JPH09259149A - 電子ファイリングシステムおよびその制御方法 - Google Patents

電子ファイリングシステムおよびその制御方法

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JPH09259149A
JPH09259149A JP8092988A JP9298896A JPH09259149A JP H09259149 A JPH09259149 A JP H09259149A JP 8092988 A JP8092988 A JP 8092988A JP 9298896 A JP9298896 A JP 9298896A JP H09259149 A JPH09259149 A JP H09259149A
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JP8092988A
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Kenichi Kazumi
健一 数見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索スピードを向上させつつ、新語や造語等
を検索することが可能な電子ファイリングシステムおよ
びその制御方法を提供する。 【解決手段】 被検索対象であるテキストから切り出さ
れた文字列がキーワード辞書に登録されているときに
は、その文字列はキーワードインデックスデータベース
((a))に登録され、切り出された文字列がキーワー
ド辞書に登録されていないときには、その文字列は、さ
らに漢字は1文字単位で切り出され、ひらがなおよびカ
タカナは2文字単位で切り出されて、文字インデックス
データベース((b))に登録される。この登録処理が
テキストのすべての文字列に対して行われると、このテ
キストファイルは管理データベース((c))にファイ
ルIDと関連付けて登録され、ファイルIDの採番
((d))が次のファイルのために1だけインクリメン
トされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登録した文書デー
タから検索文字列を含む文書ファイルを抽出する電子フ
ァイリングシステムおよびその制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ファイリングシステムで文書
ファイルを検索する検索処理方法として、キーワードイ
ンデックス方式および文字インデックス方式が知られて
いる。
【0003】キーワードインデックス方式とは、検索対
象のテキストからキーワード辞書に含まれている文字列
を抽出し、その文字列のみをインデックスデータベース
に登録し、検索処理では、検索文字列がインデックスデ
ータベースに登録されているか否かをチェックすること
によりファイルを検索する方式をいう。
【0004】一方、文字インデックス方式とは、検索対
象のテキストに含まれている文字列を全てインデックス
データベースに登録し、検索処理では、検索文字列を文
字分解して、文字インデックスから分離した全ての文字
に対するファイル情報を取得し、全インデックスに含ま
れているファイルのみを、更に検索文字列でフルテキス
トサーチすることにより、最終的に検索ファイルを得る
方式をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子ファイリングシステムでは、検索処理方法とし
てキーワードインデックス方式を採用した場合には、キ
ーワード辞書に登録されていない文字列を検索すること
ができないために、新語や造語の検索には適応できず、
検索処理方法として文字インデックス方式を採用した場
合には、フルテキストサーチ処理が必須のために検索ス
ピードが劣るという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、検索スピードを向上させつつ、新語や造語等を検索
することが可能な電子ファイリングシステムおよびその
制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子ファイリングシステムは、登録した文書デ
ータから検索文字列を含む文書ファイルを抽出する電子
ファイリングシステムにおいて、予め決定された複数個
の文字列を記憶する文字列記憶手段と、検索対象の文書
データから、該文書データに含まれる文字列を切り出す
文字列切り出し手段と、該切り出された文字列が前記文
字列記憶手段中に存在するときには、当該文字列を第1
のデータベースに登録する一方、該切り出された文字列
が前記文字列記憶手段中に存在しないときには、当該文
字列を第2のデータベースに登録する登録手段と有する
ことを特徴とする。
【0008】好ましくは、ユーザが検索指示した検索文
字列が前記文字列記憶手段に存在するか否かを判別する
検索文字列判別手段と、該判別の結果、該検索文字列が
前記文字列記憶手段に存在する場合には、当該検索文字
列を前記第1のデータベースから検索する一方、前記検
索文字列が前記文字列記憶手段に存在しない場合には、
当該検索文字列を前記第2のデータベースから検索する
文字列検索手段を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の電子ファイリングシステム
の制御方法は、登録した文書データから検索文字列を含
む文書ファイルを抽出する電子ファイリングシステムの
制御方法において、予め決定された複数個の文字列を文
字列記憶手段に記憶し、検索対象の文書データから、該
文書データに含まれる文字列を切り出す文字列切り出
し、該切り出された文字列が前記文字列記憶手段中に存
在するときには、当該文字列を第1のデータベースに登
録する一方、該切り出された文字列が前記文字列記憶手
段中に存在しないときには、当該文字列を第2のデータ
ベースに登録することを特徴とする。
【0010】好ましくは、ユーザが検索指示した検索文
字列が前記文字列記憶手段に存在するか否かを判別し、
該判別の結果、該検索文字列が前記文字列記憶手段に存
在する場合には、当該検索文字列を前記第1のデータベ
ースから検索する一方、前記検索文字列が前記文字列記
憶手段に存在しない場合には、当該検索文字列を前記第
2のデータベースから検索することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の一形態に係る電子
ファイリングシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0013】同図において、1はCPU(例えばマイク
ロプロセッサ)であり、電子ファイリング処理のための
演算や論理判断を行うとともに、アドレスバスAB,コ
ントロールバスCBおよびデータバスDBを介して接続
された、以下に示す各構成要素2〜10を制御する。こ
こで、アドレスバスABは、CPU1が制御の対象とす
る構成要素を指示するアドレス信号を転送し、コントロ
ールバスCBは、CPU1が制御の対象とする構成要素
のコントロール信号を転送して当該構成要素に印加し、
データバスDBは、各構成要素相互間のデータ転送を行
う。
【0014】ROM2は、読み出し専用の固定メモリで
あり、CPU1が実行する制御手順(図3等を用いて後
述)等を記憶させた制御処理プログラムエリア21を備
えている。
【0015】RAM3は、書き込み可能ランダムアクセ
スメモリであり、図2に示すデータベースへの登録デー
タ、図6に示す文字キー検索テキストのデータ、図7に
示す検索文字列キー分解データ等を一時的に記憶する。
【0016】キーボードバッファ4は、キーボード11
とバスAB,CBおよびDBとの間に接続され、キーボ
ード11から送信されるスキャンコードを一時的に蓄え
るメモリである。
【0017】バッファ5は、図6に示すテキストデータ
を蓄えるメモリである文書バッファ51と、後述するデ
ィスク装置9に保存されたデータベースを一時的に格納
するメモリであるデータベース(DB)バッファ52
により構成されている。
【0018】ビデオバッファ6は、文書バッファ51
文字コードをビット展開してCRT13が表示する1画
面分の画素のデータを蓄えるメモリである。ビデオバッ
ファ6の出力側には、ビデオバッファ6に蓄えられたデ
ジタル符号である画素データをCRT13で制御できる
アナログ信号に変換するコンバータであるRAMDAC
12の入力側が接続されている。そして、RAMDAC
12の出力側にはCRT13が接続され、CRT13
は、RAMDAC12から出力された1画面分のアナロ
グ画素データを表示する。
【0019】単漢字辞書7は、部首や画数入力、単漢字
入力などによって、漢字を検索するための辞書であり、
かな漢字辞書8は、かな漢字変換を行うための辞書であ
る。
【0020】ディスク装置(DISC)9は、例えばハ
ードディスクやMO(Magneto Optical disk)等の外部
記憶ディスク装置であり、図2のデータをデータベース
フォーマットで保存するとともに、図6のテキストファ
イルを保存する。これらの保存されたデータは、キーボ
ード11からの検索指示により呼び出される。
【0021】カーソルレジスタ10は、カーソルを表示
するためのレジスタであり、レジスタ10の内容は、C
PU1により読み書きされる。この内容は、ビデオバッ
ファ6に送信され、ここに蓄えられたアドレスに対する
CRT13の位置にカーソルを表示する。
【0022】以上のように構成された電子ファイリング
システムは、キーボード11からの各種の入力に応じて
作動し、キーボード11から入力が供給されると、まず
インタラプト信号をCPU1に送信する。インタラプト
信号を受信したCPU1は、ROM2に記憶されている
各種の制御信号を読み出し、それらの信号に従って各種
の制御を行う。以下、図3〜7、および前記図2を参照
して、本実施の形態の電子ファイリングシステム、特に
CPU1が実行する各種制御処理を説明する。
【0023】図3は、本実施の形態の電子ファイリング
システムのCPU1が実行する登録処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【0024】同図において、まずステップS1で、検索
対象のテキストからキーワード辞書に登録されている文
字列を切り出す。この切り出し方法としては、例えば最
長一致方式を使用する。最長一致方式とは、例えば、キ
ーワード辞書に「情報」、「情報機器」、「機器」が登
録されていれば、テキストから「情報」よりも文字列の
長い「情報機器」をキーワードとして切り出す。また、
短いキーワード「情報」や「機器」もキーワードとして
切り出させるアルゴリズムにしておく。こうすることに
より、「情報機器」というキーワードは、「情報」また
は「機器」の検索指示でも検索可能になる。
【0025】次に、ステップS2では、切り出した文字
列がキーワード辞書に登録されているか否かを判別し、
登録されているときにはステップS3に進み、その文字
列(キーワード)を前記インデックスデータベース中の
キーワードインデックスデータベース(図2(a)参
照)へ登録するインデックスデータベース登録処理サブ
ルーチンを実行する。このインデックスデータベース登
録処理サブルーチンの詳細は、図4を参照して後述す
る。
【0026】続くステップS4では、前記キーワードを
文字キーの区切り記号として文字キー検索テキストに登
録する。図6は、この登録処理を説明するための図であ
り、キーワード辞書に含まれている文字列(すなわち図
中、「キーワード1」および「キーワード2」)は、文
字キーの区切り記号(例えば、句読点や空白)にコード
変換されて文字キー検索テキストに登録される。すなわ
ち、キーワード文字列全体を文字インデックスの区切り
記号に変換して登録する。これは、文字インデックスと
して、漢字は1文字、ひらがなおよびカタカナは2文字
をインデックスとして使用し、2文字を切出す際に、句
読点や空白を文字の区切りとみなすからである。
【0027】一方、前記ステップS2の判別で、切り出
した文字列がキーワード辞書に登録されていない文字列
の場合には、キーワードを切り出せないので、その文字
列をそのまま文字キー検索テキストにコピーする(ステ
ップS5)。
【0028】すなわち図6に示すように、文字キー検索
テキストには、文字キーの区切り記号と元のテキストに
存在する文字列とが混在して登録される。
【0029】次に、以上の処理をテキストの最後まで行
ったか否かを判別し(ステップS6)、まだテキストの
最後まで行っていないときには、前記ステップS1に戻
って前述の処理を繰り返し、一方、テキストの最後まで
行ったときにはステップS7に進み、文字キー検索テキ
ストを入力データとして文字キーの切り出しを開始す
る。
【0030】続くステップS8では、ステップS7で漢
字、ひらがなまたはカタカナに応じて1文字または2文
字単位で切り出した文字を、前記インデックスデータベ
ース中の文字インデックスデータベース(図2(b)参
照)に登録する、前記ステップS3と同様のインデック
スデータベースへの登録処理サブルーチンを実行する。
【0031】そして、ステップS9では、ステップS7
およびS8の処理を文字キー検索テキストの最後まで行
ったか否かを判別し、最後まで行っていないときには前
記ステップS7に戻って前述の処理を繰り返す一方、最
後まで行ったときにはステップS10に進む。
【0032】このようにして作成された1ファイル分の
インデックスデータベースが作成されると、ステップS
10では、本登録処理の対象となっているテキストファ
イルを管理データベース(図2(c))にファイルID
と関連付けて登録し、ファイルIDの採番を次のファイ
ルの登録のためにインクリメントした(図2(d)参
照)後に、本登録処理を終了する。
【0033】図4は、前記ステップS3およびS7で使
用するインデックスデータベースへの登録処理サブルー
チンの詳細な手順を示すフローチャートである。本イン
デックスデータベース登録処理サブルーチンは、ステッ
プS3とステップS7とで異なった処理を行っている。
すなわち、ステップS3ではキーワードをキーワードイ
ンデックスデータベースに登録する処理を行う一方、ス
テップS7では文字キーを文字インデックスデータベー
スに登録する処理を行っている。これは、本登録処理サ
ブルーチンを呼び出す前に、引数を変更する等の処理を
行うことで簡単に実現できる。
【0034】図4において、本登録処理サブルーチンを
読み出す前に読み取ったキーは登録済みキーを含む可能
性があるので、まずステップS11で、その重複チェッ
クを行う。このチェックで、読み取ったキーが既に登録
済みのキー、すなわち重複キーの場合には、何もせずに
本インデックスデータベース登録処理サブルーチンを終
了する。一方、この重複チェックで、読み取ったキーが
まだ登録されていない新規キーの場合にはインデックス
データベース(キーワードインデックスデータベースま
たは文字インデックスデータベース)からキーレコード
を取得する処理を行い(ステップS12)、この取得処
理により当該キーレコードがインデックスデータベース
に登録されているか否かを判別する(ステップS1
3)。
【0035】ステップS13の判別で、当該キーレコー
ドがインデックスデータベースに登録されている場合に
は現ファイルIDを追加し(ステップS14)、一方、
当該キーレコードがインデックスデータベースに登録さ
れていない場合、すなわちインデックスデータベースか
らキーレコードを取得できない場合には、新規キーとし
てその文字キーと現ファイルIDとかなる新規キーレコ
ードをインデックスデータベースに挿入する(ステップ
S15)。
【0036】なお、本実施の形態では、登録スピードを
全く考慮していない。スピードを念頭に置けば、データ
ベースへの登録のようなディスクアクセスを伴う処理は
1キーワード単位でなく、すべてのキーワードを取得し
た後に、一括して行うべきである。しかし、本発明の本
筋であるインデックスデータベースの融合から論点がそ
れるので、実施の形態を簡略化する意味で、あえて上述
のように説明した。
【0037】次に、図5のフローチャートを用いてCP
U1が実行する検索処理を説明する。
【0038】同図において、まずステップS21で、検
索文字列の分解処理を行う。分解パターンには、例えば
図7に示すように4つのタイプがある。検索文字列A
は、例えば「情報技開設計室」、すなわち「情報」(キ
ーワード1)、「技」、「開」(文字)、「設計室」
(キーワード2)のような、キーワードと文字インデッ
クスの混合形タイプである。検索文字列Bは、例えば
「情報機器開発部」、すなわち「情報機器」(キーワー
ド1)および「開発部」(キーワード2)のような、キ
ーワードインデックスのみの複合形タイプである。検索
文字列Cは、例えば「製技開」、すなわち「製」、
「技」、「開」(文字)のような、文字インデックスの
みのタイプである。検索文字列Dは、例えば「情報機
器」、すなわち「情報機器」(キーワード1)のよう
な、キーワードインデックスが1個のタイプである。
【0039】図5に戻り、ステップS22では、前記ス
テップS21で分解されたキーにキーワードが含まれて
いるか否かを判別し、キーワードが含まれているときに
はステップS23に進み、前記キーワードインデックス
データべースからファイルID(その個数は可変)を取
得し、前記RAM3の所定位置に確保された領域KWD
iに格納する。ここで、パラメータiはキーワードの要
素番号を示し、“0”を初期値とする整数であり、分解
キーワードの個数だけの領域KWDiが採られる。一
方、ステップS22の判別で、分解キーにキーワードが
含まれていないときにはステップS23をスキップして
ステップS24に進む。
【0040】ステップS24では、分解キーに文字キー
が含まれているか否かを判別し、分解キーに文字キーが
含まれていないときにはステップS25に進み、文字イ
ンデックスデータベースから同様にファイルIDを取得
し、前記RAM3の所定位置に確保された領域CHAR
iに格納する。一方、ステップS24の判別で、分解キ
ーに文字キーが含まれていないときにはステップS25
をスキップしてステップS26に進む。
【0041】ステップS26では、前記領域CHARi
およびKWDiの双方の内容をチェックし、このチェッ
クで、領域CHARiおよびKWDiが双方ともにファ
イルIDを格納していない場合には検索すべき文字列が
存在しないので、本検索処理を終了する。一方、ステッ
プS26のチェックで、領域CHARiおよびKWDi
のいずれかが何らかのファイルIDを含む場合にはステ
ップS27に進む。
【0042】ステップS27では、領域CHARiおよ
びKWDiの内容の論理積(AND)を取り、すべての
レコードに含まれているファイルIDを取得して、その
取得結果を前記RAM3の所定位置に確保された領域R
ET1に格納する。このとき、領域CHARiまたはK
WDiのいずれか一方のみがファイルIDを格納する場
合、例えば領域KWD0のみがファイルIDを取得して
いれば、つまり検索文字列が前記図7の検索文字列Dの
場合には、領域KWD0に格納されたファイルIDが検
索結果となり、ファイルIDから対応するファイル名を
取得して、検索処理を終了する。これ以外の場合には、
領域KWDiおよびCHARiのすべての要素に含まれ
るファイルIDを取得し、RET1に格納する。
【0043】次に、ステップS28で、領域RET1に
格納されたファイルIDに対応するテキストファイルを
取得し、ステップS29で、その取得されたテキストフ
ァイルを検索文字列でフルテキストサーチし、ステップ
S30で、その検索文字列を含むファイルだけを取得
し、その取得結果を前記RAM3の所定位置に確保され
た領域RETに格納した後に、本検索処理を終了する。
このようにして、検索文字列を本当に含むファイルを取
り出すとができる。
【0044】以上説明したように本実施の形態では、被
検索対象のテキストに含まれている文字列のうち、キー
ワード辞書に含まれているものはキーワードデータベー
スに登録し、キーワード辞書に登録されていない新語や
造語等は文字キーデータベースに登録し、文字列の検索
処理では、キーワード辞書に登録されているキーワード
の検索はキーワードデータベースから検索し、キーワー
ド辞書に登録されていない新語や造語等は文字キーデー
タベースから検索するように構成し、キーワードインデ
ックス方式による検索処理の短所を文字インデックス方
式で補い、逆に文字インデックス方式による検索処理の
短所をキーワード検索方式で補うようにしたので、検索
スピードを向上させつつ、新語や造語等を検索すること
ができる。
【0045】なお、本実施の形態では、検索文字列と完
全一致する文字列を含むファイルを検索するように構成
したが、実際の検索では、ある程度の曖昧さを設けて検
索漏れをなくす処理を取り入れている。かかる曖昧さを
取り入れる場合には、図5のフローチャートを次のよう
に変更すればよい。
【0046】まず、検索文字列の中にキーワードが含ま
れているときには、文字キーを無視してそのキーワード
のみで検索する。これは、例えば図7の検索文字列A,
B,Cにあたる。検索文字列A,Bの場合には、テキス
ト中に2つのキーワードが連続していなくても検索する
ことなる。例えば、検索文字列「情報機器」は、「情
報」と「機器」の2つのキーワードで形成されている。
テキスト中に「情報」と「機器」が含まれていれば、該
当テキストとして取り出すことができる。また、更に曖
昧度を大きくすれば、どちらかのキーワードを含めば取
り出せるようにもできる。図5のステップS27で領域
KWDiに要素があり、この要素すべてに含まれている
ファイルIDを取得すれば、上述のようにキーワードの
論理積(AND)を取った場合に、その結果を得ること
ができ、領域KWDiの要素に含まれているすべてのフ
ァイルIDを取得すれば、キーワードの論理和(OR)
を取った場合に、その結果を得るができる。この場合に
は、フルテキストサーチを省略できるのでスピードアッ
プを図れる。
【0047】次に、新語または造語の検索では、検索文
字列の切り出し結果は、図7の検索文字列Cになるケー
スが多い。この場合には、文字インデックス検索の手順
でフルテキストサーチを行う必要がある。但し、キーワ
ード辞書への登録処理を設けていれば、登録後はキーワ
ードインデックスとしてインデックスデータベースに登
録されるので、フルテキストサーチ処理を省略できる。
しかし、登録以前のテキストは、文字インデックス方式
で検索する必要があるので、区別する手段が必要であ
る。例えば、キーワード登録の日時もキーワードの情報
として辞書に登録する。一方、図2に示す管理データベ
ースにファイルを登録した日時も登録しておく。文字イ
ンデックスで取得したファイルIDの内、辞書に登録し
た日時以前のファイルを管理DBから得ることができ
る。したがって、フルテキストサーチすべきファイルを
日時の情報を追加すれば限定することも可能である。
【0048】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。さらに、本発明はシステム或いはプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは云うまでもない。この場合、本発明を達成す
るためのソフトウェアによって表されるプログラムを格
納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出すこと
によって、そのシステム或いは装置が、本発明の効果を
享受することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
検索対象の文書データから文字列切り出し手段により切
り出された文字列が文字列記憶手段中に存在するときに
は、当該文字列が第1のデータベースに登録される一
方、前記切り出された文字列が前記文字列記憶手段中に
存在しないときには、当該文字列が第2のデータベース
に登録されるので、検索スピードを向上させつつ、新語
や造語等を検索することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る電子ファイリング
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のディスク装置のデータベースに登録する
データの構造の一例を示す図である。
【図3】本実施の形態の電子ファイリングシステムが実
行する登録処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS3およびS7で使用するイン
デックスデータベース登録処理サブルーチンの詳細な手
順を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の電子ファイリングシステムが実
行する検索処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図3のステップS4の文字キー検索テキストに
登録する登録処理を説明するための図である。
【図7】図5のステップS21の検索文字列の分解処理
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU(文字列切り出し手段、登録手段、検索文字
列判別手段、文字列検索手段) 9 ディスク装置(文字列記憶手段、第1のデータベー
ス、第2のデータベース)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録した文書データから検索文字列を含
    む文書ファイルを抽出する電子ファイリングシステムに
    おいて、 予め決定された複数個の文字列を記憶する文字列記憶手
    段と、 検索対象の文書データから、該文書データに含まれる文
    字列を切り出す文字列切り出し手段と、 該切り出された文字列が前記文字列記憶手段中に存在す
    るときには、当該文字列を第1のデータベースに登録す
    る一方、該切り出された文字列が前記文字列記憶手段中
    に存在しないときには、当該文字列を第2のデータベー
    スに登録する登録手段とを有することを特徴とする電子
    ファイリングシステム。
  2. 【請求項2】 ユーザが検索指示した検索文字列が前記
    文字列記憶手段に存在するか否かを判別する検索文字列
    判別手段と、 該判別の結果、該検索文字列が前記文字列記憶手段に存
    在する場合には、当該検索文字列を前記第1のデータベ
    ースから検索する一方、前記検索文字列が前記文字列記
    憶手段に存在しない場合には、当該検索文字列を前記第
    2のデータベースから検索する文字列検索手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子ファイリングシス
    テム。
  3. 【請求項3】 登録した文書データから検索文字列を含
    む文書ファイルを抽出する電子ファイリングシステムの
    制御方法において、 予め決定された複数個の文字列を文字列記憶手段に記憶
    し、 検索対象の文書データから、該文書データに含まれる文
    字列を切り出す文字列切り出し、 該切り出された文字列が前記文字列記憶手段中に存在す
    るときには、当該文字列を第1のデータベースに登録す
    る一方、該切り出された文字列が前記文字列記憶手段中
    に存在しないときには、当該文字列を第2のデータベー
    スに登録することを特徴とする電子ファイリングシステ
    ムの制御方法。
  4. 【請求項4】 ユーザが検索指示した検索文字列が前記
    文字列記憶手段に存在するか否かを判別し、 該判別の結果、該検索文字列が前記文字列記憶手段に存
    在する場合には、当該検索文字列を前記第1のデータベ
    ースから検索する一方、前記検索文字列が前記文字列記
    憶手段に存在しない場合には、当該検索文字列を前記第
    2のデータベースから検索することを特徴とする請求項
    3記載の電子ファイリングシステムの制御方法。
JP8092988A 1996-03-25 1996-03-25 電子ファイリングシステムおよびその制御方法 Pending JPH09259149A (ja)

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