JPH09275427A - ジッタ抑圧回路 - Google Patents

ジッタ抑圧回路

Info

Publication number
JPH09275427A
JPH09275427A JP8082609A JP8260996A JPH09275427A JP H09275427 A JPH09275427 A JP H09275427A JP 8082609 A JP8082609 A JP 8082609A JP 8260996 A JP8260996 A JP 8260996A JP H09275427 A JPH09275427 A JP H09275427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
jitter
signal point
phase difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8082609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3636397B2 (ja
Inventor
Takanori Iwamatsu
隆則 岩松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP08260996A priority Critical patent/JP3636397B2/ja
Priority to US08/715,023 priority patent/US5956374A/en
Publication of JPH09275427A publication Critical patent/JPH09275427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3636397B2 publication Critical patent/JP3636397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0054Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition
    • H04L7/0062Detection of the synchronisation error by features other than the received signal transition detection of error based on data decision error, e.g. Mueller type detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/3818Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation, i.e. using one or more nominally phase synchronous carriers
    • H04L27/3827Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation, i.e. using one or more nominally phase synchronous carriers in which the carrier is recovered using only the demodulated baseband signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重無線装置やCATV等に使用される多値
直交振幅変調方式の変調装置または復調装置で発生する
ジッタを抑圧するジッタ抑圧回路に関し、ジッタ量が増
大してもジッタを正確に抑圧することを課題とする。 【解決手段】 位相差検出手段1が、ジッタを含むI相
信号およびQ相信号を基に、当該I相信号およびQ相信
号が表す信号点を求め、当該信号点と、当該信号点に最
も近い理想信号点との位相差を検出する。判定手段2
が、上記の理想信号点が所定の信号点群に属している信
号点であるか否かを判定する。判定手段2の判定結果が
肯定であるときに、位相補正手段3が、位相差検出手段
1で検出された位相差に基づいて、上記のジッタを含む
I相信号およびQ相信号が表す信号点の位相補正を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジッタ抑圧回路に
関し、特に、多重無線装置やCATV等に使用される多
値直交振幅変調(QAM)方式の変調装置または復調装
置で発生するジッタを抑圧するジッタ抑圧回路に関す
る。
【0002】多重無線装置やCATV等に使用される多
値直交振幅変調方式の送信装置や受信装置を小型化、低
コスト化したいという要求がある。特に、周波数変換部
において小型化、低コスト化を実現した場合、局部発振
器の発振周波数精度が低下する場合が多く、これにより
搬送波の劣化が発生する。この搬送波の劣化は、キャリ
アジッタ(以下、単にジッタと呼ぶ)と呼ばれ、搬送波
が時間的に変動するものである。このジッタは、回線品
質を低下させる原因となり、QAMの多値数が増大する
程、影響が大きい。本発明は、ジッタを抑圧するジッタ
抑圧回路に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のジッタ抑圧回路として、例えば図
13に示すような復調回路に適用した回路がある。図
中、復調回路では、ミキサ部(MIX)11が、変調波
(DEM)に対して直交検波を行い、I相信号およびQ
相信号をロールオフフィルタ12,13へそれぞれ出力
する。ロールオフフィルタ12,13は、I相信号およ
びQ相信号の波形成形をそれぞれ行う。搬送波再生制御
部(CR/CONT)14は、波形成形されたI相信号
およびQ相信号を基に、再生搬送波の位相誤差を検出
し、ローパスフィルタ15がその位相誤差から低周波成
分を抽出して電圧制御発振器16へ送る。電圧制御発振
器16は、ローパスフィルタ15の出力に応じた周波数
の搬送波を再生し、ミキサ部11へ供給する。
