JPH09277025A - 鋳造用溶湯の運搬車 - Google Patents

鋳造用溶湯の運搬車

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JPH09277025A
JPH09277025A JP9413596A JP9413596A JPH09277025A JP H09277025 A JPH09277025 A JP H09277025A JP 9413596 A JP9413596 A JP 9413596A JP 9413596 A JP9413596 A JP 9413596A JP H09277025 A JPH09277025 A JP H09277025A
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Kenji Takashima
謙治 高島
Tomofumi Konno
智文 今野
Junzo Oike
純造 大池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】注湯を作業者が監視することなく自動的に行う
ことが出来、作業の安全を高める。 【解決手段】車体本体4に、昇降具5と、溶湯が注填さ
れた取鍋2を取付けうる受具3と、昇降具に取付けられ
前記受具を傾け前記取鍋の注湯口より注湯させる傾動具
6とを有する取鍋昇降傾動装置7を配し、この取鍋傾動
装置に溶湯を計量しうる計量具を配しかつ前記傾動具の
傾動を制御しうる制御装置11を配置するとともに、こ
の制御装置は、傾動具を緩速度で傾ける緩速度信号と、
緩速度よりも高速の段階速度で傾動具を傾ける複数の速
度信号とを順次発生する傾動指示ステップと、傾動具の
傾動状態を保持し、給湯を持続する給湯指示ステップ
と、給湯量が予想値に達したことを確認のうえ傾動具を
戻す復帰指示ステップとを含むプログラムを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予めプログラムを
設定することにより、鋳造成形用の溶湯を鋳造用砂型に
対して過不足することなく自動的に注湯でき、作業の安
全性を高めかつ作業能率を高めうる鋳造用溶湯の運搬車
に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造品を成形する鋳造工場において、
鉄、アルミニウム、亜鉛などの溶融金属からなる溶湯を
炉から鋳造用砂型まで運搬、及び鋳造砂型への注湯に
は、取鍋を取付けた例えばフォークリフトなどの自走式
の運搬車が用いられる。
【0003】このような運搬車には、鋳造砂型に対して
溶湯を注湯するために前記取鍋を傾動させる傾動具が設
けられ、該運搬車を鋳造砂型の近傍まで進行させたうえ
取鍋を傾けて鋳造砂型の湯口に向かって注湯を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような注
湯方法では、注湯する状態を終始監視せねばならず、又
その監視は注湯が行われる傍で行われるため監視作業は
多大の危険を伴う。このため作業者が注湯現場の近傍に
近づくことなく注湯作業が出来るような作業改善の要望
が高まりつつあった。
【0005】本発明は、溶湯が注填された取鍋を運ぶ運
搬車において取鍋を傾ける傾動具を取付けるとともに、
この傾動具の傾動を予め設定された基準と、給湯されて
溶湯の量とを対比しつつプログラムに従い注湯すること
を基本として、必要給湯量の注湯を作業者の看視に頼る
ことなく自動的になし得ることが出来、前記要請を充足
しうる鋳造用溶湯の運搬車の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋳造品成形用
の溶湯が注填されかつ注湯口を有する取鍋を取付けうる
受具を具えた自走可能な鋳造用溶湯の運搬車であって、
車体本体に、昇降具と、前記受具と、昇降具に取付けら
