JPH09272566A - 伸縮緩衝袋の製造方法 - Google Patents

伸縮緩衝袋の製造方法

Info

Publication number
JPH09272566A
JPH09272566A JP8082174A JP8217496A JPH09272566A JP H09272566 A JPH09272566 A JP H09272566A JP 8082174 A JP8082174 A JP 8082174A JP 8217496 A JP8217496 A JP 8217496A JP H09272566 A JPH09272566 A JP H09272566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
welding
slit
cutting
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8082174A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tanaka
慶治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanakaya Inc
Original Assignee
Tanakaya Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanakaya Inc filed Critical Tanakaya Inc
Priority to JP8082174A priority Critical patent/JPH09272566A/ja
Publication of JPH09272566A publication Critical patent/JPH09272566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程全てを機械によって行い、大量に安
くできる製造方法を提供する。 【解決手段】 軟質の発泡した人工樹脂シート2を素材
に用い、二枚重ねでシート2を送り出し、スリットロー
ル8によってスリットを入れ、控除域13が有する事に
よってスリットを有しない未切域を設け、溶着断ロール
14によってシート2を任意の幅に分離して筒形状を成
し、溶着断刃15によって、任意の寸法に寸切りして、
伸縮する袋体1を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、りんご等の傷付き
易い物をソフトに梱包する為の伸縮緩衝袋を、機械で大
量生産する為の製造方法である。
【0002】
【従来の技術】従来の伸縮緩衝袋は、発泡した軟質の人
工樹脂を素材に、太い紐状にした物を斜に交差する網形
状に並べて溶着した筒状の物を縦長に寸切りし、中央へ
輪ゴムを掛け、輪ゴムを挟む状態で網筒体を二重構造に
し、網筒体の底は輪ゴムによって収縮されて、りんごの
様な丸い物へフィットさせる構造であり、これの製造方
法は太い紐を網状に交差させて溶着させる工程と、輪ゴ
ムを一つ一つ手作業で掛けて裏返す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の網筒体であって
も使用には問題はなかったが、製造する場合、網状に交
差させて溶着する工程と、手作業で輪ゴムを一つ一つ掛
けて長手方向の半分を裏返すという手間が必要であっ
た、本発明では前記の手間を省く事によって、容易に安
くできる製造方法の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決する為
に、袋体へスリットを無数に入れる事によって、スリッ
トの開閉によって、スリットの長手方向と直角方向へ伸
縮できるのであり、この伸縮緩衝袋の製造工程は、シー
トを二重にし、切刃を有する円柱形状のスリットロール
によってスリットを入れ、スリットロールに切刃を有し
ない控除域によってスリットを有しない未切域を設け、
未切域は袋体の底辺の上領域に有する事によって底辺が
伸縮しない事から強度を保持するのであり、スリットの
入ったシートを、円盤形状の溶着断ロールで袋体の幅で
分離し、最後にシートの長手方向と直角方向へ横切った
溶着断刃によって、任意の寸法に溶断で寸切りすると同
時に片方を溶着する事によって底片10を設けて、製造
は完了する。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明するならば、装置全体を部分的に省略して
示した右側面図の図1に於いて、軟質の発泡した人工樹
脂のシート2を設け、シート2は厚みが二ミリメートル
前後が望ましく、図面上で、シート2は向かって右から
左へ流れて製造されるのであり、シート2は上下に重な
っていて夫々を上シート3・下シート4と称し、シート
2の両者は別個にロール状に巻かれており、上シート3
の巻いた物を上巻5と称し、下シート4の巻いた物を下
巻6と称し、両方の巻ロールの巻かれた方向は逆にする
事によって、巻ロールの接点では二枚が重なり合ってお
り、巻ロールの巻き方向は同じであっても良く、この重
なった状態でシート2は流れており、先ず、円柱形状の
スリットロール8の下を潜ってスリット7を設けるので
あり、スリット7は切刃9によって入れられ、スリット
ロール8の回転方向と直角に貫く帯形状で切刃9の有し
ない控除域13を設けて、スリット7の有しない未切域
11を設けるのであり、次に円盤形状の溶着断ロール1
4によって、任意の幅に切り分けられ、シート2の長手
方向と直角に横切る矩形の板状の片刃の形状で溶着断刃
15を設けて、任意の寸法に寸切りすると同時に、進行
方向の正面縁を溶着して閉じる事によって底辺10がで
きて袋体1が完成するのであって、進行方向の正面縁を
閉じる事によって、溶着断刃15の下ろした状態を僅か
に保てば、シート2が自然に流れて、溶着断刃15の斜
面で溶解部分が塞き止められて、底辺10の溶着が強固
になり、シート2を流れさせる動力源はモーターによっ
て行い、駆動方法はローラーによってもベルトであって
も良い。
【0006】後部領域を部分的に示した斜視図の図2に
於いて、最後部の巻ロールから伸ばされたシート2は上
下に二重となり、最初に通る円柱形のスリットロール8
によってスリット7が設けられるのであり、スリット7
は切刃9の切込みによって入れられ、切込みの深さは上
シート3から下シート4へ架けて貫いており、スリット
7を切込む事によってシート2は上下が軽く引っ掛かる
状態で固定されており、スリット7はシートの長手方向
と直角方向、つまり幅方向へ向けての隣どうしで五十度
程傾斜した状態で整列しており、スリットロール8の回
転方向と直角方向へ貫いた帯形状で切刃9を有しない控
除域13を設け、控除域13によってシート2へはスリ
ット7を有しない未切域11を設ける事ができ、スリッ
トロール8の中心は芯棒を有して回転できる状態で固定
されており、上巻5・下巻6に於いても、図示していな
いが芯棒を有している。
【0007】中央領域を部分的に表示した斜視図の図3
に於いて、円盤形状の溶着断ロール14によってシート
2は任意の幅で分離され、分離された箇所を分離線15
と称し、溶着断ロール14は熱を持っており、熱によっ
てシートは溶解して溶着され、溶着断ロール14の外周
縁は刃物の様に鋭くなっていて、溶着箇所を切断する事
が可能となり、溶着断ロール14の数は複数でシート2
の幅方向の両側縁と分離線16との合計と同数で設け、
分離線16で分離された両側は溶着されて筒形状を成し
ている。
【0008】正面領域を部分的に示した斜視図の図4に
於いて、分離線16によって筒形状に分離されたシート
2は、シート2の幅方向へ貫いた溶着断刃15によっ
て、任意の寸法に寸切りされるのであり、切断する箇所
は未切域11の正面方向の境界線上で行い、溶着断刃1
5は熱を持っている事からシート2は溶解して、溶着断
刃15の下端の背角縁は削り取られて斜め面となってい
る事から溶解部分がシート2の流れと共に溜まって溶着
して底辺10を形成し、筒形状と成っているシート2は
袋状と成って、製造が完了する。
【0009】収納物を収納する前の状態で示した斜視図
の図5に於いて、袋体1の両側は溶着され、底辺10は
溶着されている事によって袋形状を成し、スリット7が
開閉する事によって袋体1は横方向へゴムの様に伸縮す
るのであり、収納物12がりんごの様に丸い物であって
も、袋体1が横方向へ伸縮する事でフィットし、底辺1
0の上部領域に未切域11を有する事によって、局所的
に伸縮はしないものの、伸縮しない事によって強度は保
持され、収納物12を収納しても底抜けを防止する事が
できる。
【0010】
【発明の効果】袋体にスリットを有する事によって袋体
は横方向へゴムの様に伸縮でき、製造方法は、スリット
ロールによってスリットを入れ、溶着断ロールによって
任意の幅に分離でき、溶着断刃によって底辺を溶着する
ので袋体が形成できて製造が完了するので、従来技術の
様に、紐を網形状に並べて溶着する工程を省く事がで
き、手作業で一つ一つ輪ゴムを掛けて、長手方向の下半
分を裏返す必要がなく、全てを機械によって自動的に製
造できる事から、製造コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体を部分的に省略して示した右側面図。
【図2】後部領域を部分的に示した斜視図。
【図3】中央領域を部分的に表示した斜視図。
【図4】正面領域を部分的に示した斜視図。
【図5】収納物を収納する前の状態で示した斜視図。
【符号の説明】
1 袋体 2 シート 3 上シート 4 下シート 7 スリット 8 スリットロール 9 切刃 10 底辺 11 未切域 13 控除域 14 溶着断ロール 15 溶着断刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本発明は、発泡した軟質の人工樹脂の袋
    へ無数の切込みを入れ、切込みが横へ開閉する事によっ
    て横幅方向へ伸縮する袋体1の製造方法であり、袋体1
    は伸縮する事によって、りんご等の様に丸くて傷付き易
    い物を梱包する事に使用するのであって、この袋体1は
    単価が安く、大量に製造する必要がある事から機械で製
    造しなければならず、この効率の良い製造方法を以下に
    記すならば、 発泡した軟質の人工樹脂シート2を上下方向へ二重に重
    ね、二重になったシート2の上下それぞれを上シート3
    ・下シート4と称し、シート2の両者はそれぞれが別個
    にロール状に巻かれており、上シート3の巻かれた物を
    上巻5と称し、下シート4の巻かれた物を下巻6と称
    し、 シート2は長手方向と直角方向へ伸縮する必要があっ
    て、この伸縮を可能にする為にシート2の長手方向と平
    行方向へ部分的な切込みであるスリット7を複数設け、
    スリット7は長手方向へ五十度程度斜めへずれた状態で
    等間隔に整列させるのであり、スリット7を入れる為に
    スリットロール8を設け、スリットロール8は、円柱状
    で、回転方向と平行に細長い切刃9を設け、切刃9は回
    転方向と直角方向の隣どうしは五十度程度斜めへずれた
    状態で設け、袋体1の底辺10の上部領域へはスリット
    7を有しない未切域11を設けて、りんご等の収納物1
    2を入れても底辺10が伸縮しない事から強度を保てる
    様にし、この未切域11の設け方は、スリットロール8
    へ回転方向と直角方向へ貫いた帯状で切刃9を有しない
    控除域13を設け、 シート2の横幅は広く、これに対して袋体1の幅は狭い
    事から、シート2を長手方向と平行へ複数に分離する必
    要があり、分離された分離線16は分離されると同時に
    接合されており、これの実現は溶着断が適切であり、こ
    の溶着断は溶着断ロール14によって行い、溶着断ロー
    ル14は円盤形状で、シート2の両側と分離線16の合
    計と同数で設け、溶着断ロール14の周囲は端へ向かう
    に連れて両側から削られて刃物の様に細くなっており、
    端が細い事で切断でき、溶着断ロール14へ熱を加える
    事で周囲に有する傾斜面によって溶着される構造で、 溶着断ロール14で任意の幅に分離された後、任意の寸
    法に寸切りして、底辺10の箇所を溶着断する為に、溶
    着断刃15を設けて、溶着断刃15の下端は片刃形状で
    あり、刃の先端でシート2は寸切りされて、刃を鋭くさ
    せる為に削られた傾斜面によって袋体1は溶着されて完
    成できる、伸縮緩衝袋の製造方法。
JP8082174A 1996-04-04 1996-04-04 伸縮緩衝袋の製造方法 Pending JPH09272566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8082174A JPH09272566A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 伸縮緩衝袋の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8082174A JPH09272566A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 伸縮緩衝袋の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09272566A true JPH09272566A (ja) 1997-10-21

Family

ID=13767078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8082174A Pending JPH09272566A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 伸縮緩衝袋の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09272566A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161497A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Tanakaya Inc 縮み域形成シート
JP2007045430A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Green Best:Kk 溶着方法、溶着装置及び果実用緩衝材
KR100868558B1 (ko) * 2007-09-03 2008-11-13 방현주 과일포장대와 그 제조방법 및 제조장치
JP2011037487A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Toho Film Kk カットスイカの包装袋
JP2017226449A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 旭加工紙株式会社 筒状クッションペーパーの製造方法
JP2022024526A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社ネオックス 包装材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161497A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Tanakaya Inc 縮み域形成シート
JP2007045430A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Green Best:Kk 溶着方法、溶着装置及び果実用緩衝材
KR100868558B1 (ko) * 2007-09-03 2008-11-13 방현주 과일포장대와 그 제조방법 및 제조장치
JP2011037487A (ja) * 2009-08-11 2011-02-24 Toho Film Kk カットスイカの包装袋
JP2017226449A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 旭加工紙株式会社 筒状クッションペーパーの製造方法
JP2022024526A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社ネオックス 包装材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3170270B2 (ja) 発泡体物品およびその製造方法
US5771662A (en) Apparatus and methods for producing shrink wrap packaging
US5232430A (en) Apparatus for piercing slits in plastic sheet material
CA1333587C (en) Plastic film bag with integral plastic film tie element and associated fabrication methods
EP0677450B1 (en) An extruded net bag for packing bulk products, and a method for its manufacture
JP2004520195A (ja) セル状緩衝材およびその製造方法
JPH09272566A (ja) 伸縮緩衝袋の製造方法
US20070084322A1 (en) Apparatus for cutting a line of perforation in a fabric
JP2706713B2 (ja) 梱包用エアクッション製造装置
US7032360B2 (en) Apparatus and methods for producing shrink wrap packaging
JP3080755B2 (ja) 台紙入りクリアーポケットの製造方法
US4174657A (en) Method of forming a plastic shopping bag having a reinforced handle
GB1578567A (en) Method and apparatus for perforating synthetic plastics film
US3680445A (en) Method and apparatus for manufacturing shopping bag
JP2957535B2 (ja) 盤状物用手提げ袋の製造方法
US4587674A (en) Disposable cap with straps
US4822437A (en) Method and apparatus for making non-roping thermoplastic draw tape for thermoplastic bags
EP1967459B1 (en) Bag for fruit and vegetable products
US5993368A (en) Apparatus for manufacturing shipping pouches
JPS5827095B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡体からなる個装ネツトの製造方法
JP3928949B2 (ja) 物品収納用袋の製造装置及び製造方法
US3319870A (en) Protective sheath for rolled sheet material and process of manufacture
EP1022155B1 (fr) Procede et installation de fabrication de poches ou pochettes, notamment protege-documents
JPS6038142A (ja) 複層袋の製造方法
JP3264736B2 (ja) 積層型花包装用袋ならびにこれを製造する方法および装置