JPH09264136A - ウオーターサブタンク - Google Patents
ウオーターサブタンクInfo
- Publication number
- JPH09264136A JPH09264136A JP7194096A JP7194096A JPH09264136A JP H09264136 A JPH09264136 A JP H09264136A JP 7194096 A JP7194096 A JP 7194096A JP 7194096 A JP7194096 A JP 7194096A JP H09264136 A JPH09264136 A JP H09264136A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water
- water level
- level
- inspecting
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 経時変化による変色があっても水位点検が確
実にできるＰＰ製のウオータサブタンクを提供するこ
と。 【解決手段】 半透明の厚さが薄いＰＰ製のバッフルに
より水位を検知し、そのバッフルを従来同様の厚い半透
明ＰＰでバッフルとの間に空間を設けてカバーしてい
る。
実にできるＰＰ製のウオータサブタンクを提供するこ
と。 【解決手段】 半透明の厚さが薄いＰＰ製のバッフルに
より水位を検知し、そのバッフルを従来同様の厚い半透
明ＰＰでバッフルとの間に空間を設けてカバーしてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に取り付けら
れ且つその内部に熱水を貯蔵したポリプロピレン製のウ
ォーターサブタンクに関する。
れ且つその内部に熱水を貯蔵したポリプロピレン製のウ
ォーターサブタンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】車輌のラジエータと水路で連結され、加
圧キャップで熱水を貯蔵するよう構成されたウオーター
サブタンクは知られている。そして、そのウオーターサ
ブタンクは、水位の日常点検の容易さから、特にトラッ
クにおいては車外に設置されていることが多く、また、
軽量化やコストの点からポリプロピレン（以下，ＰＰと
記載）製のものが一般的である。
圧キャップで熱水を貯蔵するよう構成されたウオーター
サブタンクは知られている。そして、そのウオーターサ
ブタンクは、水位の日常点検の容易さから、特にトラッ
クにおいては車外に設置されていることが多く、また、
軽量化やコストの点からポリプロピレン（以下，ＰＰと
記載）製のものが一般的である。
【０００３】さらに、例えば図６に示すように、不凍液
となっている冷却水の紫外線よる劣化対応のために本体
を不透明に着色することが広く行われており、水位点検
部だけ半透明ＰＰで形成した水位点検窓を溶着する技術
も知られている。
となっている冷却水の紫外線よる劣化対応のために本体
を不透明に着色することが広く行われており、水位点検
部だけ半透明ＰＰで形成した水位点検窓を溶着する技術
も知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半透明
樹脂ＰＰは、圧力、熱水等により経時変化して変色し、
水位の点検性が悪化するという場合がある。
樹脂ＰＰは、圧力、熱水等により経時変化して変色し、
水位の点検性が悪化するという場合がある。
【０００５】また、実開平５−７３２３２号公報の技術
や実開平４−１３４６２７号公報の技術が開示されてい
るが、前者はタンク内に電気接点を設けた水位計であ
り、後者は水位点検部の背面を着色したものであり、さ
らに実開平３−８６１８号公報の技術は水位点検部内を
電気照明する技術で、コストが高く、本願の課題を満足
に解決するものでない。
や実開平４−１３４６２７号公報の技術が開示されてい
るが、前者はタンク内に電気接点を設けた水位計であ
り、後者は水位点検部の背面を着色したものであり、さ
らに実開平３−８６１８号公報の技術は水位点検部内を
電気照明する技術で、コストが高く、本願の課題を満足
に解決するものでない。
【０００６】したがって、本発明は構造簡単で、経時変
化しても水位点検性を損なうことがない半透明ＰＰ製の
水位点検部を有するウオーターサブタンクを提供するこ
とを目的としている。
化しても水位点検性を損なうことがない半透明ＰＰ製の
水位点検部を有するウオーターサブタンクを提供するこ
とを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両に
取り付けられ且つその内部に熱水を貯蔵したポリプロピ
レン製のウォーターサブタンクにおいて、水位点検部は
透明性のある材質で構成されており、該水位点検部の内
側に空間を隔てて隔壁を形成し、該隔壁は厚さ寸法が小
さく且つ透明性のある材質で構成されており、タンク内
の熱水に対して前記空間を液密に遮断している。
取り付けられ且つその内部に熱水を貯蔵したポリプロピ
レン製のウォーターサブタンクにおいて、水位点検部は
透明性のある材質で構成されており、該水位点検部の内
側に空間を隔てて隔壁を形成し、該隔壁は厚さ寸法が小
さく且つ透明性のある材質で構成されており、タンク内
の熱水に対して前記空間を液密に遮断している。
【０００８】また、本発明によれば、前記隔壁にはリブ
が形成されていることが好ましく、前記空間が外部に開
放していてもよく、さらに、前記空間は閉空間を形成し
ていても、また、その内部には液体が充填されていても
よい。そして、前記水位点検部は、その水平断面形状が
レンズ状に構成されていることが好ましい。
が形成されていることが好ましく、前記空間が外部に開
放していてもよく、さらに、前記空間は閉空間を形成し
ていても、また、その内部には液体が充填されていても
よい。そして、前記水位点検部は、その水平断面形状が
レンズ状に構成されていることが好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【００１０】図１において、ウオーターサブタンク１は
黒色のＰＰで成型されており、給水孔１ａには加圧キャ
ップ２が取り付けられ、そのタンク１の一側面には水位
を検知できる水位点検部３が溶着されている。
黒色のＰＰで成型されており、給水孔１ａには加圧キャ
ップ２が取り付けられ、そのタンク１の一側面には水位
を検知できる水位点検部３が溶着されている。
【００１１】その水位点検部３は、図２に示す様に、半
透明のＰＰで成型され、水位点検窓部３ａとタンク３の
側面に溶着するフランジ３ｂとで構成され、点検窓部３
ａの内側に空間５を介してバッフルを有している。そし
て、そのバッフルは１ｍ／ｍ程度の厚さを有するよう構
成されている。なお、点検窓部３ａはタンク１を日常の
水位点検に便利であるよう車外に取り付けるため、石は
ね等から保護するため従来技術同様に４〜５ｍ／ｍの厚
さを有するよう構成されている。
透明のＰＰで成型され、水位点検窓部３ａとタンク３の
側面に溶着するフランジ３ｂとで構成され、点検窓部３
ａの内側に空間５を介してバッフルを有している。そし
て、そのバッフルは１ｍ／ｍ程度の厚さを有するよう構
成されている。なお、点検窓部３ａはタンク１を日常の
水位点検に便利であるよう車外に取り付けるため、石は
ね等から保護するため従来技術同様に４〜５ｍ／ｍの厚
さを有するよう構成されている。
【００１２】また、水位点検部３はタンク１に設けられ
た連通孔６、７の外側にフランジ３ｂが位置するよう溶
着されている。ここで、符号８は冷却水、９は加圧キャ
ップで加圧された水蒸気を含む空気を示し、また、タン
ク１の色は黒色に限定されるものでない。
た連通孔６、７の外側にフランジ３ｂが位置するよう溶
着されている。ここで、符号８は冷却水、９は加圧キャ
ップで加圧された水蒸気を含む空気を示し、また、タン
ク１の色は黒色に限定されるものでない。
【００１３】以下、作用について説明する。
【００１４】タンク１は使用中には常に熱水を貯蔵し、
加圧されているので、水位点検部３の冷却水８に接して
いるバッフル４は経時変化のために変色するが、厚さｔ
が１ｍ／ｍ程度と薄いので、水位点検窓部３ａを介して
水位を検知することができる。また、水位点検部３自体
は厚さが４〜５ｍ／ｍと厚いので、石はね等で破損する
ことはない。
加圧されているので、水位点検部３の冷却水８に接して
いるバッフル４は経時変化のために変色するが、厚さｔ
が１ｍ／ｍ程度と薄いので、水位点検窓部３ａを介して
水位を検知することができる。また、水位点検部３自体
は厚さが４〜５ｍ／ｍと厚いので、石はね等で破損する
ことはない。
【００１５】図３は他の実施の形態を示し、バッフル４
にリブ４ａを設けて加圧による変形等を防止するよう補
強したもので耐久性が向上することを除き作用効果は同
じである。さらにリブに換えて空間５に透明な液体を入
れてもよい。
にリブ４ａを設けて加圧による変形等を防止するよう補
強したもので耐久性が向上することを除き作用効果は同
じである。さらにリブに換えて空間５に透明な液体を入
れてもよい。
【００１６】また、図４は別の実施の形態を示し、空間
５の下部に通気孔５ａを設けたもので、水位点検窓部３
ａに水滴が付憎く、よりクリアに水位を検知できる利点
がある。
５の下部に通気孔５ａを設けたもので、水位点検窓部３
ａに水滴が付憎く、よりクリアに水位を検知できる利点
がある。
【００１７】図５はその他の実施の形態である水位点検
窓部３ａをレンズ状に構成した水位点検部３を示し、水
位点検窓部３ａをレンズ状とすることによりバッフルの
検知部分を拡大してより見やすくする利点がある。勿論
この場合に図４と同様な通気孔を設けてもよい。
窓部３ａをレンズ状に構成した水位点検部３を示し、水
位点検窓部３ａをレンズ状とすることによりバッフルの
検知部分を拡大してより見やすくする利点がある。勿論
この場合に図４と同様な通気孔を設けてもよい。
【００１８】したがって、常に容易に水位を検知するこ
とができ、石はね等にも強く、構造簡単である。
とができ、石はね等にも強く、構造簡単である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、加圧、熱水の貯蔵にともなう経時変化による水位点
検部の変色をバッフルだけに止めることができ、そのバ
ッフルを薄くして半透明のＰＰを介して水位を検知でき
るので、石はね等にも強く、構造簡単である。
で、加圧、熱水の貯蔵にともなう経時変化による水位点
検部の変色をバッフルだけに止めることができ、そのバ
ッフルを薄くして半透明のＰＰを介して水位を検知でき
るので、石はね等にも強く、構造簡単である。
【図１】本発明の一実施の形態を示す斜視図。
【図２】図１の水位点検部のＡ−Ａ断面図。
【図３】本発明の他の実施の形態を示す水位点検部の斜
視図。
視図。
【図４】本発明の別の実施の形態を示す水位点検部の断
面図。
面図。
【図５】本発明のその他の実施の形態を示す水位点検部
の断面図。
の断面図。
【図６】従来の技術の例を示すサブタンクの水位点検部
の断面図。
の断面図。
１・・・ウオーターサブタンク ２・・・加圧キャップ ３・・・水位点検部 ４・・・バッフル ５・・・空間 ６、７・・・連通孔 ８・・・冷却水 ３ａ・・・水位点検窓部
Claims (5)
- 【請求項１】 車両に取り付けられ且つその内部に熱水
を貯蔵したポリプロピレン製のウォーターサブタンクに
おいて、水位点検部は透明性のある材質で構成されてお
り、該水位点検部の内側に空間を隔てて隔壁を形成し、
該隔壁は厚さ寸法が小さく且つ透明性のある材質で構成
されており、タンク内の熱水に対して前記空間を液密に
遮断している事を特徴とするウォーターサブタンク。 - 【請求項２】 前記隔壁にはリブが形成されている請求
項１のウォーターサブタンク。 - 【請求項３】 前記空間が外部に開放している請求項
１、２のいずれかのウォーターサブタンク。 - 【請求項４】 前記空間は閉空間を形成しており、その
内部には液体が充填されている請求項１のウォーターサ
ブタンク。 - 【請求項５】 前記水位点検部は、その水平断面形状が
レンズ状に構成されている請求項４のウォーターサブタ
ンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7194096A JPH09264136A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ウオーターサブタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7194096A JPH09264136A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ウオーターサブタンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09264136A true JPH09264136A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13475019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7194096A Pending JPH09264136A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ウオーターサブタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09264136A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019201226A1 (zh) * | 2018-04-19 | 2019-10-24 | 精进电动科技股份有限公司 | 一种梯度式汽车膨胀水箱 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7194096A patent/JPH09264136A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019201226A1 (zh) * | 2018-04-19 | 2019-10-24 | 精进电动科技股份有限公司 | 一种梯度式汽车膨胀水箱 |
| US11401857B2 (en) | 2018-04-19 | 2022-08-02 | Jing-Jin Electric Technologies Co., Ltd. | Gradient-type expansion tank for automobile |
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