JPH09271422A - 理美容椅子の背凭れ連動装置 - Google Patents
理美容椅子の背凭れ連動装置Info
- Publication number
- JPH09271422A JPH09271422A JP11034296A JP11034296A JPH09271422A JP H09271422 A JPH09271422 A JP H09271422A JP 11034296 A JP11034296 A JP 11034296A JP 11034296 A JP11034296 A JP 11034296A JP H09271422 A JPH09271422 A JP H09271422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- backrest
- back rest
- handrail
- interlocking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート下部部分に背凭れおよび前垂れを連結
するリンク機構が組み込まれているために、リンク機構
を設けるための余分なスペースが必要になると共に、構
造が複雑で故障の原因ともなり、かつ、コストの高いも
のになるといった問題があった。 【解決手段】 シート4が取付けられる基台3に固定さ
れた作業シリンダ5と、前記基台の前方に起伏自在に取
付けられた前垂れ8と、前記基台の後方に起伏自在に取
付けられた背凭れ9と、前記前垂れと背凭れの自由端側
に回動自在に取付けられた手摺り10とより構成し、前
記基台、前垂れ、背凭れおよび手摺りとで平行四辺形を
形成した理美容椅子の背凭れ連動装置である。
するリンク機構が組み込まれているために、リンク機構
を設けるための余分なスペースが必要になると共に、構
造が複雑で故障の原因ともなり、かつ、コストの高いも
のになるといった問題があった。 【解決手段】 シート4が取付けられる基台3に固定さ
れた作業シリンダ5と、前記基台の前方に起伏自在に取
付けられた前垂れ8と、前記基台の後方に起伏自在に取
付けられた背凭れ9と、前記前垂れと背凭れの自由端側
に回動自在に取付けられた手摺り10とより構成し、前
記基台、前垂れ、背凭れおよび手摺りとで平行四辺形を
形成した理美容椅子の背凭れ連動装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は理容院あるいは美容
院で使用される椅子において、背凭れを倒すことにより
前垂れが連動して起立する理美容椅子の背凭れ連動装置
に関する。
院で使用される椅子において、背凭れを倒すことにより
前垂れが連動して起立する理美容椅子の背凭れ連動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】背凭れおよび前垂れが連動する理美容椅
子は、従来にあっては作動シリンダ(一般的に油圧シリ
ンダが使用されている)の作動部を背凭れの基板に取付
け、該背凭れを作動シリンダによって起倒すると、リン
ク機構を介して連結されている前垂れが起倒する行動の
ものである。
子は、従来にあっては作動シリンダ(一般的に油圧シリ
ンダが使用されている)の作動部を背凭れの基板に取付
け、該背凭れを作動シリンダによって起倒すると、リン
ク機構を介して連結されている前垂れが起倒する行動の
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来における理美容椅子の背凭れ連動装置にあっては、シ
ート下部部分に背凭れおよび前垂れを連結するリンク機
構が組み込まれているために、リンク機構を設けるため
の余分なスペースが必要になると共に、構造が複雑で故
障の原因ともなり、かつ、コストの高いものとなった。
来における理美容椅子の背凭れ連動装置にあっては、シ
ート下部部分に背凭れおよび前垂れを連結するリンク機
構が組み込まれているために、リンク機構を設けるため
の余分なスペースが必要になると共に、構造が複雑で故
障の原因ともなり、かつ、コストの高いものとなった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、リンク機能を手摺り
にもたせたことにより、シート下部の構成をすっきりと
させて余分なスペースが不要となり、かつ、故障の恐れ
が少ない理美容椅子の背凭れ連動装置を提供せんとする
にある。
もので、その目的とするところは、リンク機能を手摺り
にもたせたことにより、シート下部の構成をすっきりと
させて余分なスペースが不要となり、かつ、故障の恐れ
が少ない理美容椅子の背凭れ連動装置を提供せんとする
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の理美容椅子の背
凭れ連動装置は前記した目的を達成せんとするもので、
その手段は、シートが取付けられる基台に固定された作
業シリンダと、前記基台の前方に起伏自在に取付けられ
た前垂れと、前記基台の後方に起伏自在に取付けられた
背凭れと、前記前垂れと背凭れの自由端側に回動自在に
取付けられた手摺りとより構成し、前記基台、前垂れ、
背凭れおよび手摺りとで平行四辺形を形成したものであ
る。
凭れ連動装置は前記した目的を達成せんとするもので、
その手段は、シートが取付けられる基台に固定された作
業シリンダと、前記基台の前方に起伏自在に取付けられ
た前垂れと、前記基台の後方に起伏自在に取付けられた
背凭れと、前記前垂れと背凭れの自由端側に回動自在に
取付けられた手摺りとより構成し、前記基台、前垂れ、
背凭れおよび手摺りとで平行四辺形を形成したものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る理美容椅子の
背凭れ連動装置の実施の形態を図面と共に説明する。1
は床に設置される台盤、2は該台盤1に取付けられたペ
ダル1aを踏むことにより、基台3を上下動および旋回
させる駆動機構が収容された駆動脚部、4は基台3の上
面に取付けられたシートである。以上は公知の構造であ
る。
背凭れ連動装置の実施の形態を図面と共に説明する。1
は床に設置される台盤、2は該台盤1に取付けられたペ
ダル1aを踏むことにより、基台3を上下動および旋回
させる駆動機構が収容された駆動脚部、4は基台3の上
面に取付けられたシートである。以上は公知の構造であ
る。
【0007】5は前記基台3の上部に固定された復動型
油圧シリンダである作動シリンダにして、ピストン5a
の先端は後述する前垂れ8の背面に固定されている金具
8aに軸支されている。6,7は前記基台3の前記シー
ト4が取付けられた上面の左右両側に固定された支持ア
ームにして、該支持アーム6には前垂れ8が、また、支
持アーム7には背凭れ9の下部に固定されている回動部
材9aの一端が回動自在に軸支されている。
油圧シリンダである作動シリンダにして、ピストン5a
の先端は後述する前垂れ8の背面に固定されている金具
8aに軸支されている。6,7は前記基台3の前記シー
ト4が取付けられた上面の左右両側に固定された支持ア
ームにして、該支持アーム6には前垂れ8が、また、支
持アーム7には背凭れ9の下部に固定されている回動部
材9aの一端が回動自在に軸支されている。
【0008】10は前後両端にリンク10a,10bが
固定された手摺りにして、リンク10aの下端は前記前
垂れ8の延長部8bが軸支され、また、リンク10bは
前記背凭れ9に取付けられた回動部材9aの他端に軸支
されている。そして、基台3と手摺り10とは平行で、
かつ、アーム6および前垂れ8の延長部8bと、アーム
7および回動部材9aとは平行に配置され、全体として
平行四辺形を構成している。
固定された手摺りにして、リンク10aの下端は前記前
垂れ8の延長部8bが軸支され、また、リンク10bは
前記背凭れ9に取付けられた回動部材9aの他端に軸支
されている。そして、基台3と手摺り10とは平行で、
かつ、アーム6および前垂れ8の延長部8bと、アーム
7および回動部材9aとは平行に配置され、全体として
平行四辺形を構成している。
【0009】なお、11は前記した前垂れ8の下端に取
付けられた踏板にして、該踏板11の先端には足載せ台
11aが回動自在に取付けられている。
付けられた踏板にして、該踏板11の先端には足載せ台
11aが回動自在に取付けられている。
【0010】次に、前記した構成に基づいて動作を説明
する。図1の前垂れ8と背凭れ9とが起立状態にある時
に、作動シリンダ5に油圧を供給してピストン5aを突
出させると、前垂れ8は金具8aを介してアーム6との
軸支点を支点として反時計方向に回動され伏倒状態とな
る。
する。図1の前垂れ8と背凭れ9とが起立状態にある時
に、作動シリンダ5に油圧を供給してピストン5aを突
出させると、前垂れ8は金具8aを介してアーム6との
軸支点を支点として反時計方向に回動され伏倒状態とな
る。
【0011】そして、前垂れ8が回動されると、該前垂
れ8の延長部8bに軸支されているリンク10aが後方
(図における左方向)に移動されるので、手摺り10を
介してリンク10bが移動する。従って、回動部材9a
がアーム7との軸支点を支点として反時計方向に回動さ
れるので、背凭れ10は後方に伏倒する。
れ8の延長部8bに軸支されているリンク10aが後方
(図における左方向)に移動されるので、手摺り10を
介してリンク10bが移動する。従って、回動部材9a
がアーム7との軸支点を支点として反時計方向に回動さ
れるので、背凭れ10は後方に伏倒する。
【0012】このように、作動シリンダ5に油圧を供給
すると、前垂れ8が伏倒方向に回動し、これに連動して
手摺り10を介して背凭れ9が伏倒方向に回動する。従
って、従来のように背凭れ9に連動して前垂れ8を起伏
させるためのリンク機構が不要となり、構成が簡単とな
る。なお、背凭れ9の起立は作動シリンダ5内への油圧
を逆方向から供給することにより、ピストン5aが収縮
して前記動作とは逆の動作によって前垂れ8が起立し背
凭れ9も起立する。
すると、前垂れ8が伏倒方向に回動し、これに連動して
手摺り10を介して背凭れ9が伏倒方向に回動する。従
って、従来のように背凭れ9に連動して前垂れ8を起伏
させるためのリンク機構が不要となり、構成が簡単とな
る。なお、背凭れ9の起立は作動シリンダ5内への油圧
を逆方向から供給することにより、ピストン5aが収縮
して前記動作とは逆の動作によって前垂れ8が起立し背
凭れ9も起立する。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記したように、基台上に取付
けられる手摺りをリンク機構の一部として利用し、か
つ、作業シリンダによって前垂れを起伏することによ
り、前記手摺りを介して背凭れを起伏するようにしたの
で、構成が非常に簡単となりコストの低減を図ることが
でき、また、複雑なリンク機構を必要としないので、基
板下面に余分なスペースが不要となって、シート下回り
をすっきりとさせることができる等の効果を有するもの
である。
けられる手摺りをリンク機構の一部として利用し、か
つ、作業シリンダによって前垂れを起伏することによ
り、前記手摺りを介して背凭れを起伏するようにしたの
で、構成が非常に簡単となりコストの低減を図ることが
でき、また、複雑なリンク機構を必要としないので、基
板下面に余分なスペースが不要となって、シート下回り
をすっきりとさせることができる等の効果を有するもの
である。
【図1】本発明に係る理美容椅子の背凭れ連動装置の側
面図である。
面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】図1において背凭れおよび前垂れを伏倒させた
状態の側面図である。
状態の側面図である。
3 基台 4 シート 5 作業シリンダ 8 前垂れ 9 背凭れ 10 手摺り
Claims (1)
- 【請求項1】 シートが取付けられる基台に固定された
作業シリンダと、前記基台の前方に起伏自在に取付けら
れた前垂れと、前記基台の後方に起伏自在に取付けられ
た背凭れと、前記前垂れと背凭れの自由端側に回動自在
に取付けられた手摺りとより構成し、前記基台、前垂
れ、背凭れおよび手摺りとで平行四辺形を形成したこと
を特徴とする理美容椅子の背凭れ連動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034296A JPH09271422A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 理美容椅子の背凭れ連動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034296A JPH09271422A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 理美容椅子の背凭れ連動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09271422A true JPH09271422A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14533332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11034296A Pending JPH09271422A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 理美容椅子の背凭れ連動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09271422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014027774A1 (ko) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | Jang Myung Su | 좌식형 샴푸의자 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP11034296A patent/JPH09271422A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014027774A1 (ko) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | Jang Myung Su | 좌식형 샴푸의자 |
CN104379025A (zh) * | 2012-08-17 | 2015-02-25 | 张明秀 | 坐式洗发椅 |
US9332843B2 (en) | 2012-08-17 | 2016-05-10 | Myung Su Jang | Sitting type shampoo chair |
CN104379025B (zh) * | 2012-08-17 | 2016-08-24 | 张明秀 | 坐式洗发椅 |
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