JPH09266401A - 吸収型高調波フィルタ - Google Patents

吸収型高調波フィルタ

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JPH09266401A
JPH09266401A JP7500396A JP7500396A JPH09266401A JP H09266401 A JPH09266401 A JP H09266401A JP 7500396 A JP7500396 A JP 7500396A JP 7500396 A JP7500396 A JP 7500396A JP H09266401 A JPH09266401 A JP H09266401A
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JP
Japan
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harmonic
thin film
absorption
filter
pass filter
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JP7500396A
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English (en)
Inventor
Hideshi Hanshiyou
秀史 繁昌
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2,3次高調波の帯域においてVSWRが大
きくなり、設計通りの減衰特性が得られないという課題
があった。 【解決手段】 ローパスフィルタの主線路2fにほぼ平
行に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有
する2次高調波吸収用薄膜4を設けると共に、その2次
高調波吸収用薄膜4に50Ω終端抵抗5を接続したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体基板上に
形成される吸収型高調波フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のストリップ線路高調波フ
ィルタを示す構成図であり、図において、1は誘電体基
板、2はその誘電体基板1上に形成されたRF(ラジオ
波)用導体膜、3は誘電体基板1の底面に配置された接
地導体板である。また、2a,2c,2eはRF用導体
膜2によって形成された共振線路、2b,2dは同じく
RF用導体膜2によって形成された結合線路であり、こ
れら共振線路2a,2c,2eおよび結合線路2b,2
dによりローパスフィルタを構成する。2f,2gは同
じくRF用導体膜2によって形成されたローパスフィル
タの入力側および出力側の主線路である。
【0003】次に動作について説明する。図13に示し
たストリップ線路高調波フィルタは、2,3次高調波の
スプリアス成分等の不要波を除去するものであり、入力
側の主線路2fより入力されたRFは、共振線路2a,
2c,2eおよび結合線路2b,2dにより構成された
ローパスフィルタの減衰特性に応じて出力側の主線路2
gより出力される。このとき、そのRFの減衰分である
2,3次高調波のスプリアス成分等の不要波は入力側の
主線路2fに反射されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のストリップ線路
高調波フィルタは以上のように構成されているので、
2,3次高調波のスプリアス成分等の不要波を反射する
反射型のローパスフィルタのため、ローパスフィルタの
帯域外、即ち、2,3次高調波のスプリアス成分等の帯
域においてVSWR(電圧定在波比)が大きくなり、入
出力の負荷が50Ωの場合は良いが、VSWRの良くな
い負荷を接続するとローパスフィルタの減衰特性がその
負荷により変化してしまい、設計通りの減衰特性が得ら
れないなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、2,3次高調波のスプリアス成分
等を吸収し、それら2,3次高調波のスプリアス成分等
の帯域におけるVSWRを改善できる吸収型高調波フィ
ルタを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る吸収型高調波フィルタは、ローパスフィルタまたはバ
ンドパスフィルタの主線路にほぼ平行に、入力されるn
次高調波(nは2以上の整数)の1/4波長の線路長を
有するn次高調波吸収用薄膜を設けると共に、そのn次
高調波吸収用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、ローパスフィルタの入力側の主線路に平行
に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有す
る2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、その2次高調
