JPH09259710A - 遮断器の投入ばね装置 - Google Patents

遮断器の投入ばね装置

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JPH09259710A
JPH09259710A JP6097696A JP6097696A JPH09259710A JP H09259710 A JPH09259710 A JP H09259710A JP 6097696 A JP6097696 A JP 6097696A JP 6097696 A JP6097696 A JP 6097696A JP H09259710 A JPH09259710 A JP H09259710A
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一三 中谷
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満晴 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮断器の投入ばねの構造が、複雑で重たい、
磨耗するなどの問題があった。 【解決手段】 クランクピン6aに連結されたロッド2
6の先端にばね受け板28を固着する。このばね受け板
28と台枠100との間にコイルスプリング7を設け
る。前記ばね受け板28にガイド穴29を設ける。この
ガイド穴29に台枠100に固定されたガイド棒30を
滑動可能に貫通させて、ばね受け板28の動きを規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遮断器の投入ばね
の装着構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遮断器の接点を開閉する速さは速ければ
速い程接点のアークによる損耗等が一般に減少する。そ
こで、遮断器の接点を駆動するために従来からいわゆる
投入ばねが用いられてる。
【0003】図12、13は実開平2−5245号公報
に示された従来の投入ばねの使用例を示す図で、図12
は側面図、図13は上面図である。図において、5aは
台枠(枠体ともいう)100上に回転可能に設けられ電
動機(図示しない)などにより駆動される軸、5は軸5
aに固着されたプーリである。
【0004】6は軸5aに固着されたカム、6aはカム
6上の軸5aから離れた位置に設けられたクランクピン
である。4はクランクピン6aと台枠100との間に設
けられた投入ばね装置である。投入ばね装置4は、大ま
かには固定側ばね受け12と、スプリング7と可動側ば
ね受け11で構成されている。
【0005】11は、クランクピン6aに回転可能に装
着された可動側ばね受け、7は可動側ばね受け11に一
端が固着されたスプリング、12はスプリング7の他端
に固着された固定側ばね受けである。
【0006】1は、固定側ばね受け12を回転可能に台
枠100に固定するピンである。遮断器の接点(図示し
ない)は、カム6によって駆動される図示していないレ
バー等を通じて開閉動作される。即ち、図示しない電動
機等により軸5aがゆっくり回転させられるとカム6も
同時に回り、偏心した位置に設けたクランクピン6a
が、軸5aの周囲を回転し始める。
【0007】そして、回転につれピン1とクランクピン
6aとの距離は、小さくなったり大きくなったりする。
スプリング7が圧縮状態で装着されている場合には、ク
ランクピン6aがピン1に接近するときは、スプリング
7がさらに圧縮されてエネルギが蓄勢されることにより
カム6の回転は遅くなるが、クランクピン6aがピン1
から遠ざかるときには蓄勢されたエネルギが放出される
ことによってカム6の回転は早くなる。
【0008】この早くなった状態でのカム6の回転を利
用することによって、遮断器の接点を開くことにより、
接点の開動作を早めることができる。図14は、上記の
構成における問題点を詳細に説明するために図12、図
13の投入ばね装置4に類似の構成を示した説明図で実
開昭55−61932号公報に示されているものであ
る。
【0009】図14において、11aは可動側ばね受け
11に設けられた可動側ばね受け板、12aは固定側ば
ね受け12に設けられた固定側ばね受け板である。スプ
リング7は圧縮されるとたわみ、曲りが生じやすい。ス
プリング7にたわみや曲りが生じると、スプリング7の
軸方向に直交する横方向にばね7の反発力が生じ、クラ
ンクピン6aに想定通りの力が働かなくなる恐れが生じ
る。
【0010】そこで固定側ばね受け12は筒状となって
スプリング7の内側を可動側ばね受け板11aの近くま
で延びておりスプリング7のたわみ、曲りを防止してい
る。
【0011】一方可動側ばね受け11には、シャフト2
が固着され、このシャフト2は前記筒状の固定側ばね受
けの内部を固定側ばね受け板12aの真近まで延び、そ
の先端部に円筒3を設けてあり、この円筒3は前記筒状
の固定側ばね受け12の内側を自由に滑動する。
【0012】円筒3はある程度の長さを持たせてあるの
で、シャフト2は、滑動してどの位置にあろうとも常に
筒状の固定側ばね受け12の軸線に対してほぼ平行に保
たれている。つまり、クランクピン6aがどの位置に移
動しても、可動側軸受板11aと固定側軸受板12aと
が真正面に向き合うことによって、ばね7に曲りなどが
生じないように構成されている。
【0013】投入ばね装置4の構造は上記のようになっ
ているので重量が大きい。更に円筒状の固定側ばね受け
12とスプリング7とが、こすれ合って磨耗する。とこ
ろで、軸5aによって、クランクピン6aは1回転毎に
起動停止するものの1周約10〜30ms程度の高速で
動くものであるため、重量が大きいことは新たに慣性力
の問題を生じる。
【0014】もちろん従来の遮断器においては、例えば
実開昭61−96619号公報に示されたもののよう
に、クランクピン6aの回転運動を、リンク機構を用い
て直線運動に変えた後、片端が固定的に設置されたスプ
リングの他端にこの直線運動を伝達することによってス
プリングの振れ運動をなくしたものも用いられている。
【0015】しかし、このような構成では、ばね受け板
付近に複雑なリンク機構が必要となり、さらにリンク機
構を設けるスぺースが余部に必要なため大形となると言
う問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮断器の投入ば
ねは以上のように構成されているので、下記のような問
題点を有している。 1)投入ばねの構造が複雑で重たい。
【0017】2)高速で回るクランクピンの位置につれ
て、投入ばねの位置が左右に振れ、その慣性力によって
クランクピンの回転時にばねの反発力に更に回転運動の
円周方向の力が加わってしまう。
【0018】3)複雑なリンク機構を要する。 4)大形となる。 5)スプリングと筒とがこすれあって磨耗する。
【0019】この発明は、投入ばねの構造が 簡単で軽く クランクピンの回転につれて投入ばねが振れ回ること
のない構成で、 リンク機構を用いず 構成が小形化される スプリングと摩擦接触する円筒を有しない。 の条件を満たすものを得るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明による遮断器の
投入ばね装置は、接点を開閉するカムの軸によって駆動
されるクランクピンと、このクランクピンに一端が回動
可能に連結されたロッドと、このロッドの他端に固着さ
れ被ガイド手段を有するばね受け板と、この被ガイド手
段を前記軸を含む面とクランクピンの運動面との両方に
平行する方向にガイドするガイド手段とを有するもので
ある。
【0021】又、この発明の被ガイド手段は、ばね受け
板に設けたガイド穴であり、ガイド手段は軸を含む面と
クランクピンの運動面との両方に平行し、かつ、前記ガ
イド穴を貫通するように枠体に固定されたガイド棒であ
る。
【0022】又、この発明のガイド棒は、コイルスプリ
ングの内側に配置されているものである。
【0023】又、この発明のガイド棒は、ロッドの両側
に配置され枠体に固定された2本の棒鋼で構成されてい
る。
【0024】又、この発明は、ロッドの中間位置に固着
したばね受け板を有し、ロッドの他端は枠体に設けたガ
イド穴に滑動可能に挿入されたものである。
【0025】又、この発明はロッドの他端に固着された
ばね受け板を有し、ロッドはその中間位置で枠体に設け
たガイド穴を滑動可能に貫通しているものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の一形態を図1〜図3に
示す。図において、従来例と同一又は相当する部分には
同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。図1
はこの発明の投入ばね装置の斜視図、図2は図1の側面
図(一部断面)、図3は図1の正面図(一部断面)であ
る。
【0027】図において100は遮断器(全体は図示し
ない)の台枠(枠体)である。5aは台枠100上に回
転可能に設けられ電動機(図示しない)などにより駆動
される軸、6は軸5aに固着されたカム、6aはカム6
上の軸5aから離れた位置に設けられたクランクピンで
ある。4は投入ばね装置である。投入ばね装置4はロッ
ド26とばね受け板28とコイルスプリング7とガイド
棒30で構成されている。
【0028】26はクランクピン6aに片端が回転可能
に連結されたロッドである。ロッド26は台枠100上
にあけられた長円穴32を接触しない状態で貫通してい
る。28はロッド26の他の端に溶接又はナット止めな
どで固着されたばね受け板である。
【0029】ばね受け板28にはガイド穴(被ガイド手
段と言う)29が2ケ所設けてある。7はばね受け板2
8と台枠100との間に圧縮して挿入されたコイルスプ
リングである。33はコイルスプリング7がずれないよ
うに台枠100に固定するためのスプリング固定具であ
る。
【0030】30は台枠100に溶接又はナット止めな
どにより固定されたガイド棒(ガイド手段)であり、軸
5aを含む面内であって、かつ、クランクピンの運動す
る面に平行になるように設けられている。ガイド棒30
は、又、ばね受け板28のガイド穴29を滑動可能に貫
通している。
【0031】次に動作について説明する。ばね受け板2
8はガイド棒30を滑動して、図2、図3に向かって上
下方向に移動することができる。
【0032】そして、軸5aが回ってクランクピン6a
の位置が変ると、ばね受け板28はロッド26の端に直
角に固着されているのでロッド26の傾きに応じて、左
又は右に傾くか、ガイド穴29の大きさはガイド棒30
の太さよりも若干大きいのでカム6が回転して、クラン
クピン6aの位置が軸5aの回りを回転することによっ
てロッド26が傾いた際、ばね受け板28も無理なく図
3に示すように傾くことができる。
【0033】クランクピン6aが図3の最下位置(仮に
下死点という)へ来たとき、コイルスプリング7の長さ
は最も長くなっているのだが、この場合でも、コイルス
プリング7は圧縮された状態にあるので、コイルスプリ
ング7がばね受け板28から浮いてしまうようなことは
ない。
【0034】クランクピン6aが図3において、軸5a
の左横又は右横に近い位置に来たときは、ばね受け板2
8の傾きは最大となる。そこで、このときには図3に示
すようにコイルスプリング7は均等には圧縮されず、図
3に向かって左側と右側の圧縮程度が異なる。
【0035】そして、ばね受け板28には、図3に向か
って上下方向のばね力と、左右方向の力と、ばね受け板
28の傾きを戻す方向に働く回転モーメントの3つの力
が加わることになる。
【0036】ところでガイド棒30はコイルスプリング
7にかかる左右方向の力に抗して、ばね受け板28の左
右位置を保持できるだけの強度を有するように丈夫な構
造にしてあるので、ばね受け板28に加わる左右方向の
力はガイド棒30に受け止められ、コイルスプリング7
には加わらない。
【0037】又、ばね受け板28に加わる回転モーメン
トは、ばね受け板28の直径に比してロッド26の長さ
が長いので、クランクピン6aに伝わったときには小さ
な値に軽減される。
【0038】図4は、コイルスプリング7の圧縮力と、
ばね受け板28が受けるモーメントによってクランクピ
ン6aにかかっている力、およびこの2つの力を合成し
クランクピン6aにかかる力の方向と大きさを、クラン
クピン6aの位置に対応して示したものである。図4
(a)はコイルスプリング7の圧縮力、図4(b)はモ
ーメントからクランクピン6aにかかる力、図4(c)
は(a)と(b)の合成力を示す。
【0039】図から上下死点で力の方向が反転し、モー
メントによる反力が何の悪影響をも生じていないことが
明らかとなる。また、クランクピン6aの移動につれ、
ロッド26は左右に振れ動くので、当然、慣性力が働く
が、従来の場合に比べ、動く部分の質量が小さく、(即
ち、ロッド26とばね受け板28とコイルスプリング7
の半分程度である。)動きも小さい。即ち、ばね受け板
28とスプリング7は左右に振れ動くことはない。した
がって慣性力による影響はきわめてわずかなレベルに軽
減される。
【0040】ばね受け板28は、ガイド棒30に沿って
動くだけで、横方向に逃げることがないので、コイルス
プリング7の曲りなどを規制するための円筒(図14の
12に示す)は必要がなく、コイルスプリング7の摩擦
はなくすことができる。
【0041】ガイド棒30はロッド26の前後(軸5a
の軸方向)に並べることによって、ばね受け板28の傾
き動作をよりスムースにしている。このガイド棒30は
図では2本示したが1本でもほぼ類似の動作が可能であ
る。
【0042】又、ガイド棒30はコイルスプリング7の
内側に設けた図を示しているが、外側に設けてあっても
よい。このようにする場合、ばね受け板28の外径を、
コイルスプリング7の外径より大として、外周部にガイ
ド穴29を設ければよい。
【0043】ガイド棒は丸い棒の図としているが角柱で
もよい。
【0044】実施の形態2.図5、図6に実施の形態2
による投入ばね装置を示す。図5は側面図で48はロッ
ド26の端に固着されたばね受け板である。図6は図5
のばね受け板48の詳細を示すものであり、37は切欠
き部(被ガイド手段)である。切欠き部37はコイルス
プリング7の外径よりも外側に設けられており、この切
欠き部37にガイド棒30がはまり込む。
【0045】図ではガイド棒30はばね受け板48のコ
イルスプリング7の無い側に書いてあるが、もちろん図
2と同様にコイルのある側に設けてあってもよい。図6
では被ガイド手段が図1のような穴ではないので、組立
作業が容易になると言う特徴を有する。
【0046】実施の形態3.実施の形態3による投入ば
ね装置の正面図を図7に示す。図中38はばね受け板2
8の外側をおおう円筒状のガイドである。図7ではばね
受け板28の外径はコイルスプリング7の外径よりいく
分大きめに作られ、円筒状のガイド38の内径は、ばね
受け板28の外径よりさらに大きくしてあるので、コイ
ルスプリング7が円筒状のガイド38の内側にすれて、
傷が付くと言う恐れはない。
【0047】即ち、円筒状のガイド38は、ばね受け板
28の横移動を防止するためのものであって、コイルス
プリングのゆがみを矯正しようと言うものではない。
【0048】図7の方法によれば、単純で軽量な構造の
割に丈夫なガイド手段を得ることができる。もちろん、
円筒状のガイド38はロッド26の動きにつれて動くも
のではないので、慣性力を配慮する必要はない。
【0049】実施の形態4.実施の形態4による投入ば
ね装置の側面図を図8に、正面図を図9に示す。図8、
図9では台枠100に設けたガイド穴35にロッド26
の先端を延長して滑動可能なように挿入することでガイ
ド手段を構成している。
【0050】この方法による場合、図1〜図3に示した
ガイド棒30が不要となる点ではすぐれている。ばね受
け板28が若干振れ動くことと、ばね受け板28の下側
に台枠100を設けなければならないと言う問題が生じ
る。
【0051】実施の形態5.実施の形態5による投入ば
ね装置の側面図を図10に正面図を図11に示す。図1
0、図11ではコイルスプリング7を台枠100に固定
するためのばね受け板36を用いているが、このばね受
け板36をばね受け板28の近くまで延長し、先端にロ
ッド26を貫通させるためのガイド穴35を設けてい
る。
【0052】ガイド穴35の大きさはロッド26の太さ
よりやや大きく、ロッドは自由に滑動できる。
【0053】
【発明の効果】この発明の投入ばね装置は、構造が簡単
で軽量化されている。
【0054】又、可動部質量が小さく、慣性力が小さ
い。
【0055】又、複雑なリンク機構を用いていない。
【0056】又、形状が小形である。
【0057】又、スプリングの横揺れを防止するための
円筒を必要としないのでスプリングが磨耗しない、とう
言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による投入ばね装置の斜視図で
ある。
【図2】 図1の投入ばね装置の側面図である。
【図3】 図1の投入ばね装置の正面図である。
【図4】 図1の投入ばね装置の動作を説明する図であ
る。
【図5】 実施の形態2による投入ばね装置の側面図で
ある。
【図6】 図5の投入ばね装置のばね受け板の詳細外形
図である。
【図7】 実施の形態3による投入ばね装置の正面図で
ある。
【図8】 実施の形態4による投入ばね装置の側面図で
ある。
【図9】 図8の投入ばね装置の正面図である。
【図10】 実施の形態5による投入ばね装置の側面図
である。
【図11】 図10の投入ばね装置の正面図である。
【図12】 従来の投入ばね装置の正面図である。
【図13】 図12の投入ばね装置の上面図である。
【図14】 図12の投入ばね装置の投入ばねの断面図
である。
【符号の説明】
4 投入ばね装置 5a 軸 6 カム 6a クランクピン 7 コイルスプリング 26 ロッド 28 ばね受け板 29:35 ガイド穴 30 ガイド棒 37 切欠き部 48 切欠き部を有するばね受け板 38 パイプ状ガイド 36 ばね受け台 100 台枠(枠体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体、この枠体に回転可能に支持される
    軸、この軸に固着されこの軸とともに回転するカム、こ
    のカムによって開閉される接点、前記軸の回転により蓄
    勢される投入ばねを備えた遮断器の投入ばね装置であっ
    て、前記軸によって駆動されるクランクピンと、このク
    ランクピンに一端が回動可能に連結されたロッドと、こ
    のロッドの他端に固着され被ガイド手段を有するばね受
    け板と、前記ばね受け板に一端が固着され前記ばね受け
    板より前記クランクピンに近い側の前記ロッドの周囲に
    所定の空間をもってコイルされ他端が前記枠体に固着さ
    れたコイルスプリングからなる投入ばねと、前記枠体に
    固定され前記被ガイド手段を前記軸を含む面と前記クラ
    ンクピンの運動面の両方に平行する方向にガイドするガ
    イド手段とを有することを特徴とする遮断器の投入ばね
    装置。
  2. 【請求項2】 被ガイド手段はばね受け板に設けたガイ
    ド穴であり、ガイド手段は前記枠体上に前記軸を含む面
    と前記クランクピンの運動面とに平行しかつ前記ガイド
    穴を滑動可能に貫通するように固定されたガイド棒であ
    ることを特徴とする請求項1記載の遮断器の投入ばね装
    置。
  3. 【請求項3】 ガイド棒はコイルスプリングの内側に配
    置されていることを特徴とする請求項2記載の遮断器の
    投入ばね装置。
  4. 【請求項4】 ガイド棒はロッドの両側に配置された2
    本の棒鋼で構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の遮断器の投入ばね装置。
  5. 【請求項5】 枠体、この枠体に回転可能に支持される
    軸、この軸に固着されこの軸とともに回転するカム、こ
    のカムによって開閉される接点、前記軸の回転により蓄
    勢される投入ばねを備えた遮断器の投入ばね装置であっ
    て、前記軸から離れた位置に前記軸と平行に設けたクラ
    ンクピンと、このクランクピンに一端が回動可能に連結
    されたロッドと、このロッドの中間位置に固着されたば
    ね受け板と、前記ばね受け板に一端が固着され前記ばね
    受け板より前記クランクピンに近い側の前記ロッドの周
    囲に所定の空間をもってコイルされ他端が前記枠体に固
    着されたコイルスプリングからなる投入ばねとを有し、
    前記ロッドの他端は前記枠体に設けたガイド穴に滑動可
    能に挿入されていることを特徴とする遮断器の投入ばね
    装置。
  6. 【請求項6】 枠体、この枠体に回転可能に支持される
    軸、この軸に固着されこの軸とともに回転するカム、こ
    のカムによって開閉される接点、前記軸の回転により蓄
    勢される投入ばねを備えた遮断器の投入ばね装置であっ
    て、前記軸から離れた位置に前記軸と平行に設けたクラ
    ンクピンと、このクランクピンに一端が回動可能に連結
    されたロッドと、このロッドの他端に固着されたばね受
    け板と、前記ばね受け板に一端が固着され前記ばね受け
    板より前記クランクピンに近い側の前記ロッドの周囲に
    所定の空間をもってコイルされ他端が前記枠体に固着さ
    れたコイルスプリングからなる投入ばねとを有し、前記
    ロッドはその中間位置で前記枠体に設けたガイド穴に滑
    動可能に貫通していることを特徴とする遮断器の投入ば
    ね装置。
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