JPH09260036A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JPH09260036A
JPH09260036A JP9323396A JP9323396A JPH09260036A JP H09260036 A JPH09260036 A JP H09260036A JP 9323396 A JP9323396 A JP 9323396A JP 9323396 A JP9323396 A JP 9323396A JP H09260036 A JPH09260036 A JP H09260036A
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JP
Japan
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transistor
collector
electrically connected
resistor
heating
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JP9323396A
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English (en)
Inventor
Koji Matsuki
宏司 松木
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SanyoSeiko Co Ltd
Original Assignee
SanyoSeiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の加熱装置は、平滑な温度特性が得られ
ない、加熱温度の立ち上がりが遅い等の問題があった。 【解決手段】 直流電源DCに接続され櫛本体2に絶縁
シート4を介して取り付けられたトランジスタ3、この
トランジスタ3のコレクタ・ベース間に接続された第1
の抵抗7、およびトランジスタ3のベース・エミッタ間
に接続された負の抵抗温度係数を有する第2の抵抗9を
備えている。トランジスタ3に発生するコレクタ損失が
加熱源となって櫛本体2の温度が上昇する。 【効果】 構造が極めて簡単となり、しかも加熱温度は
速やかに立ち上がり、一定値に落ち着く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、日用品や飲料等
を簡便に加熱することができる直流電源式の加熱装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の加熱装置として、従来から市販されている商品の主
なものは、ニクロム線に電流を流し、その発熱を加熱源
とするものである。加熱源として、セラミックスヒータ
ーやペルチェ素子、更には電磁誘導を利用したものもあ
るが、いずれも高価で手軽に購入できるものとは言えな
い。
【0003】図7〜図9はいずれも電池やバッテリを電
源として簡便に操作のできる従来の加熱装置を示し、各
図の(1)はその回路構成図、各図の(2)はスイッチ
投入後の加熱温度の経過特性の概要を示したものであ
る。先ず、図7において、DCは直流電源、Fはヒュー
ズ、Tはサーモスタット、Hはニクロム線からなるヒー
ターである。なお、図中、2本の矢印は、サーモスタッ
トTの温度が、ヒーターHによって加熱される熱板(図
示せず)の温度に追従するよう、サーモスタットTを当
該熱板に取り付けていることを意味しており、本明細書
では、この構成を「サーモスタットTは熱板に熱的に接
続されている」と表現するものとする。図7(1)の加
熱装置では、スイッチ投入後、同図(2)に示すよう
に、加熱温度の上昇につれてサーモスタットTがof
f、onを繰り返し、ヒーターHへの電流供給を入切し
て温度調節を行う。最もシンプルな構成であるが、温度
の立ち上がりが遅いこと、温度の平滑化が困難であるこ
と、また、サーモスタットTの有接点動作の長期信頼性
に問題がある等の不利な点がある。
【0004】図8はヒーターH自体を正の抵抗温度係数
を有する材料で構成したもので、バランス温度に達した
後は平滑な温度特性が得られる利点があるが、温度の立
ち上がりに時間を要することが欠点で、その分用途が制
約される。
【0005】図9はトランジスタTRを使用してヒータ
ーHへの電流供給を制御するもので、図において、TH
はいわゆるサーミスタで、負の抵抗温度係数を有する抵
抗、Rは抵抗値固定の抵抗である。この場合、無接点で
温度調節がなされるが、発熱体はあくまでもニクロム線
からなるヒーターHで、熱板とヒーターHとの間の熱抵
抗が大きくなり温度上昇の立ち上がりは遅くなる。
【0006】トランジスタを利用した他の例として、例
えば特開昭60−112120号公報には、サーミスタ
を感温素子としてトランジスタによりヒーターの電流を
制御する加熱装置(恒温槽)が記載されており、更に、
このトランジスタの発熱をヒーターの一部として利用す
るアイデアが開示されている。しかし、この場合も、発
熱を担う主要部はヒーターで、トランジスタの発熱量は
制御対象とはなっておらず、温度の立ち上がりには長時
間を要する。また、特開平7−198206号公報に
は、ヒーター電流を制御するトランジスタの発熱を加熱
源の一部として利用する加熱装置(暖房装置)が記載さ
れているが、前掲公報と変わるところがない。
【0007】この発明は以上のような従来の加熱装置の
問題点を解消するためになされたもので、極めて簡単な
構成で、加熱の立ち上がりが早くしかも平滑な温度特性
が得られる加熱装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る加熱装置
は、トランジスタを電気的負荷として直流電源に接続
し、上記トランジスタのコレクタ損失(コレクタ・エミ
ッタ間電圧VCE×コレクタ電流IC)による発熱を加熱
源とするものである。
【0009】また、請求項2に係る加熱装置は、請求項
1において、その直流電源の電圧またはトランジスタの
動作特性を制御することにより上記トランジスタのコレ
クタ損失を可変としたものである。
【0010】また、請求項3に係る加熱装置は、被加熱
体と熱的に接触可能に構成された熱板、この熱板に熱的
に接続されコレクタ、エミッタが直流電源に電気的に接
続されるトランジスタ、このトランジスタのコレクタ・
ベース間に電気的に接続された第1の抵抗、および負の
抵抗温度係数を有し上記熱板に熱的に接続され上記トラ
ンジスタのベース・エミッタ間に電気的に接続された第
2の抵抗を備え、上記トランジスタの発熱を加熱源とす
るものである。
【0011】また、請求項4に係る加熱装置は、被加熱
体と熱的に接触可能に構成された熱板、この熱板に熱的
に接続されコレクタ、エミッタが直流電源に電気的に接
続されるトランジスタ、正の抵抗温度係数を有し上記熱
板に熱的に接続され上記トランジスタのコレクタ・ベー
ス間に電気的に接続された第1の抵抗、および上記トラ
ンジスタのベース・エミッタ間に電気的に接続された第
2の抵抗を備え、上記トランジスタの発熱を加熱源とす
るものである。
【0012】また、請求項5に係る加熱装置は、請求項
3または4において、そのトランジスタをn(n≧2)
個設け、それぞれ熱板に熱的に接続するとともに、上記
各トランジスタの各同極端子同士を相互に電気的に接続
したものである。
【0013】また、請求項6に係る加熱装置は、請求項
3または4において、そのトランジスタをn(n≧2)
個設け、それぞれ熱板に熱的に接続するとともに、上記
n個のトランジスタのコレクタ、エミッタを相互に直列
にして直流電源に電気的に接続し、第1番目のトランジ
スタのコレクタ・ベース間および各トランジスタのベー
ス間にそれぞれ第1の抵抗を電気的に接続し、第n番目
のトランジスタのベース・エミッタ間に第2の抵抗を電
気的に接続したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明は、ヒーターに電流を供給して
そのオーミック損失を加熱源とする、従来からの加熱装
置の概念を覆す、全く新しい発想になるもので、ヒータ
ーを有さず、直流電源に接続されたトランジスタ自体を
加熱源の主体とするものである。以下、図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明になる加熱装置を利用した
電子櫛で、同図(1)はその構造を示す斜視図、同図
(2)はその回路構造図である。図において、1は電子
櫛、2は被加熱体と一体となった熱板としての櫛本体
で、ここではアルミニウム材で製作されている。なお、
同図(2)ではこの櫛本体2の図示は省略している。3
はトランジスタ、4はトランジスタ3と櫛本体2との間
に挿入された絶縁シートで、ここでは、厚さ50〜10
0μmのマイカシートを使用している。5および6は、
絶縁シート4を介してトランジスタ3を櫛本体2に取り
付けている取付ネジおよび取付ナットである。
【0016】7はトランジスタ3のコレクタ・ベース間
に接続された第1の抵抗(R)、8は過電流防止素子
(F)、9は負の抵抗温度係数を有しトランジスタ3の
ベース・エミッタ間に接続された第2の抵抗(TH)で
ある。そして、抵抗7、9および過電流防止素子8は共
通のプリント基板10に取り付け配線され、このプリン
ト基板10は櫛本体2に固着されている。11は電源ケ
ーブルで、直流電源DC、例えば乗用車の運転席にその
端末が備えられたカーバッテリー電源に接続される。1
2は耐熱樹脂製のカバーである。
【0017】次に動作について説明する。直流電源DC
から抵抗7(R)を経てトランジスタ3(TR)にベー
ス電流が供給され、その一部は抵抗9(TH)に流れ
る。ベース電流が供給されると、トランジスタ3のコレ
クタ・エミッタ間にはベース電流のβ倍(電流増幅率)
の電流が流れる。この動作により、トランジスタ3には
いわゆるコレクタ損失(コレクタ・エミッタ間電圧VCE
×コレクタ電流IC)が発生し、これによる発熱が櫛本
体2に伝達されてその温度が上昇し、これに伴って抵抗
9(TH)の温度が上昇しその抵抗値が減少する。この
結果、トランジスタ3のベース電流が低減し、これに伴
ってコレクタ電流ICが減少してトランジスタ3の発熱
量が減少し温度上昇が抑制され、やがて飽和域に達して
定常状態に移行する一連の温度制御が自動的になされ
る。
【0018】ここで、図2により、トランジスタの熱放
散の状態を説明する。図2は関係部位の熱伝導の状態を
示す等価回路図で、図において、各記号の意味は以下の
通りである。 θj:内部熱抵抗(発熱部からパッケージまでの熱抵
抗) θB:外部熱抵抗(パッケージから直接外気に放熱され
る部分の熱抵抗) θS:絶縁シートの抵抗 θC:接触熱抵抗(熱板と絶縁シートとの間の接触部分
の熱抵抗) θF:熱板熱抵抗(熱板から外気に放熱される部分の熱
抵抗) Tj:トランジスタの接合部温度 TC:パッケージ温度 TA:周囲温度 ΔTj:接合部温度上昇 pc:トランジスタの発熱源(定熱流源)
【0019】ここで、加熱装置が目的とする温度上昇、
即ち、図1の例では、櫛本体2の温度上昇(θFの温度
上昇)を速やかに上昇させるためにはθS、θCを小さく
する必要がある。しかし、従来の加熱装置では、前述し
た通り、ニクロム線等、何らかのヒーターを使用してい
るため、(θS+θC)が大きくなり、目的の熱板(櫛本
体)に到達する熱量が低下して効率的な加熱、速やかな
温度の立ち上がりが達成されない。
【0020】このような従来の装置に対して、本願発明
の加熱装置では、発熱体であるトランジスタ3は薄い絶
縁シート4を介して櫛本体2に締め付ける構造で、(θ
S+θC)は非常に小さく、容易に1.0℃/W程度以下
のレベルにできる。これは、トランジスタ自体が、その
接合温度を許容値以下に抑えるため、開発当初よりその
放熱性能の向上が継続的に行われており、効率的な放熱
構造がほぼ完成された状態となっているためである。
【0021】図3は、加熱温度特性の実測例を示すもの
で、ここでは、トランジスタとしてNPN三重拡散形シ
リコントランジスタ2SC3159を使用し、直流電源
DC=13.2V、抵抗R=470Ω、抵抗TH=22
0Ω/20℃としている。図から判るように、電流IC
は当初の1700mA程度から自動的に急速に低減し、
速やかな温度の立ち上がり特性が得られている。
【0022】なお、この実測例では、上限温度の最高を
100℃以下に設定している。これは、一般的なパワー
トランジスタのTj(接合部温度)として150℃を絶
対最大定格に決めていることから、この温度の70〜8
0%位迄が安全動作領域とされていることに基づくもの
である。従って、この制限を考慮に入れると、図1で例
示した電子櫛やコーヒー、紅茶等の保温器具などが本願
発明の最適な用途と言える。
【0023】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による加熱装置を示す回路構成図である。ここで
は、n個のトランジスタ31、32、・・・3nを使用
し、これらを図に示すように互いに並列に接続してい
る。なお、図示しない熱板には、これらn個のトランジ
スタを適当に分散して取り付けることにより、加熱容量
の増大、面積の大きな被加熱体の効率的加熱の実現が可
能となる。
【0024】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による加熱装置を示す回路構成図で、ここでは、n
個のトランジスタ31、32、・・・3nを図に示すよ
うに、互いに直列に接続している。そして、各トランジ
スタには、それぞれベース電流を供給するための抵抗7
1、72、・・・7nを接続している、加熱効果として
は、図4の場合と同様である。適用する直流電源DCの
電圧定格やトランジスタ3の仕様等により、図4または
図5の回路を適宜選択して採用することができる。
【0025】実施の形態4.なお、上記各実施の形態で
は、NPNトランジスタを使用したが、PNPトランジ
スタも同様に使用し得ることは当然である。また、同じ
く上記各実施の形態では、コレクタ・ベース間に接続さ
れる第1の抵抗7を固定抵抗、ベース・エミッタ間に接
続される第2の抵抗9を負の抵抗温度係数を有する抵抗
としたが、コレクタ・ベース間に接続される第1の抵抗
7を正の抵抗温度係数を有する抵抗とし、ベース・エミ
ッタ間に接続される抵抗9を固定抵抗として、各抵抗の
抵抗値を適当に設定することにより、上記実施の形態で
説明した場合と同様の加熱動作特性を得ることができ
る。また、固定抵抗を可変としてトランジスタの動作特
性を変化させることにより飽和加熱温度を調節するよう
にしてもよい。
【0026】実施の形態5.図6は、家庭用商用電源を
利用する場合の直流電源装置を示す回路構成図で、AC
は交流商用電源、Trは変圧器、Dは整流ダイオード、
Cは平滑コンデンサで、この平滑コンデンサから直流出
力を供給するものである。これによって、安価な直流電
源が得られる。なお、例えば、この変圧器Trをタップ
付のものとし、直流出力電圧を変化させることによって
トランジスタ3のコレクタ損失を変化させ、飽和加熱温
度を調節するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る加熱装置
は、トランジスタを電気的負荷として直流電源に接続
し、上記トランジスタのコレクタ損失(コレクタ・エミ
ッタ間電圧VCE×コレクタ電流IC)による発熱を加熱
源とするので、簡単な構成で温度の立ち上がりも早くな
る。
【0028】また、請求項2に係る加熱装置は、直流電
源の電圧またはトランジスタの動作特性を制御すること
により上記トランジスタのコレクタ損失を可変としたの
で、加熱温度の調節が可能となる。
【0029】また、請求項3に係る加熱装置は、被加熱
体と熱的に接触可能に構成された熱板、この熱板に熱的
に接続されコレクタ、エミッタが直流電源に電気的に接
続されるトランジスタ、このトランジスタのコレクタ・
ベース間に電気的に接続された第1の抵抗、および負の
抵抗温度係数を有し上記熱板に熱的に接続され上記トラ
ンジスタのベース・エミッタ間に電気的に接続された第
2の抵抗を備え、上記トランジスタの発熱を加熱源とす
るので、熱板の温度上昇に伴い第2の抵抗の抵抗値が低
下し、ベース電流が減少して温度上昇が抑制され加熱温
度が上限値に自動的に速やかに収斂する。
【0030】また、請求項4に係る加熱装置は、被加熱
体と熱的に接触可能に構成された熱板、この熱板に熱的
に接続されコレクタ、エミッタが直流電源に電気的に接
続されるトランジスタ、正の抵抗温度係数を有し上記熱
板に熱的に接続され上記トランジスタのコレクタ・ベー
ス間に電気的に接続された第1の抵抗、および上記トラ
ンジスタのベース・エミッタ間に電気的に接続された第
2の抵抗を備え、上記トランジスタの発熱を加熱源とす
るので、熱板の温度上昇に伴い第1の抵抗の抵抗値が上
昇し、ベース電流が減少して温度上昇が抑制され加熱温
度が上限値に自動的に速やかに収斂する。
【0031】また、請求項5に係る加熱装置は、トラン
ジスタをn(n≧2)個設け、それぞれ熱板に熱的に接
続するとともに、上記各トランジスタの各同極端子同士
を相互に電気的に接続したので、加熱容量の増大や加熱
面積の増大が簡単に実現する。
【0032】また、請求項6に係る加熱装置は、トラン
ジスタをn(n≧2)個設け、それぞれ熱板に熱的に接
続するとともに、上記トランジスタの内、1個のトラン
ジスタにはそのコレクタ・ベース間に第1の抵抗をその
ベース・エミッタ間に第2の抵抗をそれぞれ電気的に接
続し、残り(n−1)個のトランジスタにはそれぞれそ
のコレクタ・ベース間に第3の抵抗を電気的に接続し、
上記1個のトランジスタのエミッタが直流電源の正また
は負の端子と同一電位となるよう、上記n個のトランジ
スタのコレクタ、エミッタを相互に直列に接続したの
で、加熱容量の増大や加熱面積の増大が簡単に実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電子櫛1の構
成を示す図である。
【図2】 トランジスタの熱伝導の状態を示す等価回路
図である。
【図3】 加熱装置の加熱温度特性の実測例を示す図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態2による加熱装置を示
す回路構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による加熱装置を示
す回路構成図である。
【図6】 家庭用商用電源を利用する場合の直流電源装
置を示す回路構成図である。
【図7】 従来の加熱装置の回路構成および加熱温度特
性を示す図である。
【図8】 図7とは異なる加熱装置の回路構成および加
熱温度特性を示す図である。
【図9】 図7、8とは異なる加熱装置の回路構成およ
び加熱温度特性を示す図である。
【符号の説明】
1 電子櫛、2 櫛本体、TR,3,31,32,・・
・3n トランジスタ、R,7 第1の抵抗、TH,9
第2の抵抗、DC 直流電源。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタを電気的負荷として直流電
    源に接続し、上記トランジスタのコレクタ損失(コレク
    タ・エミッタ間電圧VCE×コレクタ電流IC)による発
    熱を加熱源とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 直流電源の電圧またはトランジスタの動
    作特性を制御することにより上記トランジスタのコレク
    タ損失を可変としたことを特徴とする請求項1記載の加
    熱装置。
  3. 【請求項3】 被加熱体と熱的に接触可能に構成された
    熱板、この熱板に熱的に接続されコレクタ、エミッタが
    直流電源に電気的に接続されるトランジスタ、このトラ
    ンジスタのコレクタ・ベース間に電気的に接続された第
    1の抵抗、および負の抵抗温度係数を有し上記熱板に熱
    的に接続され上記トランジスタのベース・エミッタ間に
    電気的に接続された第2の抵抗を備え、上記トランジス
    タの発熱を加熱源とする加熱装置。
  4. 【請求項4】 被加熱体と熱的に接触可能に構成された
    熱板、この熱板に熱的に接続されコレクタ、エミッタが
    直流電源に電気的に接続されるトランジスタ、正の抵抗
    温度係数を有し上記熱板に熱的に接続され上記トランジ
    スタのコレクタ・ベース間に電気的に接続された第1の
    抵抗、および上記トランジスタのベース・エミッタ間に
    電気的に接続された第2の抵抗を備え、上記トランジス
    タの発熱を加熱源とする加熱装置。
  5. 【請求項5】 トランジスタをn(n≧2)個設け、そ
    れぞれ熱板に熱的に接続するとともに、上記各トランジ
    スタの各同極端子同士を相互に電気的に接続したことを
    特徴とする請求項3または4に記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 トランジスタをn(n≧2)個設け、そ
    れぞれ熱板に熱的に接続するとともに、上記n個のトラ
    ンジスタのコレクタ、エミッタを相互に直列にして直流
    電源に電気的に接続し、第1番目のトランジスタのコレ
    クタ・ベース間および各トランジスタのベース間にそれ
    ぞれ第1の抵抗を電気的に接続し、第n番目のトランジ
    スタのベース・エミッタ間に第2の抵抗を電気的に接続
    したことを特徴とする請求項3または4に記載の加熱装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243423A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Stanley Electric Co Ltd マイクロ波供給源装置

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