JPH0927393A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0927393A
JPH0927393A JP20040695A JP20040695A JPH0927393A JP H0927393 A JPH0927393 A JP H0927393A JP 20040695 A JP20040695 A JP 20040695A JP 20040695 A JP20040695 A JP 20040695A JP H0927393 A JPH0927393 A JP H0927393A
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JP
Japan
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discharge lamp
voltage
resistor
detection unit
inverter
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Application number
JP20040695A
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English (en)
Inventor
Tomoo Shiraishi
知男 白石
Kenichi Takazumi
健一 高住
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SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電灯点灯装置の低コスト化及び小型化を図
る。 【構成】 インバータ回路20により生成された交流電
圧がコンデンサC1、チョークコイルLを介して放電灯
FLに印加される。放電灯FLのフィラメントf1、f
2の各他端間には共振用コンデンサC及び抵抗R4が接
続されている。チョークコイルLと放電灯FLのフィラ
メントf1との間の測定点Aには直流電源60から出力
された直流電圧が付与されており、この測定点Aの電圧
が分圧抵抗器40により検出される。分圧抵抗器40の
出力電圧は異常検出部70に導かれる。異常検出部70
によって、圧抵抗器40の出力電圧の平均値が求めら
れ、これに基づいて放電灯FLが未装着であるか又は寿
命末期であるか否かが判断され、この判断結果に応じて
インバータ制御部30の作動、非作動の制御が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光灯等を点灯させ
るインバータ式の放電灯点灯装置に係り、特に蛍光灯等
の未装着等を検出する機能を備えた放電灯点灯装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例として図4に示すような放
電灯点灯装置(特開昭64-84592号公報参照) がある。
【0003】図中INはインバータ回路であり、トラン
ジスタQ1、Q2がスイッチングすることにより、直流
電源Eにて生成された直流電圧を交流電圧に変換するよ
うになっている。なお、COは発振制御部、DC1、D
C2はドライブ回路、D1、D2はダイオードである。
【0004】インバータ回路INにて生成された交流電
圧は、直流阻止用コンデンサC1を介してチョークコイ
ルL、コンデンサC2からなる直列共振回路に入力され
る。コンデンサC2の両端には、放電灯FLのフィラメ
ントf1、f2の一端が接続されており、放電灯FLの
フィラメントf1、f2の他端間には、抵抗R1とコン
デンサC3からなるインピーダンス素子Zが接続されて
いる。
【0005】図中DTは抵抗R2、R3、交流カットフ
ィルタ用のコンデンサC4から構成された検出回路であ
って、チョークコイルLとコンデンサC2との間の電圧
を検出するようになっている。この検出電圧は発振制御
部C0に出力される。
【0006】発振制御部COは、トランジスタQ1、Q
2をスイッチングさせるための信号を生成する回路であ
る。発振制御部COには、検出回路DTの出力電圧に基
づいて無負荷を検出する機能を有している。即ち、検出
回路DTの出力電圧が0でないときは、放電灯FLが装
着されていると判定し、トランジスタQ1、Q2をスイ
ッチングさせる一方で、検出回路DTの出力電圧が0の
ときには、放電灯FLが未装着であると判定し、スイッ
チングを停止させるようになっている。
【0007】よって、電源が投入された状態で、放電灯
FLが取り外されると、インバータ回路INが自動的に
停止し、たとえ放電灯FLのソケットの金具等に手が触
れたとしても、感電しないようになっている。
【0008】第2の従来例として図5に示すような放電
灯点灯装置(昭和62年照明学会全国大会, 山田他「ハー
フブリッジインバータに於ける無負荷・ランプ寿命末期
検出に関する一検討」参照) がある。なお、図4に示す
装置と同様の部品は同一の符号を用いて表している。
【0009】ここでは、直流電源Eの出力側とコンデン
サC2との間にコンデンサC4が接続されており、放電
灯FLのフィラメントf1、f2の他端間には、常開型
のリレー接点である予熱スイッチSが接続されている。
検出回路DTはダイオードD3、抵抗R2、R3から構
成されており、コンデンサC2とコンデンサC4との間
の電圧を検出するようになっている。
【0010】発振制御部COには、検出回路DTの出力
電圧に基づいて無負荷を検出する機能だけでなく、予熱
タイマーTを動作させたり、放電灯FLの寿命末期を検
出する機能も有している。即ち、電源が投入された後、
検出回路DTの出力電圧が0でないとき、言い換える
と、放電灯FLが装着されていると判定したときには、
予熱タイマーTを動作させて、予熱スイッチSを約1秒
間オンにし、放電灯FLのフィラメントf1、f2を予
熱させる。その後、トランジスタQ1、Q2をスイッチ
ングさせて、放電灯FLを点灯させる。一方、放電灯F
Lが寿命末期になり、検出回路DTの出力電圧に特有の
変化が現れたときには、装着された放電灯FLが寿命末
期であると判定して、トランジスタQ1、Q2をスイッ
チングを制限し、放電灯FLの点灯を停止させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例による場合、回路構成上、直流電源Eから出力さ
れた直流電圧の約1.5倍もの高電圧がチョークコイル
Lに印加されることから、高耐圧の部品を用いる必要が
あり、コストが高くなるという欠点がある。のみなら
ず、チョークコイルLとこの周囲の部品との沿面距離を
大きくとる必要があり、小型化を図ることが困難になる
という欠点もある。
【0012】一方、第2の従来例による場合、予熱スイ
ッチSは数100V、1A程度の高圧の素子を必要とす
るだけでなく、予熱スイッチSを駆動するための絶縁さ
れた駆動回路が必要となり、第1の従来例と同様な欠点
がある。
【0013】本発明は上記した背景の下で創作されたも
のであり、その目的とするところは、低電圧のチョーク
コイルを用いることにより低コスト化、小型化ができる
ように改良した放電灯点灯装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のうちで請求項1記載の発明は、入力電源にて
生成された直流電圧Eに基づいて放電灯を点灯させる必
要な交流電圧を生成するインバータ回路と、インバータ
回路を構成するスイッチ素子のスイッチングを制御する
インバータ制御部とを有しており、インバータ回路の出
力に、コンデンサ、チョークコイル、放電灯のフィラメ
ントの一方、放電灯のフィラメントの他方 インバータ
回路の出力の帰路の共通電位側が接続され、フィラメン
トの他端間に共振用コンデンサが接続された基本構成と
なっており、共振用コンデンサに対して並列に接続され
た抵抗R4と、チョークコイルと放電灯のフィラメント
の一方との間の測定点に対して直流電圧を付与する与圧
手段と、前記測定点の電圧を検出する電圧検出部と、電
圧検出部の検出結果に基づいて放電灯が未装着であるか
又は寿命末期であるか否かを判定し、当該判定結果に基
づいてインバータ制御部の作動・停止を制御する異常検
出部とを具備したことを特徴としている。
【0015】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の構成のうち電圧検出部に関して、チョークコイ
ルの出力側とインバータ回路の出力の帰路の共通電位側
との間に設けられており且つ直列に接続された抵抗R
1、R2からなる分圧抵抗器であることを特徴としてい
る。
【0016】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の発明の構成のうち与圧手段に関して、入力電源とは異
なる別の直流電源にて生成された直流電圧を与圧用抵抗
R3を介して前記測定点に対して付与する構成となって
いる一方、異常検出部に関して、電圧検出部の検出結果
たる電圧の平均値が0に近いときには、放電灯が正常で
あると判断してインバータ制御部を作動させる一方、直
流電圧Eに近いときには放電灯が未装着又はそのフィラ
メントが断線していると判断してインバータ制御部を停
止させる構成となっていることを特徴としている。
【0017】但し、抵抗R1、R2、R3、R4に関し
て、これらの抵抗値は(R1+R2)≫R3≫R4に設
定されているとする。
【0018】また請求項4記載の発明は、請求項2記載
の発明の構成のうち与圧手段に関して、入力電源にて生
成された直流電圧Eを与圧用抵抗R5を介して前記測定
点に対して付与する構成となっている一方、異常検出部
に関して、電圧検出部の検出結果たる電圧の平均値が0
に近いときには、放電灯が正常であると判断してインバ
ータ制御部を作動させる一方、直流電圧Eの絶対値のほ
