JPH09265818A - 提灯型ランプシェード - Google Patents
提灯型ランプシェードInfo
- Publication number
- JPH09265818A JPH09265818A JP9908696A JP9908696A JPH09265818A JP H09265818 A JPH09265818 A JP H09265818A JP 9908696 A JP9908696 A JP 9908696A JP 9908696 A JP9908696 A JP 9908696A JP H09265818 A JPH09265818 A JP H09265818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp shade
- light
- japanese paper
- slits
- lantern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の、骨組の表面に和紙を貼り付けたラン
プシェードが間接光のみによる照明で魅力に乏しかった
のを改善する。 【解決手段】 ひご４をらせん状に巻回して形成した骨
組３の表面に和紙１を貼り付けて構成される提灯型ラン
プシェードにおいて、前記和紙１のほぼ全面に任意の形
状の切り抜きによりスリット２を多数形成し、これらの
スリット２を一部のひご４が跨ぐことによりスリット２
を透過する灯影がひご４に一部遮ぎられて光と影が組み
合わされた独特の形状の直接光の模様を表現させるよう
にした。
プシェードが間接光のみによる照明で魅力に乏しかった
のを改善する。 【解決手段】 ひご４をらせん状に巻回して形成した骨
組３の表面に和紙１を貼り付けて構成される提灯型ラン
プシェードにおいて、前記和紙１のほぼ全面に任意の形
状の切り抜きによりスリット２を多数形成し、これらの
スリット２を一部のひご４が跨ぐことによりスリット２
を透過する灯影がひご４に一部遮ぎられて光と影が組み
合わされた独特の形状の直接光の模様を表現させるよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプシェードに
設けたスリットを透過する光で独特の形をした提灯影を
表現することができる提灯型ランプシェードに関するも
のである。
設けたスリットを透過する光で独特の形をした提灯影を
表現することができる提灯型ランプシェードに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の提灯型ランプシェードで、ひごを
らせん状に巻回した骨組に和紙を貼り付けて構成したも
のは知られている。
らせん状に巻回した骨組に和紙を貼り付けて構成したも
のは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに骨組に和紙を貼り付けたものでは灯りは和紙を透過
した間接光であり、和紙特有のやわらかさで落ち付いた
趣きは呈するが単調であり、照明をインテリヤとしてみ
ると魅力の乏しいものである。そこで本発明は、このよ
うな状況に鑑み、灯影に光と影が組み合わされた直接光
を模様状に表現させることができるようにした提灯型ラ
ンプシェードを提供することを目的としている。
うに骨組に和紙を貼り付けたものでは灯りは和紙を透過
した間接光であり、和紙特有のやわらかさで落ち付いた
趣きは呈するが単調であり、照明をインテリヤとしてみ
ると魅力の乏しいものである。そこで本発明は、このよ
うな状況に鑑み、灯影に光と影が組み合わされた直接光
を模様状に表現させることができるようにした提灯型ラ
ンプシェードを提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる提灯型ランプシェードは、和紙のほ
ぼ全面に任意の形状の切り抜きによりスリットを多数形
成し、これらのスリットを一部のひごが跨ぐことにより
スリットを透過する灯影がひごに一部遮ぎられて光と影
が組み合わされた独特の形状の直接光の模様を表現させ
るようにしている。
めに本発明に係わる提灯型ランプシェードは、和紙のほ
ぼ全面に任意の形状の切り抜きによりスリットを多数形
成し、これらのスリットを一部のひごが跨ぐことにより
スリットを透過する灯影がひごに一部遮ぎられて光と影
が組み合わされた独特の形状の直接光の模様を表現させ
るようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる提灯型ラン
プシェードの実施の形態を図面と共に説明する。図１は
円筒形をなす行灯タイプの照明具の実施の形態を示す斜
視図であり、図２にそのランプシェードの骨組に貼り付
ける和紙の展開図を示す。この和紙１の全面に杉綾（ヘ
リンボーン）模様状に、切り抜きによってスリット２を
多数設けている。ランプシェードの骨組３は図３にその
正面を断面で示すように竹またはピアノ線を材料とする
ひご４を同一直径でらせん状に巻回して円筒形をなすよ
うに形成されている。
プシェードの実施の形態を図面と共に説明する。図１は
円筒形をなす行灯タイプの照明具の実施の形態を示す斜
視図であり、図２にそのランプシェードの骨組に貼り付
ける和紙の展開図を示す。この和紙１の全面に杉綾（ヘ
リンボーン）模様状に、切り抜きによってスリット２を
多数設けている。ランプシェードの骨組３は図３にその
正面を断面で示すように竹またはピアノ線を材料とする
ひご４を同一直径でらせん状に巻回して円筒形をなすよ
うに形成されている。
【０００６】このように円筒形に形成されている骨組３
の表面に対して全面にスリット２を設けた和紙１を貼り
付けてランプシェードＳを形成する。このランプシェー
ドＳは上端の中央に円形の開口５を設け、下端は全面開
放している。そして下端寄りで和紙２に鳩目穴６，６を
設けている。このように形成したランプシェードＳは保
持具Ｈによって起立保持させるが、保持具Ｈは針金を屈
曲して形成した支持枠７の下端に三脚よりなる脚体８を
ボルト・ナット９で連結して起立させるように形成さ
れ、支持枠７の中間高さ位置に水平に架設した取付杆１
０にソケット１１を取り付け、ソケット１１に光源とな
る電球１２を螺締させる。ソケット１１にはコード１３
が接続してある。
の表面に対して全面にスリット２を設けた和紙１を貼り
付けてランプシェードＳを形成する。このランプシェー
ドＳは上端の中央に円形の開口５を設け、下端は全面開
放している。そして下端寄りで和紙２に鳩目穴６，６を
設けている。このように形成したランプシェードＳは保
持具Ｈによって起立保持させるが、保持具Ｈは針金を屈
曲して形成した支持枠７の下端に三脚よりなる脚体８を
ボルト・ナット９で連結して起立させるように形成さ
れ、支持枠７の中間高さ位置に水平に架設した取付杆１
０にソケット１１を取り付け、ソケット１１に光源とな
る電球１２を螺締させる。ソケット１１にはコード１３
が接続してある。
【０００７】そして、支持枠７の上端に突出させた把手
１４をランプシェードＳの上端の開口５に挟持させ、支
持枠７の下端に水平に固設した支持杆１５の先端をラン
プシェードＳの下端寄りに設けた鳩目穴６，６に嵌挿さ
せて、ランプシェードＳを保持具Ｈに固定させる。
１４をランプシェードＳの上端の開口５に挟持させ、支
持枠７の下端に水平に固設した支持杆１５の先端をラン
プシェードＳの下端寄りに設けた鳩目穴６，６に嵌挿さ
せて、ランプシェードＳを保持具Ｈに固定させる。
【０００８】このように起立させた照明具は、光源をな
す電球１２の発光が円筒形をなすランプシェードＳの全
表面で和紙１に設けた、杉綾模様に切り抜き配置した各
スリット２を透過する際に、各スリット２で図３に示す
ように骨組３の一部のひご４が跨いでおり、この跨いだ
ひご４が灯影を一部遮ぎって影を生じさせ、スリット２
の形と相俟って独特の形をした光と影との組み合わせで
透過光に柄模様を表現させる。
す電球１２の発光が円筒形をなすランプシェードＳの全
表面で和紙１に設けた、杉綾模様に切り抜き配置した各
スリット２を透過する際に、各スリット２で図３に示す
ように骨組３の一部のひご４が跨いでおり、この跨いだ
ひご４が灯影を一部遮ぎって影を生じさせ、スリット２
の形と相俟って独特の形をした光と影との組み合わせで
透過光に柄模様を表現させる。
【０００９】図４は天井から吊り下げて使用される照明
具の実施の形態を示す斜視図であり、図４にそのランプ
シェードに貼り付ける和紙の展開図が示されている。こ
の和紙１のほぼ全面に三日月の形の切り抜きによるスリ
ット２を交互に向きを変えて縦方向に多数設けている。
この和紙１は一点鎖線に沿って切り離して紙片１ａを多
数形成する。
具の実施の形態を示す斜視図であり、図４にそのランプ
シェードに貼り付ける和紙の展開図が示されている。こ
の和紙１のほぼ全面に三日月の形の切り抜きによるスリ
ット２を交互に向きを変えて縦方向に多数設けている。
この和紙１は一点鎖線に沿って切り離して紙片１ａを多
数形成する。
【００１０】ランプシェードＳの骨組３はひご４を断面
ほぼ楕円形をなすようにしてらせん状に巻回して上端に
開口５を設けて偏平な籠状に形成されている。このよう
に偏平な籠状に形成されている骨組３の表面に前記した
和紙１の紙片１ａを横に並べて連続して貼り付けてラン
プシェードＳを完成する。このようにして形成したラン
プシェードＳは保持具Ｈによって天井から吊り下げて保
持させるが、保持具Ｈは針金を十字形に組み付けた取付
杆１０の中心にソケット１１を取り付け、ソケット１１
に電球１２を螺締させる。そして、取付杆１０の四方先
端を上向きに屈曲して、ランプシェードＳの開口５のま
わりに設けた小孔１６に挿通させる。また、取付杆１０
に図６に示すように枠体１７を垂設して、この枠体１７
でランプシェードＳの底を押し下げてランプシェードＳ
を展張した状態に保持させるようにしている。
ほぼ楕円形をなすようにしてらせん状に巻回して上端に
開口５を設けて偏平な籠状に形成されている。このよう
に偏平な籠状に形成されている骨組３の表面に前記した
和紙１の紙片１ａを横に並べて連続して貼り付けてラン
プシェードＳを完成する。このようにして形成したラン
プシェードＳは保持具Ｈによって天井から吊り下げて保
持させるが、保持具Ｈは針金を十字形に組み付けた取付
杆１０の中心にソケット１１を取り付け、ソケット１１
に電球１２を螺締させる。そして、取付杆１０の四方先
端を上向きに屈曲して、ランプシェードＳの開口５のま
わりに設けた小孔１６に挿通させる。また、取付杆１０
に図６に示すように枠体１７を垂設して、この枠体１７
でランプシェードＳの底を押し下げてランプシェードＳ
を展張した状態に保持させるようにしている。
【００１１】この実施の形態に示される照明具のランプ
シェードＳも、前記した実施の形態に示される照明具の
ランプシェードＳと全く同様に、使用に際して光源をな
す電球１２の発光が、ランプシェードＳのと全表面で和
紙１に設けた三日月形に切り抜き配置した各スリット２
を透過する際に、各スリットで図６に示すように骨組３
の一部のひご４が跨いでおり、この跨いだひご４が灯影
を一部遮ぎって影を生じ、スリット２の三日月形と相俟
って独特の形をした光と影の組み合わせで透過光に柄模
様を表現させる。
シェードＳも、前記した実施の形態に示される照明具の
ランプシェードＳと全く同様に、使用に際して光源をな
す電球１２の発光が、ランプシェードＳのと全表面で和
紙１に設けた三日月形に切り抜き配置した各スリット２
を透過する際に、各スリットで図６に示すように骨組３
の一部のひご４が跨いでおり、この跨いだひご４が灯影
を一部遮ぎって影を生じ、スリット２の三日月形と相俟
って独特の形をした光と影の組み合わせで透過光に柄模
様を表現させる。
【００１２】なお前記実施形態では、ランプシェードの
骨組３に貼り付ける和紙１の全面にスリット２を設けて
いるが、和紙の一部或いは部分的にスリット２を設けて
も、同様の作用効果を奏するものである。
骨組３に貼り付ける和紙１の全面にスリット２を設けて
いるが、和紙の一部或いは部分的にスリット２を設けて
も、同様の作用効果を奏するものである。
【００１３】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わるラン
プシェードは、骨組に張る和紙のほぼ全面に多数設けた
任意の形状をなすスリットに、骨組の一部のひごが跨い
でいることでスリットを透過する灯影がひごに一部遮ぎ
られて光と影が組み合わさった独特な形状の柄模様の直
射光で表現することができ、従来の特に細工の施こされ
ない和紙を貼ったランプシェードが間接光のみで灯影に
変化のなかったものに比べて、照明をインテリヤとみて
も魅力のあるものとすることができる。
プシェードは、骨組に張る和紙のほぼ全面に多数設けた
任意の形状をなすスリットに、骨組の一部のひごが跨い
でいることでスリットを透過する灯影がひごに一部遮ぎ
られて光と影が組み合わさった独特な形状の柄模様の直
射光で表現することができ、従来の特に細工の施こされ
ない和紙を貼ったランプシェードが間接光のみで灯影に
変化のなかったものに比べて、照明をインテリヤとみて
も魅力のあるものとすることができる。
【図１】本発明に係わるランプシェードを行灯形の照明
具に使った状態の斜視図。
具に使った状態の斜視図。
【図２】図１に示すランプシェードに貼った和紙の展開
平面図。
平面図。
【図３】図１の縦断面図。
【図４】本発明に係わるランプシェードを吊下げ敷の照
明具に使った状態の斜視図。
明具に使った状態の斜視図。
【図５】図４に示すランプシェードに貼った和紙の展開
平面図。
平面図。
【図６】図４の縦断面図。
１ 和紙 １ａ 紙片 ２ スリット ３ 骨組 ４ ひご
Claims (1)
- 【請求項１】 ひごをらせん状に巻回して形成した骨組
の表面に和紙を貼り付けて構成される提灯型ランプシェ
ードにおいて、前記和紙のほぼ全面に任意の形状の切り
抜きによりスリットを多数形成し、これらのスリットを
一部のひごが跨ぐことによりスリットを透過する灯影が
ひごに一部遮ぎられて光と影が組み合わされた独特の形
状の直接光の模様を表現させるようにしたことを特徴と
する提灯型ランプシェード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9908696A JPH09265818A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 提灯型ランプシェード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9908696A JPH09265818A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 提灯型ランプシェード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09265818A true JPH09265818A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14238103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9908696A Pending JPH09265818A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 提灯型ランプシェード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09265818A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104456411A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-03-25 | 湖南城市学院 | 一种竹质灯罩及其生产方法 |
| EP2951484A1 (en) * | 2013-02-04 | 2015-12-09 | Koninklijke Philips N.V. | Lighting device and a method for assembling thereof |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP9908696A patent/JPH09265818A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2951484A1 (en) * | 2013-02-04 | 2015-12-09 | Koninklijke Philips N.V. | Lighting device and a method for assembling thereof |
| CN104456411A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-03-25 | 湖南城市学院 | 一种竹质灯罩及其生产方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060927 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |