JPH09269983A - 投票用紙発行システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純で費用がかからなく、効率的な投票が実
現できる投票用紙発行システムを提供する。 【解決手段】 有権者のＩＤコード、住所、氏名、年
令、性別等の個人情報を記録する個人情報記録媒体
（３）と、個人情報記録媒体（３）に記録された個人情
報を読み取って投票用紙（４）を発行する投票用紙発行
装置（２）と、投票用紙発行装置（２）と通信回線
（６）で接続され、投票用紙発行装置（２）から伝送さ
れるＩＤコードの送信データＤ_Nに基づいて個人情報Ｄ_V
を伝送する選挙人データバンク（５）とを備える投票用
紙発行システム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は投票所に設置して
投票用紙を発行する投票用紙発行システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、選挙の投票を行う場合、投票日の
前に選挙管理委員会から有権者に投票交換用紙が郵送さ
れてきて、有権者は投票日に投票交換用紙を所定の投票
所に持参して係員に提示し、係員は投票交換用紙を選挙
人名簿で確認した後に投票用紙を有権者に渡し、有権者
は投票用紙に候補者の氏名を記入して投票箱に投函して
投票が終了する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の選挙の投票は、
投票日よりも前に有権者に投票交換用紙を郵送しなけれ
ばならず、有権者全員に投票交換用紙を郵送するために
は係員の膨大な工数が必要とされ、また郵送するには有
権者一人一人のチェックが不可欠となって煩わしい課題
がある。

【０００４】また、投票交換用紙は、投票日に投票所で
投票用紙に交換されると必要ないものであり、投票用紙
と交換のためだけに使用されるものとしては、郵送に多
額の費用がかかるととともに、ゴミとして捨てられるた
め資源の無駄遣いになる。

【０００５】さらに、有権者にとっても投票交換用紙が
郵送されてくるので、他の郵便物にまぎれ込んで見当た
らなくなったり、投票交換用紙を受け取ってから投票ま
でに時間があるため、保管が煩わしく、紛失してしまう
場合がある。

【０００６】以上のように、従来の投票は、投票用紙を
受け取るまでに要する人件費や郵送費用が膨大となり、
また手順や保管が煩わしく効率的でない基本的な課題が
ある。

【０００７】一方、市役所や区役所は、印鑑登録証明
書、戸籍抄本の写し等の発行を市街地の所定の場所に自
動交付機を設置し、住民が専用カード（市民カード）を
用いて代金を支払うことにより入手できるサービスを開
始している状況にある。

【０００８】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、第１の目的は、費用および工数を大幅
に削減して効率的な投票用紙の発行ができる投票用紙発
行システムを提供することにある。

【０００９】また、第２の目的は、同じ選挙区内であれ
ば有権者が専用カード（市民カード）を用いてどこの投
票所でも投票することができるため、投票率の向上に寄
与することにある。

【００１０】さらに、第３の目的は、投票交換用紙の保
管の煩わしさや紛失を防止して有権者へのサービスの向
上を図ることにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る投票用紙発行システムは、有権者のＩＤ
コード、住所、氏名、年令、性別等の個人情報を記録す
る個人情報記録媒体と、この個人情報記録媒体の個人情
報を読み取って投票用紙を発行する投票用紙発行装置
と、投票用紙発行装置と通信回線で接続され、投票用紙
発行装置から伝送されるＩＤコードに基づいて個人情報
を伝送する選挙人データバンクとを備えたことを特徴と
する。

【００１２】この発明に係る投票用紙発行システムは、
個人情報を記録する個人情報記録媒体と、投票用紙を発
行する投票用紙発行装置と、投票用紙発行装置と通信回
線で接続された選挙人データバンクとを備えたので、Ｉ
Ｄコードを選挙人データバンクに送り、選挙人データバ
ンクから伝送されてくる個人情報を個人情報記録媒体か
ら読み取った個人情報と照合して投票用紙を発行するこ
とができる。

【００１３】また、この発明に係る投票用紙発行システ
ムは、個人情報記録媒体に市民カードを用いたことを特
徴とする。

【００１４】この発明に係る投票用紙発行システムは、
個人情報記録媒体に市民カードを用いたので、市民カー
ドに有権者に関する個人情報を予め記録させておくこと
により、有権者であることを特定して投票用紙を発行す
ることができるため、同一選挙区内の投票所であれば、
有権者はどこの投票所からでも投票することができる。

【００１５】さらに、この発明に係る投票用紙発行シス
テムの投票用紙発行装置は、市民カードに記録された個
人情報を読み取るカード読取手段、このカード読取手段
で読み取った個人情報を表示する表示手段、個人情報の
ＩＤコードを伝送するデータ伝送手段、選挙人データバ
ンクから伝送されてくる個人情報とカード読取手段で読
み取った個人情報を照合するデータ照合手段、このデー
タ照合手段からの出力信号に基づいて投票用紙を発行す
る発券手段を備えたことを特徴とする。

【００１６】この発明に係る投票用紙発行システムの投
票用紙発行装置は、有権者が市民カードを差込むだけの
操作で立候補者の氏名が印刷された投票用紙が発行され
てくるとともに、有権者の個人情報（住所、氏名、年
令、性別等）が表示されるので、従来必要とされた投票
交換用紙の作成、送付および保管、選挙人名簿と投票交
換用紙との照合、投票交換用紙と投票用紙の交換等の有
権者ならびに選挙管理人の双方にとって煩わしい作業を
省くことができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図１はこの発明に係る投票
用紙発行システムの全体ブロック構成図である。図１に
おいて、投票用紙発行システム１は、有権者のＩＤコー
ド、住所、氏名、年令、性別等の個人情報を記録する個
人情報記録媒体３と、個人情報記録媒体３に記録された
個人情報を読み取って投票用紙４を発行する投票用紙発
行装置２と、投票用紙発行装置４と通信回線６で接続さ
れ、投票用紙発行装置２から伝送されるＩＤコードの送
信データＤ_Nに基づいて個人情報Ｄ_Vを伝送する選挙人デ
ータバンク５とを備える。

【００１８】個人情報記録媒体３は磁気カードやＩＣカ
ードで構成し、各選挙区の有権者を対象に区や、市町村
が発行する。また、個人情報記録媒体３は、例えば市民
カードを用いて住民票の写し、印鑑登録証明書、納税証
明書等の書類の自動交付サービスも受けられるものとす
る。

【００１９】図３はこの発明に係る投票用紙発行システ
ムの市民カードの一構成図である。図３において、市民
カード２０は、例えば磁気カードで構成し、磁気記録部
２１（磁気ストライブ）には有権者のＩＤコード、住
所、氏名、年令、性別等の個人情報を記録するととも
に、住民票の写しや印鑑登録証明書等の交付に必要な交
付情報を記録する。また、市民カード２０には、年令欄
２２、性別欄２３、および氏名欄２４を表示し、カード
所有者が自分の市民カードであることを確認できるよう
にする。

【００２０】なお、市民カード２０は、区役所、市役所
または町村役場で発行し、各市民カードに対応して数桁
（例えば、４桁）の暗証番号を付与し、市民カードの所
有者（有権者）のみが利用可能とする。

【００２１】投票用紙発行装置２は選挙区内の各投票所
に設置し、個人情報記録媒体３の個人情報を読み取る磁
気カードリーダやＩＣカードリーダ、読み取った個人情
報を表示する表示手段、個人情報に含まれるＩＤコード
を通信回線６を介して選挙人データバンク５に伝送する
データ伝送手段、ＩＤコードに基づいて選挙人データバ
ンク５から伝送されてくる個人情報と、磁気カードリー
ダやＩＣカードリーダで読み取った個人情報を照合する
データ照合手段、投票用紙を発行する発券手段等を備え
る。

【００２２】有権者が各投票所に設置された投票用紙発
行装置２に個人情報記録媒体３を挿入して暗証番号を入
力すると、個人情報記録媒体３から投票に関連する個人
情報を読み取って、個人情報に含まれる住所、氏名、年
令、性別等を表示して記憶するとともに、個人情報に含
まれるＩＤコードの送信データＤ_Nを通信回線６を介し
て選挙人データバンク５に伝送する。

【００２３】通信回線６を介して伝送されたＩＤコード
の送信データＤ_Nに基づいて選挙人データバンク５から
個人情報Ｄ_Vが伝送されてくると、個人情報Ｄ_Vと個人情
報記録媒体３から読み取って記憶してある個人情報とを
照合し、一致すると立候補者の氏名を印刷したマークシ
ートの投票用紙４を発券する。

【００２４】また、個人情報記録媒体３の個人情報と選
挙人データバンク５からの個人情報Ｄ_Vが一致しない場
合には、その旨を表示して無効を通知する。

【００２５】選挙人データバンク５は、例えば伝送機能
を有するホストコンピュータで構成し、個人情報記録媒
体３に記録されている個人情報と同一の個人情報を有権
者全員について記録し、投票用紙発行装置２から通信回
線６を介して伝送されてくる個人情報のＩＤコードの送
信データＤ_Nを受信すると、ＩＤコードの送信データＤ_N
に対応して記録されている個人情報を検索し、個人情報
Ｄ_Vを通信回線６を介して投票用紙発行装置２に伝送す
る。

