JPH09261887A - 車両用電源分配装置における発電制御装置 - Google Patents

車両用電源分配装置における発電制御装置

Info

Publication number
JPH09261887A
JPH09261887A JP8088872A JP8887296A JPH09261887A JP H09261887 A JPH09261887 A JP H09261887A JP 8088872 A JP8088872 A JP 8088872A JP 8887296 A JP8887296 A JP 8887296A JP H09261887 A JPH09261887 A JP H09261887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
power supply
load
alternator
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8088872A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Kawasaki
望美 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8088872A priority Critical patent/JPH09261887A/ja
Priority to US08/819,800 priority patent/US5905357A/en
Publication of JPH09261887A publication Critical patent/JPH09261887A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/1446Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle in response to parameters of a vehicle
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/16Regulation of the charging current or voltage by variation of field
    • H02J7/24Regulation of the charging current or voltage by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリに過大な充電電流が流れることをな
くしてバッテリ劣化を防止でき、電源電圧変動をできる
だけ低く抑え、電圧変動による負荷の誤動作を防止でき
るようにした車両用電源分配装置における発電制御装置
を提供する。 【解決手段】 整流器12により全波整流され直流に変
換される交流を発生するオルタネータ1をバッテリ2の
供給電源を分岐する直前の電源路にオルタネータ電源線
L2を介して接続し、発電電流によりバッテリを充電
し、負荷40に電力を供給する。電源制御手段103
が、負荷電流検知センサ104により検知した負荷電流
と発電電流検知センサ105により検知した発電電流と
を比較し、その結果によりオルタネータ発電量を制御
し、オルタネータの発電能力を負荷電流に合わせて調整
しバッテリ充電制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用発電制御装置
に係り、特に、バッテリを充電したり電装品の電力を供
給するオルタネータと称される発電機の発電量を制御す
る車両用発電制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、図7に示す
ような構成のものが一般に使用されている。同図におい
て、1はオルタネータであり、ACジェネレータ11と
このACジェネレータ11とともにオルタネータ1のケ
ースに内蔵された6つの整流器(ダイオード)12及び
ICレギュレータ13とからなっている。
【0003】ACジェネレータ11は、スター結線した
3相巻線からなステータ・コイル11a及びフィールド
・コイル(ロータ・コイル)11bを有し、フィールド
・コイル11bを巻いている電磁石を回転させると、固
定されたステータ・コイル11aからは、各コイルに発
生される120°づつ違った三相の交流電圧に基づく発
電電流を取り出すことができるものである。ステータ・
コイル11aに発生する交流は、6つのダイオードから
なる全波整流器12を用いて全波清流することにより直
流に変換され、バッテリ保護用フュージブリンク(F
L)3を介してバッテリ2を充電したり、図示しない電
装品負荷に電力を供給する。ロータを電磁石にかえる電
流は、ICレギュレータ13の制御のもとで図示しない
ブラシ、スプリングリングを通じて励磁電流としてフィ
ールド・コイル11bに流される。
【0004】フィールド・コイル11bに流れる励磁電
流が一定である場合には、ACジェネレータ11の起電
力は回転数に比例するので、電圧調整することが必要で
ある。そのために、ICレギュレータ13がフィールド
・コイル11bに流れる励磁電流を調整して発電電圧を
一定に保つ。
【0005】一方、バッテリ2はバッテリ保護用FL3
を介してオルタネータ1に接続され、またFL3から電
源線L1及び負荷用FL41…を介して図示しない車内
の各電装品負荷に電源供給を行う。
【0006】同図において、ICレギュレータ13は、
ACジェネレータ11の出力電圧を制御するボルテージ
レギュレータをリレーに代わりICを用いて構成するこ
とでACジェネレータ11とともにオルタネータ1のケ
ースに内蔵可能になっており、また最終段のパワートラ
ンジスタ化により、フィールド・コイル11bに流す電
流を増加して性能を向上させたり、調整電圧の精度向上
を実現している。
【0007】いま、図示しないイグニッションスイッチ
をオンすると、ICレギュレータ13がバッテリ1から
図示しないブラシ、スリップリングを経てフィールド・
コイル11bに励磁電流を流れるように制御し、この状
態でACジェネレータ11が回転すると、ステータ・コ
イル11aに誘導起電力が発生して、それが整流器12
で整流されてバッテリ保護用FL3を介してバッテリ1
に充電される。ACジェネレータ11の発生電圧が上昇
すると、負荷用FL41…の負荷側端に接続されたIC
レギュレータ13の電圧検知入力の電圧が大きくなり、
これに応じてICレギュレータ13がフィールド・コイ
ル11bに流れる励磁電流を減少させるので、ACジェ
ネレータ11の発生電圧は所定値に規制される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
装置では、各電装品負荷が単独にオンオフされるので、
電圧検知入力により負荷へ供給している電圧を監視して
発電量を制御しているが、供給電圧を一定にしようとす
る制御であるに過ぎない。
【0009】このため、バッテリ1の残存容量が少なく
バッテリ電圧が低い場合には、バッテリ1を充電する電
流が過大にバッテリ1に流れ込み、バッテリ1の異常発
熱などにより劣化やバッテリ保護用FL3の溶損などの
不具合が生じる。
【0010】また、電装品負荷側への電源供給において
も、電装品負荷への通電をはじめたことによる電圧低下
を検知して発電量を変化させているので、制御のタイム
ラグが生じ、その結果、負荷駆動により電源電圧変動が
大きくなり、ときには負荷の誤動作を引き起こすことも
あった。
【0011】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、バッテリに過大な充電電流が流れることをなくし
てバッテリ劣化を防止できるようにした車両用電源分配
装置における発電制御装置を提供することを主たる課題
としている。
【0012】本発明はまた、上述した従来の問題点に鑑
み、電源電圧変動をできるだけ低く抑え、電圧変動によ
る負荷の誤動作を防止できるようにした車両用電源分配
装置における発電制御装置を提供することを他の課題と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記主たる課題を達成す
るため本発明により成された請求項1に記載の発電制御
装置は、図1の基本構成図に示すように、整流器12に
より全波整流され直流に変換される交流を発生するオル
タネータ1を備え、該オルタネータをバッテリ2から供
給を受けた電源を分岐する直前の電源路にオルタネータ
電源線L2を介して接続し、前記オルタネータの発電電
流により前記バッテリを充電したり、前記分岐された電
源が供給される負荷40に電力を供給するようにした車
両用電源分配装置において、前記分岐される直前の電源
路に流れる電流値を検出する負荷電流検知センサ104
と、前記オルタネータ電源線に流れる電流値を検出する
発電電流検知センサ105と、前記負荷電流検知センサ
及び前記発電電流検知センサによりそれぞれ検出した電
流値を比較して両電流値の関係を検出し、該検出結果に
より前記オルタネータの発電量を制御する電源制御手段
103とを備えることを特徴としている。
【0014】上記構成において、電源が分岐される直前
の電源路に流れる電流値を負荷電流検知センサ104が
検出することで全ての負荷に流れる負荷電流の総和を検
出することができる。発電電流検知センサ105がオル
タネータ電源線L2に流れる電流値を検出してオルタネ
ータ1の現在の発電能力を検出することができる。電源
制御手段103が負荷電流検知センサ及び発電電流検知
センサによりそれぞれ検出した電流値を比較して両電流
値の関係を検出し、該検出結果によりオルタネータの発
電量を制御するので、オルタネータ2の現在の発電能力
を負荷電流に合わせて調整し、バッテリ充電制御を適切
に行うことができる。
【0015】本発明により成された請求項2に記載の発
電制御装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項
1に記載の発電制御装置において、前記電源制御手段
は、前記発電電流検知センサにより検出した電流値が前
記負荷電流検知センサにより検出した電流値より小さい
とき、前記オルタネータの発電量を増加させることを特
徴としている。
【0016】上記構成において、発電電流検知センサに
より検出した発電電流が負荷電流検知センサにより検出
した負荷電流より小さいとき、オルタネータの発電量を
増加させ、発電量が負荷電流に応じた大きさになるよう
にしているので、バッテリの充電電流が不足しないよう
にする。
【0017】本発明により成された請求項3に記載の発
電制御装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項
1又は2に記載の発電制御装置において、前記バッテリ
の液温を検出して温度信号を出力する液温検知センサ3
0を更に備え、前記電源制御手段は、前記発電電流検知
センサにより検出した電流値が前記負荷電流検知センサ
により検出した電流値より大きいとき、前記液温検知セ
ンサからの温度信号により前記バッテリの充電状態を監
視し、バッテリ液温の上昇に応じてオルタネータの発電
量を減少させることを特徴としている。
【0018】上記構成において、発電電流検知センサに
より検出した電流値が負荷電流検知センサにより検出し
た電流値より大きいとき、液温検知センサからの温度信
号によりバッテリの充電状態を監視し、バッテリ液温の
上昇に応じてオルタネータの発電量を減少させるので、
バッテリが過充電とならないようにする。
【0019】本発明により成された請求項4に記載の発
電制御装置は、図1の基本構成図に示すように、請求項
1〜3のいずれかに記載の発電制御装置において、前記
オルタネータがオルタネータ電源線を介して接続される
箇所よりもバッテリ側の電源路に設けられたスイッチン
グ手段101を更に備え、前記電源制御手段は、前記発
電電流検知センサにより検出した電流値が前記負荷電流
検知センサにより検出した電流値に較べて過大であると
き、前記スイッチング手段をオフ制御して前記バッテリ
を電源路から切り離すことを特徴としている。
【0020】上記構成において、発電電流検知センサに
より検出した電流値が負荷電流検知センサにより検出し
た電流値に較べて過大であるとき、スイッチング手段を
オフ制御してバッテリを電源路から切り離すので、バッ
テリが過放電状態とならないようにする。
【0021】上記他の課題を達成するため本発明により
成された請求項5に記載の発電制御装置は、図1の基本
構成図に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載の
発電制御装置において、前記電源制御手段は、前記負荷
をオンオフ操作するスイッチ50の状態を示すスイッチ
情報を入力し、該スイッチ情報により動作負荷の増加を
検出したとき、前記オルタネータの発電量を増加させる
ことを特徴としている。
【0022】上記構成において、負荷をオンオフ操作す
るスイッチの状態を示すスイッチ情報を入力し、このス
イッチ情報により動作負荷の増加を検出したとき、オル
タネータの発電量を増加させるので、負荷の動作開始時
に電圧低下状態とならないようにする。
【0023】上記課題を達成するため本発明により成さ
れた請求項6に記載の発電制御装置は、図1の基本構成
図に示すように、整流器12により全波整流され直流に
変換される交流を発生するステータ・コイル11aを有
するACジェネレータ11のフィールド・コイル11b
に流す励磁電流をレギュレータ13により調整して起電
力が制御されるオルタネータ1を備え、該オルタネータ
を、バッテリ電源線L1を介してバッテリ2から供給を
受けた電源を分岐する直前の電源路にオルタネータ電源
線L2を介して接続し、前記オルタネータの発電電流に
より前記バッテリを充電したり、前記分岐された電源が
供給される負荷40に電力を供給するようにした車両用
電源分配装置において、前記分岐される直前の電源路に
流れる電流値を検出する負荷電流検知センサ104と、
前記オルタネータ電源線に流れる電流値を検出する発電
電流検知センサ105と、前記負荷電流検知センサ及び
前記発電電流検知センサによりそれぞれ検出した電流値
を比較して両電流値の関係を検出し、該検出結果により
前記レギュレータを制御して前記フィールド・コイルに
流す励磁電流の大きさを調整させる電源制御手段103
とを備えることを特徴としている。
【0024】上記構成において、電源が分岐される直前
の電源路に流れる電流値を負荷電流検知センサ104が
検出することで全ての負荷に流れる負荷電流の総和を検
出することができる。発電電流検知センサ105がオル
タネータ電源線L2に流れる電流値を検出してオルタネ
ータ1の現在の発電能力を検出することができる。電源
制御手段103が負荷電流検知センサ及び発電電流検知
センサによりそれぞれ検出した電流値を比較して両電流
値の関係を検出し、該検出結果によりレギュレータ13
を制御してACジェネレータ11のフィールド・コイル
11bに流す励磁電流の大きさを調整させるので、オル
タネータ2の現在の発電能力を負荷電流に合わせて調整
し、バッテリ充電制御を適切に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は車両用電源分配装置に組み
込んだ本発明による車両用発電制御装置の一実施の形態
を示す回路構成図であり、同図において、図7について
上述した従来のものと同等の部分には同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0026】図2において、符号10及び20で示すブ
ロックは車両用電源分配装置における電源手段としての
電源ボックス及び負荷接続手段としての負荷接続ボック
スの一例を示す。
【0027】電源ボックス10は、エンジンルーム内の
バッテリ2の近傍に設けられ、該バッテリ2からバッテ
リ電源線L1を介して電源供給を受け、該バッテリ電源
線L1を介して供給された電源はバッテリカット用リレ
ー101を介して複数の負荷用フュージブルリンク(F
L)1021〜102nに供給されて分岐される。該分
岐された電源は、負荷に供給するため負荷電源線L11
〜L1nを介して導出され、電源ボックス10から負荷
電源線L11〜L1nを介して下流側の負荷に分配され
る。電源ボックス10には、同じくエンジンルーム内に
設けられたオルタネータ1がオルタネータ電源線L2を
介して接続され、オルタネータ1が発電する電力がバッ
テリカット用リレー101と複数の負荷用フュージブル
リンク(FL)1021〜102nとの接続点に供給さ
れている。
【0028】電源ボックス10はまた、予め定めたプロ
グラムによって動作するマイクロコンピュータ(μCO
M)により構成された電源制御部103を有する。電源
制御部103は、負荷電流検知センサ104及び発電電
流検知センサ105からの検知電流の大きさを表す電流
値信号と液温センサ30からの検知温度を表す温度信号
の他に、後述する負荷接続ボックス20からの負荷をオ
ンオフ操作するスイッチ情報を表す信号を入力し、これ
らの入力信号を処理して発電量を制御する制御信号とバ
ッテリカット用リレー101へのオンオフ制御信号とを
発生する。発電量を制御する制御信号は信号線L3を介
してICレギュレータ13に印加する。バッテリカット
用リレー101はリレー接点Cとこの接点を通電の有無
によってオンオフさせるリレーコイルLとからなり、リ
レーコイルLの通電は電源制御部103が発生するオン
オフ制御信号により制御される。
【0029】負荷電流検知センサ104は負荷用FL1
021〜102nにより分岐される前の電源路に電流が
流れることによって発生する電流値に応じた大きさの磁
束を検知することによって、その電源路に流れる電流値
を検出できるように設けられ、例えばリングコアの磁路
中にホール素子のような磁気感応素子を設けた構成のも
のが使用される。発電電流検知センサ105は、オルタ
ネータ1の発電電流がオルタネータ電源線L2に流れる
ことによって発生される電流に応じた大きさの磁束を検
知して、そこに流れる電流値を検出できるように設けら
れ、これには負荷電流検知センサ104と同様の構成の
ものが使用できる。液温センサ30はバッテリ2の液温
を検知してバッテリ充電の状況を間接的に知ろうとする
ためのものである。負荷スイッチのオンオフ制御信号
は、負荷の動作によって消費される電流量の総和、すな
わち、負荷に供給する必要のある電流量を知るために使
用される。
【0030】電源ボックス10内において負荷用FL1
021〜102nにより分岐され電源ボックス10の外
に導出された負荷電源線L11〜L1nの1つは、負荷
接続ボックス20に接続されている。負荷接続ボックス
20は、電源ボックス10から離れた場所に設けられ、
負荷電源線L11を介して電源供給を受け、負荷電源線
L11を介して供給された電源を複数に分岐し、該分岐
した電源を負荷フューズ201、負荷駆動用リレー20
2及び負荷駆動線L4を介して負荷40に供給する。負
荷駆動用リレー202はオンオフスイッチとしてのリレ
ー接点Cと制御入力としてのリレーコイルLとを有し、
リレーコイルLに負荷制御手段としての負荷制御部20
3からオンオフ制御信号が印加されることによって、リ
レー接点Cがオンオフされるようになっているが、これ
は半導体スイッチング素子などの他の制御入力を有する
スイッチング手段と置き換えてもよい。負荷制御部20
3は予め定めたプログラムによって動作するマイクロコ
ンピュータ(μCOM)により構成されている。
【0031】負荷接続ボックス20の負荷制御部203
は、負荷40への電源供給をオンオフ操作する負荷スイ
ッチとしての操作スイッチ50が接続されており、この
操作スイッチ50のオンオフに応じて負荷駆動用リレー
202のリレーコイルLへの通電を制御してそのリレー
接点Cをオンオフさせるが、リレー接点Cのオンオフに
よって動作又は不動作にされる負荷に関する負荷情報を
作成し、電源ボックス10の電源制御部103との間に
配策した信号線L5を介して電源ボックス10の電源制
御部103に対して送出する。負荷40の作動状態を示
す情報を受け取った電源ボックス10の電源制御部10
3は、予めメモりに格納した負荷電流量情報に基づいて
負荷に供給しなければならない電流量の総和を知ること
ができる。なお、車両各所に分散配置した負荷接続ボッ
クスなどの間で多重通信するための多重通信ラインを配
したシステムの場合には、この多重通信ラインを信号線
L5として使用することができる。
【0032】なお、図2は、バッテリ1、電源ボックス
10及び負荷接続ボックス20、負荷40などの間の実
際の距離を反映したものとなっておらず、実際にはこれ
らは離れた場所に設置され、これらを結ぶ電源線、負荷
駆動線などは比較的に長いものとなることがある。
【0033】電源制御部103は、図3に示すように、
予め定めたプログラムに従って動作する中央処理ユニッ
ト(CPU)103a、プログラムなどを格納した読み
出し専用のメモリ(ROM)103b、各種のデータを
格納するエリアや処理中に使用するエリアを有する読み
出し書き込み自在のメモリ(RAM)103cなどを内
蔵したマイクロコンピュータ(μCOM)103Aや各
負荷の電流量を格納したE2 PROMのような不揮発性
メモリ103Bなど有する。μCOM103Aは、負荷
制御部203から受信した負荷情報を入力する入力ポー
トI1と、負荷電流検知センサ104からの電流値信号
をA/D変換して入力する入力ポートI2、発電電流検
知センサ105からの電流値信号をA/D変換して入力
する入力ポートI3、液温センサ30からの温度信号を
A/D変換して入力する入力ポートI4と、バッテリカ
ット用リレー101に対するオンオフ制御信号を出力す
る出力ポートO1、ICレギュレータ13に対する制御
信号をD/A変換して出力する出力ポートO2とを有す
る。
【0034】なお、μCOM103Aが出力ポートO2
にアナログ信号に変換した制御信号を出力してICレギ
ュレータ13に印加することによって、従来装置と同じ
ICレギュレータを使用できるようにしているが、IC
レギュレータにデジタル制御信号により調整動作を行え
るものを使用すればD/A変換することが不要となる。
【0035】負荷制御部203も、図4に示すように、
予め定めたプログラムに従って動作する中央処理ユニッ
ト(CPU)203a、プログラムなどを格納した読み
出し専用のメモリ(ROM)203b、各種のデータを
格納するエリアや処理中に使用するエリアを有する読み
出し書き込み自在のメモリ(RAM)203cなどを内
蔵したマイクロコンピュータ(μCOM)203Aを有
する。μCOM203Aは、操作スイッチ50のオンオ
フ操作に応じた操作信号を入力する入力ポートIと、負
荷駆動用リレー202の制御入力であるリレーコイルL
に対して制御信号を出力する出力ポートO1と、電源制
御部103に対して送出するスイッチ情報を信号線L5
に出力する出力ポートO2とを有する。
【0036】以上の構成において、負荷制御部203に
おいては、μCOM203AのCPU203aは操作ス
イッチ50を監視し、そのオン操作に応じて負荷駆動用
リレー202のリレーコイルLが接続されている出力ポ
ートO2をHからLレベルに切り換えるとともに、信号
線L5を介して電源制御部103に対して操作スイッチ
50がオン操作ことを示すスイッチ情報を送出する。こ
のスイッチ情報の送出は、操作スイッチ50の操作があ
った直後に直ちに行う。
【0037】一方、電源制御部103においては、その
μCOM103AのCPU103aは負荷電流検知セン
サ104が検知しA/D変換して入力ポートI2に入力
された負荷電流値と、発電電流検知センサ105が検知
しA/D変換して入力ポートI3に入力されたオルタネ
ータ1の発電電流値とを読み込み、両電流値を比較す
る。比較の結果、両者が等しければ正常状態と判断して
現在の状態を維持する。また、比較の結果、負荷電流値
が発電電流値よりも大きければ発電量が不足していると
判断し、出力ポートO2にD/A変換して出力したその
不足分の大きさに応じた制御信号を信号線L3を介して
ICレギュレータ13に印加し、発電量を増大させるよ
うにICレギュレータ13に励磁電流を増大させる。
【0038】更に、比較の結果、負荷電流値が発電電流
値よりも小さければ発電電流によってバッテリ2が充電
されていると判断し、その後液温センサ30検知しA/
D変換して入力ポートI4に入力されるバッテリの充電
状態を反映した温度信号を監視し、温度上昇が続くよう
であれば充電電流が大きいか過充電のおそれがあると判
断し、出力ポートO2にD/A変換して出力し信号線L
3を介してICレギュレータ13に印加している制御信
号を小さくしてICレギュレータ13に励磁電流を減少
させる。このことによって、バッテリ容量が低下してい
るときやバッテリ液温が異常に上昇しているときにはオ
ルタネータ1の発電電流を絞るか、若しくはバッテリカ
ット用リレー101によってバッテリ2を回路から遮断
することによりバッテリ劣化を防ぐことができる。
【0039】更にまた、比較の結果、負荷電流値が発電
電流値よりも非常に小さければ、バッテリ電源線L1に
ショートが発生しているか、バッテリへの異常充電が行
われていると判断し、出力ポートO1にオンオフ制御信
号を出力してバッテリカット用リレー101をオフさせ
る。
【0040】なお、負荷電流値が発電電流値よりも異常
に大きければ、発電量が不足しているかエンジンが停止
していると判断でき、この場合には、負荷電流検知セン
サ104が検知しA/D変換して入力ポートI2に入力
された負荷電流値の大きさと時間により負荷消費電流を
監視し、その大きさに応じて適当な時間に出力ポートO
1にオンオフ制御信号を出力してバッテリカット用リレ
ー101をオフさせて負荷作動を停止させる。
【0041】例えば発電量がゼロのときには、大電流負
荷の中でユーザが気づきにくいもの、例えばデフロス
ト、ブロアモータ、ミラーヒータ、シートヒータなどは
デューティ制御により通電電流を80パーセントから5
0パーセントなどに減少させる。また、通電電流を絞る
とユーザに悪い印象を与える負荷、例えばヘッドラン
プ、テールランプ、ルームランプ、ワイパなどについて
は一定の通電時間を決めておき、例えばヘッドランプ5
分、テールランプ30分、ルームランプ1時間などのよ
うに一定時間経過したら負荷作動を停止させるようにす
る。
【0042】上述のような制御を、電源制御部103か
らの制御指令によって行うためには、電源制御部1と各
負荷が接続されている全ての負荷接続ブロックの負荷制
御部とを多重伝送ラインにより結び、この伝送ラインを
通じて制御指令を送出するようにすれば実現できる。
【0043】以上の動作を要約して表に示すと、下表の
ようになる。
【0044】
【表1】
【0045】μCOM103AのCPU103aはま
た、負荷制御部203からのスイッチ情報を受信したと
き、これによって動作負荷の増加を検出し、この検出に
応じて出力ポートO2にD/A変換して出力し信号線L
3を介してICレギュレータ13に印加している制御信
号を大きくする。このことによってICレギュレータ1
3に励磁電流を増大させることができる。このことによ
って、負荷に必要な電流量が早急に供給されるようにな
り、電圧低下を生じることがなくなる。
【0046】なお、このとき不揮発性メモリ103Bに
格納されている各負荷の負荷電流情報を参照して、その
スイッチによってオンされる負荷の電流を読み込み、増
大する電流量を正確に把握することによって、励磁電流
の増大する値を正確に調整することができるようにな
る。勿論、負荷の増加だけでなく減少したこととその減
少量も知ることができるので、負荷動作の停止をスイッ
チ情報により検出して励磁電流を減少し発電量を低減さ
せることも可能である。このような制御を行ったときに
は、負荷をオフしたことによる電源電圧の上昇をも抑
え、常に一定の電圧を負荷に供給し続けることができ
る。
【0047】以上概略説明した動作の詳細を、図3及び
図4中のμCOM103AのCPU103a及びμCO
M203AのCPU203aが行う処理をそれぞれ示す
図5及び図6のフローチャートを参照して以下説明す
る。
【0048】CPU203aは電源の投入によって図5
のフローチャートに示す処理を開始し、その最初のステ
ップS1において負荷制御部203に接続された操作ス
イッチ50の操作を待つ。操作スイッチ50が操作され
負荷制御不203のスイッチ入力に変化が生じると、ス
テップS1の判定がYESとなってステップS2に進ん
でその操作がオン操作であるか否かを判定する。ステッ
プS2の判定がYESで、オン操作が行われたと判定さ
れたときにはステップS3に進んで負荷駆動用リレー2
02をオンさせるように出力ポートO1をLレベルにし
てからステップS4進んで今回オンしたスイッチを特定
するスイッチ情報を信号線L5を介して電源制御部10
3に対して送出する。一方、ステップS2の判定がN0
で、オフ操作が行われたと判定されたときにはステップ
S5に進んで負荷駆動用リレー202をオフさせるよう
に出力ポートO1をHレベルにしてからステップS4に
進んで今回オフしたスイッチを特定するスイッチ情報を
信号線L5を介して電源制御部103に対して送出して
からステップS1に戻って上述の処理を繰り返す。
【0049】なお、上述の実施の形態では、1つの負荷
接続ボックス40について1つのスイッチ情報を信号線
L5に送出するようになっているが、負荷接続ボックス
40に接続された各負荷をオンオフする操作スイッチの
状態が変化したときには信号線L5に送出する。
【0050】CPU103aは電源の投入によって図6
のフローチャートに示す処理を開始し、その最初のステ
ップS11において負荷制御部203からのスイッチ情
報の受信した否かを判定し、スイッチ情報を受信したと
きにはステップS12に進む。図2には負荷接続ボック
ス20内の負荷制御部203しか示されていないが、実
際には複数の負荷接続ボックスの各々に負荷制御部があ
るので、複数の負荷制御部からの情報の受信を待つこと
になる。ステップS12においては、この受信したスイ
ッチ情報によって当該スイッチに対応する負荷の電流容
量を不揮発性メモリ103Bに格納されている電流値情
報を参照して読み込み、この読み込んだ電流値情報によ
ってICレギュレータ13に対する制御信号を増減しD
/A変換して出力してからステップS13に進んで負荷
電流及び発電電流の電流値が安定するまで一定時間を待
つ。
【0051】一定時間が経過してステップS13の判定
がYESになると、ステップスS14に進んで入力ポー
トI2にA/D変換して入力する負荷電流検知センサ1
04からの電流値I1 を読み込む。次にステップS15
に進んで入力ポートI3にA/D変換して入力する発電
電流検知センサ105からの電流値I2 を読み込む。そ
の後ステップS16に進み、ここでステップS14及び
S15においてそれぞれ読み込んだI1 とI2 が等しい
か否かを判定し、両者が等しいくステップS16の判定
がYESのときには上記ステップS11に戻る。
【0052】両者が等しくなくステップS16の判定が
N0のときにはステップS17に進んで負荷電流I1
方が発電電流I2 より大きいか否かを判定する。このス
テップS17の判定がYESで発電電流I2 が負荷電流
1よりも小さいとき、すなわち、I1 >I2のときには
発電不足と判断し、ステップS18に進んで発電電流を
増大するために、ICレギュレータ13に対して励磁電
流を増大させる制御信号を出力してから上記ステップS
11に戻る。
【0053】ステップS17の判定がN0のときにはス
テップS19に進んで負荷電流I1の方が発電電流I2
より小さいか否かを判定する。このステップS19の判
定がYESで発電電流I2 が負荷電流I1よりも大きい
とき、すなわち、I1 <I2のときにはバッテリ充電状
態にあると判断し、ステップS20に進んで温度センサ
30からの温度信号を監視する液温監視処理を行ってか
ら上記ステップS11に戻る。
【0054】ステップS19の判定がN0のときにはス
テップS21に進ん負荷電流I1 が発電電流I2 に比べ
て異常に大きいか否かを判定する。このステップS21
の判定がYESで発電電流I2が負荷電流I1 に比べて
異常に小さいとき、すなわち、I1 ≧I2 のときには発
電不足か或いはエンジン停止状態にあると判断し、ステ
ップS22に進んで負荷消費電流に応じて負荷作動を選
択的に停止させる制御をルーチン処理(詳細を省略)に
より行ってから上記ステップS11に戻る。
【0055】ステップS21の判定がN0で発電電流I
2 が負荷電流I1に比べて異常に大きいとき、すなわ
ち、I1 ≦I2 のときには電源線L1にショートが発生
してるかバッテリ2の異常充電が行われていると判断
し、ステップS23に進んでオフ制御信号を出力ポート
O1に出力してバッテリカット用リレー11をオフさせ
てから上記ステップS11に戻る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、電源が分岐される直前の電源路に流れる電
流値の検知により検出した全ての負荷に流れる負荷電流
の総和と、オルタネータ電源線に流れる電流値の検知に
より検出したオルタネータの現在の発電電流とを比較し
て両電流値の関係を検出し、その結果によりオルタネー
タの発電量を制御し、オルタネータの発電能力を負荷電
流に合わせて調整し、バッテリ充電制御を適切に行うの
で、バッテリ上がりやバッテリ劣化を防止することがで
きる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
によるも効果の他に、発電電流が負荷電流より小さいと
き、オルタネータの発電量を増加させ、発電量が負荷電
流に応じた大きさになるようにし、バッテリの充電電流
が不足しないようにしているので。バッテリ上がりによ
るバッテリ劣化を防ぐことができる。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
〜2の効果の他に、発電電流が負荷電流より大きいと
き、バッテリの液温により充電状態を監視し、バッテリ
液温の上昇に応じてオルタネータの発電量を減少させ、
バッテリが過充電とならないようにしているので、過充
電によるバッテリ劣化を防ぐことができる。
【0059】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3による効果の他に、発電電流が負荷電流に較べて過
大であるとき、バッテリを電源路から切り離し、バッテ
リが過放電状態とならないようにしているので、バッテ
リ過放電による劣化を防ぐことができる。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4による効果の他に、スイッチ情報により動作負荷の
増加を検出したとき、オルタネータの発電量を増加さ
せ、増加負荷に流す分の負荷電流を増加させているの
で、電負荷動作開始時に誤動作を生じさせるような電圧
低下を防ぐことができる。
【0061】請求項6に記載の発明によれば、電源が分
岐される直前の電源路に流れる電流値の検知により検出
した全ての負荷に流れる負荷電流の総和と、オルタネー
タ電源線に流れる電流値の検知により検出したオルタネ
ータの現在の発電電流とを比較して両電流値の関係を検
出し、その結果によりフィールド・コイルに流す励磁電
流の大きさを調整させ、オルタネータの発電能力を負荷
電流に合わせて調整し、バッテリ充電制御を適切に行う
ので、バッテリ上がりやバッテリ劣化を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用電源分配装置の基本構成を
示す図である。
【図2】本発明による車両用電源分配装置における発電
制御装置の一実施の形態を示す図である。
【図3】図2中の一部分の詳細を示すブロック図であ
る。
【図4】図2中の他の一部分の詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】図4中のCPUが行う処理を示すフローチャー
トである。
【図6】図3中のCPUが行う処理を示すフローチャー
トである。
【図7】従来の装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 オルタネータ 11 ACジェネレータ 11a ステータ・コイル 11b フィールド・コイル 12 整流器(全波整流器) 13 レギュレータ(ICレギュレータ) 2 バッテリ L1 バッテリ電源線 L2 オルタネータ電源線 101 スイッチング手段(バッテリカット用リレ
ー) 103 電源制御手段(電源制御部) 104 負荷電流検知センサ 105 発電電流検知センサ 30 液温検知センサ 40 負荷 50 スイッチ(操作スイッチ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流器により全波整流され直流に変換さ
    れる交流を発生するオルタネータを備え、該オルタネー
    タをバッテリから供給を受けた電源を分岐する直前の電
    源路にオルタネータ電源線を介して接続し、前記オルタ
    ネータの発電電流により前記バッテリを充電したり、前
    記分岐された電源が供給される負荷に電力を供給するよ
    うにした車両用電源分配装置において、 前記分岐される直前の電源路に流れる電流値を検出する
    負荷電流検知センサと、 前記オルタネータ電源線に流れる電流値を検出する発電
    電流検知センサと、 前記負荷電流検知センサ及び前記発電電流検知センサに
    よりそれぞれ検出した電流値を比較して両電流値の関係
    を検出し、該検出結果により前記オルタネータの発電量
    を制御する電源制御手段とを備えることを特徴とする発
    電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源制御手段は、前記発電電流検知
    センサにより検出した電流値が前記負荷電流検知センサ
    により検出した電流値より小さいとき、前記オルタネー
    タの発電量を増加させることを特徴とする請求項1に記
    載の発電制御装置。
  3. 【請求項3】 前記バッテリの液温を検出して温度信号
    を出力する液温検知センサを更に備え、 前記電源制御手段は、前記発電電流検知センサにより検
    出した電流値が前記負荷電流検知センサにより検出した
    電流値より大きいとき、前記液温検知センサからの温度
    信号により前記バッテリの充電状態を監視し、バッテリ
    液温の上昇に応じて前記オルタネータの発電量を減少さ
    せることを特徴とする請求項1又は2に記載の発電制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記オルタネータがオルタネータ電源線
    を介して接続される箇所よりもバッテリ側の電源路に設
    けられたスイッチング手段を更に備え、 前記電源制御手段は、前記発電電流検知センサにより検
    出した電流値が前記負荷電流検知センサにより検出した
    電流値に較べて過大であるとき、前記スイッチング手段
    をオフ制御して前記バッテリを電源路から切り離すこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発電制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電源制御手段は、前記負荷のオンオ
    フ操作するスイッチ情報を入力し、該スイッチ情報によ
    り動作負荷の増加を検出したとき、前記オルタネータの
    発電量を増加させることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の発電制御装置。
  6. 【請求項6】 整流器により全波整流され直流に変換さ
    れる交流を発生するステータ・コイルを有するACジェ
    ネレータのフィールド・コイルに流す励磁電流をレギュ
    レータにより調整して起電力が制御されるオルタネータ
    を備え、該オルタネータを、バッテリ電源線を介してバ
    ッテリから供給を受けた電源を分岐する直前の電源路に
    オルタネータ電源線を介して接続し、前記オルタネータ
    の発電電流により前記バッテリを充電したり、前記分岐
    された電源が供給される負荷に電力を供給するようにし
    た車両用電源分配装置において、 前記分岐される直前の電源路に流れる電流値を検出する
    負荷電流検知センサと、 前記オルタネータ電源線に流れる電流値を検出する発電
    電流検知センサと、 前記負荷電流検知センサ及び前記発電電流検知センサに
    よりそれぞれ検出した電流値を比較して両電流値の関係
    を検出し、該検出結果により前記レギュレータを制御し
    て前記フィールド・コイルに流す励磁電流の大きさを調
    整させる電源制御手段とを備えることを特徴とする発電
    制御装置。
JP8088872A 1996-03-18 1996-03-18 車両用電源分配装置における発電制御装置 Withdrawn JPH09261887A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088872A JPH09261887A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 車両用電源分配装置における発電制御装置
US08/819,800 US5905357A (en) 1996-03-18 1997-03-18 Power generation control apparatus for motorcar power distributor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088872A JPH09261887A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 車両用電源分配装置における発電制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09261887A true JPH09261887A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13955109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8088872A Withdrawn JPH09261887A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 車両用電源分配装置における発電制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5905357A (ja)
JP (1) JPH09261887A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298046A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Denso Corp 電力均衡制御型車両用電源系
JP2008259372A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 発電制御装置及び鞍乗型車両
JP2009508744A (ja) * 2005-09-20 2009-03-05 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自動車用のエネルギ管理システム
JP2011172340A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用電源装置
CN107284257A (zh) * 2017-06-03 2017-10-24 福建工程学院 一种新能源汽车充电站系统
JP2019156178A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 矢崎総業株式会社 車両用電源供給システム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000299924A (ja) * 1999-02-14 2000-10-24 Yazaki Corp 電源供給制御装置及び方法
JP2002247749A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Fuji Electric Co Ltd 過負荷電流保安装置
JP3919472B2 (ja) * 2001-06-07 2007-05-23 三菱電機株式会社 車両用内燃機関制御装置
US6670792B1 (en) * 2001-09-07 2003-12-30 International Rectifier Corporation Alternator regulation circuit having parallel field coil current re-circulation
TW200413896A (en) * 2003-01-24 2004-08-01 Mitac Technology Corp Power management and control method of power supply and device thereof
US7019496B1 (en) * 2003-12-09 2006-03-28 Garretson Donald H Demand responsive power generation system
FR2971610B1 (fr) * 2011-02-14 2013-03-22 Airbus Operations Sas Dispositif de simulation d'un alternateur, procede de commande d'un tel dispositif et systeme de simulation comprenant un tel dispositif
US9614379B2 (en) 2011-03-23 2017-04-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Adapter, and vehicle and method for performing power feeding using adapter
US8975886B2 (en) * 2011-11-08 2015-03-10 Texas Instruments Incorporated Charging and distribution control
JP6945315B2 (ja) * 2017-03-24 2021-10-06 三菱重工業株式会社 発電プラント及び発電プラントの運転方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650340B2 (ja) * 1986-04-14 1994-06-29 株式会社日立製作所 自動車用バツテリの寿命診断装置
JPH01206848A (ja) * 1988-02-12 1989-08-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用交流発電機の制御装置
JP2983375B2 (ja) * 1992-04-10 1999-11-29 三菱電機株式会社 車両用電子制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298046A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Denso Corp 電力均衡制御型車両用電源系
JP2009508744A (ja) * 2005-09-20 2009-03-05 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 自動車用のエネルギ管理システム
JP2008259372A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 発電制御装置及び鞍乗型車両
JP2011172340A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用電源装置
CN107284257A (zh) * 2017-06-03 2017-10-24 福建工程学院 一种新能源汽车充电站系统
CN107284257B (zh) * 2017-06-03 2019-07-02 福建工程学院 一种新能源汽车充电站系统
JP2019156178A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 矢崎総業株式会社 車両用電源供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5905357A (en) 1999-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09261887A (ja) 車両用電源分配装置における発電制御装置
EP1361640B1 (en) System and method for controlling electric load and battery charge in a vehicle
US6437957B1 (en) System and method for providing surge, short, and reverse polarity connection protection
US6465908B1 (en) Intelligent power management system
US6744149B1 (en) System and method for providing step-down power conversion using an intelligent switch
EP2169819B1 (en) Vehicle power generating device and an alternator control method
US6392348B1 (en) Dual voltage alternator using center-tap regulation
JPH04229100A (ja) 発電機を調整する装置
US5617011A (en) Method and system for limiting generator field voltage in the event of regulator failure in an automotive vehicle
JP3299398B2 (ja) 車両用交流発電機の出力制御装置
EP0724321B1 (en) Control apparatus for AC generator of motor vehicle
US20120105019A1 (en) Generator regulating system having main and auxiliary regulators
JP2012080762A (ja) 電流容量が制限された回路の、負荷を調整した電力使用
US4141613A (en) Electrical generating system, particularly for automotive use
US6750636B2 (en) Redundant field drive for an electric machine
EP0740396B1 (en) Voltage regulator of vehicle alternator
CN104969439B (zh) 用于运行机动车的车载电网的供电单元的方法
CN109311113B (zh) 使用焊接输出电压控制辅助电源输出电压的系统和方法
JP2007159355A (ja) 巻線界磁式回転電機の制御装置
US4549128A (en) Charging generator controlling device
KR970008804A (ko) 차량의 교류발전기용 전압조정장치
JPH03183331A (ja) 車両用の発電装置
JPH0739199A (ja) 車両用電源装置
EP1212771A1 (en) System and method for controlling power generation and storage
JPH03150100A (ja) 車輌用発電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603