JPH09261767A - リモートコントロール装置、リモートコントロールシステムおよび照明システム - Google Patents

リモートコントロール装置、リモートコントロールシステムおよび照明システム

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JPH09261767A
JPH09261767A JP8072944A JP7294496A JPH09261767A JP H09261767 A JPH09261767 A JP H09261767A JP 8072944 A JP8072944 A JP 8072944A JP 7294496 A JP7294496 A JP 7294496A JP H09261767 A JPH09261767 A JP H09261767A
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JP
Japan
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remote control
signal
control signal
control device
unit
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JP8072944A
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English (en)
Inventor
Kazuho Tanaka
和穂 田中
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御信号を送信してもリモートコントロール
作動機器が作動しない場合、自動的に制御信号を再送信
するリモートコントロール装置2を提供する。 【解決手段】 リモートコントロール装置2は、信号出
力部28、検知手段24、制御部25を有する。信号出力部28
は、リモートコントロール作動機器の作動を指示する制
御信号を無線媒体によって送信する。検知手段24は、リ
モートコントロール作動機器の作動による環境変化を検
知する。制御部25は、制御信号の送信後に環境変化が検
知手段24によって検知されない場合、信号出力部から制
御信号を再送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ール作動機器の作動を遠隔操作するリモートコントロー
ル装置、このリモートコントロール装置を備えたリモー
トコントロールシステムおよび照明システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモートコントロール作動機器の
作動を遠隔操作するリモートコントロール装置は、例え
ば、特開平7ー147191号公報に記載されているよ
うに、照明器具などで採用されている。
【0003】この照明器具に採用されたリモートコント
ロール装置では、操作ボタンを押すことにより、赤外線
を無線媒体とする制御信号を送信し、一方、照明器具で
は、リモートコントロール装置から送信された制御信号
を受信し、全光点灯、調光点灯、消灯などの点灯状態を
変化させる。
【0004】また、リモートコントロール装置から制御
信号を送信するとき、リモートコントロール装置から制
御信号を送信する方向、リモートコントロール装置と照
明器具との距離や障害物によって、照明器具では制御信
号を受信しにくいことがある。このような場合、操作者
により、リモートコントロール装置の向きを変えたりリ
モートコントロール装置を照明器具に近付けながら、照
明器具が作動するまで操作ボタンを何度も繰り返して押
す操作が行なわれており、繁雑な操作が必要となる。
【0005】また、前記公報の構成では、操作ボタンが
押された回数をカウントし、所定時間以内に設定回数以
上押されると、送信不具合と判断して、制御信号の送信
出力を通常レベルから最大レベルに増加させて再送信す
るようにして、照明器具で制御信号を受信する可能性を
高めるようにしている。しかし、この場合でも、操作者
により、操作ボタンを設定回数まで繰り返し押さなけれ
ばならず、繁雑な操作を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、制御信号を送信したにもかかわらず照明器具
が作動しない場合、操作者により、照明器具が作動する
まで操作ボタンを何度も繰り返し押す繁雑な操作を必要
とする。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みなされた
もので、制御信号を送信したにもかかわらずリモートコ
ントロール作動機器が作動しない場合には、自動的に制
御信号を再送信するリモートコントロール装置、このリ
モートコントロール装置を備えたリモートコントロール
システムおよび照明システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリモート
コントロール装置は、リモートコントロール作動機器の
作動を指示する制御信号を無線媒体によって送信する信
号出力部と;リモートコントロール作動機器の作動によ
る環境変化を検知する検知手段と;制御信号の送信後に
環境変化が検知手段によって検知されない場合、信号出
力部から制御信号を再送信させる制御部と;を具備して
いるものである。
【0009】そして、リモートコントロール装置から制
御信号を送信した後、リモートコントロール作動機器の
作動による環境変化が検知手段で検知されなければ、自
動的に制御信号を再送信する。
【0010】また、検知手段で検知する環境変化として
は、可視光線および赤外線などの光量や、音量などを含
み、したがって、検知手段は、光センサや、マイクロホ
ンなどを含む。また、無線媒体としては、赤外線などの
光線、電波、音波などを含む。さらに、リモートコント
ロール作動機器は、照明装置、テレビやラジオなどの電
気機器を含む。
【0011】例えば、リモートコントロール作動機器が
照明装置の場合、照明装置の作動によって、全光点灯、
調光点灯、消灯などに点灯状態が変化し、この変化に伴
ってリモートコントロール装置の検知手段で受光する受
光量が変化し、この受光量の変化に伴って照明装置の作
動が検知される。
【0012】請求項2記載のリモートコントロール装置
は、請求項1記載のリモートコントロール装置におい
て、信号出力部から送信する制御信号の送信出力を可変
する出力可変部を有し、信号出力部から制御信号を再送
信させる際に出力可変部により制御信号の送信出力を増
加させるものである。これにより、リモートコントロー
ル作動機器で制御信号を受信する可能性が高くなるとと
もに、通常の送信時は制御信号の送信出力を比較的抑え
られて例えば電池電源の消耗が少なくなる。
【0013】請求項3記載のリモートコントロール装置
は、請求項1または2記載のリモートコントロール装置
において、信号出力部から制御信号を再送信させる際、
制御信号を複数回送信させるものである。これにより、
リモートコントロール作動機器で制御信号を受信する可
能性が高くなる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
いずれか一記載のリモートコントロール装置において、
制御信号の送信を指示する1つの送信操作部と;複数種
のモードの制御信号を作成可能とする信号作成部と;信
号作成部で作成する制御信号のモードを選択するモード
選択手段と;を具備しているものである。これにより、
モード選択手段によって信号作成部で作成する制御信号
のモードを選択し、1つの送信操作部の操作により複数
種のモードの制御信号の送信が可能となる。
【0015】請求項5記載のリモートコントロールシス
テムは、請求項1ないし4いずれか一記載のリモートコ
ントロール装置と;リモートコントロール装置から無線
媒体によって送信される制御信号を受信してリモートコ
ントロール作動機器を作動させる受信器と;を具備して
いるものである。そして、受信器をリモートコントロー
ル作動機器に組み込んで、リモートコントロール作動機
器の遠隔操作が可能となる。
【0016】請求項6記載のリモートコントロールシス
テムは、請求項1ないし4いずれか一記載のリモートコ
ントロール装置と;リモートコントロール装置から無線
媒体によって送信される制御信号を受信する受信器を有
し、制御信号の受信により作動して環境変化させるリモ
ートコントロール作動機器と;を具備しているものであ
る。これにより、リモートコントロール作動機器を遠隔
操作できる。
【0017】請求項7記載の照明システムは、光量変化
を検知する検知手段を有する請求項1ないし4いずれか
一記載のリモートコントロール装置と;リモートコント
ロール装置から無線媒体によって送信される制御信号を
受信する受信器を有し、制御信号の受信により作動して
光量変化させる照明装置と;を具備しているものであ
る。そして、照明装置の作動による全光点灯、調光点
灯、消灯などの点灯状態が変化し、この光量変化をリモ
ートコントロール装置の検知手段で検知する。リモート
コントロール装置から制御信号を送信した後、光量変化
が検知されなければ、自動的に制御信号を再送信する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0019】図1ないし図3は第1の実施の形態を示
し、図1はリモートコントロール装置のブロック図、図
2は照明装置とリモートコントロール装置を備えた照明
システムの説明図、図3はリモートコントロール装置か
らの制御信号の送信動作を説明するフローチャートであ
る。
【0020】図2に示す照明システムは、リモートコン
トロール作動機器としての照明装置1と、リモートコン
トロール装置2とを具備している。
【0021】照明装置1は、天井吊下形照明器具であ
り、器具本体11を有し、この器具本体11は上部から引き
出されたコード12によって吊下げ支持される。コード12
の先端には引掛シーリングキャップ13が取り付けられ、
この引掛シーリングキャップ13が天井面に設置されてい
る引掛シーリング14に引掛係合されて機械的および電気
的に接続される。
【0022】器具本体11の下側には図示しない複数のホ
ルダによって例えば32Wと40Wの2本の環状の蛍光
ランプ15,16が支持され、この各蛍光ランプ15,16に器
具本体11から導出された図示しないランプソケットがそ
れぞれ接続されている。
【0023】器具本体11の下面には、図示しない常夜灯
用ソケットが配設され、この常夜灯用ソケットに常夜灯
17が接続されているとともに、赤外線を無線媒体とする
制御信号を受信する受信器18がその受光面を下方に臨ま
せて配設されている。
【0024】器具本体11の外側には、蛍光ランプ15,16
を覆うセード19が取り付けられている。
【0025】器具本体11の内部には、点灯ユニットや制
御ユニットが内蔵されている。点灯ユニットの入力側に
はコード12を介して商用電源が接続され、出力側には各
蛍光ランプ15,16に接続されるランプソケットや常夜灯
用ソケットが接続されている。制御ユニットには受信器
18が接続されている。
【0026】そして、制御ユニットは、受信器18で制御
信号を受信する毎に、蛍光ランプ15,16の全光点灯、蛍
光ランプ15,16の調光点灯、蛍光ランプ15,16の消灯お
よび常夜灯17の点灯、常夜灯17の消灯すなわち全消灯
を、順送りに制御する。
【0027】また、リモートコントロール装置2は、ケ
ース21を備え、このケース21の一端側上面に押ボタンス
イッチなどで構成される1つの送信操作部22が配設さ
れ、一端面には赤外線を無線媒体とする制御信号を送信
する送信部23が配設されている。さらに、ケース21の一
端側上面には、光センサなどで構成される検知手段24が
配設されている。なお、リモートコントロール装置2
は、図示しない電池を電源として作動するように構成さ
れている。
【0028】図1に示すように、リモートコントロール
装置2は、制御部25を有し、この制御部25には、送信操
作部22および検知手段24が接続され、送信操作部22から
操作信号が入力されるとともに、検知手段24で検知され
る光量信号が入力される。制御部25は信号作成部27およ
び出力可変部26を有し、信号作成部27によって制御信号
が作成され、出力可変部26によって制御信号の送信出力
が調整される。出力可変部26には送信部23に臨ませて配
置される発光素子で構成される信号出力部28が接続さ
れ、この信号出力部28から赤外線を無線媒体とする制御
信号が送信出力される。
【0029】そして、制御部25は、送信操作部22が押さ
れると、制御信号を送信させる機能を有している。ま
た、制御信号の送信後に光量変化が検知手段24によって
検知されない場合、制御信号を再送信させる機能を有し
ている。制御信号を再送信させる際には出力可変部26に
より制御信号の送信出力を増加させる機能を有してい
る。
【0030】なお、制御信号の送信出力を増加させるの
は、信号出力部28に流す電流を増加させてもよいし、信
号出力部28に電流を流す回路を増加させてもよい。
【0031】次に、リモートコントロール装置2からの
制御信号の送信動作を図3のフローチャートを参照して
説明する。なお、リモートコントロール装置2は照明装
置1で照明される部屋などの空間で操作するとともに、
検知手段24に照明装置1からの光が到達可能な状態で操
作するものとする。
【0032】リモートコントロール装置2の送信操作部
22が押されると(ステップ1)、赤外線を無線媒体とす
る制御信号が送信される(ステップ2)。
【0033】リモートコントロール装置2から送信され
た制御信号が照明装置1の受信器18で受信されれば、照
明装置1の制御ユニットが作動して点灯状態を切り換え
られ、例えば、消灯状態にあれば蛍光ランプ15,16を全
光点灯させる全点灯状態に切り換える。また、リモート
コントロール装置2から送信された制御信号が照明装置
1の受信器18で受信されなければ、照明装置1の制御ユ
ニットが作動しないので点灯状態が変化せず、例えば、
消灯状態にあれば消灯状態のままとなる。
【0034】リモートコントロール装置2では、制御信
号の送信後に、検知手段24で検知される光量に変化が生
じたか判断する(ステップ3)。
【0035】照明装置1が制御信号を受信して点灯状態
を切り換えた場合には、検知手段24で受光する受光量が
変化するため、照明装置1が制御信号を受信して点灯状
態を切り換えたものと判断し、ステップ1に戻って、次
の送信操作部22の操作に待機する。
【0036】また、照明装置1が制御信号を受信しない
で点灯状態が切り換えられない場合には、検知手段24で
受光する受光量が一定のままであるため、制御信号の送
信出力を増加させて再送信し(ステップ4)、ステップ
1に戻る。
【0037】そのため、送信操作部22を押しても制御信
号が照明装置1に届かなかったなどの理由で受信されな
かった結果、照明装置1が作動しなかった場合には、新
たな操作をせずに、制御信号の送信出力を増加させて再
送信するため、照明装置1で制御信号を受信する可能性
を高めることができる。
【0038】また、制御信号が受信されなかった場合に
のみ送信出力を上げて再送信するので、通常は普通の出
力レベルで送信し、リモートコントロール装置2の電池
の消耗が少なくて済む。
【0039】なお、リモートコントロール装置2から制
御信号を再送信させる際、制御信号を複数回送信させる
ようにしてもよく、照明装置1で制御信号を受信する可
能性を高めることができる。
【0040】次に、第2の実施の形態を図4ないし図6
を参照して説明する。
【0041】図4はリモートコントロール装置のブロッ
ク図、図5はリモートコントロール装置からの制御信号
の送信動作を説明するフローチャート、図6は図5のフ
ローチャートの旧コード処理を説明するフローチャート
である。
【0042】なお、第1の実施の形態の構成と同一部分
については同一符号を用いてその説明を省略する。
【0043】リモートコントロール装置2の信号作成部
27は、照明装置1の制御モードに対応して、新コードと
旧コードの2種類のモードの制御信号を作成可能として
いる。
【0044】この新コードとは順送り信号であり、照明
装置1では順送り信号を受信する毎に点灯状態を順送り
に変化させるように構成されている。また、旧コードと
は点灯状態を直接指定する指定信号であり、照明装置1
では受信された指定信号に対応する点灯状態に変化させ
るように構成されている。
【0045】そして、これらの新コードと旧コードを備
えた両方の照明装置1にリモートコントロール装置2を
対応可能としている。
【0046】リモートコントロール装置2には、信号作
成部27で作成する制御信号の新コードと旧コードの2種
類のモードを選択するモード選択手段29を備えている。
このモード選択手段29は、切換スイッチが用いられ、ケ
ース21の裏面や、電池蓋を外すと露出するような位置に
配設される。
【0047】また、制御部25は最後に送信した信号の種
類を記憶するメモリを有している。
【0048】次に、リモートコントロール装置2からの
制御信号の送信動作を図5のフローチャートを参照して
説明する。なお、リモートコントロール装置2のモード
選択手段29は照明装置1に対応して予め切り換えられて
いるものとする。
【0049】リモートコントロール装置2の送信操作部
22が押されると(ステップ11)、モード選択手段29によ
って新コードまたは旧コードのいずれか選択されている
か判断される(ステップ12)。
【0050】新コードが選択されている場合には、信号
作成部27で新コードの順送り信号が作成され、この信号
が送信される(ステップ13)。また、旧コードが選択さ
れている場合には、旧コード処理がなされ(ステップ1
4)、ステップ11に戻る。
【0051】そして、図5のステップ14の旧コード処理
を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0052】まず、信号出力部28から最後に送信してか
らある一定時間が過ぎたか否かが判断される(ステップ
31)。一定時間過ぎていない場合には、最後に送信した
のは全光点灯信号だったか否かが判断される(ステップ
32)。全光点灯信号だった場合には、信号作成部27で調
光点灯信号を作成して送信し(ステップ33)、ステップ
31に戻る。
【0053】ステップ32において全光点灯信号でなかっ
た場合は、最後に送信したのは調光点灯信号だったか否
かが判断される(ステップ34)。調光点灯信号だった場
合には常夜灯17のみを点灯させる常夜灯点灯信号を作成
して送信し(ステップ35)、ステップ31に戻る。
【0054】ステップ34において調光点灯信号でなかっ
た場合は、最後に送信したのは常夜灯点灯信号だったか
否かが判断される(ステップ36)。常夜灯点灯信号だっ
た場合には消灯信号を作成して送信し(ステップ37)、
ステップ31に戻る。
【0055】ステップ36において常夜灯点灯信号でなか
った場合は、最後に送信したのは消灯信号だったか否か
が判断される(ステップ38)。消灯信号だった場合には
全光点灯信号を作成して送信し(ステップ39)、ステッ
プ31に戻る。なお、ステップ38において消灯信号でない
場合とは、リモートコントロール装置2を最初に使用す
るときや電池を交換した後の状態であり、この場合には
ステップ39に進んで全光点灯信号を作成して送信する。
【0056】また、ステップ31において所定時間経過し
ている場合は、ステップ39に進んで全光点灯信号を作成
して送信する。
【0057】なお、図6のフローチャートにおいて、ス
テップ31を省略し、ステップ32に直接進むようにしても
よい。
【0058】このように、送信操作部22が1つのみ有す
るリモートコントロール装置2において、リモートコン
トロール装置2は、新コードに対応する照明装置1と、
共に旧コードに対応する照明装置1の両方に適用でき
る。
【0059】なお、この第2の実施の形態においても、
第1の実施の形態と同様に、制御信号の送信時に検知手
段24で光量変化を検知し、光量変化が検知されなければ
制御手段の送信出力を増加させて再送信することがで
き、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0060】なお、リモートコントロール装置から送信
する無線媒体および受信器で受信する無線媒体として
は、赤外線などの光線の他に、電波や音波などでもよ
い。
【0061】なお、リモートコントロール装置の検知手
段で検知する環境変化としては、可視光線および赤外線
などの光量や、音量などを含み、これらの場合、検知手
段としては、光センサや、マイクロホンなどが用いられ
る。
【0062】さらに、リモートコントロール作動機器
は、照明装置に限らず、テレビやラジオなどの電気機器
でもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載のリモートコントロール装
置によれば、制御信号を送信した後、リモートコントロ
ール作動機器の作動による環境変化が検知手段で検知さ
れなければ、自動的に制御信号を再送信するため、再送
信のための繁雑な操作を行なわずに済み、操作性の向上
を図れる。
【0064】請求項2記載のリモートコントロール装置
によれば、請求項1記載のリモートコントロール装置の
効果に加えて、信号出力部から制御信号を再送信させる
際、出力可変部により制御信号の送信出力を増加させる
ため、リモートコントロール作動機器で制御信号を受信
する可能性を高めることができるとともに、通常の送信
時は制御信号の送信出力を比較的抑えられて例えば電池
電源の消耗を少なくできる。
【0065】請求項3記載のリモートコントロール装置
によれば、請求項1または2記載のリモートコントロー
ル装置の効果に加えて、信号出力部から制御信号を再送
信させる際、制御信号を複数回送信させるため、リモー
トコントロール作動機器で制御信号を受信する可能性を
高めることができる。
【0066】請求項4記載のリモートコントロール装置
によれば、請求項1ないし3いずれか一記載のリモート
コントロール装置の効果に加えて、モード選択手段によ
って信号作成部で作成する制御信号のモードを選択する
ことにより、1つの送信操作部の操作により複数種のモ
ードの制御信号を送信できる。
【0067】請求項5記載のリモートコントロールシス
テムによれば、請求項1ないし4いずれか一記載のリモ
ートコントロール装置と、リモートコントロール装置か
ら無線媒体によって送信される制御信号を受信する受信
器とを具備していることにより、遠隔操作するための操
作性の向上を図れる。
【0068】請求項6記載のリモートコントロールシス
テムによれば、請求項1ないし4いずれか一記載のリモ
ートコントロール装置と、リモートコントロール装置か
ら無線媒体によって送信される制御信号の受信により作
動して環境変化させるリモートコントロール作動機器と
を具備していることにより、リモートコントロール作動
機器を遠隔操作するための操作性の向上を図れる。
【0069】請求項7記載の照明システムによれば、光
量変化を検知する検知手段を有する請求項1ないし4い
ずれか一記載のリモートコントロール装置と、リモート
コントロール装置から無線媒体によって送信される制御
信号の受信により作動して光量変化させる照明装置とを
具備していることにより、照明状態を遠隔操作するため
の操作性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すリモートコン
トロール装置のブロック図である。
【図2】同上実施の形態の照明装置とリモートコントロ
ール装置を備えた照明システムの説明図である。
【図3】同上実施の形態のリモートコントロール装置か
らの制御信号の送信動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すリモートコン
トロール装置のブロック図である。
【図5】同上実施の形態のリモートコントロール装置か
らの制御信号の送信動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】同上実施の形態の図5のフローチャートの旧コ
ード処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 リモートコントロール作動機器としての照明装置 2 リモートコントロール装置 18 受信器 22 送信操作部 24 検知手段 25 制御部 26 出力可変部 27 信号作成部 28 信号出力部 29 モード選択手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール作動機器の作動を
    指示する制御信号を無線媒体によって送信する信号出力
    部と;リモートコントロール作動機器の作動による環境
    変化を検知する検知手段と;制御信号の送信後に環境変
    化が検知手段によって検知されない場合、信号出力部か
    ら制御信号を再送信させる制御部と;を具備しているこ
    とを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 信号出力部から送信する制御信号の送信
    出力を可変する出力可変部を有し、信号出力部から制御
    信号を再送信させる際に出力可変部により制御信号の送
    信出力を増加させることを特徴とする請求項1記載のリ
    モートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 信号出力部から制御信号を再送信させる
    際、制御信号を複数回送信させることを特徴とする請求
    項1または2記載のリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 制御信号の送信を指示する1つの送信操
    作部と;複数種のモードの制御信号を作成可能とする信
    号作成部と;信号作成部で作成する制御信号のモードを
    選択するモード選択手段と;を具備していることを特徴
    とする請求項1ないし3いずれか一記載のリモートコン
    トロール装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか一記載のリモ
    ートコントロール装置と;リモートコントロール装置か
    ら無線媒体によって送信される制御信号を受信してリモ
    ートコントロール作動機器を作動させる受信器と;を具
    備していることを特徴とするリモートコントロールシス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4いずれか一記載のリモ
    ートコントロール装置と;リモートコントロール装置か
    ら無線媒体によって送信される制御信号を受信する受信
    器を有し、制御信号の受信により作動して環境変化させ
    るリモートコントロール作動機器と;を具備しているこ
    とを特徴とするリモートコントロールシステム。
  7. 【請求項7】 光量変化を検知する検知手段を有する請
    求項1ないし4いずれか一記載のリモートコントロール
    装置と;リモートコントロール装置から無線媒体によっ
    て送信される制御信号を受信する受信器を有し、制御信
    号の受信により作動して光量変化させる照明装置と;を
    具備していることを特徴とする照明システム。
JP8072944A 1996-03-27 1996-03-27 リモートコントロール装置、リモートコントロールシステムおよび照明システム Pending JPH09261767A (ja)

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JP8072944A Pending JPH09261767A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 リモートコントロール装置、リモートコントロールシステムおよび照明システム

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JP (1) JPH09261767A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345142A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線通信装置
JP2013162414A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Funai Electric Co Ltd リモコン装置およびリモコンシステム

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