JPH09270416A - ドライエッチング装置およびドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング装置およびドライエッチング方法

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JPH09270416A
JPH09270416A JP7710296A JP7710296A JPH09270416A JP H09270416 A JPH09270416 A JP H09270416A JP 7710296 A JP7710296 A JP 7710296A JP 7710296 A JP7710296 A JP 7710296A JP H09270416 A JPH09270416 A JP H09270416A
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JP
Japan
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electric field
dry etching
chamber
supply source
product
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JP7710296A
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English (en)
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Tetsuya Tatsumi
哲也 辰巳
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度プラズマを発生するドライエッチング
装置のチャンバに設けた電界供給用の石英窓がスパッタ
リングされて発生する酸化シリコン系の生成物のウエハ
面内における堆積分布は特定の分布を持っていた。 【解決手段】 チャンバ11の外部に設けた電界供給源16
からチャンバ11の石英窓15を介して供給される電界によ
りチャンバ11内にプラズマを生成してウエハ41をエッチ
ングするドライエッチング装置1 であって、少なくとも
一部がチャンバ11内に表出された酸化シリコン系材料の
生成物供給源18を石英窓15とは別体に設け、生成物供給
源18を介してチャンバ11内に電界を供給するもので生成
物供給源18を挟んでチャンバ内11に生成されるプラズマ
とは反対側に補助電界供給源19を設けて、この補助電界
供給源19に電力を供給する補助電源20を設けた構成とす
ることで、ウエハ上に酸化シリコン系の生成物を均一に
堆積分布させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライエッチング
装置およびドライエッチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ULSIの高集積化が進むなか、微細加
工技術への要求はますます厳しくなってきている。ドラ
イエッチング工程においても、その要求は例外ではな
く、高精度の加工を目指して各種の開発が進められてい
る。特にゲート電極の加工工程においては高選択比とと
もに非常に厳しい線幅の制御が求められている。
【0003】このゲート加工においては、近年、塩素
(Cl)もしくは臭素(Br)を主ラジカルとして使用
するプロセスが一般に用いられている。例えば、低いイ
オンエネルギーのもとで塩素と酸素との混合ガス等のプ
ラズマから発生する活性種を基板上に入射させることで
高選択比かつ異方性の加工が達成されている。また特に
大口径(300mm径以上)のウエハ処理を円滑に行う
ため、ICP(Inductively Coupled Plasma)のような
高密度プラズマを使用したドライエッチング装置を用い
ることが一般的となってきている。この装置は、低圧力
下でRF電力を誘導的にプラズマ中に結合させること
で、1011個/cm3 以上のプラズマ密度を達成して、
高選択比かつ高エッチングレートの加工を行うものであ
る。またトランジスタのゲート電極加工においては、高
密度プラズマ中で塩素(Cl)もしくは臭素(Br)を
主ラジカルとして使用し、高選択比を実現している。
【0004】従来のドライエッチング装置の一例を、例
えばICPエッチング装置を一例にして、図10によっ
て説明する。このICPエッチング装置101には、被
エッチング体であるウエハ141をエッチングする雰囲
気を形成するチャンバ111が備えられている。このチ
ャンバ111の側壁部には石英窓112が設けられ、こ
の石英窓112の外側方には例えばコイル(アンテナ)
からなる電界発生源113が設置されている。この電界
発生源113には13.56MHzの高周波電源114
が接続されている。さらに被エッチング体141はRF
バイアスが印加される下部電極115上に設けられてい
て、その上方にはアース電極116が設置されている。
そして下部電極115にはRFバイアス電源117が接
続されている。
【0005】このようなICPエッチング装置101で
ウエハ141をエッチングした場合には、ウエハ141
から生成される反応生成物と、石英窓112がスパッタ
リングされて発生するスパッタ物とが、ウエハ141に
堆積される。例えば、ウエハ141のポリシリコン膜を
エッチングしてポリシリコンパターンを形成する場合に
は、そのポリシリコンパターンの側壁に上記反応生成物
とスパッタ物とが付着して、いわゆる側壁保護膜が形成
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】0.18μm世代以降
のゲート加工においては、寸法変換差の制御が非常に重
要である。寸法変換差は、側壁に堆積する酸化シリコ
ン系の塩化物(SiOxCly )または酸化シリコン系
の臭化物(SiOx Bry )のような生成物によりパタ
ーンが太くなること、もしくは、何らかの理由によっ
て過剰なる酸素ラジカルが発生し、その酸素ラジカルが
タングステンシリサイドのサイドエッチングを誘発して
パターンが細くなることで発生することが明らかになっ
ている。
【0007】上記寸法変換差の発生要因は、エッチング
中に基板から発生する塩化シリコン等の堆積物やエッチ
ングガスとして供給される塩素および酸素、または臭素
および酸素以外にもある。特にエッチング室内の石英材
料からの生成物(塩素系のエッチングガスを用いた場合
にはSiOx Cly ,O、臭素系のエッチングガスを用
いた場合にはSiOx Bry ,O等)が大きく影響する
ことを確認している。これはチャンバの外部から電界を
供給するために設けられた石英窓を介してプラズマ中に
容量的に電界を供給させる放電方式に起因するものであ
る。すなわち、石英窓の表面に形成されるシース電界に
よりイオンが加速されて石英窓の表面に衝突すること
で、シリコン酸化物(SiOx )およびこの塩化物もし
くは臭化物または酸素ラジカルの発生が促進される。
【0008】このため、プラズマは5%以内の非常に均
一なイオン電流密度を達成しても、この様な石英からの
スパッタ物量が分布を持つことにより、エッチングレー
ト、選択比および寸法変換差がウエハ面内でばらつくと
いう課題が存在していた。一例をあげると、前記図10
に示したようなICPエッチング装置では、発生される
プラズマの密度が均一になっているにもかかわらず、図
11に示すように、電源供給源の近傍の石英窓から発生
する石英系の堆積物によりウエハ中心部よりもウエハ周
辺部で酸化シリコン系の生成物の堆積量が多くなる。な
お、図11では、縦軸に酸化シリコン系の生成物の堆積
速度を示し、横軸にウエハの位置を示した。
【0009】したがって、図12の(1)に示すよう
に、ウエハ周辺部ではパターン151の寸法が太くな
る。一方、図12の(2)に示すように、上記の様な堆
積物が到達し難いウエハ中心部付近では、石英から放出
されるもので拡散し易く活性な酸素ラジカルの影響を受
けてパターン151の寸法が細くなるという現象が観察
されている。ここで、上記パターン151は、シリコン
基板161の表面に形成された酸化シリコン膜162上
に多結晶シリコン膜163とタングステンシリサイド膜
164とを形成し、さらにその上面にレジストパターン
165を形成して、そのレジストパターン165をマス
クにしてエッチングを行って得た多結晶シリコン膜16
3とタングステンシリサイド膜164とからなるもので
ある。
【0010】この様な堆積性の付着物の絶対量に関して
は、基板温度の制御や入力電力の低減等で変化させるこ
とが可能である。しかしながら、従来の装置では堆積性
の付着物の分布を制御することは不可能であった。これ
に対して、石英から発生する酸素ラジカルは、比較的拡
散し易いためにウエハ面内でほぼ均一に分布する。一
方、ウエハ面内における堆積性付着物の分布のばらつき
は、ウエハの大口径化が進行するにしたがい、ますます
増大する傾向にある。したがって、上記課題を解決する
には、石英材料から発生する堆積性の生成物のウエハ面
内分布を制御することが必要になる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたドライエッチング装置およびドラ
イエッチング方法である。
【0012】第1のドライエッチング装置は、チャンバ
の外部に設けた電界供給源からこのチャンバに設けた酸
化シリコン系材料からなる窓を介して供給される電界に
よりチャンバの内部にプラズマを生成してチャンバ内の
被エッチング体をエッチングする装置であり、酸化シリ
コン系材料からなる生成物供給源が上記窓とは別体にか
つ少なくともその一部がチャンバ内に存在するように設
けられている。また上記生成物供給源を介してチャンバ
内に電界を制御して供給するための補助電界供給源がこ
の生成物供給源を挟んでチャンバ内に生成されるプラズ
マとは反対側に設けられている。さらに、上記補助電界
供給源に電力を供給するための電源が備えられている。
【0013】上記第1のドライエッチング装置では、酸
化シリコン系材料からなる生成物供給源が上記窓とは別
体にかつその一部がチャンバ内に存在するように設けら
ているとともに、生成物供給源を介してチャンバ内に電
界を供給する補助電界供給源が設けられ、さらに補助電
界供給源に電力を供給する電源が設けられている。その
ことから、窓から発生する酸化シリコン系の生成物とは
別に生成物供給源からも酸化シリコン系の生成物が発生
される。また電源から供給される電力を変えることによ
って補助電界供給源から供給される電界を制御すること
ができるので、生成物供給源から発生する酸化シリコン
系の生成物の量を制御することが可能になる。したがっ
て、窓から発生する酸化シリコン系の生成物の分布を踏
まえてチャンバ内で発生する酸化シリコン系の生成物の
分布を制御することが可能になる。
【0014】第2のドライエッチング装置は、チャンバ
の外部に設けた電界供給源からこのチャンバに設けた酸
化シリコン系材料からなる窓を介して供給される電界に
よりチャンバの内部にプラズマを生成してチャンバ内の
被エッチング体をエッチングする装置であり、窓の一部
分を介してチャンバ内に電界を供給する補助電界供給源
をチャンバの外部にかつ窓の一部分に設け、さらに補助
電界供給源に電力を供給する電源を備えたものである。
【0015】上記第2のドライエッチング装置では、窓
の一部分を介してチャンバ内に電界を供給する補助電界
供給源が設けらているとともに、補助電界供給源に電力
を供給する電源が設けられている。そのことから、電界
供給源によって生成されたプラズマによるスパッタリン
グで窓から発生する酸化シリコン系の生成物とは別に補
助電界供給源によって生成されたプラズマによるスパッ
タリングでも窓から酸化シリコン系の生成物が発生され
る。また電源から供給される電力を変えることによって
補助電界供給源から供給される電界を制御することがで
きるので、生成物供給源から発生する酸化シリコン系の
生成物の量を制御することが可能になる。したがって、
窓から発生する酸化シリコン系の生成物の分布を踏まえ
てチャンバ内で発生する酸化シリコン系の生成物の分布
を制御することが可能になる。
【0016】第1のドライエッチング方法は、チャンバ
の外部に設けた電界供給源から該チャンバに設けた酸化
シリコン系材料からなる窓を介して電界を供給すること
で、該チャンバの内部にプラズマを生成して該チャンバ
内の被エッチング体をエッチングするドライエッチング
方法において、上記窓とは別体の酸化シリコン系材料か
らなる生成物供給源をスパッタリングしてこのチャンバ
内に生成物を供給するドライエッチング方法である。
【0017】上記第1のドライエッチング方法では、窓
とは別体の酸化シリコン系材料からなる生成物供給源を
スパッタリングすることから、窓から発生する酸化シリ
コン系の生成物とは別の酸化シリコン系の生成物が発生
される。そして、このスパッタリングによって得られた
生成物がチャンバ内に供給されることから、生成物供給
源から発生する酸化シリコン系の生成物の量を制御する
ことにより、窓から発生する酸化シリコン系の生成物の
分布を踏まえてチャンバ内で発生する酸化シリコン系の
生成物の分布を制御することが可能になる。
【0018】第2のドライエッチング方法は、チャンバ
の外部に設けた電界供給源から該チャンバに設けた酸化
シリコン系材料からなる窓を介して電界を供給すること
で、該チャンバの内部にプラズマを生成して該チャンバ
内の被エッチング体をエッチングするドライエッチング
方法において、上記電界供給源とは別に上記窓の一部分
を介してチャンバ内に電界を供給することにより、この
窓の一部分をスパッタリングしてチャンバ内に生成物を
供給するドライエッチング方法である。
【0019】上記第2のドライエッチング方法では、上
記電界供給源とは別に上記窓の一部分を介してチャンバ
内に電界を供給することから、電界供給源によって生成
されたプラズマによるスパッタリングで窓から発生する
酸化シリコン系の生成物とは別に、窓の一部分を介して
チャンバ内に電界を供給することによって生成されたプ
ラズマによるスパッタリングでも窓から酸化シリコン系
の生成物が発生される。そして、このスパッタリングに
よって得られた生成物がチャンバ内に供給されることか
ら、生成物供給源から発生する酸化シリコン系の生成物
の量を制御することにより、窓から発生する酸化シリコ
ン系の生成物の分布を踏まえてチャンバ内で発生する酸
化シリコン系の生成物の分布を制御することが可能にな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のドライエッチング装置に
係わる第1実施形態の一例を、図1の概略構成図によっ
て説明する。図では一例として、ICPエッチング装置
を示す。
【0021】図1に示すように、ドライエッチング装置
1には、高密度プラズマを生成してエッチング雰囲気を
形成するチャンバ11が備えられている。このチャンバ
11の内部には、被エッチング体(以下、ウエハとい
う)41を載置するためのステージ12が設けられてい
る。このステージ12は下部電極となり、RFバイアス
電源13が接続されている。このRFバイアス電源13
は、例えば400kHzの高周波電源からなる。またウ
エハ41の上方でかつチャンバ11内の上部にはアース
電極14が設けられていて、接地されている。
【0022】さらに上記ウエハ41の側方でかつチャン
バ11の側壁には酸化シリコン系材料の一種である石英
からなる石英窓15が設けられている。このチャンバ1
1の外側には石英窓15を介して電界供給源16が設け
られている。この電界供給源16は、例えばコイル状の
アンテナまたは板状のアンテナからなり、これによって
結合される例えば13.56MHzのRF電界をチャン
バ11の内部に供給するものである。また、この電界供
給源16にはソース電源17が接続されている。このソ
ース電源17は、例えば13.56MHzの高周波電源
からなる。
【0023】そして上記ウエハ41の上方でかつ上記ア
ース電極14のウエハ41側には生成物供給源18が設
置されている。この生成物供給源18は、酸化シリコン
系材料からなり、例えば石英からなる。上記生成物供給
源18は、石英に限定されることはなく、酸化シリコン
系材料の絶縁材料であればいかなる材料であってもよ
い。また上記生成物供給源18を介して上記ウエハ41
とは反対側の上記アース電極14には補助電界供給源1
9となる補助電極が設置されている。この補助電界供給
源19は、例えばコイル状のアンテナまたは板状のアン
テナからなり、これによって結合される例えば800k
HzのRF電界によって生成物供給源18の表面にイオ
ン加速用の電界を誘起するものである。さらに上記補助
電界供給源19には電力を供給するための電源となる補
助電源20が接続されている。この補助電源20は、例
えば800kHzの高周波電源からなる。
【0024】なお、チャンバ11には、その内部にエッ
チングガスを供給するためのガス供給系、およびチャン
バ11の内部圧力を一定に保つためのガス排出系が備え
られているが、ここでの図示は省略した。
【0025】上記ドライエッチング装置1では、チャン
バ11の側壁部に設けた石英窓15を介して設置された
電界供給源16に印加した13.56MHzのRF電界
によってプラズマが生成される。また、ウエハ41に対
抗する補助電界供給源19の下部に石英製の生成物供給
源18が設けられ、補助電界供給源19に印加される8
00kHzのRF電界によって、生成物供給源18から
の酸化シリコン系の生成物量を制御することが可能にな
る。
【0026】したがって、上記ドライエッチング装置1
を用いてエッチングを行うことによって、例えば、ウエ
ハ41の全エッチング表面にわたり酸化シリコン系の生
成物の堆積量を平均化することが可能になる。よって、
均一なエッチングパターン形状を実現することが可能に
なり、ウエハ41上のパターン形成におけるウエハ41
面内の寸法ばらつきを低減することが可能になる。特に
300mm以上の大口径ウエハのパターン形成での寸法
ばらつきの低減に大きな効果を奏する。
【0027】ここで、酸化シリコン系の生成物のウエハ
上への堆積速度とウエハ上の位置との関係を、図2によ
って説明する。図2では、縦軸に酸化シリコン系の生成
物のウエハ上への堆積速度を示し、横軸にウエハ上の位
置を示す。また実線は総堆積速度分布を示し、破線は石
英窓からの生成物による堆積速度分布を示し、2点鎖線
は生成物供給源からの生成物の堆積速度分布を示す。
【0028】図2に示すように、破線Aで示す石英窓か
らの生成物による堆積速度分布は、ウエハの中央部から
側周部方向になるにしたがって堆積速度が速くなる。す
なわち、ICPソースの場合には電界供給源となるコイ
ルに近いウエハ周辺部に酸化シリコン系の生成物の堆積
が多くなり、ウエハの中心部に向かうにしたがってその
酸化シリコン系の生成物の堆積が少なくなる。一方、2
点鎖線Bで示す生成物供給源からの生成物の堆積速度分
布は、ウエハの中央部から側周部方向になるにしたがっ
て堆積速度が遅くなる。すなわち、補助電界供給源とな
る補助電極に近いウエハ中央部に酸化シリコン系の生成
物の堆積が多くなり、ウエハの周辺部に向かうにしたが
ってその酸化シリコン系の生成物の堆積が少なくなる。
そのため、生成物供給源からの生成物の発生量を調節す
ることによって、実線Cで示すように、総堆積速度分布
はウエハの各位置においてほぼ均一にすることが可能に
なる。
【0029】したがって、ソース電力もしくはエッチン
グガス種を変化させ、石英窓15から発生する生成物に
よる堆積物量やその分布が変化した場合において、堆積
分布を一定に保つことが可能になる。なお、上記生成物
供給源18と補助電界供給源19とは、プラズマの着
火、維持等にも用いることが可能である。
【0030】次に本発明のドライエッチング方法にかか
わる第1実施形態を以下に説明する。このドライエッチ
ング方法は、被エッチング体(以下、ウエハという)を
エッチングするためのエッチング雰囲気を生成するチャ
ンバの外部に設けた電界供給源からこのチャンバに設け
た酸化シリコン系材料からなる石英窓を介して電界を供
給することで、このチャンバの内部にプラズマを生成し
て上記ウエハをエッチングする方法である。しかも、石
英窓とは別体の酸化シリコン系材料からなる生成物供給
源をスパッタリングしてチャンバの内部に生成物を供給
する。
【0031】上記石英窓から供給される生成物量は、こ
の生成物供給源を介してチャンバ内に誘起される電界を
制御して、この生成物供給源のスパッタリング量を制御
することにより調整される。そのため、電界供給源から
チャンバ内に電界を供給することにより石英窓をスパッ
タリングして発生する生成物の分布の少ない領域に、上
記電界供給源とは別に生成物供給源を介してチャンバ内
に電界を供給することにより生成物供給源をスパッタリ
ングして発生させた生成物を供給することで、ウエハ表
面の全域にわたって酸化シリコン系の生成物の堆積速度
はほぼ均一に保たれる。その結果、ウエハ上の全域にわ
たって、ほぼ均一な厚さに酸化シリコン系の生成物が堆
積される。
【0032】また上記ドライエッチングに用いるエッチ
ングガスは少なくとも塩素および臭素のうちのいずれか
一方を含むものを用いる。それによって、酸化シリコン
系の塩化物(SiOx Cly )もしくは酸化シリコン系
の臭化物(SiOx Bry )が生成され、それが生成物
となってウエハ上に堆積される。このような生成物は、
エッチングによって形成されるパターンのいわゆる側壁
保護膜ともなる。
【0033】次に前記図1によって説明したドライエッ
チング装置1を用い、上記ドライエッチング方法を適用
して、タングステンポリサイドゲートの加工を行った。
ここでは、一例として塩素を含むエッチングガスを用い
たが、臭素を含むエッチングガスでも同様のエッチング
が実現できることは確認している。上記加工を図3によ
って説明する。図の(1)はエッチング前のウエハ中央
部の断面を示し、図の(2)はエッチング前のウエハ側
周部の断面を示し、図の(3)はエッチング後のウエハ
中央部の断面を示し、図の(4)はエッチング後のウエ
ハ側周部の断面を示す。
【0034】図3の(1)〜(4)に示すように、シリ
コン基板51上には、ゲート酸化膜(SiO2 膜)5
2、ポリシリコン膜53、タングステンシリサイド(W
Si2)膜54がそれぞれ100nmの厚さに順に積層
されている。それらの成膜は、例えば化学的気相成長
(以下、CVDという、CVDはChemical Vapour Depo
sitionの略)法によって行った。その後、レジスト塗布
技術およびリソグラフィック技術によって、レジストマ
スク55を形成して、ウエハ41とした。そして図3の
(1),(2)に示すウエハ41を、上記レジストマス
ク55をエッチングマスクにして、以下の条件に設定し
たエッチングによって加工した。以下の説明では、図1
によって示した構成部品にはその符号も併記する。
【0035】上記エッチング条件を、一例として、 エッチングガス:塩素(Cl2 );100sccm〔以
下、sccmは標準状態における体積流量(cm3
分)を表す〕と酸素(O2 );10sccm、 エッチング雰囲気の圧力:0.5Pa、 ソースパワー:300W、 RFバイアス:100W、 基板温度:20℃、 上部電極パワー:100W、 に設定した。
【0036】上記条件によるエッチングによって、ソー
ス電源17の電力が電界供給源16に印加されることに
よって生じる酸化シリコン系の生成物からなる堆積物
と、補助電源20の電力が補助電界供給源19に印加さ
れることによって生じる酸化シリコン系の生成物からな
る堆積物との双方により、ウエハ41上には均一な堆積
を生じつつ、エッチングを進行することが可能になる。
したがって、図3の(3),(4)に示すように、上記
エッチングによって、ウエハ41の周辺部およびウエハ
41の中心部ともに、ポリシリコン膜53とタングステ
ンシリサイド膜54からなるものでサイドエッチングを
生じない良好なるエッチング形状を有するパターン42
を形成することが可能になった。
【0037】次に本発明のドライエッチング装置に係わ
る第2実施形態の一例を、図4の概略構成図によって説
明する。図では。ドライエッチング装置2の一例とし
て、トライオード型マグネトロンドライエッチング装置
を示す。なお、前記図1によって説明した構成部品と同
様のものには同一符号を付す。
【0038】図4に示すように、ドライエッチング装置
2には、高密度プラズマを生成してエッチング雰囲気を
形成するチャンバ11が備えられている。このチャンバ
11の内部には、被エッチング体(以下、ウエハとい
う)41を載置するためのステージ12が設けられてい
る。このステージ12は下部電極となり、RFバイアス
電源13が接続されている。このRFバイアス電源13
は、例えば400kHzの高周波電源からなる。またウ
エハ41の上方でかつチャンバ11内の上部にはアース
電極14が設けられていて、接地されている。
【0039】さらに上記ウエハ41の側方でかつチャン
バ11の側壁には酸化シリコン系材料の一種である石英
からなる石英窓15が設けられている。このチャンバ1
1の外側には石英窓15を介して電界供給源16が設け
られている。この電界供給源16は環状電極からなり、
さらにその外周には磁場を形成する磁場発生器21が設
置されている。この磁場発生器21は、例えば永久磁石
で形成されている。なお、磁場発生器21は、磁場を発
生するものであればよく、例えば電磁石で形成されてい
てもよい。また、上記電界供給源16にはソース電源1
7が接続されている。このソース電源17は、例えば1
3.56MHzの高周波電源からなる。
【0040】そして上記ウエハ41の上方でかつ上記ア
ース電極14のウエハ41側には生成物供給源18が設
置されている。この生成物供給源18は、酸化シリコン
系材料からなり、例えば石英からなる。上記生成物供給
源18は、石英に限定されることはなく、酸化シリコン
系材料の絶縁材料であればいかなる材料であってもよ
い。また上記生成物供給源18を介して上記ウエハ41
とは反対側の上記アース電極14には補助電界供給源1
9となる補助電極が設置されている。この補助電界供給
源19は、例えばコイル状のアンテナまたは板状のアン
テナからなり、これによって結合される例えば800k
HzのRF電界によって生成物供給源18の表面にイオ
ン加速用の電界を誘起するものである。さらに上記補助
電界供給源19には電力を供給するための電源となる補
助電源20が接続されている。この補助電源20は、例
えば800kHzの高周波電源からなる。
【0041】なお、チャンバ11には、その内部にエッ
チングガスを供給するためのガス供給系、およびチャン
バ11の内部圧力を一定に保つためのガス排出系が備え
られているが、ここでの図示は省略した。
【0042】上記ドライエッチング装置2では、ソース
電源17によって上記電界供給源16に13.56MH
zの高周波を印加し、上記磁場発生器21による磁場と
電界の相互作用によって電子を加速して、チャンバ11
の内部にプラズマを発生させる。また、ウエハ41に対
抗する補助電界供給源19の下部に石英製の生成物供給
源18が設けられ、補助電界供給源19にに印加される
800kHzのRF電界によって、生成物供給源18か
らの酸化シリコン系の生成物量を制御することが可能に
なる。
【0043】したがって、上記ドライエッチング装置2
を用いてエッチングを行うことによって、例えば、ウエ
ハ41の全エッチング表面にわたり酸化シリコン系の生
成物の堆積量を平均化することが可能になる。よって、
均一なエッチングパターン形状を実現することが可能に
なり、ウエハ41上のパターン形成におけるウエハ41
面内の寸法ばらつきを低減することが可能になる。特に
300mm以上の大口径ウエハのパターン形成での寸法
ばらつきの低減に大きな効果を奏する。
【0044】ここで、酸化シリコン系の生成物のウエハ
上への堆積速度とウエハ上の位置との関係は、前記図2
によって説明したのとほぼ同様の分布になる。すなわ
ち、石英窓15からの生成物による堆積速度分布は、ウ
エハ41の中央部から側周部方向になるにしたがって堆
積速度が速くなる。すなわち、電界供給源16および磁
場発生器21に近いウエハ41の周辺部に酸化シリコン
系の生成物の堆積が多くなり、ウエハ41の中心部に向
かうにしたがってその酸化シリコン系の生成物の堆積が
少なくなる。
【0045】一方、生成物供給源18からの生成物の堆
積速度分布は、ウエハ41の中央部から側周部方向にな
るにしたがって堆積速度が遅くなる。すなわち、補助電
界供給源19となる補助電極に近いウエハ41の中央部
に酸化シリコン系の生成物の堆積が多くなり、ウエハ4
1の周辺部に向かうにしたがってその酸化シリコン系の
生成物の堆積が少なくなる。そのため、生成物供給源1
8からの生成物の発生量を調節することによって、ウエ
ハ41上における総堆積速度分布はウエハ41の各位置
においてほぼ均一にすることが可能になる。
【0046】したがって、ソース電力もしくはエッチン
グガス種を変化させ、石英窓15から発生する生成物に
よる堆積物量やその分布が変化した場合において、堆積
分布を一定に保つことが可能になる。なお、上記生成物
供給源18と補助電界供給源19とは、プラズマの着
火、維持等にも用いることが可能である。
【0047】次に上記ドライエッチング装置2を用いて
前記図3によって説明したウエハ41の加工を行った。
この加工におけるエッチング条件を、一例として、 エッチングガス:塩素(Cl2 );100sccm、 エッチング雰囲気の圧力:0.5Pa、 ソースパワー:1.0kW、 RFバイアス:40W、 基板温度:60℃、 補助電極パワー:200W、 に設定した。
【0048】その結果、ソース電源17の電力が電界供
給源16に印加されることによって生じる酸化シリコン
系の生成物からなる堆積物と、補助電源20の電力が補
助電界供給源19に印加されることによって生じる酸化
シリコン系の生成物からなる堆積物との双方により、ウ
エハ41上には均一な堆積を生じつつ、エッチングを進
行することが可能になる。上記エッチングによって、ウ
エハ41の周辺およびウエハ41の中心部ともにサイド
エッチングを生じない良好なるエッチング形状を達成す
ることが可能になった。
【0049】上記第1,第2実施形態において、上記生
成物供給源18と上記補助電界供給源19とは、平面視
的に見て円形状に形成したが、例えば、環状に形成して
もよい。ここで前記図4で説明したドライエッチング装
置2の上記生成物供給源18と上記補助電界供給源19
とを環状に形成した例を、図5に示す。この図5では、
(1)にドライエッチング装置の概略構成を示し、
(2)に補助電界供給源19の設置状態を示す。
【0050】図5の(1)および(2)に示すように、
この構成では、上記生成物供給源18と上記補助電界供
給源19の形状以外の構成は、前記図4によって説明し
た構成と同様である。そして環状の生成物供給源18と
環状の補助電界供給源19とは、積層される状態でソー
ス電極14の内部に組み込まれている。すなわち、ウエ
ハ41側に生成物供給源18が設置され、それとは反対
側に補助電界供給源19が生成物供給源18に隣接して
設置されている。なお、チャンバ11、ステージ12、
RFバイアス電源13、石英窓15、電界供給源16、
ソース電源17、補助電源20、磁場発生器21は、前
記図4によって説明した構成と同様である。
【0051】ここで、酸化シリコン系の生成物のウエハ
上への堆積速度とウエハ上の位置との関係を、図6によ
って説明する。図6では、前記図2と同様に、縦軸に酸
化シリコン系の生成物のウエハ上への堆積速度を示し、
横軸にウエハ上の位置を示す。また実線は総堆積速度分
布を示し、破線は石英窓からの生成物による堆積速度分
布を示し、2点鎖線は生成物供給源からの生成物の堆積
速度分布を示す。
【0052】図6に示すように、破線Aで示す石英窓か
らの生成物による堆積速度分布は、ウエハの中央部から
側周部方向になるにしたがって堆積速度が速くなる。す
なわち、電界供給源に近いウエハ周辺部に酸化シリコン
系の生成物の堆積が多くなり、ウエハの中心部に向かう
にしたがってその酸化シリコン系の生成物の堆積が少な
くなる。
【0053】一方、2点鎖線Bで示す生成物供給源から
の生成物の堆積速度分布は、ウエハの中央部がやや遅
く、その中央部より側周部方向になるにしたがって堆積
速度が速くなり、生成物供給源の直下で最大となる。そ
してさらにウエハの周辺部に向かうにしたがい、堆積速
度は遅くなる。すなわち、補助電界供給源となる補助電
極に近いウエハ中央部よりやや側周側(生成物供給源の
直下)で酸化シリコン系の生成物の堆積が多くなり、そ
れよりもウエハの周辺部に向かうにしたがい酸化シリコ
ン系の生成物の堆積は少なくなり、またウエハの中央部
に向かうにしたがい酸化シリコン系の生成物の堆積はや
や少なくなる。そのため、生成物供給源からの生成物の
発生量を調節することによって、実線Cで示すように、
総堆積速度分布はウエハの各位置においてほぼ均一にす
ることが可能になる。
【0054】または環状に形成した生成物供給源18と
環状の補助電界供給源19とを同心円状に配置してもよ
い。その配置状態によって、ウエハ表面の全面にわたっ
て生成物の総堆積速度を細かく制御することが可能にな
る。
【0055】なお、上記第1,第2実施形態では、ドラ
イエッチング装置1としてICPエッチング装置を示
し、ドライエッチング装置2としてマグネトロン型エッ
チング装置を示したが、石英窓を介してチャンバ内に電
界を入力して、このチャンバ内にプラズマを発生させる
ようないかなるドライエッチング装置に対しても、上記
生成物供給源と上記補助電界供給源とを設ける構成は設
置可能である。そしてソース電力入力部付近(石英窓)
からの堆積物(SiOx Cly )が相対的に少なくなる
部分に近接して、上記生成物供給源と上記補助電界供給
源とを設けることで上記説明したのと同様の効果が得ら
れる。
【0056】次に本発明のドライエッチング装置に係わ
る第3実施形態の一例を、図7によって説明する。図で
はドライエッチング装置3の一例として、マイクロ波ド
ライエッチング装置を示す。図では、(1)に概略構成
図を示し、(2)に本発明の主旨となる補助電界供給源
の設置状態を示す。また前記図1で説明したのと同様の
構成部品には同一符号を付す。
【0057】図7の(1)および(2)に示すように、
ドライエッチング装置3には、高密度プラズマを生成し
てエッチング雰囲気を形成するチャンバ11が備えられ
ている。このチャンバ11の内部には、被エッチング体
(以下、ウエハという)41を載置するためのステージ
12が設けられている。このステージ12は下部電極と
なり、RFバイアス電源13が接続されている。このR
Fバイアス電源13は、例えば2MHzの高周波電源か
らなる。またウエハ41の上方でかつチャンバ11の上
部には酸化シリコン系材料の一種である石英からなる石
英窓15が設けられている。このチャンバ11の外側に
は石英窓15を介して電界供給源61が設けられてい
る。この電界供給源61は、導波管62とそれに接続さ
れたマグネトロン63からなり、例えば2.45GHz
のマイクロ波をチャンバ11の内部に供給するものであ
る。さらにチャンバ11および導波管62のチャンバ1
1側の各外側周部にはソレノイド64が設置されてい
る。
【0058】そしてウエハ41の側周部上方で上記電界
供給源61側の上記窓15上には補助電界供給源19と
なる補助電極が設置されている。この補助電界供給源1
9は、環状の電極からなり、これによって結合される例
えば800kHzのRF電界によって石英窓15の側周
部におけるチャンバ11側表面にイオン加速用の電界を
誘起するものである。さらに上記補助電界供給源19に
は電力を供給するための電源となる補助電源20が接続
されている。この補助電源20は、例えば800kHz
の高周波電源からなる。
【0059】なお、チャンバ11には、その内部にエッ
チングガスを供給するためのガス供給系、およびチャン
バ11の内部圧力を一定に保つためのガス排出系が備え
られているが、ここでの図示は省略した。
【0060】上記ドライエッチング装置3では、チャン
バ11の上部に設けた石英窓15を介して設置された電
界供給源61から発生した2.45MHzのRF電界に
よってチャンバ11の内部にプラズマが生成される。ま
た、補助電界供給源19に印加される800kHzのR
F電界によって、ウエハ41の側周部上方に位置する補
助電界供給源19の下部に石英窓15からの酸化シリコ
ン系の生成物量を制御することが可能になる。
【0061】したがって、上記ドライエッチング装置3
を用いてエッチングを行うことによって、例えば、ウエ
ハ41の全エッチング表面にわたり酸化シリコン系の生
成物の堆積量を平均化することが可能になる。よって、
均一なエッチングパターン形状を実現することが可能に
なり、ウエハ41上のパターン形成におけるウエハ41
面内の寸法ばらつきを低減することが可能になる。特に
300mm以上の大口径ウエハのパターン形成での寸法
ばらつきの低減に大きな効果を奏する。
【0062】次に本発明のドライエッチング方法にかか
わる第2実施形態を以下に説明する。このドライエッチ
ング方法は、被エッチング体(以下、ウエハという)を
エッチングするためのエッチング雰囲気を生成するチャ
ンバの外部に設けた電界供給源からこのチャンバに設け
た酸化シリコン系材料からなる石英窓を介して電界を供
給することで、このチャンバの内部にプラズマを生成し
て上記ウエハをエッチングする方法である。しかも、電
界供給源とは別に上記石英窓の一部分を介してチャンバ
内に電界を供給することによりこの石英窓の一部分をス
パッタリングしてチャンバ内に生成物を供給する。
【0063】上記電界供給源によって誘起されたイオン
加速用の電界によって石英窓から供給された酸化シリコ
ン系の生成物量は、上記電界供給源とは別に上記石英窓
の一部分を介してチャンバ内に電界を供給することによ
りこの石英窓の一部分に誘起されたイオン加速用の電界
を制御して、石英窓のスパッタリング量を制御すること
により調整される。そのため、電界供給源からチャンバ
内に電界を供給することにより石英窓をスパッタリング
して発生する生成物の分布の少ない領域に、上記電界供
給源とは別に上記石英窓の一部分を介してチャンバ内に
電界を供給することによりこの部分の石英窓をスパッタ
リングして発生させた生成物を供給することで、ウエハ
表面の全域にわたって酸化シリコン系の生成物の堆積速
度はほぼ均一に保たれる。その結果、ウエハ上の全域に
わたって、ほぼ均一な厚さに酸化シリコン系の生成物が
堆積される。
【0064】また上記ドライエッチングに用いるエッチ
ングガスは少なくとも塩素および臭素のうちのいずれか
一方を含むものを用いる。それによって、酸化シリコン
系の塩化物(SiOx Cly )もしくは酸化シリコン系
の臭化物(SiOx Bry )が生成され、それが生成物
となってウエハ上に堆積される。このような生成物は、
エッチングによって形成されるパターンのいわゆる側壁
保護膜ともなる。
【0065】次に本発明のドライエッチング装置に係わ
る第4実施形態の一例を、図8の概略構成図によって説
明する。図では。ドライエッチング装置4の一例とし
て、マイクロ波ドライエッチング装置を示す。なお、前
記図1および図7によって説明した構成部品と同様のも
のには同一符号を付す。
【0066】図8に示すように、ドライエッチング装置
4には、高密度プラズマを生成してエッチング雰囲気を
形成するチャンバ11が備えられている。このチャンバ
11の内部には、被エッチング体(以下、ウエハとい
う)41を載置するためのステージ12が設けられてい
る。このステージ12は下部電極となり、RFバイアス
電源13が接続されている。このRFバイアス電源13
は、例えば2MHzの高周波電源からなる。またウエハ
41の上方でかつチャンバ11の上部には酸化シリコン
系材料の一種である石英からなる石英窓15が設けられ
ている。このチャンバ11の外側には石英窓15を介し
て電界供給源61が設けられている。この電界供給源6
1は、導波管62とそれに接続されたマグネトロン63
からなり、例えば2.45GHzのマイクロ波をチャン
バ11の内部に供給するものである。さらにチャンバ1
1の外側周部にはソレノイド64が設置されている。
【0067】さらに上記チャンバ11の上側部でかつ石
英窓15の下部側には生成物供給源18が設置されてい
る。この生成物供給源18は、酸化シリコン系材料から
なり、例えば石英からなる。上記生成物供給源18は、
石英に限定されることはなく、酸化シリコン系材料の絶
縁材料であればいかなる材料であってもよい。また上記
生成物供給源18を介して上記チャンバ11の外部には
補助電界供給源19となる補助電極が設置されている。
この補助電界供給源19は、例えばコイル状のアンテナ
または板状のアンテナからなり、これによって結合され
る例えば800kHzのRF電界によって生成物供給源
18の表面にイオン加速用の電界を誘起するものであ
る。さらに上記補助電界供給源19には電力を供給する
ための電源となる補助電源20が接続されている。この
補助電源20は、例えば800kHzの高周波電源から
なる。
【0068】なお、チャンバ11には、その内部にエッ
チングガスを供給するためのガス供給系、およびチャン
バ11の内部圧力を一定に保つためのガス排出系が備え
られているが、ここでの図示は省略した。
【0069】上記ドライエッチング装置4では、チャン
バ11の上部に設けた石英窓15を介して設置された電
界供給源61から発生した2.45MHzのRF電界に
よってチャンバ11の内部にプラズマが生成される。ま
た、補助電界供給源19に印加される800kHzのR
F電界によって、ウエハ41の側周部上方に設けられて
いる生成物供給源18から発生する酸化シリコン系の生
成物量を制御することが可能になる。
【0070】したがって、上記ドライエッチング装置4
を用いてエッチングを行うことによって、例えば、ウエ
ハ41の全エッチング表面にわたり酸化シリコン系の生
成物の堆積量を平均化することが可能になる。よって、
均一なエッチングパターン形状を実現することが可能に
なり、ウエハ41上のパターン形成におけるウエハ41
面内の寸法ばらつきを低減することが可能になる。特に
300mm以上の大口径ウエハのパターン形成での寸法
ばらつきの低減に大きな効果を奏する。
【0071】次に、上記ドライエッチング装置4におけ
る酸化シリコン系の生成物のウエハ上への堆積速度とウ
