JPH09263270A - トラック - Google Patents
トラックInfo
- Publication number
- JPH09263270A JPH09263270A JP7164496A JP7164496A JPH09263270A JP H09263270 A JPH09263270 A JP H09263270A JP 7164496 A JP7164496 A JP 7164496A JP 7164496 A JP7164496 A JP 7164496A JP H09263270 A JPH09263270 A JP H09263270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabin
- truck
- floor
- width
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空
間を確保し、これを荷積みスペースまたは作業スペース
として有効利用することで使い勝手を向上させることが
できる。 【解決手段】 キャビン１の幅に対して、これに対応す
るリヤトレッドを通常対応するものよりも短くし、キャ
ビン１の後方でリヤタイヤ４の外方に上下空間を確保し
た。
間を確保し、これを荷積みスペースまたは作業スペース
として有効利用することで使い勝手を向上させることが
できる。 【解決手段】 キャビン１の幅に対して、これに対応す
るリヤトレッドを通常対応するものよりも短くし、キャ
ビン１の後方でリヤタイヤ４の外方に上下空間を確保し
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックに関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】トラックは、キャビン幅、荷台形状、荷
台内幅で下記のようなタイプに分類される。
台内幅で下記のようなタイプに分類される。
【０００３】 〔標準〕 キャビン幅：1,690mm 、荷台長：3,100mm 、荷台内幅：1,600mm 〔ロング〕 キャビン幅：1,690mm 、荷台長：4,310mm 、荷台内幅：1,760mm 〔ロング〕 キャビン幅：1,990mm 、荷台長：4,310mm 、荷台内幅：1,890mm
【０００４】キャビン幅が1,690mm のものは標準キャビ
ン、1,990mm のものはワイドキャビンと称せられるが、
フロントトレッド、リヤトレッドは標準キャビンのもの
よりもワイドキャビンのものの方が大きいのが通常であ
る。
ン、1,990mm のものはワイドキャビンと称せられるが、
フロントトレッド、リヤトレッドは標準キャビンのもの
よりもワイドキャビンのものの方が大きいのが通常であ
る。
【０００５】荷台幅はキャビン幅に対応して定まり、さ
らに、荷台幅に対応してリヤトレッドも定まるようにな
っている。
らに、荷台幅に対応してリヤトレッドも定まるようにな
っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】荷台に関しては、床面
地上高さが870 mm程度の低床タイプのものと、995 mm〜
1,025 mm程度の高床式タイプのものがあるが、いずれに
せよリヤタイヤがあるので床面はこのリヤタイヤの上に
位置させざるを得ない。
地上高さが870 mm程度の低床タイプのものと、995 mm〜
1,025 mm程度の高床式タイプのものがあるが、いずれに
せよリヤタイヤがあるので床面はこのリヤタイヤの上に
位置させざるを得ない。
【０００７】このように荷台の床面がリヤタイヤの上に
なるのでは、荷物が高さのあるものでは荷台に積込んだ
状態では全体に一層高いものとなり、さらに荷物は積み
込むために荷台の高さまで上げなければならない。
なるのでは、荷物が高さのあるものでは荷台に積込んだ
状態では全体に一層高いものとなり、さらに荷物は積み
込むために荷台の高さまで上げなければならない。
【０００８】また、移動販売車の仕様を荷台にほこどす
場合、荷台は販売の作業床となるが、地上に立つ顧客に
対して販売員が高い荷台上で対応するのでは対面関係に
ならないという不都合を生じる。
場合、荷台は販売の作業床となるが、地上に立つ顧客に
対して販売員が高い荷台上で対応するのでは対面関係に
ならないという不都合を生じる。
【０００９】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、キャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確
保し、これを荷積みスペースまたは作業スペースとして
有効利用することで使い勝手を向上させることができる
トラックを提供することにある。
し、キャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確
保し、これを荷積みスペースまたは作業スペースとして
有効利用することで使い勝手を向上させることができる
トラックを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、キャビンの幅に対して、これに対応
するリヤトレッドを通常対応するものよりも短くし、キ
ャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保した
こと、第２に、上下空間に中央の荷台床よりも低い位置
で荷台床または作業床を設けること、第３に、キャビン
はワイドキャビンのトラックのものであり、このトラッ
クのフレームに標準キャビンのトラックのリヤアクスル
を組み合わせることを要旨とするものである。
するため、第１に、キャビンの幅に対して、これに対応
するリヤトレッドを通常対応するものよりも短くし、キ
ャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保した
こと、第２に、上下空間に中央の荷台床よりも低い位置
で荷台床または作業床を設けること、第３に、キャビン
はワイドキャビンのトラックのものであり、このトラッ
クのフレームに標準キャビンのトラックのリヤアクスル
を組み合わせることを要旨とするものである。
【００１１】請求項１記載の本発明によれば、キャビン
の後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保できるの
で、この場所を荷積みスペースとして有効利用すること
ができる。なお、有効利用としては請求項２記載の中央
の荷台床よりも低い位置で荷台床または作業床を設ける
場合の他、この上下空間にラインマーカー用の側面リフ
トやゴンドラリフトのサイド昇降装置などの昇降機器を
取り付けることやＸ線装置の油圧昇降装置を取り付ける
など種々考えられる。
の後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保できるの
で、この場所を荷積みスペースとして有効利用すること
ができる。なお、有効利用としては請求項２記載の中央
の荷台床よりも低い位置で荷台床または作業床を設ける
場合の他、この上下空間にラインマーカー用の側面リフ
トやゴンドラリフトのサイド昇降装置などの昇降機器を
取り付けることやＸ線装置の油圧昇降装置を取り付ける
など種々考えられる。
【００１２】請求項２記載の本発明によれば、有効利用
の一環として上下空間に中央の荷台床よりも低い位置で
荷台床を設けるようにすれば、この部分をガラス等の高
さのある板状物の載置場所として利用することができ
る。また、同様に上下空間に中央の荷台床よりも低い位
置で作業床を設けるようにすれば、移動販売車での作業
員はこの低い作業床上で接客対面を行うことが可能とな
る。
の一環として上下空間に中央の荷台床よりも低い位置で
荷台床を設けるようにすれば、この部分をガラス等の高
さのある板状物の載置場所として利用することができ
る。また、同様に上下空間に中央の荷台床よりも低い位
置で作業床を設けるようにすれば、移動販売車での作業
員はこの低い作業床上で接客対面を行うことが可能とな
る。
【００１３】請求項３記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、既成の大きさのリヤアクスルを使用すること
で、安価に実現できる。
に加えて、既成の大きさのリヤアクスルを使用すること
で、安価に実現できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明のトラックの１
実施例を示す平面図、図２は同上背面図である。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明のトラックの１
実施例を示す平面図、図２は同上背面図である。
【００１５】図中１はキャビンで、２はフレーム、３は
リヤアクスルであるが、キャビン１は幅：1,990mm 以上
のワイドキャビンとし、フレーム２もこのようなワイド
キャビンのトラックに通常設ける幅および長さのものと
する。
リヤアクスルであるが、キャビン１は幅：1,990mm 以上
のワイドキャビンとし、フレーム２もこのようなワイド
キャビンのトラックに通常設ける幅および長さのものと
する。
【００１６】本発明はこのキャビン１がワイドなトラッ
クにおいて、フレーム２に取り付けるリヤアクスル３は
リヤトレッドが通常対応するものよりも短いもの、すな
わち、標準キャビンのトラックで使用されるリヤアクス
ルを使用するものとする。図中の鎖線はいままでワイド
キャビン用として取り付けられていたリヤアクスルでの
リヤタイヤの位置を示すものである。
クにおいて、フレーム２に取り付けるリヤアクスル３は
リヤトレッドが通常対応するものよりも短いもの、すな
わち、標準キャビンのトラックで使用されるリヤアクス
ルを使用するものとする。図中の鎖線はいままでワイド
キャビン用として取り付けられていたリヤアクスルでの
リヤタイヤの位置を示すものである。
【００１７】このように短いリヤトレッドのリヤアクス
ル３を取り付けることにより、キャビン１の後方でリヤ
タイヤ４の外方に100 〜200 mm 程度の幅の上下空間Ａ
を確保できることになる。
ル３を取り付けることにより、キャビン１の後方でリヤ
タイヤ４の外方に100 〜200 mm 程度の幅の上下空間Ａ
を確保できることになる。
【００１８】図中５は前記上下空間Ａに間に位置する中
央の荷台であるが、上下空間Ａにはこの荷台５の床５ａ
よりも低い位置に荷台床６を設けた。なお、この荷台床
６は荷台５の床５ａの端部から側板７を垂下し、その下
端から突設する。法規上は車体側部に100 〜150 mm程度
の幅で突起部を設けることができるので、この分と前記
上下空間Ａの分を合わせて前記荷台床６は200 〜350 mm
程度の幅を確保できる。
央の荷台であるが、上下空間Ａにはこの荷台５の床５ａ
よりも低い位置に荷台床６を設けた。なお、この荷台床
６は荷台５の床５ａの端部から側板７を垂下し、その下
端から突設する。法規上は車体側部に100 〜150 mm程度
の幅で突起部を設けることができるので、この分と前記
上下空間Ａの分を合わせて前記荷台床６は200 〜350 mm
程度の幅を確保できる。
【００１９】例えば、トラックをガラスキャリー用の仕
様にする場合は、図３に示すように荷台床６から荷台５
の床５ａにわたりラック８を設置し、このラック８を使
用して荷台床６上にガラス９を搭載することができる。
様にする場合は、図３に示すように荷台床６から荷台５
の床５ａにわたりラック８を設置し、このラック８を使
用して荷台床６上にガラス９を搭載することができる。
【００２０】図４は他の実施形態を示すもので前記荷台
床６に昇降装置10を取り付け、この昇降装置10に作業機
器11を設ける場合である。作業機器11としては例えばＸ
線装置であれば、これを上下昇降可能とすることで、透
視を低い位置で行えるものとなる。また、作業機器11が
ラインマーカーの場合は、これを上下昇降可能とするこ
とで、極力道路に近づけながら車体の側部での作業が可
能となる。その他、ゴンドラリフトなどを上下空間Ａに
設けることなども考えられる。
床６に昇降装置10を取り付け、この昇降装置10に作業機
器11を設ける場合である。作業機器11としては例えばＸ
線装置であれば、これを上下昇降可能とすることで、透
視を低い位置で行えるものとなる。また、作業機器11が
ラインマーカーの場合は、これを上下昇降可能とするこ
とで、極力道路に近づけながら車体の側部での作業が可
能となる。その他、ゴンドラリフトなどを上下空間Ａに
設けることなども考えられる。
【００２１】図５は他の実施形態として、トラックをホ
ットドック等ファーストフードの販売など移動販売車の
仕様にする場合である。この場合は上下空間Ａには荷台
床の代わりに作業床12を設けることになるが、この作業
床12は先に述べたようにリヤタイヤ４に邪魔されずに低
い位置に設定することができるので、作業員は客に対し
て対面接客が可能となる。
ットドック等ファーストフードの販売など移動販売車の
仕様にする場合である。この場合は上下空間Ａには荷台
床の代わりに作業床12を設けることになるが、この作業
床12は先に述べたようにリヤタイヤ４に邪魔されずに低
い位置に設定することができるので、作業員は客に対し
て対面接客が可能となる。
【００２２】かかる作業床12も200 〜350 mm程度の幅を
確保できることは前記荷台床６と同様である。
確保できることは前記荷台床６と同様である。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように本発明のトラックは、
キャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保
し、これを荷積みスペースまたは作業スペースとして有
効利用することで使い勝手を向上させることができるも
のである。
キャビンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保
し、これを荷積みスペースまたは作業スペースとして有
効利用することで使い勝手を向上させることができるも
のである。
【図１】本発明のトラックの１実施形態を示す平面図で
ある。
ある。
【図２】本発明のトラックの１実施形態を示す縦断背面
図である。
図である。
【図３】本発明のトラックの第１仕様態様を示す縦断背
面図である。
面図である。
【図４】本発明のトラックの第２仕様態様を示す縦断背
面図である。
面図である。
【図５】本発明のトラックの第３仕様態様を示す縦断背
面図である。
面図である。
１…キャビン ２…フレーム ３…リヤアクスル ４…リヤタイヤ ５…荷台 ５ａ…床 ６…荷台床 ７…側板 ８…ラック ９…ガラス 10…昇降装置 11…作業機器 12…作業床
Claims (3)
- 【請求項１】 キャビンの幅に対して、これに対応する
リヤトレッドを通常対応するものよりも短くし、キャビ
ンの後方でリヤタイヤの外方に上下空間を確保したこと
を特徴とするトラック。 - 【請求項２】 上下空間に中央の荷台床よりも低い位置
で荷台床または作業床を設ける請求項１記載のトラッ
ク。 - 【請求項３】 キャビンはワイドキャビンのトラックの
ものであり、このトラックのフレームに標準キャビンの
トラックのリヤアクスルを組み合わせる請求項１または
請求項２記載のトラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164496A JPH09263270A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | トラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164496A JPH09263270A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | トラック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263270A true JPH09263270A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13466554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7164496A Pending JPH09263270A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | トラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263270A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031857A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Boso Shatai Kk | 板状物運搬車 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7164496A patent/JPH09263270A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031857A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Boso Shatai Kk | 板状物運搬車 |
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