JPH09267032A - プラネタリ−ミキサ− - Google Patents
プラネタリ−ミキサ−Info
- Publication number
- JPH09267032A JPH09267032A JP10359696A JP10359696A JPH09267032A JP H09267032 A JPH09267032 A JP H09267032A JP 10359696 A JP10359696 A JP 10359696A JP 10359696 A JP10359696 A JP 10359696A JP H09267032 A JPH09267032 A JP H09267032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- blade
- upper frame
- planetary mixer
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2本のブレ−ドを用いるプラネタリ−ミキサ
−において、処理材料が浮き上ったりしないようにす
る。 【解決手段】 プラネタリ−ミキサ−の駆動軸に取付け
られるブレ−ド(4)は、その取付部(5)から横方向
に延びる上枠(6)と、この上枠(6)の両端から下方
に延びる側枠(7)と、この側枠(7)の下端を連結す
る下枠(8)を有する。上記上枠(6)と下枠(8)
は、その軸線方向がブレ−ドの回転方向にずれて設けら
れており、上記側枠(7)はブレ−ドの回転方向に捩っ
て形成されている。ブレ−ドが回転すると、処理材料は
下方に押し付けられ、浮き上りが防止される。
−において、処理材料が浮き上ったりしないようにす
る。 【解決手段】 プラネタリ−ミキサ−の駆動軸に取付け
られるブレ−ド(4)は、その取付部(5)から横方向
に延びる上枠(6)と、この上枠(6)の両端から下方
に延びる側枠(7)と、この側枠(7)の下端を連結す
る下枠(8)を有する。上記上枠(6)と下枠(8)
は、その軸線方向がブレ−ドの回転方向にずれて設けら
れており、上記側枠(7)はブレ−ドの回転方向に捩っ
て形成されている。ブレ−ドが回転すると、処理材料は
下方に押し付けられ、浮き上りが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2本のブレ−ドを
タンク内の全体にわたって遊星運動させることにより処
理材料を攪拌、混合処理するようにしたプラネタリ−ミ
キサ−に関するものである。
タンク内の全体にわたって遊星運動させることにより処
理材料を攪拌、混合処理するようにしたプラネタリ−ミ
キサ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラネタリ−ミキサ−は、図3に
示すような枠型形状の2本のブレ−ドを用いることが多
いが、このブレ−ドは、駆動軸への取付部(a)から横
方向に延びる上枠(b)の両端から下方に垂直に側枠
(c)を形成して該側枠がタンクの内壁に近接して回動
するようにすると共に該側枠(c)の下端に上記上枠
(b)と同方向を向けて下枠(d)を設け、該下枠がタ
ンクの底壁に近接して回動するよう構成されている。
示すような枠型形状の2本のブレ−ドを用いることが多
いが、このブレ−ドは、駆動軸への取付部(a)から横
方向に延びる上枠(b)の両端から下方に垂直に側枠
(c)を形成して該側枠がタンクの内壁に近接して回動
するようにすると共に該側枠(c)の下端に上記上枠
(b)と同方向を向けて下枠(d)を設け、該下枠がタ
ンクの底壁に近接して回動するよう構成されている。
【0003】上記のように2本のブレ−ドをタンク内で
相補的に遊星運動させてタンク内の処理材料を攪拌、混
合しようとすると、上記側枠がタンクの底壁に対して垂
直に設けられているので、処理材料の性状によっては材
料がタンク内壁に沿って浮き上ったり、タンクの中央部
で材料が柱状にまとまり、充分な攪拌、混合効果を挙げ
られないことがあった。
相補的に遊星運動させてタンク内の処理材料を攪拌、混
合しようとすると、上記側枠がタンクの底壁に対して垂
直に設けられているので、処理材料の性状によっては材
料がタンク内壁に沿って浮き上ったり、タンクの中央部
で材料が柱状にまとまり、充分な攪拌、混合効果を挙げ
られないことがあった。
【0004】
【発明の解決課題】本発明は、上記のように、2本のブ
レ−ドをタンク内で遊星運動させて攪拌等の処理をする
プラネタリ−ミキサ−において、該ブレ−ドが回転した
際に、処理材料がタンク内壁に沿って浮き上ったり、タ
ンク中央部で柱状にまとまったりしないようにしたプラ
ネタリ−ミキサ−を提供することを目的とする。
レ−ドをタンク内で遊星運動させて攪拌等の処理をする
プラネタリ−ミキサ−において、該ブレ−ドが回転した
際に、処理材料がタンク内壁に沿って浮き上ったり、タ
ンク中央部で柱状にまとまったりしないようにしたプラ
ネタリ−ミキサ−を提供することを目的とする。
【0005】
【課題解決の手段】上述したような現象は、処理材料を
攪拌、混合する際、該処理材料が浮き上らないようにす
ればよい。そのため本発明によれば、タンク内で遊星運
動する2本のブレ−ドの形状を、該ブレ−ドの回転に伴
って処理材料を下方に押付けるよう回転方向に捩って形
成したプラネタリ−ミキサ−が提供され、所期の目的を
達成できるようにしたものである。
攪拌、混合する際、該処理材料が浮き上らないようにす
ればよい。そのため本発明によれば、タンク内で遊星運
動する2本のブレ−ドの形状を、該ブレ−ドの回転に伴
って処理材料を下方に押付けるよう回転方向に捩って形
成したプラネタリ−ミキサ−が提供され、所期の目的を
達成できるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示すように、プラネタリ−
ミキサ−本体(1)は、モ−タ−等の駆動源(図示略)
により適宜の伝達機構を介して遊星運動する2本の駆動
軸(2),(2)を有し、該駆動軸(2),(2)には
タンク(3)内に挿入されるようそれぞれブレ−ド
(4),(4)が取付けられ、昇降可能に設けられてい
る。
ミキサ−本体(1)は、モ−タ−等の駆動源(図示略)
により適宜の伝達機構を介して遊星運動する2本の駆動
軸(2),(2)を有し、該駆動軸(2),(2)には
タンク(3)内に挿入されるようそれぞれブレ−ド
(4),(4)が取付けられ、昇降可能に設けられてい
る。
【0007】上記ブレ−ド(4)は、図2に示すよう
に、上記駆動軸(2)に取付けられる取付部(5)から
横方向に延びる上枠(6)と、該上枠(6)の両端から
下方に延びる側枠(7)と、該側枠(7)の下端を連結
する下枠(8)を有し、上記上枠(6)と下枠(8)
は、その軸線方向が約30°〜100°の角度で回転方
向にずれた方向に、図においては90°の交叉角度で延
びており、かつ上記側枠(7)は回転方向に捩られてい
る。上記側枠(7)は、図2(A)に示すように、平面
からみて弧状にわん曲しているが、平面からみて直線状
に見られるように傾斜させてもよく、また上枠、下枠の
長さも適宜に形成することができ、長さを変えて設けて
もよい。
に、上記駆動軸(2)に取付けられる取付部(5)から
横方向に延びる上枠(6)と、該上枠(6)の両端から
下方に延びる側枠(7)と、該側枠(7)の下端を連結
する下枠(8)を有し、上記上枠(6)と下枠(8)
は、その軸線方向が約30°〜100°の角度で回転方
向にずれた方向に、図においては90°の交叉角度で延
びており、かつ上記側枠(7)は回転方向に捩られてい
る。上記側枠(7)は、図2(A)に示すように、平面
からみて弧状にわん曲しているが、平面からみて直線状
に見られるように傾斜させてもよく、また上枠、下枠の
長さも適宜に形成することができ、長さを変えて設けて
もよい。
【0008】上記タンク(3)内に処理材料を収納し、
上記ブレ−ド(4),(4)を降下させて図1に示す状
態にセットし、上記タンク内で2本の該ブレ−ドを遊星
運動させると、処理材料は上記ブレ−ドとタンクの内
壁、底壁間及び2本のブレ−ド間でずり力を与えられる
と共に該ブレ−ドが回転方向に捩られていることにより
下方に押し付けられ、浮き上りが防止され、充分に攪
拌、混合される。
上記ブレ−ド(4),(4)を降下させて図1に示す状
態にセットし、上記タンク内で2本の該ブレ−ドを遊星
運動させると、処理材料は上記ブレ−ドとタンクの内
壁、底壁間及び2本のブレ−ド間でずり力を与えられる
と共に該ブレ−ドが回転方向に捩られていることにより
下方に押し付けられ、浮き上りが防止され、充分に攪
拌、混合される。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、タンク
内で遊星運動する2本のブレ−ドを回転方向に捩った形
状に形成したので、処理材料を下方に押し付けることが
でき、該処理材料がタンクの内壁に沿って浮き上った
り、タンク中央部で柱状にまとまったりするような現象
を生じないようにでき、その上ブレ−ドの作用線が長く
なり、攪拌、混練度を一層向上させることができる。
内で遊星運動する2本のブレ−ドを回転方向に捩った形
状に形成したので、処理材料を下方に押し付けることが
でき、該処理材料がタンクの内壁に沿って浮き上った
り、タンク中央部で柱状にまとまったりするような現象
を生じないようにでき、その上ブレ−ドの作用線が長く
なり、攪拌、混練度を一層向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】ブレ−ドの一実施例を示し、(A)は平面図,
(B)は側面図,(C)は正面図。
(B)は側面図,(C)は正面図。
【図3】従来のブレ−ドを示し、(A)は平面図,
(B)は側面図,(C)は正面図。
(B)は側面図,(C)は正面図。
1 プラネタリ−ミキサ−本体 3 タンク 4 ブレ−ド 5 取付部 6 上枠 7 側枠 8 下枠
Claims (2)
- 【請求項1】 タンク内で内壁に近接して2本のブレ−
ドを遊星運動させ処理材料を攪拌、混合するプラネタリ
−ミキサ−において、該ブレ−ドは駆動軸に取付けられ
る取付部から横方向に延びる上枠と該上枠の両端から下
方に延びる側枠と該側枠の下端を連結する下枠を有し、
上記駆動軸により回転した際、上記処理材料を下方に押
付けるよう上記上枠と下枠の軸線方向をブレ−ドの回転
方向にずらして設けると共に上記側枠を回転方向に捩っ
て形成したことを特徴とするプラネタリ−ミキサ−。 - 【請求項2】 上記上枠と下枠の軸線の交叉角度は30
°〜100°である請求項1に記載のプラネタリ−ミキ
サ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359696A JPH09267032A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プラネタリ−ミキサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359696A JPH09267032A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プラネタリ−ミキサ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09267032A true JPH09267032A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14358155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10359696A Pending JPH09267032A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プラネタリ−ミキサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09267032A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010099553A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Inoue Mfg Inc | プラネタリーミキサー |
CN102631860A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-15 | 南通恒立机械设备有限公司 | 一种搅拌桨 |
EP2682179A2 (en) | 2012-07-05 | 2014-01-08 | Inoue Mfg., Inc. | Planetary mixer |
CN104324642A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-02-04 | 罗斯(无锡)设备有限公司 | 一种分散搅拌机结构 |
CN106000187A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-10-12 | 华中科技大学 | 一种适用于含能材料的搅拌混合机 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10359696A patent/JPH09267032A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010099553A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Inoue Mfg Inc | プラネタリーミキサー |
CN102631860A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-15 | 南通恒立机械设备有限公司 | 一种搅拌桨 |
EP2682179A2 (en) | 2012-07-05 | 2014-01-08 | Inoue Mfg., Inc. | Planetary mixer |
CN103521117A (zh) * | 2012-07-05 | 2014-01-22 | 株式会社井上制作所 | 行星混合机 |
KR101477556B1 (ko) * | 2012-07-05 | 2014-12-30 | 가부시키가이샤 이노우에 세이사쿠쇼 | 플래니터리 믹서 |
EP2682179A3 (en) * | 2012-07-05 | 2015-05-06 | Inoue Mfg., Inc. | Planetary mixer |
US9358510B2 (en) | 2012-07-05 | 2016-06-07 | Inoue Mfg., Inc. | Planetary mixer |
CN104324642A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-02-04 | 罗斯(无锡)设备有限公司 | 一种分散搅拌机结构 |
CN104324642B (zh) * | 2014-10-31 | 2017-01-25 | 罗斯(无锡)设备有限公司 | 一种分散搅拌机结构 |
CN106000187A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-10-12 | 华中科技大学 | 一种适用于含能材料的搅拌混合机 |
CN106000187B (zh) * | 2016-06-15 | 2018-08-21 | 华中科技大学 | 一种适用于含能材料的搅拌混合机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |