JPH0926758A - 蛍光表示管駆動回路 - Google Patents
蛍光表示管駆動回路Info
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- JPH0926758A JPH0926758A JP17519295A JP17519295A JPH0926758A JP H0926758 A JPH0926758 A JP H0926758A JP 17519295 A JP17519295 A JP 17519295A JP 17519295 A JP17519295 A JP 17519295A JP H0926758 A JPH0926758 A JP H0926758A
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- JP
- Japan
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- signal
- anode
- resistor
- output terminal
- grid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LSI化した際に消費電力を許容範囲内にお
さめながら、希望しないアノード(セグメント)が淡く
点灯することを確実に防止する。 【構成】 アノード信号もしくはグリッド信号の信号出
力端子11と+5Vの電源電圧VDDとの間に、Pチャン
ネルMOSトランジスタ12のソースドレイン路を接続
し、そのゲート電極にドライブ信号DRVを入力する。
また、−30〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧
端子13と信号出力端子11との間に、プルダウン抵抗
14を接続する。更に、電源電圧端子13と信号出力端
子11との間に、トランスミッションゲート15と抵抗
16との直列回路を、プルダウン抵抗14に並列に接続
し、ブランキング期間のみ、トランスミッションゲート
15がオンする構成する。
さめながら、希望しないアノード(セグメント)が淡く
点灯することを確実に防止する。 【構成】 アノード信号もしくはグリッド信号の信号出
力端子11と+5Vの電源電圧VDDとの間に、Pチャン
ネルMOSトランジスタ12のソースドレイン路を接続
し、そのゲート電極にドライブ信号DRVを入力する。
また、−30〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧
端子13と信号出力端子11との間に、プルダウン抵抗
14を接続する。更に、電源電圧端子13と信号出力端
子11との間に、トランスミッションゲート15と抵抗
16との直列回路を、プルダウン抵抗14に並列に接続
し、ブランキング期間のみ、トランスミッションゲート
15がオンする構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数桁の蛍光表示管を
ダイナミック方式で発光駆動する蛍光表示管駆動回路に
関する。
ダイナミック方式で発光駆動する蛍光表示管駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蛍光表示管の駆動回路において
は、図4に示すように、基準クロックCKに基づいてタ
イミング制御回路1によってアノードタイミング信号A
D及びグリッドタイミング信号GDを発生させ、アノー
ドタイミング信号ADに応じてアノードドライバ2が図
5のク〜サに示す各セグメント毎のアノード信号a1〜
anを出力し、これらアノード信号が蛍光表示管3のア
ノード電極4に印加される。
は、図4に示すように、基準クロックCKに基づいてタ
イミング制御回路1によってアノードタイミング信号A
D及びグリッドタイミング信号GDを発生させ、アノー
ドタイミング信号ADに応じてアノードドライバ2が図
5のク〜サに示す各セグメント毎のアノード信号a1〜
anを出力し、これらアノード信号が蛍光表示管3のア
ノード電極4に印加される。
【0003】一方、グリッドタイミング信号GDは、デ
コーダ5によりデコードされてスキャン信号に変換さ
れ、このスキャン信号に応じてグリッドドライバ6が図
5のア〜キに示す各桁毎のグリッド信号g1〜gnを出
力し、これらグリッド信号が蛍光表示管3のグリッド電
極7に印加される。タイミング制御回路1は、非発光期
間であるブランキング期間を示すブランキング信号BL
Kの発生回路101を有しており、アノードドライバ2
と、デコーダ5もしくはグリッドドライバ6は、このブ
ランキング信号BLKに応じてブランキング期間信号レ
ベルをLレベルにするゲート回路を含んでいる。
コーダ5によりデコードされてスキャン信号に変換さ
れ、このスキャン信号に応じてグリッドドライバ6が図
5のア〜キに示す各桁毎のグリッド信号g1〜gnを出
力し、これらグリッド信号が蛍光表示管3のグリッド電
極7に印加される。タイミング制御回路1は、非発光期
間であるブランキング期間を示すブランキング信号BL
Kの発生回路101を有しており、アノードドライバ2
と、デコーダ5もしくはグリッドドライバ6は、このブ
ランキング信号BLKに応じてブランキング期間信号レ
ベルをLレベルにするゲート回路を含んでいる。
【0004】更に、蛍光表示管3のフィラメント8は、
トランス9を介してフィラメント回路10からの交流電
源により駆動され、フィラメント回路10では、トラン
ス9のセンタータップにカットオフバイアス電圧を加え
て漏れ発光を防いでいる。また、蛍光表示管において
は、グリッド電極は各桁毎に別々に引き出されている
が、アノード電極は各桁の対応するアノード同士(同一
セグメント)が共通に内部接続されて引き出されてお
り、これら共通接続されたアノード電極に上記アノード
信号が印加され、独立して別々に引き出されたグリッド
電極に上記グリッド信号が印加されている。
トランス9を介してフィラメント回路10からの交流電
源により駆動され、フィラメント回路10では、トラン
ス9のセンタータップにカットオフバイアス電圧を加え
て漏れ発光を防いでいる。また、蛍光表示管において
は、グリッド電極は各桁毎に別々に引き出されている
が、アノード電極は各桁の対応するアノード同士(同一
セグメント)が共通に内部接続されて引き出されてお
り、これら共通接続されたアノード電極に上記アノード
信号が印加され、独立して別々に引き出されたグリッド
電極に上記グリッド信号が印加されている。
【0005】上記のタイミング制御回路1について、更
に詳しく説明すれば、図4に示すように、基準クロック
CKを分周する分周回路102と、基準クロックCKを
カウントするアドレスカウンタ103と、表示データを
記憶しアドレスカウンタ103により読み出しアドレス
が指定される表示データメモリ104とを有しており、
分周回路102の出力をグリッドタイミング信号GDと
して出力し、表示データメモリ104から読み出したデ
ータをアノードタイミング信号ADとして出力してい
る。
に詳しく説明すれば、図4に示すように、基準クロック
CKを分周する分周回路102と、基準クロックCKを
カウントするアドレスカウンタ103と、表示データを
記憶しアドレスカウンタ103により読み出しアドレス
が指定される表示データメモリ104とを有しており、
分周回路102の出力をグリッドタイミング信号GDと
して出力し、表示データメモリ104から読み出したデ
ータをアノードタイミング信号ADとして出力してい
る。
【0006】ところで、複数桁の蛍光表示管を発光駆動
するためには、アノード電圧、グリッド電圧として数十
ボルトの電圧が必要となり、このため、従来は、アノー
ドドライバ2及びグリッドドライバ6の出力段は、図6
に示すように構成されていた。即ち、アノード信号もし
くはグリッド信号の信号出力端子11と+5Vの電源電
圧VDDとの間に、PチャンネルMOSトランジスタ12
のソースドレイン路を接続し、そのゲート電極にドライ
ブ信号DRVを入力するようにしている。更に、−30
〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧端子13と信
号出力端子11との間に、プルダウン抵抗14を接続し
ている。
するためには、アノード電圧、グリッド電圧として数十
ボルトの電圧が必要となり、このため、従来は、アノー
ドドライバ2及びグリッドドライバ6の出力段は、図6
に示すように構成されていた。即ち、アノード信号もし
くはグリッド信号の信号出力端子11と+5Vの電源電
圧VDDとの間に、PチャンネルMOSトランジスタ12
のソースドレイン路を接続し、そのゲート電極にドライ
ブ信号DRVを入力するようにしている。更に、−30
〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧端子13と信
号出力端子11との間に、プルダウン抵抗14を接続し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】蛍光表示管駆動回路を
LSI化した場合、従来のドライバ出力段において、プ
ルダウン抵抗14の抵抗値R1は、LSIの許容消費電
力(Pdmax)を超えない範囲で決定する必要があり、こ
のため、あまり小さくすることができない。また、アノ
ード及びグリッドの出力端子11に接続される蛍光表示
管やプリント基板の配線容量が存在するため、これらの
容量と上述のプルダウン抵抗14により、出力端子11
から出力されるアノード信号及びグリッド信号は、図7
に示すようにその立ち下がりがなまってしまう。このよ
うに、アノード信号やグリッド信号の波形がなまると、
本来点灯していないはずのアノード(セグメント)が淡
く点灯してしまうことが起こる。
LSI化した場合、従来のドライバ出力段において、プ
ルダウン抵抗14の抵抗値R1は、LSIの許容消費電
力(Pdmax)を超えない範囲で決定する必要があり、こ
のため、あまり小さくすることができない。また、アノ
ード及びグリッドの出力端子11に接続される蛍光表示
管やプリント基板の配線容量が存在するため、これらの
容量と上述のプルダウン抵抗14により、出力端子11
から出力されるアノード信号及びグリッド信号は、図7
に示すようにその立ち下がりがなまってしまう。このよ
うに、アノード信号やグリッド信号の波形がなまると、
本来点灯していないはずのアノード(セグメント)が淡
く点灯してしまうことが起こる。
【0008】例えば、図7ケに示すようにセグメントb
に対応するアノード信号a2が、グリッド信号g1(図
7ア)がHレベルとなる1桁目においてLレベルであ
り、グリッド信号g2(図7イ)がHレベルとなる2桁
目においてHレベルになるとすると、この場合、グリッ
ド信号g1が図7アの如くなまると、アノード信号a2
が立ち上がったときにもグリッド信号g1はLレベルに
なっていないので、2桁目のセグメントbが点灯する際
に1桁目のセグメントbも淡く点灯してしまう。
に対応するアノード信号a2が、グリッド信号g1(図
7ア)がHレベルとなる1桁目においてLレベルであ
り、グリッド信号g2(図7イ)がHレベルとなる2桁
目においてHレベルになるとすると、この場合、グリッ
ド信号g1が図7アの如くなまると、アノード信号a2
が立ち上がったときにもグリッド信号g1はLレベルに
なっていないので、2桁目のセグメントbが点灯する際
に1桁目のセグメントbも淡く点灯してしまう。
【0009】また、セグメントaに対応するアノード信
号a1が、1桁目でHレベルとなり2桁目でLレベルに
なるとき、図7クに示すようにアノード信号a1がなま
ると、グリッド信号g2がHレベルに立ち上がった際、
アノード信号a1はLレベルになっていないので、2桁
目のセグメントbが点灯する際に隣のセグメントaも淡
く点灯してしまうこととなる。
号a1が、1桁目でHレベルとなり2桁目でLレベルに
なるとき、図7クに示すようにアノード信号a1がなま
ると、グリッド信号g2がHレベルに立ち上がった際、
アノード信号a1はLレベルになっていないので、2桁
目のセグメントbが点灯する際に隣のセグメントaも淡
く点灯してしまうこととなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、アノード信号
及びグリッド信号を各々出力するアノードドライバ及び
グリッドドライバと、ブランキング信号を発生するタイ
ミング制御回路とを備えた蛍光表示管駆動回路であっ
て、前記アノードドライバ及びグリッドドライバの出力
段において、第1の電源端子と信号出力端子との間にド
ライブ信号出力に応じてオンオフするMOSトランジス
タを接続し、第2の電源端子と前記信号出力端子との間
に第1の抵抗を接続すると共に、前記ブランキング信号
に応じてブランキング期間のみ、前記第2の電源端子と
信号出力端子との間の抵抗値を前記第1の抵抗の抵抗値
より小さくするようにして、上記課題を解決するもので
ある。
及びグリッド信号を各々出力するアノードドライバ及び
グリッドドライバと、ブランキング信号を発生するタイ
ミング制御回路とを備えた蛍光表示管駆動回路であっ
て、前記アノードドライバ及びグリッドドライバの出力
段において、第1の電源端子と信号出力端子との間にド
ライブ信号出力に応じてオンオフするMOSトランジス
タを接続し、第2の電源端子と前記信号出力端子との間
に第1の抵抗を接続すると共に、前記ブランキング信号
に応じてブランキング期間のみ、前記第2の電源端子と
信号出力端子との間の抵抗値を前記第1の抵抗の抵抗値
より小さくするようにして、上記課題を解決するもので
ある。
【0011】また、本発明では、前記ブランキング信号
に応じてブランキング期間のみ、前記第1の抵抗に並列
に第2の抵抗を接続するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記ブランキング信号に応じてブラン
キング期間のみ、前記第2の電源端子と信号出力端子と
の間に、前記第1の抵抗に代えて第1の抵抗より抵抗値
が小さい第2の抵抗を挿入するようにしたことを特徴と
する。
に応じてブランキング期間のみ、前記第1の抵抗に並列
に第2の抵抗を接続するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記ブランキング信号に応じてブラン
キング期間のみ、前記第2の電源端子と信号出力端子と
の間に、前記第1の抵抗に代えて第1の抵抗より抵抗値
が小さい第2の抵抗を挿入するようにしたことを特徴と
する。
【0012】
【作用】本発明では、ブランキング期間中は、第2の電
源端子と信号出力端子との間の抵抗値が通常接続されて
いる第1の抵抗の抵抗値より小さくなるので、蛍光表示
管やプリント基板の配線容量とにより決定される時定数
が小さくなり、アノード及びグリッド信号波形のなまり
が少なくなって、希望しないアノードが淡く点灯するこ
とがなくなる。また、ブランキング期間以外は、第2の
電源端子と信号出力端子との間の抵抗値が通常接続され
ている第1の抵抗の抵抗値に戻るので、消費電力を少な
くして、許容消費電力(Pdmax)の範囲内におさめるこ
とができる。
源端子と信号出力端子との間の抵抗値が通常接続されて
いる第1の抵抗の抵抗値より小さくなるので、蛍光表示
管やプリント基板の配線容量とにより決定される時定数
が小さくなり、アノード及びグリッド信号波形のなまり
が少なくなって、希望しないアノードが淡く点灯するこ
とがなくなる。また、ブランキング期間以外は、第2の
電源端子と信号出力端子との間の抵抗値が通常接続され
ている第1の抵抗の抵抗値に戻るので、消費電力を少な
くして、許容消費電力(Pdmax)の範囲内におさめるこ
とができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例の全体構成は,図4に示すブ
ロック図と同一であるので、ここでは、アノードドライ
バ2及びグリッドドライバ6の出力段についてのみ、図
1に詳細に説明する。図1において、アノード信号もし
くはグリッド信号の信号出力端子11と+5Vの電源電
