JPH09264336A - 変速装置の給油機構 - Google Patents

変速装置の給油機構

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JPH09264336A
JPH09264336A JP9776796A JP9776796A JPH09264336A JP H09264336 A JPH09264336 A JP H09264336A JP 9776796 A JP9776796 A JP 9776796A JP 9776796 A JP9776796 A JP 9776796A JP H09264336 A JPH09264336 A JP H09264336A
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JP
Japan
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synchro
hub
output shaft
dog gear
gear
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Application number
JP9776796A
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English (en)
Inventor
Shinya Sudo
伸也 須藤
Katsunobu Takeda
克信 武田
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/04Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
    • F16D23/06Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0478Synchromesh devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウトプットシャフトの給油路から供給され
た潤滑油をシンクロリングに対向するドグギヤの面に形
成された溝部を介してシンクロ機構部に給油し、ドグギ
ヤの内径部から十分な量の潤滑油をシンクロ機構部に給
油できるようにする。 【解決手段】 ドグギヤ3のシンクロリング4、特にイ
ンナシンクロコーン14に対向する面に鍛造成形法によ
って溝部3dを形成し、該溝部3dを介してアウトプッ
トシャフト6の給油路6aから供給される潤滑油17を
シンクロ機構部5に供給して該シンクロ機構部5を潤滑
するようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速装置の給油機
構及びドグギヤの製造方法に係り、特にアウトプットシ
ャフトに形成された給油路から供給された潤滑油をシン
クロリングに対向するドグギヤの面に鍛造成形法によっ
て形成された溝部を介してシンクロ機構部に給油するよ
うにしてドグギヤの内径部から十分な量の潤滑油をシン
クロ機構部に給油できるようにした変速装置の給油機構
及びドグギヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロリングを備え、変速時にメイン
ギヤとシンクロハブとの回転速度を同期させるシンクロ
機構部には、アウトプットシャフトから潤滑油を給油し
て潤滑するようになっているが、従来の該シンクロ機構
部への給油は、ドグギヤに対向するシンクロリングの側
面に給油溝を形成してアウトプットシャフトから供給さ
れた潤滑油を該給油溝を介してシンクロ機構部に給油し
て潤滑するようになっている。
【0003】しかし、インナシンクロコーン及びアウタ
シンクロコーンとからなるダブルシンクロリングを備え
たシンクロ機構部は、構造が複雑であり、変速装置を小
型化するためには該インナシンクロコーン及びアウタシ
ンクロコーンを大きくすることができず、十分な強度を
持たせたまま該インナシンクロコーン又はアウタシンク
ロコーンに給油溝を形成することが困難であった。
【0004】また給油溝が形成されたインナシンクロコ
ーン又はアウタシンクロコーンに十分な強度を持たせる
ためには、変速装置が大型となり、重量が増加してしま
うという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、ドグギヤのシンクロリング、特に
ダブルシンクロリングのインナシンクロコーンに対向す
る面に溝部を形成し、該溝部をを介してアウトプットシ
ャフトに形成された給油路から潤滑油をシンクロ機構部
に供給することができるようにすることであり、またこ
れによって該シンクロ機構部への十分な量の潤滑油の供
給を可能とし、シンクロ機構部を完全に潤滑することが
できるようにすることである。
【0006】また他の目的は、上記構成によりインナシ
ンクロコーンの強度を弱めることなく変速装置を小型化
することであり、またこれによって該変速装置の軽量化
を図ることである。
【0007】更に他の目的は、ドグギヤの外形を精密鍛
造によって成形すると共に、所定の形状の凸部が形成さ
れた鍛造型を該ドグギヤのシンクロリングに対向する面
に押圧して鍛造により溝部を形成することにより、任意
の形状の溝部をドグギヤの側面に形成できるようにする
ことであり、またこれによって安価かつ容易に最適形状
の溝部を形成してシンクロ機構部を理想的に潤滑できる
ようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、アウトプットシャフトに固着されて該アウトプ
ットシャフトと共に回動するシンクロハブと、該シンク
ロハブの側方に配設され前記アウトプットシャフトに回
動自在に嵌合するメインギヤの前記シンクロハブ側に固
着されたドグギヤと、前記シンクロハブと該ドグギヤと
の間に配設され変速時にこれら両部材の回転速度を同期
させるシンクロリングとを備えたシンクロ装置付変速装
置の給油機構において、前記ドグギヤの前記シンクロリ
ングに対向する面に溝部を形成し前記アウトプットシャ
フトに形成された給油路から供給された潤滑油を前記溝
部を介してシンクロ機構部に給油して潤滑するように構
成したことを特徴とするものである。
【0009】また本発明(請求項2)は、アウトプット
シャフトに固着されて該アウトプットシャフトと共に回
動するシンクロハブと、該シンクロハブの側方に配設さ
れ前記アウトプットシャフトに回動自在に嵌合するメイ
ンギヤの前記シンクロハブ側に固着されたドグギヤと、
前記シンクロハブと該ドグギヤとの間に配設されインナ
シンクロコーン及びアウタシンクロコーンとからなり変
速時に前記ドグギヤと前記シンクロハブとの回転速度を
同期させるダブルシンクロリングとを備えたシンクロ装
置付変速装置の給油機構において、前記ドグギヤの前記
インナシンクロコーンに対向する面に溝部を形成し前記
アウトプットシャフトに形成された給油路から供給され
た潤滑油を前記溝部を介してシンクロ機構部に給油して
潤滑するように構成したことを特徴とするものである。
【0010】また本発明方法(請求項3)は、アウトプ
ットシャフトに固着されて該アウトプットシャフトと共
に回動するシンクロハブと、該シンクロハブの側方に配
設され前記アウトプットシャフトに回動自在に嵌合する
メインギヤの前記シンクロハブ側に固着されたドグギヤ
と、前記シンクロハブと該ドグギヤとの間に配設されイ
ンナシンクロコーン及びアウタシンクロコーンとからな
り変速時に前記ドグギヤと前記シンクロハブとの回転速
度を同期させるダブルシンクロリングとを備えたシンク
ロ装置付変速装置の前記ドグギヤの製造方法において、
該ドグギヤの外形を精密鍛造によって成形すると共に、
所定の形状の凸部が形成された鍛造型を該ドグギヤの前
記シンクロリングに対向する面に押圧して給油用の前記
溝部を鍛造により形成することを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。本発明に係る変速装置1は、図1から
図5において、シンクロハブ2と、ドグギヤ3と、シン
クロリング4とを備えている。
【0012】シンクロ機構部5を備えた変速装置1は、
図5において、アウトプットシャフト6にシンクロハブ
2が固着され、該シンクロハブ2の側方にメインギヤ
8、9が軸受10によって回動自在にアウトプットシャ
フト6に嵌合して配設されている。
【0013】メインギヤ8及び9のシンクロハブ2に対
向する側には、雄スプライン8a,9aが形成され、該
雄スプライン8a,9aにドグギヤ3がスプライン嵌合
してメインギヤ8及び9と共に回転するようになってい
る。
【0014】シンクロハブ2の外周に形成された雄スプ
ライン2aには、スリーブ11が軸方向に移動可能に嵌
合すると共に、シンクロハブ2の半径方向に形成された
ばね室2bに配設された圧縮ばね12によって該スリー
ブ11内に配設されたシンクロキー13が押圧されてい
る。
【0015】シンクロハブ2とドグギヤ3との間には、
インナシンクロコーン14、アウタシンクロコーン15
及びシンクロピン16とから構成されたシンクロリング
(ダブルシンクロリング)4が配設され軸方向に移動可
能にシンクロハブ2に嵌合している。
【0016】アウトプットシャフト6には、軸方向に給
油路6aが、また該給油路6aに貫通する給油穴6bが
半径方向に形成され、図示しない給油ポンプから給油路
6aに矢印A方向に給油される潤滑油17を給油穴6b
を介して矢印B方向に給油するように構成されている。
【0017】ドグギヤ3は、図1から図3において、内
径部にメインギヤ8及び9の雄スプライン8a,9aと
嵌合する雌スプライン3aが、また外周部には雄スプラ
イン3bが形成されると共に、側面にはシンクロピン1
6が隙間を持って挿入されるピン穴3c及び半径方向に
複数の溝部3dが形成されている。
【0018】そして、アウトプットシャフト6の給油路
6a及び給油穴6bから矢印B方向に給油された潤滑油
17を溝部3dを介して矢印C方向に供給し、シンクロ
機構部5を潤滑するように構成されている。
【0019】溝部3dの形状は、ドグギヤ3の溝部3d
の形状を図式化して示した図4において、各種の形状に
製作することができ、潤滑油17を効率よくシンクロ機
構部5に給油することができるように変速装置1の形態
に適合した形状とすることができる。
【0020】図4(a)は90°間隔で半径方向に形成
された4つの溝部3dの例であり、図4(b)は半径方
向に平行に形成された溝部3dの例であり、また図4
(c)はスパイラル状に形成された溝部3dの例であ
り、更に図4(d)は90°間隔で半径方向に形成され
外方に向かうに従って次第に幅が狭くなるように形成さ
れた溝部3dの例である。
【0021】本発明のドグギヤ3は、外形が精密鍛造に
よって製作されるのが通常の製作法であり、図7から図
9において、外形が精密鍛造によって製作されたドグギ
ヤ3を鍛造台18上にセットし(図7)し、溝部鍛造型
19を矢印D方向に降下させてドグギヤ3のシンクロリ
ング4に対向する面に押圧することにより(図8)均一
形状の溝部3dを容易に製作することができる。
【0022】溝部鍛造型19は、製作すべき溝部3dの
形状に応じて準備する必要があり、図10は半径方向に
6つの凸部19aが形成され、ドグギヤ3の側面に6本
の溝部3dを形成するための溝部鍛造型19であり、図
11は半径方向に4つの凸部20aが形成され図4
(a)に示す溝部3dを形成するための溝部鍛造型20
である。
【0023】また図12は平行に2本の凸部21aが形
成され図4(b)に示す溝部3dを形成するための溝部
鍛造型21であり、図13はスパイラル状の4本の凸部
22aが形成され図4(c)に示す溝部3dを形成する
ための溝部鍛造型22であり、更に図14は外方に向か
うに従って次第に幅が狭くなる4本の凸部23aが形成
され図4(d)に示す溝部3dを形成するための溝部鍛
造型23である。
【0024】そして本発明方法は、アウトプットシャフ
ト6に固着されて該アウトプットシャフト6と共に回動
するシンクロハブ2と、該シンクロハブ2の側方に配設
されアウトプットシャフト6に回動自在に嵌合するメイ
ンギヤ8,9のシンクロハブ2側に固着されたドグギヤ
3と、シンクロハブ2と該ドグギヤ3との間に配設され
インナシンクロコーン14及びアウタシンクロコーン1
5とからなり変速時にドグギヤ3とシンクロハブ2との
回転速度を同期させるダブルシンクロリング4とを備え
たシンクロ装置付変速装置1のドグギヤ3の製造方法に
おいて、該ドグギヤ3の外形を精密鍛造によって成形す
ると共に、所定の形状の凸部19aが形成された鍛造型
19を該ドグギヤ3のシンクロリング4に対向する面に
押圧して給油用の溝部3dを鍛造により形成する方法で
ある。
【0025】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図6において、シンク
ロハブ2は車輪(図示せず)に連結されたアウトプット
シャフト6と共に回転し、またメインギヤ8及び9はク
ラッチ(図示せず)が遮断された状態ではエンジン(図
示せず)との連結が遮断されたカウンタギヤ(図示せ
ず)に噛合して通常はシンクロハブ2と異なる速度で回
転している。
【0026】チェンジレバー(図示せず)を操作して変
速操作を行い、図6において例えばシフトフォーク(図
示せず)を右方向に移動させると、シフトフォークに係
合するスリーブ11がシンクロキー13と共に右方向に
移動し、該シンクロキー13がダブルシンクロリング4
を右方向に押圧する。
【0027】このとき、スリーブ11とダブルシンクロ
リング4とは強く押し合い、インナシンクロコーン14
及びアウタシンクロコーン15の摩擦力によってメイン
ギヤ8にアウトプットシャフト6の回転を伝え、やがて
メインギヤ8の回転速度はスリーブ11と同じ回転速度
となって同期する。
【0028】メインギヤ8、即ちドグギヤ3とスリーブ
11との回転速度が同期するとスリーブ11は、抵抗無
く更に右方向に移動してシンクロハブ2及びドグギヤ3
に同時にスリーブ11が噛み合って完全に連結され変速
操作が終了する。
【0029】上記した変速時には、各部材間に摩擦力が
作用するが、給油ポンプによりアウトプットシャフト6
の給油路6a及び給油穴6bを介して矢印B方向に給油
された潤滑油17は、溝部3dを通り矢印C方向に供給
されドグギヤ3の内径部から十分な量の潤滑油がシンク
ロ機構部5に給油されて該シンクロ機構部5を潤滑す
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上記のようにドグギヤのシン
クロリング、特にダブルシンクロリングのインナシンク
ロコーンに対向する面に溝部を形成し、該溝部をを介し
てアウトプットシャフトに形成された給油路から潤滑油
をシンクロ機構部に供給することができる効果があり、
またこの結果該シンクロ機構部への十分な量の潤滑油の
供給が可能となり、シンクロ機構部を完全に潤滑するこ
とができる効果が得られる。
【0031】また上記構成によりインナシンクロコーン
の強度を弱めることなく変速装置を小型化することがで
き、またこの結果該変速装置の軽量化を図ることができ
る効果がある。
【0032】更に他の目的は、ドグギヤの外形を精密鍛
造によって成形すると共に、所定の形状の凸部が形成さ
れた鍛造型を該ドグギヤのシンクロリングに対向する面
に押圧して鍛造により溝部を形成するようにしたので、
任意の形状の溝部をドグギヤの側面に形成できる効果が
あり、またこの結果安価かつ容易に最適形状の溝部を形
成してシンクロ機構部を理想的に潤滑できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図6は本発明の実施例に係り、図1は
ドグギヤの斜視図である。
【図2】ドグギヤの平面図である。
【図3】ドグギヤの縦断面図である。
【図4】ドグギヤの溝部の各種の形状を示す平面図であ
る。
【図5】シンクロ装置付変速装置の部分縦断面図であ
る。
【図6】シンクロ機構部に給油される状態を示す図5と
同様の部分縦断面図である。
【図7】図7から図9は本発明のドグギヤの製造法に係
り、図7は溝部鍛造前の状態を示す部分縦断面図であ
る。
【図8】溝部を鍛造により形成する状態を示す部分縦断
面図である。
【図9】鍛造により溝部が形成された状態を示す部分縦
断面図である。
【図10】図10から図14は鍛造型に係り、図10は
6つの半径方向溝部を形成する溝部鍛造型の斜視図であ
る。
【図11】4つの半径方向溝部を形成する溝部鍛造型の
斜視図である。
【図12】2つの平行溝部を形成する溝部鍛造型の斜視
図である。
【図13】4つのスパイラル溝部を形成する溝部鍛造型
の斜視図である。
【図14】外方の幅が次第に狭くなる4つの半径方向溝
部を形成する溝部鍛造型の斜視図である。
【符号の説明】
1 変速装置 2 シンクロハブ 3 ドグギヤ 3d 溝部 4 シンクロリング 5 シンクロ機構部 6 アウトプットシャフト 6a 給油路 8 メインギヤ 9 メインギヤ 14 インナシンクロコーン 15 アウタシンクロコーン 17 潤滑油 19 鍛造型 19a 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトプットシャフトに固着されて該ア
    ウトプットシャフトと共に回動するシンクロハブと、該
    シンクロハブの側方に配設され前記アウトプットシャフ
    トに回動自在に嵌合するメインギヤの前記シンクロハブ
    側に固着されたドグギヤと、前記シンクロハブと該ドグ
    ギヤとの間に配設され変速時にこれら両部材の回転速度
    を同期させるシンクロリングとを備えたシンクロ装置付
    変速装置の給油機構において、前記ドグギヤの前記シン
    クロリングに対向する面に溝部を形成し前記アウトプッ
    トシャフトに形成された給油路から供給された潤滑油を
    前記溝部を介してシンクロ機構部に給油して潤滑するよ
    うに構成したことを特徴とする変速装置の給油機構。
  2. 【請求項2】 アウトプットシャフトに固着されて該ア
    ウトプットシャフトと共に回動するシンクロハブと、該
    シンクロハブの側方に配設され前記アウトプットシャフ
    トに回動自在に嵌合するメインギヤの前記シンクロハブ
    側に固着されたドグギヤと、前記シンクロハブと該ドグ
    ギヤとの間に配設されインナシンクロコーン及びアウタ
    シンクロコーンとからなり変速時に前記ドグギヤと前記
    シンクロハブとの回転速度を同期させるダブルシンクロ
    リングとを備えたシンクロ装置付変速装置の給油機構に
    おいて、前記ドグギヤの前記インナシンクロコーンに対
    向する面に溝部を形成し前記アウトプットシャフトに形
    成された給油路から供給された潤滑油を前記溝部を介し
    てシンクロ機構部に給油して潤滑するように構成したこ
    とを特徴とする変速装置の給油機構。
  3. 【請求項3】 アウトプットシャフトに固着されて該ア
    ウトプットシャフトと共に回動するシンクロハブと、該
    シンクロハブの側方に配設され前記アウトプットシャフ
    トに回動自在に嵌合するメインギヤの前記シンクロハブ
    側に固着されたドグギヤと、前記シンクロハブと該ドグ
    ギヤとの間に配設されインナシンクロコーン及びアウタ
    シンクロコーンとからなり変速時に前記ドグギヤと前記
    シンクロハブとの回転速度を同期させるダブルシンクロ
    リングとを備えたシンクロ装置付変速装置の前記ドグギ
    ヤの製造方法において、該ドグギヤの外形を精密鍛造に
    よって成形すると共に、所定の形状の凸部が形成された
    鍛造型を該ドグギヤの前記シンクロリングに対向する面
    に押圧して給油用の前記溝部を鍛造により形成すること
    を特徴とする変速装置のドグギヤの製造方法。
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