ
ドの発生が無いように意図した。 【解決手段】 ステアリングホイール1の成形型20の
型キャビティ21の互いに対向する側の一方にゲート部
22を設け、他方にガス抜き部24を形成しており、型
キャビティ21内にリング部芯金2を所定位置に予め載
置した後、発泡性樹脂材料23をゲート部22から注入
し、型キャビティ21内のボイドをガス抜き部24より
型外に放出しながら、リング部芯金2の外周を発泡性樹
脂材料23から成る被覆層3で外装する場合、リング部
芯金2を、型キャビティ21内において、ゲート部22
との対向位置側よりガス抜き部24との対向位置側に偏
在させて、被覆層3を形成するようにした。この結果、
被覆層の肉厚が、ゲート部22側より、ガス抜き部側を
肉薄としたステアリングホィールとなる。
動性を高めることによって、形成された被覆層内にボイ
ドの発生が無いように意図した。 【解決手段】 ステアリングホイール1の成形型20の
型キャビティ21の互いに対向する側の一方にゲート部
22を設け、他方にガス抜き部24を形成しており、型
キャビティ21内にリング部芯金2を所定位置に予め載
置した後、発泡性樹脂材料23をゲート部22から注入
し、型キャビティ21内のボイドをガス抜き部24より
型外に放出しながら、リング部芯金2の外周を発泡性樹
脂材料23から成る被覆層3で外装する場合、リング部
芯金2を、型キャビティ21内において、ゲート部22
との対向位置側よりガス抜き部24との対向位置側に偏
在させて、被覆層3を形成するようにした。この結果、
被覆層の肉厚が、ゲート部22側より、ガス抜き部側を
肉薄としたステアリングホィールとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用などにおける
リング部芯金に発泡性樹脂からなる被覆層を外装して構
成するステアリングホィールおよびその製造方法に関す
るものである。
リング部芯金に発泡性樹脂からなる被覆層を外装して構
成するステアリングホィールおよびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来のステアリングホィールおよ
びその製造方法に関する技術としては、例えば、特開昭
61−22918号公報、特開昭61−79609号公
報、特開昭62−92816号公報、実開昭57−18
7266号公報或いは実開昭59−54368号公報等
により知られている。
びその製造方法に関する技術としては、例えば、特開昭
61−22918号公報、特開昭61−79609号公
報、特開昭62−92816号公報、実開昭57−18
7266号公報或いは実開昭59−54368号公報等
により知られている。
【0003】そして、これらに開示されたステアリング
ホィールは、概ね、図4に示すように、リング部芯金2
に、その対向する部位を橋渡すように、ボス部4が連結
されたスポーク部芯金5が一体に設けられており、これ
らリング部芯金2およびスポーク部芯金5の外周に、発
泡性樹脂材料からなる被覆層3が形成されて外装されて
おり、リング部芯金2における裏面側の被覆層3に握り
易さや滑り止め等の理由から、凹凸(不図示)が形成さ
れて構成する発泡性樹脂製ステアリングホィール1であ
った。
ホィールは、概ね、図4に示すように、リング部芯金2
に、その対向する部位を橋渡すように、ボス部4が連結
されたスポーク部芯金5が一体に設けられており、これ
らリング部芯金2およびスポーク部芯金5の外周に、発
泡性樹脂材料からなる被覆層3が形成されて外装されて
おり、リング部芯金2における裏面側の被覆層3に握り
易さや滑り止め等の理由から、凹凸(不図示)が形成さ
れて構成する発泡性樹脂製ステアリングホィール1であ
った。
【0004】このような発泡性樹脂製ステアリングホィ
ール1の製造は、ボス部4を連結したスポーク部芯金5
が一体に連結されたリング部芯金2を、図5に示すよう
なステアリングホィールの成形型10の型キャビティ1
1にセットし、型閉後、成形型10の下方のゲート部1
2より型キャビティ11内へウレタン等の発泡性樹脂材
料13を投入し、この投入された発泡性樹脂材料13を
発泡させながら徐々に立上がらせ、発泡性樹脂材料13
を押し上げながら、型キャビティー11中のボイドを含
む不良材料部分を成形型10の最上部のガス抜き部14
から型外に放出して、発泡性樹脂材料13で形成した被
覆層3の内部にボイドを閉じ込めないようにしながら射
出成形して、スポーク部5を含むリング部芯金2の外周
に被覆層3を形成するというものであった。
ール1の製造は、ボス部4を連結したスポーク部芯金5
が一体に連結されたリング部芯金2を、図5に示すよう
なステアリングホィールの成形型10の型キャビティ1
1にセットし、型閉後、成形型10の下方のゲート部1
2より型キャビティ11内へウレタン等の発泡性樹脂材
料13を投入し、この投入された発泡性樹脂材料13を
