JPH09264764A - 指示計器の取付構造 - Google Patents

指示計器の取付構造

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JPH09264764A
JPH09264764A JP7302296A JP7302296A JPH09264764A JP H09264764 A JPH09264764 A JP H09264764A JP 7302296 A JP7302296 A JP 7302296A JP 7302296 A JP7302296 A JP 7302296A JP H09264764 A JPH09264764 A JP H09264764A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通常用いられている指示計器の構成要素に部
品点数をほとんど追加することなく、指示計器の組み付
け作業効率を高めることのできる計器装置の取付構造を
提供すること。 【解決手段】 計器可動部を内蔵した計器本体Hと、そ
の計器可動部を駆動するための回路基板11と、指針軸
2に取り付けられる指針4と、文字板9と、指針4およ
び文字板9へ導光照明する導光体10と、回路基板11
に取付け固定された光源13と、計器本体Hと回路基板
11および導光体10などを収容する計器ケ−ス24と
を備え、導光体10には、導光体10から一体に設けら
れ、計器本体Hを取付け保持するフレ−ム体21と、導
光体10から一体に設けられ、回路基板11を組み付け
るための取付け脚部22と、導光体10から一体に設け
られ、回路基板11のさらに背後側に延びて計器ケ−ス
24に固定保持される固定脚部23と、を設けたことを
特徴とする指示計器の取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やオ−トバ
イなどに装備される指示計器たとえば燃料計、温度計、
エンジン回転計、速度計、電圧計などに用いられる計器
本体を計器ケ−ス内に組み付け固定する指示計器の実装
構造に関するものである.
【0002】
【従来の技術】従来の指示計器の実装構造としては、た
とえば特開平7−266931号公報などに示されてい
るように、計器本体となる可動磁石式計器の前面側に文
字板を取付け固定するとともに可動磁石式計器の指針軸
の上端に指針を取付け、かつ可動磁石式計器の底部側に
可動磁石式計器を駆動するための回路基板を取付け固定
し、前記文字板や回路基板を取り付けた可動磁石式計器
を計器ケ−ス内に収容しビスなどによって固定してい
る。
【0003】この場合、たとえば指示計器の夜間照明と
して、前記文字板と可動磁石式計器との間に導光板を配
設し、この導光板の受光部に対応させて光源を設置して
おり、この光源の発光によって導光板を介して文字板に
設けた目盛や数字,記号等を透過照明したり、指針の基
部内に光線を導き入れて指針を発光照明するようにして
いる。
【0004】また前記計器ケ−スの内部側に配設された
回路基板から計器ケ−スの外部側へと電気的に引き回し
形成する場合、その一例としては前記回路基板にピン端
子コネクタを設け、このピン端子コネクタに計器ケ−ス
の開口部を介して計器ケ−スの外部から雌型コネクタを
差し込んで連結固定し、コネクタから電気コ−ドによっ
て外部へと引き回し形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した指
示計器の組み付け実装構造としては、前記回路基板に電
気部品や配線パタ−ンが配設されており、回路基板の配
線パタ−ンのショ−ト現象や回路の短絡などを未然に防
ぐために計器ケ−スと回路基板との間に所定の間隙を介
して取り付ける必要があり、これを達成するために回路
基板と計器ケ−スとの間にスペ−サを介して取り付けた
り計器ケ−スから立上がりリブを立設したりして取付け
固定するようにしているため、部品点数が増し組み付け
作業能率の低下を招きやすいという問題がある。
【0006】また指示計器の夜間照明のために、前記文
字板と可動磁石式計器との間に導光板を配設して固定支
持したり、この導光板の受光部に対応させて光源を個別
に設置して取り付けなければならず、その組み付け作業
性の点においても難点がある。
【0007】そこで本発明は、上述したような問題点に
鑑みて成されたもので、通常用いられている指示計器の
構成要素に部品点数をほとんど追加することなく、指示
計器の組み付け作業効率を高めることのできる計器装置
の取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、計器可動部を内蔵した計器本体と、この計器
本体の背後に設けられ、その計器本体の計器可動部を駆
動するための回路基板と、前記計器本体の指針軸に取り
付けられる指針と、指針の指示を読み取るための文字板
と、この文字板の背面側に配設され、前記指針および文
字板へと導光照明する導光体と、この導光体の背後側に
配設され、前記回路基板に取付け固定された光源と、前
記計器本体と回路基板および導光体などを収容する計器
ケ−スとを備え、前記導光体には、導光体から一体に設
けられ、前記計器本体を取付け保持するフレ−ム体と、
導光体から一体に設けられ、前記回路基板を組み付ける
ための取付け脚部と、導光体から一体に設けられ、前記
回路基板のさらに背後側に延びて前記計器ケ−スに固定
保持される固定脚部と、を設けたことを特徴とする指示
計器の取付構造にある。また前記導光体に前記計器本体
の指針軸を挿通する指針軸挿通孔を設け、この指針軸挿
通孔と前記光源とを結ぶ領域に沿って前記導光体の平坦
面部分から奥行き方向に向けて部分的に段差部分を設
け、この段差部分によって指針照明用としての導光部を
形成するとともに、この導光部の前記指針軸挿通孔の周
辺部分に前記指針へと光線を反射導光する反射面を形成
し、かつ導光部の他端部に前記光源と対向して受光部を
形成したことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】計器ケ−ス内に収納される計器本
体や回路基板などの計器機構は、導光体を基準として前
面側に文字板が組み付けられるとともに、その後面側に
計器本体,回路基板と順次組み付けられて一つのユニッ
トとして構成できるため、計器ケ−ス内にそのユニット
化した指示計器を簡単にセットすることができ、指示計
器の組み付け作業効率を高めることができる。また導光
体の平坦面部分から奥行き方向に向けて部分的に段差部
分を設け、この段差部分によって指針照明用としての導
光部を形成するとともに、この導光部の指針軸挿通孔の
周辺部分に指針へと光線を反射導光する反射面を形成
し、かつ導光部の他端部に光源と対向して受光部を形成
することによって、文字板の照明光路とは別個にして専
用の指針照明用としての照明光路を形成することができ
るため、照明効果を高めることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1から図6は本発明の第一実施例を示すもの
で、この実施例では計器本体Hとして交差コイル型可動
磁石式計器を適用しており、上下に分割形成された合成
樹脂製のボビン1内に指針軸2を介して可動磁石3が内
蔵され、前記指針軸2の上端を前記ボビン1の上方から
突出し、この先端に指針4が装着され、またボビン1の
周面にはコイル5が交差して巻線され、このコイル5と
ボビン1の脚部に取付けた雌型端子6の上端部分とを電
気的に接続している。
【0011】また、前記ボビン1は前記可動磁石3を内
蔵するとともに、少なくとも指針軸2の下側の軸受部材
であり、またコイル5を巻線するための枠体でもあり、
その他コイル5から外部へ電気的に引き回し形成する端
子6の保持部材でもあるが、これらは外部要因となる磁
界、たとえば地磁気などの影響を受けないように金属性
磁気材料からなるほぼ円筒状ケ−ス7に収納して外乱要
因を遮断するようにしているものであり、またこの実施
例では、ボビン1から一体に円筒状ケ−ス7の側方に延
びた取付け腕部8が形成され、全体の交差コイル型可動
磁石式計器の計器本体Hを構成している。
【0012】また計器本体Hの前面側には、前記指針4
の指示を対比判読するための文字板9が配設されるとと
もに、この文字板9の背面側であり、かつ前記計器本体
Hの前面側に指針4および文字板9へと照射光線を案内
する合成樹脂材料からなる透光性の導光体10が配設さ
れている。
【0013】また前記計器本体Hの下面側には回路基板
11が配設されるものであり、この回路基板11に施さ
れた導電パタ−ンと電気的に接続されるピン端子コネク
タ11Aが回路基板11の表面上に設けられ、このピン
端子コネクタ11Aと前記計器本体Hに設けた雌型端子
6とが電気的に接続されるものであり、また前記回路基
板11には、計器本体Hを駆動するための電気部品12
などが組み付けられているとともに、前記指針4および
前記文字板9を照明するための光源13が回路基板11
上の導電パタ−ンに接続されており、また回路基板11
の適所に外部へと電気的に引き回し形成する外部引出し
部となるピンタイプ型電気コネクタ14が回路基板11
の裏面側に設けられているものであり、この一実施例で
は前記光源13としてチップ状の発光ダイオ−ドを適用
している。
【0014】またこの実施例では、前記導光体10に
は、前記計器本体Hの指針軸2を挿通する指針軸挿通孔
15が設けられるとともに、この指針軸挿通孔15と前
記光源13とを結ぶ領域に沿って前記文字板9を載置す
る導光体10の平坦面部分16から奥行き方向に向けて
部分的に段差部分を設け、この段差部分によって指針照
明用としての導光部17を形成するとともに、この導光
部17の前記指針軸挿通孔15の周辺部分に指針4の基
部4A側へと照明光線を反射導光する反射面18を形成
し、かつ導光部17の他端部に前記光源13が配設され
ている位置に対向して受光部19を形成しており、また
前記指針軸挿通孔15部分には、指針軸2および指針軸
2に圧入する指針4の基部4Aの一部が挿入されるとと
もに、その指針軸挿通孔15の下端側には指針軸挿通孔
15の内径寸法を狭めた径少部分によって指針軸2の上
側軸受20が形成されている。
【0015】また、前記導光体10には、その導光体1
0の背面側から一体に前記計器本体Hの取付け腕部8を
組み付け保持するためのフレ−ム体21が形成されると
ともに、導光体10の背面側から一体にして前記フレ−
ム体21に組み付けられる計器本体Hの底部位置より若
干背後側まで延びた回路基板11を組み付けるための取
付け脚部22が所定の個数形成され、さらに導光体10
の背面側には、回路基板11の取付け脚部22の突き出
し高さに対してさらに回路基板10の背後側まで延びた
固定脚部23が導光体10から一体に形成されており、
この固定脚部23と後述する計器ケ−ス24とを固定保
持するようにしている。
【0016】またこの実施例では、組み付け作業性を高
めるために、前記導光体10から一体に設けた所定数の
取付け脚部22の中で、その取付け脚部22の一部に回
路基板11の位置決め部25を一体に突き出し形成し、
また前記導光体10から一体に設けた所定数の固定脚部
23の中で、その固定脚部23の一部に前記計器ケ−ス
24との位置合わせのための位置決め部26を一体に突
き出し形成しており、この各位置決め部25,26を形
成した位置関係に合わせて前記回路基板11に位置決め
孔27を、前記計器ケ−ス24に位置決め孔28をそれ
ぞれ形成している。
【0017】なお、前記計器ケ−ス24には、前記回路
基板11に設けたピンタイプ型電気コネクタ14位置に
合わせて開口部29が形成され、この開口部29を介し
て計器ケ−ス24の外部から電気コ−ドと接続した雌型
コネクタ30によって前記ピンタイプ型電気コネクタ1
4と電気的に接続するようにしており、また前記指針4
の構造としては、たとえば実公昭58−13693号公
報や実開昭56−175795号公報などで知られてい
る適宜形状からなる反射面を有する発光式指針を用いて
構成しており、また前記透過式の文字板9の構造として
は、たとえば実公昭53−31815号公報,実公昭5
8−13299号公報あるいは実公平4−16179号
公報などで知られている目盛,数字あるいは記号などの
表示部を透過照明する文字板構造を適用している。
【0018】上記構成からなる指示計器の取付構造にお
いては、先ず前記導光体10を基準としてその前面側で
は、文字板9が両面接着テ−プや固定ビスなどによって
固定され、また導光体10の背面側では、可動磁石式計
器からなる計器本体Hの取付け腕部8を導光体10と一
体に形成したフレ−ム体21に組み付けて熱溶着,接着
あるいは固定用のビスなどによって計器本体Hを導光体
10側に取付け固定し、次いで回路基板11が前記導光
体10と一体に形成した取付け脚部22に固定用ビスS
を介して締め付け固定されるが、この際前記取付け脚部
22に設けた位置決め部25が回路基板11の位置決め
孔27に案内されながら導光板10の背面側に回路基板
11を簡単に組み付けセットでき、この組付けセット時
に、計器本体Hの雌型端子6と回路基板11上のピン端
子11Aとの電気接続をも同時に行うことができる。
【0019】なお、指針4は計器本体Hを導光体10に
取付け固定した後、計器本体Hの指針軸2の先端に圧入
することによって所定位置に固定される。
【0020】従って、前述したように計器本体Hや回路
基板11などの計器機構は、導光体10を基準として前
面側に文字板9が組み付けられるとともに、その後面側
に計器本体H,回路基板11と順次組み付けられて一つ
のユニットとして構成できるため、計器ケ−ス24内に
そのユニット化した指示計器を簡単にセットすることが
でき、この場合、導光体10から一体に設けた固定脚部
23と計器ケ−ス24とを固定用ビスSによって回し締
め固定することでユニット化した指示計器と計器ケ−ス
24とを固定保持することができ、この実施例では前記
固定脚部23に設けた位置決め部26が計器ケ−ス24
の位置決め孔28にガイドされながら計器ケ−ス24内
にユニット状態の指示計器を簡単に組み付けセットで
き、これにより前記固定用ビスSによる固定作業を簡便
に行うことができるものであり、指示計器の組み付け作
業効率を高めることができる。
【0021】また計器ケ−ス24内にユニット化した指
示計器を組み付けた際、前記固定脚部23によって計器
ケ−ス24の内面と回路基板11との間は、固定脚部2
3の高さ寸法を適宜設定することで回路基板11に取り
付けられた電気部品12と計器ケ−ス24とが接触する
ことなく形成することができ、接触によるショ−ト現象
や回路の短絡などを防ぐことができる。
【0022】また前記導光体10には、文字板9を載せ
る導光体10の平坦面部分16から奥行き方向に向けて
部分的に段差部分を設け、この段差部分によって指針照
明用としての導光部17を形成するとともに、この導光
部17の指針軸挿通孔15の周辺部分に指針4へと光線
を反射導光する反射面18を形成し、かつ導光部17の
他端部に光源13と対向して受光部19を形成すること
によって、文字板9の照明光路とは別個にして専用の指
針照明用としての照明光路を形成することができるた
め、照明効果を高めることができる。
【0023】すなわち、光源13である発光ダイオ−ド
から放射状に発せられた照射光線は、その一部が導光体
10の平坦面部分16に導かれ、直接あるいは導光体1
0の平坦面部分16の内部を反射導光しながら間接的に
文字板9の表示部を透過照明し、また他の照射光線は受
光部19から導光部17内へと案内され、この導光部1
7によって導光された光線が主体的に反射面18を介し
て指針4の基部4Aへと導びかれて指針4の反射面を介
して指示部が発光するものであり、この場合、導光部1
7へ導かれた光線の一部は平坦面部分16へと光が回折
して文字板9の表示部の照明が助長される。
【0024】また導光体10には、計器本体Hの指針軸
2を挿通する指針軸挿通孔15を設け、この指針軸挿通
孔15の周辺部分に指針4へと光線を反射導光する反射
面18を形成し、前記指針軸挿通孔15部分には、指針
軸2および指針軸2に圧入する指針4の基部4Aの一部
が挿入されるとともに、その指針軸挿通孔15の下端側
には指針軸挿通孔15の内径寸法を狭めた径少部分によ
って指針軸2の上側軸受20が形成されているため、計
器本体Hを導光体10に組付け固定した際、計器本体H
の指針軸2を指針軸挿通孔15の中心位置に合わせるこ
とができ、これにより導光体10の反射面18の設定位
置と指針4の基部4Aとの位置関係との位置ずれを抑え
ることができ、反射面18から反射導光される光線を効
率良く指針4に導き入れることができる。
【0025】また図7は本発明の第二実施例を示すもの
であり、この実施例では前述した第一実施例の計器本体
Hの雌型端子6と回路基板11上のピン端子11Aとの
接続構造に代えて、回路基板11上に雌型端子11Bを
取付け固定し、この雌型端子11Bと計器本体H側に設
けたピン端子6Aとを着脱可能に設けている。
【0026】したがって、この第二実施例では指示計器
の組付けに際し、前述した第一実施例と同様に、導光体
10を基準として前面側に文字板9が組み付けられると
ともに、その後面側に可動磁石式計器からなる計器本体
Hが組み付け固定され、次いで回路基板11が前記導光
体10と一体に形成した取付け脚部22に固定用ビスS
を介して締め付け固定されるが、この際前記取付け脚部
22に設けた位置決め部25と回路基板11の位置決め
孔27とがそれぞれ案内されながら導光板10の背面側
に回路基板11を簡単に組み付けセットでき、この組付
けセット時に、計器本体Hのピン端子6Aと回路基板1
1上の雌型端子11Bとの電気接続をも同時に行うこと
ができ、これにより指示計器の組み付け作業効率を高め
ることができるという効果がある。
【0027】なお、前述した実施例では、光源として発
光ダイオ−ドを用いていたが、白熱電球や小形の蛍光ラ
ンプなど適宜変更可能であり、また導光体の形状や平坦
面部分の板厚や受光部の形状あるいは取付け脚部,固定
脚部の長さや本数などは適宜設定すればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、計器可動部を内蔵した
計器本体と、この計器本体の背後に設けられ、その計器
本体の計器可動部を駆動するための回路基板と、前記計
器本体の指針軸に取り付けられる指針と、指針の指示を
読み取るための文字板と、この文字板の背面側に配設さ
れ、前記指針および文字板へと導光照明する導光体と、
この導光体の背後側に配設され、前記回路基板に取付け
固定された光源と、前記計器本体と回路基板および導光
体などを収容する計器ケ−スとを備え、前記導光体に
は、導光体から一体に設けられ、前記計器本体を取付け
保持するフレ−ム体と、導光体から一体に設けられ、前
記回路基板を組み付けるための取付け脚部と、導光体か
ら一体に設けられ、前記回路基板のさらに背後側に延び
て前記計器ケ−スに固定保持される固定脚部と、を設け
たことを特徴とする指示計器の取付構造を特定すること
により、計器ケ−ス内に収納される計器本体や回路基板
などの計器機構は、導光体を基準として前面側に文字板
が組み付けられるとともに、その後面側に計器本体,回
路基板と順次組み付けられて一つのユニットとして構成
できるため、計器ケ−ス内にそのユニット化した指示計
器を簡単にセットすることができ、指示計器の組み付け
作業効率を高めることができる。また導光体の平坦面部
分から奥行き方向に向けて部分的に段差部分を設け、こ
の段差部分によって指針照明用としての導光部を形成す
るとともに、この導光部の指針軸挿通孔の周辺部分に指
針へと光線を反射導光する反射面を形成し、かつ導光部
の他端部に光源と対向して受光部を形成することによっ
て、文字板の照明光路とは別個にして専用の指針照明用
としての照明光路を形成することができるため、照明効
果を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体構造を示す指示計器
の分解斜視図である。
【図2】同上実施例の導光体に組付けた計器本体と組付
け前の回路基板とを示す要部の断面図である。
【図3】同上実施例の計器ケ−ス内に計器機構を組付け
た要部を示す断面図である。
【図4】同上実施例の導光体の照明光路とケ−スの固定
部とを示す組付け状態の断面図である。
【図5】同上実施例の回路基板の組付けを主体的に示し
た要部の組付け状態の断面図である。
【図6】同上実施例の計器ケ−スと導光体側との位置決
め状態を主体的に示した組付け状態の断面図である。
【図7】本発明の第二実施例を示すもので、導光体に組
付けた計器本体と組付け前の回路基板とを表した要部の
断面図である。
【符号の説明】
H 計器本体 1 ボビン 2 指針軸 3 可動磁石 4 指針 5 コイル 6 雌型端子 6A ピン端子 7 円筒状ケ−ス 8 取付け腕部 9 文字板 10 導光体 11 回路基板 11A ピン端子コネクタ 11B 雌型端子 12 電気部品 13 光源 14 ピンタイプ型電気コネクタ 15 指針軸挿通孔 16 平坦面部分 17 導光部 18 反射面 19 受光部 20 上側軸受 21 フレ−ム体 22 取付け脚部 23 固定脚部 24 計器ケ−ス 25 位置決め部 26 位置決め部 27 位置決め孔 28 位置決め孔 29 開口部 30 雌型コネクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器可動部を内蔵した計器本体と、この
    計器本体の背後に設けられ、その計器本体の計器可動部
    を駆動するための回路基板と、前記計器本体の指針軸に
    取り付けられる指針と、指針の指示を読み取るための文
    字板と、この文字板の背面側に配設され、前記指針およ
    び文字板へと導光照明する導光体と、この導光体の背後
    側に配設され、前記回路基板に取付け固定された光源
    と、前記計器本体と回路基板および導光体などを収容す
    る計器ケ−スとを備え、前記導光体には、導光体から一
    体に設けられ、前記計器本体を取付け保持するフレ−ム
    体と、導光体から一体に設けられ、前記回路基板を組み
    付けるための取付け脚部と、導光体から一体に設けら
    れ、前記回路基板のさらに背後側に延びて前記計器ケ−
    スに固定保持される固定脚部と、を設けたことを特徴と
    する指示計器の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記計器本体には、前記フレ−ム体に組
    み付けるための取付け腕部を計器本体の側部から延長し
    て設けたことを特徴とする請求項1に記載の指示計器の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 前記取付け脚部を所定数設け、この取付
    け脚部の一部に位置決め部を形成したことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の指示計器の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記固定脚部を所定数設け、この固定脚
    部の一部に位置決め部を形成したことを特徴とする請求
    項1から請求項3に記載の指示計器の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記導光体に前記計器本体の指針軸を挿
    通する指針軸挿通孔を設け、この指針軸挿通孔と前記光
    源とを結ぶ領域に沿って前記導光体の平坦面部分から奥
    行き方向に向けて部分的に段差部分を設け、この段差部
    分によって指針照明用としての導光部を形成するととも
    に、この導光部の前記指針軸挿通孔の周辺部分に前記指
    針へと光線を反射導光する反射面を形成し、かつ導光部
    の他端部に前記光源と対向して受光部を形成したことを
    特徴とする請求項1から請求項4に記載の指示計器の取
    付構造。
  6. 【請求項6】 前記導光体の指針軸挿通孔の内径寸法を
    狭めて前記指針軸の上側軸受を形成したことを特徴とす
    る請求項1から請求項5に記載の指示計器の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記計器本体を可動磁石式計器によって
    構成したことを特徴とする請求項1から請求項6に記載
    の指示計器の取付構造。
  8. 【請求項8】 前記計器本体と前記回路基板とにそれぞ
    れ端子を設け、この各端子を着脱可能に設けたことを特
    徴とする請求項1から請求項7に記載の指示計器の取付
    構造。
  9. 【請求項9】 前記光源として発光ダイオ−ドを用いた
    ことを特徴とする請求項1から請求項8に記載の指示計
    器の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1010579A3 (de) * 1998-12-15 2003-08-27 Siemens Aktiengesellschaft Anzeigeeinheit

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