JPH09272887A - 油圧エレベータ用作動油 - Google Patents

油圧エレベータ用作動油

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JPH09272887A
JPH09272887A JP8276996A JP8276996A JPH09272887A JP H09272887 A JPH09272887 A JP H09272887A JP 8276996 A JP8276996 A JP 8276996A JP 8276996 A JP8276996 A JP 8276996A JP H09272887 A JPH09272887 A JP H09272887A
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Yoshinori Hamada
敬紀 浜田
Tetsuya Kanai
哲也 金井
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Koji Naradani
孝司 奈良谷
Makoto Tachibana
橘  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧作動油の本来の性能である良好な酸化安
定性を損なうことなく、長時間の使用においても臭気性
を低く抑えることができる油圧エレベータ用作動油を提
供する。 【解決手段】 添加剤である、secondly−C3
/6−ZDTPを0.03〜0.08質量%、2.6−
ジターシャリブチル−4−メチルフェノールを0.03
〜0.20質量%、p−p’−ジオクチルジフェニール
アミンを0.01〜0.05質量%を含有させ、さらに
防錆剤としてCaスルホネートを0.01〜0.07質
量%以下、金属不活性剤としてベンゾトリアゾールを3
0ppm以下含有させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧エレベータ用
作動油に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に鉱油を用いた油圧エレベータ用作
動油は、基油とこれに添加した添加剤とから製造されて
いる。鉱油は、原油を通常の製油精製工業で用いられる
潤滑油精製手段である常圧蒸留、減圧蒸留によって処理
して適当な粘度を有する留出油とし、この留出油をフル
フラール抽出、水素化精製、脱臘処理、更には必要に応
じて白土処理等の公知の精製手段により要求精製度のも
のを得ている。また、一般的な油圧エレベータ用作動油
の基油としては、動粘度が油温40℃で20〜100c
Stの範囲で、パラフィンが約65質量%、ナフテンが
約30質量%、芳香族成分であるアロマが約5質量%、
硫黄が約0.1質量%、窒素が約10ppm含有された
ものが使用されている。
【0003】このような組成の基油は、成分中に芳香族
成分であるアロマ、硫黄、窒素成分が含有されているた
め、臭気性が高くなってしまう。従って、油圧エレベー
タ用作動油として用いた場合、それを構成した昇降路内
に臭気が立ちこもり、それを利用する乗客にまで不快感
を与えることになってしまう。そこで、これを解決する
ために特開平7−34078号公報に記載の油圧エレベ
ータ用作動油では、アロマ含有率を1.5質量%以下と
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の基油においても、油圧エレベータ用作動油とし
ての低臭気性を満足させるのに十分ではなかった。すな
わち、通常、作動油は、酸化防止特性や防錆特性などの
基油性能を向上させるために添加剤を添加して製品化し
ているが、この添加剤による臭気性に対する考慮がなさ
れていなかった。例えば、酸化防止剤として添加されて
いるフェノール系の2.6−ジターシャルブチル−4−
メチルフェノールや、アミン系のp−p′−ジオクチル
ジフェニールアミンが多く含有され、その結果、臭気性
を悪化させていることが分かった。さらに、これらの酸
化防止剤のみでは、作動油の劣化に伴って臭気性悪化の
要因となる過酸化物の発生を抑制することができず、こ
の点でも臭気性を悪化させていることが分かった。ま
た、防錆剤として添加されているイミド系のアルケニル
コハク酸イミドも高臭気性であるため、より臭気性を悪
化させていた。
【0005】本発明の目的は、油圧作動油の本来の性能
である良好な酸化安定性を損なうことなく、長時間の使
用においても臭気性を低く抑えることができる油圧エレ
ベータ用作動油を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、アロマ含有率を1.5質量%以下とした
鉱油を基油として用いた油圧エレベータ用作動油におい
て、添加剤である炭素数3〜6の2級アルキル基を有す
るジアルキルチオりん酸亜鉛を0.03〜0.08質量
%,2.6−ジターシャリブチル−4−メチルフェノー
ルを0.03〜0.20質量%,p−p’−ジオクチル
ジフェニールアミンを0.01〜0.05質量%含有さ
せたことを特徴とする。
【0007】本発明の油圧エレベータ用作動油は、硫黄
系酸化防止剤の炭素数3〜6の2級アルキル基を有する
ジアルキルチオりん酸亜鉛(以下、secondly−
C3/6−ZTPという)を0.03〜0.08質量%
添加したが、その添加量は、臭気官能試験およびガスク
ロマト臭気分析試験を行なった結果、臭気性を考慮し
0.08質量%以下が好ましく、また、酸化防止剤残存
量試験および加速劣化試験の結果、過酸化物発生の抑制
および酸化防止性の高寿命化を考慮し、0.03質量%
以下とするのが好ましいとの究明結果に基づいて決定
し、さらに、2.6−ジターシャブチル−4−メタルフ
ェノールを0.03〜0.20質量%添加したが、その
添加量は、硫黄系酸化防止剤のsecondly−C3
/6−ZDTPの酸化防止性を補助すれば良いため酸化
防止剤残存量試験を行なった結果、酸化防止性を維持す
るため0.03質量%以上添加するのが好ましく、ま
た、臭気官能試験及びガスクロマト臭気分析試験を行な
った結果、臭気性を考慮し0.20質量%以下とするの
が好ましいとの究明結果に基づいて決定した。さらに、
p−p’−ジオクチルジフェニールアミンを0.01〜
0.05質量%添加したが、その添加量は、酸化防止剤
残存量試験を行なった結果、酸化防止性を維持するため
0.01質量%以上添加するのが好ましく、臭気官能試
験及びガスクロマト臭気分析試験を行なった結果、臭気
性を考慮し0.05質量%以下とするのが好ましいとの
究明結果に基づいて決定した。このようにして、油圧作
動油の本来の性能である良好な酸化安定性を損なうこと
なく、長時間の使用においても臭気性を低く抑えること
ができる油圧エレベータ用作動油を得ることができた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。まず、基油としては低臭気性が確認され
ているアロマ含有率を1.5質量%以下としたものを使
用した。つまり、40℃における動粘度が図3に示す如
くであり、芳香族含有率が0.72重量%、硫化系含有
率が0.01重量%、窒素系含有率が不検出のものを使
用した。
【0009】この基油に添加する各添加剤としては、酸
化防止剤、防錆剤、金属不活性剤を次のように選定し
た。つまり、酸化防止剤としては酸化防止能力が高く、
作動油の劣化に伴い発生する過酸化物の発生抑止能力を
備え、かつ、比較的低臭気特性を備えた硫黄系酸化防止
剤の添加剤である炭素数3〜6の2級アルキル基を有す
るジアルキルチオりん酸亜鉛(secondly−C3
/6−ZDTP)を選定した。また、この硫黄系酸化防
止剤の酸化防止能力の補助効果と、硫黄系に対して低臭
気特性とを備えたフェノール系添加剤として、2.6−
ジターシャリブチル−4−メチルフェノールを選定し
た。さらに、フェノール系添加剤と相乗効果を生じさ
せ、酸化劣化抑止能力の高寿命化を得るに効果があるア
ミン系添加剤として、p−p’−ジオクチルジフェニー
ルアミンを選定した。
【0010】防錆剤としては、低臭気性を備えた過塩基
性Caスルホネートを選定し、作動油と金属との触媒反
応を抑制する金属不活性剤としては、極微量で金属不活
性能力を得ることができ、これによって、低臭気特性を
兼ね備えるベンゾトリアゾールを選定した。
【0011】上述した基油と添加剤とを調合した各作動
油の物性については次の試験に基づいてそれぞれ評価を
行ない、実施例の評価結果を図1に、また比較例の評価
結果を図2に示している。まず、臭気官能試験から説明
すると、この評価試験は12名の試験官により臭気の強
度を、通常、臭気試験で行われている6段階臭気強度表
示法により評価し、12名のうち最大および最小評価点
をそれぞれ削除したものを評価対象とした。この評価点
は、点数が低いほど低臭気特性が高いことを示し、0:
無臭、1:やっと感知できる臭い、2:なんの臭いであ
るが判別可能な弱い臭い、3:楽に感知できる臭い、
4:強い臭い、5:強烈な臭いとして評価した。
【0012】この試験方法は、資料30mlを口径27
mm、容量50mlのねじ口ビンに封入して激しく振
り、その後ビン蓋を開き試験管が臭気を嗅いで、上述の
ような評価を行うものとし、図1および図2に示すよう
にその評価平均点を四捨五入し、1点まで良として〇印
を付け、それ以上は臭気ありとして×印を付けている。
【0013】ガスクロマト分析試験は、作動油中に含ま
れる臭気成分である軽質分(トータルイオン)を測定す
る分析試験であり、その試験方法としては、試料5ml
を容量30mlのインピンジャに入れ、この試料油温を
オイルバスで30℃に保持した状態でインピンジャにH
eガスを流量30〜100ml/minで流入させて軽
質分を流入ガスとともにインピンジャより流出させ、こ
の流出した軽質分を補集管にて30分間にわたり補集し
た。この補集管をガスクロマト分析装置につないで軽質
分の測定を行なった。測定の結果、軽質分の面積値が、
新油で100万イオン面積値未満、後述する加速劣化油
で200万イオン面積値未満のものを良とし、〇印を付
けた。
【0014】RBOT劣化試験は、作動油中の酸化防止
剤残存量を測定し、酸化防止能力の継続性を判別する試
験で、JIS−K−2514の回転ボンベ酸化安定試験
方法に従って行なった。この試験において、一般的性能
を満足するものは150min以上のものである。
【0015】湿潤試験は、空気中の湿気による錆の発生
を抑止する防錆特性を評価する評価試験であり、JIS
−K−2246に定められている錆止め油5.34湿潤
試験法に従って行なった。なお、この評価は良好となっ
た順からA,B,C,Dを付し、Dよりも良好であれれ
ば一般的な性能を満足しているものとした。
【0016】シェル4球磨耗試験は、ASTM−D−2
783のシェル4球磨耗試験方法に準拠し、試験条件と
して縦軸回転数を1800rpm、荷重を30kgf、
試験時間を30分、試験温度を室温とし、試験材はAK
S球軸受用鋼球1/2インチ精密球を用いて行なった。
この試験結果において、その磨耗痕径が0.5mm以下
であれば一般的性能を満足しているものとした。
【0017】次に、加速劣化油を得るための加速劣化試
験について説明する。まず、試料50gと、予め研磨さ
れて新しい金属肌を出すと共にジエチルエーテルでその
研磨肌を脱脂したスパイラル状に巻上げた3mの銅線と
を、内径50mmで容量200mmのガラスビンに入れ
る。このガラスビンを銅製容器に入れ、この銅製容器内
に常温の酸素を0.6MPaの圧力で封入し、さらに、
この銅製容器を150℃のシリコン油を用いたオイルバ
スに30°の傾きを持たせて入れる。この状態で銅製容
器を100rpmで1時間連続で回転させ、ガラスビン
内の試料を撹拌し加熱劣化させ劣化油を得る。
【0018】このようにして得た劣化油に対し、ここで
は赤外線吸光度試験および前述したガスクロマト分析試
験を行った。この赤外線吸光度試験は、新油時と比較し
て、試料内の有機劣化生成物の増加率を測定し、その試
料の酸化防止能力を判別する試験である。その試験方法
としては、赤外線吸収波長を1790-1cm(カイザー)
で0.5mmの厚のKRS−5セル透過法にて行い、増
加率が10%以内のものを酸化防止能力良好として図中
に〇印を付けた。この劣化油中に、過酸化物が重合して
油中に折出した酸化重合(スラッジ)が生成されたもの
は、図中にその生成の有無を記憶した。ここでスラッジ
が生成されたものは酸化防止能力が低いものと判定され
る。
【0019】次に、図1、図2に基づいて各種試験劣化
およびその評価を説明する。まず、臭気特性を臭気官能
試験及びガスクロマト分析試験の試験結果に基づき評価
する。
【0020】酸化防止剤の含有率としては、図1および
図2に示す実施例1〜14および比較例15〜26のよ
うに、硫黄系のsecondly−C3/6−ZDTP
を0.10質量%、フェノール系の2.6−ジターシャ
リブチル−4−メタルフェノールを0.25質量%、ア
ミン系のp−p’−ジオクチルジフェニールアミンを
0.07質量%とした場合、それぞれ高臭気性を示した
ため、secondly−C3/6−ZDTPを0.0
8質量%以下、フェノール系の2.6−ジターシャリブ
チル−4−メチルフェノールを0.20質量%以下、ア
ミン系のp−p’−ジオクチルジフエニールアミンを
0.05質量%以下とした。
【0021】また、防腐剤のCaスルホネートとして
0.10質量%、50ppmとした場合、また金属不活
性剤のベンゾトリアゾールの添加量として0.10質量
%、50ppmとした場合、それぞれ高臭気性を示した
ため、防腐剤のCaスルホネートまた金属不活性剤のベ
ンゾトリアゾールの添加量として、それぞれ0.07質
量%以下、30ppm以下とした。
【0022】このように添加剤を含有させることによ
り、作動油は、新油における初期臭気で官能試験にて評
価点1(やっと感知できる臭い)以下を示し、さらにガ
スクロマト分析試験でも臭気成分である軽質分は、新油
において100万イオン以下、劣化油において200万
イオン以下を示し、その臭気の抑制された超低臭気作動
油とすることができた。
【0023】次に、酸化防止剤の酸化防止能力をPBO
試験および赤外線吸光度試験の試験結果に基づき評価す
る。この試験結果から酸化防止剤の含有率は、硫黄系の
secondly−C3/6−ZDTPを0.01質量
%、フェノール系の2.6−ジターシャリブチル−4−
メチルフェノールを0.01質量%、またアミン系のp
−p’−ジオクチルジフェニールアミンを0.005質
量%とした場合、それぞれ吸光度増加率が許容範囲を越
え酸化安定性に欠ける特性を示したため、硫黄系のse
condly−C3/6−ZDTPを0.03質量%以
上、フェノール系の2.6−ジターシャリブチル−4−
メチルフェノールを0.03質量%以上、またアミン系
のp−p’−ジオクチルジフェニールアミンを0.01
質量%以上とした。その結果、RBOT試験では150
min以上を示し、また劣化油を対象とした赤外線吸光
度試験でも4%以下を示す高水準の酸化防止能力を備え
た作動油とすることができた。また、防錆能力は、湿潤
試験に基づき評価すると、Caスルホネートの含有率を
0.01質量%以上とすれば、C以上の良好な防錆能力
を得ることができる。
【0024】このようにして、酸化防止剤であるsec
ondly−C3/6−ZDTPを0.03〜0.08
質量%、2.6−ジターシャリブチル−4−メチルフェ
ノールを0.03〜0.20質量%、p−p’−ジオク
チルジフェニールアミンを0.03〜0.05質量%を
含有させれば、超低臭気特性及び良好な酸化防止能力を
備えた作動油を得ることができることが分かった。さら
に、防錆剤であるCaスルホネートの含有率を0.01
〜0.07質量%とすることにより、超低臭気特性及び
良好な防錆能力を備えた作動油を得ることができ、金属
不活性剤であるベンゾトリアゾールを30ppm以下含
有させることにより超低臭気特性を備えた作動油を得る
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明による油圧エレベー
タ用作動油は、酸化防止剤であるsecondly−C
3/6−ZDTPを0.03〜0.08質量%、2.6
−ジターシャリブチル−4−メチルフェノールを0.0
3〜0.20質量%、p−p’−ジオクチルジフェニー
ルアミンを0.03〜0.05質量%を含有するように
したため、作動油の基本性能である酸化防止能力を損な
うことなく、超低臭気特性をも兼ね備えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である油圧エレベータ用
作動油における特性と評価結果を示す図である。
【図2】比較例としての油圧エレベータ用作動油におけ
る特性と評価結果を示す図である。
【図3】油圧エレベータ用作動油に用いる基油の組成を
示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 133:12 135:10 133:44) C10N 10:04 30:00 30:10 30:12 30:14 40:08 (72)発明者 佐保田 典之 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 浜田 敬紀 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 金井 哲也 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 佐々木 英一 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 奈良谷 孝司 埼玉県戸田市新曾南3丁目17番35号 株式 会社ジャパンエナジー内 (72)発明者 橘 誠 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アロマ含有率を1.5質量%以下とした
    鉱油を基油として用いた油圧エレベータ用作動油におい
    て、添加剤である炭素数3〜6の2級アルキル基を有す
    るジアルキルチオりん酸亜鉛を0.03〜0.08重量
    %,2.6−ジターシャリブチル−4−メチルフェノー
    ルを0.03〜0.20重量%,p−p’−ジオクチル
    ジフェニールアミンを0.01〜0.05重量%含有さ
    せたことを特徴とする油圧エレベータ用作動油。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、さらに防
    錆剤としてCaスルホネートを0.01〜0.07質量
    %以下含有させたことを特徴とする油圧エレベータ用作
    動油。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、さらに金
    属不活性剤としてベンゾトリアゾールを30ppm以下
    含有させたことを特徴とする油圧エレベータ用作動油。
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