れかつ前記受具を支持してこの受具を傾け前記取鍋の注
湯口より注湯させる傾動具を有する取鍋昇降傾動装置を
配し、かつこの取鍋傾動装置に取鍋中の溶湯を計量しう
る計量具を配しかつ前記傾動具の傾動を制御しうる制御
装置を配置するとともに、この制御装置は、傾動具を緩
速度で傾けるとともに開始後において小時間維持される
緩速度信号と、緩速度よりも高速の1以上の段階速度で
傾動具を傾ける複数の速度信号とを順次高速信号側に移
動して発生する傾動指示ステップと、傾動具の傾動状態
を保持することにより、給湯を持続させる給湯指示ステ
ップと、計量具により計測された給湯量が予期値に達し
たことを確認のうえ傾動具を戻す復帰指示ステップとを
含むプログラムを有することを特徴とする鋳造用溶湯の
運搬車である。
【0007】前記構成を具えることにより、プログラム
に従い所定の注湯を、作業者が注湯の状態を直視するこ
となく自動的になしうる。従って作業者の注湯近傍での
監視作業を排除でき、作業の安全性を高めるとともに、
作業能率の向上を図りうる。
【0008】又取鍋は、複数個の鋳造用砂型に対して供
給できる溶湯が注填されるとともに、制御装置は各鋳造
用砂型に対して順次注湯が可能となるプログラムを有す
ることが好ましい。これによって連続して注湯すること
が可能となり作業能率を一層高めうる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1〜8において鋳造用溶湯の
運搬車1は、鋳造品成形用の溶湯Mが注填される取鍋2
を取付けうる受具3を設けており、又この鋳造用溶湯の
運搬車1は、床面Fを自走しうるよう形成されている。
【0010】前記鋳造用溶湯の運搬車1は、本例では、
フォークリフトトラックとして形成され、そのフォーク
がなす受具3に前記取鍋2が着脱自在に装着されてい
る。又鋳造用溶湯の運搬車1は、図示しない動力機関と
接舵具21とを具えることにより床面Fを自在の方向に
自走しうる車体本体4に、昇降具5と、前記受具3と、
昇降具5に取付けられかつ受具3を傾ける傾動具6とを
有する取鍋昇降傾動装置7を配設している。
【0011】又取鍋昇降傾動装置7には取鍋2の中に貯
留する溶湯Mの重量を連続的に計量しうる計量具9が配
設される。
【0012】動力機関は、本例では図示しないバッテリ
を動力源とする直流モータであって後輪22を可逆転可
能に回転して車体本体4を自走させる一方、操舵具21
は、前記後輪22を操舵することにより車体本体4を随
意の向きに方向変換させることが出来る。又、本例では
車体本体4の両側に、ガイドローラ23…が設けられ、
このガイドローラ23は、作業中に車体本体4の走行が
極度に逸脱するのを防止するためのカードNに沿って転
動でき、該車体本体4を走路に誘導することが出来る。
【0013】昇降具5は、車体本体2に立設されるマス
ト24と、油圧シリンダー等の伸縮具25の作動によっ
て、前記マスト24に沿って昇降しうる昇降部材26と
からなる。
【0014】昇降部材26には前記計量具9を介して傾
動具6が取付けられる。計量具9は、本例では図3に示
す如く、固定片28と、この固定片28に対して向き合
って配される可動片29との間に可動片29の変位を検
知する歪み計30を配してなり、前記可動片29の変位
量を歪み計30によって測定することにより、可動片2
9に固着される総重量、即ち受具3、取鍋2及び取鍋2
の溶湯Mとの重量和を計量することが出来る。
【0015】傾動具6は図3、4に示す如く前記可動片
29に固定されかつ車体本体4の進行方向と直交する向
きにのびる基片31の一方の側端から突出するピン体3
3に傾動片32を枢支している。前記基片31と傾動片
32との間には該傾動片32を前記ピン体33を傾動中
心として車体中心線と直交する平面を傾動させうる作動
機Gを設けている。作動機Gは、本例では油圧シリンダ
ーからなる直線伸縮具であって、伸縮速度を複数段に切
換えうるよう形成されている。
【0016】前記基片31には、前記ピン体33を中心
として円弧状に湾曲するとともに、該基片31と直交す
る向きにリブ35aを有するI型材からなるガイド材3
5を、傾動片32には、該傾動片32に取付く軸受36
aに支持され前記ガイド材35のウエブ35b、35b
に沿って転動しうるローラ36…を設け、このガイド材
35とローラ36…とによって、傾動片32の傾動動作
をガイドする。
【0017】前記受具3は、本例では、前記傾動片32
に固着されるフォーク37であって、このフォーク37
に前記取鍋2が着脱可能に装着される。
【0018】取鍋2は、金属からなる取鍋本体2Aの上
部かつその一端に注湯口10が設けられ、この取鍋2内
部に、鉄、アルミニウム、亜鉛など鋳造品成形用の溶湯
Mが図示しない炉から採取され注填される。
【0019】なお、取鍋2は、受具3への取付けに際し
て前記注湯口10を前記ピン体33に近接する位置に向
けて取付けられる。
【0020】本例では前記受具3は、ピン体33を傾動
中心として正方向に略50度、逆方向に20度の傾動範
囲の角度αで傾動することが出来、この傾動により、取
鍋2も注湯口10を中心として同じ角度分正又は負側に
傾くこととなる。
【0021】前記計量具9は、取鍋2に注填された注湯
Mの重量に加えて取鍋2、受具3、傾動具6及び計量具
9の可動片29を含んだ総重量が計測されるが、この中
で前記既知各部材の重量を差引くことによって、溶湯M
の正味重量WTを算出することが出来る。
【0022】なお本例においては、取鍋昇降傾動装置7
に車体本体4を静止したまま受具3を進退させるリーチ
手段と、該受具3を車体中心線に対して直角方向にシフ
トさせるシフト手段とを具え前記受具3の位置、即ち溶
湯を注ぐ位置を微調整することが出来る。
【0023】又、車体本体4には、前記傾動具6の傾動
動作を制御する制御装置11が配設され、この制御装置
11からの信号によって、傾動具6を、選択された複数
の傾動速度によって正の方向に傾動及び負の方向への復
元ができ、さらには指定された傾動角度を保ち停止させ
ることが出来る。
【0024】この制御装置11には、成形される鋳物体
の大きさ及び形状から定まる基準プログラムPOが予め
入力されるとともに、炉から取鍋4に給湯する間及び取
鍋2から鋳物砂型13に対して注湯した注湯量を連続し
て計測でき、かつその計測値を記憶させる記憶手段を具
えている。又、本例では車体本体4に取鍋2中に貯えら
れた溶湯Mの量を表示する表示器41が設けられてい
る。
【0025】又、前記制御装置11には、傾動具6を緩
速度で傾けかつその傾きα1を小時間維持する緩速度信
号と、緩速度よりも一段速い速度で傾動具6を傾けかつ
その傾き角度α2を維持する中速度信号と、この中速度
よりも更に高速で傾動具6を傾動させかつその傾き角度
α3を維持する高速度信号K3とを発生する傾動指示ス
テップS1を具えている。
【0026】従って、傾動指示ステップS1は、前記緩
速度信号K1と、緩速度よりも高速の1以上の段階速度
で傾動具6を傾ける複数の速度信号K2、K3とを順次
高速信号側に移動して発生させている。このように、傾
動具6を最初に緩速度で傾動を始め除々に傾動速度を高
めることにより、取鍋2中の溶湯が振動するのを抑制し
つつ、取鍋2を傾けることが出来、前記振動が起因した
計量具の計量不能になるのを防止でき、かつ取鍋2中の
溶湯Mの表層部に生じるスラグが混入されて吐出するの
を防ぎ、併せて作業の安全性と給湯量の精度とを高めう
る。又、傾動具6の傾き角度がα3となることによっ
て、溶湯Mが取鍋2の注湯口10から吐出を始める。
【0027】さらに制御装置11は、前記傾動指示ステ
ップS1によって溶湯Mが吐出始めた後、さらに前記傾
動具6を緩速度で1回又は複数回インチング動作で短時
間の間、かつ高速傾動時の前記傾き角度α3よりも更に
大きな傾き角度α4まで低速度で傾動具6を傾動させる
ことにより溶湯Mを給湯する給湯指示の信号を発生する
給湯指示ステップS2を具えている。このように傾動具
6を短時間かつ反復して傾動させることにより、溶湯M
の流れを中断させることなくかつ連続的に注湯すること
が出来、成形された鋳造品の品質向上をも図りうる。
【0028】又制御装置11は、計量具9が給湯量を連
続して計測するとともに、注湯量が規定値に達したこと
を把握することによって、作動具Gを逆作動させ傾動具
6を給湯指示ステップS2時における傾き角度α4より
も小さな傾き角度α5に戻す復帰指示ステップS3を具
えている。
【0029】前記傾動指示ステップS1、給湯指示ステ
ップS2、及び復帰指示ステップS3は、成形される鋳
造品の重量及び形状によって定まる基準プログラムに従
って設定され、運転操作を要することなく自動的にかつ
経時的に行われる。
【0030】なお、本例においては、制御装置11に
は、復帰指示ステップS3の後の計量具9による計量結
果に基づき、給湯量が不足である場合に限り、追い注湯
を指示する追い注湯指示ステップS4を設けている。
【0031】追い注湯指示ステップS4においては、制
御装置11により給湯指示ステップS2により給湯され
た溶湯の重量W1を計量しかつ算出するとともに、前記
重量W1と予め設定された給湯のために必要な溶湯の重
量である予期値W0との重量差(W0−W1)を演算
し、前記重量差(W0−W1)が存在することが確かめ
られた場合のみ傾動具6に再び傾動を指示し、かつ給湯
指示ステップSSにおける最大傾き角度α4よりも大き
な傾き角度α6になるよう傾斜させる追い注湯の指示を
発する。
【0032】追い注湯の間、計量具9は、注湯開始時か
らの延注湯量Wを連続計測するとともに、延注湯量Wが
予期値W0と等しくなったときに、傾動具6の傾動を停
止させかつ作動機Gを逆方向に駆動させ前記傾き角度α
6よりも小な傾き角度α7で傾動具6を停止させる。
【0033】従って、制御装置11の制御によって、取
鍋2からの溶湯Mの注湯は、 (1)成形される鋳造品毎に基準プログラムPOを設定
し、そのプログラムPOを制御装置11に入力する。 (2)炉から取鍋2中に溶湯Mを注填する。注填中は計
量部9が連続計量し、規定値ΣWに達したときに注填を
止める。 (3)運搬車1を鋳物砂型13の前に移動させる。 (4)初期においては傾動具6を緩やかな速度で傾動さ
せることによって、溶湯よ振動が生じるのを防止しつつ
傾動の速度を徐々に高め注湯を開示する(傾動指示ステ
ップS1)。 (5)インチング傾動により、注湯の切れを防ぎつつ注
湯する(給湯指示ステップ2)。 (6)取鍋2中の溶湯の減量量を連続計測することによ
り注湯量Wが予想値WOに等しくなったとき、傾動具6
を復元し、注湯を止める(復帰指示ステップS3)。 (7)なお、(5)、(6)項の頃、注湯量不足のとき
には追い注湯を指示する(追い注湯ステップS4)これ
らの工程はすべて手操作ではなくプログラムに従い自動
的に行われる。 これ等の各ステップの作用を図8に工程順に示す。
【0034】又、本例では車体本体4の上部に制御装置
11の動作に関する信号の受発信を行うアンテナ42が
設けられ、コンベヤCなどの関連機器との連動動作を可
能にしている。
【0035】一つの鋳物砂型13の注湯が完了すること
によって、鋳造用溶湯の運搬車1は未注湯の他の鋳物砂
型13の前に移動し、前記手順に従い同様に注湯を取鍋
2の溶湯Mが無くなるまで繰返し行う。
【0036】なお取鍋2に注填される溶湯の量は、3〜
10回分の注湯量であることが好ましく、又、注湯時に
スラグの混入を防ぐため、最終時においても約5〜10
%の残湯があることが好ましい。
【0037】このように、取鍋2は複数個の鋳造用砂型
13に対して供給しうる溶湯M量が注填されており、又
制御装置11には、各鋳造用砂型13…に順次注湯する
ことが出来るプログラムを具えている。
【0038】又、鋳造用溶湯の運搬車1が鋳物砂型13
の間を逐次移動するのに代えて、鋳造用溶湯の運搬車1
を定位置に配備するとともに、図7に一点鎖線で示すよ
うにコンベヤCを用いて鋳物砂型13を一定方向に間欠
的に移動させて繰返し注湯を行ってもよい。さらに取鍋
側壁に舌状の係止片を設け、この係止片を縦向き平板状
の受具に係止させて取付けるよう形成することも出来
る。このように本発明は種々な態様のものに変更でき
る。
【0039】
【発明の効果】叙上の如く本発明の鋳造用溶湯の運搬車
は、前記構成を具えることにより、制御装傾動具の傾動
を予め設定されたプログラムを基準として、取鍋中の溶
湯の減量を追跡計測しかつ傾動具に対しその傾動を指示
することが出来るため、注湯作業は、作業者が注湯の状
態を直視することなく、制御装置によって自動的になり
うる。これによって作業者の注湯近傍での危険な監視作
業を排除でき、作業の安全性を高めるとともに作業能率
の向上を図りうる。
【0040】又請求項2に記載した構成を付加すること
によって、複数の鋳物砂型に対して連続して注湯するこ
とが可能となり、作業能率を一層高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の一例を示す正面図であ
る。
【図2】その平面図である。
【図3】その計量具と傾動具とを例示する正面図であ
る。
【図4】その傾動具を示す側面図である。
【図5】そのX−X線断面である。
【図6】その傾動具の作用を示す側面図である。
【図7】注湯作用を鋳物砂型とともに示す平面図であ
る。
【図8】傾動具の作用及び給湯量を時間とともに示すグ
ラフである。
【符号の説明】
2 取鍋 3 受具 4 車体本体 5 昇降具 6 傾動具 7 取鍋昇降傾動装置 9 計量具 10 注湯口 11 制御装置 13 鋳物砂型 M 溶湯 S1 傾動指示ステップ S2 給湯指示ステップ S3 復帰指示ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 智文 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日 本輸送機株式会社内 (72)発明者 大池 純造 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日 本輸送機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳造品成形用の溶湯が注填されかつ注湯口
    を有する取鍋を取付けうる受具を具えた自走可能な鋳造
    用溶湯の運搬車であって、 車体本体に、昇降具と、前記受具と、昇降具に取付けら
    れかつ前記受具を支持してこの受具を傾け前記取鍋の注
    湯口より注湯させる傾動具を有する取鍋昇降傾動装置を
    配し、 かつこの取鍋傾動装置に取鍋中の溶湯を計量しうる計量
    具を配しかつ前記傾動具の傾動を制御しうる制御装置を
    配置するとともに、 この制御装置は、傾動具を緩速度で傾けるとともに開始
    後において小時間維持される緩速度信号と、緩速度より
    も高速の1以上の段階速度で傾動具を傾ける複数の速度
    信号とを順次高速信号側に移動して発生する傾動指示ス
    テップと、傾動具の傾動状態を保持することにより、給
    湯を持続させる給湯指示ステップと、計量具により計測
    された給湯量が予期値に達したことを確認のうえ傾動具
    を戻す復帰指示ステップとを含むプログラムを有するこ
    とを特徴とする鋳造用溶湯の運搬車。
  2. 【請求項2】前記取鍋は、複数個の鋳造用砂型に対して
    供給しうる溶湯が注填されるとともに、制御装置は、各
    鋳造用砂型に順次注湯可能なプログラムを具えたことを
    特徴とする請求項1記載の鋳造用溶湯の運搬車。
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