JPH09266077A - 電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置 - Google Patents
電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置Info
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- JPH09266077A JPH09266077A JP8077716A JP7771696A JPH09266077A JP H09266077 A JPH09266077 A JP H09266077A JP 8077716 A JP8077716 A JP 8077716A JP 7771696 A JP7771696 A JP 7771696A JP H09266077 A JPH09266077 A JP H09266077A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の放電ランプの共通端子がインバータに
対して並列接続された放電灯点灯装置に、放電ランプ装
着検出有無機能を簡単且つ低コストに持たせることがで
きる。 【解決手段】 2個の放電ランプ検出回路12a、12
bを放電ランプ4a、4bの一方の電極側に並列に接続
し、いずれか一方、又は両方の放電ランプの装着無しを
検出すると、制御回路3を動作させて、トランジスタT
r1、Tr2から出力される高周波電圧のパワーを絞る
構成とすることにより、放電ランプ検出回路12a、1
2bを、放電ランプ4a、4bの接続結線を変えること
なく、簡単に取り付けることができる。これにより、放
電ランプ検出回路12a、12bを搭載した新型のイン
バータを旧型のインバータと取り替えるだけで、インバ
ータに放電ランプ4a、4bを並列接続した放電ランプ
点灯装置の仕様を簡単且つ低コストに放電ランプの装着
の有無を検出できる仕様に変更することができる。
対して並列接続された放電灯点灯装置に、放電ランプ装
着検出有無機能を簡単且つ低コストに持たせることがで
きる。 【解決手段】 2個の放電ランプ検出回路12a、12
bを放電ランプ4a、4bの一方の電極側に並列に接続
し、いずれか一方、又は両方の放電ランプの装着無しを
検出すると、制御回路3を動作させて、トランジスタT
r1、Tr2から出力される高周波電圧のパワーを絞る
構成とすることにより、放電ランプ検出回路12a、1
2bを、放電ランプ4a、4bの接続結線を変えること
なく、簡単に取り付けることができる。これにより、放
電ランプ検出回路12a、12bを搭載した新型のイン
バータを旧型のインバータと取り替えるだけで、インバ
ータに放電ランプ4a、4bを並列接続した放電ランプ
点灯装置の仕様を簡単且つ低コストに放電ランプの装着
の有無を検出できる仕様に変更することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷の有無を検出す
る機能を備えた電源装置と、放電ランプの装着の有無を
検出する機能を備えた放電ランプ点灯装置及びこの放電
ランプ点灯装置を組み込んだ照明装置に関する。
る機能を備えた電源装置と、放電ランプの装着の有無を
検出する機能を備えた放電ランプ点灯装置及びこの放電
ランプ点灯装置を組み込んだ照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の放電ランプ装着検出回路を
備えた放電ランプ点灯装置の構成例を示した回路図であ
る。商用電源1より供給される交流電圧は整流回路2に
より整流された後、トランジスタTr1、Tr2に印加
されると共に、起動回路6に印加され、起動回路6がト
ランジスタTr2をオンさせて、トランジスタTr1、
Tr2のスイッチングを開始する。
備えた放電ランプ点灯装置の構成例を示した回路図であ
る。商用電源1より供給される交流電圧は整流回路2に
より整流された後、トランジスタTr1、Tr2に印加
されると共に、起動回路6に印加され、起動回路6がト
ランジスタTr2をオンさせて、トランジスタTr1、
Tr2のスイッチングを開始する。
【0003】制御回路3はコンデンサC1の充電電圧に
より動作し、トランジスタTr1、Tr2のベース回路
の可変容量コンデンサC12、C13の容量を変化させ
て、放電ランプ4a、4bの状態に応じて、トランジス
タTr1、Tr2から出力される高周波電流の周波数を
変化させて、リンケージトランス11を介して放電ラン
プ4a、4bに供給する高周波電圧のパワー(電力)を
調整する。
より動作し、トランジスタTr1、Tr2のベース回路
の可変容量コンデンサC12、C13の容量を変化させ
て、放電ランプ4a、4bの状態に応じて、トランジス
タTr1、Tr2から出力される高周波電流の周波数を
変化させて、リンケージトランス11を介して放電ラン
プ4a、4bに供給する高周波電圧のパワー(電力)を
調整する。
【0004】トランジスタTr1、Tr2から出力され
た高周波電流はコンデンサC2、C3並びに可飽和トラ
ンスの1次側CT1及びリンケージトランス11の1次
コイルにより形成される1次側の共振回路を流れる。こ
れにより、リンケージトランス11の2次側コイルに高
電圧の高周波電圧が発生し、この高周波電圧が共通端子
を直列接続した2本の放電ランプ4a、4bに供給され
る。
た高周波電流はコンデンサC2、C3並びに可飽和トラ
ンスの1次側CT1及びリンケージトランス11の1次
コイルにより形成される1次側の共振回路を流れる。こ
れにより、リンケージトランス11の2次側コイルに高
電圧の高周波電圧が発生し、この高周波電圧が共通端子
を直列接続した2本の放電ランプ4a、4bに供給され
る。
【0005】7は放電ランプ4aの印加電圧である負荷
電圧を検出する負荷電圧検出回路である。負荷電圧は放
電ランプ4aが寿命末期などになると上昇する。負荷電
圧が高くなると、ダイオードD3、D4のカソード側に
発生する電圧が高くなり、C100に充電される。又、
R100はC100の放電経路としての役割を持つ。こ
の電圧を抵抗R6、R7により分圧した電圧によりサイ
リスタSをオンとして、フォトカプラの発光素子5aを
発光させる。この光をフォトカプラの受光素子5bが受
光してオンすると、制御回路3はトランジスタTr1、
Tr2のゲート回路の可変容量コンデンサC12、C1
3の容量を変化させてインピーダンスを高くし、トラン
ジスタTr1、Tr2から出力された高周波電流のパワ
ーを絞る。
電圧を検出する負荷電圧検出回路である。負荷電圧は放
電ランプ4aが寿命末期などになると上昇する。負荷電
圧が高くなると、ダイオードD3、D4のカソード側に
発生する電圧が高くなり、C100に充電される。又、
