JPH09268982A - 定量ポンプの吐出圧変動低減装置、賦形装置及び賦形方法 - Google Patents

定量ポンプの吐出圧変動低減装置、賦形装置及び賦形方法

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JPH09268982A
JPH09268982A JP8002096A JP8002096A JPH09268982A JP H09268982 A JPH09268982 A JP H09268982A JP 8002096 A JP8002096 A JP 8002096A JP 8002096 A JP8002096 A JP 8002096A JP H09268982 A JPH09268982 A JP H09268982A
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吉弘 魚津
Yoshihiro Ieda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定量ポンプの吐出圧変動低減装置、賦形装置
及び賦形方法に関し、定量ポンプの吐出圧の変動を低減
することを目的とする。 【解決手段】 モータ2と、モータ2によって駆動され
た流体を圧送する定量ポンプ1と、定量ポンプ1の吐出
口の後に設けた圧力計7と、圧力計7の出力に応じてモ
ータ2の回転を制御する制御装置4とを備え、制御装置
4は、定量ポンプ1に起因する吐出圧変動の周波数成分
のみを通過させるフィルタ6と、定量ポンプ1に起因す
る吐出圧の変動分のみに対してモータ2の回転を制御す
る制御回路5と、からなる。なお、上記装置の前後に溶
融混練供給装置と賦形装置とを設けて有機重合体などを
賦形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプの1回転当
りの吐出量(押しのけ容積)が一定の定量吐出を行う定
量ポンプの吐出圧変動低減装置有機重合体の賦形装置及
び賦形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の吐出量の変動を低減する装
置の基本構成の一例を示す図である。ここで、例えば、
ギヤ式定量ポンプについて考えると、流体の圧送原理
は、互いに噛み合いながら回転している2枚のギヤの歯
溝の入口部において流体が吸入され、ギヤの回転に従っ
て流体は歯溝とケーシングの間に閉じ込められて円周上
に出口方向に移動し、出口部においてギヤの歯が噛み合
うことにより押出し、吐出される。一般に、ギヤの歯形
状としては平歯車形状のものが使用されているため、歯
の噛み合いは断続的であり、そのため、流体の吐出圧の
変動を引き起こす。このようなギヤ式定量ポンプを用い
て原料を供給して成形する賦形物を連続的に製造する場
合、流体の吐出圧の変動は流体の吐出量の変動を引き起
こし、賦形物の形状斑の原因となる。従って、特に高い
寸法精度が要求される賦形物の製造には、ギヤ式定量ポ
ンプの吐出量の変動の低減化が必須となる。
【0003】このようなギヤ式定量ポンプに起因する流
体の吐出量の変動を低減する方法として一般によく知ら
れているものに、アキュムレータ26による圧力変動の
緩和がある。これは定量ポンプ1の吐出部から賦形装置
27の吐出部に至るまでの配管の内容積を、変動した吐
出容積の分だけ機械的に変化させて吐出量の変動を低減
または吸収するものである。
【0004】また、ギヤ式定量ポンプ自体の吐出量の変
動が小さいものとして、図の下に示す3連ギヤ式定量ポ
ンプ28がある。この3連ギヤ式定量ポンプ28は、ギ
ヤを3枚並列に配し2カ所の噛み合わせ部より流体を圧
送して吐出量の変動の位相を打ち消し合う構造であり、
高い吐出安定性を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したアキ
ュムレータ26を用いたギヤ式定量ポンプを装備した装
置は、その構造上滞留部が存在し、流体の劣化を招く恐
れがある。さらに吐出圧の変動低減効果を上げようとす
るとアキュムレータ容量が大きくなり、装置自体が大規
模かつ高価になる。また、3連ギヤ式定量ポンプ28も
