JPH09263810A - 高炉送風への水吹き込みによる調湿方法 - Google Patents

高炉送風への水吹き込みによる調湿方法

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JPH09263810A
JPH09263810A JP7580396A JP7580396A JPH09263810A JP H09263810 A JPH09263810 A JP H09263810A JP 7580396 A JP7580396 A JP 7580396A JP 7580396 A JP7580396 A JP 7580396A JP H09263810 A JPH09263810 A JP H09263810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高炉の送風機から熱風炉に至る高炉冷風管を
流れる送風中に吹き込む水の量を、目標送風湿度になる
ように制御する。 【解決手段】 調湿量の最小変化分に見合う水吹き込み
量をもつノズル群2a、2b、2cと、前記ノズル群以
上の水吹き込み量をもつノズル群2d、2e1 、・・・
2en とを設け、各ノズル群のうち目標水吹き込み量に
応じ選択したノズル群のみに通水することにより、水の
吹き込み量を段階的に制御すると共に、目標水吹き込み
量と測定した実績水吹き込み量との偏差を、複数組のノ
ズル群2a、・・・2en から選択したノズル群に水を
供給する水昇圧ポンプ8から吐出される水の圧力を調整
するカスケード制御により補償するので、目標送風湿度
が安定して達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機から熱風炉
に至る間の冷風管に、ノズル群から水を吹き込むことに
より高炉への送風を調湿するようにした高炉送風への水
吹き込みによる調湿方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉の炉底部側壁に設けた羽口から、熱
風炉で加熱した高温送風を行うに際し、送風中の水分を
調整するため送風機から熱風炉に至る間の高炉冷風管
に、ノズル群から水を吹き込むことにより高炉への送風
を調湿する調湿送風が行われている。大気中の湿分には
変化があるので、調湿送風によって、湿分の値を一定に
保持することにより、操業上の変動要因を減らすことに
なる。調湿送風には、送風中の湿分を減ずる乾燥送風
と、湿分を増加する増湿送風がある。乾燥送風は、羽口
前の湿分の分解熱のマイナスを除くことによるコークス
消費量の節減を目的としている。
【0003】また、増湿送風は、理論燃焼温度および羽
口前の酸化帯を調節し、溶融帯温度を一定温度に維持す
ることにより、炉熱をコントロールし、さらに分解され
た気体による炉内反応によって高炉操業を高能率にする
ことを目的にしている。湿分の増加は、炉内のコークス
と水分との反応を増加するので、炉内の鉱石還元を促進
すると共に、高炉内における、棚吊り、スリップの起こ
りやすい場合に、これらを抑制する効果がある。
【0004】従来、高炉の増湿送風方法としては、送風
機から熱風炉に至る間の高炉冷風管内に水蒸気を吹き込
むことが主流であった。しかしながら、水蒸気を製造す
るエネルギーコストが高価であるため、水蒸気の代替と
してコストが安価な液体状態の水を高炉冷却管内にミス
ト化して吹き込む方法が多用されている。これらの水吹
き込み設備の中で、複数の遮断弁とノズルとの組み合わ
せから構成される水吹き込み調湿設備を用いるものが、
特開昭62-112715 号公報に開示されている。その水吹き
込み調湿設備を図2に示す。
【0005】図2において、図示を省略した送風機から
熱風炉に至る高炉冷風管1に、調湿量の最小変化に見合
う水吹き込み量(0.5t/h)をもつノズル群2a、2b、2
cと前記ノズル群の水吹き込み量以上のノズル群2d、
2e1 、・・・2en との複数のノズル群を設置する。
各ノズル群を構成するノズルは、それぞれ1本の水導管
3a、3b、3c、3d、3e1 、・・・3en に接続
されており、各水導管3a、・・・3en の途中にそれ
ぞれ遮断弁4a、4b、4c、4d、4e1 、・・・4
n を設けて、それぞれ単独に通水を制御できるように
なっている。また、各水導管3a、・・・3en は、1
本の吹き込み水配管5に接続し、水流量計6、水流量調
節弁7、水昇圧ポンプ8を介して水タンク9に接続され
ている。
【0006】前述の水吹き込み調湿設備は、調湿量の最
小変化に見合う水吹き込み量をもつノズル群2a、2
b、2cと前記水吹き込み量以上のノズル群2d、2e
1 、・・・2en のうち、水吹き込みに使用するノズル
群のみに通水して、水の吹き込み量を段階的に制御し、
送風調湿を行う。たとえば、ノズル群2a、・・・2e
n から吹き込める水の量を調整する遮断弁4aの水吹き
込み量を0.5t/h、遮断弁4b、4cを1.0t/h、遮断弁4
dを2.5t/h、遮断弁4e1 、・・・4en を5.0t/hとす
れば、遮断弁4a、・・・4en の開閉操作は、表1に
示すように4.0t/h以上で4.5t/h未満を吹き込む際には、
遮断弁4a、4b、4dを開にし、その他の遮断弁は閉
とする。また、4.5t/h以上、5.0t/h未満を吹き込む際に
は、遮断弁4b、4c、4dを開にし、その他の遮断弁
は閉とすることにより、調湿に必要な水吹き込み量とす
る。水吹き込み量を5.0t/h以上とする場合も表 1に示
す。
【0007】
【表1】
【0008】以上説明したように従来の高炉に吹き込む
送風の調湿制御では、複数の遮断弁4a、・・・4en
を吹き込む水の量に応じ、あらかじめ設定した通りに遮
断弁4a、・・・4en を開閉し、段階的に水の流量を
制御する構成になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高炉送風の調湿に水蒸
気を用いて吹き込む場合と液体の水(以下、水と称す)
を吹き込む場合とを比較すれば、そのコスト差から水を
ノズル群からミスト状にして吹き込む方が有利である
が、安定した高炉操業を行うためには、まず、送風湿分
を目標値に保ことがより重要になる。このため、高炉冷
風管中に目標吹き込み量まで水を正確に吹き込まなくて
は、高炉操業に悪影響を及ぼすことになる。したがっ
て、前述したような複数のノズル群の段数をフィードフ
ォーワードにより決定するだけの制御では、正確な水流
量調整が困難であり、水吹き込み量の目標値と測定した
実績吹き込み量との偏差が生じてしまう。
【0010】すなわち、各ノズルの経年的な磨耗変化、
詰まり等により水の流量が規定どおり吹き込めない状況
が発生した場合には、前述の従来法では、それを補償す
る手段が具備されていない等、高炉の操業を考慮した場
合、前記特開昭62-112715 公報に開示された従来の技術
に種々の問題点がある。本発明は、前記従来の技術の問
題点を解消し、高炉冷風管への水吹き込み調湿設備にお
いて、ノズル段数制御実施の際に、各ノズル特性変化等
の要因から生じる目標送風湿分と測定により得られた実
績の送風湿分との偏差を補償することができる高炉送風
への水吹き込みによる調湿方法を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、送風機から熱風炉に至る間の冷風管に、ノ
ズル群から水を吹き込むことにより高炉への送風を調湿
するようにした高炉送風への水吹き込みによる調湿方法
において、調湿量の最小変化分に見合う水吹き込み量を
もつノズル群と、前記吹き込み量以上の水吹き込み量を
もつノズル群との複数組のノズル群を設け、前記各ノズ
ル群のうち目標水吹き込み量に応じ選択したノズル群の
みに通水することによって、水の吹き込み量を段階的に
制御すると共に、前記目標水吹き込み量と測定した実績
水吹き込み量との偏差を、前記複数組のノズル群に水を
供給する水昇圧ポンプから吐出される水の圧力を調整す
るカスケード制御により補償することを特徴とする高炉
送風への水吹き込みによる調湿方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、図示を省略した送
風機から熱風炉に至る高炉冷風管1内に、調湿量の最小
変化に見合う水吹き込み量(0.5t/h) をもつノズル群2
a、2b、2cと前記ノズル群2a、2b、2cの水吹
き込み量以上(2.5t/h)のノズル群2d、2e1 、・・・
2en との複数のノズル群を設置する。各ノズル群を構
成するノズルは、それぞれ1本の水導管3a、3b、3
c、3d、3e1 ・・・3enに接続されており、各水
導管3a、・・・3en の途中にそれぞれ遮断弁4a、
4b、4c、4d、4e1 、・・・4en を設けて、そ
れぞれ単独に通水を制御できるようになっているのは、
図2に示す従来の場合と同様である。また、各水導管3
a、・・・3en は、1本の吹き込み水配管5に接続さ
れ、吹き込み水配管5に配設された水圧力計10、水流量
計6、水圧力調節弁13、水昇圧ポンプ8を介して水タン
ク9に接続されている。
【0013】前述の水吹き込み調湿設備において、ま
ず、調湿するために必要な高炉冷風管1内に吹き込む目
標水吹き込み量VW0を、下記の計算式(1) に従い演算す
る。 VW ={(MSV−MPV)×BV×60}/1000000 ・・・・・(1) VW :目標水吹き込み量(t/h) MSV:目標送風湿度(g/Nm3) MPV:水吹き込み前の送風湿分(g/Nm3) BV:送風流量(Nm3) 遮断弁4a、・・・4en の開閉組み合わせの方式は、
図2により説明した従来の場合と同じであり、図1に示
す本発明の場合には、調湿量の最小変化に見合う水吹き
込み量(0.5t/h)をもつノズル群2a、2b、2cと前記
水吹き込み量以上(2.5t/h)のノズル群2d、2e1 、・
・・2en のうち、水吹き込みに使用するノズル群のみ
に通水して、水の吹き込み量を段階的に制御し、送風調
湿を行う。
【0014】たとえば、ノズル群2a、・・・2en
ら吹き込める水の量を、前記計算式(1) に従って計算し
た目標水吹き込み量VW が4.0t/h以上、4.5t/h未満とな
れば、ノズル群2a、・・・2en にそれぞれ対応して
配置された遮断弁4a、・・・4en のうち、前記表1
に示すように遮断弁4a、4b、4dを開にし、その他
は閉のままとする。また、目標水吹き込み量VW を、4.
5t/h以上、5.0t/h未満とするときには、遮断弁4b、4
c、4dを開にすることにより調湿に必要な水吹き込み
量とする。なお、5.0t/h以上の場合についても表1に示
している。
【0015】以上説明したように、従来の高炉に吹き込
む送風の調湿制御では、送風中に吹き込む水の量に応
じ、あらかじめ設定した通りに複数の遮断弁4a、・・
・4e n を開閉し、段階的に水の流量を制御するのみで
あったため、どうしても水吹き込み目標量Vw と測定し
た実績水吹き込み量VW1とに、ノズル特性、ノズルの劣
化あるいはノズル詰まり等により定常偏差ΔVW が生じ
る。本発明では、このような水吹き込み量の定常偏差Δ
W を解消するために、図1に示すように目標送風湿度
svを、水吹き込み制御器16に入力しておく。
【0016】一方、高炉冷風管1に配設した送風流量計
14および湿分計15を用いて、高炉冷風管1内を流れる水
吹き込み前の送風流量BVおよび送風湿分Mpvをそぞれ
測定し、測定した送風流量BVと湿分MPVとを水吹き込
み制御器16に入力する。水吹き込み制御器16では、測定
した送風流量BVおよび送風湿分MPV並びに予め入力し
てある目標送風湿度MSVとから、計算式(1) を用いて目
標水吹き込み量VW を計算する。そして、水吹き込み制
御器16から目標水吹き込み量VW を水流量調節器11に入
力する一方、吹き込み水配管5に配設した水流量計6に
より測定した実績水流量VW1を水流量調節器11に入力す
る。
【0017】水流量調節器11では、目標水吹き込み量V
W と測定した実績水吹き込み量VW1とから水量の過不足
を水吹き込み量偏差ΔVW として演算し、この水吹き込
み量偏差ΔVW を補うためみ必要な水圧力偏差ΔPW
して水圧力調節器12に入力する。一方、吹き込み水配管
5に配設した水圧力計10により測定した実績水圧力P W
を圧力調節器12に入力する。水圧力調節器12では、入力
された水圧力偏差ΔP W および水圧力計10により測定し
た実績水圧力PW に基づいて、新たな水圧力設定値PW0
を定め、この水圧力設定値PW0を吹き込み水配管5に配
設した水圧力調節弁13に入力する。
【0018】水圧力調節弁13では、入力された新たな水
圧力設定値PW0にしたがって、水タンク9から水昇圧ポ
ンプ8を介して吹き込み水配管5に供給される水の吐出
圧力を調整する。これによって、吹き込み水配管5から
供給される水吹き込み量偏差ΔVW を補うことにより、
各ノズル群2a、・・・2en から選択されたノズル群
に供給する水の過不足を補償することができる。
【0019】以上説明したように本発明では、送風機か
ら熱風炉に至る高炉冷風管1に配設した複数のノズル群
2a、・・・2en と遮断弁4a、・・・4en とを組
み合わせて水吹き込みを行う調湿制御に加え、各ノズル
群2a、・・・2en のノズル特性変化等から生じる目
標水吹き込み量VW と測定した実績水吹き込み量VW1
の偏差を、水昇圧ポンプ8の吐出圧力の調整により補償
する一連のカスケード制御ループを構成するものであ
る。
【0020】図2に示す従来の高炉冷風管に配置した水
吹き込み調湿設備を用いて高炉送風を調湿した場合につ
いて、目標水吹き込み量VW に対する実績水吹き込み量
W1および目標送風湿分MSVに対する実績送風湿分M
SV1 並びに実績水吹き込み圧力PW1の推移を併せて図3
に示す。また、図1に示す本発明の高炉冷風管に配置し
た水吹き込み調湿設備を用いて高炉送風を調湿した場合
について、目標水吹き込み量VW に対する実績水吹き込
み量VW1および目標送風湿分MSVに対する実績送風湿分
SV1 並びに実績水吹き込み圧力PW1の推移を併せて図
4に示す。
【0021】図3に示すように従来の高炉への送風調湿
方法によれば、目標水吹き込み量V W に応じ、各ノズル
群2a、・・・2en に供給する水量を調整する遮断弁
4a、・・・4en を開閉するのみであるため、供給水
量の微小な変化に対応できるようにノズル群2a、・・
・2en および遮断弁4a、・・・4en を配置して制
御しても、実績水吹き込み量VW1が目標吹き込み水量V
W に対しある程度の定常偏差ΔVW が生じるので、実績
送風湿分MSV1 も目標湿分MSVから外れ、安定した送風
湿分とならず、高炉炉内の鉱石の還元反応に支障を来す
ことになる。また、ノズルの経年変化やノズル詰まり等
が発生した場合には、初期状態よりも水が吹き込めなく
なり、その誤差補償も不可能である。
【0022】これに対して図4に示す本発明の高炉への
送風調湿方法によれば、目標水吹き込み量VW に応じて
各ノズル群2a、・・・2en に供給する水量を調整す
る遮断弁4a、・・・4en を開閉すると共に、実績水
吹き込み量VW1を測定し、目標水吹き込み量VW との定
常偏差ΔVW を、吹き込み水配管5に水を供給する水昇
圧ポンプ8の吐出圧を制御することにより補償する。そ
の結果、ノズル群から高炉冷風管1に目標通りの水量を
吹き込むことができる。また、ノズルの経年劣化やノズ
ル詰まり等が発生した場合においても、水吹き込み量が
低下する悪影響も克服することができる。
【0023】
【発明の効果】高炉の安定操業を行うためには、高炉内
の還元反応をある程度一定に保ことが重要になる。炉底
部側壁に設けた羽口から炉内に送風中の湿分を多くすれ
ば、炉内のコークスと水分とが多量に反応するため、炉
内における鉱石の還元が促進するが、送風中の湿分が少
なければ、その逆となる。そのため、送風中の湿分が目
標送風湿度になるように保持することが、高炉操業を安
定させる大切な要因になる。
【0024】本発明よれば、送風機から熱風炉に至る間
の高炉冷風管に、調湿量の最小変化分に見合う水吹き込
み量をもつノズル群と、前記吹き込み量以上の水吹き込
み量をもつノズル群との複数組のノズル群を設け、前記
各ノズル群のうち目標水吹き込み量に応じ選択したノズ
ル群のみに通水することによって、水の吹き込み量を段
階的に制御すると共に、前記目標水吹き込み量と測定し
た実績水吹き込み量との偏差を、前記複数組のノズル群
に水を供給する水昇圧ポンプから吐出される水の圧力を
調整するカスケード制御により補償する。
【0025】そのため、高炉冷風管に配設した複数組の
ノズル群から吹き込む水吹き込み量を、目標水吹き込み
量に精度よく制御することが可能になり、炉内における
鉱石の還元が促進する高炉操業の安定化に大きく寄与す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高炉への調湿送風設備を示す概略
説明図である。
【図2】従来に係る高炉への調湿送風設備を示す概略説
明図である。
【図3】従来方法による目標水吹き込み量に対する実績
水吹き込み量および目標送風湿分に対する実績送風湿分
並びに実績水吹き込み圧力の推移を併せて示すグラフで
ある。
【図4】本発明方法による目標水吹き込み量に対する実
績水吹き込み量および目標送風湿分に対する実績送風湿
分並びに実績水吹き込み圧力の推移を併せて示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 高炉冷風管 2 ノズル 3 水導管 4 遮断弁 5 吹き込み水配管 6 水流量計 7 水流量調節弁 8 水昇圧ポンプ 9 水タンク 10 水圧力計 11 水流量調節器 12 水圧力調節器 13 水圧力調節弁 14 送風流量計 15 湿分計 16 水吹き込み制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機から熱風炉に至る間の高炉冷風管
    に、ノズル群から水を吹き込むことにより高炉への送風
    を調湿するようにした高炉送風への水吹き込みによる調
    湿方法において、調湿量の最小変化分に見合う水吹き込
    み量をもつノズル群と、前記吹き込み量以上の水吹き込
    み量をもつノズル群との複数組のノズル群を設け、前記
    各ノズル群のうち目標水吹き込み量に応じ選択したノズ
    ル群のみに通水することによって、水の吹き込み量を段
    階的に制御すると共に、前記目標水吹き込み量と測定し
    た実績水吹き込み量との偏差を、前記複数組のノズル群
    に水を供給する水昇圧ポンプから吐出される水の圧力を
    調整するカスケード制御により補償することを特徴とす
    る高炉送風への水吹き込みによる調湿方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7379039B2 (en) 1999-07-14 2008-05-27 Sony Corporation Current drive circuit and display device using same pixel circuit, and drive method
US7388564B2 (en) 1999-07-14 2008-06-17 Sony Corporation Current drive circuit and display device using same, pixel circuit, and drive method

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