発泡させながら徐々に立上がらせ、発泡性樹脂材料13
を押し上げながら、型キャビティー11中のボイドを含
む不良材料部分を成形型10の最上部のガス抜き部14
から型外に放出して、発泡性樹脂材料13で形成した被
覆層3の内部にボイドを閉じ込めないようにしながら射
出成形して、スポーク部5を含むリング部芯金2の外周
に被覆層3を形成するというものであった。
【0005】なお、15は、ガス抜き部14から型外に
流出したオーバーフロー部分を示している。
流出したオーバーフロー部分を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の製造方法では、ガス抜き部14の断面積を
余り大きくすることができなかったり、前記リング部芯
金2を、型キャビティ11のほぼ中央に配置して、被覆
層3がこのリング部芯金2の外周全体に略均一の肉厚で
形成されるように意図していた。
ような従来の製造方法では、ガス抜き部14の断面積を
余り大きくすることができなかったり、前記リング部芯
金2を、型キャビティ11のほぼ中央に配置して、被覆
層3がこのリング部芯金2の外周全体に略均一の肉厚で
形成されるように意図していた。
【0007】このために、ゲート部12から型キャビテ
ィ11内に発泡性樹脂材料13を投入した際、この発泡
性樹脂材料13がリング部芯金2に衝突し、この衝突に
よって、型キャビティ11内にボイドの原因となる空気
等を巻き込んでしまっていた。
ィ11内に発泡性樹脂材料13を投入した際、この発泡
性樹脂材料13がリング部芯金2に衝突し、この衝突に
よって、型キャビティ11内にボイドの原因となる空気
等を巻き込んでしまっていた。
【0008】このため、折角ガス抜き部14の付近まで
到達したボイドが、ガス抜き部14より型外に完全に抜
ければ良いのであるが、抜け切らないで被覆層3のゲー
ト部の対面付近に止まってしまい、やはりボイドを閉じ
込めてしまう要因となっていた。
到達したボイドが、ガス抜き部14より型外に完全に抜
ければ良いのであるが、抜け切らないで被覆層3のゲー
ト部の対面付近に止まってしまい、やはりボイドを閉じ
込めてしまう要因となっていた。
【0009】また、ゲート部12より型キャビティ11
内に投入された発泡性樹脂材料13は、それ自身の発泡
作用によって、徐々にガス抜き部14側に向かって立ち
上がっていくのであるが、この立ち上がる過程で発泡性
樹脂材料13の反応が次第に進み、粘度が高くなってい
くこととなる。このために、時間の経過と共に型キャビ
ティ11内での発泡性樹脂材料13の流動性が悪化し、
ガス抜き部14付近に到達すると、反応が相当進んでし
まって、発泡性樹脂材料13内にある空気等ガスがガス
抜き部14から型外に放出し得なくなって、そのまま取
り込まれてしまい、型キャビティ11の上部に位置する
被覆層3内へのボイド閉じ込めの要因となっていた。
内に投入された発泡性樹脂材料13は、それ自身の発泡
作用によって、徐々にガス抜き部14側に向かって立ち
上がっていくのであるが、この立ち上がる過程で発泡性
樹脂材料13の反応が次第に進み、粘度が高くなってい
くこととなる。このために、時間の経過と共に型キャビ
ティ11内での発泡性樹脂材料13の流動性が悪化し、
ガス抜き部14付近に到達すると、反応が相当進んでし
まって、発泡性樹脂材料13内にある空気等ガスがガス
抜き部14から型外に放出し得なくなって、そのまま取
り込まれてしまい、型キャビティ11の上部に位置する
被覆層3内へのボイド閉じ込めの要因となっていた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、型キャビティ内における発泡性樹脂材料の流動性を
高めることによって、形成された被覆層内にボイドの閉
じ込めが無いように意図したステアリングホィールおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。
で、型キャビティ内における発泡性樹脂材料の流動性を
高めることによって、形成された被覆層内にボイドの閉
じ込めが無いように意図したステアリングホィールおよ
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるステアリングホィールの製造方法は、
ステアリングホイールの成形型の型キャビティの互いに
対向する側の一方にゲート部を設け、他方にガス抜き部
を形成しており、該型キャビティ内にリング部芯金を所
定位置に予め載置した後、発泡性樹脂材料を前記ゲート
部から注入し、型キャビティ内のボイドを含む不良材料
部分を前記ガス抜き部より型外に放出しながら、前記リ
ング部芯金の外周を前記発泡性樹脂材料から成る被覆層
で外装する場合、前記リング部芯金を、前記型キャビテ
ィ内において、前記ゲート部対向位置側より前記ガス抜
き部対向位置側に偏在させて、前記被覆層を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
に、本発明によるステアリングホィールの製造方法は、
ステアリングホイールの成形型の型キャビティの互いに
対向する側の一方にゲート部を設け、他方にガス抜き部
を形成しており、該型キャビティ内にリング部芯金を所
定位置に予め載置した後、発泡性樹脂材料を前記ゲート
部から注入し、型キャビティ内のボイドを含む不良材料
部分を前記ガス抜き部より型外に放出しながら、前記リ
ング部芯金の外周を前記発泡性樹脂材料から成る被覆層
で外装する場合、前記リング部芯金を、前記型キャビテ
ィ内において、前記ゲート部対向位置側より前記ガス抜
き部対向位置側に偏在させて、前記被覆層を形成するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0012】本発明方法によれば、型キャビティの下部
であるゲート部付近において、リング部芯金のセット位
置をガス抜き部方向にずらしている結果、ゲート部より
注入された発泡性樹脂材料がリング部芯金に衝突するま
での距離を、従来の製造方法に比して、長くすることが
できることとなる。このために、リング部芯金への発泡
性樹脂材料の衝突による空気等ガスの巻き込みを著しく
減少させることができ、この結果、被覆層のゲート部対
面部付近に形成されるボイドの閉じ込めを極端に減少さ
せることとなる。
であるゲート部付近において、リング部芯金のセット位
置をガス抜き部方向にずらしている結果、ゲート部より
注入された発泡性樹脂材料がリング部芯金に衝突するま
での距離を、従来の製造方法に比して、長くすることが
できることとなる。このために、リング部芯金への発泡
性樹脂材料の衝突による空気等ガスの巻き込みを著しく
減少させることができ、この結果、被覆層のゲート部対
面部付近に形成されるボイドの閉じ込めを極端に減少さ
せることとなる。
【0013】また、型キャビティの上部であるガス抜き
部付近においては、リング部芯金がガス抜き部方向にず
らされてセットされているために、ガス抜き部側の型キ
ャビティ面とリング部芯金との間の容積が小さくなって
おり、この付近において、たとえ発泡性樹脂材料の粘度
が上昇して流動性が悪化したとしても、この発泡性樹脂
材料は、流動速度を増しながらガス抜き部方向に向かっ
て伝幡して、内部に巻き込んだボイドを円滑にガス抜き
部より型外に放出させて、被覆層のガス抜き部対面部付
近にボイドが残存するのを減少させることとなる。
部付近においては、リング部芯金がガス抜き部方向にず
らされてセットされているために、ガス抜き部側の型キ
ャビティ面とリング部芯金との間の容積が小さくなって
おり、この付近において、たとえ発泡性樹脂材料の粘度
が上昇して流動性が悪化したとしても、この発泡性樹脂
材料は、流動速度を増しながらガス抜き部方向に向かっ
て伝幡して、内部に巻き込んだボイドを円滑にガス抜き
部より型外に放出させて、被覆層のガス抜き部対面部付
近にボイドが残存するのを減少させることとなる。
【0014】従って、このような本発明の製造方法によ
り製造されたステアリングホィールは、リング部芯金の
外周を発泡性樹脂材料で鋳包むことにより形成した被覆
層で外装して構成するステアリングホィールであるが、
前記リング部芯金を、前記被覆層の一方側に偏在させて
インサートし、前記被覆層の互いに対向する側の一方よ
りも他方を肉薄として構成したことを特徴とすることと
なる。
り製造されたステアリングホィールは、リング部芯金の
外周を発泡性樹脂材料で鋳包むことにより形成した被覆
層で外装して構成するステアリングホィールであるが、
前記リング部芯金を、前記被覆層の一方側に偏在させて
インサートし、前記被覆層の互いに対向する側の一方よ
りも他方を肉薄として構成したことを特徴とすることと
なる。
【0015】そして、前記肉薄部の肉厚が最小4mm以下
にならないように、リング部芯金のセット位置を管理し
ており、例えば、被覆層の外径が、27mmで、リング部
芯金の外径が9mmであるとすると、従来では、被覆層3
の肉厚は均一の9mmであるのに対し、本発明では、被覆
層3における肉薄部の肉厚が4mmとすると、反対側の肉
厚は14mmとなり、この結果、リング部芯金は、最大5
mm(反対側の肉厚−リング部芯金の外径=14mm−9mm
=5mm)までガス抜き部側へ偏在させることができる。
このような肉厚を選ぶことによって、被覆層が薄肉すぎ
て、リングの芯金の存在を使用者に感じさせることがな
く、従来の均一な肉厚を有するステアリングに比して触
感をさほど変えることもない。かえって、被覆層内のボ
イド閉じ込めを少なくすることにより、被覆層の強度や
耐久性を増すこととなる。
にならないように、リング部芯金のセット位置を管理し
ており、例えば、被覆層の外径が、27mmで、リング部
芯金の外径が9mmであるとすると、従来では、被覆層3
の肉厚は均一の9mmであるのに対し、本発明では、被覆