波吸収用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、ローパスフィルタの入力側の主線路に平行
に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有す
る2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、そのローパス
フィルタの入力側の主線路の上記2次高調波吸収用薄膜
に対向する片側に平行に、入力される3次高調波の1/
4波長の線路長を有する3次高調波吸収用薄膜を設け、
それら2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収用薄
膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、ローパスフィルタの入出力側の主線路に平行
に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有す
る2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、そのローパス
フィルタの入出力側の主線路の上記2次高調波吸収用薄
膜に対向する片側に平行に、入力される3次高調波の1
/4波長の線路長を有する3次高調波吸収用薄膜を設
け、それら2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収
用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、バンドパスフィルタの入力側の主線路に平行
に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有す
る2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、その2次高調
波吸収用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0011】請求項6記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、バンドパスフィルタの入力側の主線路に平行
に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有す
る2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、そのバンドパ
スフィルタの入力側の主線路の上記2次高調波吸収用薄
膜に対向する片側に平行に、入力される3次高調波の1
/4波長の線路長を有する3次高調波吸収用薄膜を設
け、それら2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収
用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0012】請求項7記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、バンドパスフィルタの入出力側の主線路に平
行に、入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有
する2次高調波吸収用薄膜を設けると共に、そのバンド
パスフィルタの入出力側の主線路の上記2次高調波吸収
用薄膜に対向する片側に平行に、入力される3次高調波
の1/4波長の線路長を有する3次高調波吸収用薄膜を
設け、それら2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸
収用薄膜に50Ω終端抵抗を接続したものである。
【0013】請求項8記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、第1の誘電体基板に第2の誘電体基板を対向
配置したものである。
【0014】請求項9記載の発明に係る吸収型高調波フ
ィルタは、2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収
用薄膜のうち少なくとも一方を主線路に対してテーパー
状に設けたものである。
【0015】請求項10記載の発明に係る吸収型高調波
フィルタは、50Ω終端抵抗を、50Ωのチップ抵抗
と、そのチップ抵抗と第1の接地導体板とを接続する短
絡導体膜とにより構成したものである。
【0016】請求項11記載の発明に係る吸収型高調波
フィルタは、50Ω終端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗と、
その薄膜抵抗と第1の接地導体板とを接続する短絡導体
膜とにより構成したものである。
【0017】請求項12記載の発明に係る吸収型高調波
フィルタは、50Ω終端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗と、
その薄膜抵抗に接続された導体膜と、その導体膜と第1
の接地導体板とを接続する第1のリボンとにより構成
し、また、2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収
用薄膜のうち少なくとも一方の短絡端と上記第1の接地
導体板とを第2のリボンで接続したものである。
【0018】請求項13記載の発明に係る吸収型高調波
フィルタは、50Ω終端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗と、
その薄膜抵抗に接続された導体膜と、その導体膜と第1
の接地導体板とを接続する第1のスルーホールとにより
構成し、また、2次高調波吸収用薄膜および3次高調波
吸収用薄膜のうち少なくとも一方の短絡端と上記第1の
接地導体板とを第2のスルーホールで接続したものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるス
トリップ線路吸収型高調波フィルタを示す構成図であ
り、図において、1は誘電体基板(第1の誘電体基
板)、2はその誘電体基板1上に形成されたRF(ラジ
オ波)用導体膜、3は誘電体基板1の底面に配置された
接地導体板(第1の接地導体板)である。また、2a,
2c,2eはRF用導体膜2によって形成された共振線
路、2b,2dはRF用導体膜2によって形成された結
合線路であり、これら共振線路2a,2c,2eおよび
結合線路2b,2dによりローパスフィルタを構成す
る。2f,2gはRF用導体膜2によって形成されたロ
ーパスフィルタの入力側および出力側の主線路である。
【0020】4はローパスフィルタの入力側の主線路2
fに平行に設けられ、そのローパスフィルタに入力され
るRFの2次高調波の1/4波長の線路長を有する2次
高調波吸収用薄膜であり、共振線路2a側は開放端であ
る。5はその2次高調波吸収用薄膜4に接続された50
Ω終端抵抗、6はその2次高調波吸収用薄膜4の入力側
に設けられた短絡端である。
【0021】次に動作について説明する。入力側の主線
路2fより入力されたRFは、共振線路2a,2c,2
eおよび結合線路2b,2dにより構成されたローパス
フィルタの減衰特性に応じて出力側の主線路2gより出
力される。このとき、そのRFの減衰分である2次高調
波のスプリアス成分等の不要波は入力側の主線路2fに
反射されることになる。この反射された2次高調波のス
プリアス成分等の不要波は、2次高調波吸収用薄膜4に
より吸収され、さらに、50Ω終端抵抗5により消費さ
れる。このように、反射された2次高調波のスプリアス
成分等の不要波が入力側に戻らないということは、2次
高調波の帯域において入力側は見かけ上50Ωの負荷と
なり、その2次高調波の帯域におけるVSWRを改善で
き、減衰特性を設計通りに得ることができる。なお、2
次高調波吸収用薄膜4をベンドに曲げることにより、小
型化できる。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ローパスフィルタの入力側の主線路2fに平行に2
次高調波吸収用薄膜4を設け、その2次高調波吸収用薄
膜4に50Ω終端抵抗5を接続するように構成したの
で、2次高調波の帯域におけるVSWRを改善でき、減
衰特性を設計通りに得ることができる効果がある。
【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるストリップ線路吸収型高調波フィルタを示す
構成図であり、図において、7はローパスフィルタの入
力側の主線路2fの2次高調波吸収用薄膜4に対向する
片側に平行に設けられ、そのローパスフィルタに入力さ
れるRFの3次高調波の1/4波長の線路長を有する3
次高調波吸収用薄膜であり、共振線路2a側は開放端で
ある。5はその3次高調波吸収用薄膜7に接続された5
0Ω終端抵抗、6はその3次高調波吸収用薄膜7の入力
側に設けられた短絡端である。
【0024】次に動作について説明する。RFの減衰分
である2,3次高調波のスプリアス成分等の不要波は入
力側の主線路2fに反射されることになる。この反射さ
れた2,3次高調波のスプリアス成分等の不要波は、2
次高調波吸収用薄膜4、3次高調波吸収用薄膜7により
吸収され、さらに、50Ω終端抵抗5により消費され
る。このように、反射された2,3次高調波のスプリア
ス成分等の不要波が入力側に戻らないということは、
2,3次高調波の帯域において入力側は見かけ上50Ω
の負荷となり、その2,3次高調波の帯域におけるVS
WRを改善でき、減衰特性を設計通りに得ることができ
る。なお、3次高調波吸収用薄膜7をベンドに曲げるこ
とにより、小型化できる。
【0025】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ローパスフィルタの入力側の主線路2fの2次高調
波吸収用薄膜4に対向する片側に平行に3次高調波吸収
用薄膜7を設け、その3次高調波吸収用薄膜7に50Ω
終端抵抗5を接続するように構成したので、2,3次高
調波の帯域におけるVSWRを改善でき、減衰特性を設
計通りに得ることができる効果がある。
【0026】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるストリップ線路吸収型高調波フィルタを示す
構成図であり、この実施の形態3では、ローパスフィル
タの出力側にも2次高調波吸収用薄膜4、3次高調波吸
収用薄膜7を設けたものである。
【0027】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ローパスフィルタの入出力側に2次高調波吸収用薄
膜4、3次高調波吸収用薄膜7を設けるように構成した
ので、2,3次高調波の帯域において入出力側から見か
け上50Ωの負荷となり、2,3次高調波の帯域におけ
るVSWRを改善でき、減衰特性を設計通りに得ること
ができる効果がある。
【0028】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるストリップ線路吸収型高調波フィルタを示す
構成図であり、図において、8はRF用導体膜2によっ
て形成された複数の共振線路、9は同じくRF用導体膜
2によって形成され、それら共振線路8毎に設けられた
容量性線路であり、これら共振線路8および容量性線路
9によりバンドパスフィルタを構成する。
【0029】次に動作について説明する。入力側の主線
路2fより入力されたRFは、共振線路8および容量性
線路9により構成されたバンドパスフィルタの減衰特性
に応じて出力側の主線路2gより出力される。このと
き、そのRFの減衰分である2次高調波のスプリアス成
分等の不要波は入力側の主線路2fに反射されることに
なる。この反射された2次高調波のスプリアス成分等の
不要波は、2次高調波吸収用薄膜4により吸収され、さ
らに、50Ω終端抵抗5により消費される。このよう
に、反射された2次高調波のスプリアス成分等の不要波
が入力側に戻らないということは、2次高調波の帯域に
おいて入力側は見かけ上50Ωの負荷となり、その2次
高調波の帯域におけるVSWRを改善でき、減衰特性を
設計通りに得ることができる。
【0030】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、バンドパスフィルタの入力側の主線路2fに平行に
2次高調波吸収用薄膜4を設け、その2次高調波吸収用
薄膜4に50Ω終端抵抗5を接続するように構成したの
で、2次高調波の帯域におけるVSWRを改善でき、減
衰特性を設計通りに得ることができる効果がある。
【0031】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるストリップ線路吸収型高調波フィルタを示す
構成図であり、この実施の形態5は、バンドパスフィル
タの入力側の主線路2fに2次高調波吸収用薄膜4、3
次高調波吸収用薄膜7を設けたものである。
【0032】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、バンドパスフィルタの入力側の主線路2fに2次高
調波吸収用薄膜4、3次高調波吸収用薄膜7を設けるよ
うに構成したので、2,3次高調波の帯域におけるVS
WRを改善でき、減衰特性を設計通りに得ることができ
る効果がある。
【0033】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6によるストリップ線路吸収型高調波フィルタを示す
構成図であり、この実施の形態6では、バンドパスフィ
ルタの出力側にも2次高調波吸収用薄膜4、3次高調波
吸収用薄膜7を設けたものである。
【0034】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、バンドパスフィルタの入出力側に2次高調波吸収用
薄膜4、3次高調波吸収用薄膜7を設けるように構成し
たので、2,3次高調波の帯域において入出力側から見
かけ上50Ωの負荷となり、2,3次高調波の帯域にお
けるVSWRを改善でき、減衰特性を設計通りに得るこ
とができる効果がある。
【0035】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7によるトリプレート線路吸収型高調波フィルタを示
す構成図であり、図において、1aは誘電体基板(第2
の誘電体基板)、3aは誘電体基板1aの底面に配置さ
れた接地導体板(第2の接地導体板)であり、誘電体基
板1aは誘電体基板1に対向配置されている。
【0036】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、トリプレート線路吸収型高調波フィルタにおいて、
ローパスフィルタの入出力側に2次高調波吸収用薄膜
4、3次高調波吸収用薄膜7を設けるように構成したの
で、2,3次高調波の帯域において入出力側から見かけ
上50Ωの負荷となり、2,3次高調波の帯域における
VSWRを改善でき、減衰特性を設計通りに得ることが
できる効果がある。また、パルスRF用AMP等のよう
に、RFがパルスで高調波を含む広帯域のスペクトラム
を持つ場合、ストリップ線路の場合は、伝搬特性に分散
性を生じるため高次モードが発生しフィルタに関係なく
高調波成分が幾分か素通りしてしまうのに対して、トリ
プレート線路の場合は、高次モードが発生しないのでよ
り効果的である。なお、上記実施の形態7では、ローパ
スフィルタを用いた場合を示したが、バンドパスフィル
タでも同様の効果を奏する。
【0037】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8による吸収型高調波フィルタを示す構成図であり、
この実施の形態8では、2次高調波吸収用薄膜4を主線
路2fに対して幅A>Bのようにテーパー状に設けたも
のである。
【0038】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、2次高調波吸収用薄膜4を主線路2fに対してテー
パー状に設けるように構成したので、吸収できる2次高
調波の帯域を広げることができる効果がある。なお、上
記実施の形態8では、2次高調波吸収用薄膜4をテーパ
ー状に設けたものを示したが、3次高調波吸収用薄膜7
をテーパー状に併用して設けても、また、出力側に設け
ても良くそれぞれの帯域を広げることができる効果を奏
する。
【0039】実施の形態9.図9はこの発明の実施の形
態9による吸収型高調波フィルタを示す斜視図であり、
図において、10は50Ωのチップ抵抗、11はそのチ
ップ抵抗10と接地導体板3とを接続する短絡導体膜で
ある。
【0040】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、50Ω終端抵抗5を50Ωのチップ抵抗10と短絡
導体膜11とで構成したので、小型化が図れる効果があ
る。なお、上記実施の形態9では、ローパスフィルタに
設けたものを示したがバンドパスフィルタに設けても同
様の効果を奏する。また、トリプレート線路に設けても
良い。
【0041】実施の形態10.図10はこの発明の実施
の形態10による吸収型高調波フィルタを示す斜視図で
あり、図において、12は50Ωの薄膜抵抗である。
【0042】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、50Ω終端抵抗5を50Ωの薄膜抵抗12と短絡導
体膜11とで構成したので、半田付け等の工程を削減で
きると共に、トリプレート線路において、誘電体基板1
の上部を切り欠く工程を削減でき、これらの工程の削減
により低コスト化が図れる効果がある。なお、上記実施
の形態10では、ローパスフィルタに設けたものを示し
たがバンドパスフィルタに設けても同様の効果を奏す
る。
【0043】実施の形態11.図11はこの発明の実施
の形態11による吸収型高調波フィルタを示す斜視図で
あり、図において、13は50Ωの薄膜抵抗12に接続
された導体膜、14はその導体膜13と接地導体板3と
を接続するリボン(第1のリボン)である。また、15
は2次高調波吸収用薄膜4の短絡端と接地導体板3とを
接続するリボン(第2のリボン)である。
【0044】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、50Ω終端抵抗5を50Ωの薄膜抵抗12、導体膜
13およびリボン14で構成し、2次高調波吸収用薄膜
4の短絡端と接地導体板3とをリボン15で接続するよ
うに構成したので、リボン14,15で接続することに
より、組立を比較的容易にできる効果がある。なお、上
記実施の形態11では、ローパスフィルタに設けたもの
を示したがバンドパスフィルタに設けても同様の効果を
奏する。また、トリプレート線路に設けても良い。
【0045】実施の形態12.図12はこの発明の実施
の形態12による吸収型高調波フィルタを示す斜視図で
あり、図において、16は導体膜13と接地導体板3と
を接続するスルーホール(第1のスルーホール)であ
る。また、17は2次高調波吸収用薄膜4の短絡端と接
地導体板3とを接続するスルーホール(第2のスルーホ
ール)である。
【0046】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、50Ω終端抵抗5を50Ωの薄膜抵抗12,導体膜
13およびスルーホール16で構成し、2次高調波吸収
用薄膜4の短絡端と接地導体板3とをスルーホール17
で接続するように構成したので、スルーホール16,1
7で接続することにより、組立を極めて容易にできる効
果がある。なお、上記実施の形態12では、ローパスフ
ィルタに設けたものを示したがバンドパスフィルタに設
けても同様の効果を奏する。また、トリプレート線路に
設けても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ローパスフィルタまたはバンドパスフィルタの主
線路にほぼ平行に、入力されるn次高調波(nは2以上
の整数)の1/4波長の線路長を有するn次高調波吸収
用薄膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構成し
たので、n次高調波の帯域におけるVSWRを改善で
き、減衰特性を設計通りに得ることができる効果があ
る。
【0048】請求項2記載の発明によれば、ローパスフ
ィルタの入力側の主線路に平行に、入力される2次高調
波の1/4波長の線路長を有する2次高調波吸収用薄膜
を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構成したの
で、ローパスフィルタにおいて2次高調波の帯域におけ
るVSWRを改善でき、減衰特性を設計通りに得ること
ができる効果がある。
【0049】請求項3記載の発明によれば、ローパスフ
ィルタの入力側の主線路に平行に、入力される2,3次
高調波の1/4波長の線路長を有する2,3次高調波吸
収用薄膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構成
したので、ローパスフィルタにおいて、2,3次高調波
の帯域におけるVSWRを改善でき、減衰特性を設計通
りに得ることができる効果がある。
【0050】請求項4記載の発明によれば、ローパスフ
ィルタの入出力側の主線路に平行に、入力される2,3
次高調波の1/4波長の線路長を有する2,3次高調波
吸収用薄膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構
成したので、ローパスフィルタにおいて、2,3次高調
波の帯域において入出力側から見かけ上50Ωの負荷と
なり、2,3次高調波の帯域におけるVSWRを改善で
き、減衰特性を設計通りに得ることができる効果があ
る。
【0051】請求項5記載の発明によれば、バンドパス
フィルタの入力側の主線路に平行に、入力される2次高
調波の1/4波長の線路長を有する2次高調波吸収用薄
膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構成したの
で、バンドパスフィルタにおいて、2次高調波の帯域に
おけるVSWRを改善でき、減衰特性を設計通りに得る
ことができる効果がある。
【0052】請求項6記載の発明によれば、バンドパス
フィルタの入力側の主線路に平行に、入力される2,3
次高調波の1/4波長の線路長を有する2,3次高調波
吸収用薄膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように構
成したので、バンドパスフィルタにおいて、2,3次高
調波の帯域におけるVSWRを改善でき、減衰特性を設
計通りに得ることができる効果がある。
【0053】請求項7記載の発明によれば、バンドパス
フィルタの入出力側の主線路に平行に、入力される2,
3次高調波の1/4波長の線路長を有する2,3次高調
波吸収用薄膜を設け、50Ω終端抵抗を接続するように
構成したので、バンドパスフィルタにおいて、2,3次
高調波の帯域において入出力側から見かけ上50Ωの負
荷となり、2,3次高調波の帯域におけるVSWRを改
善でき、減衰特性を設計通りに得ることができる効果が
ある。
【0054】請求項8記載の発明によれば、第1の誘電
体基板に第2の誘電体基板を対向配置するように構成し
たので、トリプレート線路吸収型高調波フィルタにおい
て、2,3次高調波の帯域におけるVSWRを改善で
き、減衰特性を設計通りに得ることができる効果があ
る。また、入力されるRFがパルスで高調波を含む広帯
域のスペクトラムを持つ場合、ストリップ線路の場合
は、伝搬特性に分散性を生じるため高次モードが発生し
フィルタに関係なく高調波成分が幾分か素通りしてしま
うのに対して、トリプレート線路の場合は、高次モード
が発生しない効果がある。
【0055】請求項9記載の発明によれば、2次高調波
吸収用薄膜および3次高調波吸収用薄膜のうち少なくと
も一方を主線路に対してテーパー状に設けるように構成
したので、吸収できる2,3次高調波の帯域を広げるこ
とができる効果がある。
【0056】請求項10記載の発明によれば、50Ω終
端抵抗を、50Ωのチップ抵抗と、短絡導体膜とにより
構成したので、小型化が図れる効果がある。
【0057】請求項11記載の発明によれば、50Ω終
端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗と、短絡導体膜とにより構
成したので、半田付け等の工程を削減できると共に、ト
リプレート線路において、第1の誘電体基板の上部を切
り欠く工程を削減でき、これら工程の削減により低コス
ト化が図れる効果がある。
【0058】請求項12記載の発明によれば、50Ω終
端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗、導体膜および第1のリボ
ンで構成し、2,3次高調波吸収用薄膜の短絡端と接地
導体板とを第2のリボンで接続するように構成したの
で、第1,第2のリボンで接続することにより、組立を
比較的容易にできる効果がある。
【0059】請求項13記載の発明によれば、50Ω終
端抵抗を、50Ωの薄膜抵抗、導体膜および第1のスル
ーホールで構成し、2,3次高調波吸収用薄膜の短絡端
と接地導体板とを第2のスルーホールで接続するように
構成したので、第1,第2のスルーホールで接続するこ
とにより、組立を極めて容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるストリップ線
路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるトリプレート
線路吸収型高調波フィルタを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8による吸収型高調波
フィルタを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態9による吸収型高調波
フィルタを示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態10による吸収型高
調波フィルタを示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態11による吸収型高
調波フィルタを示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態12による吸収型高
調波フィルタを示す斜視図である。
【図13】 従来のストリップ線路高調波フィルタを示
す構成図である。
【符号の説明】
1 誘電体基板(第1の誘電体基板)、1a 誘電体基
板(第2の誘電体基板)、2 RF用導体膜、2a,2
c,2e,8 共振線路、2b,2d 結合線路、2
f,2g 主線路、3 接地導体板(第1の接地導体
板)、3a 接地導体板(第2の接地導体板)、4 2
次高調波吸収用薄膜、5 50Ω終端抵抗、7 3次高
調波吸収用薄膜、9 容量性線路、10 チップ抵抗、
11 短絡導体膜、12 薄膜抵抗、13 導体膜、1
4 リボン(第1のリボン)、15リボン(第2のリボ
ン)、16 スルーホール(第1のスルーホール)、1
7スルーホール(第2のスルーホール)。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の誘電体基板の表面にローパスフィ
    ルタまたはバンドパスフィルタを形成したRF用導体膜
    と、上記ローパスフィルタまたはバンドパスフィルタの
    入力側または出力側の主線路にほぼ平行に設けられその
    ローパスフィルタまたはバンドパスフィルタに入力され
    るn次高調波(nは2以上の整数)の1/4波長の線路
    長を有するn次高調波吸収用薄膜と、そのn次高調波吸
    収用薄膜に接続された50Ω終端抵抗とを備えた吸収型
    高調波フィルタ。
  2. 【請求項2】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および結合線路から成るローパスフィルタを形成した
    RF用導体膜と、上記ローパスフィルタの入力側の主線
    路に平行に設けられそのローパスフィルタに入力される
    2次高調波の1/4波長の線路長を有する2次高調波吸
    収用薄膜と、その2次高調波吸収用薄膜に接続された5
    0Ω終端抵抗とを備えた吸収型高調波フィルタ。
  3. 【請求項3】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および結合線路から成るローパスフィルタを形成した
    RF用導体膜と、上記ローパスフィルタの入力側の主線
    路に平行に設けられそのローパスフィルタに入力される
    2次高調波の1/4波長の線路長を有する2次高調波吸
    収用薄膜と、上記ローパスフィルタの入力側の主線路の
    上記2次高調波吸収用薄膜に対向する片側に平行に設け
    られそのローパスフィルタに入力される3次高調波の1
    /4波長の線路長を有する3次高調波吸収用薄膜と、そ
    れら2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収用薄膜
    に接続された50Ω終端抵抗とを備えた吸収型高調波フ
    ィルタ。
  4. 【請求項4】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および結合線路から成るローパスフィルタを形成した
    RF用導体膜と、上記ローパスフィルタの入出力側の主
    線路にそれぞれ平行に設けられそのローパスフィルタに
    入力される2次高調波の1/4波長の線路長を有する2
    次高調波吸収用薄膜と、上記ローパスフィルタの入出力
    側の主線路の上記2次高調波吸収用薄膜に対向する片側
    にそれぞれ平行に設けられそのローパスフィルタに入力
    される3次高調波の1/4波長の線路長を有する3次高
    調波吸収用薄膜と、それら2次高調波吸収用薄膜および
    3次高調波吸収用薄膜に接続された50Ω終端抵抗とを
    備えた吸収型高調波フィルタ。
  5. 【請求項5】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および容量性線路から成るバンドパスフィルタを形成
    したRF用導体膜と、上記バンドパスフィルタの入力側
    の主線路に平行に設けられそのバンドパスフィルタに入
    力される2次高調波の1/4波長の線路長を有する2次
    高調波吸収用薄膜と、その2次高調波吸収用薄膜に接続
    された50Ω終端抵抗とを備えた吸収型高調波フィル
    タ。
  6. 【請求項6】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および容量性線路から成るバンドパスフィルタを形成
    したRF用導体膜と、上記バンドパスフィルタの入力側
    の主線路に平行に設けられそのバンドパスフィルタに入
    力される2次高調波の1/4波長の線路長を有する2次
    高調波吸収用薄膜と、上記バンドパスフィルタの入力側
    の主線路の上記2次高調波吸収用薄膜に対向する片側に
    平行に設けられそのバンドパスフィルタに入力される3
    次高調波の1/4波長の線路長を有する3次高調波吸収
    用薄膜と、それら2次高調波吸収用薄膜および3次高調
    波吸収用薄膜に接続された50Ω終端抵抗とを備えた吸
    収型高調波フィルタ。
  7. 【請求項7】 底面に第1の接地導体板を配置した第1
    の誘電体基板と、その第1の誘電体基板の表面に共振線
    路および容量性線路から成るバンドパスフィルタを形成
    したRF用導体膜と、上記バンドパスフィルタの入出力
    側の主線路にそれぞれ平行に設けられそのバンドパスフ
    ィルタに入力される2次高調波の1/4波長の線路長を
    有する2次高調波吸収用薄膜と、上記バンドパスフィル
    タの入出力側の主線路の上記2次高調波吸収用薄膜に対
    向する片側にそれぞれ平行に設けられそのバンドパスフ
    ィルタに入力される3次高調波の1/4波長の線路長を
    有する3次高調波吸収用薄膜と、それら2次高調波吸収
    用薄膜および3次高調波吸収用薄膜に接続された50Ω
    終端抵抗とを備えた吸収型高調波フィルタ。
  8. 【請求項8】 底面に第2の接地導体板を配置すると共
    に、第1の誘電体基板に対向配置された第2の誘電体基
    板を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7のう
    ちのいずれか1項記載の吸収型高調波フィルタ。
  9. 【請求項9】 2次高調波吸収用薄膜および3次高調波
    吸収用薄膜のうち少なくとも一方を主線路に対してテー
    パー状に設けたことを特徴とする請求項1から請求項8
    のうちのいずれか1項記載の吸収型高調波フィルタ。
  10. 【請求項10】 50Ω終端抵抗は、50Ωのチップ抵
    抗と、そのチップ抵抗と第1の接地導体板とを接続する
    短絡導体膜とにより構成されることを特徴とする請求項
    1から請求項9のうちのいずれか1項記載の吸収型高調
    波フィルタ。
  11. 【請求項11】 50Ω終端抵抗は、50Ωの薄膜抵抗
    と、その薄膜抵抗と第1の接地導体板とを接続する短絡
    導体膜とにより構成されることを特徴とする請求項1か
    ら請求項9のうちのいずれか1項記載の吸収型高調波フ
    ィルタ。
  12. 【請求項12】 50Ω終端抵抗は、50Ωの薄膜抵抗
    と、その薄膜抵抗に接続された導体膜と、その導体膜と
    第1の接地導体板とを接続する第1のリボンとにより構
    成され、2次高調波吸収用薄膜および3次高調波吸収用
    薄膜のうち少なくとも一方の短絡端と上記第1の接地導
    体板とを第2のリボンで接続することを特徴とする請求
    項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の吸収型高
    調波フィルタ。
  13. 【請求項13】 50Ω終端抵抗は、50Ωの薄膜抵抗
    と、その薄膜抵抗に接続された導体膜と、その導体膜と
    第1の接地導体板とを接続する第1のスルーホールとに
    より構成され、2次高調波吸収用薄膜および3次高調波
    吸収用薄膜のうち少なくとも一方の短絡端と上記第1の
    接地導体板とを第2のスルーホールで接続することを特
    徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記
    載の吸収型高調波フィルタ。
JP7500396A 1996-03-28 1996-03-28 吸収型高調波フィルタ Pending JPH09266401A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005521326A (ja) * 2002-03-18 2005-07-14 イーエムエス テクノロジーズ インコーポレイテッド 受動相互変調混信制御回路
JP2011176694A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 低域通過フィルタ
CN108696982A (zh) * 2017-04-12 2018-10-23 三菱重工机械系统株式会社 高次谐波吸收体及高频加速腔

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