普通のギヤ式定量ポンプに比して構造が複雑であり、高
価である。
【0006】さらに既存の装置において製造している賦
形物がさらに高い寸法精度が要求された場合、賦形装置
にアキュムレータ26や3連ギヤ式定量ポンプ28を組
み込むためには装置の大規模な改造が必要となるという
問題があった。上記の問題点に鑑み、本発明の目的は、
構造が簡単かつ低コストで定量ポンプ1の吐出圧変動す
なわち吐出量変動の低減が可能な装置及び賦形装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係わる
定量ポンプ1の吐出圧変動低減装置の基本構成を示す図
である。既に図8で説明したのと同様の構成には、同一
の参照番号あるいは符号を付して示す。かかる上記の目
的を達成するため、本発明の吐出圧変動低減装置は、流
体の吐出量が一定の定量ポンプ1と、定量ポンプ1を回
転させるモータ2と、定量ポンプ1から吐出される流体
の吐出圧を計測する圧力計7と、圧力計7の出力に応じ
てモータ2の回転数を制御する制御装置4とからなる。
吐出圧変動低減装置は、制御装置4の回路構成の違いに
より第1〜第3実施例が示される。
【0008】配管を通って流れてきた流体をポンプ作用
により定量ポンプ1の流入部から流入し、吐出口から一
定量の流体を吐出する。そして、定量ポンプ1から吐出
した流体の圧力を圧力計7で計測し、この値から制御装
置4で吐出圧がある一定値(範囲)にあるか判定して、
判定結果に応じてモータ1の回転数を増減させて定量ポ
ンプ1から常に一定量の流体が吐出されるようにモータ
1を制御する。
【0009】本発明において流体としては有機重合体ま
たは有機重合体を含む混合物等が例示される。有機重合
体を含む混合物としては、有機重合体と重合性単量体と
の混合物、有機重合体と非重合性化合物との混合物、有
機重合体と重合性単量体と非重合性化合物との混合物が
例示される。また、本発明の賦形装置は、図6と図7に
示すように、上記吐出圧変動低減装置と、溶融混練供給
装置21または23と、賦形装置22または24とから
なり、溶融混練供給装置21または23は図1の定量ポ
ンプ1の入口側に、賦形装置22または24は出口側に
それぞれ設けられている。
【0010】即ち、流体が重合性単量体を含まない場合
は図6の賦形装置22が用いられ、また流体が重合性単
量体を含む場合は図7の重合装置を備えた賦形装置24
が用いれる。溶融混練供給装置21または23に流入し
た有機重合体または上述したような混合物をここで、溶
融・混練して、上記の吐出圧変動低減装置の定量ポンプ
1に送り、定量ポンプ1から一定量ずつ吐出し、吐出さ
れた圧力を圧力計7で計測して、この計測値の変動を制
御装置4で判定して、判定結果に応じてモータ2の回転
数を増減させて定量ポンプ1から常に一定量の有機重合
体またはその混合物が吐出されるようにモータ2を制御
する。配管を流れてきた吐出量が一定量に制御された有
機重合体またはその混合物を賦形装置22または24で
目的の形状に賦形・生成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を参照しつつ吐
出圧変動低減装置と賦形装置を各実施例ごとに詳しく説
明する。図1は本発明に係わる定量ポンプの吐出圧変動
低減装置の基本構成を示す図である。
【0012】モータ2を一定回転で回転させた場合、圧
力計7では定量ポンプ1のギヤの歯の噛み合いに対応し
た圧力変動、及びモータ2の軸と定量ポンプ1の軸との
取り付け精度あるいは定量ポンプ1の加工精度に起因す
る回転数に比例した周期の圧力変動が現れる。この圧力
変動はすなわち流量の変動であり、後述する口金31に
より賦形・成形した場合、形状の変動を引き起こす。そ
こで、圧力計7の出力信号を制御装置4に入力し、制御
装置4から圧力計7の出力信号の変動を打ち消すための
信号をモータ2に送り、モータ2の回転数を変化させる
ことによって定量ポンプ1の吐出圧変動を低減する。
【0013】なお、モータ2は、一例として、ACサー
ボモータを使用しており、モータ2を駆動するドライバ
(図示せず)も含む。定量ポンプ1はギヤ式定量ポンプ
を使用している。流体としてはセルロース、天然ゴム、
合成樹脂、合成ゴムなどの有機重合体溶融樹脂を用い
た。フィルタ6は、定量ポンプ1に起因して発生する吐
出圧変動の周波数成分、すなわち、ギヤの噛み合いに対
応した圧力変動と、モータ2の軸と定量ポンプ1の軸と
の取り付け精度あるいは定量ポンプ1の加工精度に起因
する回転数に比例した周期の圧力変動などの、モータ2
の回転数を変化させる動作によって2次的に発生する圧
力変動の周波数成分を通過させるように構成し、例え
ば、温度変動によって生じる流体の粘度変化によって発
生する圧力変動の周波数成分は通過させないように構成
する。これは、定量ポンプ1以外の要因、例えば、温度
変化によって生じる流体の粘度変化によって発生する圧
力変動に対してその変動を打ち消すように制御回路5が
動作した場合、吐出量の変化を引き起こすので、これを
防止するためである。
【0014】制御回路5はフィルタ6の出力信号を受
け、その変動を打ち消すと共にモータ2の平均的回転数
が所望の回転数になるように制御信号をモータ2に送
る。以上のような構成、動作を行うことにより、一定吐
出量を保ち定量ポンプ1に起因する吐出圧の変動を低減
することができる。図2は図1の制御装置4の第1実施
例を示す図である。図1と同じ番号のものは図1の装置
と同様の機能を有する。本実施例は、定量ポンプ1に起
因して発生する吐出圧変動の周波数成分を通過させるフ
ィルタ6と、フィルタ6の出力信号を所定のレベルに増
幅して判別可能なレベルとするアンプ9と、比較の基準
レベルを設定する基準レベル設定回路12と、アンプ9
からの出力信号と基準レベル設定回路12で設定した基
準レベル値とを比較して2値化を行う比較回路11と、
モータ2に所望の回転数よりやや速い回転数を与える信
号aと、所望の回転数よりやや遅い回転数を与える信号
bの2段階の速度を設定する2速度設定回路10と、比
較回路11からの出力に基づき2速度設定回路10から
の信号aまたはbを選択するセレクタ13と、セレクタ
13で選択した出力信号をモータ2を駆動可能な信号、
例えば、電圧、電流、周波数、あるいはパルス列に変換
してモータ2に送る出力回路14とからなる。
【0015】なお、フィルタ6とアンプ9は両方の機能
を合わせ持った1つの回路として構成してもかまわな
い。比較回路11は、アンプ9の出力を基準レベル設定
回路12で設定した基準レベルと比較し、例えば、吐出
圧が高くなったときローレベル(以下、Lレベル)、低
くなったときにハイレベル(以下、Hレベル)をセレク
タ13に出力する。
【0016】セレクタ13は、比較回路11の出力信号
がLレベルの時は2速度設定回路10の信号bを、Hレ
ベルの時はaを選択し、出力回路14に出力する。また
2速度設定回路10は、セレクタ13の出力信号を監視
し、その平均値がモータ2に所望の回転数を与える信号
となるように信号a、信号bまたは両信号を調整する。
【0017】以上のような構成、動作により、定量ポン
プ1に起因する吐出圧の変動に対して吐出圧が高くなろ
うとしたときには低速で、低くなろうとしたときには高
速でモータ2が回転するように制御して、定量ポンプ1
の吐出圧の変動を低減することができる。図3は図1の
制御装置4の第2実施例を示す図である。図1,図2と
同じ番号ものは吐出圧変動低減装置の基本構成、第1実
施例の装置と同様の機能を有する。本実施例は、定量ポ
ンプ1に起因する吐出圧変動の周波数成分を通過させる
フィルタ6と、フィルタ6の出力を所定のレベルに増幅
して判別可能なレベルとするアンプ9と、アンプ9の出
力がウィンド設定回路17で設定した3つ以上のn個の
ウィンドのどの範囲にあるか判別し、その範囲に応じた
符号化を行うウィンド・コンパレータ16と、第1,第
2,…,第nのn個の異なる速度を設定するn速度設定
回路15と、ウィンド・コンパレータ16の出力に応じ
て第1,第2,…,第nの速度のうち1つを選択するセ
レクタ13と、セレクタ13の出力信号をモータ2の駆
動可能な信号、例えば、電圧、電流、周波数、あるいは
パルス列に変換してモータ2に出力する出力回路14と
からなる。なお、本実施例においてはウィンド設定数を
n=3としている。
【0018】ウィンド・コンパレータ16とウィンド設
定回路17の詳細な回路を図4に示す。図4で上のコン
パレータaは正電圧のウィンドの上限を、下のコンパレ
ータbは負電圧のウィンド下限を設定するコンパレータ
であり、図の下のように、0Vを中心として,,
の3つのウィンド幅を設定する。ウィンド・コンパレー
タ16は、このウィンド内にある電圧レベルを検出す
る。
【0019】なお、フィルタ6とアンプ9は両方の機能
を合わせ持った1つの回路として構成してもかまわな
い。ウィンド・コンパレータ16は、例えば、定量ポン
プ1の吐出圧が上昇し、アンプ9の出力が電圧値+cV
を越えるとe=Lレベル、f=Lレベルの信号を、アン
プ9の出力が電圧値+cVより小さく電圧値−dVより
大きい場合にはe=Hレベル、f=Lレベルの信号を、
定量ポンプ1の吐出圧が低下し、アンプ9の出力が電圧
値−dVより下回るとe=Hレベル、f=Hレベルの信
号を出力する。
【0020】n速度設定回路15は、3つの異なる第
1,第2,第3の速度をモータ2に与える速度設定信号
g,h,iを生成する。このとき、例えば、第1の速度
<第2の速度<第3の速度の関係が成り立つように設定
する。セレクタ13は、ウィンド・コンパレータ16の
出力e,fに応じて、e=Lレベル、f=Lレベルのと
きは第1の速度を与える速度設定信号gを、e=Hレベ
ル、f=Lレベルのときは第2の速度を与える速度設定
信号hを、e=Hレベル、f=Hレベルのときは第3の
速度を与える速度設定信号iを選択し、出力回路14に
出力する。
【0021】また、n速度設定回路15は、セレクタ1
3の出力信号を監視し、その平均値がモータ2に所望の
回転数を与える信号となるように速度設定信号g,h,
iを調整する。このとき、速度設定信号g,h,iの何
れか1つ、2つ、あるいは全てを調整する。以上のよう
な構成、動作により、定量ポンプ1に起因する吐出圧の
変動に対して吐出圧が高くなろとしたときは低回転、低
くなろうとしたときは高回転でモータ2が回転し、吐出
圧の変動を低減することができる。
【0022】図5は図1の制御装置4の第3実施例を示
す図である。図1,図2,図3と同じ番号のものは第
1,第2実施例の装置と同様の機能を有する。本実施例
は、定量ポンプ1に起因する吐出圧変動の周波数成分を
通過させるフィルタ6と、フィルタ6から出力された信
号を反転して適切なレベルに増幅する反転アンプ19
と、モータ1の基準速度を設定する基準速度設定回路1
8と、反転アンプ19の出力信号と基準速度設定回路1
8の出力信号を加算する加算回路20と、加算回路20
で加算して得た出力信号を、例えば、電圧、電流、周波
数、あるいはパルス列に変換してモータ2に出力する出
力回路14とからなる。
【0023】なお、フィルタ6と反転アンプ19は両方
の機能を合わせ持った1つの回路として構成してもかま
わない。フィルタ6の出力信号を反転する手法として
は、反転アンプ19を第1または第2実施例のアンプ9
に置き換え、加算回路20において基準速度設定回路1
8で設定した速度設定信号jからアンプ9の出力を減算
する構成としてもかまわない。また、反転アンプ19を
アンプ9に置き換え、基準速度設定回路18で設定する
速度設定信号を−jとして加算回路20でアンプ9の出
力信号−jを加算し、加算回路20と出力回路14の間
に反転アンプ19を設ける構成としてもかまわない。
【0024】また基準速度設定回路18は、加算回路2
0の出力信号を監視し、その平均値がモータ2の所望の
回転数を与える信号となるように基準速度設定回路18
で設定する速度設定信号jを調整する。以上のような構
成、動作により、定量ポンプ1に起因する吐出圧の変動
に対して吐出圧の変動と逆位相でモータ2が回転し、吐
出圧の変動を低減することができる。
【0025】図6は、本発明に係わる賦形装置の第1実
施例を示す図である。図1〜図3,図5と同じ番号のも
のは、上記吐出圧変動低減装置の第1〜第3実施例の装
置と同様の機能を有する。溶融混練供給装置21に流入
した有機重合体(ここで有機重合体とは、有機重合体ま
たは有機重合体を含む混合物を意味するが、以下では、
単に有機重合体という)をここで溶融・混練して、図1
の定量ポンプ1に送り、定量ポンプ1から一定量ずつ吐
出し、吐出された圧力を圧力計7で計測して、この計測
値の変動を制御装置4で判定して、判定結果に応じてモ
ータ2の回転数を増減させ定量ポンプ1から常に一定量
の重合体が吐出されるようにモータ2を制御する。配管
を通って流れてきた吐出圧が一定量に制御された有機重
合体を第2賦形装置22で目的の形状に賦形・成形す
る。
【0026】本実施例は、上述したように有機重合体ま
たは有機重合体を含む混合物を用い、配管を通って流れ
てきたセルロース、天然ゴム、合成樹脂、合成ゴムなど
の有機重合体を溶融・混練して定量ポンプ1に供給する
溶融混練供給装置21と、溶融混練供給装置21から供
給した有機重合体の吐出圧を一定に制御する図1の定量
ポンプ1と、モータ2と、圧力計7と、制御装置4と、
有機重合体の形状を規定・成形する口金31とからな
る。
【0027】なお、溶融混練供給装置21は、流体とし
て有機重合体を溶融混練して定量ポンプ1に供給する。
定量ポンプ1としては、一例として、0.6cc/回転
のギヤ式定量ポンプを使用し、モータ2としてはACサ
ーボモータを使用し、1/100の減速機を装備してい
る。制御装置4としては、上記吐出圧変動低減装置に示
される何れの制御装置でもかまわないが、ここでは、一
例として、その第1実施例の装置を使用している。口金
31としては、一例として、直径5mmの円筒状のもの
を使用し、直径1mmの糸状に成形した賦形物を得た。
【0028】制御装置4を使用せず、モータ2を、例え
ば、約1500rpmで回転し、圧力計7により定量ポ
ンプ1の吐出圧を測定すると、ギヤの歯の噛み合いに対
応した圧力変動、及びモータ2の軸と定量ポンプ1の軸
との取り付け精度あるいは定量ポンプ1の加工精度に起
因する回転数に比例した周期の圧力変動として振幅約
0.5kg/cm2 の変動が観測された。このとき賦形
物の径の変動をレーザ外径測定器によって測定すると、
径の中心値に対して約10μmの変動が観測された。
【0029】これに対して制御装置4を使用し、2速度
設定回路10で設定する信号aを、一例として、約15
00rpmでモータ2を回転させるときの値に対して約
1.5倍に設定し、2速度設定回路10で設定する信号
bを約1500rpmでモータ2を回転させるときの値
に対して約0.75倍に設定した。また、フィルタ6を
通過させる吐出圧の変動周波数帯域としては約0.1H
z〜約10Hzの間に設定した。
【0030】本構成により賦形を行った場合、圧力計7
によって定量ポンプ1の吐出圧を測定すると、低減した
い変動の周波数に対して吐出圧の変動は1/10以下に
低減された。このとき、賦形物の径の変動をレーザ外径
測定器によって測定すると、径の中心値に対して約2μ
mの変動となり、径の変動が約1/5に低減された。以
上のように本発明により精度の高い賦形物を製造するこ
とができる。
【0031】本実施例においては口金31によって賦形
する賦形物は単体の構成であるが、層構造を持つ賦形物
を賦形するには各層を形成する流体を圧送する定量ポン
プ1に対して本装置を適用することにより、精度の高い
賦形物を製造することができる。図7は、本発明の賦形
装置の第2実施例を示す図である。図1〜図3,図5〜
図7と同じ番号のものは、上記吐出圧変動低減装置にお
ける第1〜第3実施例及び賦形装置の第1実施例の装置
と同様の機能を有する。本実施例は、流体として有機重
合体と単量体との混合物を用い、配管を通って流れてき
た有機重合体と単量体を溶融・混練して、定量ポンプ1
に供給する溶融混練供給装置23と、溶融混練供給装置
23から供給した有機重合体と単量体との混合物の吐出
量を一定に制御する図1の定量ポンプ1と、モータ2
と、圧力計7と、制御装置4と、有機重合体と単量体と
の混合物の形状を規定・成形する口金31と、単量体を
重合する重合装置32とからなる。
【0032】溶融混練供給装置23は、有機重合体と単
量体との混合物を溶融・混練して定量ポンプ1に供給す
る。定量ポンプ1としては、一例として、0.6cc/
回転のギヤ式定量ポンプを使用し、モータ2としてはA
Cサーボモータを使用し、1/100の減速機を装備し
ている。制御装置4としては、上記吐出圧変動低減装置
に示される何れかの制御装置でもかまわないが、ここで
は、一例として、その第1実施例の装置を使用してい
る。口金31としては、例えば、直径5mmの円筒状の
ものを使用し、単量体を重合させるために口金31の吐
出後に重合装置32を通し、賦形物として直径約1mm
の糸状に成形した賦形物を得た。
【0033】制御装置4を使用せず、モータ2を、例え
ば、約1500rpmで回転し、圧力計7によって定量
ポンプ1の吐出圧を測定すると、ギヤの歯の噛み合いに
対応した圧力変動、及びモータ2の軸と定量ポンプ1の
軸との取り付け精度あるいは定量ポンプ1の加工精度に
起因する回転数に比例した周期の圧力変動として振幅約
0.5kg/cm2 の変動が観測された。この賦形物の
径の変動をレーザ外径測定器によって測定すると、径の
中心値に対して約10μmの変動が観測された。
【0034】これに対して制御装置4を使用し、2速度
設定回路10で設定する信号aを約1500rpmでモ
ータ2を回転させるときの値に対して約1.5倍に設定
し、2速度設定回路10で設定する信号bを約1500
rpmでモータ2を回転させるときの値に対して約0.
75倍に設定した。また、フィルタ6を通過させる吐出
圧の変動周波数帯域としては約0.1Hz〜約10Hz
の間に設定した。
【0035】本構成により賦形を行った場合、圧力計7
によって定量ポンプ1の吐出圧を測定すると、低減した
い変動の周波数に対して吐出圧の変動は1/10以下に
低減された。このとき賦形物の径の変動をレーザ外径測
定器によって測定すると、径の中心値に対して約2μm
の変動となり、径の変動が約1/5に低減された。以上
のように本発明により、精度の高い賦形物を製造するこ
とができる。
【0036】本実施例においては口金31によって賦形
する賦形物は単体の構成であるが、層構造を持つ賦形物
を賦形する場合には各層を形成する流体を圧送する定量
ポンプ1に対して本装置を適用することにより、精度の
高い賦形物を製造することができる。なお、有機重合体
と非重合性化合物の混合物を用いる場合は図6の装置を
使用できる。また、有機重合体、単量体と非重合性化合
物の混合物を用いる場合は図7の装置を使用できる。
【0037】また、本発明の賦形装置により、繊維、光
ファイバ、フィルム、樹脂板等の各賦形物を製造するこ
とができる。さらに、有機重合体や単量体としてはこれ
らの原料として知られている公知の化合物を使用するこ
とができる。即ち、有機重合体としてセルロース、天然
ゴム、合成樹脂、合成ゴム等を用いることができる。重
合性単量体としては有機重合体の原料となるものや、有
機重合体とは溶解性、耐熱性、透明性、屈折率等の物性
が異なる重合体を生成するものを用いることができる。
また、非重合性化合物としては、例えば、有機重合体、
単量体とは屈折率の異なる化合物を用いることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような顕著な効果を有する。 (1)本発明の定量ポンプ1の吐出圧変動低減装置及び
賦形装置は構造が簡単でかつ安価である。 (2)この装置は制御装置4に入力された圧力信号波形
のうち、定量ポンプ1に起因する変動成分のみを通過さ
せるフィルタ6を有しているので、例えば、温度変化等
によって流体の粘度が変化して定量ポンプ1の吐出圧が
変化しても、フィルタ6の通過周波数帯域外の変化であ
れば反応せず、定量ポンプ1に起因する変動成分のみを
低減することができる。
【0039】(3)この装置を使用して原料を供給し、
賦形物を製造すると、形状斑が小さくて高い寸法安定性
を有する賦形物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定量ポンプの吐出圧変動低減装置の基
本構成を示す図である。
【図2】本発明の定量ポンプの吐出圧変動低減装置にお
ける制御装置の第1実施例の内部ブロック図を示す図で
ある。
【図3】本発明の定量ポンプの吐出圧変動低減装置にお
ける制御装置の第2実施例の内部ブロック図を示す図で
ある。
【図4】本発明の定量ポンプの吐出圧変動低減装置にお
ける制御装置の第3実施例を構成するウィンド設定回路
及びウィンド・コンパレータの回路構成と、設定するウ
ィンドを示す図である。
