JPH09269583A - 感光材料処理装置の感光材料供給装置 - Google Patents

感光材料処理装置の感光材料供給装置

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JPH09269583A
JPH09269583A JP7759496A JP7759496A JPH09269583A JP H09269583 A JPH09269583 A JP H09269583A JP 7759496 A JP7759496 A JP 7759496A JP 7759496 A JP7759496 A JP 7759496A JP H09269583 A JPH09269583 A JP H09269583A
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JP
Japan
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photosensitive material
roller pair
film
supply
sensitive material
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JP7759496A
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Inventor
Toshihiro Sutani
利広 須谷
Seiichi Yoshizawa
誠一 吉沢
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真感光材料を供給するにあたって、自動供
給を可能とする一方で手差し供給を容易に行う。 【解決手段】 フィルムが自動現像機10へ側方から供
給されて、挿入ローラ対20の手前に達すると挿入ロー
ラ対が始動され、フィルムFが引き入れられて各処理が
なされ、蓋68の上面へ排出されて集積される。、感光
材料供給トレー30にフィルムを装填すれば、自動的
に、1枚ずつ感光材料供給トレー30から取り出され、
反転されて挿入ローラ対へ搬送される。手差し供給の場
合には、カバー74をを取り外して手差し口72を開け
ることにより、供給ローラ対38、40、42、44が
始動される。ガイド板48を手差し供給用トレイとして
フィルムを載置し、この手差し口から挿入すれば、、最
終の供給ローラ対44によって挿入ローラ対へ向けて搬
送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料処理装置
の感光材料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、X−レイ用感材のような写真感光材料(感光材料)
を処理する自動現像機では、感光材料が、現像液、定着
液、水洗水の各処理液で処理される。現像液、定着液、
水洗水はそれぞれ現像槽、定着槽、水洗槽に溜められて
いる。感光材料は、現像槽、定着槽、水洗槽を収容した
装置本体へ側方から供給され、挿入駆動ローラによって
現像槽に挿入され、その後、定着槽、水洗槽の順に移送
されて、各処理液に浸漬されて搬送され、処理がなされ
る。
【0003】このような自動現像機に感光材料供給装置
(以下、オートフィーダという)を装着して、感光材料
を1枚毎に自動現像機へ自動供給することが可能であ
る。
【0004】すなわち、オートフィーダを自動現像機の
側方に設け、感材自動供給用トレーから感光材料を一枚
毎に取り出し、これを反転させて自動現像機の感光材料
供給口へ挿入するものが考えられる。
【0005】一方、感光材料のサイズが小さくてオート
フィーダを利用できない場合や、感光材料を自動供給す
るのではなく、それを手差し供給する必要がある場合が
ある。手差し供給の場合には、オートフィーダを装置本
体から取り外し、感光材料を挿入駆動ローラへ直接に手
差しで差し込むのが従来のやり方であった。
【0006】しかし、手差し供給を行う毎にオートフィ
ーダを取り外すのは、極めて面倒である。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、写真感光材料
を供給するにあたって、自動供給を可能とする一方で手
差し供給を容易に行うことができる感光材料処理装置の
感光材料供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の感光材料処理装置の感光材料供給装置は、写真感光材
料を処理する処理部と、感光材料供給口の内側近傍に配
置され感光材料供給口から供給される写真感光材料を処