【0004】ジッタ抑圧回路では、制御部(CONT)
17が、復調回路から送られたジッタを含むI相信号お
よびQ相信号を基に、これらのI相信号およびQ相信号
が表す信号点を求め、この信号点と、この信号点に最も
近い本来の信号点(理想信号点)との位相差θを検出す
る。積分器18は、制御部17で検出された位相差θの
時間積分を行って、ノイズ成分を取り除き、位相差Θと
して移相器21へ送る。
【0005】移相器21の前には所定時間の遅延を行う
遅延器19,20が設けられ、復調回路から送られたジ
ッタを含むI相信号およびQ相信号に対して所定時間の
遅延が行なわれる。その上で、移相器21が、積分器1
8から出力された位相差Θだけ、I相信号およびQ相信
号が表す信号点の位相に対して位相補正を行う。この位
相補正がジッタの抑圧となる。
【0006】この位相補正として、移相器21では、下
記式(1a),(1b)の演算を行う。
【0007】
【数1】 I0 =II × cosΘ−QI × sinΘ ・・・(1a) Q0 =QI × cosΘ+II × sinΘ ・・・(1b) ここで、II ,QI は、移相器21へ入力されるジッタ
抑圧前のI相信号およびQ相信号を示し、I0 ,Q
0 は、移相器21から出力されたジッタ抑圧後のI相信
号およびQ相信号を示す。
【0008】図14に、上記演算をハードウェアで実現
する場合の移相器21の内部構成を示す。図中、ROM
30は、アドレスΘのデータ格納場所に、データ cosΘ
および sinΘを格納するメモリであり、積分器18から
位相差Θを受けると、そのΘに応じた cosΘおよび sin
Θを出力する。データ cosΘは乗算器31,34へ送ら
れ、データ sinΘは乗算器33,36へ送られる。移相
器21へ入力されたジッタ抑圧前のI相信号(II
は、乗算器31,36へ送られ、移相器21へ入力され
たジッタ抑圧前のQ相信号(QI )は、乗算器34,3
3へ送られる。そして、乗算器31の積値は減算器32
へ送られ、乗算器33の積値も減算器32へ送られ、減
算器32は、乗算器31からの積値から、乗算器33か
らの積値を減算して差を求め、ジッタ抑圧後のI相信号
(I0 )として出力する。同様に、乗算器34の積値は
加算器35へ送られ、乗算器36の積値も加算器35へ
送られ、加算器35は、両積値の和を求め、ジッタ抑圧
後のQ相信号(Q0 )として出力する。
【0009】図15(A)は制御部17の内部構成を示
す。すなわち、制御部17はROM37で構成され、R
OM37では、復調回路から送られたジッタを含むI相
信号およびQ相信号に対応する2次元のアドレスのデー
タ格納場所に、これらのアドレスの値に対応する信号点
と、この信号点に最も近い本来の信号点(理想信号点)
との位相差θのデータが格納されている。
【0010】なお、制御部17を演算装置で構成し、下
記式(2)に基づき位相差θを算出するようにしてもよ
い。
【0011】
【数2】 θ= tan-1(Q/I)− tan-1(Q’/I’) ・・・(2) ここで、Q,Iは、復調回路から送られたジッタを含む
I相信号およびQ相信号を示し、Q’,I’は、これら
のジッタを含むI相信号およびQ相信号が表す信号点に
最も近い本来の信号点(理想信号点)を表すI相信号お
よびQ相信号である。
【0012】図15(B)は積分器18の内部構成を示
す。すなわち、積分器18は、加算器38とフリップフ
ロップ(FF)39とから成るアキュムレータであり、
1シンボル前の演算結果に、新たに入力した位相差θを
順次加算する。かくして、制御部17から送られた位相
差θを積分して位相差Θとして移相器21へ出力する。
【0013】このように、ジッタ抑圧回路は、移相器2
1の前側で検出した位相差Θに従って移相器21を作動
させるフィードフォワード制御であるので、ジッタのよ
うな時間変動が高速なものに追従が可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ここで、この従来の復
調回路が、図16に示すような64QAMの信号を扱っ
ていると仮定する。そして、本来、信号点位置P1にあ
るべき信号点が、ジッタのために信号点位置P2にあっ
たとする。その場合、ジッタ抑圧回路では、信号点位置
P2に最も近い理想信号点の信号点位置P1を探し、そ
の理想信号点位置P1からの位相差θ1を検出するよう
にする。そして、この位相差θ1を基にしてジッタの抑
圧が行われ、信号点位置P2が理想信号点の信号点位置
P1に移動される。
【0015】しかし、ジッタが大きくなって、本来、信
号点位置P1にあるべき信号点が信号点位置P3に位置
した場合には、他の理想信号点の信号点位置P4が、信
号点位置P3に最も近くなり、そのため、本来ならば位
相差θ2が検出されるべきところを、ジッタ抑圧回路
は、理想信号点の信号点位置P4からの位相差θ3を検
出してしまい、この位相差θ3を基にしてジッタの抑圧
が行われる。そのため、ジッタが減少するどころか、か
えってジッタが増大してしまうとともに、ビットエラー
を招いてしまうという問題点があった。
【0016】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ジッタ量が増大してもジッタの正確な抑圧を
可能にしたジッタ抑圧回路を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、ジッタを含むI相信
号およびQ相信号を基に、当該I相信号およびQ相信号
が表す信号点を求め、当該信号点と、当該信号点に最も
近い理想信号点との位相差を検出する位相差検出手段1
と、上記の理想信号点が所定の信号点群に属している信
号点であるか否かを判定する判定手段2と、判定手段2
の判定結果が肯定であるときに、位相差検出手段1で検
出された位相差に基づいて、上記のジッタを含むI相信
号およびQ相信号が表す信号点の位相補正を行う位相補
正手段3とを有することを特徴とするジッタ抑圧回路が
提供される。
【0018】以上のような構成において、まず、位相差
検出手段1が、入力されたジッタを含むI相信号および
Q相信号を基に、当該I相信号およびQ相信号が表す信
号点を求め、当該信号点と、当該信号点に最も近い理想
信号点との位相差を検出する。一方、判定手段2が、上
記の理想信号点が所定の信号点群に属している信号点で
あるか否かを判定する。すなわち、信号点配置の直交座
標において、振幅が同一で、互いの位相差が大きい理想
信号点グループを、所定の信号点群に設定する。そし
て、今回入力のI相信号およびQ相信号が表す信号点に
最も近い理想信号点が、こうした所定の信号点群に属し
ている場合には、判定手段2は、判定結果が肯定である
旨を位相補正手段3へ知らせる。判定結果が肯定である
場合、隣接理想信号点どうしが比較的離れているので、
今回入力のI相信号およびQ相信号が表す信号点にジッ
タが含まれていても、隣接の理想信号点と誤認される可
能性が比較的低く、したがって、検出されたジッタは正
しい値を示していると判断される。
【0019】そこで、判定結果が肯定である場合には、
位相補正手段3が、位相差検出手段1で検出された位相
差に基づいて、上記のジッタを含むI相信号およびQ相
信号が表す信号点の位相補正を行う。もし、判定結果が
否定である場合には、位相差検出手段1で検出された位
相差は、隣接の理想信号点との位相差である可能性があ
るので、位相補正手段3は、この位相差検出手段1で検
出された位相差を位相補正に使用しないようにし、例え
ば、判定結果が以前に肯定であったときに検出された位
相差をそのまま位相補正に使用する。
【0020】かくして、ジッタ量が増大してもジッタの
正確な抑圧が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明のジッタ抑圧回路の
第1の実施の形態の原理構成を、図1を参照して説明す
る。第1の実施の形態は、ジッタを含むI相信号および
Q相信号を基に、当該I相信号およびQ相信号が表す信
号点を求め、当該信号点と、当該信号点に最も近い理想
信号点との位相差を検出する位相差検出手段1と、上記
の理想信号点が所定の信号点群に属している信号点であ
るか否かを判定する判定手段2と、判定手段2の判定結
果が肯定であるときに、位相差検出手段1で検出された
位相差に基づいて、上記のジッタを含むI相信号および
Q相信号が表す信号点の位相補正を行う位相補正手段3
とから構成される。
【0022】つぎに、こうした第1の実施の形態の詳し
い構成を図2を参照して説明する。なお、図1に示す構
成と図2に示す構成との対応関係については、この詳し
い構成の説明の後に記述する。
【0023】図2は、第1の実施の形態のジッタ抑圧回
路を含む受信装置の復調部を示すブロック図である。図
2に示す構成は、図13に示した構成と基本的に同じ部
分を持つので、そうした同一部分には同一の参照符号を
付して説明を省略する。
【0024】第1の実施の形態では、ジッタ抑圧回路に
制御部41が設けられる。制御部41には復調回路から
I相信号およびQ相信号が入力され、また、制御部41
は、ROM41aと、フリップフロップ(FF)41b
と、信号点判定部41cとから構成される。ROM41
aでは、復調回路から送られたジッタを含むI相信号お
よびQ相信号に対応する2次元のアドレスのデータ格納
場所に、これらのアドレスの値に対応する信号点と、こ
の信号点に最も近い本来の信号点(理想信号点)との位
相差θのデータが格納されている。フリップフロップ4
1bは、信号点判定部41cから後述の更新信号が送ら
れると、ROM41aから今回出力されたデータを、前
回までに保持していたデータの代わりに保持するととも
に、この新たに保持したデータを積分器18へ出力す
る。一方、信号点判定部41cから後述のホールド信号
が送られると、前回までに保持していたデータをそのま
ま保持し続けるとともに、そのデータを積分器18へ出
力する。この場合、フリップフロップ41bは、ROM
41aから今回出力されたデータを無視する。
【0025】信号点判定部41cはROMで構成され、
ROMでは、復調回路から送られたジッタを含むI相信
号およびQ相信号に対応する2次元のアドレスのデータ
格納場所に、これらのアドレスの値に対応する信号点に
最も近い理想信号点が、所定の信号点群に属している場
合に出力される更新信号、および属していない場合に出
力されるホールド信号が格納されている。なお、信号点
判定部41cは論理回路で構成してもよい。
【0026】すなわち、信号点配置の直交座標におい
て、振幅が同一で、互いの位相差が大きい理想信号点グ
ループを、所定の信号点群に設定する。例えば、図3に
示すように、64QAMの信号点配置の直交座標におい
て、最大振幅の4つの信号点は、ジッタによって最大4
5°まで位相がずれたとしても同一振幅の隣接信号点と
誤認される虞はない。したがって、こうした信号点群に
属する理想信号に対応する信号点において検出されたジ
ッタは、正しく検出されたジッタである確率が高いの
で、更新信号を出力し、この検出ジッタに基づいてジッ
タ抑圧を行おうとするものである。なお、こうした所定
の信号点群に属さない理想信号に対応する信号点におい
て検出されたジッタは、正しく検出されていないジッタ
である可能性があるので、この検出ジッタを捨ててしま
い、以前に正しく検出されたジッタを代用してジッタ抑
圧を行おうとするものである。
【0027】具体的に、所定の信号点群を規定する方法
として、信号点配置の直交座標において、振幅による範
囲の設定を行い、その範囲内に存在することを以て、所
定の信号群を構成する信号点であるとする。図3の場
合、最大振幅の4つの信号点を特定するために、最大振
幅の4つの信号点と、2番目に大きい振幅の8つの信号
点とを分ける円C1を考え、この円C1の外側にあれ
ば、所定の信号点群に属する信号点であると判定する。
【0028】また、図4に示すように、2番目に大きい
振幅の8つの信号点を、所定の信号点群として設定して
もよい。この場合には、図3に示す所定の信号点群の場
合よりも信号点どうしが互いに接近しているので、図3
に示す所定の信号点群の場合に正しく検出可能なジッタ
程大きなジッタには対応できない。しかし、図4に示す
所定の信号点群の場合には、8/64の頻度でジッタ抑
圧ができる(図3に示す所定の信号点群の場合には、ジ
ッタ抑圧は4/64の頻度で行われる)。なお、これら
の2番目に大きい振幅の8つの信号点を特定するため
に、2番目に大きい振幅の8つの信号点と、3番目に大
きい振幅の8つの信号点とを分ける円C2を考え、この
円C2の外側にあり、かつ円C1の内側にあれば、所定
の信号点群に属する信号点であると判定する。
【0029】また、図5に示すように、最も小さい振幅
の4つの信号点を、所定の信号点群として設定してもよ
い。この場合には、図3に示す所定の信号点群の場合と
同じ精度でジッタ検出ができる。なお、これらの最小振
幅の4つの信号点を特定するために、最小振幅の4つの
信号点と、2番目に小さい振幅の8つの信号点とを分け
る円C3を考え、この円C3の内側にあれば、所定の信
号点群に属する信号点であると判定する。
【0030】さらに、図3〜図5に示す各信号点を組み
合わせて、所定の信号点群とするようにしてもよい。な
お、フリップフロップ41bは、信号点判定部41cか
らホールド信号が送られると、前回までに保持していた
データをそのまま保持し続けるとともに、そのデータを
積分器18へ出力するようにしている。これに代わっ
て、信号点判定部41cからホールド信号が送られる
と、フリップフロップ41bは、位相差値「0」を積分
器18へ出力するようにしてもよい。この場合、積分器
18の特性を調整することにより、前回データを保持し
続ける場合と同等の結果を得ることができる。
【0031】ここで、図1に示した構成と図2に示す構
成との対応関係を説明する。すなわち、図1に示した位
相差検出手段1は、図2に示すROM41aに対応し、
図1に示した判定手段2は、図2に示す信号点判定部4
1cに対応し、図1に示した位相補正手段3は、図2に
示す移相器21に対応する。
【0032】なお、積分器18の構成は図15(B)に
示す通りであるが、これに代わって、図6および図7に
示すような構成にすることもできる。図6は、積分器の
別の構成を示すブロック図である。すなわち、n個のフ
リップフロップ(FF)43a〜43mからなるシフト
レジスタ43に、制御部41で検出された位相差θが入
力され、信号点の入力毎にシフトが行われる。加算器4
4は、フリップフロップ43aの入力データおよび各フ
リップフロップ43a〜43mの各出力データの合計n
個のデータの合算を行い、除算器45がその合算値をn
で除算して位相差θの平均値を求め、位相差Θとして移
相器21へ出力する。なお、この場合、遅延器19,2
0に、n個の信号点入力に要する時間Tnよりも小さい
時間Tn1を遅延時間としてそれぞれ設定する。
【0033】したがって、もし、Tn1をTn/2に設
定するならば、移相器21では、ある信号点の位相補正
を、その信号点を中心として前後にn/2個づつ入力さ
れた合計n個の信号点を基に検出されたn個の位相差θ
の平均値により行うことになる。もし、Tn1をTn/
2よりも大きく設定するならば、移相器21では、ある
信号点の位相補正を、その信号点よりも後から入力され
た信号点を重点にして得られた比較的新しい位相差θを
基にした平均値により行うことになる。すなわち、図1
5(B)に示す積分器を使用する場合にくらべ、図6に
示す積分器を使用する場合には、移相器21を、任意の
時期に検出されたジッタによって動作させることが可能
となり、とりわけ、現在発生しているジッタに即応させ
ることが可能となる。
【0034】図7は、図6に示す積分器と同じ機能を実
現する別の構成を示すブロック図である。すなわち、図
15(B)に示す加算器38およびフリップフロップ3
9とそれぞれ同じ構成の加算器46およびフリップフロ
ップ47を設ける他に、n段シフトレジスタ48、減算
器49、および除算器50を設ける。つまり、n段シフ
トレジスタ48および減算器49により、加算器46の
出力値からn個入力前の信号点の位相差を減算する。し
たがって、除算器50には、常時n個の信号点について
の位相差の合算値が入力されることになり、除算器50
はこの合算値をnで除算する。この結果、図6で示した
積分器と同様に、n個の信号点の位相差θの平均値が、
位相差Θとして移相器21へ出力される。
【0035】この図7に示す積分器を使用する場合に
も、遅延器19,20に、n個の信号点入力に要する時
間Tnよりも小さい時間Tn1を遅延時間としてそれぞ
れ設定する。
【0036】なおまた、移相器21の構成は図14に示
す通りであるが、これに代わって、図8に示すような構
成にすることもできる。すなわち、一般にジッタ(位相
差Θ)の大きさは、10°〜20°を上限とするもので
あり、比較的小さい値である。特に、QAMが多値にな
ればなるほど、小さくなると思われる。位相差Θが小さ
く、Θを弧度法で表示した場合には、 cosΘ=1, sinΘ
=Θがほぼ成立するので、前述の数式(1a),(1
b)は次式(3a),(3b)のように変換できる。
【0037】
【数3】 I0 =II −QI ×Θ ・・・(3a) Q0 =QI +II ×Θ ・・・(3b) 図8に示す移相器は、こうした上記式(3a),(3
b)の演算を実現するハードウェアである。図中、乗算
器52が、I相信号(II )と積分器18から送られた
位相差Θとを乗算し、加算器53が、乗算器52の出力
値とQ相信号(Q I )とを加算して、位相補正後のQ相
信号(Q0 )として出力する。また、乗算器54が、Q
相信号(QI )と積分器18から送られた位相差Θとを
乗算し、減算器55が、I相信号(II )から乗算器5
4の出力値を減算して、位相補正後のI相信号(I0
として出力する。
【0038】この図8に示す移相器では、図14に示す
移相器に比べ、ROMを削減でき、また乗算器の数を半
減できる。つぎに、第2の実施の形態を説明する。
【0039】図9は、第2の実施の形態のジッタ抑圧回
路を含む受信装置の復調部を示すブロック図である。図
9に示す構成も、図13に示した構成と基本的に同じ部
分を持つので、そうした同一部分には同一の参照符号を
付して説明を省略する。
【0040】第2の実施の形態では、ジッタ抑圧回路に
制御部60が設けられる。制御部60は、移相器60a
とROM60bとから構成される。移相器60aは、移
相器21と全く同じ構成であるが、移相器60aには遅
延器を介さずにI相信号およびQ相信号が入力される。
ROM60bは、図15(A)のROM37と全く同じ
ものであり、ROM60bでは、I相信号およびQ相信
号に対応する2次元のアドレスのデータ格納場所に、こ
れらのアドレスの値に対応する信号点と、この信号点に
最も近い本来の信号点(理想信号点)との位相差θのデ
ータが格納されている。
【0041】すなわち、ジッタは突然大きな値になるの
ではなく、徐々に大きな値になるので、図10に示すよ
うに、位相差θが発生したら即刻、移相器60aにおい
てI,Q軸をθだけ回転させてI’,Q’軸により位相
差を吸収するようにする。このようにすると、ジッタが
大きくなり過ぎて、信号点が隣接理想信号点に近づき過
ぎることが防止される。そして、こうしたI,Q軸の即
刻回転分θを所定の時間に亘って積分しておき、移相器
21が、その所定の時間だけ遅延された信号点に対して
その積分値によってジッタ抑圧を行うようにする。
【0042】なお、第2の実施の形態の積分器18を、
図6または図7に示す積分器で構成するようにしてもよ
い。また、移相器21および移相器60aを、図8に示
す移相器で構成するようにしてもよい。
【0043】つぎに、第3の実施の形態を説明する。図
11は、第3の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受信
装置の復調部を示すブロック図である。第3の実施の形
態の構成は、基本的に第2の実施の形態の構成と同じで
ある。そのため、同一部分には同一の参照符号を付して
その説明を省略する。
【0044】第3の実施の形態では、位相差Θが入力さ
れる移相器21の入力端にセレクタ61を設ける。セレ
クタ61には引き込みアラームまたはBER劣化情報が
送られる。引き込みアラームは、受信装置のフレーム同
期が取れていないときに発生される警報や、誤り訂正が
頻繁に行われるときに発生される警報である。またBE
R劣化情報は、ビットエラーレートが基準値以上になっ
たときに発生される警報である。いずれのアラームも、
初期状態のために正常な受信ができないときに、または
ノイズ等の影響により正常な受信ができないときに発生
されるものであり、こうしたアラームが入力されたジッ
タ抑圧回路は、ジッタ抑圧をすること自体に意味がな
い。そこで、こうしたアラームを受けている間、セレク
タ61は、積分器18から送られた位相差Θを移相器2
1へ送ることを停止し、単に位相差値「0」を送るよう
にする。
【0045】これにより、ジッタ抑圧回路の誤動作を防
止できる。なお、こうしたセレクタ61を、第1の実施
の形態に対して適用するようにしてもよい。
【0046】つぎに、第4の実施の形態を説明する。図
12は、第4の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受信
装置の復調部を示すブロック図である。第4の実施の形
態の構成は、基本的に第2の実施の形態の構成と同じで
ある。そのため、同一部分には同一の参照符号を付して
その説明を省略する。
【0047】第4の実施の形態では、位相差Θが出力さ
れる積分器18の出力端にリミッタ62を設ける。すな
わち、前述のように本来、ジッタは比較的小さい値をと
るものであるので、リミッタ62により位相差Θをある
範囲でリミットするようにする。これにより、ノイズ等
に起因して発生した大きな誤ったジッタに基づき、誤っ
たジッタ抑圧をしてしまうことを回避できる。このリミ
ッタ62のリミット値は、QAMの多値数やシステム構
成に依存して決定される。
【0048】なお、こうしたリミッタ62を、第1の実
施の形態に対して適用するようにしてもよい。またな
お、上述したいずれの実施の形態も、ジッタ抑圧回路を
含む受信装置の復調部であったが、本発明は、ジッタ抑
圧回路を含む送信装置の変調部に対しても適用可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、入力さ
れたジッタを含むI相信号およびQ相信号を基に、当該
I相信号およびQ相信号が表す信号点を求め、当該信号
点と、当該信号点に最も近い理想信号点との位相差を検
出する。一方、上記の理想信号点が所定の信号点群に属
している信号点であるか否かを判定する。この判定によ
り、今回入力のI相信号およびQ相信号が表す信号点に
ジッタが含まれていても、隣接の理想信号点と誤認され
る可能性が比較的低く、したがって、検出されたジッタ
が正しい値を示している確率が高いと分かる。こうした
場合だけ、検出された位相差に基づいて、上記のジッタ
を含むI相信号およびQ相信号が表す信号点の位相補正
を行う。
【0050】これにより、ジッタ量が増大してもジッタ
の正確な抑圧が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受信
装置の復調部を示すブロック図である。
【図3】信号点配置の直交座標において、第1の所定の
信号点群の範囲を示す図である。
【図4】信号点配置の直交座標において、第2の所定の
信号点群の範囲を示す図である。
【図5】信号点配置の直交座標において、第3の所定の
信号点群の範囲を示す図である。
【図6】積分器の別の構成を示すブロック図である。
【図7】積分器のさらに別の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】移相器の別の構成を示すブロック図である。
【図9】第2の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受信
装置の復調部を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態におけるI,Q軸回転を説
明する図である。
【図11】第3の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受
信装置の復調部を示すブロック図である。
【図12】第4の実施の形態のジッタ抑圧回路を含む受
信装置の復調部を示すブロック図である。
【図13】従来のジッタ抑圧回路を含む受信装置の復調
部を示すブロック図である。
【図14】従来のジッタ抑圧回路の移相器の構成を示す
図である。
【図15】(A)は従来のジッタ抑圧回路の制御部の構
成を示す図であり、(B)は従来のジッタ抑圧回路の積
分器の構成を示す図である。
【図16】信号点配置の直交座標において従来技術の課
題を説明する図である。
【符号の説明】
1 位相差検出手段 2 判定手段 3 位相補正手段

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値直交振幅変調方式の変調装置または
    復調装置で発生するジッタを抑圧するジッタ抑圧回路に
    おいて、 ジッタを含むI相信号およびQ相信号を基に、当該I相
    信号およびQ相信号が表す信号点を求め、当該信号点
    と、当該信号点に最も近い理想信号点との位相差を検出
    する位相差検出手段と、 前記理想信号点が所定の信号点群に属している信号点で
    あるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果が肯定であるときに、前記位相
    差検出手段で検出された位相差に基づいて、前記ジッタ
    を含むI相信号およびQ相信号が表す信号点の位相補正
    を行う位相補正手段と、 を有することを特徴とするジッタ抑圧回路。
  2. 【請求項2】 前記位相補正手段は、前記判定手段の判
    定結果が否定であるときには、前記判定手段の判定結果
    が以前に肯定であったときに前記位相差検出手段で検出
    された位相差に基づいて、前記ジッタを含むI相信号お
    よびQ相信号が表す信号点の位相補正を行うことを特徴
    とする請求項1記載のジッタ抑圧回路。
  3. 【請求項3】 前記位相補正手段は、前記判定手段の判
    定結果が否定であるときには、前記ジッタを含むI相信
    号およびQ相信号が表す信号点の位相補正を行わないこ
    とを特徴とする請求項1記載のジッタ抑圧回路。
  4. 【請求項4】 前記位相差検出手段が検出した位相差を
    積分する積分手段を、さらに有し、 前記位相補正手段は、前記ジッタを含むI相信号および
    Q相信号をそれぞれ所定時間遅延させる遅延手段を含
    み、 前記位相補正手段は、前記積分手段の出力値に基づき、
    前記ジッタを含むI相信号およびQ相信号が表す信号点
    の位相補正を行うことを特徴とする請求項1記載のジッ
    タ抑圧回路。
  5. 【請求項5】 前記積分手段は、 前記位相差検出手段が所定時間に亘って検出した所定数
    の位相差を合算する合算手段と、 前記合算手段の出力値を前記所定数で除算する除算手段
    と、 を含み、 前記遅延手段は、前記所定時間よりも小さい所定の遅延
    量を持つことを特徴とする請求項4記載のジッタ抑圧回
    路。
  6. 【請求項6】 前記所定の遅延量は前記所定時間の1/
    2であることを特徴とする請求項5記載のジッタ抑圧回
    路。
  7. 【請求項7】 前記合算手段は、 前記所定数の段数を持ち、前記位相差検出手段からの位
    相差が順次入力されるシフトレジスタと、 前記シフトレジスタの各段の記憶内容値を合算する加算
    器と、 を含むことを特徴とする請求項5記載のジッタ抑圧回
    路。
  8. 【請求項8】 前記合算手段は、 前記所定数の段数を持ち、前記位相差検出手段からの位
    相差が順次入力されるシフトレジスタと、 前記位相差検出手段から出力される位相差を順次加算す
    る加算手段と、 前記加算手段の出力値から、前記シフトレジスタの出力
    値を減算する減算器と、 を含むことを特徴とする請求項5記載のジッタ抑圧回
    路。
  9. 【請求項9】 前記所定の信号点群は、信号点配置の直
    交座標において、振幅が最大の信号点群であることを特
    徴とする請求項1記載のジッタ抑圧回路。
  10. 【請求項10】 前記所定の信号点群は、信号点配置の
    直交座標において、振幅が2番目に大きい信号点群であ
    ることを特徴とする請求項1記載のジッタ抑圧回路。
  11. 【請求項11】 前記所定の信号点群は、信号点配置の
    直交座標において振幅が最小の信号点群であることを特
    徴とする請求項1記載のジッタ抑圧回路。
  12. 【請求項12】 前記所定の信号点群は、信号点配置の
    直交座標において、所定の振幅値によって規定される領
    域に存在する信号点群であることを特徴とする請求項1
    記載のジッタ抑圧回路。
  13. 【請求項13】 前記位相補正手段は、 I相信号と前記位相差検出手段で検出された位相差とを
    乗算する第1の乗算器と、 前記第1の乗算器の出力とQ相信号とを加算して、位相
    補正後のQ相信号として出力する加算器と、 前記Q相信号と前記位相差検出手段で検出された位相差
    とを乗算する第2の乗算器と、 前記I相信号から前記第2の乗算器の出力を減算して、
    位相補正後のI相信号として出力する減算器と、 を含むことを特徴とする請求項1記載のジッタ抑圧回
    路。
  14. 【請求項14】 同期引き込み時または雑音発生時に、
    前記位相補正手段の位相補正動作を停止させる停止手段
    を、さらに有することを特徴とする請求項1記載のジッ
    タ抑圧回路。
  15. 【請求項15】 前記位相差検出手段が検出した位相差
    を積分する積分手段と、 前記積分手段の出力値が所定の範囲を越えるときには、
    当該所定の範囲の端値を前記位相補正手段へ送るリミッ
    ト手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載のジッタ
    抑圧回路。
  16. 【請求項16】 多値直交振幅変調方式の変調装置また
    は復調装置で発生するジッタを抑圧するジッタ抑圧回路
    において、 送られた所定の位相差に基づき、ジッタを含むI相信号
    およびQ相信号が表す信号点の位相補正を行う第1の位
    相補正手段と、 前記第1の位相補正手段から出力されるI相信号および
    Q相信号を基に、当該I相信号およびQ相信号が表す信
    号点を求め、当該信号点と、当該信号点に最も近い理想
    信号点との位相差を検出する位相差検出手段と、 前記位相差検出手段で検出された位相差を、前記第1の
    位相補正手段に前記所定の位相差として送る送信手段
    と、 前記ジッタを含むI相信号およびQ相信号をそれぞれ所
    定時間遅延させる遅延手段と、 前記位相差検出手段で検出された位相差に基づいて、前
    記遅延手段から出力されたI相信号およびQ相信号が表
    す信号点の位相補正を行う第2の位相補正手段と、 を有することを特徴とするジッタ抑圧回路。
  17. 【請求項17】 前記第1の位相補正手段および前記第
    2の位相補正手段はそれぞれ、 I相信号と前記位相差検出手段で検出された位相差とを
    乗算する第1の乗算器と、 前記第1の乗算器の出力とQ相信号とを加算して、位相
    補正後のQ相信号として出力する加算器と、 前記Q相信号と前記位相差検出手段で検出された位相差
    とを乗算する第2の乗算器と、 前記I相信号から前記第2の乗算器の出力を減算して、
    位相補正後のI相信号として出力する減算器と、 を含むことを特徴とする請求項16記載のジッタ抑圧回
    路。
  18. 【請求項18】 同期引き込み時または雑音発生時に、
    前記第2の位相補正手段の位相補正動作を停止させる停
    止手段を、さらに有することを特徴とする請求項16記
    載のジッタ抑圧回路。
  19. 【請求項19】 前記位相差検出手段が検出した位相差
    を積分する積分手段と、 前記積分手段の出力値が所定の範囲を越えるときには、
    当該所定の範囲の端値を前記第1位相補正手段および前
    記第2位相補正手段へ送るリミット手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項16記載のジッ
    タ抑圧回路。
JP08260996A 1996-04-04 1996-04-04 ジッタ抑圧回路 Expired - Fee Related JP3636397B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08260996A JP3636397B2 (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ジッタ抑圧回路
US08/715,023 US5956374A (en) 1996-04-04 1996-09-17 Jitter suppressing circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08260996A JP3636397B2 (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ジッタ抑圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09275427A true JPH09275427A (ja) 1997-10-21
JP3636397B2 JP3636397B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=13779227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08260996A Expired - Fee Related JP3636397B2 (ja) 1996-04-04 1996-04-04 ジッタ抑圧回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5956374A (ja)
JP (1) JP3636397B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121677A (ja) * 2004-09-28 2006-05-11 Micronas Gmbh 搬送波再生のための回路および方法
JP2008131511A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Fujitsu Ltd 受信同期制御装置、受信同期制御方法およびそのためのプログラム
JP2014045486A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Tektronix Inc 入力チャネルのs/n比評価方法及び試験測定装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6084930A (en) * 1998-09-16 2000-07-04 Credence Systems Corporation Triggered clock signal generator
US7805628B2 (en) * 2001-04-02 2010-09-28 Credence Systems Corporation High resolution clock signal generator
US7239431B2 (en) * 2001-04-04 2007-07-03 Agere Systems Inc. System and method for recovering primary channel operation in a facsimile receiver and facsimile machine incorporating the same
US7257377B2 (en) * 2003-02-18 2007-08-14 Qualcomm, Incorporated Systems and methods for improving channel estimation
DE102004048572A1 (de) * 2004-10-04 2006-04-13 Micronas Gmbh Verfahren sowie Schaltungsanordnung zur Unterdrückung einer orthogonalen Störung
US7424634B2 (en) * 2005-03-14 2008-09-09 Micron Technology, Inc. System and method for reducing jitter of signals coupled through adjacent signal lines
JP4878127B2 (ja) * 2005-06-10 2012-02-15 株式会社トプコン 時間差測定装置および距離測定装置並びに距離測定方法
US20080224750A1 (en) * 2007-03-13 2008-09-18 M/A-Com, Inc. Digital delay architecture

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115454A (en) * 1987-05-12 1992-05-19 Kucar Andy D Method and apparatus for carrier synchronization and data detection
US5400366A (en) * 1992-07-09 1995-03-21 Fujitsu Limited Quasi-synchronous detection and demodulation circuit and frequency discriminator used for the same
KR970009688B1 (ko) * 1994-10-19 1997-06-17 엘지정보통신 주식회사 지터 억압회로

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121677A (ja) * 2004-09-28 2006-05-11 Micronas Gmbh 搬送波再生のための回路および方法
JP2008131511A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Fujitsu Ltd 受信同期制御装置、受信同期制御方法およびそのためのプログラム
JP2014045486A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Tektronix Inc 入力チャネルのs/n比評価方法及び試験測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3636397B2 (ja) 2005-04-06
US5956374A (en) 1999-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5578601B2 (ja) 搬送波再生回路、復調回路および搬送波再生方法
US5661761A (en) Quasi-synchronous detection and demodulation circuit and frequency discriminator used for the same
US20070172001A1 (en) Demodulation circuit and demodulation method
US6731698B1 (en) Quadrature demodulation circuit capable for canceling offset
JP3636397B2 (ja) ジッタ抑圧回路
US6111921A (en) Estimator of error rate
US20070127599A1 (en) Apparatus and method for phase recovery and I/Q imbalance compensation in quadrature demodulating receiver
EP0763919B1 (en) QPSK demodulator with frequency and phase tracking
JPH08181732A (ja) 搬送波再生回路を含む受信器及びディジタル伝送システム
US6175591B1 (en) Radio receiving apparatus
US6477215B1 (en) Sampling control loop for a receiver for digitally transmitted signals
AU731886B2 (en) Digital demodulator
US6483883B1 (en) Automatic gain control type demodulation apparatus having single automatic gain control circuit
JP3029394B2 (ja) Fsk復調装置
US4498050A (en) Demodulation device for composite PSK-PSK modulated waves
JP2885052B2 (ja) 自動周波数制御装置
US7697637B2 (en) Demodulation circuit and demodulating method
JP3394788B2 (ja) 周波数弁別器
JPH09168039A (ja) 搬送波再生回路
EP0822689B1 (en) Carrier recovery in a PSK receiver
JP3088893B2 (ja) データ受信装置
US6587523B1 (en) Radio signal receiving apparatus and a method of radio signal reception
JP3394276B2 (ja) Afc回路
JPH0630072A (ja) 直交振幅変調波の搬送波再生回路
JPH07212423A (ja) データ受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees