JPH09263243A - 車載用車輛接近警報装置および車輛接近警報携帯機 - Google Patents

車載用車輛接近警報装置および車輛接近警報携帯機

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JPH09263243A
JPH09263243A JP8074580A JP7458096A JPH09263243A JP H09263243 A JPH09263243 A JP H09263243A JP 8074580 A JP8074580 A JP 8074580A JP 7458096 A JP7458096 A JP 7458096A JP H09263243 A JPH09263243 A JP H09263243A
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JP
Japan
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vehicle
alarm
approach warning
warning device
self
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Application number
JP8074580A
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English (en)
Inventor
Kenzo Tago
憲三 田子
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報を与えるべき車輛の接近と警報不要な車
輛の接近とを区別し、警報が必要な場合にのみ警報を的
確に発すること。 【解決手段】 自己車輛が存在する走行線区、走行路線
などの自己車輛情報を設定する自己車輛情報設定部9
と、自己車輛情報設定部9により設定された自己車輛情
報をコード化した信号を電波で周期的に送信する無線送
信機1と、無線送信機1と交互に動作して無線送信機1
が送信する電波を周期的に受信する無線受信機2と、無
線受信機2により受信した電波より相手車輛情報を取得
し、その車輛情報と自己車輛情報との組み合わせにおい
て警報を行う組み合わせであるか否を警報出力条件設定
部10に設定されている組み合わせ条件に基づいて識別
するCPU11と、CPU11が警報を行う組み合わせ
であると識別したときのみ音響式警報器15を警報出力
動作させる警報器制御部14とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道線路を走行
する車輛に搭載して使用される車載用車輛接近警報装置
および保線作業員などが携帯する車輛接近警報携帯機に
関し、特に無線通信により営業用車輛、沿線保守用車
輛、工事用車輛等の車輛相互の接近や保線作業員に対す
る車輛の接近を乗務員、保線作業員に知らせるための車
載用車輛接近警報装置および車輛接近警報携帯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の車輛接近警報システムに
おける接近警報装置を示している。図10において、符
号A、Bは各々鉄道線路を走行する車輛を示している。
車輛A、Bには各々同種の車輛接近警報装置100が搭
載されている。車輛接近警報装置100は、無線送信機
101と、無線受信機102と、タイマ103により切
り替えられて無線送信機101と無線受信機102とを
交互にアクティブ状態にする送受信切替器104と、送
受信アンテナ105と、警報部106とを有している。
【0003】無線送信機101の送信タイミングはタイ
マ103の設定値により決まり、この送信タイミング
は、図11(a)、(b)に例示されているように、各
車輛A、B毎に異なるランダムな時間間隔パターンに予
め設定されている。
【0004】車輛A、Bの車輛接近警報装置100は、
それぞれ予め定められた時間間隔パターンで送信、受信
を繰り返しており、無線送信機101によって単一トー
ン信号を変調した電波をアンテナ105より放射する。
【0005】電波が届く範囲に他の車輛が接近すると、
他車輛の無線送信機101が送信する電波を無線受信機
102が受信し、トーン信号の検出がされることによ
り、他車輛が接近したことを知らせるべく、警報部10
6が警報出力を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車輛接近警報シ
ステムにおける接近警報装置は、上述のように構成され
ているため、車輛A、Bが、上がり路線と下り路線な
ど、異なる線路上にあって互いに相手が追突の対象とな
らない場合でも、これを区別することができずに、ただ
車輛が接近するだけで、不要な警報を発し、警報の信頼
性が低下すると云う問題点を有している。
【0007】営業用車輛相互間では1対のレールを車輪
で短絡することを検知する方式の軌道回路を使用した信
号システムにより車輛位置を認識しているから、信号シ
ステムによって営業用車輛同士の接近を防止することが
でき、営業用車輛同士については接近警報装置による警
報は不要である。しかし保守用車輛、工事用車輛では両
側車輪間を絶縁されている車輛があるため、軌道回路で
は車輛の存在を検出できない車輛があり、これらの車輛
に関しては信号システムによって車輛の存在を認識でき
ないから、上述のような接近警報装置を保守用車輛、工
事用車輛には勿論のこと、営業用車輛にも搭載する必要
が生じている。しかし従来の接近警報装置では、営業用
車輛とその他の車輛の区別(車輛種別の区別)ができな
いため、営業用車輛同士が接近した場合も、不要に警報
を発すると云う問題点がある。
【0008】この発明は、上述の如き問題点に着目して
なされたものであり、警報を与えるべき車輛の接近と警
報不要な車輛の接近とを区別し、警報が必要な場合にの
み警報を的確に発することにより、警報の信頼性を向上
させ、また自己診断機能を有することで、さらに警報の
信頼性を向上させる車載用車輛接近警報装置および車輛
接近警報携帯機を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による車載用車輛接近警報装置は、自己
車輛が存在する走行線区、走行路線などの自己車輛情報
を設定する自己車輛情報設定部と、前記自己車輛情報設
定部により設定された自己車輛情報をコード化した信号
を電波で周期的に送信する無線送信機と、前記無線送信
機と交互に動作し、無線送信機が送信する電波を周期的
に受信する無線受信機と、警報を出力する警報器と、自
己車輛情報と相手車輛情報との組み合わせにおいて警報
を行う組み合わせであるか否かの組み合わせ条件が設定
されている警報出力条件設定部と、前記無線受信機によ
り受信した電波より相手車輛情報を取得し、当該相手車
輛情報と自己車輛情報との組み合わせにおいて警報を行
う組み合わせであるか否かを前記警報出力条件設定部に
設定されている組み合わせ条件に基づいて識別する警報
条件識別手段と、前記警報条件識別手段が警報を行う組
み合わせであると識別したときのみ前記警報器を警報出
力動作させる警報器制御部とを有しているものである。
【0010】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、無線送信機が自己車輛情報をコード化した信号を電
波で送信することにより、自己車輛が存在する走行線
区、走行路線などの自己車輛情報が電波伝送可能な範囲
にある車輛に対して伝送され、無線受信機が他の車輛よ
りの電波を受信し、警報条件識別手段によって相手車輛
情報と自己車輛情報との組み合わせが予め警報出力条件
設定部に設定された警報を行うべき組み合わせであると
識別されたときにのみ警報器制御部によって警報器が警
報出力を行う。これにより相手車輛が自己車輛に対して
の追突、衝突の対象となる車輛と成り得る車輛であるか
否かの判定を行い、運転者に注意を促す必要がある場合
にのみ警報を運転者に与えることが可能となり、不要な
警報が出ることをなくすことができる。
【0011】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、自己車輛情報は車輛種別を示す情報を含み、前記警
報出力条件設定部は自己車輛の種別と相手車輛の種別の
組み合わせについても警報を行う組み合わせであるか否
かの組み合わせ条件を設定しているものである。
【0012】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、自己車輛の種別と相手車輛の種別の組み合わせにつ
いても警報出力が必要であるか否かが判定され、営業用
車輛同士の場合など、警報が不要である場合には警報出
力が行われない。
【0013】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、自己車輛情報をコード化した信号として多周波符号
によるトーン信号を使用するものである。
【0014】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、自己車輛情報をコード化した信号として多周波符号
によるトーン信号が使用される。このトーン信号はボタ
ン電話器で使用されるDTMF信号(PB信号)のよう
に、2周波数の組み合わせで構成された信号であってよ
い。
【0015】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、自己車輛情報をコード化した信号としてディジタル
信号を使用し、ディジタル変調、復調して無線送受信す
るものである。
【0016】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、自己車輛情報をコード化した信号としてディジタル
信号が使用され、ディジタル変調、復調して無線送受信
することが行われる。このディジタル信号としてはFS
K信号がある。
【0017】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、前記無線送信機の電波送信時に当該無線送信機が出
力する電波送信レベルを検出する電波送信レベル検出部
と、前記電波送信レベル検出部により検出される電波送
信レベルが設定値以下である場合には送信機故障の警報
出力を行う送信機自己診断部とを有しているものであ
る。
【0018】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、電波送信レベル検出部が無線送信機の電波送信時に
当該無線送信機が出力する電波送信レベルを検出し、こ
の電波送信レベルが設定値以下である場合には送信機自
己診断部が送信機故障の警報出力を行う。これにより使
用者は送信機の故障をすぐに知ることができる。
【0019】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、前記無線送信機の電波送信時に前記無線受信機が受
信する自局の無線送信機よりの漏れ電波の受信レベルを
検出する電波受信レベル検出部と、前記電波受信レベル
検出部により検出される電波受信レベルが設定値以下で
ある場合には受信機故障の警報出力を行う受信機自己診
断部とを有しているものである。
【0020】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、電波受信レベル検出部が無線送信機の電波送信時に
無線受信機が受信する自局の無線送信機よりの漏れ電波
の受信レベルを検出し、この電波受信レベルが設定値以
下である場合には受信機自己診断部が受信機故障の警報
出力を行う。これにより使用者は受信機の故障をすぐに
知ることができる。
【0021】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、前記無線送信機の電波送信時に前記無線受信機が受
信する自局の無線送信機よりの漏れ電波より自己車輛情
報を示すコード信号を取得し、当該コード信号と前記自
己車輛情報設定部により設定された自己車輛情報をコー
ド化した信号とが不一致の場合には信号変換処理異常の
警報出力を行う信号変換処理自己診断部と有しているも
のである。
【0022】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、無線送信機の電波送信時に無線受信機が受信する自
局の無線送信機よりの漏れ電波より自己車輛情報を示す
コード信号を取得し、このコード信号と自己車輛情報設
定部により設定された自己車輛情報をコード化した信号
とが不一致の場合には信号変換処理自己診断部が信号変
換処理異常の警報出力を行う。これにより使用者は信号
変換処理系で何らかの異常が生じていることをすぐに知
ることができる。
【0023】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、前記自己車輛情報設定部は線区の情報入力を地上線
路付近に設置されたサインポストが送信する線区情報信
号を入力することにより自動設定するものである。
【0024】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、サインポストが送信する線区情報信号によって線区
情報が間違えなく自動設定される。サインポストが送信
する線区情報信号の伝送も電波によって無接触式に行う
ことができ、またこの電波の受信は他の車載用車輛接近
警報装置よりの電波を受信する無線受信機により行うこ
とができる。
【0025】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
は、GPS受信機を有し、前記自己車輛情報設定部は前
記GPS受信機が受信する位置情報に基づいて線区情報
を自動設定するものである。
【0026】この発明による車載用車輛接近警報装置で
は、GPS受信機が受信する位置情報に基づいて線区情
報が間違えなく自動設定される。
【0027】また上述の目的を達成するために、この発
明による車輛接近警報携帯機は、車載用車輛接近警報装
置の無線送信機が送信する電波を受信する無線受信機
と、警報を出力する警報器と、特定の車輛情報に対して
のみ警報を行う条件が設定されている警報出力条件設定
部と、前記無線受信機により受信した電波より車輛情報
を取得し、当該車輛情報が警報を行うべき条件のもので
あるか否かを前記警報出力条件設定部に設定されている
条件に基づいて識別する警報条件識別手段と、前記警報
条件識別手段が警報を行う条件であると識別したときの
み前記警報器を警報出力動作させる警報器制御部とを有
しているものである。
【0028】この発明による車輛接近警報携帯機では、
無線受信機で車輛よりの電波を受信し、警報条件識別手
段によって車輛情報が警報を行うべき条件のものである
と識別されたときにのみ警報器制御部によって警報器が
警報出力を行う。これにより車輛接近警報携帯機を携帯
した保線作業員などに対して接触する虞れがある車輛が
接近し、保線作業員などに本当に注意を促す必要がある
場合にのみ警報を保線作業員などに与えることが可能と
なり、不要な警報が出ることをなくすことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0030】(実施の形態1)図1はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態1を示している。
【0031】図1でも符号A、Bは車輛を示しており、
車輛A、Bの各々に車載用車輛接近警報装置が搭載され
ている。車載用車輛接近警報装置は、無線送信機1と、
無線受信機2と、所定のタイミングにより切り替えられ
て無線送信機1と無線受信機2とを交互にアクティブ状
態にする送受信切替器4と、送受信アンテナ5と、線区
コード設定器6と、走行レール(走行路線)設定器7
と、車輛種別設定器8と、自己車輛情報設定部9と、警
報出力条件設定部10と、CPU11と、DTMF発振
器12と、DTMF識別器13と、警報器制御部14
と、スピーカ等による音響式警報器15とを有してい
る。
【0032】線区コード設定器6は線区のコード入力
を、走行レール設定器7は走行レールが上りレール/下
りレールかのコード入力を、車輛種別設定器8は車輛種
別が営業用車輛/保守用車輛かのコード入力を行い、入
力された各コードは自己車輛情報として自己車輛情報設
定部9に設定登録される。
【0033】警報出力条件設定部10は自己車輛情報と
相手車輛情報との組み合わせにおいて警報を行う組み合
わせであるか否かを設定している。この組み合わせ例が
図2に示されている。図2は、A線区とB線区の2つの
線区のいずれかに自車輛がおり、対象となる相手車輛の
条件により警報鳴動、悲鳴動を、A線区、B線区、上り
/下り、営業車/保守用の車輛の種別の組合せ毎に示し
たものであり、○印は警報を行う警報鳴動の組み合わせ
を、×印は警報を行わない非鳴動の組み合わせを各々示
している。
【0034】DTMF発振器12はCPU11よりの指
令信号により自己車輛情報設定部9に設定登録されてい
る自己車輛情報(線区コード、走行レールコード、車輛
種別コードによるコード信号)に応じてボタン電話器で
使用されるDTMF信号のように2周波数の組み合わせ
で構成されたトーン信号を生成する。このトーン信号
は、無線送信器1で変調され、所定周波数の搬送波によ
る電波として送受信切替器4による送信タイミングをも
って周期的にアンテナ5より空中に出力される。
【0035】無線受信機2は、送受信切替器4による受
信タイミングをもって周期的にアンテナ5より電波を受
信し、これをトーン信号、ここではDTMF信号に復調
し、DTMF信号をDTMF識別器13に入力する。D
TMF識別器13はDTMF信号を識別し、受信電波に
よる車輛情報、即ち相手車輛情報をCPU11に入力す
る。
【0036】CPU11は、警報条件識別手段をなし、
DTMF識別器13より得られる相手車輛情報と自己車
輛情報設定部9より得られる自己車輛情報との組み合わ
せにおいて警報を行うべき組み合わせであるか否かを警
報出力条件設定部10に設定されている組み合わせ条件
に基づいて識別し、警報を行う組み合わせであると識別
したときのみ警報器制御部14に鳴動指令を出力する。
【0037】警報器制御部14は、鳴動指令を与えられ
ることにより、音響式警報器15を鳴動させる。
【0038】車輛AとBは、それぞれ自己車輛情報(コ
ード信号)をDTMF発振器12によってDTMF信号
に変換し、このDTMF信号の信号成分を含む電波を各
々の送信タイミングをもって無線送信器1、アンテナ5
より送信しており、車輛AとBとが接近すると、ともに
相手の電波をアンテナ5により捉えて無線受信機2がそ
れを受信することとなる。
【0039】無線受信機2が電波を受信すると、復調が
行われ、DTMF識別器13によって相手車輛情報がコ
ード信号をもって識別され、CPU11がDTMF識別
器13より得られる相手車輛情報と自己車輛情報設定部
9より得られる自己車輛情報との組み合わせにおいて警
報を行うべき組み合わせであるか否かを警報出力条件設
定部10に設定されている組み合わせ条件に基づいて識
別し、警報を行う組み合わせであれば、警報器制御部1
4に鳴動指令を出力する。これにより相手車輛が警報の
必要な車輛であるときにのみ、たとえばA線区上り路線
を走行している営業用車輛とA線区上り路線を走行して
いる保守用車輛とが互いに接近すれば、営業用車輛と保
守用車輛の両方で音響式警報器15が鳴動する。
【0040】即ち、線区コード、走行レールコード、車
輛種別コードの判定を行い、警報の必要な車輛の電波を
受信した場合にのみ警報動作を行う。
【0041】これに対しA線区上り路線を走行している
営業用車輛とA線区下り路線を走行している保守用車輛
とが互いに接近しても路線相違により追突などが生じる
ことがないから、その両方で音響式警報器15が鳴動す
ることはない。また営業用車輛同士の場合には何れの場
合も、軌道回路を使用した信号システムにより追突防止
処置などが行われるから、この場合も音響式警報器15
が鳴動することがない。
【0042】なお、自停車中の条件を車輛のタコメータ
等の条件を利用して判定条件に加え、停車中の車輛は警
報鳴動を行わないようにすることも可能であり、不要な
警報を更に減少することができる。
【0043】(実施の形態2)図3はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態2を示している。
尚、図3に於いて、図1に対応する部分は図1に付した
符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0044】この実施の形態では、自己車輛情報をコー
ド化した信号としてディジタル信号を使用し、FSK変
調器16とFSK復調器17とでディジタル変調、復調
して無線送受信する。
【0045】このこと以外は実施の形態1における場合
と同じあり、実施の形態2においても実施の形態1にお
ける場合と同様の作用、効果が得られる。
【0046】(実施の形態3)図4はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態3を示している。
尚、図4に於いても、図1に対応する部分は図1に付し
た符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。この
実施の形態では、実施の形態1のものに、方向性結合器
18と、検波回路19と、比較器20とが追加されてい
る。
【0047】方向性結合器18は、無線送信器1の出力
線の途中で送信電波(送信の高周波電流)の一部を取り
出す。
【0048】検波回路19は、無線送信機1の電波送信
時に無線送信機1が出力する電波送信レベルを検出する
電波送信レベル検出部であり、方向性結合器18により
取り出した高周波電流を検波、整流し、送信の高周波電
力に比例した電圧を出力する。
【0049】比較器20は、送信機自己診断部をなし、
検波回路19が出力する電圧とあらかじめ設定された電
圧値、例えば送信高周波出力が3dB低下した場合の電
圧値とを比較する回路で、送信機出力が3dB以上低下
したことをCPU11に通達する。CPU11はこの通
達により送信出力低下の警報を出力する指令を警報器制
御部14へ出力する。
【0050】これにより音響式警報器15が送信出力低
下(送信機故障)を表す注意音で鳴動する。これにより
使用者は送信機の故障をすぐに知ることができる。な
お、このことはCPU11に接続されるコンソールモニ
タに表示されてもよい。
【0051】これらのことにより、運転者に対する注意
喚起が可能となり、送信機故障に起因する事故を未然に
防止することが可能となる。
【0052】(実施の形態4)図5はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態4を示している。
尚、図5に於いて、図4に対応する部分は図4に付した
符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。この実
施の形態では、実施の形態3のものに、受信機自己診断
部として、無線受信機2のリミッター電流と設定値との
比較を行い、リミッター電流が設定値以下になれば、受
信機故障であることをCPU11に通達する比較器21
が設けられている。
【0053】無線受信機2から出力されるリミッター電
流は受信電波のレベルに比例して出力される電流であ
り、電波送信時に送受信切替器4の送信側から受信側に
送信出力の一部が洩れることにより、電波送信時でもリ
ミッター電流が存在する。この量は無線受信機2が正常
であれば、装置毎に一定であり、無線送信機1も正常で
あれば一定量のリミッター電流が出力される。
【0054】比較器21はリミッター電流が設定値以下
に低下すると、このことをCPU11に通達し、CPU
11はこの通達により受信機故障の警報を出力する指令
を警報器制御部14へ出力する。
【0055】これにより音響式警報器15が受信機故障
を表す注意音で鳴動する。これにより使用者は受信機の
故障をすぐに知ることができる。なお、このこともCP
U11に接続されるコンソールモニタに表示されてもよ
い。
【0056】これらのことにより、運転者に対する注意
喚起が可能となり、受信器故障に起因する事故の未然の
防止が可能となる。
【0057】(実施の形態5)図6はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態5を示している。
尚、図6に於いて、図5に対応する部分は図5に付した
符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。この実
施の形態では、実施の形態4のものに、無線送信機1の
電波送信時に無線受信機2が受信する自局の無線送信機
1よりの漏れ電波より自己車輛情報を示すコード信号を
DTMF識別器13よりCPU11にモニタコードとし
て取り込み、このコード信号と自己車輛情報設定部9に
より設定された自己車輛情報を示すコード信号(設定コ
ード)とをCPU11がソウトウェア処理により具現す
る比較部(信号変換処理自己診断部)23で比較し、モ
ニタコードと設定コードとが不一致の場合には信号変換
処理異常の警報を出力する指令を警報器制御部14へ出
力する。
【0058】これにより音響式警報器15が信号変換処
理異常を表す注意音で鳴動する。これにより使用者は信
号変換処理の異常をすぐに知ることができる。なお、こ
のことはCPU11に接続されるコンソールモニタに表
示されてもよい。
【0059】これらのことにより、運転者に対する注意
喚起が可能となり、信号変換処理異常に起因する事故の
未然の防止が可能となる。
【0060】(実施の形態6)図7はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態6を示している。
尚、図7に於いて、図1に対応する部分は図1に付した
符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。この実
施の形態では、線区設定切替地点付近にLCXケーブル
30が架設され、LCXケーブル30にサインポスト用
基地局31が接続されている。
【0061】サインポスト用基地局31は、無線送信機
32と、無線受信機33と、無線送信機32と無線受信
機33とを切り替え式にアクティブ状態にする送受信切
替器34と、CPU35と、DTMF発振器36と、D
TMF識別器37と、線区データメモリ38とを有して
いる。
【0062】サインポスト用基地局31は、定常状態で
は受信モードになっていて、自己車輛情報を示す電波を
間欠送信しながらLCXケーブル30の沿線を走行する
車輛よりの電波をLCXケーブル30で受信して無線受
信機33で復調し、DTMF識別器37によってその車
輛の設定コード(自己車輛情報)を認識する。CPU3
5はその設定コード内の線区コードと進行方向コード
(走行レールコード)から当該車輛が次に進行する線区
の判定を行い、該当する線区データを線区データメモリ
38より読み出し、送受信切替器34によって送信モー
ドに切り替え、当該車輛に対して次に進行する線区の線
区コードをDTMF発振器36によってDTMF信号に
変換し、この信号を無線送信機32により変調してLC
Xケーブル30経由で当該車輛に対して線区コードを示
す電波の送信を行う。
【0063】当該車輛はその電波をアンテナ5で捉え、
無線受信機2で復調し、DTMF識別器13によって線
区コードを識別し、線区コードをCPU11に与える。
これによりCPU11は自己車輛情報設定部9の線区コ
ードをサインポスト用基地局31よりの新しい線区コー
ドに書き換える。
【0064】これにより適切な線区コードが自動的に間
違いなく自動設定され、車輛近接警報装置の動作信頼性
が向上する。
【0065】(実施の形態7)図8はこの発明による車
載用車輛接近警報装置の実施の形態7を示している。
尚、図8に於いて、図1に対応する部分は図1に付した
符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。この実
施の形態では、GPS空中線25と、GPS受信機26
と、地図データメモリ27とが設けられている。
【0066】GPS用人工衛星Sの電波をGPS空中線
25で捉え、GPS用人工衛星Sの電波をGPS受信機
26で受信復調する。
【0067】複数のGPS用人工衛星Sからの電波を受
信してCPU11によりデータ内容を解析して緯度経度
を計算し、この緯度経度の線区を地図データメモリ27
に格納されている地図データより取得し、その線区のコ
ードをCPU11によって自動設定する。これにより車
輛の走行によって線区が変わったとしても、自己車輛情
報設定部9の線区コードが自動的に更新され、常に適切
な線区コードが自動的に間違いなく自動設定されること
になり、車輛近接警報装置の動作信頼性が向上する。
【0068】(実施の形態8)図9はこの発明による車
載用車輛接近警報装置と車輛接近警報携帯機の組み合わ
せの実施の形態8を示している。尚、図8に於いて、図
1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符号を付
けてその説明を省略する。車輛接近警報携帯機40は、
アンテナ41と、無線受信機42と、DTMF識別器4
3と、CPU44と、線区・走行レール設定部45と、
音響式警報器46とを有している。
【0069】車輛接近警報携帯機40は、車輛が接近す
ることにより、その車輛が発信している電波をアンテナ
41により捉えてDTMF識別器43によってその車輛
の設定コード(自己車輛情報)を認識する。CPU44
はその設定コードと線区・走行レール設定部45に設定
されている保線作業員が在線する線区・走行レールのコ
ードとを対照し、車輛の設定コードと保線作業員が在線
する線区・走行レールのコードとが一致すれば、音響式
警報器46に対して警報出力を行う。
【0070】これにより車輛接近警報携帯機40を携帯
した保線作業員などに対して接触する虞れがある車輛が
接近し、その保線作業員などに本当に注意を促す必要が
ある場合にのみ音響式警報器46が鳴動し、警報を保線
作業員などに与えることが可能となり、不要な警報が出
ることをなくすことができる。
【0071】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
この発明による車載用車輛接近警報装置においては、相
手車輛が自車輛に対しての追突、衝突の対象となる車輛
と成り得る車輛であるか否かの判定を行い、運転者に注
意を促す必要がある場合にのみ警報を運転者に与えるこ
とが可能となり、不要な警報が出ることをなくすことが
でき、警報の有意義性が向上し、車載用車輛接近警報装
置の設置価値が向上する。
【0072】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、自己車輛の種別と相手車輛の種別の組み合
わせについても警報出力が必要であるか否かが判定さ
れ、営業用車輛同士の場合など、警報が不要である場合
には警報出力が行われないから、警報の有意義性が向上
し、この場合も車載用車輛接近警報装置の設置価値が向
上する。
【0073】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、自己車輛情報をコード化した信号としてD
TMF信号のような多周波符号によるトーン信号が使用
されるから、自己車輛情報をコード化した信号がトーン
信号をもって容易に、且つ信頼性高く得られる。
【0074】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、自己車輛情報をコード化した信号としてF
SK信号のようなディジタル信号が使用され、ディジタ
ル変調、復調して無線送受信することが行われるから、
自己車輛情報をコード化した信号がディジタル信号をも
って容易に、且つ信頼性高く得られる。
【0075】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、電波送信レベル検出部が無線送信機の電波
送信時に当該無線送信機が出力する電波送信レベルを検
出し、この電波送信レベルが設定値以下である場合には
送信機自己診断部が送信機故障の警報出力を行うから、
使用者は送信機の故障をすぐに知ることができ、車載用
車輛接近警報装置の使用上の信頼性が向上する。
【0076】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、電波受信レベル検出部が無線送信機の電波
送信時に無線受信機が受信する自局の無線送信機よりの
漏れ電波の受信レベルを検出し、この電波受信レベルが
設定値以下である場合には受信機自己診断部が受信機故
障の警報出力を行うから、使用者は受信機の故障をすぐ
に知ることができ、車載用車輛接近警報装置の使用上の
信頼性が向上する。
【0077】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、無線送信機の電波送信時に無線受信機が受
信する自局の無線送信機よりの漏れ電波より自己車輛情
報を示すコード化信号を取得し、このコード化信号と自
己車輛情報設定部により設定された自己車輛情報をコー
ド化した信号とが不一致の場合には信号変換処理自己診
断部が信号変換処理異常の警報出力を行うから、使用者
は信号変換処理系で何らかの異常が生じていることをす
ぐに知ることができ、車載用車輛接近警報装置の使用上
の信頼性が向上する。
【0078】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、サインポストが送信する線区情報信号によ
って線区情報が間違えなく自動設定されるから、車載用
車輛接近警報装置の動作信頼性が向上する。
【0079】つぎの発明による車載用車輛接近警報装置
においては、GPS受信機が受信する位置情報に基づい
て線区情報が間違えなく自動設定されるから、車載用車
輛接近警報装置の動作信頼性が向上する。
【0080】つぎの発明による車輛接近警報携帯機にお
いては、無線受信機で車輛よりの電波を受信し、警報条
件識別手段によって車輛情報が警報を行うべき条件のも
のであると識別されたときにのみ警報器制御部によって
警報器が警報出力を行うから、車輛接近警報携帯機を携
帯した保線作業員などに対して接触する虞れがある車輛
が接近し、保線作業員などに本当に注意を促す必要があ
る場合にのみ警報を保線作業員などに与えることが可能
となり、不要な警報が出ることをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態1を示すブロック図である。
【図2】 この発明による車載用車輛接近警報装置で使
用される警報出力条件の設定例を示す説明図である。
【図3】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態2を示すブロック図である。
【図4】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態3を示すブロック図である。
【図5】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態4を示すブロック図である。
【図6】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態5を示すブロック図である。
【図7】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態6を示すブロック図である。
【図8】 この発明による車載用車輛接近警報装置の実
施の形態7を示すブロック図である。
【図9】 この発明による車載用車輛接近警報装置と車
輛接近警報携帯機の組み合わせの実施の形態8を示すブ
ロック図である。
【図10】 従来における車載用車輛接近警報装置を示
すブロック図である。
【図11】 (a)、(b)は各々送信タイミングを示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 無線送信機,2 無線受信機,4 送受信切替器,
5 送受信アンテナ,6 線区コード設定器,7 走行
レール設定器,8 車輛種別設定器,9 自己車輛情報
設定部,10 警報出力条件設定部,11 CPU,1
2 DTMF発振器,13 DTMF識別器,14 警
報器制御部,15 音響式警報器,16FSK変調器,
17 FSK復調器,18 方向性結合器,19 検波
回路,20 比較器,21 比較器,23 比較部,2
5 GPS空中線,26 GPS受信機,27 地図デ
ータメモリ,30 LCXケーブル,31 サインポス
ト用基地局,32 無線送信機,33 無線受信機,3
4 送受信切替器,35CPU,36 DTMF発振
器,37 DTMF識別器,38 線区データメモリ,
40 車輛接近警報携帯機,41 アンテナ,42 無
線受信機,43DTMF識別器,44 CPU,45
線区・走行レール設定部,46 音響式警報器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己車輛が存在する走行線区、走行路線
    などの自己車輛情報を設定する自己車輛情報設定部と、 前記自己車輛情報設定部により設定された自己車輛情報
    をコード化した信号を電波で周期的に送信する無線送信
    機と、 前記無線送信機と交互に動作し、無線送信機が送信する
    電波を周期的に受信する無線受信機と、 警報を出力する警報器と、 自己車輛情報と相手車輛情報との組み合わせにおいて警
    報を行う組み合わせであるか否かの組み合わせ条件が設
    定されている警報出力条件設定部と、 前記無線受信機により受信した電波より相手車輛情報を
    取得し、当該相手車輛情報と自己車輛情報との組み合わ
    せにおいて警報を行うべき組み合わせであるか否かを前
    記警報出力条件設定部に設定されている組み合わせ条件
    に基づいて識別する警報条件識別手段と、 前記警報条件識別手段が警報を行う組み合わせであると
    識別したときのみ前記警報器を警報出力動作させる警報
    器制御部と、 を有していることを特徴とする車載用車輛接近警報装
    置。
  2. 【請求項2】 自己車輛情報は車輛種別を示す情報を含
    み、前記警報出力条件設定部は自己車輛の種別と相手車
    輛の種別の組み合わせについても警報を行う組み合わせ
    であるか否かの組み合わせ条件を設定していることを特
    徴とする請求項1に記載の車載用車輛接近警報装置。
  3. 【請求項3】 自己車輛情報をコード化した信号として
    多周波符号によるトーン信号を使用することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の車載用車輛接近警報装置。
  4. 【請求項4】 自己車輛情報をコード化した信号として
    ディジタル信号を使用し、ディジタル変調、復調して無
    線送受信することを特徴とする請求項1または2に記載
    の車載用車輛接近警報装置。
  5. 【請求項5】 前記無線送信機の電波送信時に当該無線
    送信機が出力する電波送信レベルを検出する電波送信レ
    ベル検出部と、 前記電波送信レベル検出部により検出される電波送信レ
    ベルが設定値以下である場合には送信機故障の警報出力
    を行う送信機自己診断部と、 を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに
    記載の車載用車輛接近警報装置。
  6. 【請求項6】 前記無線送信機の電波送信時に前記無線
    受信機が受信する自局の無線送信機よりの漏れ電波の受
    信レベルを検出する電波受信レベル検出部と、 前記電波受信レベル検出部により検出される電波受信レ
    ベルが設定値以下である場合には受信機故障の警報出力
    を行う受信機自己診断部と、 を有していることを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の車載用車輛接近警報装置。
  7. 【請求項7】 前記無線送信機の電波送信時に前記無線
    受信機が受信する自局の無線送信機よりの漏れ電波より
    自己車輛情報を示すコード信号を取得し、当該コード信
    号と前記自己車輛情報設定部により設定された自己車輛
    情報をコード化した信号とが不一致の場合には信号変換
    処理異常の警報出力を行う信号変換処理自己診断部を有
    していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    の車載用車輛接近警報装置。
  8. 【請求項8】 前記自己車輛情報設定部は線区の情報入
    力を地上線路付近に設置されたサインポストが送信する
    線区情報信号を入力することにより自動設定することを
    特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の車載用車輛接
    近警報装置。
  9. 【請求項9】 GPS受信機を有し、前記自己車輛情報
    設定部は前記GPS受信機が受信する位置情報に基づい
    て線区情報を自動設定することを特徴とする請求項1〜
    7の何れかに記載の車載用車輛接近警報装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の車載用
    車輛接近警報装置の無線送信機が送信する電波を受信す
    る無線受信機と、 警報を出力する警報器と、 特定の車輛情報に対してのみ警報を行う条件が設定され
    ている警報出力条件設定部と、 前記無線受信機により受信した電波より車輛情報を取得
    し、当該車輛情報が警報を行うべき条件のものであるか
    否かを前記警報出力条件設定部に設定されている条件に
    基づいて識別する警報条件識別手段と、 前記警報条件識別手段が警報を行う条件であると識別し
    たときのみ前記警報器を警報出力動作させる警報器制御
    部と、 を有していることを特徴とする車輛接近警報携帯機。
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