【図5】本発明の定量ポンプの吐出圧変動低減装置にお
ける制御装置の第3実施例の内部ブロック図を示す図で
ある。
【図6】本発明の賦形装置の第1実施例のブロック図を
示す図である。
【図7】本発明の賦形装置の第2実施例のブロック図を
示す図である。
【図8】従来の定量ポンプの吐出圧変動低減装置の基本
構成と3連ギヤ式定量ポンプの3連ギヤを示す図であ
る。
【符号の説明】
1…定量ポンプ 2…モータ 4…制御装置 5…制御回路 6…フィルタ 7…圧力計 9…アンプ 10…2速度設定設定回路 11…比較回路 12…基準レベル設定回路 13…セレクタ 14…出力回路 15…n速度設定回路 16…ウィンド・コンパレータ 17…ウィンド設定回路 18…基準速度設定回路 19…反転アンプ 20…加算回路 21,23…溶融混練供給装置 22,24…賦形装置 26…アキュムレータ 27…賦形装置 28…3連ギヤ 31…口金 32…重合装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 魚津 吉弘 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 家田 善弘 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(2)と、前記モータ(2)によ
    って駆動された流体を圧送する定量ポンプ(1)と、前
    記定量ポンプ(1)の吐出口の後に設けた圧力計(7)
    と、前記圧力計(7)の出力に応じて前記モータ(2)
    の回転を制御する制御装置(4)とを備え、前記制御装
    置(4)は、前記定量ポンプ(1)に起因する吐出圧変
    動の周波数成分のみを通過させるフィルタ(6)と、前
    記定量ポンプ(1)に起因する吐出圧の変動分のみに対
    して前記モータ(2)の回転を制御する制御回路(5)
    を有することを特徴とする定量ポンプの吐出圧変動低減
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路(5)は、前記フィルタ
    (6)の出力信号を所定の基準レベルで2値化し、前記
    2値化した信号に応じて前記モータ(2)の回転速度を
    制御する手段を有する、請求項1に記載の定量ポンプの
    吐出圧変動低減装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路(5)は、前記フィルタ
    (6)の出力信号を3つ以上のレベル範囲で構成したウ
    ィンド・コンパレータ(16)によってどの範囲にある
    かを判別してその範囲に応じた符号化を行い、前記符号
    化に応じて前記モータ(2)の回転を制御する手段を有
    する、請求項1に記載の定量ポンプの吐出圧変動低減装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路(5)は、前記フィルタ
    (6)の出力信号を反転した信号に応じて前記モータ
    (2)の回転を制御する手段を有する、請求項1に記載
    の定量ポンプの吐出圧変動低減装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の定量ポ
    ンプ吐出圧変動低減装置の定量ポンプ(1)の上流側に
    有機重合体用または有機重合体を含む混合物用の溶融混
    練供給装置を配置し、圧力計(7)の下流側に賦形装置
    を配置してなる賦形装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のいずれかの賦形装置を
    用いて、有機重合体または有機重合体を含む混合物を溶
    融混練供給装置で溶融混練し、請求項1、請求項2、請
    求項3または請求項4に記載の定量ポンプ吐出圧変動の
    低減装置を用いて吐出量を一定に制御しつつ、溶融混練
    物を賦形装置に供給して有機重合体または有機重合体を
    含む混合物を所定形状に賦形する方法。
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