JPH0927340A - 捲回型電極の製造装置 - Google Patents
捲回型電極の製造装置Info
- Publication number
- JPH0927340A JPH0927340A JP7175786A JP17578695A JPH0927340A JP H0927340 A JPH0927340 A JP H0927340A JP 7175786 A JP7175786 A JP 7175786A JP 17578695 A JP17578695 A JP 17578695A JP H0927340 A JPH0927340 A JP H0927340A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- interlayer insulating
- winding
- wound
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は巻層数の増大、緻密な巻装化が可能
で、高容量化用の捲回型電極(起電部)を歩留まりよく
作成できる製造装置を提供する。 【解決手段】 帯状の正極シート8,負極シート9およ
び層間絶縁用シート10,10′を渦巻状に巻装する巻芯体
7aを有する捲回機構本体7と、前記捲回機構本体7の巻
芯体7aに正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,負
極シート9および第2の層間絶縁用シート10′を各別に
供給する走行路 11a, 11b, 11c, 11dを備えたガイド
機構11と、前記ガイド機構11の走行路 11a, 11b, 11
c, 11dで、この走行路 11a, 11b, 11c, 11dを走行
する正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,および
第2の層間絶縁用シート10′にそれぞれ張力を与える張
力付与手段 12a, 12b, 12cと、前記捲回機構本体7の
巻芯体7aに隣接した位置で第1の層間絶縁用シート10お
よび第2の層間絶縁用シート10′を加圧する加圧手段 1
3a, 13bとを具備していることを特徴とする捲回型電極
の製造装置である。
で、高容量化用の捲回型電極(起電部)を歩留まりよく
作成できる製造装置を提供する。 【解決手段】 帯状の正極シート8,負極シート9およ
び層間絶縁用シート10,10′を渦巻状に巻装する巻芯体
7aを有する捲回機構本体7と、前記捲回機構本体7の巻
芯体7aに正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,負
極シート9および第2の層間絶縁用シート10′を各別に
供給する走行路 11a, 11b, 11c, 11dを備えたガイド
機構11と、前記ガイド機構11の走行路 11a, 11b, 11
c, 11dで、この走行路 11a, 11b, 11c, 11dを走行
する正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,および
第2の層間絶縁用シート10′にそれぞれ張力を与える張
力付与手段 12a, 12b, 12cと、前記捲回機構本体7の
巻芯体7aに隣接した位置で第1の層間絶縁用シート10お
よび第2の層間絶縁用シート10′を加圧する加圧手段 1
3a, 13bとを具備していることを特徴とする捲回型電極
の製造装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形状の捲回型
電極を歩留まりよく製造できる製造装置に関する。
電極を歩留まりよく製造できる製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】正極シート,層間絶縁用シート,負極シ
ートおよび層間絶縁用シートの積層体を巻装して成る捲
回型電極(起電部)を、円筒形の外装容器内に液密に封
装した構成の二次電池などが広く実用に供されている。
そして、この種の二次電池については、たとえば携帯電
話機や携帯型パソコンなど、電子機器のコードレス化,
高性能化,小形軽量化の要望に伴って、電源機能の向上
が期待されている。
ートおよび層間絶縁用シートの積層体を巻装して成る捲
回型電極(起電部)を、円筒形の外装容器内に液密に封
装した構成の二次電池などが広く実用に供されている。
そして、この種の二次電池については、たとえば携帯電
話機や携帯型パソコンなど、電子機器のコードレス化,
高性能化,小形軽量化の要望に伴って、電源機能の向上
が期待されている。
【0003】図2は、従来、捲回型電極の製造に使用さ
れている製造装置の要部構成を平面的に示したものであ
る。ここで、1は帯状の正極シート2,負極シート3お
よび層間絶縁用シート4,4′を渦巻状に巻装する巻芯
体1aを有する捲回機構本体、5は前記捲回機構本体1の
巻芯体1aに正極シート2,第1の層間絶縁用シート4,
負極シート3および第2の層間絶縁用シート4′を各別
に供給する走行路5a,5b,5c,5dを備えたガイド機構、
6a,6bは前記捲回機構本体1の巻芯体1aに隣接した位置
で、第1の層間絶縁用シート4もしくは第2の層間絶縁
用シート4′を介して正極シート2,負極シート3を、
それぞれ加圧する加圧手段(たとえば加圧ローラ)であ
る。
れている製造装置の要部構成を平面的に示したものであ
る。ここで、1は帯状の正極シート2,負極シート3お
よび層間絶縁用シート4,4′を渦巻状に巻装する巻芯
体1aを有する捲回機構本体、5は前記捲回機構本体1の
巻芯体1aに正極シート2,第1の層間絶縁用シート4,
負極シート3および第2の層間絶縁用シート4′を各別
に供給する走行路5a,5b,5c,5dを備えたガイド機構、
6a,6bは前記捲回機構本体1の巻芯体1aに隣接した位置
で、第1の層間絶縁用シート4もしくは第2の層間絶縁
用シート4′を介して正極シート2,負極シート3を、
それぞれ加圧する加圧手段(たとえば加圧ローラ)であ
る。
【0004】なお、この構成では、捲回機構本体1の巻
芯体1aが層間絶縁用シートを挟持可能とするため、対向
する平坦面部を形成する断面半円状部を備えている。ま
た、ガイド機構5は、ガイド用ブロック51 ,52 ,5
3 ,54 化し、これらガイド用ブロック51 ,52 ,5
3 ,54 の組み合わせで所要の走行路5a,5b,5c,5dを
形成ししており、さらに、ガイド用ブロック51 ,52
は、バキュームエアーによって、前記層間絶縁用シート
4,4′を被走行面へ摺動に保持するように成ってい
る。
芯体1aが層間絶縁用シートを挟持可能とするため、対向
する平坦面部を形成する断面半円状部を備えている。ま
た、ガイド機構5は、ガイド用ブロック51 ,52 ,5
3 ,54 化し、これらガイド用ブロック51 ,52 ,5
3 ,54 の組み合わせで所要の走行路5a,5b,5c,5dを
形成ししており、さらに、ガイド用ブロック51 ,52
は、バキュームエアーによって、前記層間絶縁用シート
4,4′を被走行面へ摺動に保持するように成ってい
る。
【0005】そして、この製造装置による捲回型電極の
製造は、次のように行われている。すなわち、巻芯体1a
の対向する平坦面間に層間絶縁用シート(セパレータ)
を挟持させ、かつこの層間絶縁用シート4に負極シート
3を、また層間絶縁用シート4′に正極シート2を、そ
れぞれ沿わせた形で供給する一方、加圧手段6a,6bによ
って、巻芯体1a外周面側に正極シート2および負極シー
ト3を加圧しながら、捲回機構本体1の巻芯体1aを回転
・駆動することで巻き込み、捲回型電極(起電部)を製
造している。
製造は、次のように行われている。すなわち、巻芯体1a
の対向する平坦面間に層間絶縁用シート(セパレータ)
を挟持させ、かつこの層間絶縁用シート4に負極シート
3を、また層間絶縁用シート4′に正極シート2を、そ
れぞれ沿わせた形で供給する一方、加圧手段6a,6bによ
って、巻芯体1a外周面側に正極シート2および負極シー
ト3を加圧しながら、捲回機構本体1の巻芯体1aを回転
・駆動することで巻き込み、捲回型電極(起電部)を製
造している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の捲回型電極の製造方法の場合は、次のような不都合
な問題がある。たとえば、高容量化が図られる二次電池
用の場合には、正極シート2,負極シート3および層間
絶縁用シート4,4′の巻き込みコンパクト化、換言す
ると巻層数の増大、緻密な巻装化などが要求されるが、
上記製造装置の場合は、このような要求に対応できない
のが実情である。
来の捲回型電極の製造方法の場合は、次のような不都合
な問題がある。たとえば、高容量化が図られる二次電池
用の場合には、正極シート2,負極シート3および層間
絶縁用シート4,4′の巻き込みコンパクト化、換言す
ると巻層数の増大、緻密な巻装化などが要求されるが、
上記製造装置の場合は、このような要求に対応できない
のが実情である。
【0007】したがって、本発明は巻層数の増大、緻密
な巻装化が可能で、高容量化用の捲回型電極(起電部)
を歩留まりよく作成できる製造装置の提供を目的とす
る。
な巻装化が可能で、高容量化用の捲回型電極(起電部)
を歩留まりよく作成できる製造装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、帯状
の正極シート,負極シートおよび層間絶縁用シートを渦
巻状に巻装する巻芯体を有する捲回機構本体と、前記捲
回機構本体の巻芯体に正極シート,第1の層間絶縁用シ
ート,負極シートおよび第2の層間絶縁用シートを各別
に供給する走行路を備えたガイド機構と、 前記ガイド
機構の走行路で、この走行路を走行する正極シート,第
1の層間絶縁用シート,および第2の層間絶縁用シート
にそれぞれ張力を与える張力付与手段と、前記捲回機構
本体の巻芯体に隣接した位置で第1の層間絶縁用シート
および第2の層間絶縁用シートを加圧する加圧手段と、
を具備していることを特徴とする捲回型電極の製造装置
である。
の正極シート,負極シートおよび層間絶縁用シートを渦
巻状に巻装する巻芯体を有する捲回機構本体と、前記捲
回機構本体の巻芯体に正極シート,第1の層間絶縁用シ
ート,負極シートおよび第2の層間絶縁用シートを各別
に供給する走行路を備えたガイド機構と、 前記ガイド
機構の走行路で、この走行路を走行する正極シート,第
1の層間絶縁用シート,および第2の層間絶縁用シート
にそれぞれ張力を与える張力付与手段と、前記捲回機構
本体の巻芯体に隣接した位置で第1の層間絶縁用シート
および第2の層間絶縁用シートを加圧する加圧手段と、
を具備していることを特徴とする捲回型電極の製造装置
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図1を参照して実施例を説明
する。
する。
【0010】図1は、この実施例における製造装置の要
部構成を平面的に示したものである。ここで、7は帯状
の正極シート8,負極シート9および層間絶縁用シート
10,10′を渦巻状に巻装する巻芯体7aを有する捲回機構
本体、11は前記捲回機構本体7の巻芯体7aに正極シート
8,第1の層間絶縁用シート10,負極シート9および第
2の層間絶縁用シート10′を各別に供給する走行路 11
a, 11b, 11c, 11dを備えたガイド機構である。ま
た、 12a, 12b, 12cは前記ガイド機構11の走行路11
a, 11c, 11dで、この走行路 11a, 11c, 11dを走行
する正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,および
第2の層間絶縁用シート10′にそれぞれ張力を与える張
力付与手段(加圧治具)、 13a, 13bは前記捲回機構本
体7の巻芯体7aに隣接した位置で、第1の層間絶縁用シ
ート10もしくは第2の層間絶縁用シート10′を介して正
極シート8,負極シート9を、それぞれ加圧する加圧手
段(たとえば加圧ローラ)である。なお、この構成で
は、捲回機構本体1の巻芯体1aが層間絶縁用シートを挟
持可能とするため、対向する平坦面部を形成する断面半
円状部を備えている。また、ガイド機構11は、ガイド用
ブロック111 ,112 ,113 ,114 ,115 化し、これらガ
イド用ブロック111 ,112 ,113 ,114 ,115 の組み合
わせで所要の走行路 11a, 11b, 11c, 11dを形成しし
ており、さらに、ガイド用ブロック111 ,112 は、バキ
ュームエアーによって、前記層間絶縁用シート10,10′
を被走行面へ摺動に保持するように成っている。
部構成を平面的に示したものである。ここで、7は帯状
の正極シート8,負極シート9および層間絶縁用シート
10,10′を渦巻状に巻装する巻芯体7aを有する捲回機構
本体、11は前記捲回機構本体7の巻芯体7aに正極シート
8,第1の層間絶縁用シート10,負極シート9および第
2の層間絶縁用シート10′を各別に供給する走行路 11
a, 11b, 11c, 11dを備えたガイド機構である。ま
た、 12a, 12b, 12cは前記ガイド機構11の走行路11
a, 11c, 11dで、この走行路 11a, 11c, 11dを走行
する正極シート8,第1の層間絶縁用シート10,および
第2の層間絶縁用シート10′にそれぞれ張力を与える張
力付与手段(加圧治具)、 13a, 13bは前記捲回機構本
体7の巻芯体7aに隣接した位置で、第1の層間絶縁用シ
ート10もしくは第2の層間絶縁用シート10′を介して正
極シート8,負極シート9を、それぞれ加圧する加圧手
段(たとえば加圧ローラ)である。なお、この構成で
は、捲回機構本体1の巻芯体1aが層間絶縁用シートを挟
持可能とするため、対向する平坦面部を形成する断面半
円状部を備えている。また、ガイド機構11は、ガイド用
ブロック111 ,112 ,113 ,114 ,115 化し、これらガ