ぼ1/2以上のときには、放電灯が寿命末期、未装着又
はそのフィラメントが断線していると判断してインバー
タ制御部を停止させる構成となっていることを特徴とし
ている。
【0019】但し、抵抗R1、R2、R4、R5に関し
て、これらの抵抗値は(R1+R2)≫R5≫R4に設
定されているとする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をハー
フブリッジ方式共振型インバータを用いた放電灯点灯装
置を例にして図1を参照して説明する。
【0021】図中10は入力電源である。ここでは、ダ
イオードブリッジ、平滑コンデンサ等からなるAC/D
Cコンバータが用いられており、直流電圧Eを生成する
とともに、インバータ回路20に出力するようになって
いる。なお、直流電源Eを外部から入力するような形態
をとってもかまわない。
【0022】インバータ回路20は、トランジスタQ
1、Q2、ドライブ回路DC1、DC2、ダイオードD
1、D2等からなる回路であって、直流電圧Eに基づい
て放電灯FLを点灯させるに必要な交流電圧を生成する
ようになっている。この交流電圧は、これに含まれる直
流分をカットするための直流阻止用コンデンサC1を介
して次に説明する直列共振回路に導かれるようになって
いる。
【0023】ここにいう直列共振回路は、インバータ回
路20の出力、直流阻止用コンデンサC1、チョークコ
イルL、放電灯FLのフィラメントf1、f2、インバ
ータ回路20の出力の帰路の共通電位ラインが順次的に
接続され、フィラメントf1、f2の各他端の間に共振
用コンデンサC2が接続された構成となっている。な
お、図中50は放電灯FLを装着するためのソケットで
ある。
【0024】共振用コンデンサC2に対して並列に抵抗
R4が接続されている。
【0025】図中60はチョークコイルLと放電灯FL
のフィラメントf1との間の測定点Aに対して直流電圧
E2を与圧用抵抗R3を介して付与する直流電源であ
る。与圧用抵抗R3と直流電源60により与圧手段が構
成されている。
【0026】なお、単なる与圧だけであれば10V程度
の低い電圧で十分であるので、新たな電源を用意せず
に、後述するインバータ制御部30等の駆動電源たる直
流電源を兼ねるようにしても良い。この場合、コストの
点でメリットがある。
【0027】図中40は電圧検出部としての分圧抵抗器
である。分圧抵抗器40は、チョークコイルLの出力と
インバータ回路20の出力の帰路の共通電位ラインとの
間に設けられており、直列に接続された抵抗R1、R2
である。測定点Aの電圧を抵抗R1、R2の分圧出力の
形で検出し、次の異常検出部70に出力する構成となっ
ている。
【0028】なお、電圧検出部としては必ずしも分圧抵
抗器40を用いなければならないものではなく、測定点
Aの電圧を検出できる構成であれば何でも良い。
【0029】異常検出部70は、分圧抵抗器40の出力
電圧に基づいて放電灯FLがソケット50に未装着であ
るか否かを判定し、この判定結果に基づいてインバータ
制御部30の作動・停止を制御する構成となっている。
放電灯FLが装着されているときには、直流的インピー
ダンスが低下し、測定点Aの電圧が0に近くに低下する
ことから、放電灯FLが装着されているか否かを判定で
きる。
【0030】異常検出部70を具体的に説明すると、分
圧抵抗器40の出力電圧の平均値を演算するローパスフ
ィルタと、ローパスフィルタの出力値と所定の基準電圧
とを比較するコンパレータから構成されており、分圧抵
抗器40の出力電圧の平均値が0に近いときには、放電
灯FLが正常であると判断し、上記コンパレータからH
レベルの信号を出力する一方、直流電圧Eに近いときに
は放電灯FLが未装着若しくはフィラメントf1又はフ
ィラメントf2が断線していると判断し、上記コンパレ
ータからLレベルの信号を出力するようになっている。
【0031】なお、抵抗R1、R2、R3、R4に関し
て、これらの抵抗値は(R1+R2)≫R3≫R4に設
定されている。
【0032】インバータ制御部30はインバータ回路2
0のスイッチ素子Q1、Q2をスイッチングさせるため
のパルス信号を生成する回路であって、異常検出部70
の出力に基づいてその作動・停止が制御されるようにな
っている。即ち、異常検出部70からHレべルの信号が
入力されたときには(放電灯FLが正常であると判断さ
れたとき)、放電灯FLを点灯させるに必要な周波数の
パルス信号を生成する一方、異常検出部70からLレべ
ルの信号が入力されたときには(放電灯FLが未装着若
しくはフィラメントf1又はフィラメントf2が断線し
ていると判断されたとき)、パルス信号を出力しないよ
うな構成となっている。
【0033】以下、上記のように構成された装置の動作
について説明する。スイッチを投入すると、入力電源1
0とともに直流電源60が作動する。放電灯FLがソケ
ット50に装着されているときには、分圧抵抗器40の
出力電圧の平均値が0に近いので、異常検出部70によ
りインバータ制御部30が作動し、インバータ回路20
がスイッチングする。インバータ制御部30に基づいて
インバータ回路20のスイッチング周波数が変化する
と、チョークコイルLと共振コンデンサC2による直列
共振回路により、放電灯FLに印加される電圧が高くな
り、その結果、放電灯FLが放電して点灯する。放電灯
FLが一旦点灯すれば、その後は、チョークコイルLの
働きにより電流暴走が防止される。
【0034】放電灯FLがソケット50から取り外され
ると、分圧抵抗器40の出力電圧の平均値が直流電圧E
に近くなるので、異常検出部70によりインバータ制御
部30が作動しなくなり、インバータ回路20のスイッ
チングが停止する。その結果、たとえ放電灯FLのソケ
ット50の金具等に手が触れたとしても、感電するよう
なことがなくなる。
【0035】力率補正回路付き45WのHFインバータ
で比較すると、従来、チョークコイルL1に印加される
電圧が400V程度であったものを140V程度にまで
下げることが可能となった。またチョークコイルLや分
圧抵抗器40等を同一のプリント基板で実装した場合、
チョークコイルLに印加される電圧が低くなった分だ
け、分圧抵抗器40等との沿面距離を小さくすることが
でき、プリント基板の実装面積を大幅に小さくすること
が可能となった。
【0036】次に、変形例を図2を参照して以下説明す
る。図1と同様の部品は同一の符号を用いて表すことに
する。上記した例と大きく異なるのは、異常検出部7
0において、放電灯FLが装着されているか否かだけで
なく、放電灯FLが寿命末期であるか否かも検出する
点、与圧手段として、入力電源10にて生成された直
流電圧Eを与圧用抵抗R5を介して測定点Aに付与する
点である。
【0037】異常検出部70について詳しく説明する。
分圧抵抗器40の出力電圧の平均値が0に近いときに
は、放電灯FLが正常であると判断してインバータ制御
部30を作動させる。この点は、上記した例と変わりは
ない。しかし、分圧抵抗器40の出力電圧の平均値が直
流電圧Eの絶対値のほぼ1/2以上のときには、放電灯
FLが寿命末期、未装着若しくは又はフィラメントf1
又はフィラメントf2が断線していると判断して、イン
バータ制御部30を停止させる。
【0038】但し、抵抗R1、R2、R4、R5に関し
て、これらの抵抗値は(R1+R2)≫R5≫R4に設
定されているとする。
【0039】異常検出部70により放電灯FLが寿命末
期等であるのが判断できるのは、次に示すように分圧抵
抗器40の出力電圧の平均値が各状態によって特有の値
を示すからである。
【0040】まず、放電灯FLが未装着若しくはフィラ
メントf1又はフィラメントf2が断線しているときに
は、分圧抵抗器40の出力電圧の平均値がEに近い値を
示す。また放電灯FLが寿命末期にあるときには、分圧
抵抗器40の出力電圧の平均値が−E/2又はE/2程
度の値を示す。即ち、放電灯FLが寿命末期にあって、
その等価回路が第3図(a)で表すことができるような
故障のときには−E/2程度の値を示す一方、その等価
回路が第3図(b)で表すことができるような故障のと
きにはE/2程度の値を示す。
【0041】異常検出部70は、分圧抵抗器40の出力
電圧の平均値がE、−E/2、E/2の何れかの近い値
を示すときには、その何れについてもLレベルの信号を
出力してインバータ制御部30を停止させるようになっ
ている。
【0042】上記した変形例による場合、従来例とは異
なり、常時高圧が印加されるスイッチや絶縁された駆動
回路を必要としないので、低コスト化、省スペース化を
図ることができるだけでなく、装置としての寿命を延ば
すことができるという効果を期待することができる。
【0043】なお、2石のハーフブリッジ方式共振型イ
ンバータを用いた実施の形態について説明したが、本発
明はこれに限定されることはない。例えば、1石の電子
安定器を備えた構成としてもかまわない。また直流阻止
用コンデンサとチョークコイルの順序を入れ換えても効
果は同一である。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明の請求項1、2又は3記載
の放電灯点灯装置による場合、チョークコイルに印加さ
れる電圧を低く設定することができる構成となっている
ので、第1の従来例による場合とは異なり、高耐圧の部
品を用いる必要がなくなり、低コスト化を図ることがで
きる。またチョークコイルと他の周囲部品との沿面距離
を大きくとる必要もなくなるので、小型化も図ることが
できる。
【0045】また本発明の請求項4記載の放電灯点灯装
置による場合、チョークコイルに印加される電圧を低く
設定することができるだけでなく、予熱スイッチを用い
ない構成となっているので、第2の従来例による場合と
は異なり、予熱スイッチを駆動するための絶縁された駆
動回路が必要でなくなり、より一層の低コスト化及び小
型化を図ることができるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であっ
て、放電灯点灯装置の回路図である。
【図2】異常検出部等の変形例を説明するための図であ
って、放電灯点灯装置の回路図である。
【図3】寿命末期の放電灯の等価回路を示す図であっ
て、(a)、(b)は故障のタイプの異なる例を示して
いる。
【図4】第1の従来例を説明するための図であって、図
1に対応する放電灯点灯装置の回路図である。
【図5】第2の従来例を説明するための図であって、図
2に対応する放電灯点灯装置の回路図である。
【符号の説明】
20 インバータ回路 30 インバータ制御部 40 分圧抵抗器 70 異常検出部 L チョークコイル C1 コンデンサ C2 共振用コンデンサ R4 抵抗 FL 放電灯 60 直流電源 R3,R5 与圧用抵抗 A 測定点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電源にて生成された直流電圧Eに基
    づいて放電灯を点灯させる必要な交流電圧を生成するイ
    ンバータ回路と、インバータ回路を構成するスイッチ素
    子のスイッチングを制御するインバータ制御部とを有し
    ており、インバータ回路の出力に、コンデンサ、チョー
    クコイル、放電灯のフィラメントの一方、放電灯のフィ
    ラメントの他方、インバータ回路の出力の帰路の共通電
    位側が接続され、フィラメントの他端間に共振用コンデ
    ンサが接続された回路において、共振用コンデンサに対
    して並列に接続された抵抗R4と、チョークコイルと放
    電灯のフィラメントの一方との間の測定点に対して直流
    電圧を付与する与圧手段と、前記測定点の電圧を検出す
    る電圧検出部と、電圧検出部の検出結果に基づいて放電
    灯が未装着であるか又は寿命末期であるか否かを判定
    し、当該判定結果に基づいてインバータ制御部の作動・
    停止を制御する異常検出部とを具備したことを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 電圧検出部は、チョークコイルの出力側
    とインバータ回路の出力の帰路の共通電位側との間に設
    けられており且つ直列に接続された抵抗R1、R2から
    なる分圧抵抗器であることを特徴とする請求項1記載の
    放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 与圧手段は、入力電源とは異なる別の直
    流電源にて生成された直流電圧を与圧用抵抗R3を介し
    て請求項1の測定点に対して付与する構成となってお
    り、 抵抗R1、R2、R3、R4に関して、これらの抵抗値
    が(R1+R2)≫R3≫R4に設定されているとき、 異常検出部は、電圧検出部の検出結果たる電圧の平均値
    が0に近いときには、放電灯が正常であると判断してイ
    ンバータ制御部を作動させる一方、直流電圧Eに近いと
    きには放電灯が未装着又はそのフィラメントが断線して
    いると判断してインバータ制御部を停止させる構成とな
    っていることを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装
    置。
  4. 【請求項4】 与圧手段は、入力電源にて生成された直
    流電圧Eを与圧用抵抗R5を介して請求項1の測定点に
    対して付与する構成となっており、 抵抗R1、R2、R4、R5に関して、これらの抵抗値
    が(R1+R2)≫R5≫R4に設定されているとき、 異常検出部は、電圧検出部の検出結果たる電圧の平均値
    が0に近いときには、放電灯が正常であると判断してイ
    ンバータ制御部を作動させる一方、直流電圧Eの絶対値
    のほぼ1/2以上のときには、放電灯が寿命末期、未装
    着又はそのフィラメントが断線していると判断してイン
    バータ制御部を停止させる構成となっていることを特徴
    とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1630609A1 (en) 2004-08-23 2006-03-01 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Printing plate material and printing plate
WO2007052470A1 (ja) 2005-11-01 2007-05-10 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 平版印刷版材料、平版印刷版、平版印刷版の作製方法及び平版印刷版の印刷方法

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