JPH09265578A - キャッシュレジスタにおける盗難防止システム - Google Patents

キャッシュレジスタにおける盗難防止システム

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JPH09265578A
JPH09265578A JP7261396A JP7261396A JPH09265578A JP H09265578 A JPH09265578 A JP H09265578A JP 7261396 A JP7261396 A JP 7261396A JP 7261396 A JP7261396 A JP 7261396A JP H09265578 A JPH09265578 A JP H09265578A
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国光 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係員がキャッシュレジスタから離れれば警戒
状態となり、その間に異常が発生したとき、このキャッ
シュレジスタの電源を切断して操作不可能にするととも
に、警報装置を作動させることのできる盗難防止システ
ムを提供する。 【解決手段】 無線部を備え、かつ、係員が携帯できる
無線発信機1と、この無線発信機1から発信される電波
を受信していないことを条件として警戒状態となる本体
部2とからなり、本体部2には、警戒状態においてキャ
ッシュレジスタ3の周辺に近寄る侵入者を検知する侵入
者検知手段5と、本体部2が警戒状態においてドロアの
開口を検知するドロア開口検知手段7,8と、上記侵入
者検知手段5が侵入者を検知するか、又は、上記ドロア
開口検知手段7,8がドロアの開口を検知するとき、警
報情報を出力する警報制御手段25と電源切断情報を出
力する電源制御手段26とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュレジス
タにおける盗難事故を防止することのできるシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のキャッシュレジスタは、商品の販
売を登録する機能と金銭を保管する機能が備えられてお
り、金銭はドロアを開放して出し入れされ、このドロア
を施錠できるようになっていた。そのため、施錠された
ドロアをこじ開けて保管されている金銭を盗取されるこ
と、又は、キャッシュレジスタの全体を運び出すことの
よって窃取されることがあり、このような方法によるキ
ャッシュレジスタの盗難事故を防止するためには、キャ
ッシュレジスタが持ち上げられたり、又は、ドロアがこ
じ開けられたりすると作動する警報装置が、レジスタに
一体的に設けられているものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の装置では、深夜などのように店内に誰もい
ないときに行なわれる盗難に対しては、有効に機能する
ものであるところ、最近の盗難では、係員がちょっとレ
ジスタから離れたすきにドロアを開いて、ドロア内の現
金を盗取する方法によることが多く、特に、商品の値札
がとれてしまって販売価格がわからず、これを確認する
際の僅かな時間に盗まれることが非常に多かった。
【0004】本発明は、上記諸点にかんがみ、係員がキ
ャッシュレジスタから離れれば警戒状態となり、その間
に異常が発生したとき、このキャッシュレジスタの電源
を切断して操作不可能にするとともに、警報装置を作動
させることのできる盗難防止システムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、一方的に電波を発信する無線部を備
え、係員が携帯する無線発信機と、この無線発信機から
発信される電波を受信していないことを条件として警戒
状態となる本体部とからなり、本体部には、本体部が警
戒状態においてキャッシュレジスタの周辺に近寄る侵入
者を検知する侵入者検知手段と、該侵入者検知手段が侵
入者を検知すると警報情報を出力する警報制御手段と、
上記侵入者検知手段が侵入者を検知すると電源切断情報
を出力する電源制御手段とが設けられていることを特徴
とするキャッシュレジスタにおける盗難防止システムを
要旨とする。
【0006】また、本発明は、一方的に電波を発信する
無線部を備え、係員が携帯する無線発信機と、この無線
発信機から発信される電波を受信していないことを条件
として警戒状態となる本体部とからなり、本体部には、
発光部及び受光部によって構成されて本体部が警戒状態
においてキャッシュレジスタの周辺に近寄る侵入者を検
知する侵入者検知手段と、本体部が警戒状態においてド
ロアの開口を検知するドロア開口検知手段と、上記侵入
者検知手段が侵入者を検知するか、又は、上記ドロア開
口検知手段がドロアの開口を検知すると警報情報を出力
する警報制御手段と、上記侵入者検知手段が侵入者を検
知するか、又は、上記ドロア開口検知手段がドロアの開
口を検知すると電源切断情報を出力する電源制御手段と
が設けられていることを特徴とするキャッシュレジスタ
における盗難防止システムを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すよう
に、無線発信機1と本体部2とから構成されている。本
体部2には、キャッシュレジスタ3のうちテンキー4の
ある側に向けて反射型光センサ5が配置されており、こ
の反射型光センサ5は本体部2に接続されている。ま
た、キャッシュレジスタ3のドロア6の表面と、これに
近接するキャッシュレジスタ3の本体表面とには、一対
の磁気センサ7,8が設けられており、この磁気センサ
7,8も本体部2に接続されている。また、本体部2に
は、通常の電源の供給を得ることができる電源コード9
が設けられているとともに、キャッシュレジスタ3の電
源コード10を接続できるようになっている。
【0008】そこで、図2のブロック図において示すよ
うに、無線発信機1には送信回路11が設けられてお
り、一方的に電波を送信できるようになっている。本体
部2には、受信回路21が内蔵されていて上記無線発信
機1から送信される電波を受信できるようになってお
り、この受信回路20には警戒/解除制御回路21が接
続されており、無線発信機1からの電波を受信できるか
否かによって、警戒信号又は警戒解除信号を出力する。
そして、解除信号受信ランプ23と警戒ランプ24が接
続されており、警戒/解除制御回路21からの信号が、
警戒信号であるとき、警戒ランプ24は点灯し解除信号
受信ランプ23は点灯せず、警戒解除信号であるとき、
警戒ランプ24は点滅し解除信号受信ランプ23は点灯
するようになっている。さらに、この本体部2には、情
報制御手段としてのブザー音色形成回路25と、電源制
御手段としてのレジスタ電源制御回路26が設けられて
おり、侵入者制御手段として機能する反射型光センサ5
が、異常状態を検知するとき、ブザー27を鳴らし、レ
ジスタ電源28を切断できるように作動するようになっ
ている。このブザー音色形成回路25とレジスタ電源制
御回路26は、受光制御回路29に接続されており、反
射型光センサ5からの信号が受光制御回路29を経由し
て両方に伝えられる。反射型光センサ5は、本体部2に
設けられる発光制御回路22からの信号によって赤外線
の発光を開始する。即ち、発光制御回路22は警戒/解
除制御回路21からの警戒信号によってトリガーパルス
を送出するようになっている。そして、反射型光センサ
5には、赤外線を発光させるための発光回路51aが設
けられ、この発光回路51aから所定間隔で間欠的に赤
外線が発射される。この発光回路51aには同様の二個
の発光回路51b,51cが用意され、異なるタイミン
グで発光するようになっている。また、上記の発光回路
51aに対応して受光回路52aが設けられており、こ
れも同様の二個の受光回路52b,52cが用意されて
いる。そして、発光回路51aから発せられた赤外線
が、近接する何らかに反射するとき、この受光回路52
aが赤外線を受光できるようになっている。この受光回
路52aの信号は、上記の本体部2の受光制御回路29
に送られるようになっている。
【0009】一方、磁気センサ7,8は、上記のとおり
キャッシュレジスタ3のドロア6に設けられ、ドロアセ
ンサ71として作動する。このドロアセンサ71は、上
記反射型光センサ5と同様に本体部2のブザー音色形成
回路25とレジスタ電源制御回路26に接続されてお
り、ドロアセンサ71の異常信号によって、ブザー27
を鳴らすとともに、レジスタ電源28を切断するように
なっている。また、このドロアセンサ71にも、本体部
2の警戒/解除制御回路21が接続されていて、本体部
2の受信回路20が無線発信機1の電波を受信している
ときは作動しないようになっている。
【0010】以上のように、反射型光センサ5又はドロ
アセンサ71が異常状態を検知したとき、警報ブザー2
7を鳴らすことは当然のこと、レジスタ電源28を切断
することによって、キャッシュレジスタ3のテンキー4
を操作することができなくなる。即ち、ドロア6を開放
させるには、無理矢理こじ開けるほかはなく、係員が警
報音の聞こえる程度の場所(例えば、店内のどこか)に
いるとき、警報ブザー27を聞いてキャッシュレジスタ
3まで戻れば、侵入者はドロア6開放する間がなく、一
時保管している現金の盗難を回避することができる。
【0011】図3ないし図7のフローチャートを用いつ
つ、本実施形態のシステムの作動態様を説明する。ま
ず、侵入者検知手段である反射型光センサ5によって侵
入者を検知し、警報制御手段である警報ブザー音色形成
回路25と電源制御手段であるレジスタ電源制御回路2
6によって、警報ブザー27の始動及びレジスタ電源2
8の切断について図3を用いて説明する。本体部2に電
源を入れて作動を開始すると、警戒ランプ23が点滅す
る(S1)。そして、無線発信機1の送信回路11から
一方的に電波が送信され、本体部2の受信回路20にお
いて、この電波を受信したかどうかを警戒/解除制御回
路21が判定し、受信しないときは、係員がいないと判
断される(S2)。ここで、係員がいると判断されると
きには、解除信号受信ランプ24を点灯させ(S3)、
再び開始位置に戻りループを繰り返す。そして、ステッ
プ2(S2)において、係員がいないと判断された場合
は、本体部2の解除信号受信ランプ23を点灯させるこ
となく、警戒解除ランプ24を点滅から点灯に切替えら
れ(S4)、侵入者を警戒する状態となる。ここで、こ
の警戒の状態は、係員はキャッシュレジスタ3から離れ
た位置まで移動している状態であり、その間に、係員以
外の人物(侵入者)がキャッシュレジスタ3に近寄らな
いかを警戒するのである。そこで、このような警戒の状
態になると、発光制御回路22において、反射型光セン
サ5の発光回路51aに対してトリガーパルスを送出す
る(S5)。このトリガーパルスによって発光回路51
aから赤外線を発射し、これを受光回路52aによって
受光する。このとき、受光回路52aが赤外線を受光し
ないときが正常であり、受光するときは近接位置に何ら
かの物体が存在することであるので異常となる。そこ
で、受光回路52aが赤外線を受光した場合には異常出
力として判断する(S6)。なお、反射型光センサ5に
何らかの異常が生じた場合も異常出力として判断され
る。ここで、異常出力の状態は、係員以外の人物(侵入
者)に反射した赤外線を受光回路52aが受光したこと
であり、従って、係員以外の人物(侵入者)が赤外線を
反射させる程度にキャッシュレジスタ3に近寄ったこと
を意味するのである。この状態で、警報制御手段と電源
制御手段とが作動することとなる。即ち、異常出力の信
号は警報ブザー音色形成回路25とレジスタ電源制御回
路26とに伝えられ、警報ブザー27を3秒間鳴らすと
ともに、レジスタ電源28を切断する(S7)。ステッ
プ6(S6)において異常出力でないときは、ステップ
(S7)は省略される。そして、再度、無線送信機1か
らの電波の有無を確認し、係員がいるか(キャッシュレ
ジスタ3の近くに戻ってきたか)どうかを判断する(S
8)。そして、係員がいないと判断されるときは、警戒
状態が継続しており、ステップ4(S4)まで戻り、こ
の間のループを繰り返す。これによって、一度、反射型
センサ5による異常出力と判断されたときは、無線発信
機1からの電波を受信するまで、警報ブザー27は鳴
り、レジスタ電源28は切断されている。また、このル
ープを繰り返す途中で、無線発信機1からの電波を受信
しなくても(係員が戻らなくても)受光回路52aにお
ける異常出力が除去されれば、警報ブザーは3秒間鳴っ
た後に止まる(S7参照)。そして、ステップ8(S
8)において、係員がいる(係員が戻った)と判断され
るときは、再び、レジスタ電源28を入れ、警報ブザー
27を止め(S9)、初期の状態に戻ってステップ1
(S1)から最初の処理を開始する。ただし、警報ブザ
ー27は、最後にステップ7(S7)を通過したときか
ら3秒間は鳴り続くことになる。
【0012】なお、警戒状態において異常があったと
き、警報ブザー27及びレジスタ電源28を操作するほ
か、任意の警報手段(例えば、赤色灯の点灯など)を接
続できる外部接点を設けておき、ステップ7(S7)に
おいて異常な状態を警報する際に、この外部接点をON
にすることにより、他の警報手段を作動することができ
る。そして、この警報手段もステップ9(S9)におい
てOFFにすることができる。また、警報ブザー27と
して出力するほかに、他の種類の出力も可能であり、そ
の際の出力もステップ9(S9)でOFFにする。
【0013】次に、ドロア開口検知手段であるドロアセ
ンサ71を併用する場合について図4を用いて説明す
る。ステップ11(S11)からステップ19(S1
9)までの処理は、前記ステップ1(S1)からステッ
プ9(S9)と同様である。そこで、ドロアセンサ71
を併用する場合は、ステップ14(S14)において警
戒ランプ24が点灯するとき、即ち、警戒状態(係員の
いない状態)となったとき、キャッシュレジスタ3とド
ロア6との間に設けた磁気センサ7,8の間隙が広くな
り、ドロア6を開放したか否かを判断する(S20)。
そして、この警戒状態(係員のいない状態)において、
ドロア6が開放すると判断したときは、警報ブザー27
を鳴らし、レジスタ電源28を切る(S21)。これに
よって反射型光センサ5が異常出力として判断したとき
(S7,S17)と同様の状態となる。ただし、一度ド
ロア6を開放して、異常状態となったときは、ドロア6
を閉めたとしても、無線発信機1の電波を受信するまで
(係員が戻るまで)異常な状態は継続する。即ち、警報
ブザー27は鳴った状態を維持し、レジスタ電源28は
切れた状態となっている。
【0014】次に、第2の発光回路51bと第2の受光
回路52bとを併用した場合について図5を用いて説明
する。この場合も、ステップ21(S21)からステッ
プ29(S29)までの処理は、前記ステップ1(S
1)からステップ9(S9)と同様である。そして、第
1の発光回路51aが発光制御回路22からのトリガー
パルスの送出によって発光するのと同様に、第2の発光
回路51bも、発光制御回路22からのトリガーパルス
の送出によって発光する。そして、このトリガーパルス
の送出は、前記ステップ5の場合と同様に、ステップ2
4(S24)において警戒ランプ24が点灯するとき、
即ち、警戒状態(係員のいない状態)となったときに行
われる(S42)。そして、発光された赤外線は第2の
受光回路52bによって受光され、正常か異常かが判断
される(S43)。従って、第1の受光回路52a、又
は、第2の受光回路52bのいずれかにおいて、異常出
力として判断されると(S36,S43)、警報ブザー
27を3秒間鳴らすとともに、レジスタ電源を切ること
になる(S37)。そして、両方の受光回路52a,5
2bがともに異常出力として判断しないときは、ステッ
プ37は省略される。
【0015】次に、第2の発光回路51bと第2の受光
回路52b、及び、ドロアセンサ71を併用した場合に
ついて図6を用いて説明する。ステップ51(S51)
からステップ61(S61)までは、前記のステップ1
1(S11)からステップ21(S21)までと全く同
一であり、ステップ62(S62)からステップ63
(S63)までは、前記のステップ42(S42)から
ステップ43(S43)までと同様である。従って、侵
入者を第1及び第2の発光回路51a,51bと受光回
路52a,52bによって検知できるとともに、ドロア
の開放も検知できるようになっている。
【0016】次に、第2の発光回路51bと第2の受光
回路52b、及び、ドロアセンサ71を併用し、かつ、
来客用センサを併用する場合について図7を用いて説明
する。この場合、第3の発光回路21c及び受光回路2
2cを併用するのであるが、この第3の発光回路21c
及び受光回路22cを侵入者検知のために使用すること
ができることは当然である。しかし、使用方法によっ
て、来客報知用として使用することもできるのである。
即ち、ステップ71(S71)からステップ83(S8
3)までは、前記のステップ51(S51)からステッ
プ63(S63)と全く同一であり、また、発光制御信
号22から第3の発光回路21cにトリガーパルスを送
出する処理(S84)と、第3の発光回路21c及び受
光回路22cから異常出力と判断する処理(S85)も
ステップ4(S4)及びステップ5(S5)と同じであ
る。そして、この受光回路22cにおいて異常出力と判
断されたときは、上記の異常状態のステップ77(S7
7)の処理に移らず、他の第1及び第2の発光回路21
a,21b及び受光回路22a,22bとは別に、来客
ブザーを鳴らすように処理される(S86)。このとき
の来客ブザーは、警報ブザー27とは異なり、外部出力
として鳴るように構成されており、異常状態ではないの
で、警報ブザー27とレジスタ電源は連動しない。そし
て、この外部出力は、ステップ79(S79)におい
て、係員の存在によって解除される。従って、第3の発
光回路21cから発射される赤外線は、客が精算又は会
計のためにキャッシュレジスタ3に向かって立ち止まる
ことが予想される位置に合わせられ、第3の受光回路2
2cは、この発光した赤外線を受光できるようにする。
そして、係員がいないとき、上記に該当する位置に誰か
が立ち止まるとき、前記の警報ブザー27に代えて報知
音をならせ、客がキャッシュレジスタの付近で待ってい
ることを係員に報知し、係員が近くにいるときは、報知
の必要がないので報知音は鳴らないようになる。
【0017】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、上記実施形態においては、反射型光センサによって
侵入者を検知しているが、多種のセンサを使用するもの
であってもよく、ドロアの開放を検知する磁気センサも
多種のものでよい。さらに、上記実施形態は、三個の発
光回路21a,21b,21cと、これに対応する三個
の受光回路22a,22b,22cが使用できるよう
に、発光制御回路により異なるタイミングで赤外線を発
射させているが、複数のセンサを同時に使用できれば、
そのようなセンサへの変更は可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は、一方的に電波
を発信する無線部を備え、係員が携帯する無線発信機
と、この無線発信機から発信される電波を受信していな
いことを条件として警戒状態となる本体部とからなり、
本体部には、本体部が警戒状態においてキャッシュレジ
スタの周辺に近寄る侵入者を検知する侵入者検知手段
と、該侵入者検知手段が侵入者を検知すると警報情報を
出力する警報制御手段と、上記侵入者検知手段が侵入者
を検知すると電源切断情報を出力する電源制御手段とが
設けられていることを特徴とするキャッシュレジスタに
おける盗難防止システムを要旨とするので、係員が無線
発信機を携帯していれば、ほんの僅かの間、キャッシュ
レジスタから離れるとき、所定の範囲から外へ出れば警
戒状態となり、侵入者検知手段を作動させることがで
き、係員がキャッシュレジスタから目を離したすきに、
ドロアを開放して現金を盗取できなくすることができ
る。そして、現金の盗取防止のため、警報情報を出力す
るとともに、電源切断情報を出力するように構成されて
いるので、警報装置によって係員又は警備員などに知ら
せることができるとともに、キャッシュレジスタの電源
を切ることによって、キャッシュレジスタのテンキーを
使用不能の状態にすることができ、よってドロアの開放
をテンキーの操作で行うことができなくなり、現金の盗
取を一層困難にすることができるのである。
【0019】また、本発明は、一方的に電波を発信する
無線部を備え、係員が携帯する無線発信機と、この無線
発信機から発信される電波を受信していないことを条件
として警戒状態となる本体部とからなり、本体部には、
発光部及び受光部によって構成されて本体部が警戒状態
においてキャッシュレジスタの周辺に近寄る侵入者を検
知する侵入者検知手段と、本体部が警戒状態においてド
ロアの開口を検知するドロア開口検知手段と、上記侵入
者検知手段が侵入者を検知するか、又は、上記ドロア開
口検知手段がドロアの開口を検知すると警報情報を出力
する警報制御手段と、上記侵入者検知手段が侵入者を検
知するか、又は、上記ドロア開口検知手段がドロアの開
口を検知すると電源切断情報を出力する電源制御手段と
が設けられていることを特徴とするキャッシュレジスタ
における盗難防止システムを要旨とするので、キャッシ
ュレジスターから係員が離れている際、上記と同様に警
戒状態にすることができる。そこで、警戒状態におい
て、第一に、キャッシュレジスタに近寄る侵入者を検知
すると同時に、第二に、ドロアが開放されないかを検知
することができるので、たまたま、侵入者検知手段によ
って検知されずにドロアを開放する(この場合にはテン
キー操作でも開放できる)とき、警報情報が出力される
ので、係員以外の誰かがドロアを開放したことを知るこ
とができる。また、一度ドロアを開放した者が慌ててド
ロアを閉めたとき、電源切断情報によってキャッシュレ
ジスタの電源は切れているので、再びドロアを開放する
ことができず、キャッシュレジスタのドロア内に一時保
管している現金の盗取を困難にすることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の概略を示す斜視説明図である。
【図2】ブロック図である。
【図3】フローチャートである。
【図4】フローチャートである。
【図5】フローチャートである。
【図6】フローチャートである。
【図7】フローチャートである。
【符号の説明】
1 無線発信機 2 本体部 3 キャッシュレジスタ 4 テンキー 5 反射型光センサ 6 ドロア 7,8 磁気センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方的に電波を発信する無線部を備え、
    係員が携帯する無線発信機と、この無線発信機から発信
    される電波を受信していないことを条件として警戒状態
    となる本体部とからなり、 本体部には、本体部が警戒状態においてキャッシュレジ
    スタの周辺に近寄る侵入者を検知する侵入者検知手段
    と、該侵入者検知手段が侵入者を検知すると警報情報を
    出力する警報制御手段と、上記侵入者検知手段が侵入者
    を検知すると電源切断情報を出力する電源制御手段とが
    設けられていることを特徴とするキャッシュレジスタに
    おける盗難防止システム。
  2. 【請求項2】 一方的に電波を発信する無線部を備え、
    係員が携帯する無線発信機と、この無線発信機から発信
    される電波を受信していないことを条件として警戒状態
    となる本体部とからなり、 本体部には、発光部及び受光部によって構成されて本体
    部が警戒状態においてキャッシュレジスタの周辺に近寄
    る侵入者を検知する侵入者検知手段と、本体部が警戒状
    態においてドロアの開口を検知するドロア開口検知手段
    と、上記侵入者検知手段が侵入者を検知するか、又は、
    上記ドロア開口検知手段がドロアの開口を検知すると警
    報情報を出力する警報制御手段と、上記侵入者検知手段
    が侵入者を検知するか、又は、上記ドロア開口検知手段
    がドロアの開口を検知すると電源切断情報を出力する電
    源制御手段とが設けられていることを特徴とするキャッ
    シュレジスタにおける盗難防止システム。
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