イド用ブロック111 ,112 ,113 ,114 ,115 の組み合
わせで所要の走行路 11a, 11b, 11c, 11dを形成しし
ており、さらに、ガイド用ブロック111 ,112 は、バキ
ュームエアーによって、前記層間絶縁用シート10,10′
を被走行面へ摺動に保持するように成っている。
【0011】次に、前記図1に図示した構成の製造装置
によるの捲回型電極の製造例について説明する。
によるの捲回型電極の製造例について説明する。
【0012】先ず、巻芯体7aの離隔・対向平坦部間に、
層間絶縁用シート10,10′として作用させるため、図示
されていない巻き戻し型ローラに両端側が巻かれたテー
プ状の絶縁シートを挿着もしくは挟着する。ここで、絶
縁シートは、たとえば厚さ 0.2mm,幅63mmのテープ状で
あり、ガイド用ブロック111 ,112 が形成する走行路11
c, 11dでは、バキュームエアーによってガイド用ブロ
ック111 ,112 面に保持されながら摺動的に走行する。
一方、たとえば厚さ 0.6mm,幅60mmのテープ状の正極シ
ート8の先端部を、前記層間絶縁用シート10′面に沿わ
せて、また、たとえば厚さ 0.3mm,幅60mmのテープ状の
負極シート9の先端部を、前記層間絶縁用シート10面に
沿わせて配置するとともに、前記正極シート8,層間絶
縁用シート10および第2の層間絶縁用シート10′にそれ
ぞれ張力付与手段 12a, 12b, 12cによって所要の張力
を与える。
層間絶縁用シート10,10′として作用させるため、図示
されていない巻き戻し型ローラに両端側が巻かれたテー
プ状の絶縁シートを挿着もしくは挟着する。ここで、絶
縁シートは、たとえば厚さ 0.2mm,幅63mmのテープ状で
あり、ガイド用ブロック111 ,112 が形成する走行路11
c, 11dでは、バキュームエアーによってガイド用ブロ
ック111 ,112 面に保持されながら摺動的に走行する。
一方、たとえば厚さ 0.6mm,幅60mmのテープ状の正極シ
ート8の先端部を、前記層間絶縁用シート10′面に沿わ
せて、また、たとえば厚さ 0.3mm,幅60mmのテープ状の
負極シート9の先端部を、前記層間絶縁用シート10面に
沿わせて配置するとともに、前記正極シート8,層間絶
縁用シート10および第2の層間絶縁用シート10′にそれ
ぞれ張力付与手段 12a, 12b, 12cによって所要の張力
を与える。
【0013】さらに、前記巻芯体7aに隣接した位置に配
置した加圧する加圧手段 13a, 13bによって、第1の層
間絶縁用シート10もしくは第2の層間絶縁用シート10′
を介して、巻装される正極シート8および負極シート9
をそれぞれ加圧した状態に設定し、巻芯体7aを所定の方
向に回転させる。
置した加圧する加圧手段 13a, 13bによって、第1の層
間絶縁用シート10もしくは第2の層間絶縁用シート10′
を介して、巻装される正極シート8および負極シート9
をそれぞれ加圧した状態に設定し、巻芯体7aを所定の方
向に回転させる。
【0014】この巻装工程において、第1の層間絶縁用
シート10および第2の層間絶縁用シート10′は、張力付
与手段 12b, 12cによって所要の張力が与えられ、さら
に加圧手段 13a, 13bで圧着されながら緻密な巻装を形
成する。このとき、正極シート8は第1の張力付与手段
12aとの間で生じる摩擦で、所要の張力が与えられたう
え、加圧手段 13bで第2の層間絶縁用シート10′ととも
に圧着され、また負極シート9も加圧手段 13aで第1の
層間絶縁用シート10とともに圧着された形態で巻装され
る。つまり、円筒状形の捲回型電極を形成する正極シー
ト8,負極シート9および層間絶縁用シート10,10′
は、巻装工程において、弛みもしくは緩みなどの状態を
採ることなく、常に一定の架張状態で巻装できるため、
高容量の円筒状形の捲回型電極を容易に製造することが
できる。また、前記一定の架張状態で巻装できることに
より、常に緻密な巻装となるので、一定外径の円筒状形
の捲回型電極を、歩留まりよく製造することが可能とな
り、信頼性の高い二次電池を提供できることになる。
シート10および第2の層間絶縁用シート10′は、張力付
与手段 12b, 12cによって所要の張力が与えられ、さら
に加圧手段 13a, 13bで圧着されながら緻密な巻装を形
成する。このとき、正極シート8は第1の張力付与手段
12aとの間で生じる摩擦で、所要の張力が与えられたう
え、加圧手段 13bで第2の層間絶縁用シート10′ととも
に圧着され、また負極シート9も加圧手段 13aで第1の
層間絶縁用シート10とともに圧着された形態で巻装され
る。つまり、円筒状形の捲回型電極を形成する正極シー
