JPH09271358A - 連続卵焼装置 - Google Patents
連続卵焼装置Info
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- JPH09271358A JPH09271358A JP8108721A JP10872196A JPH09271358A JP H09271358 A JPH09271358 A JP H09271358A JP 8108721 A JP8108721 A JP 8108721A JP 10872196 A JP10872196 A JP 10872196A JP H09271358 A JPH09271358 A JP H09271358A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手作業で製造していた卵焼製品を連続して自
動的に製造する。 【解決手段】 上型６を螺着した下型４を間歇移送する
チェンコンベヤ３・３の始端部と終端部に上型６を開閉
する開放ガイド９と閉鎖ガイド１０とを設けて、始端部
の開閉ガイド９と閉鎖ガイド１０との間に油塗布装置１
７と卵の原料供給装置１１を、終端部の開閉ガイド９と
閉鎖ガイドの間に製品取出し装置１２を夫々設け、更に
チェンコンベヤ３・３の中間部に加熱焼成する電磁誘導
加熱部１３を設けて卵焼を連続製造する。
動的に製造する。 【解決手段】 上型６を螺着した下型４を間歇移送する
チェンコンベヤ３・３の始端部と終端部に上型６を開閉
する開放ガイド９と閉鎖ガイド１０とを設けて、始端部
の開閉ガイド９と閉鎖ガイド１０との間に油塗布装置１
７と卵の原料供給装置１１を、終端部の開閉ガイド９と
閉鎖ガイドの間に製品取出し装置１２を夫々設け、更に
チェンコンベヤ３・３の中間部に加熱焼成する電磁誘導
加熱部１３を設けて卵焼を連続製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は連続卵焼装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の卵焼は、液状の卵原料を大きな長
方形の鉄板枠に流し込み長方形状に焼成してからこれを
手作業で所定の大きさに切断して製造しており、製造能
率が極めて低いと共に特に所定の形状や表面に凹凸のあ
る卵焼の製造は一層能率が悪いのが現状である。
方形の鉄板枠に流し込み長方形状に焼成してからこれを
手作業で所定の大きさに切断して製造しており、製造能
率が極めて低いと共に特に所定の形状や表面に凹凸のあ
る卵焼の製造は一層能率が悪いのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような現状に鑑
み、本発明は任意の形状の卵焼はもとより表面凹凸のあ
る卵焼までも能率良く自動的に連続製造できるような連
続卵焼装置を提供することを目的とするものである。
み、本発明は任意の形状の卵焼はもとより表面凹凸のあ
る卵焼までも能率良く自動的に連続製造できるような連
続卵焼装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、一側に上型を開閉自在に蝶着した下型の両
側を間歇駆動される左右一対のチェンコンベヤに支持せ
しめると共に前記上型の開閉端には開閉ローラーを軸支
し、前記左右一対のチェンコンベヤの始端部と終端部と
には夫々前記開閉ローラーを誘導案内する開放ガイドと
閉鎖ガイドを間隔をおいて設置し、始端部の開放ガイド
と閉鎖ガイドの間における開放した上型及び下型の上方
部には油塗布装置を、その前部の下型の上方部には原料
供給装置の充填ノズルを夫々設け、また終端部の開放ガ
イドと閉鎖ガイドの間における下型の上方部には製品取
出し装置を設け、更に左右一対のチェンコンベヤの上側
中央部には電磁誘導加熱部を、下側には型予熱用電磁誘
導加熱部を夫々設けたことを特徴とするものである。
するために、一側に上型を開閉自在に蝶着した下型の両
側を間歇駆動される左右一対のチェンコンベヤに支持せ
しめると共に前記上型の開閉端には開閉ローラーを軸支
し、前記左右一対のチェンコンベヤの始端部と終端部と
には夫々前記開閉ローラーを誘導案内する開放ガイドと
閉鎖ガイドを間隔をおいて設置し、始端部の開放ガイド
と閉鎖ガイドの間における開放した上型及び下型の上方
部には油塗布装置を、その前部の下型の上方部には原料
供給装置の充填ノズルを夫々設け、また終端部の開放ガ
イドと閉鎖ガイドの間における下型の上方部には製品取
出し装置を設け、更に左右一対のチェンコンベヤの上側
中央部には電磁誘導加熱部を、下側には型予熱用電磁誘
導加熱部を夫々設けたことを特徴とするものである。
【０００５】また前記上型の開閉機構は、上型の前後に
一対の開閉ローラーを設けると共に開放ガイド及び閉鎖
ガイドを夫々左右に分割した彎曲片で形成し、上型の開
閉始時は前部開閉ローラーを誘導案内され、上型開閉終
時に後部開閉ローラーを誘導されるように構成すること
により、開閉作用を衝撃少なく円滑容易に行うことがで
きる。前記油塗布装置は、上下動する回転ブラシに食油
タンクから給油パイプで油を供給し回転ブラシをモータ
ーで昇降させて上型及び下型に油を塗布する。
一対の開閉ローラーを設けると共に開放ガイド及び閉鎖
ガイドを夫々左右に分割した彎曲片で形成し、上型の開
閉始時は前部開閉ローラーを誘導案内され、上型開閉終
時に後部開閉ローラーを誘導されるように構成すること
により、開閉作用を衝撃少なく円滑容易に行うことがで
きる。前記油塗布装置は、上下動する回転ブラシに食油
タンクから給油パイプで油を供給し回転ブラシをモータ
ーで昇降させて上型及び下型に油を塗布する。
【０００６】従って本発明においては、型予熱用電磁誘
導加熱部で予備加熱されてチェンコンベヤの始端部に連
続して間歇移動されて重合閉鎖している上下型の上型を
開放ガイドで開放してから油塗布装置により夫々上型及
び下型内に油を塗布した後原料供給装置の充填ノズルで
下型内に液状の卵原料を充填し、次いで閉鎖ガイドで上
型を下型上に重合閉鎖して卵原料を所定の形状に成型し
た後、これを電磁誘導加熱部内を通過させて電磁誘導加
熱による加熱焼成処理を行ってチェンコンベヤの終端部
に間歇的に移送し、先ず開放ガイドで上型を開放してか
ら製品取出し装置で下型内の製品を取出し、次いで上型
を閉鎖ガイドで再び下型上に閉鎖重合してこれをチェン
コンベヤ下側の型予熱用電磁誘導加熱部に間歇移送し予
備加熱して再び原料供給装置へ間歇移送するものであ
る。
導加熱部で予備加熱されてチェンコンベヤの始端部に連
続して間歇移動されて重合閉鎖している上下型の上型を
開放ガイドで開放してから油塗布装置により夫々上型及
び下型内に油を塗布した後原料供給装置の充填ノズルで
下型内に液状の卵原料を充填し、次いで閉鎖ガイドで上
型を下型上に重合閉鎖して卵原料を所定の形状に成型し
た後、これを電磁誘導加熱部内を通過させて電磁誘導加
熱による加熱焼成処理を行ってチェンコンベヤの終端部
に間歇的に移送し、先ず開放ガイドで上型を開放してか
ら製品取出し装置で下型内の製品を取出し、次いで上型
を閉鎖ガイドで再び下型上に閉鎖重合してこれをチェン
コンベヤ下側の型予熱用電磁誘導加熱部に間歇移送し予
備加熱して再び原料供給装置へ間歇移送するものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、機台１に張架されかつ案内レー
ル２・２に支持されて間歇駆動される左右一対のチェン
コンベヤ３・３間には下型４が取付片５・５′を介して
多数連続的に張設されると共に該下型４の一側に開閉可
能に蝶着された上型６の開閉端側には取付片６′を介し
て前後に一対の開閉ローラー７・７′が軸支されてい
る。
面について説明すると、機台１に張架されかつ案内レー
ル２・２に支持されて間歇駆動される左右一対のチェン
コンベヤ３・３間には下型４が取付片５・５′を介して
多数連続的に張設されると共に該下型４の一側に開閉可
能に蝶着された上型６の開閉端側には取付片６′を介し
て前後に一対の開閉ローラー７・７′が軸支されてい
る。
【０００８】また上型６の蝶着部側における機台１には
開放時の上型６を支持する支持枠８が設けられると共に
前記チェンコンベヤ３・３の上側部における始端部と終
端部には間隔をおいて夫々開放ガイド９と閉鎖ガイド１
０とが機台１に固定され、該開放ガイド９及び閉鎖ガイ
ド１０は夫々下端を固着した左右一対の弧状に捻曲した
彎曲片９′・９″、１０′・１０″で形成されており、
開放ガイド９の彎曲片９′は、先端が進行方向の内側に
向け彎曲形成され、上型６を閉鎖重合した下型４がチェ
ンコンベヤ３・３で間歇移送されると上型６の前部開閉
ローラー７を上方に扛上するように誘導案内して上型６
を図５及び図６のように次第に開放するように構成さ
れ、また彎曲片９″は、取付基端が先端より進行方向に
位置するように彎曲形成され、前記半開状態の上型の後
部開閉ローラー７′を図７及び図８のように先端から取
付基端に向け誘導案内して上型６を図９及び図１０に示
すように支持枠８上に開放状態に支持するように構成さ
れている。
開放時の上型６を支持する支持枠８が設けられると共に
前記チェンコンベヤ３・３の上側部における始端部と終
端部には間隔をおいて夫々開放ガイド９と閉鎖ガイド１
０とが機台１に固定され、該開放ガイド９及び閉鎖ガイ
ド１０は夫々下端を固着した左右一対の弧状に捻曲した
彎曲片９′・９″、１０′・１０″で形成されており、
開放ガイド９の彎曲片９′は、先端が進行方向の内側に
向け彎曲形成され、上型６を閉鎖重合した下型４がチェ
ンコンベヤ３・３で間歇移送されると上型６の前部開閉
ローラー７を上方に扛上するように誘導案内して上型６
を図５及び図６のように次第に開放するように構成さ
れ、また彎曲片９″は、取付基端が先端より進行方向に
位置するように彎曲形成され、前記半開状態の上型の後
部開閉ローラー７′を図７及び図８のように先端から取
付基端に向け誘導案内して上型６を図９及び図１０に示
すように支持枠８上に開放状態に支持するように構成さ
れている。
【０００９】また閉鎖ガイド１０の彎曲片１０′・１
０″は、夫々前記開放ガイド９の彎曲片９′・９″と反
対側の位置に取付られ、上型６の開放状態の下型４がチ
ェンコンベヤ３・３で間歇移送されると、図１３及び図
１４に示すように彎曲片１０′が開放状態の上型６の前
部開閉ローラー７を扛上するように誘導案内して上型６
を次第に起立せしめ、また彎曲片１０″は図１５及び図
１６に示すように前記起立した上型６の後部開閉ローラ
ー７′を誘導案内して上型６を下型４上に重合して閉鎖
状態にするように構成されている。
０″は、夫々前記開放ガイド９の彎曲片９′・９″と反
対側の位置に取付られ、上型６の開放状態の下型４がチ
ェンコンベヤ３・３で間歇移送されると、図１３及び図
１４に示すように彎曲片１０′が開放状態の上型６の前
部開閉ローラー７を扛上するように誘導案内して上型６
を次第に起立せしめ、また彎曲片１０″は図１５及び図
１６に示すように前記起立した上型６の後部開閉ローラ
ー７′を誘導案内して上型６を下型４上に重合して閉鎖
状態にするように構成されている。
【００１０】一方前記チェンコンベヤ３・３の始端部に
おける開放ガイド９と閉鎖ガイド１０との間には順次油
塗布装置１７と原料供給装置１１とが設置されている。
前記油塗布装置１７は、食油タンク１８と間歇停止位置
の上型６と下型４の上方に位置する回転ブラシ１９と該
回転ブラシ１９に連結された調整バルブ２０′を有する
給油パイプ２０とからなり、前記回転ブラシ１９は回転
モーター２１で回動されると共に該回転ブラシ１９の支
持枠２２は上下移動モーター２３によって上下動できる
ように構成されており、開放ガイド９で開放された上型
６及び下型４の間歇停止時に回転ブラジ１９が上下移動
モーター２３で下降しながら回転モーター２１で回転し
上型６及び下型４の型内に夫々油を塗布するようになっ
ている。なお図面においては回転ブラシ１９を前後一対
に設け、上型６及び下型４に油を二回分に分けて塗布す
るようになっているが一回塗布でも差し支えない。また
前記原料供給装置１１は、その充填ノズル１１′が解放
している下型４の上部に設けられ、下型４の間歇停止時
に油を塗布した下型４内に原料供給装置１１内の液状卵
原料を所定量供給充填するように形成されている。
おける開放ガイド９と閉鎖ガイド１０との間には順次油
塗布装置１７と原料供給装置１１とが設置されている。
前記油塗布装置１７は、食油タンク１８と間歇停止位置
の上型６と下型４の上方に位置する回転ブラシ１９と該
回転ブラシ１９に連結された調整バルブ２０′を有する
給油パイプ２０とからなり、前記回転ブラシ１９は回転
モーター２１で回動されると共に該回転ブラシ１９の支
持枠２２は上下移動モーター２３によって上下動できる
ように構成されており、開放ガイド９で開放された上型
６及び下型４の間歇停止時に回転ブラジ１９が上下移動
モーター２３で下降しながら回転モーター２１で回転し
上型６及び下型４の型内に夫々油を塗布するようになっ
ている。なお図面においては回転ブラシ１９を前後一対
に設け、上型６及び下型４に油を二回分に分けて塗布す
るようになっているが一回塗布でも差し支えない。また
前記原料供給装置１１は、その充填ノズル１１′が解放
している下型４の上部に設けられ、下型４の間歇停止時
に油を塗布した下型４内に原料供給装置１１内の液状卵
原料を所定量供給充填するように形成されている。
【００１１】またチェンコンベヤ３・３の終端部におけ
る開放ガイド９と閉鎖ガイド１０との間の下型４の上方
には焼卵取出し装置１２が設けられ、該焼卵取出し装置
１２はチェンコンベヤ３・３と直交方向に移動する往復
動機構１２′と昇降する取出し機構１２″とからなり、
開放ガイド９で上型６を開放された下型６内の製品を取
出し機構１２″の昇降作用によってその先端に設けた吸
着ノズル又は針刺等によって製品Ａを上方に取出した後
往復動機構１２′により側方に搬出できるように構成さ
れている。
る開放ガイド９と閉鎖ガイド１０との間の下型４の上方
には焼卵取出し装置１２が設けられ、該焼卵取出し装置
１２はチェンコンベヤ３・３と直交方向に移動する往復
動機構１２′と昇降する取出し機構１２″とからなり、
開放ガイド９で上型６を開放された下型６内の製品を取
出し機構１２″の昇降作用によってその先端に設けた吸
着ノズル又は針刺等によって製品Ａを上方に取出した後
往復動機構１２′により側方に搬出できるように構成さ
れている。
【００１２】チェンコンベヤ３・３の上側部中央部には
卵焼成用の電磁誘導加熱部１３が、またチェンコンベヤ
３・３の下側部の始端部寄りには型予熱用電磁誘導加熱
部１４が夫々設けられ、前者は上下型４・６を８０〜８
５℃程度に加熱して内部の成型卵原料を５〜１０分程度
加熱して焼成処理できるようにし、また後者は上下型４
・６を８５℃程度に保持するように予備加熱するように
構成されている。なお図中１５は開閉ローラー７・７′
を押圧案内して上下型４・６を閉鎖状態に保持する押圧
ガイドであり、１６・１６′は上下型４・６に１乃至複
数穿設された適宜形状また模様を有する原料充填部であ
り、上型及び下型は軽量化と電磁誘導波が有効に作用す
るためにアルミニュームの粗材型の下部面、上部面のみ
に鉄溶射を行うと共に型内の原料が注入される部分には
弗素樹脂加工を施して原料の付着の防止と製品の取出し
を容易にしており、特に上型及び下型はその原料充填部
の形状の異なるものを使用できるように着脱交換できる
ようにして任意かつ各種大きさ、形状及び模様の卵焼製
品を製造できるようにするのが好適である。
卵焼成用の電磁誘導加熱部１３が、またチェンコンベヤ
３・３の下側部の始端部寄りには型予熱用電磁誘導加熱
部１４が夫々設けられ、前者は上下型４・６を８０〜８
５℃程度に加熱して内部の成型卵原料を５〜１０分程度
加熱して焼成処理できるようにし、また後者は上下型４
・６を８５℃程度に保持するように予備加熱するように
構成されている。なお図中１５は開閉ローラー７・７′
を押圧案内して上下型４・６を閉鎖状態に保持する押圧
ガイドであり、１６・１６′は上下型４・６に１乃至複
数穿設された適宜形状また模様を有する原料充填部であ
り、上型及び下型は軽量化と電磁誘導波が有効に作用す
るためにアルミニュームの粗材型の下部面、上部面のみ
に鉄溶射を行うと共に型内の原料が注入される部分には
弗素樹脂加工を施して原料の付着の防止と製品の取出し
を容易にしており、特に上型及び下型はその原料充填部
の形状の異なるものを使用できるように着脱交換できる
ようにして任意かつ各種大きさ、形状及び模様の卵焼製
品を製造できるようにするのが好適である。
【００１３】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、液状卵原料を原料供給装置１１に投入して充
填ノズル１１′から所定量宛供給できるようにすると共
にチェンコンベヤ３・３を間歇駆動すると、順次間歇移
送されて閉鎖状態でかつ型予熱用電磁誘導加熱部１４で
８５℃程度に予備加熱された上下型４・６は、充填ノズ
ル１１″の直前においてその上型６の前部開閉ローラー
７が開放ガイド９の彎曲片９′で後部開閉ローラー７′
が彎曲片９″によって夫々誘導案内されて上型６を開放
状態に保持した後、油塗布装置１７の回転ブラシ１９・
１９が下降して上型６及び下型４の型内に食油タンク１
８の油を給油パイプ２０を介して塗布し、再び間歇移送
されて充填ノズル１１′の下方に移送されて間歇停止す
る。
いるので、液状卵原料を原料供給装置１１に投入して充
填ノズル１１′から所定量宛供給できるようにすると共
にチェンコンベヤ３・３を間歇駆動すると、順次間歇移
送されて閉鎖状態でかつ型予熱用電磁誘導加熱部１４で
８５℃程度に予備加熱された上下型４・６は、充填ノズ
ル１１″の直前においてその上型６の前部開閉ローラー
７が開放ガイド９の彎曲片９′で後部開閉ローラー７′
が彎曲片９″によって夫々誘導案内されて上型６を開放
状態に保持した後、油塗布装置１７の回転ブラシ１９・
１９が下降して上型６及び下型４の型内に食油タンク１
８の油を給油パイプ２０を介して塗布し、再び間歇移送
されて充填ノズル１１′の下方に移送されて間歇停止す
る。
【００１４】すると充填ノズル１１′から下型４内に液
状卵原料が供給充填され、更に間歇移送されることによ
り閉鎖ガイド１０の彎曲片１０′が前部開閉ローラー７
を誘導案内し彎曲片１０″が後部開閉ローラー７′を夫
々誘導案内して上型６を下型４上に重合閉鎖する。この
ようにして液状卵原料を充填した上下型４・６は電磁誘
導加熱部１３を順次間歇移送させながら内部の卵原料を
８０〜８５℃程度で焼成処理してからチェンコンベヤ３
・３の終端部に間歇移送され、開放ガイド１０が前記と
同様に上型６の開閉ローラー７・７′を誘導案内して上
型６を開放状態に保持した後、卵焼取出し装置１２が下
型４内の製品を取出し搬送するものであり、製品を取出
された上型６は閉鎖ガイド１０によって再び下型４上に
重合閉鎖されて型予熱用電磁誘導加熱部１４に間歇移送
され、予熱された後再び原料供給装置１１部に移送され
同様の要領を反覆して卵焼を連続製造するものである。
状卵原料が供給充填され、更に間歇移送されることによ
り閉鎖ガイド１０の彎曲片１０′が前部開閉ローラー７
を誘導案内し彎曲片１０″が後部開閉ローラー７′を夫
々誘導案内して上型６を下型４上に重合閉鎖する。この
ようにして液状卵原料を充填した上下型４・６は電磁誘
導加熱部１３を順次間歇移送させながら内部の卵原料を
８０〜８５℃程度で焼成処理してからチェンコンベヤ３
・３の終端部に間歇移送され、開放ガイド１０が前記と
同様に上型６の開閉ローラー７・７′を誘導案内して上
型６を開放状態に保持した後、卵焼取出し装置１２が下
型４内の製品を取出し搬送するものであり、製品を取出
された上型６は閉鎖ガイド１０によって再び下型４上に
重合閉鎖されて型予熱用電磁誘導加熱部１４に間歇移送
され、予熱された後再び原料供給装置１１部に移送され
同様の要領を反覆して卵焼を連続製造するものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明においては卵焼原料を油を塗布し
た上下型に充填成型して電磁誘導加熱により焼成して所
定の形状の卵焼製品を連続製造できるようにしたので、
品質の良いかつ均等な卵焼製品を短時間で迅速かつ連続
して自動的に効率良く製造できると共に特に上下型の型
形状によって外形状及び表面形状に凹凸又は模様のある
卵焼製品でも能率よく連続製造でき商品価値を向上する
ことができる。
た上下型に充填成型して電磁誘導加熱により焼成して所
定の形状の卵焼製品を連続製造できるようにしたので、
品質の良いかつ均等な卵焼製品を短時間で迅速かつ連続
して自動的に効率良く製造できると共に特に上下型の型
形状によって外形状及び表面形状に凹凸又は模様のある
卵焼製品でも能率よく連続製造でき商品価値を向上する
ことができる。
【００１６】また本発明における上型の開閉機構には、
開放ガイド及び閉鎖ガイドを夫々間歇移送される上下型
の左右に分割して彎曲形成すると共に上型には前後一対
の開閉ローラーを軸支して上型の開閉初期には前部開閉
ローラーを、後期には後部開閉ローラーを夫々前記分割
形成した開放ガイド又は閉鎖ガイドで夫々誘導案内する
ようにしたので、上型の下型に対する開放及び閉鎖作用
を衝撃少なく円滑容易に行い、卵焼作業の騒音を防止で
きることができると共に開閉機構の構成も簡易化するこ
とができる。
開放ガイド及び閉鎖ガイドを夫々間歇移送される上下型
の左右に分割して彎曲形成すると共に上型には前後一対
の開閉ローラーを軸支して上型の開閉初期には前部開閉
ローラーを、後期には後部開閉ローラーを夫々前記分割
形成した開放ガイド又は閉鎖ガイドで夫々誘導案内する
ようにしたので、上型の下型に対する開放及び閉鎖作用
を衝撃少なく円滑容易に行い、卵焼作業の騒音を防止で
きることができると共に開閉機構の構成も簡易化するこ
とができる。
【図１】本発明の側面図。
【図２】本発明の平面図。
【図３】同要部の平面図。
【図４】図３の縦断正面図。
【図５】本発明の上型開放初期の平面図。
【図６】図５の縦断正面図。
【図７】本発明の上型開放終期の平面図。
【図８】図７の縦断正面図。
【図９】本発明の上型開放時の平面図。
【図１０】図９の縦断正面図。
【図１１】本発明の油塗布装置部分の平面図。
【図１２】図１１の縦断正面図。
【図１３】本発明の上型閉鎖初期の平面図。
【図１４】図１１の縦断正面図。
【図１５】本発明の上型閉鎖終期の平面図。
【図１６】図１３の縦断正面図。
【図１７】本発明の卵焼製品の取出し時の説明図。
３．３ チェンコンベヤ ４ 下型 ６ 上型 ７・７′ 開閉ローラー ９ 開放ガイド ９′・９″ 彎曲片 １０ 閉鎖ガイド １０′・１０″ 彎曲片 １１ 原料供給装置 １１′ 充填のノズル １２ 製品取出し装置 １３ 電磁誘導加熱部 １４ 型予熱用電磁誘導加熱部 １７ 油塗布装置
Claims (2)
- 【請求項１】 一側に上型を開閉自在に蝶着した下型の
両側を間歇駆動される左右一対のチェンコンベヤに支持
せしめると共に前記上型の開閉端には開閉ローラーを軸
支し、前記左右一対のチェンコンベヤの始端部と終端部
とには夫々前記開閉ローラーを誘導案内する開放ガイド
と閉鎖ガイドを間隔をおいて設置し、始端部の開放ガイ
ドと閉鎖ガイドの間における開放した上型及び下型の上
方部には油塗布装置を、その前部の下型の上方部には原
料供給装置の充填ノズルを夫々設け、また終端部の開放
ガイドと閉鎖ガイドの間における下型の上方部には製品
取出し装置を設け、更に左右一対のチェンコンベヤの上
側中央部には電磁誘導加熱部を、下側には型予熱用電磁
誘導加熱部を夫々設けたことを特徴とする連続卵焼装
置。 - 【請求項２】 上型の開閉ローラーを前後一対設けると
共に開閉始時には前部開閉ローラーが誘導案内され開閉
終時には後部開閉ローラーが誘導案内されるように開放
ガイド及び閉鎖ガイドを夫々左右に分割した彎曲片で形
成した請求項１記載の連続卵焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108721A JP2866347B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 連続卵焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8108721A JP2866347B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 連続卵焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271358A true JPH09271358A (ja) | 1997-10-21 |
| JP2866347B2 JP2866347B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=14491882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8108721A Expired - Lifetime JP2866347B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 連続卵焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866347B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6676549B1 (en) * | 1998-12-18 | 2004-01-13 | Shimano, Inc. | Motion sensor for use with a bicycle sprocket assembly |
| KR100882950B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2009-02-10 | 대한민국 | 자동 계란 프라이 조리장치 |
| JP2011517930A (ja) * | 2008-02-12 | 2011-06-23 | フランツ・ハース・ヴァッフェル−ウント・ケークスアンラーゲン−インドゥストリー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | ベーキングオーブン |
| CN103229788A (zh) * | 2013-04-27 | 2013-08-07 | 福州闽台机械有限公司 | 连续式蛋品烘烤生产机械 |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP8108721A patent/JP2866347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6676549B1 (en) * | 1998-12-18 | 2004-01-13 | Shimano, Inc. | Motion sensor for use with a bicycle sprocket assembly |
| KR100882950B1 (ko) * | 2007-04-19 | 2009-02-10 | 대한민국 | 자동 계란 프라이 조리장치 |
| JP2011517930A (ja) * | 2008-02-12 | 2011-06-23 | フランツ・ハース・ヴァッフェル−ウント・ケークスアンラーゲン−インドゥストリー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | ベーキングオーブン |
| CN103229788A (zh) * | 2013-04-27 | 2013-08-07 | 福州闽台机械有限公司 | 连续式蛋品烘烤生产机械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2866347B2 (ja) | 1999-03-08 |
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