層3における肉薄部の肉厚が4mmとすると、反対側の肉
厚は14mmとなり、この結果、リング部芯金は、最大5
mm(反対側の肉厚−リング部芯金の外径=14mm−9mm
=5mm)までガス抜き部側へ偏在させることができる。
このような肉厚を選ぶことによって、被覆層が薄肉すぎ
て、リングの芯金の存在を使用者に感じさせることがな
く、従来の均一な肉厚を有するステアリングに比して触
感をさほど変えることもない。かえって、被覆層内のボ
イド閉じ込めを少なくすることにより、被覆層の強度や
耐久性を増すこととなる。
【0016】また、リング部芯材の変位量は、型キャビ
ティにおけるゲート部対向位置側とガス抜き孔対向位置
側とで互いに略等しくすることも可能である。
ティにおけるゲート部対向位置側とガス抜き孔対向位置
側とで互いに略等しくすることも可能である。
【0017】また、上記被覆層を形成する発泡性樹脂材
料は、ウレタンフォーム材料が好ましいが、その他の材
料も使用することができる。
料は、ウレタンフォーム材料が好ましいが、その他の材
料も使用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、図4で示すウレタンフォーム材料
等の発泡性樹脂材料製のステアリングホィール1におけ
るボス部4が連結されたスポーク部芯金5が一体に設け
られたリング部芯金2を成形型20にインサートした状
態を示したもので、成形型20は、上型または下型の一
方のみを示したものである。
等の発泡性樹脂材料製のステアリングホィール1におけ
るボス部4が連結されたスポーク部芯金5が一体に設け
られたリング部芯金2を成形型20にインサートした状
態を示したもので、成形型20は、上型または下型の一
方のみを示したものである。
【0020】成形型20は、ステアリングホィール1の
仕上がり形状に対応した型キャビティ21が形成されて
おり、下方には、発泡性樹脂材料23を投入するゲート
部22が形成されていると共に、このゲート部22に対
向する上方部には、ガス抜き部24が形成されている。
仕上がり形状に対応した型キャビティ21が形成されて
おり、下方には、発泡性樹脂材料23を投入するゲート
部22が形成されていると共に、このゲート部22に対
向する上方部には、ガス抜き部24が形成されている。
【0021】そして、このような発泡性樹脂材料製ステ
アリングホィール1の製造は、ボス部4を連結したスポ
ーク部芯金5が一体に連結されたリング部芯金2を、型
キャビティ21にセットして行うのであるが、このリン
グ部芯金2のセットは、型キャビティ21内において、
ゲート部22との対向位置側より、ガス抜き部24との
対向位置側に偏在させてセットしている。
アリングホィール1の製造は、ボス部4を連結したスポ
ーク部芯金5が一体に連結されたリング部芯金2を、型
キャビティ21にセットして行うのであるが、このリン
グ部芯金2のセットは、型キャビティ21内において、
ゲート部22との対向位置側より、ガス抜き部24との
対向位置側に偏在させてセットしている。
【0022】この結果、型キャビティ21内において、
斜線で示したガス抜き部24付近のキャビティ容積は、
ゲート部22付近のキャビティ容積に比して、小さくな
ることとなる。
斜線で示したガス抜き部24付近のキャビティ容積は、
ゲート部22付近のキャビティ容積に比して、小さくな
ることとなる。
【0023】そして、型閉後、成形型20の下方のゲー
ト部22より型キャビティ21内へ発泡性樹脂材料23
を投入し、この投入された発泡性樹脂材料23を発泡さ
せながら徐々に立上がらせ、発泡性樹脂材料23を押し
上げながら、型キャビティー21の中のガスを成形型2
0の最上部のガス抜き部24から型外に放出して、発泡
性樹脂材料23で形成した被覆層3の内部にボイドの発
生を防止しながら射出成形して、スポーク部5を含むリ
ング部芯金2の外周に被覆層3を形成していき、グリッ
プ部が形成されていく。
ト部22より型キャビティ21内へ発泡性樹脂材料23
を投入し、この投入された発泡性樹脂材料23を発泡さ
せながら徐々に立上がらせ、発泡性樹脂材料23を押し
上げながら、型キャビティー21の中のガスを成形型2
0の最上部のガス抜き部24から型外に放出して、発泡
性樹脂材料23で形成した被覆層3の内部にボイドの発
生を防止しながら射出成形して、スポーク部5を含むリ
ング部芯金2の外周に被覆層3を形成していき、グリッ
プ部が形成されていく。
【0024】このような被覆層3の形成過程において、
型キャビティ21の下部であるゲート部22付近におい
ては、リング部芯金2のセット位置を、ガス抜き部24
方向にずらしている結果、ゲート部22より注入された
発泡性樹脂材料23がリング部芯金2に衝突するまでの
距離を、従来の製造方法に比して、長くすることができ
る。このために、リング部芯金2への発泡性樹脂材料2
3の衝突による空気の巻き込みを著しく減少させること
ができ、この結果、被覆層3のゲート部22との対面部
付近に形成されるボイドを含む不良材料部分を極端に減
少させることとなる。
型キャビティ21の下部であるゲート部22付近におい
ては、リング部芯金2のセット位置を、ガス抜き部24
方向にずらしている結果、ゲート部22より注入された
発泡性樹脂材料23がリング部芯金2に衝突するまでの
距離を、従来の製造方法に比して、長くすることができ
る。このために、リング部芯金2への発泡性樹脂材料2
3の衝突による空気の巻き込みを著しく減少させること
ができ、この結果、被覆層3のゲート部22との対面部
付近に形成されるボイドを含む不良材料部分を極端に減
少させることとなる。
【0025】また、型キャビティ21の上部であるガス
抜き部24付近においては、リング部芯金2がガス抜き
部24方向にずらされてセットされ、ガス抜き部側の型
のキャビティ面とリング部芯金との間の容積(斜線部参
照)が小さくなることから、この付近においてたとえ発
泡性樹脂材料23の粘度が上昇して流動性が悪化してい
ても、この発泡性樹脂材料23は、流動速度を増しなが
らガス抜き部24方向に向かって伝幡して、内部に巻き
込んだボイドを円滑にガス抜き部より型外に放出させ
て、被覆層3のガス抜き部24との対面部付近にボイド
が形成するのを減少させることとなる。
抜き部24付近においては、リング部芯金2がガス抜き
部24方向にずらされてセットされ、ガス抜き部側の型
のキャビティ面とリング部芯金との間の容積(斜線部参
照)が小さくなることから、この付近においてたとえ発
泡性樹脂材料23の粘度が上昇して流動性が悪化してい
ても、この発泡性樹脂材料23は、流動速度を増しなが
らガス抜き部24方向に向かって伝幡して、内部に巻き
込んだボイドを円滑にガス抜き部より型外に放出させ
て、被覆層3のガス抜き部24との対面部付近にボイド
が形成するのを減少させることとなる。
【0026】なお、25は、ガス抜き部24から型外に
流出したオーバーフロー部分を示している。
流出したオーバーフロー部分を示している。
【0027】以上の被覆層3の形成過程において、ボイ
ドの発生を減少させるメカニズムを模写的に描画した図
2を用いて更に説明する。図2(1)は、従来の製造方
法の場合を示し、図2(2)は、本発明の製造方法によ
る場合を示している。
ドの発生を減少させるメカニズムを模写的に描画した図
2を用いて更に説明する。図2(1)は、従来の製造方
法の場合を示し、図2(2)は、本発明の製造方法によ
る場合を示している。
【0028】そして、図2(1)の従来の製造方法の場
合には、型キャビティ11の中央に、リング部芯金2
(スポーク部5等を取り除き簡略化して示す)をセット
してあり、この結果、型キャビティ11におけるリング
部芯金2から、ゲート部12との対向面間までの距離a
とガス抜き部14との対向面間までの距離bとは、略等
しくなっている。これに対して、図2(2)に示す本発
明の実施形態においては、型キャビティ21におけるリ
ング部芯金2から、ゲート部22との対向面間までの距
離Aとガス抜き部24との対向面間までの距離Bとは、
A>Bの関係が成立している。
合には、型キャビティ11の中央に、リング部芯金2
(スポーク部5等を取り除き簡略化して示す)をセット
してあり、この結果、型キャビティ11におけるリング
部芯金2から、ゲート部12との対向面間までの距離a
とガス抜き部14との対向面間までの距離bとは、略等
しくなっている。これに対して、図2(2)に示す本発
明の実施形態においては、型キャビティ21におけるリ
ング部芯金2から、ゲート部22との対向面間までの距
離Aとガス抜き部24との対向面間までの距離Bとは、
A>Bの関係が成立している。
【0029】そこで被覆層3の形成過程においては、ま
ず、型キャビティ21の下部であるゲート部22付近に
おいては、ゲート部22より注入された発泡性樹脂材料
23がリング部芯金2に衝突するまでの距離Aを、従来
の製造方法による距離aに比して、長くしている結果、
リング部芯金2への発泡性樹脂材料23の衝突による空
気の巻き込みを著しく減少させることができ、被覆層3
のゲート部22との対面部付近に形成されるボイドfを
極端に減少させることとなる。
ず、型キャビティ21の下部であるゲート部22付近に
おいては、ゲート部22より注入された発泡性樹脂材料
23がリング部芯金2に衝突するまでの距離Aを、従来
の製造方法による距離aに比して、長くしている結果、
リング部芯金2への発泡性樹脂材料23の衝突による空
気の巻き込みを著しく減少させることができ、被覆層3
のゲート部22との対面部付近に形成されるボイドfを
極端に減少させることとなる。
【0030】また、型キャビティ21の上部であるガス
抜き部24付近においては、型キャビティ21における
リング部芯金2から、ガス抜き部24との対向面間まで
の距離Bは、従来の製造方法における距離bに比して、
短くなっている結果、その容積を小さくさせて(図1に
おける斜線部参照)、発泡性樹脂材料23の流れは矢印
Cとなるも、この流速が、従来の流れcに比して著しく
速くすることができ、この付近において、たとえ発泡性
樹脂材料23の粘度が上昇して流動性が悪化していて
も、この発泡性樹脂材料23は、流動速度を増しながら
ガス抜き部24方向に向かって伝幡して、内部に巻き込
んだボイドfを円滑にガス抜き部14よりほとんど型外
に放出させて、被覆層3のガス抜き部24との対面部付
近にボイドfが閉じ込められるのを減少させることとな
る。
抜き部24付近においては、型キャビティ21における
リング部芯金2から、ガス抜き部24との対向面間まで
の距離Bは、従来の製造方法における距離bに比して、
短くなっている結果、その容積を小さくさせて(図1に
おける斜線部参照)、発泡性樹脂材料23の流れは矢印
Cとなるも、この流速が、従来の流れcに比して著しく
速くすることができ、この付近において、たとえ発泡性
樹脂材料23の粘度が上昇して流動性が悪化していて
も、この発泡性樹脂材料23は、流動速度を増しながら
ガス抜き部24方向に向かって伝幡して、内部に巻き込
んだボイドfを円滑にガス抜き部14よりほとんど型外
に放出させて、被覆層3のガス抜き部24との対面部付
近にボイドfが閉じ込められるのを減少させることとな
る。
【0031】図3は、ステアリングホィール1のグリッ
プ部、特にガス抜き部に対向する部位の縦断面図であ
り、(1)は、従来技術による場合、(2)は、本発明
による実施の形態による場合を示している。リング部芯
金21および被覆層3からなるグリップ部6の直径D
を、27mmとし、リング部芯金の直径dを9mmとした場
合の例である。この例の場合、図3(1)で示す従来で
は、当然ながら、被覆層3に対して、リング部芯金2
が、中央に位置するため、リング部芯金2の上下部肉厚
xおよびyは、同一の9mmとなるのに対し、図3(2)
で示す本発明による実施の形態では、上部肉厚Xが、4
mmとすれば、下部肉厚Yは、14mmとなるのである。
プ部、特にガス抜き部に対向する部位の縦断面図であ
り、(1)は、従来技術による場合、(2)は、本発明
による実施の形態による場合を示している。リング部芯
金21および被覆層3からなるグリップ部6の直径D
を、27mmとし、リング部芯金の直径dを9mmとした場
合の例である。この例の場合、図3(1)で示す従来で
は、当然ながら、被覆層3に対して、リング部芯金2
が、中央に位置するため、リング部芯金2の上下部肉厚
xおよびyは、同一の9mmとなるのに対し、図3(2)
で示す本発明による実施の形態では、上部肉厚Xが、4
mmとすれば、下部肉厚Yは、14mmとなるのである。
【0032】従って、リング部芯金21は、従来より、
最大5mmずらすことができる。材料の種類や成形条件に
よって粘度上昇が遅い場合には、ゲート部22側だけで
リング部芯金21を偏在させてもよい。径の大きいステ
アリングホィールの場合や、エア巻き込みの少ない場合
には、ガス抜き部24側だけでリング部芯金21を偏在
させても良い。
最大5mmずらすことができる。材料の種類や成形条件に
よって粘度上昇が遅い場合には、ゲート部22側だけで
リング部芯金21を偏在させてもよい。径の大きいステ
アリングホィールの場合や、エア巻き込みの少ない場合
には、ガス抜き部24側だけでリング部芯金21を偏在
させても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明製造方法によれば、
型キャビティの下部であるゲート部付近において、リン
グ部芯金のセット位置をガス抜き部方向にずらしている
結果、ゲート部より注入された発泡性樹脂材料がリング
部芯金に衝突するまでの距離を、従来の製造方法に比し
て、長くすることができることとなる。このために、リ
ング部芯金への発泡性樹脂材料の衝突による空気等ガス
の巻き込みを著しく減少させることができ、この結果、
被覆層のゲート部対面部付近に形成されるボイドを極端
に減少させることとなる。
型キャビティの下部であるゲート部付近において、リン
グ部芯金のセット位置をガス抜き部方向にずらしている
結果、ゲート部より注入された発泡性樹脂材料がリング
部芯金に衝突するまでの距離を、従来の製造方法に比し
て、長くすることができることとなる。このために、リ
ング部芯金への発泡性樹脂材料の衝突による空気等ガス
の巻き込みを著しく減少させることができ、この結果、
被覆層のゲート部対面部付近に形成されるボイドを極端
に減少させることとなる。
【0034】また、型キャビティの上部であるガス抜き
部付近においては、リング部芯金がガス抜き部方向にず
らされてセットされているために、ガス抜き部側の型キ
ャビティ面とリング部芯金との間の容積が小さくなって
おり、この付近において、たとえ発泡性樹脂材料の粘度
が上昇して流動性が悪化したとしても、この発泡性樹脂
材料は、流動速度を増しながらガス抜き部方向に向かっ
て伝幡して、内部に巻き込んだボイドを円滑にガス抜き
部より型外に放出させて、被覆層のガス抜き部対面部付
近にボイドが残存するのを減少させることとなる。
部付近においては、リング部芯金がガス抜き部方向にず
らされてセットされているために、ガス抜き部側の型キ
ャビティ面とリング部芯金との間の容積が小さくなって
おり、この付近において、たとえ発泡性樹脂材料の粘度
が上昇して流動性が悪化したとしても、この発泡性樹脂
材料は、流動速度を増しながらガス抜き部方向に向かっ
て伝幡して、内部に巻き込んだボイドを円滑にガス抜き
部より型外に放出させて、被覆層のガス抜き部対面部付
近にボイドが残存するのを減少させることとなる。
【0035】また、本発明によるステアリングホィール
は、リング部芯金の外周を発泡性樹脂材料で鋳包むこと
により形成した被覆層で外装して構成するステアリング
ホィールであるが、前記リング部芯金を、前記被覆層の
一方側に偏在させてインサートし、前記被覆層の互いに
対向する側の一方よりも他方を肉薄として構成したこと
により、被覆層が薄肉すぎて、リングの芯金を使用者に
感じさせることがなく、従来の均一な肉厚を有するステ
アリングに比して触感をさほど変えることもなく、かえ
って、被覆層内にボイドが少ないことにより、被覆層の
強度や耐久性を増すこととなる。
は、リング部芯金の外周を発泡性樹脂材料で鋳包むこと
により形成した被覆層で外装して構成するステアリング
ホィールであるが、前記リング部芯金を、前記被覆層の
一方側に偏在させてインサートし、前記被覆層の互いに
対向する側の一方よりも他方を肉薄として構成したこと
により、被覆層が薄肉すぎて、リングの芯金を使用者に
感じさせることがなく、従来の均一な肉厚を有するステ
アリングに比して触感をさほど変えることもなく、かえ
って、被覆層内にボイドが少ないことにより、被覆層の
強度や耐久性を増すこととなる。
【図1】本発明の実施の形態による被成形物を成形型に
セットした状態を示す図である。
セットした状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の原理を示す説明図で、
(1)は従来、(2)は本発明の実施の形態の場合を示
すものである。ある。
(1)は従来、(2)は本発明の実施の形態の場合を示
すものである。ある。
【図3】ステアリングホィールののグリップ部の縦断面
図で、(1)は従来、(2)は本発明の実施の形態の場
合を示すものである。
図で、(1)は従来、(2)は本発明の実施の形態の場
合を示すものである。
【図4】ステアリングホィールの平面図である。
【図5】従来の製造方法による被成形物を成形型にセッ
トした状態を示す図である。
トした状態を示す図である。
1 ステアリングホィール 2 リング部芯金 3 被覆層 4 ボス 5 グリップ部 20 成形型 21 型キャビティ 22 ゲート部 23 発泡性樹脂材料 24 ガス抜き部
Claims (4)
- 【請求項1】 リング部芯金の外周を発泡性樹脂材料で
鋳包むことにより形成した被覆層で外装して構成するス
テアリングホィールにおいて、前記リング部芯金を、前
記被覆層の一方側に偏在させてインサートし、前記被覆
層の互いに対向する側の一方よりも他方を肉薄として構
成したことを特徴とするステアリングホィール。 - 【請求項2】 前記肉薄部の厚さが、4mm以上であるこ
とを特徴とする請求項1項記載のステアリングホィー
ル。 - 【請求項3】 ステアリングホイールの成形型の型キャ
ビティの互いに対向する側の一方にゲート部を設け、他
方にガス抜き部を形成しており、該型キャビティ内にリ
ング部芯金を所定位置に予め載置した後、発泡性樹脂材
料を前記ゲート部から注入し、型キャビティ内のボイド
を含む不良材料部分を前記ガス抜き部より型外に放出し
ながら、前記リング部芯金の外周を前記発泡性樹脂材料
から成る被覆層で外装するようにしたステアリングホィ
ール製造方法において、前記リング部芯金を、前記型キ
ャビティ内において、前記ゲート部対向位置側より前記
ガス抜き部対向位置側に偏在させて、前記被覆層を形成
するようにしたことを特徴とするステアリングホィール
の製造方法。 - 【請求項4】 前記リング部芯材の変位量を、型キャビ
ティにおけるゲート部対向位置側とガス抜き孔対向位置
側とで互いに略等しくしたことを特徴とすることを請求
項3記載のステアリングホィールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118225A JPH09277942A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | ステアリングホィールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118225A JPH09277942A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | ステアリングホィールおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09277942A true JPH09277942A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14731327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118225A Pending JPH09277942A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | ステアリングホィールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09277942A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001180501A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-03 | Mazda Motor Corp | 車両用ステアリングホイール構造 |
WO2005063545A1 (en) * | 2003-12-31 | 2005-07-14 | Autoliv Development Ab | A steering wheel and a method of manufacturing a steering wheel |
CN101857045A (zh) * | 2009-04-03 | 2010-10-13 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用方向盘及其制造方法 |
JP2014065463A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nippon Plast Co Ltd | ステアリング装置 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP8118225A patent/JPH09277942A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001180501A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-03 | Mazda Motor Corp | 車両用ステアリングホイール構造 |
WO2005063545A1 (en) * | 2003-12-31 | 2005-07-14 | Autoliv Development Ab | A steering wheel and a method of manufacturing a steering wheel |
US7752942B2 (en) | 2003-12-31 | 2010-07-13 | Autoliv Development Ab | Steering wheel and a method for manufacturing a steering wheel |
EP1699673B2 (en) † | 2003-12-31 | 2014-02-05 | Autoliv Development Aktiebolag | A steering wheel and a method of manufacturing a steering wheel |
CN101857045A (zh) * | 2009-04-03 | 2010-10-13 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用方向盘及其制造方法 |
JP2010241236A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ステアリングホイールおよびその製造方法 |
US8499454B2 (en) | 2009-04-03 | 2013-08-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Steering wheel of vehicle and manufacturing method of steering wheel of vehicle |
JP2014065463A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nippon Plast Co Ltd | ステアリング装置 |
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