JPH09273051A - 横編機によるニット衣類の編成方法 - Google Patents

横編機によるニット衣類の編成方法

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JPH09273051A
JPH09273051A JP2042997A JP2042997A JPH09273051A JP H09273051 A JPH09273051 A JP H09273051A JP 2042997 A JP2042997 A JP 2042997A JP 2042997 A JP2042997 A JP 2042997A JP H09273051 A JPH09273051 A JP H09273051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】横編機を用いて、前身頃と後身頃との接合部が
肩ラインに制限されず、接合部を肩ラインから離れた位
置に配置でき、かつ接合部を肩ラインに対して任意の角
度に配置できるニット衣類を編成することを目的とす
る。 【解決手段】セーター等のニット衣類の身頃と両袖との
接合部で、前身頃のみを編成し、両前袖の編目を前身頃
に寄せて前身頃に接合し、両後袖の編目を前側に移動さ
せる。また後身頃に対して編幅全体の編成と側端のみの
編成とを混在させ、これらの間に側端の編目群を内側に
移動させ、かつ前身頃の側端の編目を後身頃の側端側へ
移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は横編機を用いたニ
ット衣類の編成方法に関し、特に前身頃と後身頃とを筒
状に編成した後、これらを横編機上で接続する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】横編機を用いてベスト等の袖無しの衣類
をシームレスで編成する場合、前身頃と後身頃とを裾ゴ
ム部から始めて筒状に編成し、袖ぐりや衿ぐり等の開口
を残して肩まで編成する。次いで前身頃の肩部と後身頃
の肩部を接続する。同様に、Tスリーブ,セットインス
リーブ,ラグランスリーブ等の袖付きセーターを編成す
る場合、身頃と2つの袖を3つの筒状に同時に編成し、
袖ぐり部で袖を身頃に接続する。そして肩で身頃の前部
と後部とを接続する。これらの編成や接続は横編機上で
行える。出願人はこのような編成方法を、特開平2−9
1254,特開平2−229248、特開平4−209
855、特開平4−153346等で提案した。
【0003】即ち、特開平2−91254、特開平4−
209855(USP5456,096)では、針床上
に係止された前身頃と後身頃の最終の編目列を、一端か
ら他端に向けて順次接合しながら伏せ目する。また特開
平2−229248では、前後一対の針床を対向配置し
た2枚ベッド横編機や、上下各2枚の針床を対向配置し
た4枚ベッド横編機を用いて、身頃と両袖を脇下まで各
々筒状に編成する。この後身頃と両袖を接続して1つの
大きな筒とする。この後徐々に筒の直径を減少させて、
セットインスリーブやラグランスリーブ等の袖付きセー
ターを編成する。この間に袖と身頃との接続部にファッ
ションラインが発現する。これらの編成方法を用いるこ
とにより、ほぼ完成品に近いニット衣類が製造され、リ
ンキング等の縫製工程が不要になりあるいは少なくとも
減少する。
【0004】図6は上記のセーターの各パーツを横編機
上で編成する状態に展開したもので、袖はセットインス
リーブである。図の上部に前身頃102aと両袖の前部
104a,114aを示し、無地の場合、例えば横編機
の前針床の針で編成される。図の下部は後身頃102b
と両袖の後部104b,114bを示し、無地の場合、
例えば後針床の針で編成される。図の各パーツは中心線
X−Xを中心に左右対称で、前身頃102aと後身頃1
02bは衿ぐりを除き前後対称で、身幅や身丈,肩幅は
共通である。図の点R,Y、点r,yは同じ点を示す。
【0005】図7−A,Bはセーター101の編成工程
を模式的に示し、図7−AのP,Q,R,Sの各段階で
の筒の構造を図7−Bに示す。セーター101は身頃1
02,袖104,114の裾ゴム部106,107,1
17から筒状に編成を開始し(P位置)、脇下まで袖1
04,114の筒径を広げながら、身頃102と同時に
編成する(Q位置)。脇下部で身頃102と袖104,
114を接続し、これらを1つの大きな筒とする(R位
置)。そしてこの筒を例えば2〜4コース編成する毎
に、袖104,114の編目を身頃102側へ移動して
身頃の編目と重ね、筒の直径を徐々に減少させる。これ
と同時に衿ぐり109を形成する(S位置)。図6の点
L,P,点S,W,点l,p,点s,wが脇下での身頃
102と袖104,114の接合点である。袖ぐり10
8では、前身頃102aと袖104a,114aが線L
−M−Nと線P−Q−R及び線l−m−nと線p−q−
rに沿って接合され、同様に後身頃102bと袖104
b,114bが線S−T−Uと線W−X−Y及び線s−
t−uと線w−x−yに沿って接合される。接合後に部
分111,112をいわゆる引き返し編みで編成し、そ
こでは適宜コースの編成の都度、両端数目の編目を針に
係止したまま休止状態にし、線N−Oと線U−V及び線
n−oと線u−vを接合して伏せ目する。
【0006】図8−A,Bは図6のパーツに基づき編成
したセーター101の右半分の前後を示し、図8−Aは
正面図、図8−Bは背面図である。図9は、図8のセー
ター101を肩ライン115を中心に展開して示す。図
9から明らかなように、前身頃102aと後身頃102
bは、肩ライン115で接合されている。しかし接合部
119を肩ライン115と一致させることは、シルエッ
ト上種々の問題を引き起こす。肩ライン115は着用時
に肩の頂部に位置し、人の視線は肩よりも上にあるた
め、接合部119が肩ライン115上にあると目立つ。
また接合部119は硬くなる傾向があり、図8の袖付け
部119aやベストの袖口辺りが張り出し、肩ライン1
15のシルエットが低下する。また前身頃に絵柄や組織
柄等のデザインを設けると、肩ラインでデザインが途切
れ美観を損ねる。また後衿ぐり109bに落込みが形成
されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、横編
機を用いて、前身頃と後身頃との接合部が肩ラインに制
限されず、接合部を肩ラインから離れた位置に配置で
き、かつ接合部を肩ラインに対して任意の角度に配置で
きるニット衣類を編成することにある。さらにこの発明
の他の課題は、袖を身頃に対して非対称に接合し、多様
なシルエットのニット衣類を編成できるようにすること
にある。この発明の副次的課題は、以降の記載から明ら
かになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも前
後一対の針床を対向配置した横編機を用いて、第1の身
頃と第2の身頃とを両端で筒状に接続して編成するニッ
ト衣類の編成方法において、第1の身頃と第2の身頃の
一方を肩部において他方よりもより多数コース編成する
ことにより、第1の身頃と第2の身頃の接合部がニット
衣類の肩ラインからシフトして他方の身頃に侵入するよ
うにし、前記他方の身頃の肩部から衿首部を、衿首部側
の高さが肩の両端部の高さよりも高くなるように編成
し、第1の身頃と第2の身頃とを接合することを特徴と
する。
【0009】好ましくは、他方の身頃の編成と、第1の
身頃と第2の身頃の接合とを同時に行う。
【0010】特に好ましくは、他方の身頃の編成ではで
は、肩端部のみの編成と肩端部からより内側までの範囲
の編成の2種の編成を行い、上記の2種の編成の間に、
前記他方の身頃の肩端部の編目群を前記他方の身頃の内
側に移動させ、かつ前記一方の身頃の側端の編目を前記
他方の身頃へ移動させて前記編目群の編目に重ねる。あ
るいは、他方の身頃の編成を引き返しで行い、この後、
伏せ目により第1の身頃と第2の身頃とを接合しても良
い。
【0011】好ましくは、ニット衣類は第1の身頃と第
2の身頃の他に各筒状の両袖を備え、第1の身頃と第2
の身頃及び両袖を前記肩部の編成前にニット衣類の脇下
まで編成し、ニット衣類の脇下から袖ぐりにおいて、第
1及び第2の身頃と両袖を接続した1つの筒状体を編成
しながら、両袖の編目を第1及び第2の身頃側に移動さ
せて第1及び第2の身頃の編目と重ね、この後、前記一
方の身頃を編成し、かつ両袖の編目を前記一方の身頃に
移動させて前記一方の身頃の編目と重ねる。
【0012】ここで好ましくは、前記一方の身頃は前身