理部へ送り込むための挿入駆動ローラ対と、写真感光材
料が挿入駆動ローラ対の手前に存在することを検出して
前記挿入駆動ローラ対を始動させる挿入駆動始動手段
と、を備えた感光材料処理装置に使用される感光材料供
給装置であって、この感光材料供給装置が、写真感光材
料を手で挿入し得る手差し口をもつハウジング内に、写
真感光材料が装填される感光材料供給トレーから写真感
光材料を一枚ずつ取り出す取出手段によって取り出され
た又は前記手差し口から挿入された写真感光材料を前記
写真感光材料処理装置の感光材料供給口へ向けて搬送す
るための供給駆動ローラ対と、前記手差し口を開閉する
カバーと、このカバーが開いたことを検知して前記供給
駆動ローラ対を始動させる供給駆動始動手段と、を備え
ていることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の本発明の感光材料処理装
置の感光材料供給装置は、請求項1の構成において、前
記手差し口と前記供給駆動ローラ対との間に、前記取出
手段により取り出された又は前記手差し口から挿入され
た写真感光材料を前記供給駆動ローラ対へ向けて案内す
るガイド板を配したことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の本発明の感光材料処理装
置の感光材料供給装置は、請求項2の構成において、前
記ガイド板はその一部が前記手差し口からハウジング外
へ延長させて引き出すことが可能であることを特徴とす
る。
【0011】上記構成によれば、写真感光材料が感光材
料供給口から供給されて挿入駆動ローラ対の手前に達す
ると挿入駆動ローラ対が始動され、写真感光材料が挿入
駆動ローラ対によって処理部へ送り込まれて処理され
る。写真感光材料は、自動的に、また、手差しで次のよ
うにして供給される。
【0012】自動的な供給の場合には、写真感光材料を
感光材料供給トレーに装填する。写真感光材料が1枚ず
つ取出手段によって感光材料供給トレーから取り出さ
れ、供給駆動ローラ対によって感光材料供給口へ搬送さ
れる。
【0013】手差し供給の場合には、カバーを開け、写
真感光材料を手差し口から差し込む。カバーが開くと供
給駆動ローラ対が始動され、写真感光材料が、供給駆動
ローラ対によって感光材料供給口へ搬送される。
【0014】手差し口が挿入駆動ローラ対から遠隔とな
っていて写真感光材料が挿入駆動ローラ対にまで届かな
くても供給駆動ローラ対に到達できれば手差し供給が可
能であり、従来のようにオートフィーダを取り外すよう
な手間は要しない。
【0015】カバーを閉じて、ハウジング内を遮光すれ
ば、自動供給による感光材料の処理を明室で行うことが
可能である。カバーが開けられて手差し供給が行われる
場合には、感光材料の処理は、暗室で行われる。
【0016】このように、写真感光材料を供給するにあ
たって自動供給を可能とする一方で手差し供給を容易に
行うことがきる。
【0017】請求項2の構成によれば、自動的な供給、
手差し供給にあたって、写真感光材料が、ガイド板によ
って供給駆動ローラ対に向けて案内される。請求項3に
あるように、手差し供給に際して、ガイド板を手差し口
から外部へ引き出すことにより、暗室でも感光材料を手
差し口から容易に差し込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る感光材料処理
装置の感光材料供給装置の一の実施の形態を図1乃至図
6に基づき説明する。
【0019】図1に示すように、X−レイ用感材のよう
な写真感光材料としての写真フィルム(以下、単にフィ
ルムFと称する)を処理する自動現像機(感光材料処理
装置)10には処理部としての現像槽12、定着槽1
4、水洗槽16が収容されている。現像槽12、定着槽
14、水洗槽16は、図1上で左側から右側に向けて順
次に並設されている。現像槽12、定着槽14、水洗槽
16にはそれぞれ、現像液、定着液、水洗水の各処理液
が溜められている。自動現像機10には、左側の側方に
感光材料供給口として挿入口18が形成され、挿入口1
8には、挿入ローラ対(挿入駆動ローラ対)20が設け
られている。挿入ローラ対20が図示を省略する駆動モ
ータによって回転駆動され、これによりフィルムFが、
鎖線で示す搬送路22に沿って搬送されて、挿入口18
から自動現像機10へ供給されると、挿入ローラ対20
によって現像槽12内へ引き入れられる。現像槽12内
には、現像液中に3対の液中ローラ対24が設けられ、
フィルムFがそれら液中ローラ対24によって現像液中
に浸漬されてU字型に搬送され、それに伴い現像処理が