ト8,負極シート9および層間絶縁用シート10,10′
は、巻装工程において、弛みもしくは緩みなどの状態を
採ることなく、常に一定の架張状態で巻装できるため、
高容量の円筒状形の捲回型電極を容易に製造することが
できる。また、前記一定の架張状態で巻装できることに
より、常に緻密な巻装となるので、一定外径の円筒状形
の捲回型電極を、歩留まりよく製造することが可能とな
り、信頼性の高い二次電池を提供できることになる。
【0015】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの
変形を採り得る。たとえば、絶縁シート,正極シート,
負極シートの厚さや幅などは対象とする二次電池の種
類,容量にと対応して適宜設定できる。
ものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの
変形を採り得る。たとえば、絶縁シート,正極シート,
負極シートの厚さや幅などは対象とする二次電池の種
類,容量にと対応して適宜設定できる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テープ状正極
シート,テープ状負極シートおよび層間絶縁用シート
(セパレータ)の巻装において、全体的に適度の張力を
付与(架張された)状態とし、弛みや緩みの発生を回避
もしくは抑制しながら巻装するため、緻密な巻装で外径
も小さく、したがって高容量化も容易に行うことのでき
る円筒状形の捲回型電極を歩留まりよく得ることができ
るので、信頼性の高い二次電池の提供に大きく寄与す
る。
シート,テープ状負極シートおよび層間絶縁用シート
(セパレータ)の巻装において、全体的に適度の張力を
付与(架張された)状態とし、弛みや緩みの発生を回避
もしくは抑制しながら巻装するため、緻密な巻装で外径
も小さく、したがって高容量化も容易に行うことのでき
る円筒状形の捲回型電極を歩留まりよく得ることができ
るので、信頼性の高い二次電池の提供に大きく寄与す
る。
【図1】本発明に係る捲回型電極の製造装置の要部構造
例を示す平面図。
例を示す平面図。
【図2】従来の捲回型電極の製造装置の要部構造を示す
平面図。
平面図。
1,7……捲回機構本体 1a,7a……巻芯体 2,8……帯状の正極シート 3,9……帯状の負極シート 4,10……第1の層間絶縁用シート 4′,10′……第1の層間絶縁用シート 5,11……ガイド機構 5a,5b,5c,5d, 11a, 11b, 11c, 11d……走行路 51 , 52 , 53 , 54 ,111 ,112 ,113 ,114 ,115
……ガイド用ブロック 6a,6b, 13a, 13b……加圧手段 12a, 12b, 12c……張力付与手段
……ガイド用ブロック 6a,6b, 13a, 13b……加圧手段 12a, 12b, 12c……張力付与手段
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状の正極シート,負極シートおよび層
間絶縁用シートを渦巻状に巻装する巻芯体を有する捲回
機構本体と、 前記捲回機構本体の巻芯体に正極シート,第1の層間絶
縁用シート,負極シートおよび第2の層間絶縁用シート
を各別に供給する走行路を備えたガイド機構と、 前記
ガイド機構の走行路で、この走行路を走行する正極シー
ト,第1の層間絶縁用シート,および第2の層間絶縁用
シートにそれぞれ張力を与える張力付与手段と、 前記捲回機構本体の巻芯体に隣接した位置で第1の層間
絶縁用シートおよび第2の層間絶縁用シートをそれぞれ
加圧する加圧手段と、を具備していることを特徴とする
捲回型電極の製造装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175786A JPH0927340A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 捲回型電極の製造装置 |
KR1019960028088A KR100246941B1 (ko) | 1995-07-12 | 1996-07-12 | 전극제조장치, 권심축 및 전극제조방법 |