R100はC100の放電経路としての役割を持つ。こ
の電圧を抵抗R6、R7により分圧した電圧によりサイ
リスタSをオンとして、フォトカプラの発光素子5aを
発光させる。この光をフォトカプラの受光素子5bが受
光してオンすると、制御回路3はトランジスタTr1、
Tr2のゲート回路の可変容量コンデンサC12、C1
3の容量を変化させてインピーダンスを高くし、トラン
ジスタTr1、Tr2から出力された高周波電流のパワ
ーを絞る。
【0006】8は負荷電流検出回路で、放電ランプ4
a、4bのいずれか一方にしか電流が流れない不具合が
生じると、コンデンサC11に電荷がたまり、端子電圧
が上昇する。このため、この端子電圧の抵抗R4、R5
の分圧電圧をダイオードD1、D2で整流し、得られた
電圧を、抵抗6、R7により分圧した電圧によりサイリ
スタSをオンとして、フォトカプラの発光素子5aを発
光させ、以降は上記と同様に制御回路3を動作させて、
トランジスタTr1、Tr2から出力された高周波電流
のパワーを絞る。
a、4bのいずれか一方にしか電流が流れない不具合が
生じると、コンデンサC11に電荷がたまり、端子電圧
が上昇する。このため、この端子電圧の抵抗R4、R5
の分圧電圧をダイオードD1、D2で整流し、得られた
電圧を、抵抗6、R7により分圧した電圧によりサイリ
スタSをオンとして、フォトカプラの発光素子5aを発
光させ、以降は上記と同様に制御回路3を動作させて、
トランジスタTr1、Tr2から出力された高周波電流
のパワーを絞る。
【0007】ここで、放電ランプ4a、4bのいずれか
一方、又は両方を外した場合、放電ランプ装着検出回路
10のコンデンサC7にはD5、R8を通して流れる直
流電流が増加し、C7の両端の電圧が上昇する。この結
果、抵抗R9を通し、フォトカプラの発光素子9aを発
光させ、ラッチ回路9のフォトカプラの受光素子9bを
オンとする。これにより、フォトカプラの発光素子5a
を発光させて、制御回路3によりトランジスタTr1、
Tr2から出力された高周波電流のパワーを絞ると共
に、サイリスタSをリセットすることにより、放電ラン
プ4a、4bのいずれか一方又は両方が外れているのを
検出する。この外れているのが検出されている状態にお
いても、インバータの出力を絞って、故障などが発生し
ないようにしている。
一方、又は両方を外した場合、放電ランプ装着検出回路
10のコンデンサC7にはD5、R8を通して流れる直
流電流が増加し、C7の両端の電圧が上昇する。この結
果、抵抗R9を通し、フォトカプラの発光素子9aを発
光させ、ラッチ回路9のフォトカプラの受光素子9bを
オンとする。これにより、フォトカプラの発光素子5a
を発光させて、制御回路3によりトランジスタTr1、
Tr2から出力された高周波電流のパワーを絞ると共
に、サイリスタSをリセットすることにより、放電ラン
プ4a、4bのいずれか一方又は両方が外れているのを
検出する。この外れているのが検出されている状態にお
いても、インバータの出力を絞って、故障などが発生し
ないようにしている。
【0008】又、上記のように放電ランプ4a、4bの
いずれか一方、又は両方が外れている時に、両方の放電
ランプ4a、4bが装着された場合、D5、R8を通っ
ていた直流電流分は低インピーダンスのフィラメントを
通して流れるため、コンデンサC7両端電圧は低くな
る。これによりフォトカプラの発光素子9aの発光が止
まり、その時、サイリスタSはリセットされているた
め、フォトカプラの発光素子5aの発光が止まり、フォ
トカプラの発光素子5bがオフとなって、制御回路3は
通常の制御に復帰する。
いずれか一方、又は両方が外れている時に、両方の放電
ランプ4a、4bが装着された場合、D5、R8を通っ
ていた直流電流分は低インピーダンスのフィラメントを
通して流れるため、コンデンサC7両端電圧は低くな
る。これによりフォトカプラの発光素子9aの発光が止
まり、その時、サイリスタSはリセットされているた
め、フォトカプラの発光素子5aの発光が止まり、フォ
トカプラの発光素子5bがオフとなって、制御回路3は
通常の制御に復帰する。
【0009】ところで、上記した放電ランプ装着検出回
路10は、放電ランプ4a、4bの共通端子が直列に接
続された場合に適用されたもので、図2に示すように、
放電ランプ4a、4bの共通端子がインバータに対して
並列に接続された既存の放電ランプ点灯装置に、上記し
た放電ランプ装着検出回路10を備えた新型のインバー
タを製造時に取り付けようとした場合、放電ランプ4
a、4bの接続結線などを変えなければならず、簡単に
新型のインバータに代えられないという不具合があっ
た。又、工事済みの放電ランプ点灯装置についても、同
様の理由で既設のインバータを新型のインバータに単に
取り替えるだけでは済まず、放電ランプの結線等を変更
するなどの作業が必要で、手間及び取り換えにコストが
かかってしまうという不具合があった。
路10は、放電ランプ4a、4bの共通端子が直列に接
続された場合に適用されたもので、図2に示すように、
放電ランプ4a、4bの共通端子がインバータに対して
並列に接続された既存の放電ランプ点灯装置に、上記し
た放電ランプ装着検出回路10を備えた新型のインバー
タを製造時に取り付けようとした場合、放電ランプ4
a、4bの接続結線などを変えなければならず、簡単に
新型のインバータに代えられないという不具合があっ
た。又、工事済みの放電ランプ点灯装置についても、同
様の理由で既設のインバータを新型のインバータに単に
取り替えるだけでは済まず、放電ランプの結線等を変更
するなどの作業が必要で、手間及び取り換えにコストが
かかってしまうという不具合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の放
電ランプ装着検出回路を備えた放電ランプ点灯装置で
は、搭載している放電ランプ装着検出回路が、インバー
タに共通端子が直列接続された2個の放電ランプを有す
る装置に対応するものであるため、図2に示すような2
個の放電ランプ4a、4bがインバータに対し共通端子
から並列接続された既存の放電ランプ点灯装置に、この
放電ランプ装着検出回路をそのまま取り付けることがで
きず、特に放電ランプ装着検出回路を搭載している新型
のインバータのみを、製造時に、旧型のインバータに代
えて取り替えるというわけには行かず、その際に放電ラ
ンプ4a、4bなどの結線をいじらなければならなくな
り、手間及び取り替えにコストがかかるという不具合が
あった。又、同様の理由で、上記のように放電ランプ4
a、4bがインバータに対して並列接続された工事済み
の放電ランプ点灯装置に対して、旧型のインバータを新
型のインバータに単に取り替えるというようなことがで
きず、この場合も取り換えに手間及びコストがかかると
いう不具合があった。尚、同様に放電ランプ以外の負荷
に高周波電圧を供給する図1と同様の回路構成の電源装
置にも上記と同様な不具合があった。
電ランプ装着検出回路を備えた放電ランプ点灯装置で
は、搭載している放電ランプ装着検出回路が、インバー
タに共通端子が直列接続された2個の放電ランプを有す
る装置に対応するものであるため、図2に示すような2
個の放電ランプ4a、4bがインバータに対し共通端子
から並列接続された既存の放電ランプ点灯装置に、この
放電ランプ装着検出回路をそのまま取り付けることがで
きず、特に放電ランプ装着検出回路を搭載している新型
のインバータのみを、製造時に、旧型のインバータに代
えて取り替えるというわけには行かず、その際に放電ラ
ンプ4a、4bなどの結線をいじらなければならなくな
り、手間及び取り替えにコストがかかるという不具合が
あった。又、同様の理由で、上記のように放電ランプ4
a、4bがインバータに対して並列接続された工事済み
の放電ランプ点灯装置に対して、旧型のインバータを新
型のインバータに単に取り替えるというようなことがで
きず、この場合も取り換えに手間及びコストがかかると
いう不具合があった。尚、同様に放電ランプ以外の負荷
に高周波電圧を供給する図1と同様の回路構成の電源装
置にも上記と同様な不具合があった。
【0011】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、簡単且つ低コストに負荷の装
着有無検出ができ、インバータに対して共通端子が並列
接続された複数の負荷を有する電源装置と、簡単且つ低
コストに負荷の装着有無検出ができ、インバータに対し
て共通端子が並列接続された複数の放電ランプを有する
放電ランプ点灯装置及びこの放電ランプ点灯装置を組み
込んだ照明装置を提供することを目的としている。
るためになされたもので、簡単且つ低コストに負荷の装
着有無検出ができ、インバータに対して共通端子が並列
接続された複数の負荷を有する電源装置と、簡単且つ低
コストに負荷の装着有無検出ができ、インバータに対し
て共通端子が並列接続された複数の放電ランプを有する
放電ランプ点灯装置及びこの放電ランプ点灯装置を組み
込んだ照明装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電源と;1個若しくは複数個のスイッチング素子を有
し、直流電源の電圧を印加されるスイッチング回路と;
スイッチング回路のスイッチング素子を高周波でオン・
オフするスイッチング制御回路と;スイッチング素子の
オン・オフに基づく高周波電圧を出力して互いに直列的
に接続された複数個の負荷を付勢すると共に、負荷が取
り外された場合も開閉回路を形成する出力回路と;複数
個の負荷の装着の有無を各負荷の非共通接続側の電位の
変化から検出する装着検出回路と;を具備している。
電源と;1個若しくは複数個のスイッチング素子を有
し、直流電源の電圧を印加されるスイッチング回路と;
スイッチング回路のスイッチング素子を高周波でオン・
オフするスイッチング制御回路と;スイッチング素子の
オン・オフに基づく高周波電圧を出力して互いに直列的
に接続された複数個の負荷を付勢すると共に、負荷が取
り外された場合も開閉回路を形成する出力回路と;複数
個の負荷の装着の有無を各負荷の非共通接続側の電位の
変化から検出する装着検出回路と;を具備している。
【0013】このような構成により、装着検出回路は、
負荷に対応して負荷の一方の端子側に接続されて、負荷
の一方の端子側の電位を入力し、負荷の着脱により一方
の端子側の電位が変化すると、この電位変化を捕らえ
て、負荷の装着の有無を検出する。従って、負荷と出力
回路の配線の結線関係を変えずに装着検出回路は出力回
路に接続されて、負荷の装着の有無を検出する機能を発
揮する。
負荷に対応して負荷の一方の端子側に接続されて、負荷
の一方の端子側の電位を入力し、負荷の着脱により一方
の端子側の電位が変化すると、この電位変化を捕らえ
て、負荷の装着の有無を検出する。従って、負荷と出力
回路の配線の結線関係を変えずに装着検出回路は出力回
路に接続されて、負荷の装着の有無を検出する機能を発
揮する。
【0014】請求項2の発明は、装着検出回路の検出結
果によって、スイッチング素子のオンデューテイを変え
て前記高周波電圧の電力を変化させる制御回路を具備し
ている。
果によって、スイッチング素子のオンデューテイを変え
て前記高周波電圧の電力を変化させる制御回路を具備し
ている。
【0015】このような構成により、制御回路は装着検
出回路が負荷の無装着を検出すると、スイッチング素子
のオンデューテイを変えて前記高周波電圧の電力を絞
る。
出回路が負荷の無装着を検出すると、スイッチング素子
のオンデューテイを変えて前記高周波電圧の電力を絞
る。
【0016】請求項3の発明は、各負荷の印加電圧を検
出する負荷電圧検出回路と;各負荷に流れる電流の異常
を検出する負荷電流検出回路と;を具備し、制御回路は
これら負荷電圧検出回路や負荷電流検出回路の検出動作
を入力して、スイッチング素子のオンデューテイを変化
させる。
出する負荷電圧検出回路と;各負荷に流れる電流の異常
を検出する負荷電流検出回路と;を具備し、制御回路は
これら負荷電圧検出回路や負荷電流検出回路の検出動作
を入力して、スイッチング素子のオンデューテイを変化
させる。
【0017】このような構成により、負荷にかかる異常
電圧や負荷に流れる異常電流を検出して、スイッチング
素子から出力される前記高周波電圧の電力を絞る制御回
路を装着検出回路が負荷の無装着を検出した場合に前記
高周波電圧の電力を絞る制御回路と兼用している。
電圧や負荷に流れる異常電流を検出して、スイッチング
素子から出力される前記高周波電圧の電力を絞る制御回
路を装着検出回路が負荷の無装着を検出した場合に前記
高周波電圧の電力を絞る制御回路と兼用している。
【0018】請求項4の発明は、直流電源と;1個若し
くは複数個のスイッチング素子を有し、直流電源の電圧
を印加されるスイッチング回路と;スイッチング回路の
スイッチング素子を高周波でオン・オフするスイッチン
グ制御回路と;スイッチング素子のオン・オフに基づく
高周波電圧を出力して共通端子が互いに並列接続された
複数個の放電ランプを付勢すると共に、負荷が取り外さ
れた場合も開閉回路を形成する出力回路と;複数個の放
電ランプの装着の有無を各放電ランプの非共通接続側の
電位の変化から検出する装着検出回路と;を具備してい
る。
くは複数個のスイッチング素子を有し、直流電源の電圧
を印加されるスイッチング回路と;スイッチング回路の
スイッチング素子を高周波でオン・オフするスイッチン
グ制御回路と;スイッチング素子のオン・オフに基づく
高周波電圧を出力して共通端子が互いに並列接続された
複数個の放電ランプを付勢すると共に、負荷が取り外さ
れた場合も開閉回路を形成する出力回路と;複数個の放
電ランプの装着の有無を各放電ランプの非共通接続側の
電位の変化から検出する装着検出回路と;を具備してい
る。
【0019】このような構成により、装着検出回路は、
各放電ランプに対応して各放電ランプの一方の電極側に
並列接続されて、各放電ランプの一方の電極側の電位を
入力し、放電ランプの着脱により一方の電極側の電位が
変化すると、この電位変化を捕らえて、放電ランプの装
着の有無を検出する。従って、放電ランプと出力回路の
配線の結線関係を変えずに装着検出回路は出力回路に接
続されて、放電ランプの装着の有無を検出する機能を発
揮する。
各放電ランプに対応して各放電ランプの一方の電極側に
並列接続されて、各放電ランプの一方の電極側の電位を
入力し、放電ランプの着脱により一方の電極側の電位が
変化すると、この電位変化を捕らえて、放電ランプの装
着の有無を検出する。従って、放電ランプと出力回路の
配線の結線関係を変えずに装着検出回路は出力回路に接
続されて、放電ランプの装着の有無を検出する機能を発
揮する。
【0020】請求項5の発明は、装着検出回路の検出結
果によって、スイッチング素子のオンデューテイを変え
て前記高周波電圧の電力を変化させる制御回路を具備し
ている。
果によって、スイッチング素子のオンデューテイを変え
て前記高周波電圧の電力を変化させる制御回路を具備し
ている。
【0021】このような構成により、制御回路は装着検
出回路が放電ランプの無装着を検出すると、スイッチン
グ素子のオンデューテイを変えて前記高周波電圧の電力
を絞る。
出回路が放電ランプの無装着を検出すると、スイッチン
グ素子のオンデューテイを変えて前記高周波電圧の電力
を絞る。
【0022】請求項6の発明は、各放電ランプの印加電
圧を検出する負荷電圧検出回路と;各放電ランプに流れ
る電流の異常を検出する負荷電流検出回路と;を具備
し、制御回路はこれら負荷電圧検出回路や負荷電流検出
回路の検出動作を入力して、スイッチング素子のオンデ
ューテイを変化させる。
圧を検出する負荷電圧検出回路と;各放電ランプに流れ
る電流の異常を検出する負荷電流検出回路と;を具備
し、制御回路はこれら負荷電圧検出回路や負荷電流検出
回路の検出動作を入力して、スイッチング素子のオンデ
ューテイを変化させる。
【0023】このような構成により、放電ランプにかか
る異常電圧や放電ランプに流れる異常電流を検出して、
スイッチング素子から出力される前記高周波電圧の電力
を絞る制御回路を装着検出回路が放電ランプの無装着を
検出した場合に前記高周波電圧の電力を絞る制御回路と
兼用している。
る異常電圧や放電ランプに流れる異常電流を検出して、
スイッチング素子から出力される前記高周波電圧の電力
を絞る制御回路を装着検出回路が放電ランプの無装着を
検出した場合に前記高周波電圧の電力を絞る制御回路と
兼用している。
【0024】請求項7の発明は、請求項4乃至6いずれ
か1記載の放電ランプ点灯装置と;放電ランプ点灯装置
の出力回路から供給される高周波電圧を印加され、出力
回路と並列接続された複数の放電ランプと;を具備して
いる。
か1記載の放電ランプ点灯装置と;放電ランプ点灯装置
の出力回路から供給される高周波電圧を印加され、出力
回路と並列接続された複数の放電ランプと;を具備して
いる。
【0025】このような構成により、請求項4乃至6記
載の放電ランプ点灯装置は放電ランプに高周波電流を供
給してこれを点灯する。
載の放電ランプ点灯装置は放電ランプに高周波電流を供
給してこれを点灯する。
【0026】請求項8の発明は、請求項7記載の放電ラ
ンプ点灯装置と;この放電ランプ点灯装置を組み込んだ
照明装置と;を具備している。
ンプ点灯装置と;この放電ランプ点灯装置を組み込んだ
照明装置と;を具備している。
【0027】このような構成により、照明装置本体に組
み込まれた放電ランプ点灯装置が点灯する。
み込まれた放電ランプ点灯装置が点灯する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図3は本発明の放電ランプ点灯装
置の一実施の形態を示した回路図である。1は交流電圧
を供給する商用電源、2は交流電圧を整流する整流回
路、3はトランジスタTr1、Tr2のベース回路のイ
ンピーダンスを変化させて、トランジスタTr1、Tr
2から出力される高周波電流のパワーを制御する制御回
路、4a、4bは蛍光灯などの放電ランプで、これらラ
ンプの共通端子がリンケージトランス11の2次側に並
列接続されている。5bはフォトカプラの受光素子で、
この受光素子がオンすることにより、制御回路3にパワ
ーを絞る動作をさせる。6はトランジスタTr2を起動
する起動回路、9は放電ランプ装着検出回路12a、1
2bの検出動作を保持して制御回路3に知らせるラッチ
回路、11は1次側のトランジスタTr1、Tr2によ
り発生された高周波電圧を昇圧して2次側の放電ランプ
4a、4bに供給するリンケージトランス、12aは放
電ランプ4aの装着の有無を検出する放電ランプ装着検
出回路、12bは放電ランプ4bの装着の有無を検出す
る放電ランプ装着検出回路である。
を参照して説明する。図3は本発明の放電ランプ点灯装
置の一実施の形態を示した回路図である。1は交流電圧
を供給する商用電源、2は交流電圧を整流する整流回
路、3はトランジスタTr1、Tr2のベース回路のイ
ンピーダンスを変化させて、トランジスタTr1、Tr
2から出力される高周波電流のパワーを制御する制御回
路、4a、4bは蛍光灯などの放電ランプで、これらラ
ンプの共通端子がリンケージトランス11の2次側に並
列接続されている。5bはフォトカプラの受光素子で、
この受光素子がオンすることにより、制御回路3にパワ
ーを絞る動作をさせる。6はトランジスタTr2を起動
する起動回路、9は放電ランプ装着検出回路12a、1
2bの検出動作を保持して制御回路3に知らせるラッチ
回路、11は1次側のトランジスタTr1、Tr2によ
り発生された高周波電圧を昇圧して2次側の放電ランプ
4a、4bに供給するリンケージトランス、12aは放
電ランプ4aの装着の有無を検出する放電ランプ装着検
出回路、12bは放電ランプ4bの装着の有無を検出す
る放電ランプ装着検出回路である。
【0029】但し、整流回路2は直流電源を構成し、ト
ランジスタTr1、Tr2はスイッチング回路を構成
し、抵抗R2、R3、可変容量コンデンサC12、C1
3、可飽和トランスCT1、CT2はスイッチング制御
回路を構成し、放電ランプ装着検出回路12a、12b
は装着検出回路を構成する。尚、放電ランプ4a、4b
を一般の負荷とした場合、図3は電源装置を構成する。
ランジスタTr1、Tr2はスイッチング回路を構成
し、抵抗R2、R3、可変容量コンデンサC12、C1
3、可飽和トランスCT1、CT2はスイッチング制御
回路を構成し、放電ランプ装着検出回路12a、12b
は装着検出回路を構成する。尚、放電ランプ4a、4b
を一般の負荷とした場合、図3は電源装置を構成する。
【0030】C1は制御回路3の動作用電源を充電する
コンデンサ、C2、C3はリンケージトランス11の1
次側の共振回路を構成するコンデンサ、C6、C14は
リンケージトランス11の2次側の共振回路を構成する
コンデンサ、C12、C13はトランジスタTr1、T
r2のベース回路のインピーダンスを調整する可変容量
コンデンサ、CT1はトランジスタTr1、Tr2のス
イッチングを制御する可飽和トランスの1次側、CT2
はトランジスタTr1、Tr2のスイッチングを制御す
る可飽和トランスの2次側、R1はコンデンサC1へ充
電電流を流す抵抗、R2、R3はトランジスタTr1、
Tr2のベース回路を構成する抵抗である。
コンデンサ、C2、C3はリンケージトランス11の1
次側の共振回路を構成するコンデンサ、C6、C14は
リンケージトランス11の2次側の共振回路を構成する
コンデンサ、C12、C13はトランジスタTr1、T
r2のベース回路のインピーダンスを調整する可変容量
コンデンサ、CT1はトランジスタTr1、Tr2のス
イッチングを制御する可飽和トランスの1次側、CT2
はトランジスタTr1、Tr2のスイッチングを制御す
る可飽和トランスの2次側、R1はコンデンサC1へ充
電電流を流す抵抗、R2、R3はトランジスタTr1、
Tr2のベース回路を構成する抵抗である。
【0031】ここで、放電ランプ装着検出回路12aは
フォトカプラの発光素子13a1、電流制限用抵抗R1
0、R11、R12、整流用ダイオードD6及びコンデ
ンサC15により構成されている。放電ランプ装着検出
回路12bはフォトカプラの発光素子13a2、電流制
限用抵抗R10、R11、R12、整流用ダイオードD
6及びコンデンサC15により構成されている。又、ラ
ッチ回路9はサイリスタS、抵抗R6、コンデンサC1
6、フォトカプラの受光素子13b1、13b2及びフ
ォトカプラの発光素子5aを有している。
フォトカプラの発光素子13a1、電流制限用抵抗R1
0、R11、R12、整流用ダイオードD6及びコンデ
ンサC15により構成されている。放電ランプ装着検出
回路12bはフォトカプラの発光素子13a2、電流制
限用抵抗R10、R11、R12、整流用ダイオードD
6及びコンデンサC15により構成されている。又、ラ
ッチ回路9はサイリスタS、抵抗R6、コンデンサC1
6、フォトカプラの受光素子13b1、13b2及びフ
ォトカプラの発光素子5aを有している。
【0032】次に本実施の形態の動作について説明す
る。トランジスタTr1、Tr2がスイッチングするこ
とにより、リンケージトランス11の1次側に高周波電
流が流れ、リンケージトランス11の2次側に高圧の高
周波電圧が誘起されて、これが共通端子が並列接続され
ている放電ランプ4a、4bに印加されて、これら放電
ランプ4a、4bを点灯する。制御回路3は放電ランプ
4a、4bを点灯させる過程の予熱モード、高電圧発生
モード及び点灯モードに応じて、トランジスタTr1、
Tr2のベース回路の可変容量コンデンサC12、C1
3を変えて可飽和トランスCT1のリセット量を変化さ
せ、これによってトランジスタTr1、Tr2のスイッ
チング周波数を変えることにより、放電ランプ4a、4
bに供給する高周波電圧のパワーを変える制御を行う。
る。トランジスタTr1、Tr2がスイッチングするこ
とにより、リンケージトランス11の1次側に高周波電
流が流れ、リンケージトランス11の2次側に高圧の高
周波電圧が誘起されて、これが共通端子が並列接続され
ている放電ランプ4a、4bに印加されて、これら放電
ランプ4a、4bを点灯する。制御回路3は放電ランプ
4a、4bを点灯させる過程の予熱モード、高電圧発生
モード及び点灯モードに応じて、トランジスタTr1、
Tr2のベース回路の可変容量コンデンサC12、C1
3を変えて可飽和トランスCT1のリセット量を変化さ
せ、これによってトランジスタTr1、Tr2のスイッ
チング周波数を変えることにより、放電ランプ4a、4
bに供給する高周波電圧のパワーを変える制御を行う。
【0033】ここで、例えば放電ランプ4aが取り外さ
れると、低インピーダンスのフィラメントが外れたため
C14a間には、放電ランプ装着検出回路12のD6、
R12を通して高いレベルの直流電圧が発生するため、
この直流電圧が抵抗R11、抵抗R10を介してフォト
カプラ13a1に印加されて、このフォトカプラ13a
1を発光させる。この光をラッチ回路9のフォトカプラ
の受光素子13b1が受光してオンするため、サイリス
タSをリセットすると共に、フォトカプラの発光素子5
aに電流を流して、この発光素子5aを発光させる。こ
の光を、制御回路3に接続されているフォトカプラの受
光素子5bが受光してオンするため、制御回路3はトラ
ンジスタTr1、Tr2のスイッチング周波数を高くし
て、これらトランジスタTr1、Tr2から出力される
高周波電流のパワーを絞る。
れると、低インピーダンスのフィラメントが外れたため
C14a間には、放電ランプ装着検出回路12のD6、
R12を通して高いレベルの直流電圧が発生するため、
この直流電圧が抵抗R11、抵抗R10を介してフォト
カプラ13a1に印加されて、このフォトカプラ13a
1を発光させる。この光をラッチ回路9のフォトカプラ
の受光素子13b1が受光してオンするため、サイリス
タSをリセットすると共に、フォトカプラの発光素子5
aに電流を流して、この発光素子5aを発光させる。こ
の光を、制御回路3に接続されているフォトカプラの受
光素子5bが受光してオンするため、制御回路3はトラ
ンジスタTr1、Tr2のスイッチング周波数を高くし
て、これらトランジスタTr1、Tr2から出力される
高周波電流のパワーを絞る。
【0034】又、放電ランプ4bが取り外された場合
は、放電ランプ装着検出回路12bのフォトカプラの発
光素子13a2が発光して、ラッチ回路9のフォトカプ
ラの受光素子13b2をオンさせて、フォトカプラの発
光素子5aを発光させて、上記と同様に制御回路3を動
作させて、トランジスタTr1、Tr2から出力される
高周波電流のパワーを絞る。更に、放電ランプ4a、4
bの両方が取り外された場合は、放電ランプ装着検出回
路12a、12bのフォトカプラの発光素子13a1、
13a2が発光して、ラッチ回路9のフォトカプラの受
光素子13b1、13b2がオンして、フォトカプラの
発光素子5aを発光させて、上記と同様に制御回路3を
動作させて、トランジスタTr1、Tr2から出力され
る高周波電流のパワーを絞る。
は、放電ランプ装着検出回路12bのフォトカプラの発
光素子13a2が発光して、ラッチ回路9のフォトカプ
ラの受光素子13b2をオンさせて、フォトカプラの発
光素子5aを発光させて、上記と同様に制御回路3を動
作させて、トランジスタTr1、Tr2から出力される
高周波電流のパワーを絞る。更に、放電ランプ4a、4
bの両方が取り外された場合は、放電ランプ装着検出回
路12a、12bのフォトカプラの発光素子13a1、
13a2が発光して、ラッチ回路9のフォトカプラの受
光素子13b1、13b2がオンして、フォトカプラの
発光素子5aを発光させて、上記と同様に制御回路3を
動作させて、トランジスタTr1、Tr2から出力され
る高周波電流のパワーを絞る。
【0035】尚、放電ランプ4a、4bが装着された場
合には、放電ランプ装着検出回路12a又は12bのC
14a又はC14bの両端に発生する高レベルの直流電
圧がなくなり、低レベルの交流電圧となるため、フォト
カプラの発光素子13a1、13a2の発光が止まり、
この時サイリスタSはリセットされているため、ラッチ
回路9のフォトカプラの受光素子13b1、13b2が
オフして、フォトカプラの発光素子5aの発光を停止さ
せるため、制御回路3は通常の制御動作に復帰する。
合には、放電ランプ装着検出回路12a又は12bのC
14a又はC14bの両端に発生する高レベルの直流電
圧がなくなり、低レベルの交流電圧となるため、フォト
カプラの発光素子13a1、13a2の発光が止まり、
この時サイリスタSはリセットされているため、ラッチ
回路9のフォトカプラの受光素子13b1、13b2が
オフして、フォトカプラの発光素子5aの発光を停止さ
せるため、制御回路3は通常の制御動作に復帰する。
【0036】本実施の形態によれば、リンケージトラン
ス11の2次側、即ち共通端子がインバータに並列接続
された放電ランプ4a又は4bの装着の有無を検出する
ために、2個の放電ランプ装着検出回路12a、12b
を放電ランプ4a、4bの一方の電極の両側に図のよう
に接続して設けた構成により、放電ランプ装着検出回路
12a、12bを取り付けるに際して、放電ランプ4
a、4bの結線などを全く変える必要がなく、前記取り
付けに手間及びコストがかかることがないので、共通端
子がインバータに対して並列に接続された放電ランプ4
a、4bを有する形式の放電ランプ点灯装置を容易且つ
低コストで放電ランプ装着の有無を検出できる仕様にす
ることができる。
ス11の2次側、即ち共通端子がインバータに並列接続
された放電ランプ4a又は4bの装着の有無を検出する
ために、2個の放電ランプ装着検出回路12a、12b
を放電ランプ4a、4bの一方の電極の両側に図のよう
に接続して設けた構成により、放電ランプ装着検出回路
12a、12bを取り付けるに際して、放電ランプ4
a、4bの結線などを全く変える必要がなく、前記取り
付けに手間及びコストがかかることがないので、共通端
子がインバータに対して並列に接続された放電ランプ4
a、4bを有する形式の放電ランプ点灯装置を容易且つ
低コストで放電ランプ装着の有無を検出できる仕様にす
ることができる。
【0037】特に放電ランプ装着検出回路12a、12
bをインバータ側に一体として搭載した新型のインバー
タを用いる場合には、この新型のインバータを旧型のイ
ンバータと交換するだけで、放電ランプ4a、4bの共
通端子を並列接続する形式の放電ランプ点灯装置を放電
ランプ装着の有無が検出できる仕様に容易且つ低コスト
にバージョンアップすることができる。従って、放電ラ
ンプ4a、4bを並列接続する形式の放電ランプ点灯装
置の製造ラインにて、旧型のインバータに代えて、新型
のインバータを取り付けるだけで、放電ランプの装着の
有無を検出できる新仕様の放電ランプ点灯装置を容易且
つ安価に製造することができる。又、同様の理由で、既
に工事済みの放電ランプ4a、4bを並列接続した旧型
の放電ランプ点灯装置を放電ランプの装着の有無を検出
できる仕様にしたい場合にも、旧型のインバータを上記
した新型のインバータに単に交換するだけでよいため、
容易且つ安価に新仕様とすることができる。
bをインバータ側に一体として搭載した新型のインバー
タを用いる場合には、この新型のインバータを旧型のイ
ンバータと交換するだけで、放電ランプ4a、4bの共
通端子を並列接続する形式の放電ランプ点灯装置を放電
ランプ装着の有無が検出できる仕様に容易且つ低コスト
にバージョンアップすることができる。従って、放電ラ
ンプ4a、4bを並列接続する形式の放電ランプ点灯装
置の製造ラインにて、旧型のインバータに代えて、新型
のインバータを取り付けるだけで、放電ランプの装着の
有無を検出できる新仕様の放電ランプ点灯装置を容易且
つ安価に製造することができる。又、同様の理由で、既
に工事済みの放電ランプ4a、4bを並列接続した旧型
の放電ランプ点灯装置を放電ランプの装着の有無を検出
できる仕様にしたい場合にも、旧型のインバータを上記
した新型のインバータに単に交換するだけでよいため、
容易且つ安価に新仕様とすることができる。
【0038】尚、上記した放電ランプ装着検出回路12
a、12bの構成は、放電ランプ4a、4bの装着の有
無による一方の電極間の電位変化を検出して、フォトカ
プラの発光素子13a1、13a2を点灯させる回路で
あれば、どのような構成にても同様の効果がある。
a、12bの構成は、放電ランプ4a、4bの装着の有
無による一方の電極間の電位変化を検出して、フォトカ
プラの発光素子13a1、13a2を点灯させる回路で
あれば、どのような構成にても同様の効果がある。
【0039】図4は本発明の放電ランプ点灯装置の第2
の実施の形態を示した回路図である。本例も、2個の放
電ランプ装着検出回路12a、12bをインバータに共
通端子を並列接続した放電ランプ4a、4bの一方の電
極側に図のように並列接続して、放電ランプ4aの装着
の有無を放電ランプ装着検出回路12aで検出し、放電
ランプ4bの装着の有無を放電ランプ装着検出回路12
bで検出する構成としている。放電ランプ4a、4bが
装着されてない場合、放電ランプ装着検出回路12a、
12bでこれを検出して、制御回路3によりトランジス
タTr1、Tr2から出力される高周波電圧のパワーを
絞る構成のため、図3に示した第2の実施の形態と同様
の効果がある。
の実施の形態を示した回路図である。本例も、2個の放
電ランプ装着検出回路12a、12bをインバータに共
通端子を並列接続した放電ランプ4a、4bの一方の電
極側に図のように並列接続して、放電ランプ4aの装着
の有無を放電ランプ装着検出回路12aで検出し、放電
ランプ4bの装着の有無を放電ランプ装着検出回路12
bで検出する構成としている。放電ランプ4a、4bが
装着されてない場合、放電ランプ装着検出回路12a、
12bでこれを検出して、制御回路3によりトランジス
タTr1、Tr2から出力される高周波電圧のパワーを
絞る構成のため、図3に示した第2の実施の形態と同様
の効果がある。
【0040】更に、本例では、負荷電圧検出回路7によ
り放電ランプ4a、4bの印加電圧を検出して、いずれ
かのランプ又は両ランプの端子電圧が上昇した場合には
制御回路3を動作させてトランジスタTr1、Tr2か
ら出力される高周波電圧のパワーを絞ることができる。
又、負荷電流検出回路8a、8bにより流れる放電ラン
プ4a、4bを流れる電流の異常を検出し、異常がある
と、制御回路3を動作させてトランジスタTr1、Tr
2から出力される高周波電流のパワーを絞ることができ
る。これにより、制御回路3を上記した装置を安全サイ
ドに持って行く全ての安全機能に兼用とすることがで
き、装置を安価に構成することができる。
り放電ランプ4a、4bの印加電圧を検出して、いずれ
かのランプ又は両ランプの端子電圧が上昇した場合には
制御回路3を動作させてトランジスタTr1、Tr2か
ら出力される高周波電圧のパワーを絞ることができる。
又、負荷電流検出回路8a、8bにより流れる放電ラン
プ4a、4bを流れる電流の異常を検出し、異常がある
と、制御回路3を動作させてトランジスタTr1、Tr
2から出力される高周波電流のパワーを絞ることができ
る。これにより、制御回路3を上記した装置を安全サイ
ドに持って行く全ての安全機能に兼用とすることがで
き、装置を安価に構成することができる。
【0041】図5は本発明の照明装置の一実施の形態を
示した斜視図である。51は照明装置本体で、この照明
装置本体51に放電ランプの一種である蛍光灯52、5
3が装着されている。この蛍光灯52、53は図3又は
図4に示した放電ランプ点灯装置により点灯され、この
放電ランプ点灯装置は照明器具本体51内に内蔵されて
いる。内蔵されている放電ランプ点灯装置は、放電ラン
プ装着検出回路を有し、蛍光灯52、53のいずれか一
方、又は両方の装着無しを検出して、放電ランプ点灯装
置の出力を絞ることができる。しかも、蛍光灯52、5
3の共通端子が放電ランプ点灯装置の出力回路に並列接
続されている装置での場合、この装置に搭載されている
旧型のインバータを放電ランプ装着検出回路を有する新
型のインバータに交換するだけで、放電ランプ装着の有
無を検出できる仕様に簡単且つ低コストでグレードアッ
プできる。
示した斜視図である。51は照明装置本体で、この照明
装置本体51に放電ランプの一種である蛍光灯52、5
3が装着されている。この蛍光灯52、53は図3又は
図4に示した放電ランプ点灯装置により点灯され、この
放電ランプ点灯装置は照明器具本体51内に内蔵されて
いる。内蔵されている放電ランプ点灯装置は、放電ラン
プ装着検出回路を有し、蛍光灯52、53のいずれか一
方、又は両方の装着無しを検出して、放電ランプ点灯装
置の出力を絞ることができる。しかも、蛍光灯52、5
3の共通端子が放電ランプ点灯装置の出力回路に並列接
続されている装置での場合、この装置に搭載されている
旧型のインバータを放電ランプ装着検出回路を有する新
型のインバータに交換するだけで、放電ランプ装着の有
無を検出できる仕様に簡単且つ低コストでグレードアッ
プできる。
【0042】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1記載の発明に
よれば、インバータに対して並列接続された複数の負荷
を有する電源装置を簡単且つ低コストに負荷の装着有無
検出できる仕様とすることができる。
よれば、インバータに対して並列接続された複数の負荷
を有する電源装置を簡単且つ低コストに負荷の装着有無
検出できる仕様とすることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、負荷が装着
されていない場合は、負荷に供給する高周波電力を絞っ
て、無負荷による装置の不具合の発生を防止することが
できる。
されていない場合は、負荷に供給する高周波電力を絞っ
て、無負荷による装置の不具合の発生を防止することが
できる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、負荷に供給
する高周波電力を絞る制御回路を他の安全回路のそれと
共有して、装置を安価にすることができる。
する高周波電力を絞る制御回路を他の安全回路のそれと
共有して、装置を安価にすることができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、インバータ
に対して並列接続された複数の放電ランプを有する放電
ランプ点灯装置を簡単且つ低コストに放電ランプの装着
有無検出できる仕様とすることができる。
に対して並列接続された複数の放電ランプを有する放電
ランプ点灯装置を簡単且つ低コストに放電ランプの装着
有無検出できる仕様とすることができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、放電ランプ
が装着されていない場合は、放電ランプに供給する高周
波電力を絞って、無負荷による装置の不具合の発生を防
止することができる。
が装着されていない場合は、放電ランプに供給する高周
波電力を絞って、無負荷による装置の不具合の発生を防
止することができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、放電ランプ
に供給する高周波電力を絞る制御回路を他の安全回路の
それと共有して、装置を安価にすることができる。
に供給する高周波電力を絞る制御回路を他の安全回路の
それと共有して、装置を安価にすることができる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、複数の放電
ランプの共通端子がインバータに対して並列接続された
放電ランプ点灯装置に簡単且つ低コストで放電ランプの
装着有無検出機能を持たせることができる。
ランプの共通端子がインバータに対して並列接続された
放電ランプ点灯装置に簡単且つ低コストで放電ランプの
装着有無検出機能を持たせることができる。
【0049】請求項8記載の発明によれば、放電ランプ
の装着有無検出機能を持った照明装置を簡単且つ安価に
作ることができる。
の装着有無検出機能を持った照明装置を簡単且つ安価に
作ることができる。
【図1】従来の放電ランプ装着検出機能を有する放電ラ
ンプ点灯装置の構成例を示した回路図。
ンプ点灯装置の構成例を示した回路図。
【図2】従来の放電ランプ点灯装置の放電ランプの接続
結線例を示した回路図。
結線例を示した回路図。
【図3】本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施の形
態を示した回路図。
態を示した回路図。
【図4】本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施の形
態を示した回路図。
態を示した回路図。
【図5】本発明の放電ランプ点灯装置を組み込んだ照明
装置の一実施の形態を示した斜視図。
装置の一実施の形態を示した斜視図。
1…商用電源 2…整流回路 3…制御回路 4a、4b…放電ランプ 5a、5b、13b1、13b2…フォトカプラの受光
素子 6…起動回路 7…負荷電圧検出回路 8、8a、8b…負荷電流検出回路 9…ラッチ回路 11…リンケージトランス 12a、12b…放電ランプ装着検出回路 13a1、13a2…フォトカプラの発光素子 51…照明装置本体 52、53…蛍光灯 C1、C2、C3、C6、C7、C8、C9、C10、
C12、C13、C14、C15…コンデンサ CT…可飽和トランス D6…ダイオード R1、R2、R6、R10、R11、R12…抵抗 S…サイリスタ Tr1、Tr2…トランジスタ
素子 6…起動回路 7…負荷電圧検出回路 8、8a、8b…負荷電流検出回路 9…ラッチ回路 11…リンケージトランス 12a、12b…放電ランプ装着検出回路 13a1、13a2…フォトカプラの発光素子 51…照明装置本体 52、53…蛍光灯 C1、C2、C3、C6、C7、C8、C9、C10、
C12、C13、C14、C15…コンデンサ CT…可飽和トランス D6…ダイオード R1、R2、R6、R10、R11、R12…抵抗 S…サイリスタ Tr1、Tr2…トランジスタ
Claims (8)
- 【請求項1】 直流電源と;1個若しくは複数個のスイ
ッチング素子を有し、直流電源の電圧を印加されるスイ
ッチング回路と;スイッチング回路のスイッチング素子
を高周波でオン・オフするスイッチング制御回路と;ス
イッチング素子のオン・オフに基づく高周波電圧を出力
して互いに直列的に接続された複数個の負荷を付勢する
と共に、負荷が取り外された場合も開閉回路を形成する
出力回路と;複数個の負荷の装着の有無を各負荷の非共
通接続側の電位の変化から検出する装着検出回路と;を
具備したことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 装着検出回路の検出結果によって、スイ
ッチング素子のオンデューテイを変えて前記高周波電圧
の電力を変化させる制御回路を具備したことを特徴とす
る請求項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 各負荷の印加電圧を検出する負荷電圧検
出回路と;各負荷に流れる電流の異常を検出する負荷電
流検出回路と;を具備し、制御回路はこれら負荷電圧検
出回路や負荷電流検出回路の検出動作を入力して、スイ
ッチング素子のオンデューテイを変化させることを特徴
とする請求項2記載の電源装置。 - 【請求項4】 直流電源と;1個若しくは複数個のスイ
ッチング素子を有し、直流電源の電圧を印加されるスイ
ッチング回路と;スイッチング回路のスイッチング素子
を高周波でオン・オフするスイッチング制御回路と;ス
イッチング素子のオン・オフに基づく高周波電圧を出力
して共通端子が互いに並列接続された複数個の放電ラン
プを付勢すると共に、負荷が取り外された場合も開閉回
路を形成する出力回路と;複数個の放電ランプの装着の
有無を各放電ランプの非共通接続側の電位の変化から検
出する装着検出回路と;を具備したことを特徴とする放
電ランプ点灯装置。 - 【請求項5】 装着検出回路の検出結果によって、スイ
ッチング素子のオンデューテイを変えて前記高周波電圧
の電力を変化させる制御回路を具備したことを特徴とす
る請求項4記載の放電ランプ点灯装置。 - 【請求項6】 各放電ランプの印加電圧を検出する負荷
電圧検出回路と;各放電ランプに流れる電流の異常を検
出する負荷電流検出回路と;を具備し、制御回路はこれ
ら負荷電圧検出回路や負荷電流検出回路の検出動作を入
力して、スイッチング素子のオンデューテイを変化させ
ることを特徴とする請求項5記載の放電ランプ点灯装
置。 - 【請求項7】 請求項4乃至6いずれか1記載の放電ラ
ンプ点灯装置と;放電ランプ点灯装置の出力回路から供
給される高周波電圧を印加され、出力回路と並列接続さ
れた複数の放電ランプとを具備したことを特徴とする放
電ランプ点灯装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の放電ランプ点灯装置と;
この放電ランプ点灯装置を組み込んだ照明装置と;を具
備したことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8077716A JPH09266077A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8077716A JPH09266077A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266077A true JPH09266077A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13641622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8077716A Withdrawn JPH09266077A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 電源装置、放電ランプ点灯装置及び照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09266077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010056042A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 放電灯点灯装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8077716A patent/JPH09266077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010056042A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 放電灯点灯装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |