JPH0925910A - 位置検出装置及び位置制御装置 - Google Patents
位置検出装置及び位置制御装置Info
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- JPH0925910A JPH0925910A JP17911795A JP17911795A JPH0925910A JP H0925910 A JPH0925910 A JP H0925910A JP 17911795 A JP17911795 A JP 17911795A JP 17911795 A JP17911795 A JP 17911795A JP H0925910 A JPH0925910 A JP H0925910A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】受圧体の変位ストロークを任意の値に設定でき
るようにする。 【解決手段】エアシリンダ13のシリンダチューブ20
内にはピストン21が移動可能に設けられ、そのピスト
ン21によってシリンダチューブ20内が第1及び第2
の圧力室22a,22bに区画される。第2の圧力室2
2b内にはコイルスプリング26、第1の環状板27、
リング体28、筒体29及び第2の環状板30が設けら
れる。そして、第1の圧力室22aへエアを供給してピ
ストン21を移動させると、コイルスプリング26が弾
性変形する。コイルスプリング26は自身の弾性力によ
って第1の環状板27及び筒体29を介して第2の環状
板30を押圧する。すると、第2の環状板30にピスト
ン21の位置に対応した歪みが生じ、その歪みに基づい
てピストン21の位置が検出される。前記コイルスプリ
ング26は、ピストンストロークに対応して適宜交換さ
れる。
るようにする。 【解決手段】エアシリンダ13のシリンダチューブ20
内にはピストン21が移動可能に設けられ、そのピスト
ン21によってシリンダチューブ20内が第1及び第2
の圧力室22a,22bに区画される。第2の圧力室2
2b内にはコイルスプリング26、第1の環状板27、
リング体28、筒体29及び第2の環状板30が設けら
れる。そして、第1の圧力室22aへエアを供給してピ
ストン21を移動させると、コイルスプリング26が弾
性変形する。コイルスプリング26は自身の弾性力によ
って第1の環状板27及び筒体29を介して第2の環状
板30を押圧する。すると、第2の環状板30にピスト
ン21の位置に対応した歪みが生じ、その歪みに基づい
てピストン21の位置が検出される。前記コイルスプリ
ング26は、ピストンストロークに対応して適宜交換さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシリンダに
おけるピストンの位置を検出及び制御する位置検出装置
及び位置制御装置に関するものである。
おけるピストンの位置を検出及び制御する位置検出装置
及び位置制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばエアシリンダにおける
ピストンの位置を制御するための装置としては、図5に
示すシリンダの位置制御装置71が知られている。位置
制御装置71にはエア供給源Pが設けられ、エア供給源
Pは電空変換器72及び給排通路73を介してエアシリ
ンダ74に接続されている。エアシリンダ74はシリン
ダチューブ75と、シリンダチューブ75内に設けられ
たピストン76と、ピストン76から突出してシリンダ
チューブ75の軸線方向へ延びるロッド77とから構成
されている。
ピストンの位置を制御するための装置としては、図5に
示すシリンダの位置制御装置71が知られている。位置
制御装置71にはエア供給源Pが設けられ、エア供給源
Pは電空変換器72及び給排通路73を介してエアシリ
ンダ74に接続されている。エアシリンダ74はシリン
ダチューブ75と、シリンダチューブ75内に設けられ
たピストン76と、ピストン76から突出してシリンダ
チューブ75の軸線方向へ延びるロッド77とから構成
されている。
【0003】前記ピストン76はシリンダチューブ75
の軸線方向へ移動可能となっており、シリンダチューブ
75内はピストン76によって第1及び第2の圧力室7
8,79に区画されている。第1の圧力室78には前記
給排通路73が接続され、第2の圧力室79内にはスプ
リング80が設けられている。
の軸線方向へ移動可能となっており、シリンダチューブ
75内はピストン76によって第1及び第2の圧力室7
8,79に区画されている。第1の圧力室78には前記
給排通路73が接続され、第2の圧力室79内にはスプ
リング80が設けられている。
【0004】そして、エア供給源Pから電空変換器72
及び給排通路73を介して第1の圧力室78へエアを供
給すると、ピストン76がスプリング80の弾性力に抗
して移動し、ロッド77が伸長する。又、第1の圧力室
78内のエアを給排通路73を介して電空変換器72か
ら排出すると、ピストン76がスプリング80の弾性力
によって移動し、ロッド77が収縮するようになってい
る。
及び給排通路73を介して第1の圧力室78へエアを供
給すると、ピストン76がスプリング80の弾性力に抗
して移動し、ロッド77が伸長する。又、第1の圧力室
78内のエアを給排通路73を介して電空変換器72か
ら排出すると、ピストン76がスプリング80の弾性力
によって移動し、ロッド77が収縮するようになってい
る。
【0005】位置制御装置71には、コントローラ81
及びポテンショメータ82が設けられている。このポテ
ンショメータ82はコントローラ81の入力側に接続さ
れ、コントローラ81の出力側には前記電空変換器72
が接続されている。ポテンショメータ82は抵抗器83
とブラシ84とを備え、ブラシ84はエアシリンダ74
のロッド77に連結されている。
及びポテンショメータ82が設けられている。このポテ
ンショメータ82はコントローラ81の入力側に接続さ
れ、コントローラ81の出力側には前記電空変換器72
が接続されている。ポテンショメータ82は抵抗器83
とブラシ84とを備え、ブラシ84はエアシリンダ74
のロッド77に連結されている。
【0006】そして、ロッド77が伸縮すると、ブラシ
84が抵抗器83に沿って移動し、ポテンショメータ8
2はピストン76の位置に対応した電圧V1をコントロ
ーラ81へ出力するようになっている。コントローラ8
1は、ポテンショメータ82からの電圧V1に基づいて
ピストン76の位置を検出する。又、コントローラ81
は電空変換器72を駆動制御してエアシリンダ74の第
1の圧力室78に対して適宜エアを給排し、ピストン7
6を所望の位置へ移動させるようになっている。
84が抵抗器83に沿って移動し、ポテンショメータ8
2はピストン76の位置に対応した電圧V1をコントロ
ーラ81へ出力するようになっている。コントローラ8
1は、ポテンショメータ82からの電圧V1に基づいて
ピストン76の位置を検出する。又、コントローラ81
は電空変換器72を駆動制御してエアシリンダ74の第
1の圧力室78に対して適宜エアを給排し、ピストン7
6を所望の位置へ移動させるようになっている。
【0007】前記エアシリンダ74及びポテンショメー
タ82の具体的構成を図6に示す。ポテンショメータ8
2はエアシリンダ74の外側部に設けられている。ポテ
ンショメータ82には、エアシリンダ74のロッド77
と平行に延びるとともに、ロッド77と同方向へ移動可
能な移動軸85が設けられている。この移動軸85には
前記ブラシ84(図6には図示せず)が連結されてい
る。又、移動軸85は連結板86によってエアシリンダ
7のロッド77に連結されている。従って、ブラシ84
はロッド77,連結板86及び移動軸85によって確実
にピストン76と同期して移動するため、ピストン76
の位置を正確に検出することができるようになってい
る。
タ82の具体的構成を図6に示す。ポテンショメータ8
2はエアシリンダ74の外側部に設けられている。ポテ
ンショメータ82には、エアシリンダ74のロッド77
と平行に延びるとともに、ロッド77と同方向へ移動可
能な移動軸85が設けられている。この移動軸85には
前記ブラシ84(図6には図示せず)が連結されてい
る。又、移動軸85は連結板86によってエアシリンダ
7のロッド77に連結されている。従って、ブラシ84
はロッド77,連結板86及び移動軸85によって確実
にピストン76と同期して移動するため、ピストン76
の位置を正確に検出することができるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記位置制
御装置71では、ピストン76のストロークに対応した
長さのポテンショメータ82を設けなければならない
が、市販のポテンショメータ82はその長さが限定され
ている。従って、エアシリンダ74のピストンストロー
クをポテンショメータ82の長さに合わせなければなら
ないため、エアシリンダ74のピストンストロークを任
意の値に設定することができないという問題があった。
御装置71では、ピストン76のストロークに対応した
長さのポテンショメータ82を設けなければならない
が、市販のポテンショメータ82はその長さが限定され
ている。従って、エアシリンダ74のピストンストロー
クをポテンショメータ82の長さに合わせなければなら
ないため、エアシリンダ74のピストンストロークを任
意の値に設定することができないという問題があった。
【0009】又、ポテンショメータ82はエアシリンダ
74の外側部に設けられているため、そのポテンショメ
ータ82の分だけエアシリンダ74が大型化し、エアシ
リンダ74の設置場所等が限定されるという問題があっ
た。
74の外側部に設けられているため、そのポテンショメ
ータ82の分だけエアシリンダ74が大型化し、エアシ
リンダ74の設置場所等が限定されるという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、受圧体の変位ストロ
ークを、任意の値に設定できるようにすることにある。
第2の目的は、装置を小型化することにある。
れたものであって、第1の目的は、受圧体の変位ストロ
ークを、任意の値に設定できるようにすることにある。
第2の目的は、装置を小型化することにある。
【0011】第3の目的は、受圧体の位置を正確且つ確
実に検出できるようにすることにある。第4の目的は、
受圧体を正確且つ確実に所望の位置に位置させることに
ある。
実に検出できるようにすることにある。第4の目的は、
受圧体を正確且つ確実に所望の位置に位置させることに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、受圧体の変位に伴
って歪みが生じる弾性部材を設け、更に前記受圧体の移
動によって生じた弾性部材の歪みを検出し、その検出し
た歪みに対応する検出値を出力する歪み検出手段を設
け、前記歪み検出手段が出力した検出値に基づいて受圧
体の位置を検出するようにした。
め、請求項1記載の発明では、特に、受圧体の変位に伴
って歪みが生じる弾性部材を設け、更に前記受圧体の移
動によって生じた弾性部材の歪みを検出し、その検出し
た歪みに対応する検出値を出力する歪み検出手段を設
け、前記歪み検出手段が出力した検出値に基づいて受圧
体の位置を検出するようにした。
【0013】請求項2記載の発明では、前記弾性部材を
ケース内に設けた。請求項3記載の発明では、前記弾性
部材はケース内に固定された歪み部材と、前記歪み部材
と受圧体との間に設けられ、その歪み部材及び受圧体に
連結されるとともに受圧体の変位方向へ弾性変形可能な
バネ部材とから構成され、歪み検出手段を弾性変形した
バネ部材の弾性力によって歪み部材に生じる歪みを検出
するものとした。
ケース内に設けた。請求項3記載の発明では、前記弾性
部材はケース内に固定された歪み部材と、前記歪み部材
と受圧体との間に設けられ、その歪み部材及び受圧体に
連結されるとともに受圧体の変位方向へ弾性変形可能な
バネ部材とから構成され、歪み検出手段を弾性変形した
バネ部材の弾性力によって歪み部材に生じる歪みを検出
するものとした。
【0014】請求項4記載の発明では、前記歪み検出手
段を、弾性部材に付着されて同弾性部材の歪みに対応し
て電気抵抗が変化する歪み抵抗素子を備え、その歪み抵
抗素子の電気抵抗変化に基づいて弾性部材の歪みに対応
した検出値を出力するものとした。
段を、弾性部材に付着されて同弾性部材の歪みに対応し
て電気抵抗が変化する歪み抵抗素子を備え、その歪み抵
抗素子の電気抵抗変化に基づいて弾性部材の歪みに対応
した検出値を出力するものとした。
【0015】請求項5記載の発明では、特に、受圧体の
変位に伴って歪みが生じる弾性部材と、前記弾性部材の
歪みを検出し、その検出した歪みに対応する検出値を出
力する歪み検出手段と、前記受圧体の目標位置を設定
し、その目標位置に対応する基準値を出力する目標位置
設定手段と、前記歪み検出手段から出力された検出値
が、目標位置設定手段から出力された基準値と同じ値に
なるように受圧体を変位させる変位制御手段とを備え
た。
変位に伴って歪みが生じる弾性部材と、前記弾性部材の
歪みを検出し、その検出した歪みに対応する検出値を出
力する歪み検出手段と、前記受圧体の目標位置を設定
し、その目標位置に対応する基準値を出力する目標位置
設定手段と、前記歪み検出手段から出力された検出値
が、目標位置設定手段から出力された基準値と同じ値に
なるように受圧体を変位させる変位制御手段とを備え
た。
【0016】即ち、請求項1記載の発明では、圧力室に
対し流体を給排して受圧体を変位させると、その受圧体
の変位に伴って弾性部材に歪みが生じ、弾性部材の歪み
は歪み検出手段によって検出される。そして、歪み検出
手段は検出した弾性部材の歪みに対応する検出値を出力
し、その検出値に基づいて受圧体の位置が検出される。
対し流体を給排して受圧体を変位させると、その受圧体
の変位に伴って弾性部材に歪みが生じ、弾性部材の歪み
は歪み検出手段によって検出される。そして、歪み検出
手段は検出した弾性部材の歪みに対応する検出値を出力
し、その検出値に基づいて受圧体の位置が検出される。
【0017】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、受圧体が変位されると、ケース内に
設けられた弾性部材に歪みが生じる。請求項3記載の発
明では、請求項2記載の発明の作用に加え、受圧体が移
動されると、その受圧体に連結されたバネ部材が弾性変
形する。そして、バネ部材に連結された歪み部材には、
同バネ部材の弾性力によって歪みが発生し、その歪みが
歪み検出手段によって検出される。
発明の作用に加え、受圧体が変位されると、ケース内に
設けられた弾性部材に歪みが生じる。請求項3記載の発
明では、請求項2記載の発明の作用に加え、受圧体が移
動されると、その受圧体に連結されたバネ部材が弾性変
形する。そして、バネ部材に連結された歪み部材には、
同バネ部材の弾性力によって歪みが発生し、その歪みが
歪み検出手段によって検出される。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明の作用に加え、弾性部材に付着さ
れた歪み抵抗素子は、その弾性部材の歪みに伴って歪
む。すると、歪み抵抗素子の電気抵抗が弾性部材の歪み
に対応した値となり、歪み検出手段は歪み抵抗素子の電
気抵抗に基づいて弾性部材の歪みに対応した検出値を出
力する。
いずれかに記載の発明の作用に加え、弾性部材に付着さ
れた歪み抵抗素子は、その弾性部材の歪みに伴って歪
む。すると、歪み抵抗素子の電気抵抗が弾性部材の歪み
に対応した値となり、歪み検出手段は歪み抵抗素子の電
気抵抗に基づいて弾性部材の歪みに対応した検出値を出
力する。
【0019】請求項5記載の発明では、圧力室に対し流
体を給排して受圧体を変位させると、その受圧体の変位
に伴って弾性部材に歪みが生じ、弾性部材の歪みは歪み
検出手段によって検出される。そして、歪み検出手段は
検出した弾性部材の歪みに対応する検出値を出力する。
又、目標位置設定手段は受圧体の目標位置を設定し、そ
の目標位置に対応する基準値を出力する。そして、受圧
体は、歪み検出手段から出力された検出値が、目標位置
設定手段から出力された基準値と同じ値になるように変
位制御手段によって変位される。
体を給排して受圧体を変位させると、その受圧体の変位
に伴って弾性部材に歪みが生じ、弾性部材の歪みは歪み
検出手段によって検出される。そして、歪み検出手段は
検出した弾性部材の歪みに対応する検出値を出力する。
又、目標位置設定手段は受圧体の目標位置を設定し、そ
の目標位置に対応する基準値を出力する。そして、受圧
体は、歪み検出手段から出力された検出値が、目標位置
設定手段から出力された基準値と同じ値になるように変
位制御手段によって変位される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をエアシリンダの位
置制御装置に具体化した一実施形態を図1〜図4に従っ
て説明する。
置制御装置に具体化した一実施形態を図1〜図4に従っ
て説明する。
【0021】図1に示すように、エアシリンダの位置制
御装置11には、エア供給源Pが設けられている。エア
供給源Pには供給通路12の上流端が接続され、供給通
路12の下流側は供給経路12aと排気経路12bとに
分岐されている。そして、供給経路12aの下流端はエ
アシリンダ13に接続され、排気経路12bの下流端は
消音器Sに接続されている。又、供給通路12には第1
の開閉弁15が設けられ、排気経路12bには第2の開
閉弁16が設けられている。
御装置11には、エア供給源Pが設けられている。エア
供給源Pには供給通路12の上流端が接続され、供給通
路12の下流側は供給経路12aと排気経路12bとに
分岐されている。そして、供給経路12aの下流端はエ
アシリンダ13に接続され、排気経路12bの下流端は
消音器Sに接続されている。又、供給通路12には第1
の開閉弁15が設けられ、排気経路12bには第2の開
閉弁16が設けられている。
【0022】両開閉弁15,16は2位置2ポート型の
電磁切換弁であって、電磁ソレノイド17の消磁状態に
おいてはバネ18の付勢力によってA位置に保持される
ようになっている。両開閉弁15,16はA位置に切り
換えられると、それぞれ給排通路12及び排気経路12
bを遮断する。又、電磁ソレノイド17を励磁すると、
両開閉弁15,16はB位置に切り換えられるようにな
っている。両開閉弁15,16はB位置に切り換えられ
ると、それぞれ給排通路12及び排気経路12bを連通
する。
電磁切換弁であって、電磁ソレノイド17の消磁状態に
おいてはバネ18の付勢力によってA位置に保持される
ようになっている。両開閉弁15,16はA位置に切り
換えられると、それぞれ給排通路12及び排気経路12
bを遮断する。又、電磁ソレノイド17を励磁すると、
両開閉弁15,16はB位置に切り換えられるようにな
っている。両開閉弁15,16はB位置に切り換えられ
ると、それぞれ給排通路12及び排気経路12bを連通
する。
【0023】図2に示すように、前記エアシリンダ13
は筒状に形成されたケースとしてのシリンダチューブ2
0を備えている。シリンダチューブ20は図2の下端部
のみが開口し、その下端開口部の内周面には、シリンダ
チューブ20の内径よりも大径に形成された大径部20
aが形成されている。シリンダチューブ20内には受圧
体としてのピストン21が設けられ、ピストン21はシ
リンダチューブ20の軸線方向へ移動可能となってい
る。又、シリンダチューブ20内は、ピストン21によ
って第1の圧力室22aと第2の圧力室22bとに区画
されている。前記ピストン21には、下方へ向かって突
出するとともにシリンダチューブ20の軸線方向へ延び
るロッド23が設けられている。このロッド23の先端
部は、シリンダチューブ20の下端部からエアシリンダ
13の外部へ向かって突出している。
は筒状に形成されたケースとしてのシリンダチューブ2
0を備えている。シリンダチューブ20は図2の下端部
のみが開口し、その下端開口部の内周面には、シリンダ
チューブ20の内径よりも大径に形成された大径部20
aが形成されている。シリンダチューブ20内には受圧
体としてのピストン21が設けられ、ピストン21はシ
リンダチューブ20の軸線方向へ移動可能となってい
る。又、シリンダチューブ20内は、ピストン21によ
って第1の圧力室22aと第2の圧力室22bとに区画
されている。前記ピストン21には、下方へ向かって突
出するとともにシリンダチューブ20の軸線方向へ延び
るロッド23が設けられている。このロッド23の先端
部は、シリンダチューブ20の下端部からエアシリンダ
13の外部へ向かって突出している。
【0024】シリンダチューブ20には、第1の圧力室
22aに連通する第1の給排ポート24が形成され、第
1の給排ポート24には前記供給経路12a(図2には
図示せず)が接続されている。更に、シリンダチューブ
20には、第2の圧力室22bとシリンダチューブ20
の外部とを連通する第2の給排ポート25が形成されて
いる。第2の圧力室22b内にはバネ部材としてのコイ
ルスプリング26が設けられ、前記ロッド23はコイル
スプリング26の内側を貫通している。このコイルスプ
リング26の上端部はピストン21に当接している。
22aに連通する第1の給排ポート24が形成され、第
1の給排ポート24には前記供給経路12a(図2には
図示せず)が接続されている。更に、シリンダチューブ
20には、第2の圧力室22bとシリンダチューブ20
の外部とを連通する第2の給排ポート25が形成されて
いる。第2の圧力室22b内にはバネ部材としてのコイ
ルスプリング26が設けられ、前記ロッド23はコイル
スプリング26の内側を貫通している。このコイルスプ
リング26の上端部はピストン21に当接している。
【0025】コイルスプリング26の下側には第1の環
状板27が設けられ、第1の環状板27の外縁部はシリ
ンダチューブ20の大径部20aに嵌め込まれている。
この第1の環状板27には、コイルスプリング26の下
端部が当接している。又、第1の環状板27の中心部に
はロッド23よりも大径の貫通孔27aが形成され、ロ
ッド23は貫通孔27aを貫通している。第1の環状板
27の下側にはリング体28及び筒体29が設けられて
いる。リング体28はシリンダチューブ20の大径部2
0aに嵌め込まれ、筒体29はリング体28の内側に配
置されている。そして、ロッド23は筒体29を貫通
し、筒体29に対してシリンダチューブ20の軸線方向
へ移動可能となっている。又、筒体29の両端には小径
部29a,29bが設けられ、小径部29aは第1の環
状板27の貫通孔27aを貫通している。
状板27が設けられ、第1の環状板27の外縁部はシリ
ンダチューブ20の大径部20aに嵌め込まれている。
この第1の環状板27には、コイルスプリング26の下
端部が当接している。又、第1の環状板27の中心部に
はロッド23よりも大径の貫通孔27aが形成され、ロ
ッド23は貫通孔27aを貫通している。第1の環状板
27の下側にはリング体28及び筒体29が設けられて
いる。リング体28はシリンダチューブ20の大径部2
0aに嵌め込まれ、筒体29はリング体28の内側に配
置されている。そして、ロッド23は筒体29を貫通
し、筒体29に対してシリンダチューブ20の軸線方向
へ移動可能となっている。又、筒体29の両端には小径
部29a,29bが設けられ、小径部29aは第1の環
状板27の貫通孔27aを貫通している。
【0026】リング体28及び筒体29の下側には歪み
部材としての第2の環状板30が設けられ、第2の環状
板30の外縁部はシリンダチューブ20の大径部20a
に嵌め込まれている。この第2の環状板30及び前記コ
イルスプリング26によって弾性部材が構成されてい
る。第2の環状板30の中心部には貫通孔30aが形成
され、前記筒体29の小径部29b及びロッド23は貫
通孔30aを貫通している。又、第2の環状板30の上
面には、図3に示す四つの歪み抵抗素子31a〜31d
が設けられ、各歪み抵抗素子31a〜31dは貫通孔3
0aの軸線を中心にして90°間隔に配置されている。
図2に示すように、第2の環状板30の下側には締結リ
ング32が設けられ、締結リング32はシリンダチュー
ブ20の大径部20aに嵌め込まれいる。又、締結リン
グ32の上面には前記第2の環状板30が支持されてい
る。
部材としての第2の環状板30が設けられ、第2の環状
板30の外縁部はシリンダチューブ20の大径部20a
に嵌め込まれている。この第2の環状板30及び前記コ
イルスプリング26によって弾性部材が構成されてい
る。第2の環状板30の中心部には貫通孔30aが形成
され、前記筒体29の小径部29b及びロッド23は貫
通孔30aを貫通している。又、第2の環状板30の上
面には、図3に示す四つの歪み抵抗素子31a〜31d
が設けられ、各歪み抵抗素子31a〜31dは貫通孔3
0aの軸線を中心にして90°間隔に配置されている。
図2に示すように、第2の環状板30の下側には締結リ
ング32が設けられ、締結リング32はシリンダチュー
ブ20の大径部20aに嵌め込まれいる。又、締結リン
グ32の上面には前記第2の環状板30が支持されてい
る。
【0027】そして、ピストン21がシリンダチューブ
20の上端部に位置した状態において、第1の開閉弁1
5をB位置に切り換えるととともに、第2の開閉弁16
をA位置に切り換える。すると、エア供給源Pから供給
通路12、供給経路12aを介してエアシリンダ13の
第1の圧力室22aへエアが供給され、そのエアにより
ピストン21がコイルスプリング26の弾性力に抗して
ロッド23側へ移動される。又、第1の開閉弁15がA
位置に切り換えられるとともに、第2の開閉弁16がB
位置に切り換えられると、第1の圧力室22a内のエア
が供給経路12a及び排気経路12bを介して消音器S
へ排出される。その結果、ピストン21は、コイルスプ
リング26の弾性力によって図2の上方へ向かって移動
される。
20の上端部に位置した状態において、第1の開閉弁1
5をB位置に切り換えるととともに、第2の開閉弁16
をA位置に切り換える。すると、エア供給源Pから供給
通路12、供給経路12aを介してエアシリンダ13の
第1の圧力室22aへエアが供給され、そのエアにより
ピストン21がコイルスプリング26の弾性力に抗して
ロッド23側へ移動される。又、第1の開閉弁15がA
位置に切り換えられるとともに、第2の開閉弁16がB
位置に切り換えられると、第1の圧力室22a内のエア
が供給経路12a及び排気経路12bを介して消音器S
へ排出される。その結果、ピストン21は、コイルスプ
リング26の弾性力によって図2の上方へ向かって移動
される。
【0028】ピストン21がシリンダチューブ20の上
端部に位置した状態からロッド23側へ移動すると、コ
イルスプリング26は弾性変形する。そして、コイルス
プリング26の下端部は、同スプリング26自身の弾性
力により第1の環状板27、筒体29を介して第2の環
状板30を押圧し、その押圧力によって第1及び第2の
環状板27,30に歪みが発生する。コイルスプリング
26の弾性力はピストン21がロッド23側へ向かうほ
ど大きくなるため、ピストン21がロッド23側へ向か
うほど第2の環状板30に発生する歪みも大きくなる。
そして、各歪み抵抗素子31a〜31dは第2の環状板
30の歪みに伴って歪み、自身の歪みに基づいて電気抵
抗が変化する。即ち、各歪み抵抗素子31a〜31d
は、その電気抵抗がピストン21の位置に対応して変化
するようになっている。
端部に位置した状態からロッド23側へ移動すると、コ
イルスプリング26は弾性変形する。そして、コイルス
プリング26の下端部は、同スプリング26自身の弾性
力により第1の環状板27、筒体29を介して第2の環
状板30を押圧し、その押圧力によって第1及び第2の
環状板27,30に歪みが発生する。コイルスプリング
26の弾性力はピストン21がロッド23側へ向かうほ
ど大きくなるため、ピストン21がロッド23側へ向か
うほど第2の環状板30に発生する歪みも大きくなる。
そして、各歪み抵抗素子31a〜31dは第2の環状板
30の歪みに伴って歪み、自身の歪みに基づいて電気抵
抗が変化する。即ち、各歪み抵抗素子31a〜31d
は、その電気抵抗がピストン21の位置に対応して変化
するようになっている。
【0029】次に、上記エアシリンダの位置制御装置1
1の電気的構成を説明する。図1に示すように、エアシ
リンダの位置制御装置11には、コントローラ33、歪
み検出手段としての歪み検出装置34及び目標位置設定
手段としての目標位置設定装置35が設けられている。
そして、前記コントローラ33と第1及び第2の開閉弁
15,16とによって変位制御手段が構成されている。
前記歪み検出装置34及び目標位置設定装置35はコン
トローラ33の入力側に接続され、コントローラ33の
出力側には前記第1及び第2の開閉弁15,16が接続
されている。
1の電気的構成を説明する。図1に示すように、エアシ
リンダの位置制御装置11には、コントローラ33、歪
み検出手段としての歪み検出装置34及び目標位置設定
手段としての目標位置設定装置35が設けられている。
そして、前記コントローラ33と第1及び第2の開閉弁
15,16とによって変位制御手段が構成されている。
前記歪み検出装置34及び目標位置設定装置35はコン
トローラ33の入力側に接続され、コントローラ33の
出力側には前記第1及び第2の開閉弁15,16が接続
されている。
【0030】歪み検出装置34は、図4に示すように前
記歪み抵抗素子31a〜31dと、差動増幅回路34a
とを備え、歪み抵抗素子31a〜31dはブリッジを構
成するように配置された状態で差動増幅回路34aに接
続されている。そして、歪み抵抗素子31a〜31dは
ピストン21の位置に対応した電気抵抗となるため、差
動増幅回路34aはピストン21の位置に対応した検出
値としての電圧V1をコントローラ33へ出力するよう
になっている。又、歪み抵抗素子31a〜31dは第2
の環状板30に設けられているため、第2の環状板30
の歪みに伴って正確に電気抵抗が変化する。従って、差
動増幅回路34aはピストン21の位置に対応した正確
な電圧V1を出力する。更に、歪み抵抗素子31a〜3
1dはブリッジを構成するように配置されているため、
差動増幅回路34aは温度に影響されることなくピスト
ン21の位置に対応した正確な電圧V1を出力する。
記歪み抵抗素子31a〜31dと、差動増幅回路34a
とを備え、歪み抵抗素子31a〜31dはブリッジを構
成するように配置された状態で差動増幅回路34aに接
続されている。そして、歪み抵抗素子31a〜31dは
ピストン21の位置に対応した電気抵抗となるため、差
動増幅回路34aはピストン21の位置に対応した検出
値としての電圧V1をコントローラ33へ出力するよう
になっている。又、歪み抵抗素子31a〜31dは第2
の環状板30に設けられているため、第2の環状板30
の歪みに伴って正確に電気抵抗が変化する。従って、差
動増幅回路34aはピストン21の位置に対応した正確
な電圧V1を出力する。更に、歪み抵抗素子31a〜3
1dはブリッジを構成するように配置されているため、
差動増幅回路34aは温度に影響されることなくピスト
ン21の位置に対応した正確な電圧V1を出力する。
【0031】図1に示すように、目標位置設定装置35
は抵抗器35a及びブラシ35bを備え、ブラシ35は
図示しないダイヤルに連結されている。そして、ダイヤ
ルを回動操作するとブラシ35bが抵抗器35aに沿っ
て移動し、目標位置設定装置35は前記ダイヤルの回動
位置に対応した基準値としての基準電圧Vref1をコント
ローラ33へ出力するようになっている。従って、ピス
トン21を目標位置に位置させるには、その目標位置に
対応する基準電圧Vref1を目標位置設定装置35が出力
するように前記ダイヤルを回動操作する。この操作を作
業者が行うことによりピストン21の目標位置が設定さ
れるようになっている。
は抵抗器35a及びブラシ35bを備え、ブラシ35は
図示しないダイヤルに連結されている。そして、ダイヤ
ルを回動操作するとブラシ35bが抵抗器35aに沿っ
て移動し、目標位置設定装置35は前記ダイヤルの回動
位置に対応した基準値としての基準電圧Vref1をコント
ローラ33へ出力するようになっている。従って、ピス
トン21を目標位置に位置させるには、その目標位置に
対応する基準電圧Vref1を目標位置設定装置35が出力
するように前記ダイヤルを回動操作する。この操作を作
業者が行うことによりピストン21の目標位置が設定さ
れるようになっている。
【0032】コントローラ33は、歪み検出装置34か
らの電圧V1に基づいてピストン21の現在位置を検出
するとともに、目標位置設定装置35からの基準電圧V
ref1に基づいてピストン21の目標位置を検出するよう
になっている。そして、コントローラ33は、ピストン
21を目標位置に位置させるために電圧V1が基準電圧
Vref1と同じ値になるように、第1及び第2の開閉弁1
5,16を駆動制御する。即ち、コントローラ33は、
エアシリダ13の第1の圧力室22aに対して適宜エア
を給排し、電圧V1が基準電圧Vref1と同じ値になるよ
うにピストン21を移動させる。そして、電圧V1が基
準電圧Vref1と同じ値になると、ピストン21が目標位
置に位置するようになっている。
らの電圧V1に基づいてピストン21の現在位置を検出
するとともに、目標位置設定装置35からの基準電圧V
ref1に基づいてピストン21の目標位置を検出するよう
になっている。そして、コントローラ33は、ピストン
21を目標位置に位置させるために電圧V1が基準電圧
Vref1と同じ値になるように、第1及び第2の開閉弁1
5,16を駆動制御する。即ち、コントローラ33は、
エアシリダ13の第1の圧力室22aに対して適宜エア
を給排し、電圧V1が基準電圧Vref1と同じ値になるよ
うにピストン21を移動させる。そして、電圧V1が基
準電圧Vref1と同じ値になると、ピストン21が目標位
置に位置するようになっている。
【0033】次に、上記のように構成されたエアシリン
ダの位置制御装置11の作用を説明する。ピストン21
がロッド23側へ移動されると、コイルスプリング26
が弾性変形する。すると、コイルスプリング26の下端
部が、同スプリング26自身の弾性力によって第1の環
状板27及び筒体29を介して第2の環状板30を押圧
する。その結果、第2の環状板30がピストン21の位
置に対応して歪み、その歪みは歪み検出装置34によっ
て検出される。そして、歪み検出装置34は、検出した
歪みに対応した電圧V1をコントローラ33へ出力す
る。コントローラ33は、歪み検出装置34からの電圧
V1に基づいてピストン21の現在位置を検出する。
ダの位置制御装置11の作用を説明する。ピストン21
がロッド23側へ移動されると、コイルスプリング26
が弾性変形する。すると、コイルスプリング26の下端
部が、同スプリング26自身の弾性力によって第1の環
状板27及び筒体29を介して第2の環状板30を押圧
する。その結果、第2の環状板30がピストン21の位
置に対応して歪み、その歪みは歪み検出装置34によっ
て検出される。そして、歪み検出装置34は、検出した
歪みに対応した電圧V1をコントローラ33へ出力す
る。コントローラ33は、歪み検出装置34からの電圧
V1に基づいてピストン21の現在位置を検出する。
【0034】ピストン21を目標位置に位置させるに
は、目標位置設定装置35のダイヤルを回動操作して前
記目標位置を設定する。すると、目標位置設定装置35
は目標位置に対応する基準電圧Vref1をコントローラ3
3へ出力する。コントローラ33は、目標差圧設定装置
35からの基準電圧Vref1に基づいてピストン21の目
標位置を検出する。そして、コントローラ33は電圧V
1が基準電圧Vref1と同じ値になるように、エアシリン
ダ13の第1の圧力室22aに対して適宜エアを給排し
てピストン21を移動させる。そして、電圧V1が基準
電圧Vref1と同じ値になると、ピストン21が目標位置
に位置する。ピストン21が目標位置に位置した時、コ
ントローラ33は第1及び第2の開閉弁15,16をA
位置に切り換える。すると、エアシリンダ13の第1の
圧力室22aに対してエアが給排されなくなり、ピスト
ン21が目標位置で停止される。
は、目標位置設定装置35のダイヤルを回動操作して前
記目標位置を設定する。すると、目標位置設定装置35
は目標位置に対応する基準電圧Vref1をコントローラ3
3へ出力する。コントローラ33は、目標差圧設定装置
35からの基準電圧Vref1に基づいてピストン21の目
標位置を検出する。そして、コントローラ33は電圧V
1が基準電圧Vref1と同じ値になるように、エアシリン
ダ13の第1の圧力室22aに対して適宜エアを給排し
てピストン21を移動させる。そして、電圧V1が基準
電圧Vref1と同じ値になると、ピストン21が目標位置
に位置する。ピストン21が目標位置に位置した時、コ
ントローラ33は第1及び第2の開閉弁15,16をA
位置に切り換える。すると、エアシリンダ13の第1の
圧力室22aに対してエアが給排されなくなり、ピスト
ン21が目標位置で停止される。
【0035】以上詳述したように本実施形態では、ピス
トン21の移動に伴って弾性変形するコイルスプリング
16によって第2の環状板30を押圧し、その押圧力に
よって生じた第2の環状板30の歪みに基づいてピスト
ン21の位置を検出するようにした。そのため、エアシ
リンダ13のピストンストロークを適宜変更した場合で
も、変更したピストンストロークに対応する長さのコイ
ルスプリング26を設ければ、ピストン21の位置を確
実に検出することができる。従って、ポテンショメータ
の長さによってエアシリンダのピストンストロークが限
定されていた従来と異なり、エアシリンダ13のピスト
ンストロークを任意の値に設定することがでる。
トン21の移動に伴って弾性変形するコイルスプリング
16によって第2の環状板30を押圧し、その押圧力に
よって生じた第2の環状板30の歪みに基づいてピスト
ン21の位置を検出するようにした。そのため、エアシ
リンダ13のピストンストロークを適宜変更した場合で
も、変更したピストンストロークに対応する長さのコイ
ルスプリング26を設ければ、ピストン21の位置を確
実に検出することができる。従って、ポテンショメータ
の長さによってエアシリンダのピストンストロークが限
定されていた従来と異なり、エアシリンダ13のピスト
ンストロークを任意の値に設定することがでる。
【0036】又、本実施形態では、コイルスプリング2
6、第1の環状板27、リング体28、筒体29及び第
2の環状板30を設けたため、ポテンショメータをエア
シリンダの外部に設けていた従来と異なり、エアシリン
ダ13を小型化することができる。従って、エアシリン
ダ13を設置場所等に限定されることなく設置すること
ができる。
6、第1の環状板27、リング体28、筒体29及び第
2の環状板30を設けたため、ポテンショメータをエア
シリンダの外部に設けていた従来と異なり、エアシリン
ダ13を小型化することができる。従って、エアシリン
ダ13を設置場所等に限定されることなく設置すること
ができる。
【0037】更に、コイルスプリング26はその弾性力
がピストン21の移動に伴って大きく変化するため、コ
イルスプリング26の弾性力によって生じる第2の環状
板30の歪みも大きく変化する。その結果、歪み検出装
置34が第2の環状板30の歪みを正確且つ確実に検出
することができるようになる。従って、コントローラ3
3は、歪み検出装置34が出力する電圧V1に基づいて
ピストン21の位置を正確且つ確実に検出することがで
きる。
がピストン21の移動に伴って大きく変化するため、コ
イルスプリング26の弾性力によって生じる第2の環状
板30の歪みも大きく変化する。その結果、歪み検出装
置34が第2の環状板30の歪みを正確且つ確実に検出
することができるようになる。従って、コントローラ3
3は、歪み検出装置34が出力する電圧V1に基づいて
ピストン21の位置を正確且つ確実に検出することがで
きる。
【0038】又、本実施形態では、ピストン21の目標
位置を設定するための目標位置設定装置35を設け、そ
の目標位置設定装置35が前記目標位置に対応する基準
電圧Vref1を出力するようにした。そして、歪み検出装
置34からの電圧V1が目標位置設定装置35からの基
準電圧Vref1と同じ値になるように、ピストン21を移
動制御するようにした。従って、ピストン21を正確且
つ確実に所望の位置へ移動させることができる。
位置を設定するための目標位置設定装置35を設け、そ
の目標位置設定装置35が前記目標位置に対応する基準
電圧Vref1を出力するようにした。そして、歪み検出装
置34からの電圧V1が目標位置設定装置35からの基
準電圧Vref1と同じ値になるように、ピストン21を移
動制御するようにした。従って、ピストン21を正確且
つ確実に所望の位置へ移動させることができる。
【0039】更に、本実施形態では、歪み抵抗素子31
a〜31dが第2の環状板30に設けられているため、
その第2の環状板30の歪みに対応して正確に歪み抵抗
素子31a〜31dの電気抵抗が変化する。その結果、
歪み検出装置34は歪み抵抗素子31a〜31dの電気
抵抗に基づいて、ピストン21の位置に対応した正確な
検出値V1を出力するため、その検出値V1に基づいて
ピストン21の位置を正確且つ確実に検出することがで
きる。
a〜31dが第2の環状板30に設けられているため、
その第2の環状板30の歪みに対応して正確に歪み抵抗
素子31a〜31dの電気抵抗が変化する。その結果、
歪み検出装置34は歪み抵抗素子31a〜31dの電気
抵抗に基づいて、ピストン21の位置に対応した正確な
検出値V1を出力するため、その検出値V1に基づいて
ピストン21の位置を正確且つ確実に検出することがで
きる。
【0040】又、歪み抵抗素子31a〜31dはブリッ
ジを構成するように配置さているため、歪み検出装置3
4は温度に影響されることなく正確にピストン21の位
置に対応した電圧V1を出力する。従って、ピストン2
1の位置を温度に影響されることなく正確且つ確実に検
出することができる。
ジを構成するように配置さているため、歪み検出装置3
4は温度に影響されることなく正確にピストン21の位
置に対応した電圧V1を出力する。従って、ピストン2
1の位置を温度に影響されることなく正確且つ確実に検
出することができる。
【0041】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)本実施形態において、コイルスプリング26及び
第2の環状板30をシリンダチューブ20の外部に設け
る。そして、コイルスプリング26がピストン21の移
動に伴って弾性変形し、第2の環状板30を押圧するよ
うに構成してもよい。この場合も、エアシリンダ13の
ピストンストロークを任意の値に設定することができ
る。
て具体化することもできる。 (1)本実施形態において、コイルスプリング26及び
第2の環状板30をシリンダチューブ20の外部に設け
る。そして、コイルスプリング26がピストン21の移
動に伴って弾性変形し、第2の環状板30を押圧するよ
うに構成してもよい。この場合も、エアシリンダ13の
ピストンストロークを任意の値に設定することができ
る。
【0042】(2)本実施形態において、コイルスプリ
ング26及び第2の環状板30に代えて例えばゴム材等
を弾性部材として設ける。そして、ピストン21の移動
に伴ってゴム材が歪むように構成し、そのゴム材の歪み
に基づいてピストン21の位置を検出するようにしても
よい。この場合も上記実施形態と同様の効果がある。
ング26及び第2の環状板30に代えて例えばゴム材等
を弾性部材として設ける。そして、ピストン21の移動
に伴ってゴム材が歪むように構成し、そのゴム材の歪み
に基づいてピストン21の位置を検出するようにしても
よい。この場合も上記実施形態と同様の効果がある。
【0043】(3)本実施形態では、四つの歪み抵抗素
子31a〜31dを設けたが、その数を適宜変更しても
よい。この場合においても上記実施形態と同様の効果が
ある。
子31a〜31dを設けたが、その数を適宜変更しても
よい。この場合においても上記実施形態と同様の効果が
ある。
【0044】(4)本実施形態では、エアシリンダの位
置制御装置11に本発明を具体化したが、油圧シリンダ
等その他の流体圧シリンダの位置制御装置11に本発明
を具体化してもよい。この場合も上記実施形態と同様の
効果がある。
置制御装置11に本発明を具体化したが、油圧シリンダ
等その他の流体圧シリンダの位置制御装置11に本発明
を具体化してもよい。この場合も上記実施形態と同様の
効果がある。
【0045】(5)本実施形態において、歪み抵抗素子
31a〜31dはブリッジを構成するように配置されて
いなくてもよい。この場合、歪み検出装置34の構成を
簡略化することができる。
31a〜31dはブリッジを構成するように配置されて
いなくてもよい。この場合、歪み検出装置34の構成を
簡略化することができる。
【0046】(6)本実施形態において、ピストン21
に代えてシリンダチューブ20内にベローズやダイヤフ
ラム等の受圧体を固着する。更に、そのベローズやダイ
ヤフラムにロッド23を連結するとともに、コイルスプ
リング26を当接させる。そして、第1の圧力室22a
に対しエアを給排してベローズやダイヤフラムを変形さ
せ、その変形によってロッド23を移動させるとともに
コイルスプリング26を弾性変形させるようにしてもよ
い。この場合、ベローズやダイヤフラムとコイルスプリ
ング26との間にバネ座を設けるとよい。このように構
成しても上記実施形態と同様の効果がある。
に代えてシリンダチューブ20内にベローズやダイヤフ
ラム等の受圧体を固着する。更に、そのベローズやダイ
ヤフラムにロッド23を連結するとともに、コイルスプ
リング26を当接させる。そして、第1の圧力室22a
に対しエアを給排してベローズやダイヤフラムを変形さ
せ、その変形によってロッド23を移動させるとともに
コイルスプリング26を弾性変形させるようにしてもよ
い。この場合、ベローズやダイヤフラムとコイルスプリ
ング26との間にバネ座を設けるとよい。このように構
成しても上記実施形態と同様の効果がある。
【0047】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (1)請求項5記載の位置制御装置において、弾性部材
はケース内に設けられている位置制御装置。この場合、
装置を小型化することができる。
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (1)請求項5記載の位置制御装置において、弾性部材
はケース内に設けられている位置制御装置。この場合、
装置を小型化することができる。
【0048】(2)上記(1)に記載の位置制御装置に
おいて、弾性部材はケース内に固定された歪み部材と、
前記歪み部材と受圧体との間に設けられ、その歪み部材
及び受圧体に連結されるとともに受圧体の移動方向へ弾
性変形可能なバネ部材とから構成され、歪み検出手段は
弾性変位したバネ部材の弾性力にによって歪み部材に生
じる歪みを検出するものである位置制御装置。この場
合、受圧体の位置を正確且つ確実に検出することができ
る。
おいて、弾性部材はケース内に固定された歪み部材と、
前記歪み部材と受圧体との間に設けられ、その歪み部材
及び受圧体に連結されるとともに受圧体の移動方向へ弾
性変形可能なバネ部材とから構成され、歪み検出手段は
弾性変位したバネ部材の弾性力にによって歪み部材に生
じる歪みを検出するものである位置制御装置。この場
合、受圧体の位置を正確且つ確実に検出することができ
る。
【0049】(3)請求項5、上記(1)及び(2)の
いずれかに記載の位置制御装置において、歪み検出手段
は、弾性部材に付着されて同弾性部材の歪みに対応して
電気抵抗が変化する歪み抵抗素子を備え、その歪み抵抗
素子の電気抵抗変化に基づいて弾性部材の歪みに対応し
た検出値を出力するものである位置制御装置。この場
合、受圧体の位置を正確且つ確実に検出することができ
る。
いずれかに記載の位置制御装置において、歪み検出手段
は、弾性部材に付着されて同弾性部材の歪みに対応して
電気抵抗が変化する歪み抵抗素子を備え、その歪み抵抗
素子の電気抵抗変化に基づいて弾性部材の歪みに対応し
た検出値を出力するものである位置制御装置。この場
合、受圧体の位置を正確且つ確実に検出することができ
る。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、受圧体の変位
ストロークに対応した長さの弾性部材を設けることによ
り、受圧体の変位ストロークを任意の値に設定すること
ができる。
ストロークに対応した長さの弾性部材を設けることによ
り、受圧体の変位ストロークを任意の値に設定すること
ができる。
【0051】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、弾性部材がケース内に設けられてい
るため、装置を小型化することができる。請求項3記載
の発明では、請求項2記載の発明の効果に加え、受圧体
の変位に基づいて弾性変形するバネ部材の弾性力によっ
て歪み部材に歪みが発生するため、受圧体の変位に対応
する歪み部材の歪み変化が大きくなる。その結果、歪み
検出手段が歪み部材の歪みを正確且つ確実に検出するこ
とができるようになる。従って、歪み検出手段が出力す
る検出値に基づいて、受圧体の位置を正確且つ確実に検
出することができる。
発明の効果に加え、弾性部材がケース内に設けられてい
るため、装置を小型化することができる。請求項3記載
の発明では、請求項2記載の発明の効果に加え、受圧体
の変位に基づいて弾性変形するバネ部材の弾性力によっ
て歪み部材に歪みが発生するため、受圧体の変位に対応
する歪み部材の歪み変化が大きくなる。その結果、歪み
検出手段が歪み部材の歪みを正確且つ確実に検出するこ
とができるようになる。従って、歪み検出手段が出力す
る検出値に基づいて、受圧体の位置を正確且つ確実に検
出することができる。
【0052】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明の効果に加え、歪み抵抗素子は弾
性部材に付着されているため、弾性部材の歪み量に基づ
いて正確に電気抵抗が変化する。従って、歪み検出手段
は、歪み抵抗素子の電気抵抗に基づいて弾性部材の歪み
に対応した正確な検出値を出力するため、受圧体の位置
を正確且つ確実に検出することができる。
いずれかに記載の発明の効果に加え、歪み抵抗素子は弾
性部材に付着されているため、弾性部材の歪み量に基づ
いて正確に電気抵抗が変化する。従って、歪み検出手段
は、歪み抵抗素子の電気抵抗に基づいて弾性部材の歪み
に対応した正確な検出値を出力するため、受圧体の位置
を正確且つ確実に検出することができる。
【0053】請求項5記載の発明では、歪み検出手段か
らの検出値が、目標位置設定手段からの基準値と同じ値
になるように受圧体が変位されるため、受圧体を正確且
つ確実に所望の位置に位置させることができる。
らの検出値が、目標位置設定手段からの基準値と同じ値
になるように受圧体が変位されるため、受圧体を正確且
つ確実に所望の位置に位置させることができる。
【図1】本実施形態のエアシリンダの位置制御装置を示
す概略図。
す概略図。
【図2】エアシリンダを示す断面図。
【図3】第2の環状板を示す平面図。
【図4】歪み検出装置を示す電気回路図
【図5】従来のシリンダの位置制御装置を示す概略図。
【図6】従来のシリンダ及びポテンショメータを示す断
面図。
面図。
11…エアシリンダの位置制御装置、15,16…変位
制御手段としての第1及び第2の開閉弁、20…ケース
としてのシリンダチューブ、21…受圧体としてのピス
トン、22a,22b…第1及び第2の圧力室、26…
弾性部材及びバネ部材としてのコイルスプリング、30
…弾性部材及び歪み部材としての第2の環状板、31a
〜31d…歪み抵抗素子、33…変位制御手段としての
コントローラ、34…歪み検出手段としての歪み検出装
置、35…目標位置設定手段としての目標位置設定装
置、V1…検出値としての電圧、Vref1…基準値として
の基準電圧。
制御手段としての第1及び第2の開閉弁、20…ケース
としてのシリンダチューブ、21…受圧体としてのピス
トン、22a,22b…第1及び第2の圧力室、26…
弾性部材及びバネ部材としてのコイルスプリング、30
…弾性部材及び歪み部材としての第2の環状板、31a
〜31d…歪み抵抗素子、33…変位制御手段としての
コントローラ、34…歪み検出手段としての歪み検出装
置、35…目標位置設定手段としての目標位置設定装
置、V1…検出値としての電圧、Vref1…基準値として
の基準電圧。
Claims (5)
- 【請求項1】 ケース(20)内に受圧体(21)を設
けて前記受圧体(21)とケース(20)とによって圧
力室(22a,22b)を区画形成し、前記圧力室(2
2a,22b)に対し流体を給排して前記受圧体(2
1)を変位させ、その変位する受圧体(21)の位置を
検出するようにした位置検出装置において、 前記受圧
体(21)の変位に伴って歪みが生じる弾性部材(2
6,30)を設け、更に前記受圧体(21)の移動によ
って生じた弾性部材(26,30)の歪みを検出し、そ
の検出した歪みに対応する検出値(V1)を出力する歪
み検出手段(34)を設け、前記歪み検出手段(34)
が出力した検出値(V1)に基づいて受圧体(21)の
位置を検出する位置検出装置。 - 【請求項2】 前記弾性部材(26,30)はケース
(20)内に設けられている請求項1記載の位置検出装
置。 - 【請求項3】 前記弾性部材(26,30)はケース
(20)内に固定された歪み部材(30)と、 前記歪み部材(30)と受圧体(21)との間に設けら
れ、その歪み部材(30)及び受圧体(21)に連結さ
れるとともに受圧体(21)の変位方向へ弾性変形可能
なバネ部材(26)とから構成され、 歪み検出手段(34)は弾性変形したバネ部材(26)
の弾性力によって歪み部材(30)に生じる歪みを検出
するものである請求項2記載の位置検出装置。 - 【請求項4】 前記歪み検出手段(34)は、弾性部材
(26,30)に付着されて同弾性部材(26,30)
の歪みに対応して電気抵抗が変化する歪み抵抗素子(3
1a〜31d)を備え、その歪み抵抗素子(31a〜3
1d)の電気抵抗変化に基づいて弾性部材(26,3
0)の歪みに対応した検出値(V1)を出力するもので
ある請求項1〜3のいずれかに記載の位置検出装置。 - 【請求項5】 ケース(20)内に受圧体(21)を設
けて前記受圧体(21)とケース(20)とによって圧
力室(22a,22b)を区画形成し、その圧力室(2
2a,22b)に対し流体を給排することにより、前記
受圧体(21)を所定の位置へ変位させるようにした位
置制御装置において、 前記受圧体(21)の変位に伴って歪みが生じる弾性部
材(26,30)と、 前記弾性部材(26,30)の歪みを検出し、その検出
した歪みに対応する検出値(V1)を出力する歪み検出
手段(34)と、 前記受圧体(21)の目標位置を設定し、その目標位置
に対応する基準値(Vref1)を出力する目標位置設定手
段(35)と、 前記歪み検出手段(34)から出力された検出値(V
1)が、目標位置設定手段(35)から出力された基準
値(Vref1)と同じ値になるように受圧体(21)を変
位させる変位制御手段(15,16,33)とを備えた
位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17911795A JPH0925910A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 位置検出装置及び位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17911795A JPH0925910A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 位置検出装置及び位置制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925910A true JPH0925910A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16060314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17911795A Pending JPH0925910A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 位置検出装置及び位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0925910A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009185922A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 液圧シリンダの制御装置 |
DE102022108282A1 (de) | 2022-04-06 | 2023-10-12 | Weber-Hydraulik Gmbh | Zylinderkolbenvorrichtung mit Wegmessvorrichtung |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP17911795A patent/JPH0925910A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009185922A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 液圧シリンダの制御装置 |
DE102022108282A1 (de) | 2022-04-06 | 2023-10-12 | Weber-Hydraulik Gmbh | Zylinderkolbenvorrichtung mit Wegmessvorrichtung |
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