KR1019990029892A KR100246942B1 (ko) | 1995-07-12 | 1999-07-23 | 전지 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175786A JPH0927340A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 捲回型電極の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0927340A true JPH0927340A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16002229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7175786A Pending JPH0927340A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 捲回型電極の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0927340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055962A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 捲回電極体の製造方法およびその装置、および、電池の製造方法 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7175786A patent/JPH0927340A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055962A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 捲回電極体の製造方法およびその装置、および、電池の製造方法 |
US8128715B2 (en) | 2008-08-28 | 2012-03-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for producing wound electrode assembly, and method for producing battery |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101609424B1 (ko) | 전극조립체의 제조방법 | |
KR101235355B1 (ko) | 전극 공급 장치 및 방법, 및 이를 구비한 전극 적층 장치 및 방법 | |
KR20170090157A (ko) | 이차전지용 파우치필름을 제조하기 위한 복합 라미네이션 장치 | |
JPH10289708A (ja) | 非水電解質二次電池及びその電極板の製造方法 | |
JPH11265703A (ja) | 電池及びこの電池の製造方法 | |
JP2016115471A (ja) | 扁平型電池 | |
KR20120132523A (ko) | 축전용 디바이스의 제조 방법 및 축전용 디바이스 | |
WO2022213713A1 (zh) | 电池单体、电池、用电设备及电池单体的制造方法 | |
JP2018113110A (ja) | 電池の製造方法 | |
JP2003297430A (ja) | 二次電池の製造方法、二次電池電極の製造装置 | |
JP2023519948A (ja) | 超音波切削機を含む電極組立体製造装置及びこれを用いた電極組立体製造方法 | |
JPH0927340A (ja) | 捲回型電極の製造装置 | |
JP3611899B2 (ja) | 捲回型電極の製造方法および製造装置 | |
JP2870037B2 (ja) | リチウム負極の製造装置 | |
JP2014082105A (ja) | 全固体電池およびその製造方法 | |
JP2014102991A (ja) | 電極の製造方法および電極の製造装置 | |
JP2002343411A (ja) | 巻取装置及び巻回素子の製造方法 | |
EP3866254B1 (en) | Secondary battery having improved current-collecting structure | |
KR100246941B1 (ko) | 전극제조장치, 권심축 및 전극제조방법 | |
JP2001332289A (ja) | 捲回型電極の製造装置 | |
JP3782160B2 (ja) | 捲回型電極の製造方法および製造装置 | |
JPH11144755A (ja) | 捲回型電極の製造装置 | |
JPH11224685A (ja) | 捲回型電極の製造装置 | |
JPH09106828A (ja) | 捲回型電極の製造装置 | |
JPH1167230A (ja) | ポリマー電池用電極要素の製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |