JPH09258909A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH09258909A JPH09258909A JP8068746A JP6874696A JPH09258909A JP H09258909 A JPH09258909 A JP H09258909A JP 8068746 A JP8068746 A JP 8068746A JP 6874696 A JP6874696 A JP 6874696A JP H09258909 A JPH09258909 A JP H09258909A
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- Japan
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- file
- recording
- hard disk
- management information
- cpu
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コスト面の負担をかけずにリードライト動作
の高速な記憶装置を提供する。 【解決手段】 CPU400は、インターフェースユニ
ット300を介し、外部からファイルの読み出し要求が
あるか否かを判断し、読み出し要求があれば、半導体メ
モリ制御部800に指示して、半導体メモリ装置700
のディレクトリから読み出すべきディレクトリエントリ
を検索させる。そして、該ディレクトリエントリから最
初のHDD番号および最初のクラスタ番号を読み込み、
該番号をハードディスク制御部600に送って、該当す
るHDD番号のハードディスク装置500の該当するク
ラスタ番号からのデータの読み出しを指示する。
の高速な記憶装置を提供する。 【解決手段】 CPU400は、インターフェースユニ
ット300を介し、外部からファイルの読み出し要求が
あるか否かを判断し、読み出し要求があれば、半導体メ
モリ制御部800に指示して、半導体メモリ装置700
のディレクトリから読み出すべきディレクトリエントリ
を検索させる。そして、該ディレクトリエントリから最
初のHDD番号および最初のクラスタ番号を読み込み、
該番号をハードディスク制御部600に送って、該当す
るHDD番号のハードディスク装置500の該当するク
ラスタ番号からのデータの読み出しを指示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば多数のハードディスク装置
を備えるアレイ型記録装置においては、ファイルもその
管理情報も各ハードディスク装置に格納されており、デ
ータの読出し、書き込み速度はハードディスク装置のア
クセス速度次第であった。
を備えるアレイ型記録装置においては、ファイルもその
管理情報も各ハードディスク装置に格納されており、デ
ータの読出し、書き込み速度はハードディスク装置のア
クセス速度次第であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、アレイ型記
録装置のデータの読出し、書き込み速度を向上させるに
は、ハードディスク装置よりもアクセス速度が高い記録
装置(例えば半導体メモリ装置)を使用すればよいので
あるが、コスト対記録容量(コストパフォーマンス)を
考慮すると、ハードディスク装置に代えて半導体メモリ
装置を使用するのは、特別な場合以外には引き合わなか
った。
録装置のデータの読出し、書き込み速度を向上させるに
は、ハードディスク装置よりもアクセス速度が高い記録
装置(例えば半導体メモリ装置)を使用すればよいので
あるが、コスト対記録容量(コストパフォーマンス)を
考慮すると、ハードディスク装置に代えて半導体メモリ
装置を使用するのは、特別な場合以外には引き合わなか
った。
【0004】そこで、ハードディスク装置の利点(大容
量で安価)を生かしたままで、データの読出し、書き込
み速度を向上させることが求められていた。なお、この
ような価格の上昇を伴わずにデータの読出し、書き込み
速度を向上させることは、アレイ型記録装置以外の記録
装置においても求められていた。
量で安価)を生かしたままで、データの読出し、書き込
み速度を向上させることが求められていた。なお、この
ような価格の上昇を伴わずにデータの読出し、書き込み
速度を向上させることは、アレイ型記録装置以外の記録
装置においても求められていた。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、コスト面での負担は少なくてリ
ードライト動作の高速な記録装置を提供することにあ
る。
になされたものであり、コスト面での負担は少なくてリ
ードライト動作の高速な記録装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の記録装置を採用できる。
この記録装置では、ファイル記録手段がファイルを記録
し、管理情報記録手段はファイル記録手段に記録されて
いるファイルの管理情報を記録する。
の手段として、請求項1記載の記録装置を採用できる。
この記録装置では、ファイル記録手段がファイルを記録
し、管理情報記録手段はファイル記録手段に記録されて
いるファイルの管理情報を記録する。
【0007】管理手段は、管理情報記録手段から読出さ
れる管理情報に基づいてファイル記録手段に記録されて
いるファイルを読出す。例えばDOS(Disk Op
erating System)と呼ばれているシステ
ムのファイルの取り扱い方法では ファイルの読出しに
当たっては、管理手段は、まず管理情報記録手段から管
理情報を読出し、そこに記録されているFAT(Fil
e Allocation Table)とディレクト
リに基づいて、ファイル記録手段から該当のファイルを
読出す。
れる管理情報に基づいてファイル記録手段に記録されて
いるファイルを読出す。例えばDOS(Disk Op
erating System)と呼ばれているシステ
ムのファイルの取り扱い方法では ファイルの読出しに
当たっては、管理手段は、まず管理情報記録手段から管
理情報を読出し、そこに記録されているFAT(Fil
e Allocation Table)とディレクト
リに基づいて、ファイル記録手段から該当のファイルを
読出す。
【0008】このように、ファイルの読出し時には管理
情報記録手段にアクセスする必要があるが、この管理情
報記録手段は、ファイル記録手段よりもアクセス速度が
高速であるから、ファイル記録手段またはファイル記録
手段とアクセス速度が同等の記録手段に管理情報を記録
しておく場合と比較すれば、読出しの高速化が図れる。
情報記録手段にアクセスする必要があるが、この管理情
報記録手段は、ファイル記録手段よりもアクセス速度が
高速であるから、ファイル記録手段またはファイル記録
手段とアクセス速度が同等の記録手段に管理情報を記録
しておく場合と比較すれば、読出しの高速化が図れる。
【0009】また、請求項2記載の記録装置において
は、管理手段は、ファイル記録手段にファイルを記録さ
せ該記録させたファイルの管理情報を管理情報記録手段
に記録させる。つまり、ファイルの書き込みができる。
このファイルの書き込みに当たっては、管理手段は、ま
ず管理情報操作手段に管理情報を読出させ、書き込もう
とするファイル分の空き容量がファイル記録手段にある
ことをFATに基づいて確認してから、ファイル記録手
段にファイルを記録させる。その後、管理手段は、ファ
イル記録手段に記録させたファイルの管理情報を管理情
報記録手段に記録させる。
は、管理手段は、ファイル記録手段にファイルを記録さ
せ該記録させたファイルの管理情報を管理情報記録手段
に記録させる。つまり、ファイルの書き込みができる。
このファイルの書き込みに当たっては、管理手段は、ま
ず管理情報操作手段に管理情報を読出させ、書き込もう
とするファイル分の空き容量がファイル記録手段にある
ことをFATに基づいて確認してから、ファイル記録手
段にファイルを記録させる。その後、管理手段は、ファ
イル記録手段に記録させたファイルの管理情報を管理情
報記録手段に記録させる。
【0010】このように、ファイルの書き込み時も管理
情報記録手段にアクセスする必要があるが、ファイルの
記録時と同様に、ファイル記録手段またはファイル記録
手段とアクセス速度が同等の記録手段に管理情報を記録
する場合と比較すれば、記録操作(書き込み)の高速化
が図れる。
情報記録手段にアクセスする必要があるが、ファイルの
記録時と同様に、ファイル記録手段またはファイル記録
手段とアクセス速度が同等の記録手段に管理情報を記録
する場合と比較すれば、記録操作(書き込み)の高速化
が図れる。
【0011】そして、請求項3記載のように、記録手段
を複数とすれば、記録装置の記憶容量を大きくできる。
この際に、RAID(redundant array
sof inexpensive disks)システ
ムを採用すれば、記録、読出しの高速化とデータ保持の
信頼度を向上させることができる。
を複数とすれば、記録装置の記憶容量を大きくできる。
この際に、RAID(redundant array
sof inexpensive disks)システ
ムを採用すれば、記録、読出しの高速化とデータ保持の
信頼度を向上させることができる。
【0012】また、請求項4記載のように、ファイル記
録手段として、回転ディスクを記録媒体とするもの例え
ばハードディスク装置を採用すれば、記録媒体の信頼性
やコスト面で有利である。この場合、請求項5記載のよ
うに、管理情報記録手段として半導体メモリを記録媒体
とするものを採用すると、本発明の効果を向上させるこ
とができる。
録手段として、回転ディスクを記録媒体とするもの例え
ばハードディスク装置を採用すれば、記録媒体の信頼性
やコスト面で有利である。この場合、請求項5記載のよ
うに、管理情報記録手段として半導体メモリを記録媒体
とするものを採用すると、本発明の効果を向上させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な具体例につ
いて図面を参照して説明し、発明の実施の形態の説明と
する。
いて図面を参照して説明し、発明の実施の形態の説明と
する。
【0014】
【具体例】図1に示すように、本発明の記録装置に該当
するアレイ型記録装置10は、アレイ型記録装置10の
動作を制御するソフトウェアが格納されているROM1
00、ROM100に格納されているソフトウェアを実
行するCPU400、CPU400がソフトウェアを実
行する際のワークエリアとなるRAM200、外部機器
例えばサーバとの情報の送受を行うインタフェースユニ
ット(I/Fユニット)300、ファイル記録手段とし
ての複数のハードディスク装置(HDD)500、ハー
ドディスク装置500を制御するためのハードディスク
制御部(HDD制御部)600、管理情報記録手段とし
ての半導体メモリ装置700、CPU400の指示に応
じて半導体メモリ装置700を制御するための半導体メ
モリ制御部800から構成されている。
するアレイ型記録装置10は、アレイ型記録装置10の
動作を制御するソフトウェアが格納されているROM1
00、ROM100に格納されているソフトウェアを実
行するCPU400、CPU400がソフトウェアを実
行する際のワークエリアとなるRAM200、外部機器
例えばサーバとの情報の送受を行うインタフェースユニ
ット(I/Fユニット)300、ファイル記録手段とし
ての複数のハードディスク装置(HDD)500、ハー
ドディスク装置500を制御するためのハードディスク
制御部(HDD制御部)600、管理情報記録手段とし
ての半導体メモリ装置700、CPU400の指示に応
じて半導体メモリ装置700を制御するための半導体メ
モリ制御部800から構成されている。
【0015】ハードディスク制御部600は、CPU4
00の指示にしたがって、ハードディスク装置500へ
のデータの書込みと読出しに関わる処理を実行するもの
である。例えば、CPU400から書込み要求がある
と、CPU400から送られてくるデータを、CPU4
00からの指示に応じて各ハードディスク装置500に
転送して記録させ、CPU400から読出し要求がある
と、CPU400から指示されるハードディスク装置5
00にデータの送出を要求し、送出されるデータをCP
U400に転送する等の処理を実行する。
00の指示にしたがって、ハードディスク装置500へ
のデータの書込みと読出しに関わる処理を実行するもの
である。例えば、CPU400から書込み要求がある
と、CPU400から送られてくるデータを、CPU4
00からの指示に応じて各ハードディスク装置500に
転送して記録させ、CPU400から読出し要求がある
と、CPU400から指示されるハードディスク装置5
00にデータの送出を要求し、送出されるデータをCP
U400に転送する等の処理を実行する。
【0016】また、半導体メモリ制御部800は、CP
U400から書込み要求があると、CPU400から送
られてくるデータを半導体メモリ装置700に転送して
記録させ、CPU400から読出し要求があると、半導
体メモリ装置700にデータの送出を要求し、半導体メ
モリ装置700から送出されるデータをCPU400に
転送する等、CPU400と半導体メモリ装置700と
の間のデータの送受に関する処理を行う。
U400から書込み要求があると、CPU400から送
られてくるデータを半導体メモリ装置700に転送して
記録させ、CPU400から読出し要求があると、半導
体メモリ装置700にデータの送出を要求し、半導体メ
モリ装置700から送出されるデータをCPU400に
転送する等、CPU400と半導体メモリ装置700と
の間のデータの送受に関する処理を行う。
【0017】つまり、CPU400は、半導体メモリ制
御部800と協同して請求項1記載の管理手段として機
能し、ハードディスク制御部600と協同することによ
って請求項2記載の管理手段として機能する。次に、図
2を参照して本具体例におけるファイルの管理について
説明する。
御部800と協同して請求項1記載の管理手段として機
能し、ハードディスク制御部600と協同することによ
って請求項2記載の管理手段として機能する。次に、図
2を参照して本具体例におけるファイルの管理について
説明する。
【0018】例えばDOS(Disk Operati
ng System)と呼ばれているシステムのファイ
ルの取り扱い方法では、ファイル1件毎にファイルのア
ドレスを示すFAT(File Allocation
Table)とディレクトリとからなる管理情報が作
られる。
ng System)と呼ばれているシステムのファイ
ルの取り扱い方法では、ファイル1件毎にファイルのア
ドレスを示すFAT(File Allocation
Table)とディレクトリとからなる管理情報が作
られる。
【0019】本具体例は、FATとディレクトリを含め
た管理情報を半導体メモリ装置700に記録し、ファイ
ル自体はハードディスク装置500に記録する構成であ
り、管理情報およびファイルはクラスタ単位で記録され
る。クラスタは、データ保存の際の基本的な分割サイズ
であり、例えばハードディスクにおいては、図3に示さ
れるように、ディスクの面を一定の大きさに分割したも
のがこれに当たる。通常、クラスタのサイズは1、2あ
るいは4Kバイトである。
た管理情報を半導体メモリ装置700に記録し、ファイ
ル自体はハードディスク装置500に記録する構成であ
り、管理情報およびファイルはクラスタ単位で記録され
る。クラスタは、データ保存の際の基本的な分割サイズ
であり、例えばハードディスクにおいては、図3に示さ
れるように、ディスクの面を一定の大きさに分割したも
のがこれに当たる。通常、クラスタのサイズは1、2あ
るいは4Kバイトである。
【0020】図4に示すように、ディレクトリにはファ
イル名、ファイルの最初のハードディスク装置500
(最初のデータが記録されているクラスタを持つハード
ディスク装置500)のHDD番号、最初のクラスタ番
号及びファイルサイズ等、そのファイルに関する情報が
あり、本具体例では半導体メモリ装置700に格納され
ている。
イル名、ファイルの最初のハードディスク装置500
(最初のデータが記録されているクラスタを持つハード
ディスク装置500)のHDD番号、最初のクラスタ番
号及びファイルサイズ等、そのファイルに関する情報が
あり、本具体例では半導体メモリ装置700に格納され
ている。
【0021】また図5に示すように、FATには存在す
るクラスタ分のテーブルがあり、各テーブル中にはその
クラスタに連続する次のクラスタエントリと、次のクラ
スタが存在するHDD番号が格納されている。そのクラ
スタがファイルの最後のクラスタである場合は、例えば
次のクラスタエントリとしてFFFF等の他の数値と識
別可能な値が格納される。
るクラスタ分のテーブルがあり、各テーブル中にはその
クラスタに連続する次のクラスタエントリと、次のクラ
スタが存在するHDD番号が格納されている。そのクラ
スタがファイルの最後のクラスタである場合は、例えば
次のクラスタエントリとしてFFFF等の他の数値と識
別可能な値が格納される。
【0022】次に、このようなディレクトリおよびFA
Tを使用してのファイルの検索処理の流れについて概要
を説明する。まず、file Aの場合、ディレクトリ
より、HDD番号0のクラスタ番号0000が指定され
ているので、HDD番号0のハードディスク装置500
のクラスタ番号0000にアクセスし最初のデータとす
る。続いてHDD番号0、クラスタ番号0000に対応
するFATを参照する。そこにはHDD番号0、クラス
タ番号0001が次のクラスタエントリとして示されて
いるのでHDD番号0、クラスタ番号0001にアクセ
スし、次のデータとする。HDD番号0、クラスタ番号
0001に相当するFATにはFFFFという最後のク
ラスタであることを示す情報が格納されているので、そ
こで検索処理を終了する。結局ここではHDD番号0、
クラスタ番号0000とHDD番号0、クラスタ番号0
001のデータをfile Aの内容とする。
Tを使用してのファイルの検索処理の流れについて概要
を説明する。まず、file Aの場合、ディレクトリ
より、HDD番号0のクラスタ番号0000が指定され
ているので、HDD番号0のハードディスク装置500
のクラスタ番号0000にアクセスし最初のデータとす
る。続いてHDD番号0、クラスタ番号0000に対応
するFATを参照する。そこにはHDD番号0、クラス
タ番号0001が次のクラスタエントリとして示されて
いるのでHDD番号0、クラスタ番号0001にアクセ
スし、次のデータとする。HDD番号0、クラスタ番号
0001に相当するFATにはFFFFという最後のク
ラスタであることを示す情報が格納されているので、そ
こで検索処理を終了する。結局ここではHDD番号0、
クラスタ番号0000とHDD番号0、クラスタ番号0
001のデータをfile Aの内容とする。
【0023】同様にfile Bに関して検索すると、
まずHDD番号1のクラスタ番号0000、次にHDD
番号1のクラスタ番号0001、HDD番号0のクラス
タ番号0002、そして最後にHDD番号1のクラスタ
番号0003の順にアクセスして終了する。
まずHDD番号1のクラスタ番号0000、次にHDD
番号1のクラスタ番号0001、HDD番号0のクラス
タ番号0002、そして最後にHDD番号1のクラスタ
番号0003の順にアクセスして終了する。
【0024】次に、アレイ型記録装置10のCPU40
0が所定のタイミングで繰り返し実行するファイル読出
しルーチンの処理にしたがって、アレイ型記録装置10
におけるファイルの読出しの動作について説明する。図
6に示すように、ファイル読出しルーチンでは、CPU
400は、まずインタフェースユニット300を介して
外部からファイルの読出し要求があるか否かを判断し
(ステップ10、以下ステップをSと記す)、読出し要
求がなければ(S10:NO)本ルーチンの処理を一旦
終了する。
0が所定のタイミングで繰り返し実行するファイル読出
しルーチンの処理にしたがって、アレイ型記録装置10
におけるファイルの読出しの動作について説明する。図
6に示すように、ファイル読出しルーチンでは、CPU
400は、まずインタフェースユニット300を介して
外部からファイルの読出し要求があるか否かを判断し
(ステップ10、以下ステップをSと記す)、読出し要
求がなければ(S10:NO)本ルーチンの処理を一旦
終了する。
【0025】一方、外部からのファイルの読出し要求が
あれば(S10:YES)、CPU400は、半導体メ
モリ制御部800に指示して、半導体メモリ装置700
のディレクトリから、読出すべきファイルのディレクト
リエントリを検索させる(S11)。続いて、CPU4
00は、半導体メモリ制御部800が検索して転送して
きたディレクトリエントリから最初のHDD番号及び最
初のクラスタ番号を読込む(S12)。
あれば(S10:YES)、CPU400は、半導体メ
モリ制御部800に指示して、半導体メモリ装置700
のディレクトリから、読出すべきファイルのディレクト
リエントリを検索させる(S11)。続いて、CPU4
00は、半導体メモリ制御部800が検索して転送して
きたディレクトリエントリから最初のHDD番号及び最
初のクラスタ番号を読込む(S12)。
【0026】次に、CPU400は、このHDD番号と
クラスタ番号とをハードディスク制御部600に送っ
て、該当するHDD番号のハードディスク装置500の
該当するクラスタ番号からのデータ読出しを指示する
(S13)。このCPU400からの指示に応じて、ハ
ードディスク制御部600が指定されたハードディスク
装置500の指定されたクラスタ番号から読出されるデ
ータを送ってくると、CPU400はこれを読込んで、
読出し対象としているファイルの最初のデータとする
(S14)。
クラスタ番号とをハードディスク制御部600に送っ
て、該当するHDD番号のハードディスク装置500の
該当するクラスタ番号からのデータ読出しを指示する
(S13)。このCPU400からの指示に応じて、ハ
ードディスク制御部600が指定されたハードディスク
装置500の指定されたクラスタ番号から読出されるデ
ータを送ってくると、CPU400はこれを読込んで、
読出し対象としているファイルの最初のデータとする
(S14)。
【0027】次に、CPU400は、半導体メモリ制御
部800に指示して、S13でハードディスク制御部6
00に指示したHDD番号とクラスタ番号に対応するF
ATを読出させる(S15)。このCPU400からの
指示に応じて、半導体メモリ制御部800がFATを送
ってくると、CPU400はこれを読込んで、クラスタ
エントリとしてクラスタ番号が指定されているか(次の
クラスタがある)、クラスタ終了を示すデータ(例えば
FFFF)が書かれているかを判断する(S16)。
部800に指示して、S13でハードディスク制御部6
00に指示したHDD番号とクラスタ番号に対応するF
ATを読出させる(S15)。このCPU400からの
指示に応じて、半導体メモリ制御部800がFATを送
ってくると、CPU400はこれを読込んで、クラスタ
エントリとしてクラスタ番号が指定されているか(次の
クラスタがある)、クラスタ終了を示すデータ(例えば
FFFF)が書かれているかを判断する(S16)。
【0028】CPU400は、次のクラスタ番号が指定
されていたら(S16:YES)、そのFATのHDD
番号とクラスタ番号とをハードディスク制御部600に
送って、S13〜S16の処理を繰り返す。そして、ク
ラスタ番号が指定されていなければ(S16:NO)、
CPU400は、このファイル読出しルーチンの処理を
終了する。
されていたら(S16:YES)、そのFATのHDD
番号とクラスタ番号とをハードディスク制御部600に
送って、S13〜S16の処理を繰り返す。そして、ク
ラスタ番号が指定されていなければ(S16:NO)、
CPU400は、このファイル読出しルーチンの処理を
終了する。
【0029】なお、この処理で読出されたファイルは、
インタフェースユニット300を介して外部に送出され
る。次に、本実施例のアレイ型記録装置10のCPU4
00が所定のタイミングで繰り返し実行するファイル書
込みルーチンの処理にしたがって、アレイ型記録装置1
0におけるファイルの書込みの動作について説明する。
インタフェースユニット300を介して外部に送出され
る。次に、本実施例のアレイ型記録装置10のCPU4
00が所定のタイミングで繰り返し実行するファイル書
込みルーチンの処理にしたがって、アレイ型記録装置1
0におけるファイルの書込みの動作について説明する。
【0030】図7に示すように、CPU400は、まず
インタフェースユニット300を介して外部からファイ
ルの書込み要求があるか否かを判断し(S20)、書込
み要求がなければ(S20:NO)本ルーチンの処理を
一旦終了する。一方、外部からのファイルの書込み要求
があれば(S20:YES)、CPU400は、半導体
メモリ制御部800に指示して半導体メモリ装置700
のFATから使用されていないクラスタ(空きクラス
タ)を検索させる(S21)。続いてCPU400は、
書込むファイルサイズから必要なクラスタ数を計算する
(S22)。なお、書込み要求と共に外部から送られて
くるファイル(記録対象ファイル)は、例えば図示しな
いバッファメモリに一時的に蓄積される。
インタフェースユニット300を介して外部からファイ
ルの書込み要求があるか否かを判断し(S20)、書込
み要求がなければ(S20:NO)本ルーチンの処理を
一旦終了する。一方、外部からのファイルの書込み要求
があれば(S20:YES)、CPU400は、半導体
メモリ制御部800に指示して半導体メモリ装置700
のFATから使用されていないクラスタ(空きクラス
タ)を検索させる(S21)。続いてCPU400は、
書込むファイルサイズから必要なクラスタ数を計算する
(S22)。なお、書込み要求と共に外部から送られて
くるファイル(記録対象ファイル)は、例えば図示しな
いバッファメモリに一時的に蓄積される。
【0031】CPU400は、S21で検索させた空き
クラスタが記録対象ファイルの書込みに必要な分だけあ
るかを調べ(S23)、空きクラスタが不足していれば
(S23:NO)エラー処理をして(S27)本ルーチ
ンの処理を終了する。空きクラスタが必要な分以上あれ
ば(S23:YES)、CPU400は、半導体メモリ
制御部800に指示して、記録対象ファイルの管理情報
を半導体メモリ装置700に書込ませる(S24)。
クラスタが記録対象ファイルの書込みに必要な分だけあ
るかを調べ(S23)、空きクラスタが不足していれば
(S23:NO)エラー処理をして(S27)本ルーチ
ンの処理を終了する。空きクラスタが必要な分以上あれ
ば(S23:YES)、CPU400は、半導体メモリ
制御部800に指示して、記録対象ファイルの管理情報
を半導体メモリ装置700に書込ませる(S24)。
【0032】次に、CPU400は、ハードディスク制
御部600に指示して、記録対象ファイルをハードディ
スク装置500の空きクラスタに書込ませる(S2
5)。アレイ型記録装置10は、こうして書込まれたフ
ァイルを、前述のように読出して外部に送出することが
できる。
御部600に指示して、記録対象ファイルをハードディ
スク装置500の空きクラスタに書込ませる(S2
5)。アレイ型記録装置10は、こうして書込まれたフ
ァイルを、前述のように読出して外部に送出することが
できる。
【0033】このように、ファイルの読出し時および書
込み時には半導体メモリ装置700にアクセスする必要
があるが、この半導体メモリ装置700は、ハードディ
スク装置500よりもアクセス速度が高速であるから、
例えばハードディスク装置に管理情報(FAT、ディレ
クトリ)を記録しておく場合と比較すれば、読出しおよ
び書込みの高速化が図れる。
込み時には半導体メモリ装置700にアクセスする必要
があるが、この半導体メモリ装置700は、ハードディ
スク装置500よりもアクセス速度が高速であるから、
例えばハードディスク装置に管理情報(FAT、ディレ
クトリ)を記録しておく場合と比較すれば、読出しおよ
び書込みの高速化が図れる。
【0034】そして、記録手段としてのハードディスク
装置を複数としているので、容量を大きくできる。以
上、具体例に従って、本発明の実施の形態について説明
したが、本発明はこのような具体例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実
施できることは言うまでもない。
装置を複数としているので、容量を大きくできる。以
上、具体例に従って、本発明の実施の形態について説明
したが、本発明はこのような具体例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実
施できることは言うまでもない。
【0035】例えば、具体例ではファイル記録手段とし
てハードディスク装置を採用し、管理情報記録手段とし
て半導体メモリ装置を使用しているが、これらに限定さ
れるわけではない。要は、管理情報記録手段のアクセス
速度がファイル記録手段よりも高速であればよいのであ
る。
てハードディスク装置を採用し、管理情報記録手段とし
て半導体メモリ装置を使用しているが、これらに限定さ
れるわけではない。要は、管理情報記録手段のアクセス
速度がファイル記録手段よりも高速であればよいのであ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の記
録装置によれば、ファイル記録手段よりもアクセス速度
が高速の管理情報記録手段に管理情報を記録しているの
で、ファイル記録手段またはファイル記録手段とアクセ
ス速度が同等の記録手段に管理情報を記録しておく場合
と比較すれば、読出しの高速化が図れる。
録装置によれば、ファイル記録手段よりもアクセス速度
が高速の管理情報記録手段に管理情報を記録しているの
で、ファイル記録手段またはファイル記録手段とアクセ
ス速度が同等の記録手段に管理情報を記録しておく場合
と比較すれば、読出しの高速化が図れる。
【0037】また、請求項2記載の記録装置によれば、
ファイル記録手段またはファイル記録手段とアクセス速
度が同等の記録手段に管理情報を記録する場合と比較す
れば、記録操作(書き込み)の高速化が図れる。そし
て、請求項3記載のように、記録手段を複数とすれば、
記録装置の容量を大きくできる。この際に、RAID
(redundant arrays ofinexp
ensive disks)システムを採用すれば、記
録、読出しの高速化とデータ保持の信頼度を向上させる
ことができる。
ファイル記録手段またはファイル記録手段とアクセス速
度が同等の記録手段に管理情報を記録する場合と比較す
れば、記録操作(書き込み)の高速化が図れる。そし
て、請求項3記載のように、記録手段を複数とすれば、
記録装置の容量を大きくできる。この際に、RAID
(redundant arrays ofinexp
ensive disks)システムを採用すれば、記
録、読出しの高速化とデータ保持の信頼度を向上させる
ことができる。
【0038】また、請求項4記載のように、ファイル記
録手段として、回転ディスクを記録媒体としするもの例
えばハードディスク装置を採用すれば、記録媒体の信頼
性やコスト面で有利である。この場合、請求項5記載の
ように、管理情報記録手段として半導体メモリを記録媒
体とするものを採用すると、本発明の効果を向上させる
ことができる。
録手段として、回転ディスクを記録媒体としするもの例
えばハードディスク装置を採用すれば、記録媒体の信頼
性やコスト面で有利である。この場合、請求項5記載の
ように、管理情報記録手段として半導体メモリを記録媒
体とするものを採用すると、本発明の効果を向上させる
ことができる。
【図1】 具体例のアレイ型記録装置の構成のブロック
図である。
図である。
【図2】 具体例のアレイ型記録装置におけるファイル
の保存状況の説明図である。
の保存状況の説明図である。
【図3】 ハードディスクにおけるクラスタの分割例の
説明図である。
説明図である。
【図4】 具体例のアレイ型記録装置におけるディレク
トリの説明図である。
トリの説明図である。
【図5】 具体例のアレイ型記録装置におけるFATの
説明図である。
説明図である。
【図6】 具体例のアレイ型記録装置のCPUが実行す
るファイル読出しルーチンのフローチャートである。
るファイル読出しルーチンのフローチャートである。
【図7】 具体例のアレイ型記録装置のCPUが実行す
るファイル書込みルーチンのフローチャートである。
るファイル書込みルーチンのフローチャートである。
10・・・アレイ型記録装置(記録装置)、 100・・・ROM、 200・・・RAM、 300・・・インタフェースユニット、 400・・・CPU(管理手段)、 500・・・ハードディスク装置(ファイル記録手
段)、 600・・・ハードディスク制御部(管理手段)、 700・・・半導体メモリ装置(管理情報記録手段)、 800・・・半導体メモリ制御部(管理手段)。
段)、 600・・・ハードディスク制御部(管理手段)、 700・・・半導体メモリ装置(管理情報記録手段)、 800・・・半導体メモリ制御部(管理手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 ファイルを記録するファイル記録手段
と、 該ファイル記録手段に記録されている前記ファイルの管
理情報を記録する、前記ファイル記録手段よりもアクセ
ス速度が高速な管理情報記録手段と、 前記管理情報記録手段から読出される前記管理情報に基
づいて前記ファイル記録手段に記録されているファイル
を読出す管理手段とを設けたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録装置において、 前記管理手段は、前記ファイル記録手段に前記ファイル
を記録させ該記録させたファイルの管理情報を前記管理
情報記録手段に記録させることを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の記録装置におい
て、 前記ファイル記録手段が複数であることを特徴とする記
録装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の記録
装置において、 前記ファイル記録手段は、回転ディスクを記録媒体とし
ていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の記録
装置において、 前記管理情報記録手段は半導体メモリを記録媒体として
いることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068746A JPH09258909A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068746A JPH09258909A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09258909A true JPH09258909A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13382658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8068746A Pending JPH09258909A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09258909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143331A1 (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-16 | パナソニック株式会社 | 情報処理装置、コンテンツ記録再生機器、情報処理方法、情報処理プログラム |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8068746A patent/JPH09258909A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143331A1 (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-16 | パナソニック株式会社 | 情報処理装置、コンテンツ記録再生機器、情報処理方法、情報処理プログラム |
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