JPH09264548A - 暖房給湯装置 - Google Patents

暖房給湯装置

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JPH09264548A
JPH09264548A JP7009196A JP7009196A JPH09264548A JP H09264548 A JPH09264548 A JP H09264548A JP 7009196 A JP7009196 A JP 7009196A JP 7009196 A JP7009196 A JP 7009196A JP H09264548 A JPH09264548 A JP H09264548A
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heating
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Hideyuki Nakajima
秀之 中島
Shinichi Imai
伸一 今井
Yukio Kanai
幸雄 金井
Michio Kitatsume
三智男 北爪
Junichi Kanzawa
潤一 神澤
Minoru Takayanagi
稔 高柳
Tomoyuki Iiyama
知之 飯山
Fujio Uchiumi
富士夫 内海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃検知に係る回路構成を簡略化でき、衝撃
検知に基づくバーナ燃焼停止を高信頼性下で実施できる
暖房給湯装置を提供する。 【解決手段】 1つの衝撃検知器17を給湯側の制御回
路11と暖房側の制御回路12とで共有しているので、
給湯側と暖房側のそれぞれに衝撃検知器を別々に設ける
場合に比べて回路構成を簡略化でき、コスト低減にも貢
献できる。また、給湯側と暖房側のバーナがともに燃焼
中のときでも衝撃検知器17における衝撃検知に基づい
て両バーナの燃焼を同一のタイミングで停止させて燃焼
停止の信頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルラジエータ
等に循環される暖房用温水を生成する機能と、家庭内水
配管等に供給される給湯用温水を生成する機能とを備え
た暖房給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来の暖房給湯装置は、熱交換
器,バーナ,送風機及び燃料ポンプ等からなる暖房用と
給湯用の温水生成機器を別々に備えており、暖房側と給
湯側のそれぞれに個別に設けられた制御回路によって、
バーナ燃焼熱を利用して暖房用温水を生成する機能とバ
ーナ燃焼熱を利用して給湯用温水を生成する機能とを単
独或いは同時に発揮できるようになっている。
【0003】この暖房給湯装置は、暖房側の熱交換器に
通じる入水管及び出水管をパネルラジエータ等に接続
し、また、給湯側の熱交換器に通じる入水管及び出水管
を水道管と家庭内水配管等に接続して使用される。暖房
側の入水管に送り込まれた水は熱交換器の水流路を通過
する過程でバーナ燃焼熱により加熱されて出水管から暖
房用温水として送出され、また、給湯側の入水管に送り
込まれた水は熱交換器の水流路を通過する過程でバーナ
燃焼熱により加熱されて出水管から暖房用温水として送
出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の暖房給湯装
置は、外部からの振動衝撃を検知する衝撃検知器を暖房
側と給湯側のそれぞれで有しており、地震発生等によっ
て異常な振動衝撃が検知されたときに検知側のバーナ燃
焼を強制停止できるようにしている。
【0005】しかし、同装置では、給湯側と暖房側のそ
れぞれに衝撃検知器を別々に設けているため、部品コス
トがかかると共に回路構成が複雑化する問題点がある。
また、暖房側と給湯側のバーナがともに燃焼中のときに
異常な振動衝撃が検知されても、検知器自体が持つ動作
誤差によって給湯側と暖房側の燃焼停止のタイミングが
ずれる恐れがある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、衝撃検知に係る回路構成
を簡略化でき、衝撃検知に基づくバーナ燃焼停止を高信
頼性下で実施できる暖房給湯装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、給気管路及び排気管路を共有する暖房用
温水生成機器と給湯用温水生成機器を備え、制御回路を
暖房側と給湯側のそれぞれで個別に有する暖房給湯装置
であって、振動衝撃を検知する1つの衝撃検知器を暖房
側制御回路と給湯用制御回路とで共用させた、ことを特
徴としている。
【0008】本発明に係る暖房給湯装置では、1つの衝
撃検知器を暖房側制御回路と給湯用制御回路とで共用さ
せているので、衝撃検知に係る回路構成を簡略化でき
る。また、暖房側と給湯側のバーナがともに燃焼中のと
きでも衝撃検知器における衝撃検知に基づいて両バーナ
の燃焼を同一タイミングで停止させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は暖房給湯装置の断面構成図、図
2は暖房給湯装置の給排気系回路図、図3は衝撃検知に
係る制御系構成図、図4は衝撃検知に係るプログラムフ
ローである。
【0010】まず、図1及び図2を参照して、暖房給湯
装置の機械構成について説明する。本実施形態の暖房給
湯装置は、主に給湯ユニット1と暖房ユニット2とから
成り、両ユニット1,2の筐体相互を縦向きに接合する
ことで暖房給湯装置として構成される。
【0011】給湯ユニット1は、筐体1aと、熱交換器
1bと、該熱交換器1bの上面に連設されたバーナ1c
と、燃焼用空気をバーナ1cに供給する送風機1dと、
液体燃料をバーナ1cに供給する燃料ポンプ(マグネッ
トポンプ)1eと、給気分流ボックス1fと、排気合流
ボックス1gと、2重管構造の給排気筒1hと、給排気
筒1hと給気分流ボックス1fを結ぶ給気管路1iと、
給気分流ボックス1fと送風機1dの吸気口を結ぶ給気
管路1jと、給気分流ボックス1fから筐体下面に延び
る給気管路1kと、給排気筒1hと排気合流ボックス1
gを結ぶ排気管路1lと、排気合流ボックス1gと熱交
換器1bを結ぶ排気管路1mと、排気合流ボックス1g
から筐体下面に延びる排気管路1nと、給湯用の入水管
1oと、給湯用の出水管1pと、給湯用制御回路(図3
の符号11)を内蔵した図示省略の制御ボックスとから
構成されている。
【0012】給湯側の熱交換器1bとバーナ1cと送風
機1dと燃料ポンプ1eと給気分流ボックス1fと制御
ボックスは筐体1a内に納め入れられ、排気合流ボック
ス1gと給排気筒1hは筐体1a外に配置されている。
また、熱交換器1bは、燃焼室を構成する中空筒の外面
に水流通パイプを巻き付けた構造を有しており、バーナ
1cの燃焼熱によってパイプ内を流通する水を加熱でき
るようになっている。さらに、送風機1dの吹出口は管
路を介さずにバーナ1cに直結されている。
【0013】一方、暖房ユニット2は、筐体2aと、熱
交換器2bと、該熱交換器2bの側面に連設されたバー
ナ2cと、燃焼用空気をバーナ2cに供給する送風機2
dと、液体燃料をバーナ2cに供給する燃料ポンプ(マ
グネットポンプ)2eと、バーナ2cと送風機2dの吹
出口を結ぶ給気管路2fと、送風機2dの吸気口から筐
体上面に延びる給気管路2gと、熱交換器2bから上方
に延びる排気管路2hと、暖房用の入水管2iと、暖房
用の出水管2jと、暖房用制御回路(図3の符号12)
を内蔵した図示省略の制御ボックスとから構成されてい
る。
【0014】暖房側の熱交換器2bとバーナ2cと送風
機2dと燃料ポンプ2eと制御ボックスは筐体2a内に
納め入れられている。また、熱交換器2bは、筒間に環
状の水流通路を構成する2重筒構造を有しており、バー
ナ2cの燃焼熱によって環状通路内を流通する水を加熱
できるようになっている。
【0015】給気分流ボックス1fは、ボックス上面に
給排気筒1hからの管路1iを接続され、且つボックス
側面に各送風機1d,2dからの管路1j,1k+2g
を接続されている。この給気分流ボックス1fは、給排
気筒1hの給気口(内管と外管の間)から導入した空気
をボックス内で分流し、暖房側の温水生成機器と給湯側
の温水生成機器のそれぞれに導く役目を果たす。
【0016】排気合流ボックス1gは、ボックス上面に
給排気筒1hからの管路1lを接続され、且つボックス
下面に各熱交換1b,2bからの管路1m,1n+2h
を接続されている。この排気合流ボックス1gは、暖房
側の温水生成機器からの排ガスと給湯側の温水生成装置
からの排ガスとをボックス内で合流し、給排気筒1hの
排気口(内管の内側)に導く役目を果たす。
【0017】上記の給湯ユニット1と暖房ユニット2は
別々に運搬され、現場にて両ユニット1,2の筐体相互
を接合することで暖房給湯装置として構成される。詳し
くは、給湯ユニット1の給気管路1kの端部と暖房ユニ
ット2の給気管路2gの端部とを接続し、且つ給湯ユニ
ット1の排気管路1nの端部と暖房ユニット2の排気管
路2hの端部とを接続しながら(図2中の破線位置参
照)、暖房ユニット2の筐体2aの上に給湯ユニット1
の筐体1aを重ね合わせ、接続金具KとネジNを適宜数
使用して両ユニット1,2の筐体1a,2aを相互に連
結して接合することにより、暖房給湯装置として組み上
げられる。依って、給湯用の温水生成機器と暖房用の温
水生成機器を1つの筐体内に納め入れる場合に比べて荷
役性と設置性が格段向上し、設置作業者の負担を軽減で
きる。
【0018】上述の暖房給湯装置は、バーナ燃焼熱を利
用して給湯用温水を生成する機能とバーナ燃焼熱を利用
して暖房用温水を生成する機能とを単独或いは同時に発
揮することが可能であり、給湯用の入水管1oと出水管
1pを水道管と家庭内水配管等に接続し、暖房用の入水
管2iと出水管2jをパネルラジエータ等に接続して使
用される。
【0019】給湯時には、給排気筒1hの給気口から導
入した空気が管路1i,給気分流ボックス1f,管路1
j及び送風機1dを通じてバーナ1cに送り込まれる。
また、熱交換器1b内の燃焼室で発生した排ガスは、管
路1m及び排気合流ボックス1gを通じて給排気筒1h
の排気口(内管の内側)に導かれる。このとき、給湯用
の入水管1oに送り込まれた水は熱交換器1bを通過す
る過程でバーナ燃焼熱により加熱されて出水管1iから
給湯用温水として送出される。
【0020】この給湯時には、所定温度の給湯用温水が
出水管1iから送出されるようにバーナ1cの燃焼が制
御される。詳しくは、給湯用の入水管1oと出水管1p
を水道管と家庭内水配管に接続した場合は、バルブ開放
による水が流れがフローセンサ等によって検知される
と、該検知信号に基づいて燃焼開始指令が出され、これ
により送風機1dと燃料ポンプ1eが運転され、且つ着
火器が作動されてバーナ燃焼が開始される。また、バル
ブ閉鎖による水流れの停止がフローセンサ等によって検
知されると、送風機1dと燃料ポンプ1eが停止されて
バーナ燃焼が停止される。
【0021】また、暖房時には、給排気筒1hの給気口
から導入した空気が管路1i,給気分流ボックス1f,
管路1k+2c及び送風機2dを通じてバーナ2cに送
り込まれる。また、熱交換器2b内の燃焼室で発生した
排ガスは、管路1n+2h及び排気合流ボックス1gを
通じて給排気筒1hの排気口(内管の内側)に導かれ
る。このとき、暖房用の入水管2iに送り込まれた水は
熱交換器2bを通過する過程でバーナ燃焼熱により加熱
されて出水管2jから暖房用温水として送出される。
【0022】この暖房時には、所定温度の暖房用温水が
出水管2jから送出されるようにバーナ2cの燃焼が制
御される。詳しくは、暖房用の入水管2iと出水管2j
をパネルラジエータに接続した場合は、温水温度が必要
以上に低下したことが水温センサによって検知される
と、該検知信号に基づいて燃焼開始指令が出され、これ
により送風機2dと燃料ポンプ2eが運転され、且つ着
火器が作動されてバーナ燃焼が開始される。また、温水
温度が必要以上に上昇したことが水温センサによって検
知されると、送風機2dと燃料ポンプ2eが停止されて
バーナ燃焼が停止される。
【0023】次に、図3を参照して、衝撃検知に係る制
御系構成について説明する。同図において、11は給湯
側の制御回路、12は暖房側の制御回路、13は給湯側
の送風機1d用の駆動回路、14は給湯側の燃料ポンプ
1e用の駆動回路、15は暖房側の送風機2d用の駆動
回路、16は暖房側の燃料ポンプ2e用の駆動回路、1
7は衝撃検知器である。
【0024】両制御回路11,12はCPU,メモリ及
び入出力装置等を備えたマイクロコンピュータ構成で、
後述する衝撃検知のプロラグラムをメモリに格納してい
る。また、両制御回路11,12それぞれには衝撃検知
器17を接続するための端子11a,11bと端子12
a,12bが設けられている。
【0025】衝撃検知器17は所定レベルの振動衝撃を
検知するものであり、外部衝撃や地震等によって異常な
振動衝撃を受けたときに内蔵振動子の揺動によって開放
する常閉接点を有している。この常閉接点の一方の端子
17aはリード線L1,L3を介して給湯側の制御回路
11の一方の端子11aと暖房側の制御回路12の一方
の端子12aにそれぞれ接続され、また、常閉接点の他
方の端子17bはリード線L2,L4を介して給湯側の
制御回路11の他方の端子11bと暖房側の制御回路1
2の他方の端子12bにそれぞれ接続されている。
【0026】つまり、衝撃検知器17の接点が閉じてい
るときには、端子11a,リード線L1,衝撃検知器1
7の接点,リード線L2,端子11bの順と、端子12
a,リード線L3,衝撃検知器17の接点,リード線L
4,端子12bの順でそれぞれ検知電流が流れるが、衝
撃検知器17の接点が開いたときにはこれら電流の流れ
が遮断されて両制御回路11,12において衝撃が検知
される。
【0027】次に、図4を参照して、衝撃検知時の制御
手順について説明する。図4(a)は給湯側、図4
(b)は暖房側の検知手順をそれぞれ示すもので、衝撃
検知器17によって所定レベルの振動衝撃が検知された
ときには、給湯運転と暖房運転が実施されているか否
か、特にバーナ1c,2cが燃焼中であるか否かをチェ
ックする。
【0028】給湯側のバーナ1cが燃焼中のときには、
送風機1dと燃料ポンプ1eを直ちに停止させてバーナ
燃焼を停止させる。また、暖房側のバーナ2cが燃焼中
のときには、送風機2dと燃料ポンプ2eを直ちに停止
させてバーナ燃焼を停止させる。
【0029】このように、本実施形態の暖房給湯装置に
よれば、1つの衝撃検知器17を給湯側の制御回路11
と暖房側の制御回路12とで共有しているので、給湯側
と暖房側のそれぞれに衝撃検知器を別々に設ける場合に
比べて回路構成を簡略化でき、コスト低減にも貢献でき
る。
【0030】また、給湯側と暖房側のバーナ1c,2c
がともに燃焼中のときでも衝撃検知器17における衝撃
検知に基づいて両バーナ1c,2cの燃焼を同一のタイ
ミングで停止させて燃焼停止の信頼性を高めることがで
きる。
【0031】尚、上述の実施形態では、衝撃検知器とし
て内蔵振動子の揺動によって開放する常閉接点を有する
ものを例示したが、これ以外の周知の衝撃検知器を代わ
りに用いてもよい。
【0032】図5及び図6は本発明の他の実施形態を示
すもので、図5は管抜け検知に係る制御系構成図、図6
は管抜け検知に係るプログラムフローである。本実施形
態は、給湯ユニット1の排気管路1nと暖房ユニット2
の排気管路2hとの接続が何らかの原因で解かれたとき
にこれを検知するようにしたものであり、暖房給湯装置
の構成は図1乃至図4に示した実施形態と同じであるた
めここでは同一符号を引用してその説明を省略する。
【0033】まず、図5を参照して、管抜け検知に係る
制御系構成について説明する。同図において、21は給
湯側の制御回路、22は暖房側の制御回路、23は給湯
側の送風機1d用の駆動回路、24は給湯側の燃料ポン
プ1e用の駆動回路、25は給湯側のエラーランプR1
用の駆動回路、26は暖房側の送風機2d用の駆動回
路、27は暖房側の燃料ポンプ2e用の駆動回路、28
は暖房側のエラーランプR2用の駆動回路である。
【0034】両制御回路21,22はCPU,メモリ及
び入出力装置等を備えたマイクロコンピュータ構成で、
後述する管抜け検知のプロラグラムをメモリに格納して
いる。また、両制御回路21それぞれには管抜け検知用
の端子21a,21bと端子22a,22bが設けられ
ている。
【0035】給湯側の制御回路21の一方の端子21a
と暖房側の制御回路22の一方の端子22aはリード線
L5,L7を介して給湯ユニット1の金属製排気管路1
nに接続され、また、給湯側の制御回路21の他方の端
子21bと暖房側の制御回路22の他方の端子22bは
リード線L6,L8を介して暖房ユニット2の金属製排
気管路2hに接続されている。
【0036】つまり、排気管路1nと排気管路2hが接
続されているときには、端子21a,リード線L5,排
気管路1n,排気管路2h,リード線L6,端子21b
の順と、端子22a,リード線L7,排気管路1n,排
気管路2h,リード線L8,端子22bの順でそれぞれ
検知電流が流れるが、排気管路1nと排気管路2hの接
続が解かれたときにはこれら電流の流れが遮断されて両
制御回路21,22において管抜けが検知される。
【0037】次に、図6を参照して、管抜け検知時の制
御手順について説明する。図6(a)は給湯側、図6
(b)は暖房側の検知手順をそれぞれ示すもので、排気
管路1nと排気管路2hの接続が解かれたときには、給
湯運転と暖房運転が実施されているか否か、特にバーナ
1c,2cが燃焼中であるか否かをチェックする。
【0038】給湯側のバーナ1cが燃焼中のときには、
エラーランプR1を点灯させると共に、送風機1dと燃
料ポンプ1eを直ちに停止させてバーナ燃焼を停止させ
る。また、暖房側のバーナ2cが燃焼中のときには、エ
ラーランプR2を点灯させると共に、送風機2dと燃料
ポンプ2eを直ちに停止させてバーナ燃焼を停止させ
る。
【0039】このように、本実施形態の暖房給湯装置に
よれば、相互接続された排気管路1nと2hで接続が解
かれたときにオフとなるスイッチ回路を構成しているの
で、該スイッチ回路によって排気管路1nと2hの接続
部分に生じた管抜けを的確に検知できる。
【0040】また、給湯側と暖房側のバーナ1c,2c
がともに燃焼中のときでも排気管路1nと2hの接続が
解かれた時点で両バーナ1c,2cの燃焼を同一のタイ
ミングで停止させて燃焼停止の信頼性を高めることがで
きる。
【0041】尚、上述の実施形態では、相互接続される
排気管路1n,2hを金属製としたが、排気管路がとも
に樹脂製である場合には両管路の接続部分に金属筒等を
用いてこれにリード線を接続するとよい。また、管抜け
検知を排気管路1nと2hの接続部分に適用したものを
例示したが、これ以外の管路接続部分、例えば給気管路
1kと2gの接続部分にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
1つの衝撃検知器を給湯側制御回路と暖房側制御回路と
で共有しているので、給湯側と暖房側のそれぞれに衝撃
検知器を別々に設ける場合に比べて回路構成を簡略化で
き、コスト低減にも貢献できる。また、給湯側と暖房側
のバーナがともに燃焼中のときでも衝撃検知器における
衝撃検知に基づいて両バーナの燃焼を同一のタイミング
で停止させて燃焼停止の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す暖房給湯装置の断面
構成図
【図2】暖房給湯装置の給排気系回路図
【図3】衝撃検知に係る制御系構成図
【図4】衝撃検知に係るプログラムフロー
【図5】本発明の他の実施形態を示す暖房給湯装置の給
排気系回路図
【図6】衝撃検知に係るプログラムフロー
【符号の説明】
1…給湯ユニット、1b…熱交換器、1c…バーナ、1
d…送風機、1e…燃料ポンプ、1f…給気分流ボック
ス、1g…排気合流ボックス、1h…給排気筒、2…暖
房ユニット、2b…熱交換器、2c…バーナ、2d…送
風機、2e…燃料ポンプ、11,12…制御回路、13
〜16…駆動回路、17…衝撃検知器、21,22…制
御回路、23〜28…駆動回路、R1,R2…エラーラ
ンプ。
フロントページの続き (72)発明者 北爪 三智男 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 神澤 潤一 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 高柳 稔 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 飯山 知之 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内 (72)発明者 内海 富士夫 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気管路及び排気管路を共有する暖房用
    温水生成機器と給湯用温水生成機器を備え、制御回路を
    暖房側と給湯側のそれぞれで個別に有する暖房給湯装置
    であって、 振動衝撃を検知する1つの衝撃検知器を暖房側制御回路
    と給湯用制御回路とで共用させた、 ことを特徴とする暖房給湯装置。
  2. 【請求項2】 相互接続された2つの導電性管路によっ
    て接続が解かれたときにオフとなるスイッチ回路を構成
    し、該スイッチ回路を暖房側制御回路と給湯用制御回路
    とで共用させた、 ことを特徴とする請求項1記載の暖房給湯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102095203B1 (ko) * 2019-10-16 2020-05-26 주식회사 나노켐 일산화탄소 누출경보장치 및 방법
WO2021075824A1 (ko) * 2019-10-16 2021-04-22 주식회사 나노켐 일산화탄소 누출경보장치를 이용한 일산화탄소 배출시스템 및 방법

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