【００２６】なお、データ伝送は、投票用紙発行装置２
ならびに選挙人データバンク５にモデムと通信制御装置
を設け、通信回線６に通常の電話回線を用いて行う。ま
た、データ伝送を高速に実行するため、投票用紙発行装
置２ならびに選挙人データバンク５をＩＳＤＮ対応とす
るかターミナルアダプタ（ＴＥ）を接続し、ＩＳＤＮ通
信回線を介して、例えば６４Ｋｂ／ｓ（ＩＳＤＮ基本イ
ンタフェース）で行ってもよい。

【００２７】このように、この発明に係る投票用紙発行
システム１は、個人情報を記録する個人情報記録媒体３
と、投票用紙４を発行する投票用紙発行装置２と、投票
用紙発行装置２と通信回線６で接続された選挙人データ
バンク５とを備えたので、ＩＤコードを選挙人データバ
ンク５に送り、選挙人データバンク５から伝送されてく
る個人情報を個人情報記録媒体３から読み取った個人情
報と照合して投票用紙４を発行することができる。

【００２８】また、この発明に係る投票用紙発行システ
ム１は、個人情報記録媒体３に市民カード２０を用いた
ので、市民カード２０に有権者に関する個人情報を予め
記録させておくことにより、有権者であることを特定し
て投票用紙４を発行することができるため、同一選挙区
内の投票所であれば、有権者はどこの投票所からでも投
票することができる。

【００２９】図２はこの発明に係る投票用紙発行装置の
要部ブロック構成図である。図２において、投票用紙発
行装置２は、カード読取手段１１、データ一時記憶手段
１２、データ伝送手段１３、データ照合手段１４、デー
タ蓄積手段１５、発券手段１６、表示手段１９を備え、
投票日に各投票所に設置して通信回線６を介して選挙人
データバンク５に接続する。

【００３０】カード読取手段１１は、例えば磁気カード
リーダで構成し、市民カード２０が挿入されて暗証番号
が図示しないキーボード等から入力されると、市民カー
ド２０に記録されている投票に関連するＩＤコード、住
所、氏名、年令、性別等を読み取り、個人情報データＤ
_I1を表示手段１９およびデータ一時記憶手段１４に供給
する。

【００３１】なお、カード読取手段１１は、市民カード
２０にＩＣカードを用いた場合にはＩＣカードリーダで
構成する。

【００３２】表示手段１９はディスプレイ等の可視的表
示器およびスピーカ等の可聴表示器で構成し、カード読
取手段１１から供給される個人情報データＤ_I1の中から
ＩＤコードを除いた住所、氏名、年令、性別等を可視的
表示器に表示する。選挙管理人が可視的表示器をモニタ
することにより、年令、性別等のデータから市民カード
２０の所有者が男女かどうか、相応の年令かどうかを判
定することができ、従来の選挙人名簿と投票交換用紙を
照合する際に行っているのと同様な人物チェックが可能
となる。

【００３３】データ一時記憶手段１２は、例えばＲＡＭ
等の書き換え可能なメモリで構成し、カード読取手段１
１から供給される個人情報データＤ_I1の中から住所、氏
名、年令、性別等の個人情報を一時記憶し、個人情報Ｄ
_I2をデータ照合手段１４に提供する。

【００３４】また、データ一時記憶手段１２は、個人情
報データＤ_I1の中からＩＤコードを選択し、ＩＤコード
のみの個人情報Ｄ_I2をデータ伝送手段１３に提供する。

【００３５】データ伝送手段１３はモデムおよび回線制
御装置等、またはＩＳＤＮ対応装置で構成し、データ一
時記憶手段１２から提供されるＩＤコードの個人情報Ｄ
_I2を送信データＤ_Nに変換し、通常の電話回線またはＩ
ＳＤＮ回線で形成される通信回線６を介して選挙人デー
タバンク１５に伝送する。

【００３６】また、データ伝送手段１３は、選挙人デー
タバンク１５から通信回線６を介して伝送されてくる個
人情報Ｄ_Vを受信し、住所、氏名、年令、性別等の個人
情報ＤVをデータ照合手段１４に提供する。

【００３７】さらに、データ伝送手段１３は、データ蓄
積手段１５に記憶された有権者の有効データＤ_Tを投票
時間終了後に通信回線６を介して選挙人データバンク５
または図示しない集計装置に伝送し、全体の投票率、年
令別投票率、男女別投票率等の集計の効率化に寄与す
る。

【００３８】データ照合手段１４は、例えば比較手段お
よび加算手段等で構成し、データ一時記憶手段１２から
提供される住所、氏名、年令、性別等の個人情報Ｄ
_I2と、データ伝送手段１３から提供される住所、氏名、
年令、性別等の個人情報Ｄ_Vとを比較、照合し、個人情
報Ｄ_I2と個人情報Ｄ_Vとが一致する場合には一致信号Ｄ_P
を発券手段１６に供給するとともに、個人情報Ｄ_I2と個
人情報Ｄ_Vとが不一致の場合には図示しない不一致信号
を表示手段１９に供給して無効表示を可視的または可聴
的に表示する。

【００３９】また、発券手段１６はＲＯＭ等のメモリを
備え、予めマークシート、立候補者の氏名、投票所番
号、投票用紙のシリアル番号のデータを記憶しておき、
一致信号Ｄ_Pとしてこれらのデータを発券手段１６に供
給する。

【００４０】さらに、データ照合手段１４は、個人情報
Ｄ_I2と個人情報Ｄ_Vとが一致する場合には個人情報Ｄ_I2
の数を積算するとともに、個人情報Ｄ_I2の個別データを
蓄積データＤ_Mとしてデータ蓄積手段１５に供給する。

【００４１】発券手段１６は、白紙の用紙を蓄積する用
紙蓄積手段１８と、一致信号Ｄ_Pに基づいてマークシー
ト、立候補者の氏名、投票所番号、および投票用紙のシ
リアル番号を白紙の用紙に印刷するプリンタ１７と、印
刷した投票用紙４を発券する図示しない排出機構を備え
る。

【００４２】発券手段１６は、個人情報Ｄ_I2と個人情報
Ｄ_Vとが一致した場合のみデータ照合手段１４から供給
される一致信号Ｄ_Pに基づいて用紙蓄積手段１８から白
紙の用紙を取り出し、マークシート、立候補者の氏名、
投票所番号、および投票用紙のシリアル番号を印刷して
投票用紙４を発行するので、投票用紙４の不正な入手を
防止する。

【００４３】図４に発行される投票用紙の一実施例を示
す。図４において、投票用紙２５には、複数の立候補者
氏名２７、各立候補者氏名に対応したマークシート２
６、投票所ＮＯ２８、シリアルＮＯ２９が印刷される。

【００４４】有権者は、投票用紙２５に立候補者氏名２
７のマークシート２６を塗り潰すだけの作業で投票を完
了することができる。

【００４５】また、投票所ＮＯ２８およびシリアルＮＯ
２９を印刷することで、選挙区の各投票所別のデータ集
計、ならびに得票率等のデータ集計を集計装置で効率的
に行うことができる。

【００４６】図５に投票用紙の集計装置の一実施例要部
ブロック構成図を示す。図５において、集計装置３０
は、マークシート読取手段３１Ａ〜３１Ｎ、データ演算
手段３２を備え、マークシート読取手段３１Ａ〜３１Ｎ
は図４に示す投票用紙２５（２５Ａ〜２５Ｎ）のマーク
シート２６を同時に読み取って一時記憶し、記憶した信
号Ｓ_Dを順次データ演算手段３２に供給する。

【００４７】データ演算手段３２は、信号Ｓ_Dに基づい
て立候補者別の得票数、得票率等を演算し、図示しない
表示器に表示したり、得票数、得票率等のデータを選挙
センター等に設けられた集計装置に伝送する。

【００４８】このように、この発明に係る投票用紙発行
システム１の投票用紙発行装置２は、有権者が市民カー
ド２０を差込むだけの操作で立候補者の氏名が印刷され
た投票用紙２５が発行されてくるとともに、有権者の個
人情報（住所、氏名、年令、性別等）が表示されるの
で、従来必要とされた投票交換用紙の作成、送付および
保管、選挙人名簿と投票交換用紙との照合、投票交換用
紙と投票用紙の交換等の有権者ならびに選挙管理人の双
方にとって煩わしい作業を省くことができる。

【００４９】

【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る投
票用紙発行システムは、個人情報を記録する個人情報記
録媒体と、投票用紙を発行する投票用紙発行装置と、投
票用紙発行装置と通信回線で接続された選挙人データバ
ンクとを備え、ＩＤコードを選挙人データバンクに送
り、選挙人データバンクから伝送されてくる個人情報を
個人情報記録媒体から読み取った個人情報と照合して投
票用紙を発行することができるので、従来必要とされて
いた投票用紙を受け取るまでに要する人件費や郵送費用
が膨大となる課題や、手順や保管が煩わしい課題を解消
して効率的な投票用紙の発行ができる。

【００５０】また、投票交換用紙の保管の煩わしさや紛
失を防止することができるので、有権者へのサービスの
向上を図ることができる。

【００５１】さらに、この発明に係る投票用紙発行シス
テムは、個人情報記録媒体に市民カードを用い、市民カ
ードに有権者に関する個人情報を予め記録させておくこ
とにより、有権者であることを特定して投票用紙を確実
に発行することができるので、単純かつ経済的に投票用
紙を発行するとともに、投票用紙の不正入手を防止する
ことができる。

【００５２】また、市民カードで有権者を特定すること
ができるため、同一選挙区内の投票所であれば、有権者
はどこの投票所からでも投票することができ、投票率の
アップに寄与することができる。

【００５３】さらに、この発明に係る投票用紙発行シス
テムの投票用紙発行装置は、有権者が市民カードを差込
むだけの操作で立候補者の氏名が印刷された投票用紙が
発行されてくるとともに、有権者の個人情報（住所、氏
名、年令、性別等）が表示され、従来必要とされた投票
交換用紙の作成、送付および保管、選挙人名簿と投票交
換用紙との照合、投票交換用紙と投票用紙の交換等の有
権者ならびに選挙管理人の双方にとって煩わしい作業を
省くことができるので、投票を効率的に実行することが
できる。

【００５４】よって、単純で費用がかからなく、効率的
な投票が実現できる投票用紙発行システムを提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係る投票用紙発行システムの全体ブ
ロック構成図

【図２】この発明に係る投票用紙発行装置の要部ブロッ
ク構成図

【図３】この発明に係る投票用紙発行システムの市民カ
ードの一構成図

【図４】発行される投票用紙の一実施例

【図５】投票用紙の集計装置の一実施例要部ブロック構
成図

【符号の説明】

１…投票用紙発行システム、２…投票用紙発行装置、３
…個人情報記録媒体、４，２５，２５Ａ〜２５Ｎ…投票
用紙、５…選挙人データバンク、６…通信回線、１１…
カード読取手段、１２…データ一時記憶手段、１３…デ
ータ伝送手段、１４…データ照合手段、１５…データ蓄
積手段、１６…発券手段、１７…プリンタ、１８…用紙
蓄積手段、１９…表示手段、２０…市民カード、２１…
磁気記録部、２２…年令欄、２３…性別欄、２４…氏名
欄、２６…マークシート、２７…立候補者氏名、２８…
投票所ＮＯ、２９…シリアルＮＯ、３０…集計装置、３
１Ａ〜３１Ｎ…マークシート読取手段、３２…データ演
算手段、Ｄ_I1…個人情報データ、Ｄ_I2…個人情報、Ｄ_M
…蓄積データ、Ｄ_N…ＩＤコードの送信データ、Ｄ_P…一
致信号、Ｄ_T…有効データ、Ｄ_V…個人情報。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 有権者のＩＤコード、住所、氏名、年
   令、性別等の個人情報を記録する個人情報記録媒体
   （３）と、この個人情報記録媒体（３）の個人情報を読
   み取って投票用紙（４）を発行する投票用紙発行装置
   （２）と、投票用紙発行装置（２）と通信回線（６）で
   接続され、投票用紙発行装置（２）から伝送されるＩＤ
   コードに基づいて個人情報を伝送する選挙人データバン
   ク（５）と、を備えたことを特徴とする投票用紙発行シ
   ステム。
2. 【請求項２】 前記個人情報記録媒体（３）に市民カー
   ド（２０）を用いたことを特徴とする請求項１記載の投
   票用紙発行システム。
3. 【請求項３】 前記投票用紙発行装置（２）は、前記市
   民カード（２０）に記録された個人情報を読み取るカー
   ド読取手段（１１）、このカード読取手段（１１）で読
   み取った個人情報を表示する表示手段（１９）、個人情
   報のＩＤコードを伝送するデータ伝送手段（１３）、前
   記選挙人データバンク（５）から伝送されてくる個人情
   報と前記カード読取手段（１１）で読み取った個人情報
   を照合するデータ照合手段（１４）、このデータ照合手
   段（１４）からの出力信号に基づいて投票用紙（４）を
   発行する発券手段（１６）を備えたことを特徴とする請
   求項１記載の投票用紙発行システム。