なされる。次に、フィルムFが現像槽12から定着槽1
4へ搬送され、更に、定着槽14から水洗槽16へ搬送
され、定着槽14、水洗槽16でもそれぞれ現像槽12
と同様に、3対の液中ローラ対24によって定着液中、
水洗液中に浸漬されてU字型に搬送され、それに伴い、
定着処理、水洗処理がなされる。
【0020】自動現像機10の装置手前から見て右側の
部分には、乾燥部26が上方へ向けて突設されている。
水洗槽16から出たフィルムFが、装置手前から見て右
方から向きを変えて乾燥部26を上方へ搬送され、それ
に伴い乾燥処理がなされる。乾燥部26の上部には、装
置手前から見て左方へ開口した排出口28が形成され、
乾燥処理されたフィルムFが排出口28から装置外へ排
出される。
【0021】挿入ローラ対20の手前には、挿入口18
に入口センサ(挿入駆動始動手段)66が設けられてい
る。入口センサ66が、そこを通過するフィルムFを検
出すると図示しない駆動モータが作動して、挿入ローラ
対20等が駆動を開始する。これにより、自動現像機1
0内でのフィルムFの搬送が可能となる。
【0022】一方、自動現像機10の上側には、感光材
料供給トレーとしての感材供給用トレー30が設けら
れ、自動現像機10の左側の側方には感材供給用トレー
30に掛けて感光材料供給装置としてのオートフィーダ
32が設けられている。オートフィーダ32は、感材取
り出し口34を介して感材供給用トレー30と連通する
略L字型の基準プレート34を備える。フィルムFの先
端が基準プレート34に当接するように、フィルムF
が、感材供給用トレー30から基準プレート34へ跨が
り、積み重ねられて載置される。
【0023】図4に示すように、感材供給用トレー30
のトレー底36には、フィルムF1、F2の大きさに応
じて位置決めを行う位置決めマーク38が形成されてい
る。
【0024】オートフィーダ32には、基準プレート3
4に当接されたフィルムFの先端部に対応して、吸盤3
6を備えた取出手段が設けられている。また、オートフ
ィーダ32には、取出手段に続いて、供給ローラ対(供
給駆動ローラ対)38、40、42、44と、供給ロー
ラ対40と供給ローラ対42との間に位置するガイド板
46と、供給ローラ対42と供給ローラ対44との間に
位置するガイド板48と、挿入口18を通って供給ロー
ラ対44と挿入ローラ対20との間に位置するガイド板
49とが設けられている。取出手段では、3個のプーリ
に3角形状に掛け渡されたタイミングベルト58及び回
動アーム52が設けられている。
【0025】これにより、タイミングベルト58が駆動
モータ64によって走行駆動されると、吸盤36を取り
付けた作動部材56が上昇、下降するとともに作動部材
56の上昇、下降に伴い回動アーム52が回動軸54の
軸線回りに回動する。吸盤36が、基準プレート34に
位置するフィルムFの先端部分を、吸盤36内の吸引に
より持ち上げ、作動部材56に支持された案内ローラ6
0が作動部材56に追随して上記供給ローラ対38を構
成するローラの中の上側のローラとなる位置(図1の鎖
線の位置)へ至る。この位置で、吸盤36内の吸引が解
かれ、フィルムFの先端部が供給ローラ対38に挟持さ
れる。これを繰り返すことにより、フィルムFは1枚ず
つ取り出される。
【0026】供給ローラ対38、40、42、44は、
駆動モータ64により、タイミングベルト62を介して
回転駆動される。フィルムFの先端部が供給ローラ対3
8に挟持されると、供給ローラ対38、40、42、4
4の回転駆動により、フィルムFは、搬送路22に沿っ
て反転されながら、自動現像機10の挿入口18へ向け
て搬送される。これにより、フィルムFは、自動的に自
動現像機10へ供給される。
【0027】なお、感材供給用トレー30は上部が開放
されて、フィルムFはその開放上部から感材供給用トレ
ー30内に入れられる。感材供給用トレー30の開放上
部は、蓋68で閉じられる。蓋68の上面には、上記排
出口28から排出される処理済みのフィルムFが集積さ
れ、蓋68は、感材排出トレーとして兼用される。
【0028】上記取出手段、供給ローラ38、40、4
2、44、ガイド板46、48、49等は、ハウジング
70内に収容されている。このハウジング70の左側の
側面には、手差し口72が開口形成されている。この手
差し口72は、フィルムFをハウジング70外から供給
ローラ対38、40、42、44の中の挿入ローラ対2
0の最も近くに位置して、自動現像機10の挿入ローラ
対20と対向する最終の供給ローラ対44に到達できる
ように形成されている。すなわち、手差し口72は、自
動現像機10へフィルムFを手差し供給可能とすべく自
動現像機10の挿入口18に左方に対向してハウジング
70に形成されており、手差し口72と自動現像機10
の挿入口18の間に、ガイド板48と供給ローラ対44
とによってフィルムFの搬送路23が構成されている。
【0029】ハウジング70には、手差し口72を覆う
カバー74が着脱可能に取付けられており、カバー74
によって手差し口72を閉じることにより、ハウジング
70内が遮光される。図2に示すように、カバー74
は、手差し口72に対向して見て左右の位置で、ハウジ
ング70へボルト76止めされている。ボルト76は、
頭部がローレット仕上げされており、例えば手でつまん
で容易にまわすことができるようになっている(以下
「把持操作」と言う)。このボルト76は、ねじ部がカ
バー74を貫通して、手差し口72の縁部に形成された
雌ねじ部75に螺合される。これにより、工具を要する
までもなく、ボルト76は把持操作によって締め付け弛
緩が手動で可能となる。図3に示すように、手差し口7
2を開いた状態でも、カバー74が繋ぎ部材75を介し
てハウジング70に繋ぎ止められ、また、ボルト76は
カバー74から脱落しないようにカバー74に係止され
る。
【0030】カバー74の内面には、マグネット78が
設けられ、それに対応してハウジング70には、開閉ス
イッチ(供給駆動始動手段)80が設けられている。カ
バー74が手差し口72を閉じているときは、マグネッ
ト78が開閉スイッチ80に近接位置しているが、カバ
ー74が開かれるとマグネット78が開閉スイッチ80
から離れる。開閉スイッチ80は、このマグネット78
の接離によって内部接点を開閉するマグネットスイッチ
となっており、開閉スイッチ80の内部接点の開閉に応
じて、駆動モータ64が作動する。すなわち、カバー7
4を取り外すことにより、駆動モータ64が駆動を開始
する。
【0031】ガイド板48は、水平に配置され、手差し
口72から供給ローラ対44に渡り、図5に示すよう
に、自動供給されるフィルムFのガイドとされるととも
に、図6に示すように、手差し供給されるフィルムFの
感材手差し供給用トレーとされる。ガイド板48は、カ
バー74が開いているとき、手差し口72から外部へ引
き出し自在とされ、引き出し状態では、図6に示すよう
に、ガイド板48の先端が供給ローラ対44から離れ、
その離れた部分では、ガイド板48の下側に位置する固
定板82が露出して、手差し口72から挿入するフィル
ムFが載置可能な、フィルムFの手差し供給トレイの一
部をなす。
【0032】なお、ガイド板48は、引き出し端(手差
し口72側の端部)を、略への字に屈曲させてそこを把
手90とし、把手90を下側から掴んでガイド板48を
引き出すようにすれば、ガイド板48の引き出しが容易
となる。
【0033】上記構成によれば、フィルムFが自動現像
機10へこの側方から供給されて、挿入ローラ対20の
手前に達すると挿入ローラ対20が始動され、フィルム
Fが現像槽12へ挿入され、更に、現像槽14、水洗槽
16に搬送され、各処理がなされ、乾燥部26で乾燥さ
れた後、排出部28から機外へ排出されて蓋68の上面
に集積される。自動現像機10へは次のようにしてフィ
ルムFが供給される。
【0034】自動供給の場合には、感材供給用トレー3
0にフィルムFを装填すれば、フィルムFが自動的に、
1枚ずつ感材供給用トレー30から取り出され、反転さ
れて挿入ローラ対20によって搬送される。
【0035】手差し供給の場合には、まず、カバー74
を開ける。これにより、供給ローラ対38、40、4
2、44が始動される。次に、フィルムFを手差し口7
2から、ガイド板48を手差し供給用トレイとして差し
込み、最終の供給ローラ対44へ到達させる。供給ロー
ラ対44によって、図6に手差し供給の場合のフィルム
Fの搬送路23で示すように、フィルムFが挿入ローラ
対20へ搬送される。手差し口72が挿入ローラ対20
から遠隔となっていてフィルムFが挿入ローラ対20に
まで届かなくても供給ローラ対44に到達できれば手差
し供給が可能であり、従来のようにオートフィーダを取
り外すような手間は要しない。
【0036】カバー74を閉じて、ハウジング70内を
遮光すれば、自動供給によるフィルムFの処理を明室で
行うことが可能である。カバー74が開けられて手差し
供給が行われる場合には、フィルムFの処理は、暗室で
行われる。
【0037】このように、フィルムFを自動現像機10
へ供給するにあたって、自動的な供給を可能とする一方
で手差し供給を容易に行うことがきる。
【0038】また、手差し供給に際して、ガイド板48
を、手差し口から外部へ引き出すことにより、暗室で
も、フィルムFを手差し口72から容易に差し込むこと
ができる。
【0039】なお、手差し供給されるフィルムFの先端
を挟持して自動現像機10内へ送り込む供給ローラ対
は、最終のローラ対44に限らず、他の供給ローラ対で
あってもよい。その場合には、手差し口72の位置及び
ガイド板48の形状も異なるものであってもよい。た
だ、手差し供給されて到達される供給ローラ対が、最終
ローラ対44である場合には、短い搬送距離でまた無用
な反転なく自動現像機10の側方から、挿入ローラ対2
0へ、手差しされたフィルムFを搬送することができ
る。
【0040】本発明の感光材料供給装置の適用される感
光材料処理装置が、X−レイ用感材のような写真感光材
料を処理する自動現像機に限らないのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の感光材
料処理装置の感光材料供給装置では、感光材料を感光材
料処理装置へ供給するにあたって、自動供給を可能とす
る一方で手差し供給が可能となっている。これによっ
て、自動的に供給される写真感光材料の処理を行う感光
材料処理装置であっても、手差し供給による写真感光材
料の処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る感光材料供給装
置が適用される感光材料処理装置の内部を、装置手前か
ら見た図である。
【図2】本実施の形態の感光材料供給装置が適用される
感光材料処理装置を示す外観斜視図である。
【図3】手差し口を開口した状態を示すオートフィーダ
の外観斜視図である。
【図4】感材自動供給用トレーを示す平面図である。
【図5】自動供給の状態を示し、オートフィーダの内部
を見た図である。
【図6】手差し供給の状態を示す図5に対応する図であ
る。
【符号の説明】
10 自動現像機(感光材料処理装置) 20 挿入ローラ対(挿入駆動ローラ対) 22 搬送路 30 感材供給用トレー(感光材料供給トレー) 32 オートフィーダ(感光材料供給装置) 36 吸盤(取出手段) 38、40、42、44 供給ローラ対(供給駆動ロー
ラ対) 44 供給ローラ対(供給駆動ローラ対) 48 ガイド板 52 回動アーム(取出手段) 58 タイミングベルト(取出手段) 60 案内ローラ(取出手段) 66 入口センサ(挿入駆動始動手段) 72 手差し口 74 カバー 78 マグネット(供給駆動始動手段) 80 開閉スイッチ(供給駆動始動手段) F フィルム(写真感光材料)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真感光材料を処理する処理部と、感光
    材料供給口の内側近傍に配置され感光材料供給口から供
    給される写真感光材料を処理部へ送り込むための挿入駆
    動ローラ対と、写真感光材料が挿入駆動ローラ対の手前
    に存在することを検出して前記挿入駆動ローラ対を始動
    させる挿入駆動始動手段と、を備えた感光材料処理装置
    に使用される感光材料供給装置であって、 この感光材料供給装置が、写真感光材料を手で挿入し得
    る手差し口をもつハウジング内に、写真感光材料が装填
    される感光材料供給トレーから写真感光材料を一枚ずつ
    取り出す取出手段によって取り出された又は前記手差し
    口から挿入された写真感光材料を前記写真感光材料処理
    装置の感光材料供給口へ向けて搬送するための供給駆動
    ローラ対と、前記手差し口を開閉するカバーと、このカ
    バーが開いたことを検知して前記供給駆動ローラ対を始
    動させる供給駆動始動手段と、 を備えていることを特徴とする感光材料処理装置の感光
    材料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記手差し口と前記供給駆動ローラ対と
    の間に、前記取出手段により取り出された又は前記手差
    し口から挿入された写真感光材料を前記供給駆動ローラ
    対へ向けて案内するガイド板を配したことを特徴とする
    請求項1に記載の感光材料処理装置の感光材料供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド板はその一部が前記手差し口
    からハウジング外へ延長させて引き出すことが可能であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の感光材料処理装置
    の感光材料供給装置。
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Effective date: 20040713