圧VDD端子との間には、従来と同様、PチャンネルMO
Sトランジスタ12のソースドレイン路が接続され、そ
のゲート電極にドライブ信号DRVが入力される。ま
た、−30〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧端
子13と信号出力端子11との間にも、同様にプルダウ
ン抵抗14が接続されている。
ロック図と同一であるので、ここでは、アノードドライ
バ2及びグリッドドライバ6の出力段についてのみ、図
1に詳細に説明する。図1において、アノード信号もし
くはグリッド信号の信号出力端子11と+5Vの電源電
圧VDD端子との間には、従来と同様、PチャンネルMO
Sトランジスタ12のソースドレイン路が接続され、そ
のゲート電極にドライブ信号DRVが入力される。ま
た、−30〜−40V等の負電圧を供給する電源電圧端
子13と信号出力端子11との間にも、同様にプルダウ
ン抵抗14が接続されている。
【0014】本実施例では、更に、電源電圧端子13と
信号出力端子11との間に、トランスミッションゲート
15と抵抗16との直列回路が、プルダウン抵抗14に
並列に接続されている。このトランスミッションゲート
15には、タイミング制御回路1からのブランキング信
号BLKが入力されており、ブランキング信号がHレベ
ルであるブランキング期間のみ、トランスミッションゲ
ート15がオンするよう構成されている。
信号出力端子11との間に、トランスミッションゲート
15と抵抗16との直列回路が、プルダウン抵抗14に
並列に接続されている。このトランスミッションゲート
15には、タイミング制御回路1からのブランキング信
号BLKが入力されており、ブランキング信号がHレベ
ルであるブランキング期間のみ、トランスミッションゲ
ート15がオンするよう構成されている。
【0015】従って、ブランキング期間では、抵抗14
に並列に抵抗16が接続されることとなり、抵抗16の
抵抗値をR2とすれば、抵抗14と16の並列合成抵抗
値Rは、R=R1・R2/(R1+R2)となる。ここ
で、抵抗値R1は通常50KΩ〜200KΩであるが、
これに比べ抵抗値R2は10KΩ程度とかなり小さく設
定されているので、並列合成抵抗値Rは、通常時のプル
ダウン抵抗の抵抗値R1より非常に小さくなる。
に並列に抵抗16が接続されることとなり、抵抗16の
抵抗値をR2とすれば、抵抗14と16の並列合成抵抗
値Rは、R=R1・R2/(R1+R2)となる。ここ
で、抵抗値R1は通常50KΩ〜200KΩであるが、
これに比べ抵抗値R2は10KΩ程度とかなり小さく設
定されているので、並列合成抵抗値Rは、通常時のプル
ダウン抵抗の抵抗値R1より非常に小さくなる。
【0016】電源電圧端子13と信号出力端子11との
間の抵抗値が非常に小さくなると、配線容量とでなる時
定数が小さくなるため、アノード信号an及びグリッド
信号gnの信号波形は、図3に示すようにほとんどなま
らなくなり、このため、希望しないセグメントへのアノ
ード信号とグリッド信号の少なくとも一方がLレベルに
なるので、これらセグメントが淡く点灯することが起こ
らなくなる。
間の抵抗値が非常に小さくなると、配線容量とでなる時
定数が小さくなるため、アノード信号an及びグリッド
信号gnの信号波形は、図3に示すようにほとんどなま
らなくなり、このため、希望しないセグメントへのアノ
ード信号とグリッド信号の少なくとも一方がLレベルに
なるので、これらセグメントが淡く点灯することが起こ
らなくなる。
【0017】一方、ブランキング信号BLKがLレベル
になると、トランスミッションゲート15がオフするの
で抵抗16は切り離され、電源電圧端子13と信号出力
端子11との間には、従来同様プルダウン抵抗14のみ
が接続された状態になる。この抵抗14の抵抗値R1は
消費電力を低く押さえることができるようにある程度大
きく設定されているので、消費電力をLSIの許容消費
電力(Pdmax)の範囲内におさめることができる。
になると、トランスミッションゲート15がオフするの
で抵抗16は切り離され、電源電圧端子13と信号出力
端子11との間には、従来同様プルダウン抵抗14のみ
が接続された状態になる。この抵抗14の抵抗値R1は
消費電力を低く押さえることができるようにある程度大
きく設定されているので、消費電力をLSIの許容消費
電力(Pdmax)の範囲内におさめることができる。
【0018】ところで、図2に示すように、プルダウン
抵抗14と直列に第2のトランスミッションゲート17
を接続し、ブランキング信号BLKをインバータ18で
反転した信号をこのトランスミッションゲート17に印
加して、ブランキング期間では抵抗14の接続を遮断し
て、電源電圧端子13と信号出力端子11との間に抵抗
16のみを接続するようにしてもよい。この場合、ブラ
ンキング信号がLレベルとなるブランキング期間以外で
は、トランスミッションゲート17はオンし、トランス
ミッションゲート15はオフするので、従来と全く同様
に動作する。
抵抗14と直列に第2のトランスミッションゲート17
を接続し、ブランキング信号BLKをインバータ18で
反転した信号をこのトランスミッションゲート17に印
加して、ブランキング期間では抵抗14の接続を遮断し
て、電源電圧端子13と信号出力端子11との間に抵抗
16のみを接続するようにしてもよい。この場合、ブラ
ンキング信号がLレベルとなるブランキング期間以外で
は、トランスミッションゲート17はオンし、トランス
ミッションゲート15はオフするので、従来と全く同様
に動作する。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、LSI化した際に消費
電力を許容範囲内におさめながら、アノード信号もしく
はグリッド信号波形がなまることにより、希望しないア
ノードが淡く点灯することを、確実に防止できるように
なる。
電力を許容範囲内におさめながら、アノード信号もしく
はグリッド信号波形がなまることにより、希望しないア
ノードが淡く点灯することを、確実に防止できるように
なる。
【図1】本発明の実施例の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図3】実施例におけるアノード及びグリッド信号波形
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図4】蛍光表示管駆動回路の全体構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】蛍光表示管駆動回路のアノード及びグリッド信
号の概略を示す波形図である。
号の概略を示す波形図である。
【図6】従来のドライバ出力段の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図7】従来例におけるアノード及びグリッド信号波形
を示す波形図である。
を示す波形図である。
1 タイミング制御回路 2 アノードドライバ 3 蛍光表示管 4 アノード電極 5 デコーダ 6 グリッドドライバ 7 グリッド電極 11 信号出力端子 12 PチャンネルMOSトランジスタ 13 電源電圧端子 14 プルダウン抵抗 15、17 トランスミッションゲート 16 抵抗 18 インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】 アノード信号及びグリッド信号を各々出
力するアノードドライバ及びグリッドドライバと、ブラ
ンキング信号を発生するタイミング制御回路とを備えた
蛍光表示管駆動回路であって、前記アノードドライバ及
びグリッドドライバの出力段において、第1の電源端子
と信号出力端子との間にドライブ信号出力に応じてオン
オフするMOSトランジスタを接続し、第2の電源端子
と前記信号出力端子との間に第1の抵抗を接続すると共
に、前記ブランキング信号に応じてブランキング期間の
み、前記第2の電源端子と信号出力端子との間の抵抗値
を前記第1の抵抗の抵抗値より小さくするようにしたこ
とを特徴とする蛍光表示管駆動回路。 - 【請求項2】 前記ブランキング信号に応じてブランキ
ング期間のみ、前記第1の抵抗に並列に第2の抵抗を接
続するようにしたことを特徴とする請求項1記載の蛍光
表示管駆動回路。 - 【請求項3】 前記ブランキング信号に応じてブランキ
ング期間のみ、前記第2の電源端子と信号出力端子との
間に、前記第1の抵抗に代えて第1の抵抗より抵抗値が
小さい第2の抵抗を挿入するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の蛍光表示管駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17519295A JPH0926758A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 蛍光表示管駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17519295A JPH0926758A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 蛍光表示管駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926758A true JPH0926758A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15991904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17519295A Pending JPH0926758A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 蛍光表示管駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7655992B2 (en) | 2006-06-01 | 2010-02-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17519295A patent/JPH0926758A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7655992B2 (en) | 2006-06-01 | 2010-02-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
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