JP2007280629A - 提灯型ランプシェード - Google Patents

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正晃 山下
Shigeru Shoda
茂 庄田
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Abstract

【課題】 弾性線材2を螺旋状に巻回したシェード骨組3の外周表面に和紙等の透光性被覆材4を貼り付けた提灯型ランプシェード1について、点灯時に特有のモダンな灯影効果をあらわして、洋間の照明具用シェードとしても好適に使用可能なものとする。
【解決手段】 シェード骨組3を形成する弾性線材2として、無色透明または着色透明の透光性合成樹脂線材3を用い、該線材3部分において光輝ラインを表現しうるものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気スタンド、行灯、提灯、天井吊下げ照明灯具等の照明器具用の提灯型ランプシェードに関する。
従来、和風の照明器具用のランプシェードとして、上下の枠環体間を竹ひご、金属線等の弾性線材で螺旋状に連結して伸縮自在ないし折畳み自在なシェード骨組を形成し、この骨組の外周表面に、和紙等の透光性被覆材を貼り付けて構成した提灯型のシェードが知られている。このような提灯型ランプシェードは、下記特許文献1、2に示されるように多くの公知例を見ることができる。
特開平9−265818号公報 特許第3220492号公報
この種の提灯型ランプシェードは、内部に配置した光源からの光が、和紙等の被覆材で拡散されて外部に放射されるため、柔和な照明効果が得られることに加えて、骨組みを形成している弾性線材が明確な線状の陰影を表すことにより、純和風の外観を醸し出し、和室用照明器具として雰囲気的に良くマッチする特徴を有している。
ところが、このことが逆に、和風の雰囲気をあまり強調したくない場所での使用、例えば洋室内での使用等の場面では、雰囲気的に不適合なものとなり、その適用が忌避されてしまうという難点があった。
そこで、本発明は、提灯型ランプシェードのもつ間接照明的な柔和な照明効果、そして提灯型の外観からもたらされるデザインの独自性等の特徴点を生かしつつ、照明時に強調される和風外観を減殺して、洋間用の照明器具としても雰囲気的に良くマッチングする提灯型ランプシェードを提供しようとするものである。
そして又、本発明は、点灯照明時に独特の灯影外観を顕わし、意匠性にも優れたものとなしうると共に、生産性、耐熱性、廃棄処分性等の点でも有利な提灯型ランプシェードを提供しようとするものである。
本発明は、上記課題に対し、下記の手段を提供する。
[1] 弾性線材を螺旋状に巻回して形成したシェード骨組の外周表面に、和紙等の透光性被覆材を貼り付けて構成される提灯型ランプシェードにおいて、
前記シェード骨組を形成する弾性線材が、透光性の合成樹脂線材からなることを特徴とする提灯型ランプシェード。
[2] 前記弾性線材が、無色透明の合成樹脂線材からなる前項[1]に記載の提灯型ランプシェード。
[3] 前記弾性線材が、着色透明の合成樹脂線材からなる前項[1]に記載の提灯型ランプシェード。
[4] 前記弾性線材は、水性のり剤との親和性を有するポリエステル系樹脂材料からなる前項[1]〜[3]のいずれか1項に記載の提灯型ランプシェード。
本発明に係る前記[1]項に記載の構成によれば、シェード骨組を形成する弾性線材が透光性の合成樹脂線材からなるものであることにより、シェードの内部に配置した光源を点灯した際、上記シェード骨組が陰影となって表れることがない。むしろ、それが透光性の線材でできていることにより、該線材が恰もレンズ効果を発現して光を拡散し、外観上は弾性線材の存在する骨組部分が線状に強く光輝する。このため、和紙等の被覆材を透過する柔和な光の中に、骨組に沿って線状の光輝ラインが螺旋状にあらわれ、独特の灯影効果を発現する。このため、照明具の点灯照明時の外観は、骨組が陰影となってあらわれる従来の見慣れた提灯型ランプシェードの外観とは大きく趣きを異にしたものとなり、和風というよりむしろ洋風照明の外観を醸し出して、洋室や洋風内装店舗用の照明器具としても雰囲気的に良くマッチするものとなしうる。もとより、弾性線材によるシェード骨組の外周面に和紙等の透光性被覆材を貼り付けて包被した提灯型の基本構成を有するものであることにより、それ自体の外観において和風外観を呈するものであり、和風照明としても遜色なく好適に使用しうると共に、伸縮自在ないし折畳み自在な提灯型ランプシェードとしての特質もそのまま保有したものとなし得る。
また、シェード骨組を形成する弾性線材が透光性を有することにより、該線材を微密に配置した場合にあっても、竹ひごや金属線等の非透光性線材を用いた場合のように照明が暗くなることがなく、エネルギー効率の良い照明効果を発現しうる。従って、シェード骨組における弾性線材の配列ピッチに制約を受けることがなく、部分的に上記配列ピッチを密に設定したものとするなど、シェードのデザイン設計の自由性を増大しうる。
また、前記[2]に記載のように、弾性線材として無色透明のものを用いることによって、被覆材のみが存在する部分と被覆材の背後に骨組み用の弾性線材が存在する部分とで、同色で光輝度のみが変化した、シックで落ちついた雰囲気の照明効果を得ることができる。
これに対し、前記[3]項に記載のように弾性線材に、赤、黄、青等の着色透明のものを用いる場合には、シェード骨組の部分が、特定の色彩を伴った光輝ラインとして表われるため、モダンな外観の照明態様を得ることができる。
更にまた、前記[4]項に記載のように、シェード骨組を形成する弾性線材として、水性のり剤との親和性を有するポリエステル系樹脂材料を用いるときは、従来の提灯型ランプシェードないし火袋と同等に水性のり剤を用いて和紙や絹布等の透光性被覆材を骨組に貼付けて簡易に製作することができると共に、ポリエステル系樹脂に固有の透明で光沢が良く、しかも軽量で強度にも優れた特性を利用した丈夫で耐久性に優れ、しかも生産性、耐熱性、焼却による廃棄処分性にも優れたものとなしうる。
次に、本発明の好ましい実施形態について、添附図面の参照のもとに説明する。
図1は、行灯型の照明具用のランプシェードについての本発明の適用例を示すものである。
図1の照明具は、本発明に係る提灯型の角形ランプシェード(1)を備える。
該ランプシェード(1)は、透光性の合成樹脂からなる弾性線材(2)によって形成されたシェード骨組(3)を有し、このシェード骨組(3)の外周表面に、和紙等の透光性被覆材(4)がでんぷんのりのような水性のり剤で貼り付けられたものである。上記骨組(3)は、上下両端に略正方形の枠環体(3a)(3b)を有し、これらの両枠環体(3a)(3b)間を、弾性線材(2)で螺旋状に連結して伸縮自在に構成されたものであり、上下両面の中央部に上記枠環体(3a)(3b)による開口を有する。
ランプシェード(1)内には、白熱電灯、蛍光灯等の任意の光源(5)が配置されると共に、シェード(1)を上下方向に展張状態に保持する逆U字状の支持枠(6)が配置されている。そして、上記光源(5)及び支持枠(6)が共に下端の脚枠(7)によって支持されたものとなされている。
ところで、上記ランプシェード(1)のシェード骨組(3)を形成する弾性線材(2)は、好ましくは透明であり、少なくとも透光性を有する合成樹脂からなるものであることを必要とする。このような透光性合成樹脂としては、特に限定されるものではなく、ポリエステル、酢酸セルロース、、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸エステル等の使用を例示しうるが、透明で光沢が良く、軽量で耐衝撃性に優れ、しかも焼却時に有害ガスを発生しない等の点から、ポリエステル系樹脂を主成分とするものを用いるのが好適である。
このようなポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリブチレンイソフタレートのような芳香族ポリエステルのほか、脂肪族ポリエステル、ポリアリレートなどを例示しうるが、なかでも機械的に優れた性質を有し、工業的にも入手し易いPETの使用が特に推奨される。
また、シェード骨組(3)を形成する上記弾性線材(2)は、透光性被覆材(4)をデンプンのりのような水性のり剤を用いて、表面処理なしで容易に貼り付け固定しうるものであることが望まれる。このために水性のり剤に対して良好な親和性を有するものであることが望ましい。而して、このような水性のり剤との親和性を向上するために、ポリエステル樹脂にポリオキシエチレン系重合体の適量を配合したものとすることが好ましい。このポリオキシエチレン系重合体としては、ポリエチレングリコール、エチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合体等を例示できる。
上記弾性線材(2)の断面形状は、最も一般的には円形のものが用いられるが、長円形、三角形、四角形、多角形等任意の断面形状を採択しうる。
また、弾性線材(2)は、無色透明なもののほか、望まれる趣向に応じて橙色、黄色、赤色、青色等の任意色に着色された着色透明のものを用いても良い。
また、透光性被覆材(4)は、最も一般的には和紙が用いられるが、絹布、不織布、油紙、プラスチック紙等が用いられても良い。
本発明に係る上記の図示実施形態のランプシェード(1)にあっては、消灯状態時においては従来の竹ひご等の不透光性線材を用いた提灯型ランプシェードの場合と同等の外観を呈する興趣性に富んだインテリヤとして有用に役立つのはもとより、光源(5)を点灯したときには、和紙等の透光性被覆材(4)を透過して外部放射される柔和な光の中に、図2に矢印(A)を付して示すように、シェード骨組(3)の弾性線材(2)を通って外部放射される光が、被覆材(4)のみを透過してくる光とは異った強い光輝を伴って線状にあらわれる。即ち、光輝ラインがあらわれる。
弾性線材(2)が無色透明である場合には、上記の線状光輝が被覆材(4)の色に支配される他の部分の光と同色にあらわれるが、着色透明のものが用いられている場合には、シェード骨組(3)の螺旋状弾性線材(2)の配列に従って色彩を伴った線状光輝効果があらわれる。
従って、点灯時においては、従来の骨組に不透明弾性線材を用いた提灯型ランプシェードの場合とは、明らかに趣きを異にした、むしろ本来の提灯型ランプシェードとしての和風外観が減殺されてモダンな灯影効果をあらわした洋間用の照明器具としても良くマッチングするものとなる。
上記実施態様においては、角形に構成したランプシェードを示したが、本発明は円筒形、球形、太鼓形、鼓形等のランプシェードに構成することも勿論自由である。また、図示例では、行灯型の照明具への適用例を示したが、図3に示すように、台座(9)上に立設した支柱(8)の上端に灯明部を配置したスタンド型照明具(10)のランプシェード(1)として、あるいはまた図4に示すように、吊扞(21)をもって天井から灯明部を吊下げ状態に設置する吊下げ形照明具(20)のランプシェード(1)として適用することもできるものであり、その適用の範囲は何ら制限されるものではない。
この発明に係るランプシェードの適用例を示す行灯型照明具の一部切欠斜視図である。 ランプシェードの一部拡大断面図であり、光源からの光の透過状態を概念的に示すものである。 本発明に係るランプシェードの他の適用例を示すスタンド型照明具の概略例面図である。 本発明に係るランプシェードの更に他の適用例を示す天井吊下げ型照明具の概略例面図である。
符号の説明
1・・・ランプシェード
2・・・弾性線材
3・・・シェード骨組
4・・・透光性被覆材
5・・・光源

Claims (4)

  1. 弾性線材を螺旋状に巻回して形成したシェード骨組の外周表面に、和紙等の透光性被覆材を貼り付けて構成される提灯型ランプシェードにおいて、
    前記シェード骨組を形成する弾性線材が、透光性の合成樹脂線材からなることを特徴とする提灯型ランプシェード。
  2. 前記弾性線材が、無色透明の合成樹脂線材からなる請求項1に記載の提灯型ランプシェード。
  3. 前記弾性線材が、着色透明の合成樹脂線材からなる請求項1に記載の提灯型ランプシェード。
  4. 前記弾性線材は、水性のり剤との親和性を有するポリエステル系樹脂材料からなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の提灯型ランプシェード。
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