エハ上の位置との関係を、図9によって説明する。図9
では、縦軸に酸化シリコン系の生成物のウエハ上への堆
積速度を示し、横軸にウエハ上の位置を示す。また実線
は総堆積速度分布を示し、破線は石英窓からの生成物に
よる堆積速度分布を示し、2点鎖線は生成物供給源から
の生成物の堆積速度分布を示す。なお、酸化シリコン系
の生成物のウエハ上への堆積速度とウエハ上の位置との
関係は、上記ドライエッチング装置3も図9に示したの
と同様の分布になることを確認している。
【0072】図9に示すように、破線Aで示す石英窓か
らの生成物による堆積速度分布は、ウエハの中央部から
側周部方向になるにしたがって堆積速度が遅くなる。す
なわち、マイクロ波ソースの場合には電界供給源となる
導波管の中央部に近いウエハ中央部で酸化シリコン系の
生成物の堆積が多くなり、ウエハの周辺部に向かうにし
たがってその酸化シリコン系の生成物の堆積が少なくな
る。一方、2点鎖線Bで示す生成物供給源からの生成物
の堆積速度分布は、生成物供給源がチャンバの側壁上部
に設けられていることから、ウエハの中央部から側周部
方向になるにしたがって堆積速度が速くなる。すなわ
ち、生成物供給源に近いウエハ周辺部に酸化シリコン系
の生成物の堆積が多くなり、ウエハの中央部に向かうに
したがってその酸化シリコン系の生成物の堆積が少なく
なる。そのため、生成物供給源からの生成物の発生量を
調節することによって、実線Cで示すように、総堆積速
度分布はウエハの各位置においてほぼ均一にすることが
可能になる。
【0073】したがって、マイクロ波ソースもしくはエ
ッチングガス種を変化させ、石英窓15から発生する生
成物による堆積物量やその分布が変化した場合におい
て、堆積分布を一定に保つことが可能になる。なお、上
記生成物供給源18と補助電界供給源19とは、プラズ
マの着火、維持等にも用いることが可能である。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のドライエ
ッチング装置によれば、チャンバ内の被エッチング体を
加工するためのプラズマを発生させる電界供給源および
その電界供給源からの電界をチャンバ内に引き入れるた
めの石英窓の他に、生成物供給源と補助電界供給源、も
しくは補助電界供給源を設けたことにより、被エッチン
グ体表面における酸化シリコン系の生成物の堆積分布を
制御することが可能になる。
【0075】また本発明のドライエッチング方法によれ
ば、チャンバ内の被エッチング体を加工するためのプラ
ズマを発生させる電界供給源からの電界とは別に、酸化
シリコン系材料からなる生成物供給源をスパッタリング
してチャンバ内に生成物を供給する、もしくは電界供給
源から電界が供給される窓の一部分を介してチャンバ内
に電界を供給することによりその窓の一部分をスパッタ
リングしてチャンバ内に生成物を供給することにより、
被エッチング体表面における酸化シリコン系の生成物の
堆積分布を制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドライエッチング装置に係わる第1実
施形態の概略構成図である。
【図2】第1実施形態のドライエッチング装置における
酸化シリコン系の生成物の堆積速度とウエハ位置との関
係図である。
【図3】第1実施形態のドライエッチング装置によるエ
ッチングパターン形成の説明図である。
【図4】本発明のドライエッチング装置に係わる第2実
施形態の概略構成図である。
【図5】第2実施形態の変形例の説明図である。
【図6】第2実施形態のドライエッチング装置における
酸化シリコン系の生成物の堆積速度とウエハ位置との関
係図である。
【図7】本発明のドライエッチング装置に係わる第3実
施形態の説明図である。
【図8】本発明のドライエッチング装置に係わる第4実
施形態の概略構成図である。
【図9】第4実施形態のドライエッチング装置における
酸化シリコン系の生成物の堆積速度とウエハ位置との関
係図である。
【図10】従来のICPエッチング装置の概略構成図で
ある。
【図11】従来のICPエッチング装置における酸化シ
リコン系の生成物の堆積速度とウエハ位置との関係図で
ある。
【図12】従来のICPエッチング装置によるエッチン
グパターン形成の説明図である。
【符号の説明】
1 ドライエッチング装置 11 チャンバ 15
石英窓 16 電界供給源 18 生成物供給源 19 補
助電界供給源 20 補助電源 41 ウエハ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバの外部に設けた電界供給源から
    該チャンバに設けた酸化シリコン系材料からなる窓を介
    して供給される電界により前記チャンバの内部にプラズ
    マを生成して該チャンバ内の被エッチング体をエッチン
    グするドライエッチング装置において、 少なくとも一部が前記チャンバ内に表出されかつ前記窓
    とは別体に設けられたもので酸化シリコン系材料からな
    る生成物供給源と、 前記生成物供給源を介して前記チャンバ内に電界を供給
    するもので該生成物供給源を挟んで該チャンバ内に生成
    される前記プラズマとは反対側に設けた補助電界供給源
    と、 前記補助電界供給源に電力を供給する電源とを備えたこ
    とを特徴とするドライエッチング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドライエッチング装置に
    おいて、 前記生成物供給源から発生する生成物が前記窓から発生
    する生成物の分布の少ない領域に供給される位置に該生
    成物供給源が設置されていることを特徴とするドライエ
    ッチング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のドライエッチング装置に
    おいて、 前記窓が前記被エッチング体の側方に設置され、 前記生成物供給源が前記被エッチング体の上方に設置さ
    れていることを特徴とするドライエッチング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のドライエッチング装置に
    おいて、 前記窓が前記被エッチング体の上方に設置され、 前記生成物供給源が前記窓より前記被エッチング体側で
    かつ前記被エッチング体の上方側部に設置されているこ
    とを特徴とするドライエッチング装置。
  5. 【請求項5】 チャンバの外部に設けた電界供給源から
    該チャンバに設けた酸化シリコン系材料からなる窓を介
    して供給される電界によりチャンバの内部にプラズマを
    生成して該チャンバ内の被エッチング体をエッチングす
    るドライエッチング装置において、 前記窓の一部分を介して前記チャンバ内に電界を供給す
    るもので前記チャンバの外部にかつ該窓の一部分に隣接
    して設けた補助電界供給源と、 前記補助電界供給源に電力を供給する電源とを備えたこ
    とを特徴とするドライエッチング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のドライエッチング装置に
    おいて、 前記補助電界供給源により該窓からの生成される生成物
    を前記電界供給源により生成されたプラズマによって前
    記窓から発生される生成物の分布が少ない領域に供給さ
    れる位置に該補助電界供給源が設置されていることを特
    徴とするドライエッチング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のドライエッチング装置に
    おいて、 前記窓が前記被エッチング体の上方に設置され、 前記補助電界供給源が前記窓を介して前記被エッチング
    体とは反対側でかつ該窓の側部に設置されていることを
    特徴とするドライエッチング装置。
  8. 【請求項8】 チャンバの外部に設けた電界供給源から
    該チャンバに設けた酸化シリコン系材料からなる窓を介
    して電界を供給することで、該チャンバの内部にプラズ
    マを生成して該チャンバ内の被エッチング体をエッチン
    グするドライエッチング方法において、 前記窓とは別体の酸化シリコン系材料からなる生成物供
    給源をスパッタリングして該チャンバ内に生成物を供給
    することを特徴とするドライエッチング方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のドライエッチング方法に
    おいて、 前記電界供給源からの電界とは別に前記生成物供給源を
    介して前記チャンバ内に供給する電界を制御して、該生
    成物供給源をスパッタリングすることにより発生する生
    成物量を調整することを特徴とするドライエッチング方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のドライエッチング方法
    において、 前記電界供給源から前記チャンバ内に電界を供給するこ
    とにより前記窓をスパッタリングして発生する生成物の
    分布の少ない領域に、該電界供給源からの電界とは別に
    該生成物供給源を介して前記チャンバ内に電界を供給す
    ることにより該生成物供給源をスパッタリングして発生
    させた生成物を供給することを特徴とするドライエッチ
    ング方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のドライエッチング方法
    において、 前記電界供給源から前記チャンバ内に電界を供給するこ
    とにより前記窓をスパッタリングして発生する生成物の
    分布の少ない領域に、該電界供給源からの電界とは別に
    該生成物供給源を介して前記チャンバ内に電界を供給す
    ることにより該生成物供給源をスパッタリングして発生
    させた生成物を供給することを特徴とするドライエッチ
    ング方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のドライエッチング方法
    において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載のドライエッチング方法
    において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  15. 【請求項15】 請求項11記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  16. 【請求項16】 チャンバの外部に設けた電界供給源か
    ら該チャンバに設けた酸化シリコン系材料からなる窓を
    介して電界を供給することで、該チャンバの内部にプラ
    ズマを生成して該チャンバ内の被エッチング体をエッチ
    ングするドライエッチング方法において、 前記電界供給源とは別に前記窓の一部分を介して前記チ
    ャンバ内に電界を供給することにより該窓の一部分をス
    パッタリングして該チャンバ内に生成物を供給すること
    を特徴とするドライエッチング方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のドライエッチング方
    法において、 前記電界供給源からの電界とは別に前記窓の一部分を介
    して前記チャンバ内に供給される電界を制御して、該窓
    の一部分をスパッタリングすることにより発生する生成
    物量を調整することを特徴とするドライエッチング方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のドライエッチング方
    法において、 前記電界供給源から前記チャンバ内に電界を供給するこ
    とにより前記窓をスパッタリングして発生する生成物の
    分布の少ない領域に、該電界供給源からの電界とは別に
    該窓の一部分を介して前記チャンバ内に電界を供給する
    ことにより該窓の一部分をスパッタリングして発生させ
    た生成物を供給することを特徴とするドライエッチング
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のドライエッチング方
    法において、 前記電界供給源から前記チャンバ内に電界を供給するこ
    とにより前記窓をスパッタリングして発生する生成物の
    分布の少ない領域に、該電界供給源からの電界とは別に
    該窓の一部分を介して前記チャンバ内に電界を供給する
    ことにより該窓の一部分をスパッタリングして発生させ
    た生成物を供給することを特徴とするドライエッチング
    方法。
  20. 【請求項20】 請求項16記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  21. 【請求項21】 請求項17記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  22. 【請求項22】 請求項18記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
  23. 【請求項23】 請求項19記載のドライエッチング方
    法において、 前記ドライエッチングに用いるエッチングガスは少なく
    とも塩素および臭素のうちのいずれか一方を含むことを
    特徴とするドライエッチング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008243917A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Ulvac Japan Ltd プラズマ処理装置
JP2020031190A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 東京エレクトロン株式会社 エッチングする方法及びプラズマ処理装置

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