JPH09262225A - 健康管理装置 - Google Patents

健康管理装置

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Publication number
JPH09262225A
JPH09262225A JP8056232A JP5623296A JPH09262225A JP H09262225 A JPH09262225 A JP H09262225A JP 8056232 A JP8056232 A JP 8056232A JP 5623296 A JP5623296 A JP 5623296A JP H09262225 A JPH09262225 A JP H09262225A
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JP
Japan
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card
weight
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Withdrawn
Application number
JP8056232A
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English (en)
Inventor
Yoshio Osawa
良夫 大沢
Shigeo Kawasue
繁雄 川末
Seiji Hashimoto
誠司 橋本
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH09262225A publication Critical patent/JPH09262225A/ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体重計や身長計による計測は、記録作業が煩
雑で生体情報の変化が容易に得られにくい。集団健康診
断における定期的計測で自動化は進んでいるが自分が望
む時に計測し一定期間における生体情報の変化を即座に
知ることはできない。これらの問題点を解決する健康管
理装置を提供する。 【解決手段】 体重や身長などを計測しこれらの計測値
信号を出力する計測器1と、この計測器1からの前記出
力信号を受けてこれを計測毎に記録するとともに前記体
重や身長及びこれらに基づく生体情報をパターンで表示
する液晶式表示器D1を有し、この液晶式表示器D1に
より生体情報をパターン表示できる生体情報記録表示カ
ードC1とからなるもので、カード本体C1の液晶式表
示器D1に自分の体重値の変化や肥満度とその推移等を
パターン表示でき、それを見て健康管理することができ
る利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、体重そしてさら
には身長等の生体情報を計測、記録し、そして手元にて
表示でき健康管理に有効に利用できる健康管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】体重値をはじめ身長値、体温、血圧等
は、その人の健康状態を表す非常に重要なバロメータと
なっている。特に体重値は食生活、運動などにも関係深
く、体調に直接的、間接的に関係し、さらに体重値と身
長値はその人の肥満度に関係し、健康管理、体調の具合
に深く関わっている。このように、これらの値を管理、
調整することは健康管理の基本になっている。ところ
で、このような重要な体重値等の計測は、個人的に計測
される場合と集団的に計測される場合がある。
【0003】従来より個々人の体重値や身長値はそれぞ
れの測定機器即ち体重計や身長計によって計測し、各個
人個人がそれを観察して知るのが普通である。また、診
療所や健康クリニック等にて継続的または定期的に計測
し、それぞれの生体情報を記録保管して健康管理を行う
場合には、計測人数が多く情報量が膨大になることか
ら、計測値は大型コンピュータに入力されて演算処理さ
れ統計が出されたり健康管理に必要な情報が出力される
ようになっている。この場合、各個人はそれぞれIDカ
ードを所持して計測に際しては計測機器にIDカードを
挿入し、計測情報の処理についてのインデックス信号と
して入力するようになっている。またこれらの中間的な
健康管理機器として家庭でも利用できる計測機器(特公
昭56−52034「簡易健康機器」等)が提案されて
いる。これらの機器は、体重計測機器に計測値の記録部
や表示部とともに磁気カードの入力(挿入)部を有し、
計測機器のキーボード操作によって磁気カードに記録蓄
積された経時的な生体情報が取り出され、これら情報が
計測機器(パソコン等の端末機器)のディスプレイ上に
てグラフ式ないし図表等で表示するもので、家庭でも当
人が容易に測定し自分の健康管理に利用するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、体重値や身
長値などを定期的にチェックして肥満度監視や妊娠時に
おける自己の健康管理をしていく場合、体重計や身長計
といった単機能計測機器による計測では、当人が計測の
都度測定結果を筆記具で記録メモしていく必要があり、
作業が煩雑でメモの紛失など問題は多く能率的でない。
また、集団健康管理における体重値や身長値などの定期
的計測では健康管理についての情報やアドバイスを得る
ことは可能であるが、自分が望む時に計測し一定期間に
おける生体情報の変化を即座に知るという点では実現不
可能である。また、この場合IDカードは計測情報の処
理についてのインデックス信号として入力するに利用さ
れるのみで、そのIDカードから生体情報を知ることは
できない。さらに上記した簡易健康機器の場合、磁気カ
ードは都度計測した生体情報を記録(記憶)している
が、それを当人が知るためには計測機器に挿入しなけれ
ば見ることはできない不便がある。したがって、必要な
時に適宜自分の経時的生体情報を即座の見たいとか知り
たいという場合は、それをパソコン等の端末機器に挿入
してその表示部に表示させて知る以外にない。この発明
はこのような問題点を解決する健康管理装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する健康
管理装置は、少なくとも体重を計測しこの計測値信号を
出力する計測器と、この計測器からの前記出力信号を受
けてこれを計測毎に記録するとともに体重値の生体情報
をパターンで表示することができる液晶式表示手段を備
えた生体情報記録表示カードとからなり、この生体情報
記録表示カードに前記生体情報をパターン表示すること
によって健康管理に資することができるよう構成したも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図9は、この発明の生体
情報記録表示カードに体重情報や身長情報を入力し記録
する体重計や身長計あるいはこれらを合体した身長体重
計と記録表示カードを斜視的に示している。
【0007】図1と図2は、体重計1、2を単能器とし
て示す図で、計測した体重情報をカード本体C1等に入
力し記憶させる機能を備えている。このカードC1への
情報入力機構としては磁気的手段等によって行う既知の
手段であり詳細な説明は省略する。記録に際しては、人
が体重計に搭ったときは体重値が短時間であるが変動し
ておりその後静止するが、記録は体重値が静止した時点
で自動的に行われるように体重計が構成されている。こ
の自動記録方式は構成は図1から図9の体重計において
採用されている。さて、図1は体重値のディスプレイが
設置されておらず、上記入力記憶機構付きでカード本体
C1等のための挿入口1Sのみが設置されているもので
ある。図2の体重計は、カード本体C1等のための挿入
口2S以外に体重値のディスプレイ3が設置されてい
る。
【0008】図3〜図5は、体重計と身長計を結合した
もので、身長体重計4の上方には踏台5が載置されると
ともに、身長計測用の支柱6が垂設されている。図3と
図4の場合は、支柱6に対してカーソル7が上下動する
もので、このカーソル7の移動量によって身長を計測す
る。カーソル7の上下動は支柱6内に設置された上下駆
動機構により行われ、その移動量が電気的に測定されて
身長情報信号を出力するようになっている。ただ、図3
と図4ではカード本体C3等の挿入位置が異なってい
る。図3では身長体重計4に直接カード本体C3等のた
めの挿入口4Sが設けられ、他方図4の場合は、体重計
4の上方に別個に垂設された制御器8にカード本体C3
等のための挿入口8Sが設けられている。図5も体重計
と身長計を結合したものであるが、身長計が赤外線式測
定原理によるものである。体重計9の上方には踏台10
が載置されるとともに身長計測用の支柱11が垂設され
ている点は共通しているが、支柱11の頂部には赤外線
式身長測定器12が設置されている。この赤外線式身長
測定器12には、詳細な構成は図示されていないが、赤
外線の発光部と受光部が設けられ、発光と受光の時間差
から距離(身長)を計測することを原理とするものであ
り、既知であって詳細な説明は省略する。この測定結果
は身長情報信号として出力されカード本体C3等に記録
されるようになっている。9Sはカード本体C3の挿入
口である。
【0009】さらに図6に示す体重計は可搬形のもの
で、踏盤13L、13Rが体重を検知し、その結果がリ
ード線14を経て体重計15にて計測される。この体重
計15にはカード本体C1等のための挿入口15Sが設
けられている。この体重計はリード線16にて電力を得
て作動する。もちろん、バッテリ内蔵形であれば電力供
給は不要である。体重計15そして踏盤13L、13R
を軽量に製作することにより可搬形となり、必要な時に
その場で計測できる利点がある。なお、図1から図6に
おけるBは、カード本体C1〜C4を抜き取るための解
放ボタンである。図7は、カード本体C1〜C4への生
体情報入力器を特別に設置された体重計の実施例で、記
録器KUにカード本体C1〜C4の一部を挿入するだけ
で情報が入力され記録が行われる構成になっている。さ
らに、図8は、円形のカード本体C5への生体情報記録
器KTを手持ち可能に構成した体重計の実施例であり、
被測定者が自分のカード本体C5に自在に測定と記録を
行うことができるものである。この記録器KTには記録
指示用スイッチSWが設置されている。これらの場合
は、計測機器にはカード本体を抜き取るための解放ボタ
ンは不要である。
【0010】さらに、図9は体重計20とカード本体C
9を示すが、この体重計20は計測値を無線方式で発信
する発信器21を具備するものである。例えば体重値を
赤外線の信号に変換して発信器21から上方に照射す
る。他方カード本体C9にはこの信号を受信する受信器
AIが端面に取り付けられているのである。したがって
このカード本体C9の受信器AI側を発信器21の上方
から発信器21に向けると、体重計20が計測した体重
値はその信号が赤外線信号にてカード本体C9に入力さ
れ、記憶される。
【0011】ところで、この発明における「生体情報」
は少なくとも体重値を指すが、体重値と身長値であれば
より健康管理に有益であり、更には胸囲値(バスト
値)、ウエスト値、ヒップ値等の身体計測情報や、眼圧
値、眼底値、視力値、肺活量値、血中脂質値、尿糖値、
血糖値、血圧値、血球値、肝臓や腎臓検査値、視力値、
聴力値、眼圧値、血液型等の体内生体情報の幾つかある
いは全部を加えることにより健康管理をより完全なもの
とすることができることから、これらすべての情報を指
すものとする。これらの情報は、それぞれの計測機器か
らカード本体に入力されるが、計測機器からの出力信号
(電磁的信号、無線信号等)をカード本体が直接的に受
ける形か、あるいは被測定者が計測機器からの出力値を
見てキーを押して入力されることになる。
【0012】さて、つぎにこの発明の管理装置の構成要
件の1つである生体情報記録表示カードを、斜視的に示
す図10から図17にしたがって説明する。まず図10
は最も簡略で単機能形のカードの例であり、外観上カー
ド本体C1には生体情報をパターンで表示する液晶式表
示器D1とスイッチキー18が設置されているのみであ
る。このスイッチキー18を押す毎に、記憶されている
情報が表示器D1に表示、消去されるよう表示のON、
OFF機能を有している。
【0013】図11に示すカード本体C2には生体情報
をパターンで表示する液晶式表示器D2とスイッチ18
の外に、被測定者名入力用キーS、Rと被測定者名表示
器3および表示切替用キーK1、K2が付設されてい
る。表示切替用キーK1、K2は経時的表示の日時等を
移動させて表示を切替えるものであり、切替移動方向を
示す2個のキーで構成されている。キーK1を押すと過
去の日時のデータが表示され、キーK2を押すと最近の
日時のデータが表示される。キーSは被測定者の選択用
であり、キーRは選択された被測定者の登録用のもので
あ、19は表示を切り替えるためのキーである。図12
に示すカード本体C3には、カード本体C2のスイッチ
キー18やキーS、R以外に肥満度の情報を表示する際
の指示用キー17が設置されている。また、図13に示
すカード本体C4には、カード本体C3のキー群以外に
各種のパラメータの入力用キー群KGが設置されてい
る。カード本体C4においては、他のカード本体におけ
るスイッチキー14に相当するキーはキー群KGの中の
キーONとCがこれを代行する。即ち、ONを押すとパ
ターンが表示され、OFFを押すと表示が消去する。な
お、カード本体C2からカード本体C4における液晶表
示器D2は表示器D1と異なり、表示単位と日付を表示
するための記号L、Nが表記されている。Lは表示単位
(キログラム)が表示され、Nは日付(年、月、週、
日)が表示される。これ以外のパラメータを表示させて
もよい。
【0014】図14に示すカード本体C5は、カード本
体を円形状に形成したもので、特に女性向きで丸形ハン
ドバッグにて携帯しやすいよう工夫された実施例であ
る。さらに、図15は図10から図13に示されるカー
ド本体C1からC4に比較して液晶表示器D3が大きく
形成されたカード本体C6を示している。また、図16
は図15と同様液晶表示器D3が大きく形成されている
カード本体C7で、キーやスイッチの配置を図15と異
ならせた例を示している。この図16に示すように大型
液晶表示器D3の場合は、生体情報がパターン表示と文
字表示させることが可能であ。パターン表示されている
生体情報は体重値(又は身長値)であり、文字表示され
ている生体情報は血圧値、体温値等であるが、これら前
述した生体情報も複数回の計測値を記憶させてパターン
表示させ、全ての生体情報の判別を容易にすることも可
能である。
【0015】図17は図9において示したカード本体C
9を斜視的に示すもので、端面に無線信号を受信する受
信器AIが設置されている。また、カード本体C9の液
晶表示器Dの右方にはマニタ用のランプLTが設置され
ている。このランプLTは無線信号を受信器AIが受信
したとき点灯し、その信号が記憶されると消灯する。し
たがって、被測定者はこのランプLTの点滅を見て体重
値の測定、入力、記憶を確認することができる。
【0016】これらカード本体C1〜C9の外観上の構
成は以上のとおりであるが、これらの磁気カードの内部
構成は、図18から図22に示すとおりである。即ち、
これらのカードには図18に示すように体重計にて計測
した体重情報信号を受け入れるインターフェイス部IF
と、このインターフェイス部IFからの出力値を体重値
に変換して出力する体重値算出回路DSと、この体重値
を記録保存する記録回路MSと、この体重値を液晶式表
示器D1に出力するため各信号の交通整理の機能を行う
制御回路CS、およびこの制御回路の作動を指示する指
示部SDが内蔵されている。この指示部SDは、上記し
たキー群4と各キー2、5、S、R、K1、K2等にて
構成されていて、これらスイッチキー群の操作により制
御回路SDが作動し表示が制御される。例えば、キーK
1を押すと表示パターンにおける日付が順次過去に遡る
ように変位して表示され、当初からの計測がパターン表
示されるように構成されている。
【0017】また、図19は、図3、図4のカード本体
C3、C4の場合の内部構成を示す図で、身長体重計
(前述)にて計測した体重情報信号と身長情報信号を受
け入れるそれぞれのインターフェイス部IF1、IF2
と、体重値算出回路DS1、身長値算出回路DS2が構
成されており、この点が図18の場合と異なる。また、
CPはマイクロコンピュータを有する演算回路で、各計
測値をパターン表示(折線グラフ、棒グラフ等の表示)
ための計算を行ったり、さらには計測初日の値を100
とする指数表示のためにその後の各計測値を計算して指
数を出力する等の演算を行う。さらに、体重値と身長値
から肥満度を産出する。
【0018】さらに図20は、体重値と身長値以外の生
体情報例えば、前述の血圧値、脈拍値、視力値、聴力
値、眼圧値等や血液型、胸囲値(バスト値)、ウエスト
値、ヒップ値さらには血糖値等血液に関する詳細な情
報、各種病気名、その症状に関連する情報などが記録で
きるカード本体C4の例で、この体重値と身長値以外の
生体情報はインターフェイス部IF3から入力されるよ
うに構成されている。図21は、図20のカード本体に
比較してさらに情報出力端子OFが付け加えられたカー
ド本体C8の内部構成を示している。このカード本体C
8では、液晶表示器D2以外の表示装置即ち、図38に
示すように生体情報観察装置DYの表示器DPにて表示
して観察する場合等に有利である。このような使用は、
例えば病院における医師がその患者の当人を前にして観
察する場合であるが、この生体情報観察装置DYは通常
のパソコンで代用することもでき、医師の操作で容易に
使用できるものである。なお、カード本体C8は生体情
報観察装置DYの側方から挿入されて、記録された情報
が図面に示すように表示器DPに表示される。表示内容
としては、体重値の他に身長値を表示でき、さらには上
記したような血圧値等体内生体情報を表示させることが
できる。図38のはこの体内生体情報をも含めた表示例
である。なお、Bはカード本体C8を抜き取るための解
放ボタンである。図18から図21におけるカード本体
の構成においては、時計回路は図示されていないが、当
然時計回路とそれを駆動する発信器などが設置され、日
々刻々の信号がマイクロンピュータを有する演算回路C
Pに入力される。
【0019】図22は、マイクロンピュータCPUと液
晶表示部Dを中心としてカード本体C9の内部構成を示
す図である。マイクロンピュータCPUが信号の授受、
発信と制御を行う。図示のとおり、体重計にて計測した
体重情報の無線信号は受信器AIにて受信される。この
インターフェイス部AIからの信号は体重値算出回路D
Sにて体重値に変換されてマイクロンピュータCPUに
入力される。そしてこの体重値はROMの記録回路にて
記録される。DDは液晶表示器D2にて体重値等の生体
情報を表示させるための駆動回路である。SDはマイク
ロンピュータCPUを介して表示を指示する指示部で、
この指示部SDは上記したキー群4と各キー2、5、
S、R、K1、K2等にて構成されていて、これらスイ
ッチキー群の操作により制御回路SDが作動し表示が制
御される。例えば、キーK1を押すと表示パターンにお
ける日付が順次過去に遡るように変位して表示され、当
初からの計測がパターン表示されるように構成されてい
る。TKは時計回路で日々刻々の信号がマイクロンピュ
ータCPUに入力される。またKCは判断回路、LTは
上記したランプである。
【0020】このような構成からなるカード本体による
生体情報の表示例を図23から図29に基づいて説明す
る。
【0021】図23と図25および図27は、それぞれ
図11と図12および図13のカード本体C2、C3、
C4を示す平面図で、図24と図26および図28は、
それぞれカード本体C2等における液晶式表示器D2を
示す図である。
【0022】特に液晶式表示器は、体重値や身長値等の
生体情報をパターン表示(経時的要素を含むもの)する
もので、図1のカード本体C1の場合は特に表示のため
の罫線が予め引かれているものではないが、カード本体
C2〜C4は図24と図26および図28に示すように
罫線が予め引かれているものものである。これらの場
合、縦軸Lは体重値などの大きさを表し、横軸Nは月
日、年月、各週などの経時情報を現している。縦軸Lは
上限値Uと中間値Mおよび下限値Dを設定できる。ま
た、経時情報としては測定対象者の状況や目的により月
単位、週単位あるいは季単位、年単位などに設定でき
る。これらの設定はパラメータ入力キーとしてのスイッ
チキー16により入力できる。図26は縦軸と横軸のピ
ッチが細かく、例えば妊婦が体重の変化を短い期間(ス
パン)で計測する必要があるような場合に有利である。
表示器の下方には、最高値Hと最低値W及び平均値Aを
も表示できるようになっている。この最高値Hと最低値
W及び平均値Aの表示は図31、図33の右方にも表示
されている。図28は表示器の下方に、任意測定日Y1
と測定予定日Y2および計測期限日Y3が書き込み表示
できる例を示している。図29は無線信号受信形のカー
ド本体C9を示している。
【0023】図30から図36は、液晶式表示器D2に
おける生体情報のパターン表示例やパラメータ設定例を
示している。特に図30と図32は液晶式表示器D2の
部分拡大図である。図30と図32では設定体重値と日
付が異なっているが、この中で日付の表示変更はキーK
1、K2の操作により容易に行える。図31は横軸が週
単位であり図33は横軸が月単位である。しかも図33
はパターンが棒グラフで表示されている例である。
【0024】また図36は例えばダイエットの進行状況
を体重値(KG)と肥満度(%)で示し、その変化を示
す図である。肥満度の場合は、体重値と身長値が割算処
理されしかるべき定数が掛けられて算出される。最近、
体重値(単位=kg)÷身長(単位=m)÷身長(単位
=m)の結果(絶対値)で表示する方式が提案されてい
るが、このような表示方法でもよい。体重変化と肥満度
(%)等を併せて同時表示してもよい。なお、これらの
パターン表示はかなり細い部分もあり、全てを図15、
図16に示すように表示面積を拡大した表示器D3によ
り表示させることもできる。これら表示器の表示面の上
に曲率半径の大きい凸レンズを設置して表示内容を拡大
されるようにすることもできる。
【0025】表示内容は体重と身長でもよいし、体重と
その他の生体情報でもよい。表示パターンは折れ線グラ
フ式のみならず、図33のように棒グラフ式でもよい。
図34はダイエット等によって体重値が減少している過
程を折線グラフで示す図であり、図35は体重値の変化
(推移)を指数値による折線グラフで示す図である。さ
らには図36のように折れ線グラフ(体重値等)と棒グ
ラフ(指数値等)を組み合わせたパターンとすることも
可能である。体重値と身長値、あるいは肥満度と指数値
などを色分けして表示する、具体的には体重値は黄色で
は青色というように区別すると判別がより容易である。
肥満度パターンの色別を正常域と危険域で異ならせ、具
体的には正常域は青とし、危険域に近付くと黄色とな
り、危険域に入ると赤色に変えるようにすることも可能
である。また、記録情報として、本人の住所、氏名、電
話番号、生年月日、血液型等を加えることができるよう
に構成すると、このカードを落として紛失した場合や急
病、救急治療等において本人の情報が明らかとなり有利
である。さらに、体重値と身長値以外の生体情報には上
述以外の情報もあり、生体情報には制限はない。なお、
液晶式表示器D2においては、体重値表示(横軸各上端
部)に計測日を表示させるようにするとより効果的であ
る。身体的生体情報以外の情報についてはその計測値に
近接して表示させるのが望ましい。
【0026】図37は妊婦が無線式カード本体C9を使
用して体重計測をし記憶している状態を示している。無
線信号は発信器21から上方向へ少なくとも3メートル
は到達するまでの力で発信される。したがって、妊婦は
図示のとおり自由な姿勢で無線式カード本体C9を前方
に差し出すだけで自分の体重値を入力し記憶できる。こ
の入力と記憶はランプLの点灯、消灯にて確認される。
【0027】さらに図39は、図38と同様の目的でカ
ード本体C8を使用する例を示しているが、図38の例
は特別の端末機DYを使用するのに対して図39は通常
のパソコンPCを使用する例である。PLはプリンタ
ー、KWはキーボード、BUはカード本体C8を取り出
すための押しボタンである。カード本体としては無線式
カード本体C9を使用することもでき、カード本体C1
〜C9のいずれかに限定されるものではない。このこと
は図38の場合も同様に言えることである。
【0028】この発明をまとめるとつぎのとおりであ
る。
【0029】付記1 少なくとも体重を計測しこの計測値信号を出力する計測
器と、この計測器からの前記出力信号を受けてこれを計
測毎に記録するとともに体重値の生体情報をパターンで
表示することができる液晶式表示手段を備えた生体情報
記録表示カードとからなり、この生体情報記録表示カー
ドに前記生体情報をパターン表示することによって健康
管理できるようにしたことを特徴とする健康管理装置。
【0030】付記2 体重と身長を計測しこれらの計測値信号を出力する計測
器と、この計測器からの前記出力信号を受けてこれらを
計測毎に記録するとともに前記体重と身長値の生体情報
をパターンで表示することができる液晶式表示手段を備
えた生体情報記録表示カードとからなり、この生体情報
記録表示カードに前記生体情報をパターン表示すること
によって健康管理できるようにしたことを特徴とする健
康管理装置。
【0031】付記3 体重をはじめとする身体計測値を計測しこれらの計測値
信号を出力する計測器と、この計測器からの前記出力信
号を受けてこれらを計測毎に記録するとともに前記身体
計測値の生体情報をパターンで表示することができる液
晶式表示手段を備えた生体情報記録表示カードとからな
り、この生体情報記録表示カードに前記生体情報をパタ
ーン表示することによって健康管理できるようにしたこ
とを特徴とする健康管理装置。
【0032】付記4 体重をはじめとする身体計測値と、血圧値など体内生体
情報値を計測しこれらの計測値信号を出力する計測器
と、この計測器からの前記出力信号を受けてこれらを計
測毎に記録するとともに前記身体計測値と体内生体情報
値の生体情報とをパターンで表示することができる液晶
式表示手段を備えた生体情報記録表示カードとからな
り、この生体情報記録表示カードに前記生体情報をパタ
ーン表示することによって健康管理できるようにしたこ
とを特徴とする健康管理装置。
【0033】付記5 少なくとも体重を計測しこの計測値に基づく無線信号を
出力する計測器と、この計測器からの前記無線出力信号
を受けてこれを計測毎に記録するとともに体重値の生体
情報をパターンで表示することができる液晶式表示手段
を備えた生体情報記録表示カードとからなり、この生体
情報記録表示カードに前記生体情報をパターン表示する
ことによって健康管理できるようにしたことを特徴とす
る健康管理装置。
【0034】付記6 体重と身長を計測しこれらの計測値に基づく無線信号を
出力する計測器と、この計測器からの前記無線出力信号
を受けてこれらを計測毎に記録するとともに前記体重と
身長値の生体情報をパターンで表示することができる液
晶式表示手段を備えた生体情報記録表示カードとからな
り、この生体情報記録表示カードに前記生体情報をパタ
ーン表示することによって健康管理できるようにしたこ
とを特徴とする健康管理装置。
【0035】
【発明の効果】この発明が提供する健康管理装置は、以
上説明したとおりであるから、体重計や身長計といった
身体計測機器による計測時における煩雑な測定結果の記
録メモ作業等が解消される。しかも必要とする時に適宜
計測できるという利点もある。そして、計測結果が経時
的にパターン表示されるので、ダイエットの場合におけ
る進行状況チェックが容易であり、或いは妊婦などにお
いては胎児の発育状態監視にも極めて有効である。ま
た、肥満度や体重変化等を指数変化などをもパターン表
示で即時に判別でき、健康管理に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図2】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図3】この発明による身長体重計を示す斜視図であ
る。
【図4】この発明による身長体重計を示す斜視図であ
る。
【図5】この発明による身長体重計を示す斜視図であ
る。
【図6】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図7】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図8】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図9】この発明による体重計を示す斜視図である。
【図10】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図11】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図12】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図13】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図14】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図15】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図16】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図17】この発明による生体情報記録表示カードを示
す斜視図である。
【図18】この発明による生体情報記録表示カードの内
部構成を示す図である。
【図19】この発明による生体情報記録表示カードの内
部構成を示す図である。
【図20】この発明による生体情報記録表示カードの内
部構成を示す図である。
【図21】この発明による生体情報記録表示カードの内
部構成を示す図である。
【図22】この発明による生体情報記録表示カードの内
部構成を示す図である。
【図23】この発明による生体情報記録表示カードの形
状を示す図である。
【図24】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図25】この発明による生体情報記録表示カードの形
状を示す図である。
【図26】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図27】この発明による生体情報記録表示カードの形
状を示す図である。
【図28】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図29】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図30】この発明に係るカードの表示部の部分拡大図
である。
【図31】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図32】この発明に係るカードの表示部の部分拡大図
である。
【図33】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図34】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図35】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図36】この発明による生体情報記録表示カードの表
示部の拡大図である。
【図37】この発明による生体情報記録表示カードの使
用例を示す図である。
【図38】この発明による生体情報記録表示カードの使
用例を示す図である。
【図39】この発明による生体情報記録表示カードの使
用例を示す図である。
【符号の説明】
1、2、9…体重計 4…身長体重計 5、10…踏台 6、11…支柱 7…カーソル 8…制御器 12…赤外線式身長測定器 C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C
9…カード本体 D1、D2、D3…液晶表示器 K1、K2…表示切替用キー S、R…被測定者名入力用キー IS…インターフェイス DS…体重値算出回路 CS…制御回路 MS…記録回路 SD…指示部 PC…演算回路 KU…記録器 DY…生体情報観察装置 1S、2S、4S、8S、9S、15S…カード挿入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも体重を計測しこの計測値信号を
    出力する計測器と、この計測器からの前記出力信号を受
    けてこれを計測毎に記録するとともに体重値の生体情報
    をパターンで表示することができる液晶式表示手段を備
    えた生体情報記録表示カードとからなり、この生体情報
    記録表示カードに前記生体情報をパターン表示すること
    によって健康管理できるようにしたことを特徴とする健
    康管理装置。
JP8056232A 1996-01-23 1996-03-13 健康管理装置 Withdrawn JPH09262225A (ja)

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JP8056232A JPH09262225A (ja) 1996-01-23 1996-03-13 健康管理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-9292 1996-01-23
JP929296 1996-01-23
JP8056232A JPH09262225A (ja) 1996-01-23 1996-03-13 健康管理装置

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ID=26343986

Family Applications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218052A (ja) * 1999-05-18 2000-08-08 Snk Corp 遊戯装置及びその遊戯装置によるゲ―ム方法
JP2002200086A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Tanita Corp 産後支援装置
CN110715738A (zh) * 2019-11-27 2020-01-21 南通市第一人民医院 一种病人体温采集用自助式额温枪

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