頃で、かつ前身頃に衿ぐりを形成し、肩部以降において
前身頃に後身頃よりもより多くのコース数の編目を形成
する。
【0013】この発明は、少なくとも前後一対の針床を
対向配置した横編機を用いて、第1の身頃と第2の身頃
とを両端で筒状に接続して編成するニット衣類の編成方
法において、第1の身頃と第2の身頃からなる筒状の身
頃と各筒状の両袖とを、ニット衣類の脇下まで編成し、
ニット衣類の脇下から袖ぐりにおいて、第1及び第2の
身頃と両袖とを接続した1つの筒状体を編成しながら、
両袖の編目を第1及び第2の身頃側に移動させて第1及
び第2の身頃の編目と重ね、この後、第1の身頃と第2
の身頃の一方を編成し、かつ両袖の編目を前記一方の身
頃に移動させて一方の身頃の編目と重ね、次いで、第1
の身頃と第2の身頃とをニット衣類の肩部で接合するこ
とを特徴とする。
【0014】好ましくは、第1の身頃と第2の身頃の内
で、他方の身頃の両肩部から衿首部を、衿首部側の高さ
が肩の両端部の高さよりも高くなるように編成する工程
を追加する。
【0015】本発明の作用を説明する。肩部において一
方の身頃、例えば前身頃の編成コース数を他方の身頃、
例えば後身頃の編成コース数よりも増加させると、一方
の身頃がニット衣類の着用時の肩ラインを越えて他方の
身頃側に侵入する。この結果、一方の身頃と他方の身頃
との接合部を肩ラインから離れて配置でき、シルエット
が向上し、かつ一方の身頃のデザインが肩ラインで途切
れることを防止できる。次に他方の身頃の肩部から衿首
部を衿首部側の高さが肩の両端部の高さよりも高くなる
ように編成する。この結果、肩落ちが形成される。これ
らの結果、美しいシルエットで、肩ラインでのデザイン
の不連続な途切れがないニット衣類を横編機で編成でき
る。
【0016】ここで他方の身頃に対して、肩端部のみの
編成とより内側までの範囲の編成とを行い、肩端部の編
目を他方の身頃の内側に移動させると、他方の身頃の編
み幅が減少する。そして一方の身頃の側端の編目を他方
の身頃の側端側へ移動させると、2つの身頃が接合され
る。このようにして一方の身頃と他方の身頃とを接合す
ると、従来の引き返しとは異なり、編地への引き下げ力
が均等に加わり、容易に一対の身頃を接合できる。また
他方の身頃の編成と、身頃間の接合が同時に行える。
【0017】好ましくは一方の身頃を前身頃とし、他方
の身頃を後身頃とする。すると前身頃は後身頃よりも肩
部でより多数コース編成されるので、図3に示すよう
に、前身頃が肩ラインを越えて後身頃側に侵入する。後
身頃を肩部よりも衿首部側が高くなるように編成するの
で、肩ライン上に肩落ちが形成される(図3)。また肩
部以降において、前身頃を後身頃よりもより多数コース
編成すると、後身頃では衿首部の丈が前身頃よりも小さ
くなるため、後衿ぐりの落込みが形成される。
【0018】身頃への両袖の接続では、ニット衣類の脇
下から袖ぐりにおいて、両袖の編目を第1及び第2の身
頃へ移動させて、両袖の編み幅を徐々に減少させる。こ
の後、一方の身頃を編成し、かつ両袖の編目を一方の身
頃側へ移動させる。例えば一方の身頃が前身頃の場合、
前身頃を編成し、両前袖の編目を前身頃側に移動させ
る。そして最終的には、両後袖の編目を前身頃側に移動
させる。このようにすると、袖を前後非対称に身頃に接
合できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
5を参照して説明する。実施例では、衣類として無地の
セットインスリーブのセーターを編成する場合を例に説
明する。図1はセーター1を構成する各パーツを横編機
上で編成される状態に配したもので、図の上部にセータ
ー着用時に前側に現れる前身頃2aと両袖の前部4a,
14aを示し、これらは横編機の前針床上の針で編成さ
れる。図の下部に着用時に後側に現れる後身頃2bと両
袖の後部4b,14bを示し、これらは後針床上の針で
編成される。線X−Xはセーター1の中心線で、セータ
ー1は左右対称である。符号9は衿ぐりを、符号6,
7,17は裾ゴム部を示す。点A,H、点E,K、点
a,h、点e,kは、脇下における身頃2と袖4,14
との接合点である。袖ぐり8a,bでは、前身頃2aと
袖4a,14aの接合は線A−Bと線H−Iや、線a−
bと線h−iで行われ、後身頃2bと袖4b,14bと
の接合は線E−Fと線K−Jや、線e−fと線k−jで
行われる。注目すべきことは、前身頃2aと後身頃2b
は点B,b,F,f以降の部分11,12で形状が異な
ることである。即ち、袖山頂部の線I−J、線i−j
は、前身頃2aの部分11の線B−C、線b−cと接合
される。また前身頃2aと後身頃2bの肩部での接合
は、線C−Dと線F−Gや、線c−dと線f−gで行わ
れる。
【0020】図1のパーツに基づいて編成されたセータ
ー1を、図2に示す。図2−Aはセーター1の右半分の
正面図で、図2−Bはセーターの右半分の背面図であ
る。図3にセーター1を肩ライン15を中心にして展開
して示す。図3から明らかなように、前身頃2aの編地
が肩ライン15を越えて後身頃2bに侵入している。ま
た前身頃2aと後身頃2bとの接合部19には、所定数
のウェールからなるファッションライン20が形成され
ている。
【0021】上記のように、横編機を使用して袖4,1
4、身頃2を筒状に編成し、編成中に袖4,14と身頃
2を接合して、編成完了時に略完成品に近いセーターを
製造する方法は公知である。2枚ベッド横編機を使用す
る場合には、針床の奇数番目の針を例えば前側編地用と
し、偶数番目の針を後側編地用として、前後針床のそれ
ぞれ1本置きの針を使用する。このため各編地は、対向
する針床上に目移し用の空針を常に確保でき、その結果
リンクス、ガーター、リブ等の表目/裏目が混在した組
織柄を編成でき、また両袖を横方向に移動させて身頃に
接合することができる。4枚ベッド横編機を使用する場
合、前側編地を下部前針床と上部後針床の針で編成し、
同様に後側編地を下部後針床と上部前針床の針を使用し
て編成する。この場合には、2枚ベッド横編機のよう
に、前側編地を奇数番目の針に割り当て、後側編地を偶
数番目の針に割り当てる等の制限は生じない。
【0022】セーター1は裾ゴム6a,b,7a,b,
17a,bから編成を開始し、各裾ゴム部は編糸を周回
編成する等により筒状に編まれる。次に身頃2と袖4,
14の編成に移り、所定コース編成する毎にウェール数
を増加させながら、脇下まで編成する。脇下のところで
身頃2と袖4,14の各筒状体を接合させ、脇下から袖
ぐり形成部にかけて、身頃2と袖4,14を所定コース
編成する毎に袖4,14を身頃側2に移動させて、袖ぐ
り8a,bのところで編目を重ねる。このようにして、
前身頃2aの線A−Bと前袖4aの線H−I、後身頃2
bの線E−Fと後袖4bの線K−J、および前身頃2a
の線a−bと前袖14aの線h−i、後身頃2bの線e
−fと後袖14bの線k−jを接合する。このため筒体
中の袖4,14の編み幅は減少してゆき、同時に衿ぐり
9aが形成される。本発明の特徴は以降の編成にあり、
その部分を2枚ベッド横編機を例に詳述する。
【0023】図4、図5は実施例の編成ブロックを示
し、各図の上下に示したアルファベットは針床上の針を
振りの無い状態で示し、アルファベット大文字を記した
奇数番目の針で前身頃2a、袖4a,14aの前側編地
を編成する。アルファベット小文字を記した偶数番目の
針で、後身頃2b、袖4b,14bの後側編地が編成さ
れる。また図の左に記したFは前針床を、Bは後針床を
示し、その隣の矢印は編成(給糸)方向を示す。なお説
明の便宜を図るため針数は実際の針数よりも少なく表示
し、またセーター1は左右対称なため右半分のみを説明
する。図4の最初の状態SSは図1におけるSS位置の
編目配置を示し、前針床の針H,I,J,…,U,V,
Wに前身頃2aの左肩部分の編目が係止され、針X,
Y,Zに袖4aの編目が係止されている。同様に後針床
の針a,b,c,…,u,v,wに後身頃2bの左半分
の編目が係止され、針x,y,zに袖4bの編目が係止
されている。左袖4a,bの線I−Jに位置する編目
を、針X,Y,Z,z,y,xの6ウェール分示す。
【0024】SSの状態から、ブロック1〜ブロック1
0(図5)の編成を行うと、前身頃2aの部分11Rの
編成と、前身頃2aの線B−Cと左袖4a,bの線I−
Jとの接合が行われる。部分11Rを2コース編成する
毎に、左袖4a,bの編目が前身頃2a側に移動され、
1目ずつ前身頃2aに重ねられていく。この間、袖4
a,bには新たな編目は形成されず、また後身頃2bに
も新たな編目は形成されない。これらの部分の編目は針
床上に係止され休止状態を保つ。ブロック1及びブロッ
ク2で、前針床Fの針H,I,J,…,U,V,Wと針
W,V,U,…,J,I,Hに編糸を供給して、前身頃
2aの部分11Rに例えば2コースの編目を形成する。
次にブロック3aで、前針床の針X,Y,Zに係止され
た袖4aの編目が一旦後針床に渡された後、前針床の針
W,X,Yに移し替えられる。ブロック3bでは、前側
の袖4aの側端の編目に隣接する後針床の針zに係止さ
れる後側の袖4bの側端の編目が、前針床の針Zへと移
動する。前側の袖4aの移動に応じて後側の袖4bの編
目が前針床に移動し、前後針床間に渡る袖側端の編糸が
必要以上に引き延ばされることが防止される。ブロック
3cは上記の編成後の針床上の編目の状態を示し、前身
頃2aの側端部の編目を係止した針Wに袖4の側端の編
目が重なり、なお2重目を2重丸で示す、袖のウェール
が1つ減少している。
【0025】ブロック4及びブロック5で、前針床Fの
針H,I,J,…,U,V,Wと針W,V,U,…,
J,I,Hに編糸を供給して、前身頃2aを2コース編
成する。続くブロック6aで、前針床の針X,Yに係止
された前側の袖4aの編目と同じ針床の針Zに係止され
た後側の袖4bの編目が、前記ブロック3aと同様にし
て、前針床の針W,X,Yに移し替えられる。ここでは
編目配置の関係から、上記ブロック3bに相当する編成
は必要とされない。ブロック6bは上記の編成後におけ
る針床上の編目の状態を示し、前身頃2aの側端部の編
目を係止した針Wに袖4の編目が重なり、袖4の編目ウ
ェールがさらに1つ減少されたことになる。R1で示し
たブロック1〜ブロック6aの編成サイクルを、袖4の
編目のウェールが無くなるまで、即ち袖4が前身頃2a
に完全に接続されるまで繰り返す。これにより前身頃2
aの部分11Rの編目コースが形成され、かつ袖4の線
I−Jの編目を、前側の袖4aの編目から順次、前身頃
2aの線B−Cに接合することができた。ブロック7
は、SSで後針床の針xに係止されていた袖4の点Jに
位置する編目が前身頃2aに重ねられ、身頃2と袖4の
接合を完了した状態を示す。
【0026】次に右袖14と前身頃2aとの接合を行う
ため、ブロック8で前針床の針H,I,J,…,U,
V,Wに編糸を供給して、前身頃2aに部分11Rの最
終コースの編目列(線D−Cに相当)を編成する。この
後次のブロック9(図5)で、後針床の針w,v,u,
…,c,b,a,…に編糸を供給し、後身頃2aの編目
列を編成する。そしてブロック10で、上記ブロック1
〜ブロック6aと同様の編成を右肩部でも行い、前身頃
2aの部分11Lの編成と右袖14の前身頃2aへの接
合を行う。この結果、袖付けが完了した状態では、接合
点(C,J),(c,j)は肩ライン15を越えること
になる。
【0027】次に肩部での、前身頃2aと後身頃2bと
の接合編成を説明する。後身頃2bの部分12の編成と
同時に、両身頃部が接合される。この間前身頃2aでは
新たな編目列の編成は行われず、休止状態を保持する。
部分12は台形状をなし、この部分で肩両端部から衿首
形成部側へと編目のコース数が徐々に増加する。右袖1
4と前身頃2aとの接合後、前身頃2aの線C−Dと後
身頃2bの線F−Gを接合するため、ブロック11で後
身頃2bの編目を係止する後針床の針…a,b,c,
…,u,v,wに編糸を供給して、編目列を1コース左
から右へ編成する。そしてブロック12aで、後身頃2
bの右側端の5ウェールの編目群20a,後針床の針
s,t,u,v,wの針に係止,を、一旦前針床に目移
しする。この後、側端の編目群20aを後針床の針r,
s,t,u,vに移し替え、側端の編目群20aの側端
から5番目の編目を、針rに係止される後身頃2bの編
目と重ねる。この結果、後身頃の編み幅を1目減らす。
次にブロック12bで、後針床の針vに移し替えられた
後身頃2bの最側端の編目を再度移動させて、後針床の
針uに係止させる。この結果、側端の編目群20a内の
最側端の編目がその内側の編目に重なり、後身頃2bの
編み幅がさらに1目減少する。続くブロック12cで、
前身頃2aの最側端の前針床の針Wの編目を、後針床の
針vに移動させる。ブロック12dは上記の編成後の状
態を示し、この段階で前身頃2aと後身頃2bの編み幅
が、それぞれ1目ずつ減ったことになる。
【0028】次にブロック13で、移し替え済みの後針
床の針v,u,t,s,rに編糸が供給され、側端の編
目群20aを1コース分編成する。これにより前身頃2
aの最側端の編目と、ブロック12a及び12bで移動
された後身頃2bの側端の編目群20aとに続く編目が
形成される。そして前身頃2aの最側端にあった編目
が、側端の編目群20aと編み合わされる。このため、
この部分で、前身頃2aと後身頃2bの端の編目が接合
される。このようにして前身頃2aと後身頃2bの接合
を行うと、接合部19を美しくすると共に強ばりを防ぐ
ことができる。しかしブロック12bの編成を省略し
て、前身頃2aの側端の編目を後針床の針vに係止され
た後身頃2bの最側端の編目に重ねても良い。このよう
に複数の編目を移し替えながら、編み幅を減少させると
共に前後身頃の接合を行うと、接合部19に沿ってファ
ッションライン20が発現する。
【0029】次にブロック14で、針r,s,t,u,
vに編糸が供給され、側端の編目群20aに編目列が1
コース編成される。ブロック15aで、針r,s,t,
u,vに形成された編目を、前針床を介して後針床の針
q,r,s,t,uに移し替える。そしてブロック15
bで、針uに係止された編目を針tに移し替えて2重目
とする。ブロック15cで、前針Vに係止される前身頃
2aの最側端の編目を、後針床の針uに移動させる。こ
れによりブロック12dの状態から、前身頃2aと後身
頃2bの編み幅がさらにそれぞれ1目減ったことにな
る。次にブロック16で、後針床の針u,t,s,…に
編糸を供給して、側端の編目群20aを含み、後身頃2
bの身幅全部の編目列を形成する。そしてブロック17
で、他方側の身頃2aと後身頃2bとを接合する。この
編成は、ブロック12a〜15cに示す編成と同様に行
われる。ブロック17の終了時に、前身頃2aと後身頃
2bは、それぞれ右端の2目、左端の2目が接合されて
いる。そしてブロック18で、再度右肩側の前身頃2a
と後身頃2bとの接合を行うため、後針床の針…r,
s,t,uに編糸を供給し、後身頃の身幅全部に編目を
編成する。そしてブロック19で、残る編目に対してブ
ロック12a〜18に示した編成(サイクルR3)を所
定回数繰り返すと、後身頃2bの部分12が編成され、
同時に前身頃2aと後身頃2bとが衿ぐり9まで接合さ
れる。ブロック20は肩部の接合が完了した状態を示
し、前針床の針H,I,J,K,Lに前衿ぐり9aの側
端の編目が係止され、後針床の針a,b,c,…,j,
k,lに後衿ぐり9bの編目が係止されている。
【0030】針床に残った編目上に、例えば図示しない
熱溶融性糸を使用して数コースの編目列を編成する。こ
の後編目を針から払い落し、熱処理して熱溶融性糸を溶
解させて解れ止めをする。あるいは、残る編目を順次伏
せ目した後、編機から解放して編成を終了する。この場
合に、衿付けなどの後工程を追加しても良く、あるいは
編機上で衿を編成して完成したセーターとしても良い。
【0031】後身頃2bの部分12の編成中に、サイク
ルR3の1回の編成で身頃2の編み幅が左右でそれぞれ
2目ずつ減少する。しかしサイクルR3実行中にサイク
ルR2を複数回繰り返せば、さらに多くの編目を減少さ
せることができる。部分12の丈hはサイクルR2の繰
り返し回数の影響を受け、繰り返し回数が増えるに従い
丈hは短くなる。丈hが短くなると部分12の角度はθ
より鋭くなり、その結果、肩ライン15と、前身頃の線
C−D、c−dと後身頃の線F−G、f−gの接合ライ
ンがなす角度が小さくなる。身幅の編成とサイクルR2
の繰り返し回数を調整すると、丈hに対する編目の減少
の度合を変更でき、前身頃2aと後身頃2bの接合ライ
ン19を任意の角度にでき、多様なシルエットを形成で
きる。また図3から明らかなように、前身頃8aが後身
頃8b側に侵入し、肩落ちは肩ライン15上に形成され
る。肩落ち点は肩ライン15上にあり、図1での2点
C,Bの中点が肩落ち点となる。また図3で後衿ぐり9
bが肩ライン15の後方にあるのは、部分11R,L側
を部分12よりもより多数コース編成したためである。
このため、図1の点D,Cは点G,gよりもより高い位
置にある。例えば図3の衿ぐり9a,9bの交点に点
D,Gがある。このため図1の線G−gは図3の後衿ぐ
り9bとして表れ、後衿ぐり9bの落込みが形成される
のである。
【0032】また上記の編成に替えて、部分12を引き
返しで編成しても良い。引き返しでは、編目列形成の
際、編み幅両端の1〜複数の編目を徐々に休止状態にし
て針に係止したままとし、徐々に編み幅を狭めて行く。
この後、前身頃2aと後身頃2bを、順次側端の編目か
ら伏せ目処理して、両編地の接合する。しかしながら引
き返しでは、多数コース前に編成され休止状態に置かれ
た編目が針に係止されたままになり、最新コースで編成
された編目と同様に針に係止される。このため巻き下げ
ローラ−による編地の引き下げが各編目に均等に加わら
ず、編成が困難になる。しかし引き返しと伏せ目処理を
行う場合に比べ、図5に示す方法では、後身頃の編成
と、前後の身頃の接合を同時に行える。このため形成さ
れた編目は編地の引き下げ作用を受け易く、編成が容易
になる。また任意の角度の接合ラインを得ることができ
る。
【0033】尚、上記実施例では、無地の平編組織から
なるセットインスリーブのセーターを例に説明した。そ
のため筒状編成で、前身頃の編成から後身頃の編成へ移
る際に、あるいは後身頃の編成から前身頃の編成に移る
際に、前針床と後針床間での編目の移し分けは不要であ
った。しかしワイドリブのように、表目/裏目の混在し
た筒状編地を編成する場合には、移し分けを追加する必
要がある。袖の形状はセットインスリーブに限らず、T
スリーブ等の他の袖でも実施可能である。Tスリーブの
場合、脇下より上部での身頃と袖の接合編成の間、袖に
新たな編目列を形成せず、身頃と袖の編目方向が直交し
た状態で接合される。またベスト等の袖なしのニット衣
類の場合、袖の編成を省略すればよい。本発明は、実施
例に限らず、本発明の技術的特徴を逸脱しない範囲で実
施できる。
【0034】
【発明の効果】上記したように本発明の編成方法では、
一方の身頃と他方の身頃との接合部を肩ラインから離れ
て配置でき、シルエットが向上し、かつ一方の身頃のデ
ザインが肩ラインで途切れることを防止できる。他方の
身頃の肩部から衿首部を衿首部側の高さが肩の両端部の
高さよりも高くなるように編成するので肩落ちが形成さ
れる。これらの結果、美しいシルエットで、肩ラインで
のデザインの不連続な途切れがないニット衣類を横編機
で編成できる。
【0035】また、前記他方の身頃で、肩端部のみの編
成と肩端部から前記他方の身頃のより内側までの範囲の
編成の2種の編成を行うと共に、上記の編成の間に、前
記他方の身頃の肩端部の編目群を他方の身頃の内側に移
動させ、かつ前記一方の身頃の側端の編目を前記他方の
身頃へ移動させて前記編目群の編目に重ねるので従来の
引き返しとは異なり、編地への引き下げ力が均等に加わ
り、容易に一対の身頃を接合できる。
【0036】また、身頃への両袖の接続では、ニット衣
類の脇下から袖ぐりにおいて、両袖の編目を第1及び第
2の身頃へ移動させて、両袖の編み幅を徐々に減少させ
た後、一方の身頃を編成し、かつ両袖の編目を一方の身
頃側へ移動させるので袖を前後非対称に身頃に接合でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】セーターの各パーツを横編機上で編成する状態
に配列したもので、前針床で編成する前身頃と両袖前部
のデザイン、並びに後針床で編成する後身頃と両袖後部
のデザインを示す。
【図2】図2−A,図2−Bは編成したセーターを示
し、図2−Aはセーターの右半分の正面図、図2−Bは
セーターの右半分の背面図である。
【図3】セーターを肩ラインを中心に展開して示した図
である。
【図4】実施例での前身頃と左袖の接合等を示す編成ブ
ロック図である。
【図5】実施例での前身頃と後身頃との接合等を示す編
成ブロック図である。
【図6】従来例でのセーターの編成パーツを示す図であ
る。
【図7】図7−A,Bは従来例でのセーターの編成を示
し、図7−Aは編成の各段階を示し、図7−Bは図7−
Aの各段階での身頃と両袖の端面図である。
【図8】図8−A,Bは図6の従来例で編成したセータ
ーの右半分を示し、図8−Aは正面図、図8−Bは背面
図である。
【図9】従来例のセーターを肩ラインを中心に展開して
示した図である。
【符号の説明】
1…セーター、2…身頃、4,14…袖、6,7,17
…裾ゴム、8…袖ぐり、9…衿ぐり、15…肩ライン、
19…接合部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後一対の針床を対向配置し
    た横編機を用いて、第1の身頃と第2の身頃とを両端で
    筒状に接続して編成するニット衣類の編成方法におい
    て、 第1の身頃と第2の身頃の一方を肩部において他方より
    もより多数コース編成することにより、第1の身頃と第
    2の身頃の接合部がニット衣類の肩ラインからシフトし
    て他方の身頃に侵入するようにし、 前記他方の身頃の肩部から衿首部を、衿首部側の高さが
    肩の両端部の高さよりも高くなるように編成し、 第1の身頃と第2の身頃とを接合することを特徴とする
    横編機によるニット衣類の編成方法。
  2. 【請求項2】 前記他方の身頃の編成と第1及び第2の
    身頃の接合とを同時に行うことを特徴とする請求項1の
    横編機によるニット衣類の編成方法。
  3. 【請求項3】 前記他方の身頃の編成では、前記他方の
    身頃で、肩端部のみの編成と肩端部から前記他方の身頃
    のより内側までの範囲の編成の2種の編成を行うと共
    に、上記の編成の間に、前記他方の身頃の肩端部の編目
    群を他方の身頃の内側に移動させ、かつ前記一方の身頃
    の側端の編目を前記他方の身頃へ移動させて前記編目群
    の編目に重ねることを特徴とする請求項2の横編機によ
    るニット衣類の編成方法。
  4. 【請求項4】 前記他方の身頃の編成を引き返しで行
    い、この後、伏せ目により第1の身頃と第2の身頃とを
    接合することを特徴とする請求項1の横編機によるニッ
    ト衣類の編成方法。
  5. 【請求項5】 ニット衣類は第1の身頃と第2の身頃の
    他に各筒状の両袖を備え、第1の身頃と第2の身頃及び
    両袖を前記肩部の編成前にニット衣類の脇下まで編成
    し、ニット衣類の脇下から袖ぐりにおいて、第1及び第
    2の身頃と両袖を接続した1つの筒状体を編成しなが
    ら、両袖の編目を第1及び第2の身頃側に移動させて第
    1及び第2の身頃の編目と重ね、この後、前記一方の身
    頃を編成し、かつ両袖の編目を前記一方の身頃に移動さ
    せて前記一方の身頃の編目と重ねることを特徴とする請
    求項1の横編機によるニット衣類の編成方法。
  6. 【請求項6】 前記一方の身頃は前身頃で、他方の身頃
    は後身頃で、かつ前身頃に衿ぐりを形成し、肩部以降に
    おいて前身頃に後身頃よりもより多数コースの編目を形
    成することを特徴とする請求項5の横編機によるニット
    衣類の編成方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも前後一対の針床を対向配置し
    た横編機を用いて、第1の身頃と第2の身頃とを両端で
    筒状に接続して編成するニット衣類の編成方法におい
    て、 第1の身頃と第2の身頃からなる筒状の身頃と各筒状の
    両袖とを、ニット衣類の脇下まで編成し、 ニット衣類の脇下から袖ぐりにおいて、第1及び第2の
    身頃と両袖とを接続した1つの筒状体を編成しながら、
    両袖の編目を第1及び第2の身頃側に移動させて第1及
    び第2の身頃の編目と重ね、 この後、第1の身頃と第2の身頃の一方を編成し、かつ
    両袖の編目を前記一方の身頃に移動させて一方の身頃の
    編目と重ね、 次いで、第1の身頃と第2の身頃とをニット衣類の肩部
    で接合することを特徴とする横編機によるニット衣類の
    編成方法。
  8. 【請求項8】 第1の身頃と第2の身頃の内で、前記一
    方の身頃でない他方の身頃の両肩部から衿首部を、衿首
    部側の高さが肩の両端部の高さよりも高くなるように編
    成する工程を追加したことを特徴とする請求項7の横編
    機によるニット衣類の編成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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