JPH09275671A - ペイジャー用振動アクチュエータ - Google Patents

ペイジャー用振動アクチュエータ

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JPH09275671A
JPH09275671A JP8082173A JP8217396A JPH09275671A JP H09275671 A JPH09275671 A JP H09275671A JP 8082173 A JP8082173 A JP 8082173A JP 8217396 A JP8217396 A JP 8217396A JP H09275671 A JPH09275671 A JP H09275671A
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JP
Japan
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vibration
vibrating body
collision
damper
bobbin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8082173A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suyama
英夫 陶山
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EE C II TEC KK
Original Assignee
EE C II TEC KK
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Filing date
Publication date
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Priority to TW89113319A priority patent/TW417348B/zh
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペイジャー用振動アクチュエータとして、振
動発生効率をよくすると同時に、振動体を強度の大きい
構造にし、扁平な形状を得る。 【解決手段】ボイスコイル型の電気音響変換器の振動体
を、ボビンとダンパで構成し、高強度の組立容易な構造
にする。そして振動する部分を低い周波数で振動させて
固定した部分に衝突させ、衝突時の振動を外部振動とし
て取りだす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電話機等に
内装され、信号着信時の呼び出しを振動によって知らし
めるために利用するものであり、特に小型で軽量にする
目的で用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来のペイジャー用振動アクチュエータ
は、ペイジャー用振動モーターや振動発生アクチュエー
タとも称せられ、小型で薄く、低消費電力で振動を発生
でき、安価であることが必要である。しかし、従来から
使用されているペイジャー用振動アクチュエータは、比
較的大きい質量を回転させるために起動電力消費が大き
い。さらに回転させる構成のために部品点数が多くなっ
たり、信頼性や精度管理に問題がある。直流電流を用い
る理由で電流切り替え用の刷子を持つため、回転に際し
て動作不良を起こすこともあり、また小型、扁平化にも
限界を有する。
【0003】図5は従来最も普通に使用されているペイ
ジャー用振動モーターを示すものである。円筒形のコア
レスロータで構成された駆動モータ22で駆動されるシ
ャフト23を介してカウンタウェイト24が回転し、振
れ回り振動を発生させる。駆動モータ22は曲面形状の
永久磁石、円筒形状のコアレスロータで形成され、また
回転駆動力を得るには複数の磁極を形成する必要があ
り、細い径の駆動モータ22を実現するためには精度管
理や製作コストで限界がある。さらに、振動モードの方
向が全方向的であるため、コアレスロータに印加した駆
動電流が外部への振動エネルギー伝搬として有効に利用
することにも限界がある。
【0004】図6は従来の扁平形コアレスロータで構成
されたペイジャー用振動モータ25の内部を示す斜視図
である。回転軸28に重心を偏心させた円板状の巻線コ
イル26を設け、薄板状の永久磁石27との間で回転駆
動力を発生させる。駆動電流は刷子29から供給され
る。円筒型のものと異なり、カウンタウェイトのかわり
に、重心を偏心させた巻線コイル26を利用している。
回転の際に振動が発生する。また20mm以下の外径で
数mm以下の扁平な形状にすることは難しい。そして、
これも全方向的な振動モードをとるため、駆動電流を振
動エネルギーに有効利用できる限界もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のペイジャー用振
動アクチュエータでは振動を発生させることはできる
が、外部振動エネルギーに変換する効率が必ずしも良く
ない。また起動電力を必ずしも小さくできず、外形寸法
を小さくするにはかなり無理がある。低コストにするに
も限界があり、また回転動作不良も起きやすいものもあ
った。
【0006】本発明は駆動電流を有効に振動エネルギー
に変換できるペイジャー用振動アクチュエータを得るこ
とを目的とし、低いコストで作りやすく、小型で扁平化
しやすく、動作不良の少ないペイジャー用振動アクチュ
エータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のペイジャー用振動アクチュエータにおいて
は、従来は音声発生に使用されるムービングコイル型の
電気音響変換器の上下に振動する振動体を、近接して固
定した部分に衝突させ外部に振動を発生させる。
【0008】また、電気音響変換装置の振動体に近接し
て、樹脂材料で成形された衝突部を設け電気音響変換器
の外枠に固定する。
【0009】また、衝突部を円環状に形成して、ムービ
ングコイル型のコイルの径とほぼ同じ大きさにし、振動
体の衝突を構造強度の強い部分で分散させる。
【0010】また、ボビンと上下に可動変位するダンパ
を接着した振動体を設け、ダンパとの接着部分は円環状
の平坦部にする。
【0011】そして、円環状平坦部やボビンを樹脂で一
体成形し、円環状平坦部の外径をボビンの径よりも大き
い径にする。
【0012】さらに、ダンパをボビンの内側に設け、磁
石の上のプレートに固定した接着固定部に接着して全体
の外径を小さくする。
【0013】円環状の衝突部は金属板で成形した凸部を
用いてもよい。この金属板のキャップには複数の孔を設
けてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例をもと
に図面を参照して説明する。図1は本発明によるペイジ
ャー用振動アクチュエータの実施例を示すもので、通常
は音声を発生するムービングコイル型の電気音響変換器
の駆動原理を用いている。振動体1はダンパ7とその連
続した部分、さらに接着されたボビン9とコイル3で形
成される。振動体1の中心位置と上下の位置を支持する
ため、上下方向に比較的柔らかく変位できるダンパ7が
用いられ、支持枠11で支持される。また複数回導体細
線を巻いた円筒状のコイル3はボビン9の外周に形成さ
れる。ボビン9は、円環状平坦部8とともに樹脂の一体
成形で連続した構造体として形成すると簡単であるが、
他の材料で成形してもよい。
【0015】磁気回路は、柱状で厚さ方向に着磁された
永久磁石4の片方の磁極に円板状磁性体のプレート6を
接着し、他方の磁極には成形加工された磁性板のヨーク
5を接着して構成される。ヨーク5とプレート6の間に
はコイル3やボビン9が上下に動く円環状のギャップが
形成され、磁束密度の大きい空間になる。
【0016】振動体1は衝突部2からわずかに離れた位
置にダンパ7で支持され、比較的に低い周波数で駆動さ
れる場合は、振動体1の変位が大きくなるため衝突部2
に衝突する。衝突部2に衝突する円環状平坦部8は構造
的に丈夫で平均的に衝突する。衝突で生じた振動は支持
梁12を伝わり、外周部10からさらに外部に伝搬して
いく。振動体1やダンパ7が低い周波数で振動するとき
の空気の背圧を上げないために、ヨーク5には複数の孔
13が設けられる。断面構造は図2で示される。
【0017】着信信号を振動で知らせる場合には、数百
ヘルツ以下の低い周波数で振動体1を駆動し、衝突部2
との衝突振動を外部に伝える。この時の振動方向は上下
方向のみで、効率的に振動エネルギーを外部に取り出す
ことができる。
【0018】また、振動体1のボビン9と一体化した円
環状平坦部8の内側のダンパ7の連続した部分を設けな
い構成にしてもよい。このようにすると、振動による音
声はほとんど発生しないが、背圧変化による振動抑制が
ほとんどなくなり、大きな振動変位がとれる。
【0019】また、ダンパ7を空気透過性のある材料
で、あるいは孔を一部設けて成形することによって、振
動体1の振動による背圧変化が生じにくく、振動抑制が
ほとんどなくなる。
【0020】円環状平坦部8の外周の径をボビン9の径
よりも少し大きくし、ダンパ7との接着を安定した強度
の大きいものにし、またコイル3を巻く位置決めを容易
にする。
【0021】図3は衝突させる部分を金属キャップ15
で構成する実施例を示すものである。ボビン9とほぼ同
じ径で円環状の凸部の衝突部14を成形する。金属の厚
さは薄くできるため、全体をより扁平化することができ
る。必要なら、複数の孔16を設けてもよい。
【0022】また、図4の他の実施例で示すように、コ
イル3とボビン9と、ボビン9の内側に設けたダンパ1
9とで構成する振動体を、プレート6の中央部に固定し
た接着固定部18に接着することにより、ヨーク17や
金属キャップ21の径を小さくでき、結果、全体の外径
を小さくすることが容易になる。他の実施例の場合と同
様に、コイル3に流れる駆動電流によるボビン9の振動
で、上部の円環状平坦部8が凸部成形された衝突部20
に衝突し、外部振動の伝搬として取りだすことができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】振動体は上下方向のみに動き、比較的に薄
く、しない易い樹脂や金属板に衝突し、振動エネルギー
を効果的に伝搬させることができ、振動エネルギーを有
効に取りだすことができる。また、起動電力も比較的小
さいため、電力消費を少なくすることができる。
【0025】さらに、ボビンや円環状平坦部を樹脂など
の一体成形で連続構造体として形成され構造強度を上げ
ることができるため、低コスト、信頼性を確保しやす
い。
【0026】また、磁石、ヨークやプレートは薄いもの
でよいため、4mmほどの薄い外形寸法にすることがで
きる。外周の径は、実施例の1つの図4で示すような構
成では12mmほどの小さいものにすることが可能であ
る。
【0027】また、磁石は磁極が曲面形状でなく簡単な
円柱状で、コイルも位置決めが容易で、円筒状に同一方
向に巻くことでよい。ヨークやプレートさらには衝突部
の金属キャップもプレス加工で作られ、組立が簡単で、
精度管理も比較的簡単である。
【0028】さらに、従来あったような回転する部分が
ないため、刷子や軸受け部分がなく、全体の部品数が少
なくて済む。また電気接点の位置によって回転起動しな
いような欠点はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペイジャー用振動アクチュエータの一
部切り欠け斜視図である。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【図3】他の実施例の断面図である。
【図4】他の実施例の断面図である。
【図5】従来の円筒形のペイジャー用振動モータの斜視
図である。
【図6】従来の扁平形のペイジャー用振動モータの内部
の斜視図である。
【符号の説明】
1 振動体 2、14、20 衝突部 3 コイル 4 磁石 5、17 ヨーク 6 プレート 7 ダンパ 8 円環状平坦部 9 ボビン 10 外周部 11 支持枠 12 支持梁 15、21 金属キャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石とコイルで磁気回路を形成し、上
    下に可動な振動体からなる電気音響変換器において、コ
    イルを巻くボビンとダンパを接着した前記振動体を、低
    周波電気信号入力で円環状の衝突部に衝突させることに
    より、外部に振動を発生させることを特徴とするペイジ
    ャー用振動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】ボビンの上部に円環状平坦部を設け、前記
    円環状平坦部にダンパを接着した請求項1記載のペイジ
    ャー用振動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】ダンパをボビン内側の中央部で、磁気回路
    の上部に接着固定した請求項1、2記載のペイジャー用
    振動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】空気透過性を有するダンパを振動体の円環
    状平坦部に接着した請求項1、2又は3記載のペイジャ
    ー用振動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】ボビンの径とほぼ同じ径の円環状の凸部を
    成形した金属板キャップを振動体の前部に設けた請求項
    1、2、3又は4記載のペイジャー用振動アクチュエー
    タ。
JP8082173A 1996-02-20 1996-04-04 ペイジャー用振動アクチュエータ Withdrawn JPH09275671A (ja)

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JP8082173A JPH09275671A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ペイジャー用振動アクチュエータ
TW89113319A TW417348B (en) 1996-02-20 1997-02-19 Vibration driver of pager
TW86101983A TW405293B (en) 1996-02-20 1997-02-19 Vibration driving device for a pager

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JP8082173A JPH09275671A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ペイジャー用振動アクチュエータ

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JPH09275671A true JPH09275671A (ja) 1997-10-21

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ID=13767050

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JP8082173A Withdrawn JPH09275671A (ja) 1996-02-20 1996-04-04 ペイジャー用振動アクチュエータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999039843A1 (fr) * 1998-02-06 1999-08-12 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Actionneur electromagnetique et structure de support destinee a ce dernier
EP3748823A1 (en) * 2019-06-07 2020-12-09 Minebea Mitsumi Inc. Vibration actuator and electronic device

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701