JPH09261452A - 解像度変換装置 - Google Patents
解像度変換装置Info
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- JPH09261452A JPH09261452A JP8067741A JP6774196A JPH09261452A JP H09261452 A JPH09261452 A JP H09261452A JP 8067741 A JP8067741 A JP 8067741A JP 6774196 A JP6774196 A JP 6774196A JP H09261452 A JPH09261452 A JP H09261452A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 34
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 41
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 241000023308 Acca Species 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オリジナル格子と生成格子の干渉によって生
じるモアレの発生を抑圧し、ハ−フト−ン画像に対して
も良好な画質が得られる解像度変換装置を提供する。 【解決手段】 生成格子内の面積Sijの最大値max
{Sij}とそれに対応する画素(以下、優勢シンボ
ル)の色によってしきい値を決定し、孤立した黒画素や
白画素が保存できるようにする。また、複数のしきい値
を設定する設定手段と、この設定手段によって設定され
た複数のしきい値から変換率に応じて所定のしきい値を
選択する選択手段とを備え、しきい値選択に適応性を持
たせる。
じるモアレの発生を抑圧し、ハ−フト−ン画像に対して
も良好な画質が得られる解像度変換装置を提供する。 【解決手段】 生成格子内の面積Sijの最大値max
{Sij}とそれに対応する画素(以下、優勢シンボ
ル)の色によってしきい値を決定し、孤立した黒画素や
白画素が保存できるようにする。また、複数のしきい値
を設定する設定手段と、この設定手段によって設定され
た複数のしきい値から変換率に応じて所定のしきい値を
選択する選択手段とを備え、しきい値選択に適応性を持
たせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置や
ディジタル複写機などで画像を縮小する際に用いられる
解像度変換装置に関する。
ディジタル複写機などで画像を縮小する際に用いられる
解像度変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、スキャナから画
像デ−タを入力して2値化処理、圧縮処理を施して一時
的にメモリに蓄積し、送信時に相手の能力に合わせるた
めに、B4版からA4版などに画像を縮小することがあ
る。また、定形紙記録紙を使ったファクシミリ装置で
は、記録紙の範囲内に記録画像を納めるために数%の縮
小を行うことがある。
像デ−タを入力して2値化処理、圧縮処理を施して一時
的にメモリに蓄積し、送信時に相手の能力に合わせるた
めに、B4版からA4版などに画像を縮小することがあ
る。また、定形紙記録紙を使ったファクシミリ装置で
は、記録紙の範囲内に記録画像を納めるために数%の縮
小を行うことがある。
【0003】従来からこのような用途で画像を縮小する
方法の一つとして投影法が用いられている。投影法は図
4に示すように、変換画像を表す格子(以下、生成格子
と呼び実線で示す)に投影される原画像を表す格子(以
下、オリジナル格子と呼び波線で示す)の面積をフィル
タ係数として生成画素を出力する2次元フィルタであ
る。このとき主走査方向の縮小率は生成格子の幅に対す
るオリジナル格子の幅で表される。図中X_ratio
が主走査変換率を表す。副走査方向についても同様であ
る。
方法の一つとして投影法が用いられている。投影法は図
4に示すように、変換画像を表す格子(以下、生成格子
と呼び実線で示す)に投影される原画像を表す格子(以
下、オリジナル格子と呼び波線で示す)の面積をフィル
タ係数として生成画素を出力する2次元フィルタであ
る。このとき主走査方向の縮小率は生成格子の幅に対す
るオリジナル格子の幅で表される。図中X_ratio
が主走査変換率を表す。副走査方向についても同様であ
る。
【0004】例えば、図中の網掛け画素に対するフィル
タ出力(FilOut)は、 FilOut=(P2,2×S00+P2,3×S01
+P3,2×S10+P3,3×S11) で表される。ここで、P2,2などは原画素を表し、こ
こでは黒画素は”255”、白画素は”0”の値をとる
ものとする。S00は生成格子内部のP2,2の格子の
占める面積である。他の面積も同様である。FilOu
tは多値の信号として得られるので、それをしきい値T
hと比べて2値画像が得られる。すなわち、
FilOut ≧ Th → ”黒画素” FilOut < Th → ”白画素” と判定される。しきい値は、あらかじめ定められた定数
で原画素が256階調であれば、中間値の”128”と
することが多い。
タ出力(FilOut)は、 FilOut=(P2,2×S00+P2,3×S01
+P3,2×S10+P3,3×S11) で表される。ここで、P2,2などは原画素を表し、こ
こでは黒画素は”255”、白画素は”0”の値をとる
ものとする。S00は生成格子内部のP2,2の格子の
占める面積である。他の面積も同様である。FilOu
tは多値の信号として得られるので、それをしきい値T
hと比べて2値画像が得られる。すなわち、
FilOut ≧ Th → ”黒画素” FilOut < Th → ”白画素” と判定される。しきい値は、あらかじめ定められた定数
で原画素が256階調であれば、中間値の”128”と
することが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
構成された解像度変換装置は、文書画像に対しては良好
な画質が得られるが、誤差拡散のようなハ−フト−ン画
像では、わずかに縮小した場合には低周波のモアレが発
生し階調性が著しく低下する。
構成された解像度変換装置は、文書画像に対しては良好
な画質が得られるが、誤差拡散のようなハ−フト−ン画
像では、わずかに縮小した場合には低周波のモアレが発
生し階調性が著しく低下する。
【0006】このモアレはオリジナル格子と生成格子の
干渉によって生じるものである。図5は、この様子を示
したものである。ハ−フト−ンでは孤立画素が多いので
Pj、iは黒画素とし、その両端は白画素とする。黒画
素Pj、iが図示したように生成格子によって約1/2
に分かれた場合、S10が”0”でなければ、S00の
生成格子に対する面積比率は1/2以下になるため、し
きい値”128”でスライスすると隣接する生成格子の
どちらに対してもPj、iは反映されない。このような
格子の位相状態の部分では、変換画素は”白画素”が続
き、格子の位相が少しずつずれるにつれてこの状態は解
消され、黒画素がどちらかの生成格子に保存されるよう
になる。黒画素を背景とする白の孤立画素につても同様
になる。これが低周波モアレの発生原因である。
干渉によって生じるものである。図5は、この様子を示
したものである。ハ−フト−ンでは孤立画素が多いので
Pj、iは黒画素とし、その両端は白画素とする。黒画
素Pj、iが図示したように生成格子によって約1/2
に分かれた場合、S10が”0”でなければ、S00の
生成格子に対する面積比率は1/2以下になるため、し
きい値”128”でスライスすると隣接する生成格子の
どちらに対してもPj、iは反映されない。このような
格子の位相状態の部分では、変換画素は”白画素”が続
き、格子の位相が少しずつずれるにつれてこの状態は解
消され、黒画素がどちらかの生成格子に保存されるよう
になる。黒画素を背景とする白の孤立画素につても同様
になる。これが低周波モアレの発生原因である。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、ハ−フト−ン画像に対してモアレの発生を抑圧す
る解像度変換装置を提供することを目的とする。
ので、ハ−フト−ン画像に対してモアレの発生を抑圧す
る解像度変換装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するため、変換画素の格子の分割領域の最大値を検
出し、検出された最大領域に対応する画素を検出して、
2値化のしきい値を画素ごとに制御することによって、
孤立点を保存して、画像を僅かに縮小した場合にもモア
レの発生を抑圧した良好な画像が得ることを可能にした
ものである。
解決するため、変換画素の格子の分割領域の最大値を検
出し、検出された最大領域に対応する画素を検出して、
2値化のしきい値を画素ごとに制御することによって、
孤立点を保存して、画像を僅かに縮小した場合にもモア
レの発生を抑圧した良好な画像が得ることを可能にした
ものである。
【0009】また、本発明は、複数のしきい値を設定し
て、しきい値から変換率に応じたしきい値が選択される
ように、しきい値選択を適応化することによって、より
広い範囲で良好な画質が得るようにしたものである。
て、しきい値から変換率に応じたしきい値が選択される
ように、しきい値選択を適応化することによって、より
広い範囲で良好な画質が得るようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、生成格子内の面積Si
jの最大値max{Sij}とそれに対応する画素(以
下、優勢シンボル)の色によってしきい値を決定し、孤
立した黒画素や白画素が保存できるようにした。
jの最大値max{Sij}とそれに対応する画素(以
下、優勢シンボル)の色によってしきい値を決定し、孤
立した黒画素や白画素が保存できるようにした。
【0011】例えば、図5でmax{Sij}=S00
とし、Pj、iが黒画素とする。Pj、iが生成格子に
投影する面積はS00であるから、しきい値をS00よ
り僅かに低く、S00−εとすれば生成画素は黒画素に
なり、Pj、iが保存される。ここで、εは小さな正の
数である。
とし、Pj、iが黒画素とする。Pj、iが生成格子に
投影する面積はS00であるから、しきい値をS00よ
り僅かに低く、S00−εとすれば生成画素は黒画素に
なり、Pj、iが保存される。ここで、εは小さな正の
数である。
【0012】同様の考えにより、Pj、iが白画素のと
きは原画像が256階調であると仮定すると、しきい値
を255−[max{Sij}−ε]とすればよい。
きは原画像が256階調であると仮定すると、しきい値
を255−[max{Sij}−ε]とすればよい。
【0013】従って、本発明によれば、黒の孤立点や白
の孤立点が保存されるため、僅かに縮小した場合でもハ
−フト−ン画像の階調性は失われることはない。
の孤立点が保存されるため、僅かに縮小した場合でもハ
−フト−ン画像の階調性は失われることはない。
【0014】また、複数のしきい値を設定する設定手段
と、この設定手段によって設定された複数のしきい値か
ら変換率に応じて所定のしきい値を選択する選択手段と
を備え、しきい値選択に適応性を持たせた。
と、この設定手段によって設定された複数のしきい値か
ら変換率に応じて所定のしきい値を選択する選択手段と
を備え、しきい値選択に適応性を持たせた。
【0015】さらに、本発明は、変換画素の格子内部に
含まれる原画像の主走査方向及び副走査方向の格子数を
求める手段と、変換画素の格子にかかる主走査方向の原
画素数、副走査方向のライン数を求める手段と、原画素
の複数ワ−ドを記憶する前記ライン数分のシフトレジス
タと、前記ワ−ド長のビット数を計数するカウンタとを
有し、変換画素を1画素生成する毎に、前記主走査方向
の原画素数だけ前記複数のシフトレジスタを同時にシフ
トし、シフトに応じて前記カウンタを計数し、ワ−ド長
のビット数を計数したときに前記シフトレジスタに原画
像を入力するようにした。
含まれる原画像の主走査方向及び副走査方向の格子数を
求める手段と、変換画素の格子にかかる主走査方向の原
画素数、副走査方向のライン数を求める手段と、原画素
の複数ワ−ドを記憶する前記ライン数分のシフトレジス
タと、前記ワ−ド長のビット数を計数するカウンタとを
有し、変換画素を1画素生成する毎に、前記主走査方向
の原画素数だけ前記複数のシフトレジスタを同時にシフ
トし、シフトに応じて前記カウンタを計数し、ワ−ド長
のビット数を計数したときに前記シフトレジスタに原画
像を入力するようにした。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例を示す解像度
変換装置のブロック図である。本実施例は縮小率が1.
0〜0.5の場合を示しており、生成格子内に入るオリ
ジナル格子の数は主走査方向(以下、X方向)、副走査
方向(以下、Y方向)でそれぞれ最大3本と仮定してい
る。
変換装置のブロック図である。本実施例は縮小率が1.
0〜0.5の場合を示しており、生成格子内に入るオリ
ジナル格子の数は主走査方向(以下、X方向)、副走査
方向(以下、Y方向)でそれぞれ最大3本と仮定してい
る。
【0018】まず、本実施例の構成要素を説明し、次に
処理フロ−図に従って動作を説明することにする。1は
解像度変換装置全体を制御する制御部であり、シ−ケン
ス制御回路1a、算術論理演算回路1b(ALU)、各
種の制御パラメ−タを格納するパラメ−タレジスタ1c
から構成される。レジスタ2〜4はX方向の格子幅を格
納するレジスタである。同様にレジスタ5〜7はY方向
の格子幅を格納するレジスタである。投影フィルタ8は
3個の積和演算回路8a〜8cによって構成される。
処理フロ−図に従って動作を説明することにする。1は
解像度変換装置全体を制御する制御部であり、シ−ケン
ス制御回路1a、算術論理演算回路1b(ALU)、各
種の制御パラメ−タを格納するパラメ−タレジスタ1c
から構成される。レジスタ2〜4はX方向の格子幅を格
納するレジスタである。同様にレジスタ5〜7はY方向
の格子幅を格納するレジスタである。投影フィルタ8は
3個の積和演算回路8a〜8cによって構成される。
【0019】投影フィルタ8への入力はX方向、Y方向
の格子幅と参照画素である。参照画素は3ラインの画像
デ−タを同時に参照できる構成である。それらは参照画
素シフトレジスタ9〜11に格納される。9は第jライ
ン目の参照画像デ−タを画像メモリ12から入力する。
画像デ−タは、このレジスタの下位側に入力される。1
0、11についても同一の構成である。13はしきい値
計算回路である。14、15はそれぞれX方向、Y方向
の格子幅の最大値がセットされる。
の格子幅と参照画素である。参照画素は3ラインの画像
デ−タを同時に参照できる構成である。それらは参照画
素シフトレジスタ9〜11に格納される。9は第jライ
ン目の参照画像デ−タを画像メモリ12から入力する。
画像デ−タは、このレジスタの下位側に入力される。1
0、11についても同一の構成である。13はしきい値
計算回路である。14、15はそれぞれX方向、Y方向
の格子幅の最大値がセットされる。
【0020】16は各積和演算回路の出力を加算する加
算器である。加算器16の出力がフィルタの出力であ
る。
算器である。加算器16の出力がフィルタの出力であ
る。
【0021】セレクタ17は、生成格子内の面積の最大
値max{Sij}に対応する優勢シンボルSYMを選
択する。18は比較器であり、フィルタ出力をしきい値
SLと比較して2値化する。シフトレジスタ19は、2
値化した画素が生成される毎に1ビットシフトし、バイ
トデ−タにパッキングする回路である。8画素生成され
る毎に、画像デ−タバス20を通して画像メモリ12に
転送する。21は参照画素シフトレジスタ9〜11への
シフト信号入力部であり、22はシフトレジスタ19へ
のシフト信号入力部である。23、24はセレクタ17
に対するX方向およびY方向の選択信号であり、25は
ALUのデ−タバスである。
値max{Sij}に対応する優勢シンボルSYMを選
択する。18は比較器であり、フィルタ出力をしきい値
SLと比較して2値化する。シフトレジスタ19は、2
値化した画素が生成される毎に1ビットシフトし、バイ
トデ−タにパッキングする回路である。8画素生成され
る毎に、画像デ−タバス20を通して画像メモリ12に
転送する。21は参照画素シフトレジスタ9〜11への
シフト信号入力部であり、22はシフトレジスタ19へ
のシフト信号入力部である。23、24はセレクタ17
に対するX方向およびY方向の選択信号であり、25は
ALUのデ−タバスである。
【0022】図2は積和演算回路1aの構成例を示した
ものである。構成要素は乗算器31〜33、加算器3
4、セレクタ35〜37からなり、セレクタ35〜37
は参照画素が黒画素であれば”ff”を、白画素であれ
ば”0”を出力する。また、参照画素シフトレジスタ9
は、8ビットデ−タ単位で画素シフトを行うシフトレジ
スタ9a、9bから構成されている。
ものである。構成要素は乗算器31〜33、加算器3
4、セレクタ35〜37からなり、セレクタ35〜37
は参照画素が黒画素であれば”ff”を、白画素であれ
ば”0”を出力する。また、参照画素シフトレジスタ9
は、8ビットデ−タ単位で画素シフトを行うシフトレジ
スタ9a、9bから構成されている。
【0023】図3は、しきい値計算回路13の構成例を
示したもので、乗算器13a、減算器13b、13c、
及び2つの減算器の出力を優勢シンボルSYMの色によ
って選択するセレクタ13dから構成されている。
示したもので、乗算器13a、減算器13b、13c、
及び2つの減算器の出力を優勢シンボルSYMの色によ
って選択するセレクタ13dから構成されている。
【0024】次に、図7(a)のフロ−図を用いて本発
明の動作を説明する。まず、フロ−図に表れるシンボル
を図6によって説明する。X_initialは生成格
子内の最初の格子幅、X_ratioは縮小率であり、
Rxは最後の格子幅である。Y方向についても同様にシ
ンボルを定義する。参照ラインは上から第jライン、第
(j+1)ライン、第(j+2)ラインとする。生成格
子がオリジナル格子によって分割される領域の面積は添
え字を付けてS00のように表す。それ以外のシンボル
は必要に応じて説明する。
明の動作を説明する。まず、フロ−図に表れるシンボル
を図6によって説明する。X_initialは生成格
子内の最初の格子幅、X_ratioは縮小率であり、
Rxは最後の格子幅である。Y方向についても同様にシ
ンボルを定義する。参照ラインは上から第jライン、第
(j+1)ライン、第(j+2)ラインとする。生成格
子がオリジナル格子によって分割される領域の面積は添
え字を付けてS00のように表す。それ以外のシンボル
は必要に応じて説明する。
【0025】再び図7(a)に戻って、図中、加算、減
算は算術論理演算回路1bによって実行されるものとす
る。処理701はペ−ジの先頭におけるレジスタの初期
化として、Y方向のオリジナル格子のアドレスを計算す
るレジスタであるYlatticeRegとY_ini
tialをクリアする。図8に示すように、これらのレ
ジスタはパラメ−タレジスタ1cに含まれている。
算は算術論理演算回路1bによって実行されるものとす
る。処理701はペ−ジの先頭におけるレジスタの初期
化として、Y方向のオリジナル格子のアドレスを計算す
るレジスタであるYlatticeRegとY_ini
tialをクリアする。図8に示すように、これらのレ
ジスタはパラメ−タレジスタ1cに含まれている。
【0026】処理702は参照画素シフトレジスタ9、
10、11に参照画像デ−タを入力する。まず、シフト
レジスタ9b(下位バイト)に第1ライン(j=1)の
先頭のバイトデ−タを画像メモリ12から入力し、それ
を8ビット左にシフトする。シフト操作はシフト信号#
1を8回入力することにより行われる。シフト信号#1
はシ−ケンス制御回路1aから出力される制御信号の一
部である。その後再度、シフトレジスタ9b(下位バイ
ト)に次の1バイトを入力する。シフトレジスタ10に
は第2ラインの参照画像デ−タを、11には第3ライン
の参照画像デ−タを同様にして入力する。
10、11に参照画像デ−タを入力する。まず、シフト
レジスタ9b(下位バイト)に第1ライン(j=1)の
先頭のバイトデ−タを画像メモリ12から入力し、それ
を8ビット左にシフトする。シフト操作はシフト信号#
1を8回入力することにより行われる。シフト信号#1
はシ−ケンス制御回路1aから出力される制御信号の一
部である。その後再度、シフトレジスタ9b(下位バイ
ト)に次の1バイトを入力する。シフトレジスタ10に
は第2ラインの参照画像デ−タを、11には第3ライン
の参照画像デ−タを同様にして入力する。
【0027】処理703は処理701同様に、X方向の
オリジナル格子のアドレスを計算するレジスタXlat
ticeRegとX_initialをクリアする。C
Tはカウンタで、初期値は8を設定する。
オリジナル格子のアドレスを計算するレジスタXlat
ticeRegとX_initialをクリアする。C
Tはカウンタで、初期値は8を設定する。
【0028】処理704はY方向の格子アドレスを計算
し、その値から格子幅を計算しレジスタ5〜7に設定す
る。
し、その値から格子幅を計算しレジスタ5〜7に設定す
る。
【0029】図9に処理704の詳細を示す。処理90
0はY_shiftとY_numをクリアする。Y_s
hiftは生成格子に含まれるオリジナル格子数であ
り、Y_numは生成格子にかかる参照ライン数であ
る。図6のを例にすると、Y_shift=2、Y_n
um=3となる。
0はY_shiftとY_numをクリアする。Y_s
hiftは生成格子に含まれるオリジナル格子数であ
り、Y_numは生成格子にかかる参照ライン数であ
る。図6のを例にすると、Y_shift=2、Y_n
um=3となる。
【0030】処理901の判断でY_initial
が”0”でなければ処理902でワ−クレジスタにY_
initialの値を書き込み、処理903でY_sh
ift、Y_numをインクリメントする。ペ−ジの先
頭では、Y_initialは”0”であるから、これ
らの処理は行われない。
が”0”でなければ処理902でワ−クレジスタにY_
initialの値を書き込み、処理903でY_sh
ift、Y_numをインクリメントする。ペ−ジの先
頭では、Y_initialは”0”であるから、これ
らの処理は行われない。
【0031】処理904でY_initiaとY方向の
縮小率Y_ratioの加算を算術論理演算器1bによ
って行い、演算結果はアキュムレ−タ(acca)に一
時的に格納される。生成格子の幅は10000Hに正規
化し、縮小率は生成格子の幅に対するオリジナル格子の
幅と定義する。例えば、縮小率が0.9であれば、65
536×0.9=58982=E666H であるか
ら、パラメ−タレジスタY_ratioには、あらかじ
めE666Hを設定しておく。X方向についても同様で
ある。処理904の結果、処理905でオ−バフロ−を
示すキャリ−信号がONするかどうかの判断を行う。キ
ャリ−信号は、加算結果が10000Hに等しいか、越
えた場合にONとなる。これは算術論理演算回路1bか
ら出力する状態信号の一部である(図1、図8)。キャ
リ−信号がOFFの間は、オリジナル格子が生成格子の
内部にあることを示している。処理906では、処理9
04の結果をYlatticeRegに格納する。処理
907ではY_ratioをワ−クレジスタに書き込
む。処理908ではY_shiftとY_numをイン
クリメントする。
縮小率Y_ratioの加算を算術論理演算器1bによ
って行い、演算結果はアキュムレ−タ(acca)に一
時的に格納される。生成格子の幅は10000Hに正規
化し、縮小率は生成格子の幅に対するオリジナル格子の
幅と定義する。例えば、縮小率が0.9であれば、65
536×0.9=58982=E666H であるか
ら、パラメ−タレジスタY_ratioには、あらかじ
めE666Hを設定しておく。X方向についても同様で
ある。処理904の結果、処理905でオ−バフロ−を
示すキャリ−信号がONするかどうかの判断を行う。キ
ャリ−信号は、加算結果が10000Hに等しいか、越
えた場合にONとなる。これは算術論理演算回路1bか
ら出力する状態信号の一部である(図1、図8)。キャ
リ−信号がOFFの間は、オリジナル格子が生成格子の
内部にあることを示している。処理906では、処理9
04の結果をYlatticeRegに格納する。処理
907ではY_ratioをワ−クレジスタに書き込
む。処理908ではY_shiftとY_numをイン
クリメントする。
【0032】処理905の判断で処理909に移ったと
する。処理909は生成格子とオリジナル格子が重なる
かどうか判断する。重ならなければ、処理911で最終
の格子幅Ryを求め、ワ−クレジスタに書き込む。格子
が重なるときには、最終幅はY_ratioに等しいの
で処理914で、これをワ−クレジスタに書き込む。処
理912と処理915では、Y_shiftの値が”
1”だけ異なる。格子が重なるときは、Y_shift
=Y_numであるが、普通はY_num=Y_shi
ft+1である。処理916で次の生成格子内の演算の
初期値Y_initialを更新する。以上で格子アド
レスの計算が終わる。例えば、縮小率0.9とすると、
第1ライン目ではこれらの値は次のようになる。
する。処理909は生成格子とオリジナル格子が重なる
かどうか判断する。重ならなければ、処理911で最終
の格子幅Ryを求め、ワ−クレジスタに書き込む。格子
が重なるときには、最終幅はY_ratioに等しいの
で処理914で、これをワ−クレジスタに書き込む。処
理912と処理915では、Y_shiftの値が”
1”だけ異なる。格子が重なるときは、Y_shift
=Y_numであるが、普通はY_num=Y_shi
ft+1である。処理916で次の生成格子内の演算の
初期値Y_initialを更新する。以上で格子アド
レスの計算が終わる。例えば、縮小率0.9とすると、
第1ライン目ではこれらの値は次のようになる。
【0033】 Y_ratio =E666H Ywork#[0]=E666H Ywork#[1]=199aH Ywork#[2]=0 Y_initial=ccccH Y_shift =1 Y_num =2 処理919〜処理921で上記の格子幅を、格子幅レジ
スタ5〜7に設定する。処理918で生成格子のY方向
の分割数が2のときには、格子幅レジスタ10に”0”
が書き込まれるようにしている。以上が図7(a)の処
理704の詳細な内容である。
スタ5〜7に設定する。処理918で生成格子のY方向
の分割数が2のときには、格子幅レジスタ10に”0”
が書き込まれるようにしている。以上が図7(a)の処
理704の詳細な内容である。
【0034】再び図7(a)に戻って、処理705では
処理704で得られた格子幅の最大値を図1のレジスタ
15に書き込む。また、それが何番目であるかをY方向
選択信号23に出力する。この信号はシ−ケンス制御回
路1aの出力信号の一部である。最大値の検出は、一般
には算術論理演算回路1bによってYworkの内容を
順次比較すれば得られるが、本実施例では最大の分割数
を3にしているので、分割数が3のときは2番目が最大
であり、分割数が2のときは、それらを比較することに
よって判断できる。
処理704で得られた格子幅の最大値を図1のレジスタ
15に書き込む。また、それが何番目であるかをY方向
選択信号23に出力する。この信号はシ−ケンス制御回
路1aの出力信号の一部である。最大値の検出は、一般
には算術論理演算回路1bによってYworkの内容を
順次比較すれば得られるが、本実施例では最大の分割数
を3にしているので、分割数が3のときは2番目が最大
であり、分割数が2のときは、それらを比較することに
よって判断できる。
【0035】処理706〜処理713までが1ラインの
処理である。処理706では処理704同様に、X方向
の格子幅を計算し格子幅レジスタ2〜4に設定する。詳
細は図9でYをXと読み替えたものと同一である。処理
707は処理705の内容をX方向について行う。
処理である。処理706では処理704同様に、X方向
の格子幅を計算し格子幅レジスタ2〜4に設定する。詳
細は図9でYをXと読み替えたものと同一である。処理
707は処理705の内容をX方向について行う。
【0036】処理708はフィルタ計算、しきい値処
理、2値化処理である。フィルタ計算は従来例で説明し
た積和演算が行われる。図2の構成要素は既に説明した
とおりである。フィルタ出力は、ここでは256階調
(8ビット)を仮定しているので、積和演算結果の上位
8ビットが図1の加算器16から得られる。
理、2値化処理である。フィルタ計算は従来例で説明し
た積和演算が行われる。図2の構成要素は既に説明した
とおりである。フィルタ出力は、ここでは256階調
(8ビット)を仮定しているので、積和演算結果の上位
8ビットが図1の加算器16から得られる。
【0037】しきい値計算については、図3を参照して
説明することにする。X方向、Y方向の格子幅の最大値
はそれぞれレジスタ14、15に設定済みである。乗算
器13aの出力は分割領域の最大値max{Sij}で
ある。この値はフィルタ計算の途中でも得られるので、
それを使うように構成してもよい。減算器13b、13
cではそれぞれ、max{Sij}−1と255−{m
ax{Sij}−1}を計算する。セレクタ13dに
は、max{Sij}に対応する画素が選択信号として
入力し、黒画素であればmax{Sij}がしきい値と
して選択され、そうでなければ255−{max{Si
j}−1}が選択される。
説明することにする。X方向、Y方向の格子幅の最大値
はそれぞれレジスタ14、15に設定済みである。乗算
器13aの出力は分割領域の最大値max{Sij}で
ある。この値はフィルタ計算の途中でも得られるので、
それを使うように構成してもよい。減算器13b、13
cではそれぞれ、max{Sij}−1と255−{m
ax{Sij}−1}を計算する。セレクタ13dに
は、max{Sij}に対応する画素が選択信号として
入力し、黒画素であればmax{Sij}がしきい値と
して選択され、そうでなければ255−{max{Si
j}−1}が選択される。
【0038】2値化は比較器18によってフィルタ出力
がしきい値より大きければ黒画素として”1”、そうで
なければ白画素”0”とする。
がしきい値より大きければ黒画素として”1”、そうで
なければ白画素”0”とする。
【0039】処理709はシフト信号#2をONして、
2値化画素1ビットをシフトレジスタ20に書き込む。
以上で1画素のフィルタ処理が終了する。
2値化画素1ビットをシフトレジスタ20に書き込む。
以上で1画素のフィルタ処理が終了する。
【0040】処理710では、参照画素シフトレジスタ
9〜11をX_shiftビットだけ左にシフトし、同
時にカウンタCTを減算し、これが”0”になったら参
照画素シフトレジスタ9b(下位バイト)に画像デ−タ
を入力する。詳細は図7(b)の処理7100〜710
8に示した通りである。
9〜11をX_shiftビットだけ左にシフトし、同
時にカウンタCTを減算し、これが”0”になったら参
照画素シフトレジスタ9b(下位バイト)に画像デ−タ
を入力する。詳細は図7(b)の処理7100〜710
8に示した通りである。
【0041】また、図7(a)に戻って、処理706〜
710を8回繰り返すと縮小画像デ−タが1バイト生成
される。これを処理712で画像メモリ12に書き込
む。処理706〜712を1ライン分繰り返す。処理7
14ではライン端の1バイトに満たない縮小画像デ−タ
に”0”ビットを詰めてバイトデ−タとしてメモリに書
き込む。以上で縮小画像が1ライン生成される。
710を8回繰り返すと縮小画像デ−タが1バイト生成
される。これを処理712で画像メモリ12に書き込
む。処理706〜712を1ライン分繰り返す。処理7
14ではライン端の1バイトに満たない縮小画像デ−タ
に”0”ビットを詰めてバイトデ−タとしてメモリに書
き込む。以上で縮小画像が1ライン生成される。
【0042】次のラインを生成するには参照ラインを更
新する必要がある。Y_shiftに相当するライン数
は次のラインの処理には使用しないので、それをもとに
してリ−ドすべき画像メモリ12のアドレスを更新すれ
ばよい。以上の処理を原画像のライン数分繰り返せば1
ペ−ジの処理が終了する。
新する必要がある。Y_shiftに相当するライン数
は次のラインの処理には使用しないので、それをもとに
してリ−ドすべき画像メモリ12のアドレスを更新すれ
ばよい。以上の処理を原画像のライン数分繰り返せば1
ペ−ジの処理が終了する。
【0043】上述した第1の実施例は、縮小率が85%
程度までは階調性が良いが、それ以上に縮小すると階調
特性が劣化する。縮小率を下げると生成格子に入るオリ
ジナル画素の数が増えるが、優勢シンボルによるしきい
値選択では、これらの画素の値が平均化されず投影処理
が本来持っているロ−パスフィルタの性質が著しく損な
われるためであると考えられる。
程度までは階調性が良いが、それ以上に縮小すると階調
特性が劣化する。縮小率を下げると生成格子に入るオリ
ジナル画素の数が増えるが、優勢シンボルによるしきい
値選択では、これらの画素の値が平均化されず投影処理
が本来持っているロ−パスフィルタの性質が著しく損な
われるためであると考えられる。
【0044】次に示す第2の実施例では、これを改善す
るため縮小率があらかじめ定めた値を越えるときには、
解像度変換装置の外部から与えられる固定しきい値を選
択し、そうでないときには第1の実施例で説明したしき
い値を選択するように構成したものである。
るため縮小率があらかじめ定めた値を越えるときには、
解像度変換装置の外部から与えられる固定しきい値を選
択し、そうでないときには第1の実施例で説明したしき
い値を選択するように構成したものである。
【0045】図10、図11が第2の実施例を示すブロ
ック図である。第1の実施例と共通する部分の説明は省
略する。第2の実施例においては、しきい値計算回路の
みが第1の実施例と異なる。図10に示すように、しき
い値計算回路13の周辺で新たに必要なものは、固定し
きい値を設定するレジスタ40と切替信号Cである。切
替信号Cは固定しきい値と第1の実施例で説明したしき
い値とを切り替える信号であり、シ−ケンス制御回路1
aから出力される。
ック図である。第1の実施例と共通する部分の説明は省
略する。第2の実施例においては、しきい値計算回路の
みが第1の実施例と異なる。図10に示すように、しき
い値計算回路13の周辺で新たに必要なものは、固定し
きい値を設定するレジスタ40と切替信号Cである。切
替信号Cは固定しきい値と第1の実施例で説明したしき
い値とを切り替える信号であり、シ−ケンス制御回路1
aから出力される。
【0046】図11は、しきい値計算回路13の構成例
を示すものである。セレクタ41によって第1の実施例
によるしきい値と固定しきい値を切り替えている。
を示すものである。セレクタ41によって第1の実施例
によるしきい値と固定しきい値を切り替えている。
【0047】図12は縮小率に対するしきい値の設定例
を示したものである。ここでは、縮小率が1.0〜R2
までは優勢シンボルによるしきい値選択とし、R2〜R
1は固定しきい値L2、R1以下は固定しきい値L1と
した。縮小率が小さくなるにつれて縮小画像は黒くつぶ
れる傾向にあるので、固定しきい値の設定を上げる方式
とした。パラメ−タR2、R1、L2、L1は解像度変
換器にあらかじめ設定された定数であり、パラメ−タレ
ジスタ1cに格納されている。
を示したものである。ここでは、縮小率が1.0〜R2
までは優勢シンボルによるしきい値選択とし、R2〜R
1は固定しきい値L2、R1以下は固定しきい値L1と
した。縮小率が小さくなるにつれて縮小画像は黒くつぶ
れる傾向にあるので、固定しきい値の設定を上げる方式
とした。パラメ−タR2、R1、L2、L1は解像度変
換器にあらかじめ設定された定数であり、パラメ−タレ
ジスタ1cに格納されている。
【0048】第2の実施例による動作は、第7図と同様
であるが、処理701を図13で置き換えることによっ
て実行される。図13では1ペ−ジの処理の開始時に、
解像度変換装置にあらかじめ設定された縮小率X_ra
tio、Y_ratioの小さい方の値によってしきい
値の値を図12のように設定する処理例である。フロ−
図中workとは、パラメ−タレジスタ1c内部のワ−
クレジスタである。切替信号とは、図10の切替信号C
のことである。
であるが、処理701を図13で置き換えることによっ
て実行される。図13では1ペ−ジの処理の開始時に、
解像度変換装置にあらかじめ設定された縮小率X_ra
tio、Y_ratioの小さい方の値によってしきい
値の値を図12のように設定する処理例である。フロ−
図中workとは、パラメ−タレジスタ1c内部のワ−
クレジスタである。切替信号とは、図10の切替信号C
のことである。
【0049】以上、本発明の実施例について説明した
が、各構成において他の公知な代替手段により構成する
ことも可能である。
が、各構成において他の公知な代替手段により構成する
ことも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、画素ご
とにしきい値を制御することによって孤立点が保存され
るため、画像を僅かに縮小した場合にもモアレの発生を
抑圧した良好な画像が得られる。また、しきい値選択を
適応化することによって、より広い範囲で良好な画質が
えられる。
とにしきい値を制御することによって孤立点が保存され
るため、画像を僅かに縮小した場合にもモアレの発生を
抑圧した良好な画像が得られる。また、しきい値選択を
適応化することによって、より広い範囲で良好な画質が
えられる。
【図1】本発明の第1の実施例のブロック構成図
【図2】積和演算回路の詳細ブロック図
【図3】しきい値計算回路の詳細ブロック図
【図4】従来の投影法による画像処理の説明図
【図5】本発明の画像処理の説明図
【図6】シンボルの定義を表わす説明図
【図7】本発明の第1の実施例の処理を示すフロ−図
【図8】本発明の第1の実施例の処理を示すフロ−図
【図9】算術論理演算回路とその周辺を示す詳細ブロッ
ク図
ク図
【図10】本発明の第1の実施例の処理の詳細を示すフ
ロ−図
ロ−図
【図11】本発明の第1の実施例の処理の詳細を示すフ
ロ−図
ロ−図
【図12】本発明の第2の実施例のブロック構成図
【図13】積和演算回路の詳細ブロック図
【図14】しきい値選択を説明するための説明図
【図15】本発明の第2の実施例の処理の詳細を示すフ
ロ−図
ロ−図
1 制御部 1a シ−ケンス制御回路 1b 算術論理演算回路 1c パラメ−タレジスタ 2 レジスタ 3 レジスタ 4 レジスタ 5 レジスタ 6 レジスタ 7 レジスタ 8 投影フィルタ 8a 積和演算回路 8b 積和演算回路 8c 積和演算回路 9 参照画素シフトレジスタ 10 参照画素シフトレジスタ 11 参照画素シフトレジスタ 12 画像メモリ 13 しきい値計算回路 14 レジスタ 15 レジスタ 17 セレクタ 18 比較器 19 シフトレジスタ 20 画像デ−タバス
Claims (7)
- 【請求項1】 原画像を表す格子が変換画像の作る格子
に投影する領域の大きさを原画素の重みとして変換画素
の値を計算し、それをしきい値と比較して2値化する解
像度変換装置において、変換画素の格子の分割領域の最
大値を検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段
によって検出された最大領域に対応する画素を検出する
第2の検出手段と、これら第1、第2の検出手段からの
出力に基づいて2値化のしきい値を決定する決定手段と
を備えたことを特徴とする解像度変換装置。 - 【請求項2】 原画像の階調を2n 、分割領域の最大
値をmax{Sij}、εを正の数とするとき、max
{Sij}に対応する画素の色に応じて、しきい値とし
て、 max{Sij}−ε または 2n −[max{S
ij}−ε] を選択することを特徴とする請求項1記載の解像度変換
装置。 - 【請求項3】 原画像を表す格子が変換画像の作る格子
に投影する領域の大きさを原画素の重みとして変換画素
の値を計算し、それをしきい値と比較して2値化する解
像度変換装置において、複数のしきい値を設定する設定
手段と、この設定手段によって設定された複数のしきい
値から変換率に応じて所定のしきい値を選択する選択手
段とを備えたことを特徴とする解像度変換装置。 - 【請求項4】 前記設定手段により設定される複数のし
きい値の1つが、原画像の階調を2n 、分割領域の最
大値をmax{Sij}、εを正の数とするとき、ma
x{Sij}に対応する画素の色に応じて設定される、 max{Sij}−ε または 2n −[max{S
ij}−ε] のしきい値に設定されることを特徴とする請求項3記載
の解像度変換装置。 - 【請求項5】 原画像を表す格子が変換画像の作る格子
に投影する領域の大きさを原画素の重みとして変換画素
の値を計算し、それをしきい値と比較して2値化する解
像度変換装置において、変換画素の格子内部に含まれる
原画像の主走査方向及び副走査方向の格子数を求める手
段と、変換画素の格子にかかる主走査方向の原画素数、
副走査方向のライン数を求める手段と、原画素の複数ワ
−ドを記憶する前記ライン数分のシフトレジスタと、前
記ワ−ド長のビット数を計数するカウンタとを有し、変
換画素を1画素生成する毎に、前記主走査方向の原画素
数だけ前記複数のシフトレジスタを同時にシフトし、シ
フトに応じて前記カウンタを計数し、ワ−ド長のビット
数を計数したときに前記シフトレジスタに原画像を入力
することを特徴とする解像度変換装置。 - 【請求項6】 変換画素の格子の分割領域の最大値を検
出する第1の検出手段と、この第1の検出手段によって
検出された最大領域に対応する画素を検出する第2の検
出手段と、これら第1、第2の検出手段からの出力に基
づいて2値化のしきい値を決定する決定手段とを備えた
ことを特徴とする請求項5記載の解像度変換装置。 - 【請求項7】 複数のしきい値を設定する設定手段と、
この設定手段によって設定された複数のしきい値から変
換率に応じて所定のしきい値を選択する選択手段とを備
えたことを特徴とする請求項5記載の解像度変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067741A JPH09261452A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 解像度変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067741A JPH09261452A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 解像度変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261452A true JPH09261452A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13353685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8067741A Pending JPH09261452A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 解像度変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09261452A (ja) |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8067741A patent/JPH09261452A/ja active Pending
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