JPH09261145A - 携帯端末を用いた緊急信号通信方法及び緊急信号通信システム - Google Patents
携帯端末を用いた緊急信号通信方法及び緊急信号通信システムInfo
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- JPH09261145A JPH09261145A JP8072404A JP7240496A JPH09261145A JP H09261145 A JPH09261145 A JP H09261145A JP 8072404 A JP8072404 A JP 8072404A JP 7240496 A JP7240496 A JP 7240496A JP H09261145 A JPH09261145 A JP H09261145A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緊急事態が発生した際に、緊急情報を緊急信
号によって伝える緊急信号通信方法を提供する。 【解決手段】 携帯端末上のキーを所定時間以上押し続
けることにより、メモリに設定した緊急番号を中継局３
０に送信する。中継局において緊急番号に中継局番号を
付加し基地局に送信する。基地局において中継局番号の
中継経路情報から緊急番号を発した携帯端末の位置を認
識し視覚的に表示する。
号によって伝える緊急信号通信方法を提供する。 【解決手段】 携帯端末上のキーを所定時間以上押し続
けることにより、メモリに設定した緊急番号を中継局３
０に送信する。中継局において緊急番号に中継局番号を
付加し基地局に送信する。基地局において中継局番号の
中継経路情報から緊急番号を発した携帯端末の位置を認
識し視覚的に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末を用いた
通信サービスに関するものであり、特に病院等のよう
に、一定のエリア内で緊急性を伴う出来事が起きる可能
性が高い場所で使用する携帯端末の通信方法に関する。
通信サービスに関するものであり、特に病院等のよう
に、一定のエリア内で緊急性を伴う出来事が起きる可能
性が高い場所で使用する携帯端末の通信方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話の容易性、利便性により
携帯電話の加入者が増加し、それに伴い多様化したサー
ビスが考えられている。携帯端末を用いたサービスとし
て、携帯電話が現在位置を管理エリアとする無線中継局
からその識別番号を受信し、情報受信者との回線接続を
行い、前記識別番号を含む位置情報を携帯電話網及び公
衆網を介して情報受信者に送信し、情報受信者は、位置
情報に基づき携帯電話の位置情報を更新しながら携帯電
話の位置管理を行うもの（特開平５−１６７７０４号公
報）や、携帯端末から発呼要求があり、着信先のダイヤ
ル番号が送信され、網側ではこのダイヤル番号が緊急番
号（１１０番、１１９番）か否かを判断し、緊急番号で
ある場合には網のデータベースで着信先の一般番号に変
換し、この一般番号で着信先に接続し、その際に認証処
理手続きを行わないことにより通信が可能になるもの
（特開平５−１６７５３２号公報）が考えられている。
携帯電話の加入者が増加し、それに伴い多様化したサー
ビスが考えられている。携帯端末を用いたサービスとし
て、携帯電話が現在位置を管理エリアとする無線中継局
からその識別番号を受信し、情報受信者との回線接続を
行い、前記識別番号を含む位置情報を携帯電話網及び公
衆網を介して情報受信者に送信し、情報受信者は、位置
情報に基づき携帯電話の位置情報を更新しながら携帯電
話の位置管理を行うもの（特開平５−１６７７０４号公
報）や、携帯端末から発呼要求があり、着信先のダイヤ
ル番号が送信され、網側ではこのダイヤル番号が緊急番
号（１１０番、１１９番）か否かを判断し、緊急番号で
ある場合には網のデータベースで着信先の一般番号に変
換し、この一般番号で着信先に接続し、その際に認証処
理手続きを行わないことにより通信が可能になるもの
（特開平５−１６７５３２号公報）が考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
に開示した携帯端末のサービスでは、緊急事態が発生し
た際、トラブル等で緊急番号を正しく入力することが出
来ず緊急性を伝えることが不可能な状況が発生する。本
発明は、このような場合において正しく緊急性を伝える
ことを可能とするもので、視覚の異常等により携帯端末
上のキーを正しく入力出来ない場合においても緊急信号
を容易に送信することが出来る携帯端末を用いた緊急信
号通信方法を提供することを目的とする。
に開示した携帯端末のサービスでは、緊急事態が発生し
た際、トラブル等で緊急番号を正しく入力することが出
来ず緊急性を伝えることが不可能な状況が発生する。本
発明は、このような場合において正しく緊急性を伝える
ことを可能とするもので、視覚の異常等により携帯端末
上のキーを正しく入力出来ない場合においても緊急信号
を容易に送信することが出来る携帯端末を用いた緊急信
号通信方法を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みてなされたものであり、第１には、緊急信号を送信す
る携帯端末と、該緊急信号を中継送信する中継局におい
て、携帯端末からの緊急信号が中継局により中継される
際、中継経路情報を付加して送信する。また、第２に
は、キー入力部と緊急番号を記憶する記憶部とを備える
無線通信が可能な携帯端末と、中継局番号を付加する中
継局において、前記携帯端末のキーを所定時間以上押し
続けたことを検出した後前記携帯端末内に登録した緊急
番号を中継局に送信し、緊急番号が中継局を経由する際
に中継局の位置を示す中継局番号を緊急番号に付加して
他局に送信することを特徴とする。
みてなされたものであり、第１には、緊急信号を送信す
る携帯端末と、該緊急信号を中継送信する中継局におい
て、携帯端末からの緊急信号が中継局により中継される
際、中継経路情報を付加して送信する。また、第２に
は、キー入力部と緊急番号を記憶する記憶部とを備える
無線通信が可能な携帯端末と、中継局番号を付加する中
継局において、前記携帯端末のキーを所定時間以上押し
続けたことを検出した後前記携帯端末内に登録した緊急
番号を中継局に送信し、緊急番号が中継局を経由する際
に中継局の位置を示す中継局番号を緊急番号に付加して
他局に送信することを特徴とする。
【０００５】また、第３には、キー入力部と緊急番号を
記憶する記憶部とを備える無線通信が可能な携帯端末
と、中継局番号を付加する中継局と、位置表示を行う基
地局において、前記携帯端末のキーを所定時間以上押し
続けたことを検出した後前記携帯端末内に登録した緊急
番号を中継局に送信し、緊急番号が中継局を経由する際
に中継局の位置を示す中継局番号を緊急番号に付加して
基地局に送信し、緊急信号に付加された中継局番号を抽
出し、中継局番号から緊急信号を送信した携帯端末の位
置を視覚的に表示する基地局を有することにより、緊急
信号を送信した携帯端末の使用者の緊急状態を第三者に
知らせることを特徴とする。
記憶する記憶部とを備える無線通信が可能な携帯端末
と、中継局番号を付加する中継局と、位置表示を行う基
地局において、前記携帯端末のキーを所定時間以上押し
続けたことを検出した後前記携帯端末内に登録した緊急
番号を中継局に送信し、緊急番号が中継局を経由する際
に中継局の位置を示す中継局番号を緊急番号に付加して
基地局に送信し、緊急信号に付加された中継局番号を抽
出し、中継局番号から緊急信号を送信した携帯端末の位
置を視覚的に表示する基地局を有することにより、緊急
信号を送信した携帯端末の使用者の緊急状態を第三者に
知らせることを特徴とする。
【０００６】また、第４には、キーを入力するキー入力
部、キー入力部より入力された信号又は音声やデータを
処理するマイクロプロセッサ、緊急番号を登録しておく
メモリ、キー入力部のキーを押し続ける時間をカウント
するカウンター、一般信号や緊急信号を送信する信号送
信部により構成される携帯端末と、一般信号や緊急信号
を受信する信号受信部、受信した信号が緊急信号である
か一般信号であるかを判定する信号判定部、緊急信号に
中継局番号を付加する中継局番号付加部、一般信号及び
緊急信号を送信する信号送信部により構成される中継局
と、受信信号が緊急信号であるか一般信号であるかを判
定する受信信号判定部、緊急信号から中継局番号を検出
する中継局番号検出部、一般信号を回線に接続する一般
回線接続部、中継局番号により緊急信号を送信した携帯
端末の位置を表示する位置情報表示部、位置情報表示部
により表示される位置情報を視覚的に表示するディスプ
レイにより構成される基地局とから緊急信号通信システ
ムは構成される。
部、キー入力部より入力された信号又は音声やデータを
処理するマイクロプロセッサ、緊急番号を登録しておく
メモリ、キー入力部のキーを押し続ける時間をカウント
するカウンター、一般信号や緊急信号を送信する信号送
信部により構成される携帯端末と、一般信号や緊急信号
を受信する信号受信部、受信した信号が緊急信号である
か一般信号であるかを判定する信号判定部、緊急信号に
中継局番号を付加する中継局番号付加部、一般信号及び
緊急信号を送信する信号送信部により構成される中継局
と、受信信号が緊急信号であるか一般信号であるかを判
定する受信信号判定部、緊急信号から中継局番号を検出
する中継局番号検出部、一般信号を回線に接続する一般
回線接続部、中継局番号により緊急信号を送信した携帯
端末の位置を表示する位置情報表示部、位置情報表示部
により表示される位置情報を視覚的に表示するディスプ
レイにより構成される基地局とから緊急信号通信システ
ムは構成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の通信方法を用いた緊急信
号通信システムの一実施の形態について、図１から図７
を参照しながら説明を行う。図１は、本発明の一実施の
形態に係わる携帯端末を用いた緊急信号の通信方法の概
略構成図である。
号通信システムの一実施の形態について、図１から図７
を参照しながら説明を行う。図１は、本発明の一実施の
形態に係わる携帯端末を用いた緊急信号の通信方法の概
略構成図である。
【０００８】携帯端末を用いた緊急信号通信システム
は、基地局１０及び携帯端末２０及び中継局３０の３つ
から構成される。図２は、本発明の一実施の形態に係わ
る携帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける携帯
端末の機能構成図である。図２に於いて携帯端末２０
は、送信番号や機能メニューを入力するキー入力部２
１、前記キー入力部２１からの信号により携帯端末を制
御するマイクロプロセッサ２２、緊急番号を記憶してお
くメモリ２３、携帯端末のキーを押している時間をカウ
ントするキー押下時間カウンター２４、一般信号又は緊
急信号を送信する信号送信部２５から構成される。一般
信号とは、音声データや、画像データ、テキストデータ
等を送受信する信号である。
は、基地局１０及び携帯端末２０及び中継局３０の３つ
から構成される。図２は、本発明の一実施の形態に係わ
る携帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける携帯
端末の機能構成図である。図２に於いて携帯端末２０
は、送信番号や機能メニューを入力するキー入力部２
１、前記キー入力部２１からの信号により携帯端末を制
御するマイクロプロセッサ２２、緊急番号を記憶してお
くメモリ２３、携帯端末のキーを押している時間をカウ
ントするキー押下時間カウンター２４、一般信号又は緊
急信号を送信する信号送信部２５から構成される。一般
信号とは、音声データや、画像データ、テキストデータ
等を送受信する信号である。
【０００９】図３は、本発明の一実施の形態に係わる携
帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける中継局の
機能構成図である。図３に於いて中継局３０は、携帯端
末２０からの送信信号を受信する信号受信部３１、この
信号受信部３１において受信した信号が一般信号か緊急
信号かを判定する信号判定部３２、この信号判定部３２
により信号受信部３１で受信した信号が緊急信号である
と判定した場合に中継局の位置を示す中継局番号を付加
する中継局番号付加部３３、一般信号又は緊急信号に中
継局番号を付加した緊急信号を送信する信号送信部３４
から構成される。
帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける中継局の
機能構成図である。図３に於いて中継局３０は、携帯端
末２０からの送信信号を受信する信号受信部３１、この
信号受信部３１において受信した信号が一般信号か緊急
信号かを判定する信号判定部３２、この信号判定部３２
により信号受信部３１で受信した信号が緊急信号である
と判定した場合に中継局の位置を示す中継局番号を付加
する中継局番号付加部３３、一般信号又は緊急信号に中
継局番号を付加した緊急信号を送信する信号送信部３４
から構成される。
【００１０】図４は、本発明の一実施の形態に係わる携
帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける基地局の
機能構成図である。図４に於いて基地局１０は、携帯端
末２０から送信された信号が緊急信号であるか一般信号
であるかを判定する受信信号判定部４１、この受信信号
判定部４１で判定された受信信号が一般信号である時に
処理を行う一般回線接続部４２、受信信号が緊急信号で
ある時に処理を行い、緊急信号から中継局番号を検出す
る中継局番号検出部４３、この中継局番号検出部４３に
おいて得られた中継局番号より緊急信号を送信した携帯
端末２０の位置を表示する位置情報表示部４４、この位
置情報表示部４４によって表示される位置情報を視覚的
に表示するディスプレイ４５から構成される。
帯端末を用いた緊急信号通信システムにおける基地局の
機能構成図である。図４に於いて基地局１０は、携帯端
末２０から送信された信号が緊急信号であるか一般信号
であるかを判定する受信信号判定部４１、この受信信号
判定部４１で判定された受信信号が一般信号である時に
処理を行う一般回線接続部４２、受信信号が緊急信号で
ある時に処理を行い、緊急信号から中継局番号を検出す
る中継局番号検出部４３、この中継局番号検出部４３に
おいて得られた中継局番号より緊急信号を送信した携帯
端末２０の位置を表示する位置情報表示部４４、この位
置情報表示部４４によって表示される位置情報を視覚的
に表示するディスプレイ４５から構成される。
【００１１】斯様な構成を備える携帯端末を用いた緊急
信号の通信方法において、送信側である携帯端末より緊
急信号を送信して、中継局を経て受信側である基地局で
緊急信号送信位置の表示までの動作を図５から図７のフ
ローチャートを用いて説明する。図５は、本発明の一実
施の形態に係わる携帯端末を用いた緊急信号送信におけ
る携帯端末の動作を表すフローチャートである。
信号の通信方法において、送信側である携帯端末より緊
急信号を送信して、中継局を経て受信側である基地局で
緊急信号送信位置の表示までの動作を図５から図７のフ
ローチャートを用いて説明する。図５は、本発明の一実
施の形態に係わる携帯端末を用いた緊急信号送信におけ
る携帯端末の動作を表すフローチャートである。
【００１２】本実施の形態では、メモリ２３に予め緊急
番号が登録されているものとする。尚、この登録方法は
キーを入力する様な構成にしてもよい。ｓ５１で携帯端
末２０のキーが押されたかを常に監視し、携帯端末２０
のキーが押されるとｓ５２に進み、携帯端末２０のキー
押下時間カウンター２４によりキーを押し続けた時間を
測定する。キーを押し続けた時間が所定時間を超えた場
合はｓ５４に進み、キーを押し続けた時間が所定時間に
達しない場合はｓ５４に進む。ｓ５３では、信号送信部
２５から一般信号の送信を行う。ｓ５４では、緊急番号
が登録されているメモリ２３にアクセスする。ｓ５５で
は、メモリ２３に緊急番号が設定してあるかどうか判断
する。緊急番号が設定していない場合は、ｓ５６に進
み、緊急番号が設定している場合はｓ５７に進む。ｓ５
６では、携帯端末２０に掲載されたスピーカーから警告
音を発することで携帯端末２０の使用者の緊急状態を周
囲に知らせ、緊急番号を送信せずに動作は終了する。ｓ
５７では、メモリ２３に記憶してある緊急番号を送信し
た後、緊急番号送信動作は終了する。
番号が登録されているものとする。尚、この登録方法は
キーを入力する様な構成にしてもよい。ｓ５１で携帯端
末２０のキーが押されたかを常に監視し、携帯端末２０
のキーが押されるとｓ５２に進み、携帯端末２０のキー
押下時間カウンター２４によりキーを押し続けた時間を
測定する。キーを押し続けた時間が所定時間を超えた場
合はｓ５４に進み、キーを押し続けた時間が所定時間に
達しない場合はｓ５４に進む。ｓ５３では、信号送信部
２５から一般信号の送信を行う。ｓ５４では、緊急番号
が登録されているメモリ２３にアクセスする。ｓ５５で
は、メモリ２３に緊急番号が設定してあるかどうか判断
する。緊急番号が設定していない場合は、ｓ５６に進
み、緊急番号が設定している場合はｓ５７に進む。ｓ５
６では、携帯端末２０に掲載されたスピーカーから警告
音を発することで携帯端末２０の使用者の緊急状態を周
囲に知らせ、緊急番号を送信せずに動作は終了する。ｓ
５７では、メモリ２３に記憶してある緊急番号を送信し
た後、緊急番号送信動作は終了する。
【００１３】図６は、本発明の一実施の形態に係わる携
帯端末を用いた緊急信号通信における中継局の動作を表
すフローチャートである。中継局３０は、ｓ６１におい
て携帯端末２０から信号を受信したかを常に監視してお
り、携帯端末２０からの信号を受信した場合ｓ６２に進
む。ｓ６２では、信号受信部３１により携帯端末２０か
らの送信信号を受信し、ｓ６３の処理へ進む。ｓ５２で
は、ｓ６２で受信した受信信号が緊急信号か判断し、緊
急信号と判断した場合ｓ６４へ進み、受信信号が一般信
号であると判断した場合、ｓ６５に進む。ｓ６４では、
中継局番号付加部３３において受信した緊急番号に中継
局番号を付加してｓ６５へ進む。ｓ６５では、緊急信号
または一般信号を信号送信部３４から他局へ送信する。
本実施の形態では、中継局２０内に中継局番号が割り当
てられ図示されないメモリに登録されている。
帯端末を用いた緊急信号通信における中継局の動作を表
すフローチャートである。中継局３０は、ｓ６１におい
て携帯端末２０から信号を受信したかを常に監視してお
り、携帯端末２０からの信号を受信した場合ｓ６２に進
む。ｓ６２では、信号受信部３１により携帯端末２０か
らの送信信号を受信し、ｓ６３の処理へ進む。ｓ５２で
は、ｓ６２で受信した受信信号が緊急信号か判断し、緊
急信号と判断した場合ｓ６４へ進み、受信信号が一般信
号であると判断した場合、ｓ６５に進む。ｓ６４では、
中継局番号付加部３３において受信した緊急番号に中継
局番号を付加してｓ６５へ進む。ｓ６５では、緊急信号
または一般信号を信号送信部３４から他局へ送信する。
本実施の形態では、中継局２０内に中継局番号が割り当
てられ図示されないメモリに登録されている。
【００１４】図７は、本発明の一実施の形態に係わる携
帯端末を用いた緊急信号受信における基地局の動作を表
すフローチャートである。基地局１０は、ｓ７１におい
て中継局３０から信号を受信したかを常に監視してお
り、中継局３０から信号を受信した後、ｓ７２に進む。
ｓ７２では、中継局３０からの信号を受信し、ｓ７３に
進む。ｓ７３では、受信信号判定部１１で受信した信号
が緊急信号か一般信号かの判定を行い、受信信号が一般
信号の場合はｓ７４へ進み、受信信号が緊急信号の場合
はｓ７５へ進む。ｓ７４では、一般回線接続部１２によ
り一般回線に接続して終了する。ｓ７５では、中継局番
号検出部１３により、緊急番号に付加されている中継局
番号を検出し、ｓ７６へ進む。ｓ７６では、前記中継局
番号検出部１３において検出された中継局番号から、緊
急信号を送信した送信位置を位置情報表示部１４によっ
て表示する。前記位置情報表示部１４によって、緊急信
号送信位置を表示することによって第３者に緊急性を知
らせることが出来る。
帯端末を用いた緊急信号受信における基地局の動作を表
すフローチャートである。基地局１０は、ｓ７１におい
て中継局３０から信号を受信したかを常に監視してお
り、中継局３０から信号を受信した後、ｓ７２に進む。
ｓ７２では、中継局３０からの信号を受信し、ｓ７３に
進む。ｓ７３では、受信信号判定部１１で受信した信号
が緊急信号か一般信号かの判定を行い、受信信号が一般
信号の場合はｓ７４へ進み、受信信号が緊急信号の場合
はｓ７５へ進む。ｓ７４では、一般回線接続部１２によ
り一般回線に接続して終了する。ｓ７５では、中継局番
号検出部１３により、緊急番号に付加されている中継局
番号を検出し、ｓ７６へ進む。ｓ７６では、前記中継局
番号検出部１３において検出された中継局番号から、緊
急信号を送信した送信位置を位置情報表示部１４によっ
て表示する。前記位置情報表示部１４によって、緊急信
号送信位置を表示することによって第３者に緊急性を知
らせることが出来る。
【００１５】携帯端末２０から送信する緊急番号は、特
定の緊急番号に携帯端末独自の携帯端末割当番号から構
成される。中継局３０を経由する際に、中継局番号が付
加されるので、基地局１０で受信する緊急番号の構成
は、緊急番号、携帯端末割当番号、中継局番号となる
（図１参照）。
定の緊急番号に携帯端末独自の携帯端末割当番号から構
成される。中継局３０を経由する際に、中継局番号が付
加されるので、基地局１０で受信する緊急番号の構成
は、緊急番号、携帯端末割当番号、中継局番号となる
（図１参照）。
【００１６】
【発明の効果】本発明に基づく請求項１に記載の携帯端
末と中継局によれば、緊急信号に中継経路情報を付加し
て送信することにより、中継経路情報から緊急信号を送
信した携帯端末の位置を知ることが出来る。また、請求
項２掲載の携帯端末と中継局によれば、緊急時に携帯端
末上のキーを所定時間以上押し続けたことを検出するこ
とにより、容易に緊急番号を送信することが出来る。ま
た、中継局番号を付加して基地局に送信することによ
り、緊急信号を送信した携帯端末の位置を知ることが出
来る。
末と中継局によれば、緊急信号に中継経路情報を付加し
て送信することにより、中継経路情報から緊急信号を送
信した携帯端末の位置を知ることが出来る。また、請求
項２掲載の携帯端末と中継局によれば、緊急時に携帯端
末上のキーを所定時間以上押し続けたことを検出するこ
とにより、容易に緊急番号を送信することが出来る。ま
た、中継局番号を付加して基地局に送信することによ
り、緊急信号を送信した携帯端末の位置を知ることが出
来る。
【００１７】また、請求項３記載の携帯端末と中継局と
基地局によれば、緊急時に携帯端末上のキーを所定時間
以上押し続けたことを検出することにより、容易に緊急
番号を送信することが出来る。また、中継局番号を付加
して基地局に送信することにより、緊急信号を送信した
携帯端末の位置を知ることが出来る。更に、基地局では
緊急番号に付加された中継局番号から、緊急番号を送信
した携帯端末の位置を表示部で視覚的に知ることができ
る。
基地局によれば、緊急時に携帯端末上のキーを所定時間
以上押し続けたことを検出することにより、容易に緊急
番号を送信することが出来る。また、中継局番号を付加
して基地局に送信することにより、緊急信号を送信した
携帯端末の位置を知ることが出来る。更に、基地局では
緊急番号に付加された中継局番号から、緊急番号を送信
した携帯端末の位置を表示部で視覚的に知ることができ
る。
【００１８】また、請求項４記載の携帯端末と、中継局
と、基地局により緊急信号通信システムが構成できる。
と、基地局により緊急信号通信システムが構成できる。
【図１】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信方法の概略構成図である。
た緊急信号通信方法の概略構成図である。
【図２】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信システムにおける携帯端末の機能構成図
である。
た緊急信号通信システムにおける携帯端末の機能構成図
である。
【図３】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信システムにおける中継局の機能構成図で
ある。
た緊急信号通信システムにおける中継局の機能構成図で
ある。
【図４】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信システムにおける基地局の機能構成図で
ある。
た緊急信号通信システムにおける基地局の機能構成図で
ある。
【図５】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信における携帯端末の動作を表すフローチ
ャートである。
た緊急信号通信における携帯端末の動作を表すフローチ
ャートである。
【図６】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信における中継局の動作を表すフローチャ
ートである。
た緊急信号通信における中継局の動作を表すフローチャ
ートである。
【図７】本発明の一実施の形態に係わる携帯端末を用い
た緊急信号通信における基地局の動作を表すフローチャ
ートである。
た緊急信号通信における基地局の動作を表すフローチャ
ートである。
１０ 基地局 ２０ 携帯端末 ２１ キー入力部 ２２ マイクロプロセッサ ２３ メモリ ２４ キー押下時間カウンター ２５ 信号送信部 ３０ 中継局 ３１ 信号受信部 ３２ 信号判定部 ３３ 中継局番号付加部 ３４ 信号送信部 ４１ 受信信号判定部 ４２ 一般回線接続部 ４３ 中継局番号検出部 ４４ 位置情報表示部 ４５ ディスプレイ
Claims (4)
- 【請求項１】 緊急信号を送信する携帯端末と、該緊急
信号を中継送信する中継局において、 携帯端末からの緊急信号が中継局により中継される際、
中継経路情報を付加して送信する緊急信号通信方法。 - 【請求項２】 キー入力部と緊急番号を記憶する記憶部
とを備える無線通信が可能な携帯端末と、中継局番号を
付加する中継局において、 前記携帯端末のキーを所定時間以上押し続けたことを検
出した後前記携帯端末内に登録した緊急番号を中継局に
送信し、緊急番号が中継局を経由する際に中継局の位置
を示す中継局番号を緊急番号に付加して他局に送信する
ことを特徴とする携帯端末を用いた緊急信号通信方法。 - 【請求項３】 キー入力部と緊急番号を記憶する記憶部
とを備える無線通信が可能な携帯端末と、中継局番号を
付加する中継局と、位置表示を行う基地局において、 前記携帯端末のキーを所定時間以上押し続けたことを検
出した後前記携帯端末内に登録した緊急番号を中継局に
送信し、緊急番号が中継局を経由する際に中継局の位置
を示す中継局番号を緊急番号に付加して基地局に送信
し、緊急信号に付加された中継局番号を抽出し、中継局
番号から緊急信号を送信した携帯端末の位置を視覚的に
表示する基地局を有することにより、緊急信号を送信し
た携帯端末の使用者の緊急状態を第三者に知らせること
を特徴とする携帯端末を用いた緊急信号通信方法。 - 【請求項４】 キーを入力するキー入力部、キー入力部
より入力された信号又は音声やデータを処理するマイク
ロプロセッサ、緊急番号を登録しておくメモリ、キー入
力部のキーを押し続ける時間をカウントするカウンタ
ー、一般信号や緊急信号を送信する信号送信部により構
成される携帯端末と、 一般信号や緊急信号を受信する信号受信部、受信した信
号が緊急信号であるか一般信号であるかを判定する信号
判定部、緊急信号に中継局番号を付加する中継局番号付
加部、一般信号及び緊急信号を送信する信号送信部によ
り構成される中継局と、 受信信号が緊急信号であるか一般信号であるかを判定す
る受信信号判定部、緊急信号から中継局番号を検出する
中継局番号検出部、一般信号を回線に接続する一般回線
接続部、中継局番号により緊急信号を送信した携帯端末
の位置を表示する位置情報表示部、位置情報表示部によ
り表示される位置情報を視覚的に表示するディスプレイ
により構成される基地局とからなる緊急信号通信システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072404A JPH09261145A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯端末を用いた緊急信号通信方法及び緊急信号通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8072404A JPH09261145A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯端末を用いた緊急信号通信方法及び緊急信号通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261145A true JPH09261145A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13488322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8072404A Pending JPH09261145A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯端末を用いた緊急信号通信方法及び緊急信号通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09261145A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011077720A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | 無線通信ネットワークシステムおよび無線データ通信装置 |
| JP2013126047A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Fujitsu Ltd | 基地局、無線通信システム及び基地局制御方法 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP8072404A patent/JPH09261145A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011077720A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | 無線通信ネットワークシステムおよび無線データ通信装置 |
| JP2013126047A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Fujitsu Ltd | 基地局、無線通信システム及び基地局制御方法 |
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