JPH0925872A - ウォッブル板装置を備えた往復動ピストン型機械 - Google Patents
ウォッブル板装置を備えた往復動ピストン型機械Info
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- JPH0925872A JPH0925872A JP8174637A JP17463796A JPH0925872A JP H0925872 A JPH0925872 A JP H0925872A JP 8174637 A JP8174637 A JP 8174637A JP 17463796 A JP17463796 A JP 17463796A JP H0925872 A JPH0925872 A JP H0925872A
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- wobble plate
- piston
- pistons
- machine
- reciprocating piston
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/14—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B1/141—Details or component parts
- F04B1/146—Swash plates; Actuating elements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
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- Y10T74/18336—Wabbler type
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きさ寸法を低減して摩擦損失の少ないウォ
ッブル板装置を備えた往復動ピストン型機械を提供する
こと。 【解決手段】 往復動ピストン型機械がウォッブル板装
置を備え、各ピストン２はウォッブル板３の周縁に１つ
のボール端２１を介して枢着、結合され、該ボール端は
ピストン軸心に交差した方向に延設された案内２８の球
面状の内面３０に直接又はスリップリング２９を介して
係合し、以て連結桿がその両端で２つのボール端を有す
る構造を回避して機械の構造の簡略化を図ることが可能
となった。
ッブル板装置を備えた往復動ピストン型機械を提供する
こと。 【解決手段】 往復動ピストン型機械がウォッブル板装
置を備え、各ピストン２はウォッブル板３の周縁に１つ
のボール端２１を介して枢着、結合され、該ボール端は
ピストン軸心に交差した方向に延設された案内２８の球
面状の内面３０に直接又はスリップリング２９を介して
係合し、以て連結桿がその両端で２つのボール端を有す
る構造を回避して機械の構造の簡略化を図ることが可能
となった。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォッブル板装置
を備えた往復動ピストン型機械に関し、同ウォッブル板
の第１の部分は機械駆動軸と枢動継手により駆動結合
し、同ウォッブル板の第２の部分はピストンと結合して
揺動運動が回転軸受によって第１の部分から第２の部分
に伝達される構成を有したものである。
を備えた往復動ピストン型機械に関し、同ウォッブル板
の第１の部分は機械駆動軸と枢動継手により駆動結合
し、同ウォッブル板の第２の部分はピストンと結合して
揺動運動が回転軸受によって第１の部分から第２の部分
に伝達される構成を有したものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の往復動型ピストンは、周知であ
り、例えば、米国特許第５，２０５，７１８号公報や独
公開特許第４２３４９８９号公報に開示されている。ピ
ストンの駆動に用いられる揺動運動はピストンの運動方
向の成分に加えて同運動方向に対してラジアル方向にも
運動成分を有している。
り、例えば、米国特許第５，２０５，７１８号公報や独
公開特許第４２３４９８９号公報に開示されている。ピ
ストンの駆動に用いられる揺動運動はピストンの運動方
向の成分に加えて同運動方向に対してラジアル方向にも
運動成分を有している。
【０００３】従来、ウォッブル板の周辺領域における揺
動運動をシリンダ内部で案内されるピストンへ両端に球
部を搭載した接続桿を介して伝達することが必要と考え
られていた。この場合、接続桿の最少長さは、ウォッブ
ル板の最大傾斜位置によって決まり、ウォッブル板とピ
ストンとの間の配置構成が、往復動型ピストン機械の全
長を比較的大きなものとしていたのである。この往復動
ピストン型機械を車両の空調装置の圧縮機としてエンジ
ン室内に設置するとき、同機械の大きさ寸法が特に、不
利な効果をもたらす。
動運動をシリンダ内部で案内されるピストンへ両端に球
部を搭載した接続桿を介して伝達することが必要と考え
られていた。この場合、接続桿の最少長さは、ウォッブ
ル板の最大傾斜位置によって決まり、ウォッブル板とピ
ストンとの間の配置構成が、往復動型ピストン機械の全
長を比較的大きなものとしていたのである。この往復動
ピストン型機械を車両の空調装置の圧縮機としてエンジ
ン室内に設置するとき、同機械の大きさ寸法が特に、不
利な効果をもたらす。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
すべき問題点は、上述した形式の往復動型ピストン機械
であって、全長寸法が小さく、しかも最小限の努力で低
コストで製造でき、かつウォッブル板からピストンへの
駆動力の伝達過程で摩擦損失が限られた損失量であるよ
うな往復動ピストン型機械を得ることにある。
すべき問題点は、上述した形式の往復動型ピストン機械
であって、全長寸法が小さく、しかも最小限の努力で低
コストで製造でき、かつウォッブル板からピストンへの
駆動力の伝達過程で摩擦損失が限られた損失量であるよ
うな往復動ピストン型機械を得ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述し
た問題点はウォッブル板の第２部分と複数ピストンとの
間の駆動結合が各々、球形端で行われ、各球形端はピス
トン軸と交叉した方向を向いた案内に係合するように構
成することで解決することができるのである。従って、
結合桿は、各桿に２つのボール継手が設けられる従来の
技術とは異なるのである。
た問題点はウォッブル板の第２部分と複数ピストンとの
間の駆動結合が各々、球形端で行われ、各球形端はピス
トン軸と交叉した方向を向いた案内に係合するように構
成することで解決することができるのである。従って、
結合桿は、各桿に２つのボール継手が設けられる従来の
技術とは異なるのである。
【０００６】球端と交叉方向案内との組み合わせにより
従来、用いられていたボール継手と対比して駆動力点路
における接触面積が大幅に低減し、故に摩擦抵抗を著し
く低減させることができるのである。本発明により、機
械の周方向に列設されたピストンがウォッブル板を囲繞
し、機械の軸方向の全長が対応的に縮小される結果とな
ったのである。
従来、用いられていたボール継手と対比して駆動力点路
における接触面積が大幅に低減し、故に摩擦抵抗を著し
く低減させることができるのである。本発明により、機
械の周方向に列設されたピストンがウォッブル板を囲繞
し、機械の軸方向の全長が対応的に縮小される結果とな
ったのである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて更に詳細に説明する。この場合に、本
発明は図示実施形態に限定されるものでないことは言う
までもない。図１は、本発明に係る往復動ピストン型機
械の第１の実施形態を示す軸断面図であり、図２は図１
にII−II線に沿う断面図、図３は図２に一部を拡大図示
した部分断面図、図４は、図２と同様の断面図であり、
各ピストンが自転防止機構を備えた実施形態の図、図５
は本発明に係る往復動ピストン型機械の第２の実施形態
を示す軸断面図である。
施形態に基づいて更に詳細に説明する。この場合に、本
発明は図示実施形態に限定されるものでないことは言う
までもない。図１は、本発明に係る往復動ピストン型機
械の第１の実施形態を示す軸断面図であり、図２は図１
にII−II線に沿う断面図、図３は図２に一部を拡大図示
した部分断面図、図４は、図２と同様の断面図であり、
各ピストンが自転防止機構を備えた実施形態の図、図５
は本発明に係る往復動ピストン型機械の第２の実施形態
を示す軸断面図である。
【０００８】ウォッブル板装置を備えた往復動ピストン
型機械の基本的な構造と作用とは既に仕打ちであり、例
えば、米国特許第５，２０５，７１８号公報および独公
開第４１３９１８６号公報等に開示されているので、参
照すれば良い。さて、実施形態を参照すると、往復動ピ
ストン型機械１は、例えば、７個のピストン２を有し、
これらのピストン２は機械の周方向に順次に列設されて
いる。ウォッブル板３は機械部分と一緒に回転する板部
分５とピストン２に駆動結合していて、故に結合上回転
しない板部分６とを有している。このため、軸受ボール
７，８を装備した回転軸受９が２つの板部分５，６の間
に配設され、軸方向およびラジアル方向の力を吸収し、
両板部分で揺動運動への転換を行ってピストンを駆動す
る。
型機械の基本的な構造と作用とは既に仕打ちであり、例
えば、米国特許第５，２０５，７１８号公報および独公
開第４１３９１８６号公報等に開示されているので、参
照すれば良い。さて、実施形態を参照すると、往復動ピ
ストン型機械１は、例えば、７個のピストン２を有し、
これらのピストン２は機械の周方向に順次に列設されて
いる。ウォッブル板３は機械部分と一緒に回転する板部
分５とピストン２に駆動結合していて、故に結合上回転
しない板部分６とを有している。このため、軸受ボール
７，８を装備した回転軸受９が２つの板部分５，６の間
に配設され、軸方向およびラジアル方向の力を吸収し、
両板部分で揺動運動への転換を行ってピストンを駆動す
る。
【０００９】機械の駆動軸４と、該軸と共に回転する回
転板部分５との間の結合は駆動ピン１０を介して形成さ
れており、同ピン１０は凹所１１中に係合し、ウォッブ
ル板３の角度調整動作と、協動回転する回転板部分５に
対して横方向に張出し形成された駆動体１２の角度調整
動作とを許容している。ウォッブル板３を機械駆動軸４
に取り付けて同ウォッブル板３の枢動を許容するため
に、該軸４は球体１３を保持し、この球体１３は回転板
部分５に形成された対応の球面に包囲、係合されてい
る。ウォッブル板３を角度調整する力はピストン２の各
端面に対向方向に作用する圧力の総合力から得られ、該
力は駆動室１５の内部圧力に依存している。
転板部分５との間の結合は駆動ピン１０を介して形成さ
れており、同ピン１０は凹所１１中に係合し、ウォッブ
ル板３の角度調整動作と、協動回転する回転板部分５に
対して横方向に張出し形成された駆動体１２の角度調整
動作とを許容している。ウォッブル板３を機械駆動軸４
に取り付けて同ウォッブル板３の枢動を許容するため
に、該軸４は球体１３を保持し、この球体１３は回転板
部分５に形成された対応の球面に包囲、係合されてい
る。ウォッブル板３を角度調整する力はピストン２の各
端面に対向方向に作用する圧力の総合力から得られ、該
力は駆動室１５の内部圧力に依存している。
【００１０】この駆動室内の圧力を制御するために、本
機械を圧縮機として使用する場合に発生する外部圧力ガ
ス流との間に連通路を形成することもできる。この流体
連通路は通路１６を有し、該通路１６は、機械駆動軸４
のシール、軸受空間１７に連通し、次いで駆動室１５に
連通し、その結果、冷却効果も得ることができるように
構成されている。
機械を圧縮機として使用する場合に発生する外部圧力ガ
ス流との間に連通路を形成することもできる。この流体
連通路は通路１６を有し、該通路１６は、機械駆動軸４
のシール、軸受空間１７に連通し、次いで駆動室１５に
連通し、その結果、冷却効果も得ることができるように
構成されている。
【００１１】ウォッブル板３の傾きに従ってピストン動
作における下死点位置が変化し、他方、上死点は不変ま
たは殆ど不変状態に維持される。夫々のピストン２の背
面側の圧力または駆動室１５内の圧力が同ピストン２の
先端面に作用する圧力に対比して高い程、ピストンのス
トロークが小さくなり、従って圧縮機吐出量も低減す
る。
作における下死点位置が変化し、他方、上死点は不変ま
たは殆ど不変状態に維持される。夫々のピストン２の背
面側の圧力または駆動室１５内の圧力が同ピストン２の
先端面に作用する圧力に対比して高い程、ピストンのス
トロークが小さくなり、従って圧縮機吐出量も低減す
る。
【００１２】７つのピストン２は、そのストローク動作
を遂行するためにウォッブル板３の周囲に結合されてい
る。周知の構造とは異なり、ウォッブル板３上の点と各
ピストン２との間の結合部にはただ一つのボール継手２
０だけが設けられ、ボール端２１を有する軸受特性とし
て該ボール端２１はピストン２の軸線に交差する方向ま
たはウォッブル板３に対してラジアル方向に動作可能に
なっている。このために、ピストン２は軸部又は胴部２
２を有し、該軸部２２は、ピストンリング２３を備えた
ピストン頭部２４を、シリンダ孔２５内で摺動する案内
ヘッド２６に結合する。
を遂行するためにウォッブル板３の周囲に結合されてい
る。周知の構造とは異なり、ウォッブル板３上の点と各
ピストン２との間の結合部にはただ一つのボール継手２
０だけが設けられ、ボール端２１を有する軸受特性とし
て該ボール端２１はピストン２の軸線に交差する方向ま
たはウォッブル板３に対してラジアル方向に動作可能に
なっている。このために、ピストン２は軸部又は胴部２
２を有し、該軸部２２は、ピストンリング２３を備えた
ピストン頭部２４を、シリンダ孔２５内で摺動する案内
ヘッド２６に結合する。
【００１３】図１から図４に示す実施形態では、ウォッ
ブル板３は各ピストン２に対して短いボールジャーナル
２７を有し、各ジャーナルはラジアル方向に板から遠ざ
かる方向に延長し、ボール端２１に案内ヘッド２６内の
通孔２８に嵌合している。ボール端２１と円筒通孔２８
との間で高圧負荷につながる直線接触を回避するため
に、ボール端２１は、好ましくは、ラジアル軸受の外輪
のようにスリップリング２９により囲繞され、該スリッ
プリングは球面状の内面３０を有している。ボール端２
１がスリップリング２９内に係合していることからスリ
ップリング２９はボール端２１が案内ヘッド２６の通孔
２８内をラジアル移動する間に摺動する。
ブル板３は各ピストン２に対して短いボールジャーナル
２７を有し、各ジャーナルはラジアル方向に板から遠ざ
かる方向に延長し、ボール端２１に案内ヘッド２６内の
通孔２８に嵌合している。ボール端２１と円筒通孔２８
との間で高圧負荷につながる直線接触を回避するため
に、ボール端２１は、好ましくは、ラジアル軸受の外輪
のようにスリップリング２９により囲繞され、該スリッ
プリングは球面状の内面３０を有している。ボール端２
１がスリップリング２９内に係合していることからスリ
ップリング２９はボール端２１が案内ヘッド２６の通孔
２８内をラジアル移動する間に摺動する。
【００１４】図５の実施形態では、ピストン２とウォッ
ブル板３との間のボール継手２０’は、上述した実施形
態とは逆の態様に設けることも可能であることを図示し
ている。この場合には、ボール端２１’はピストン２の
案内ヘッド２６’にしっかりと固定されており、通孔２
８’はボール端２１’を受容してウォッブル板３に対し
てラジアル方向内側に延設されている。この実施形態の
場合にもボール端２１’は図示にない摺動スリーブによ
って包囲するように構成することもできる。
ブル板３との間のボール継手２０’は、上述した実施形
態とは逆の態様に設けることも可能であることを図示し
ている。この場合には、ボール端２１’はピストン２の
案内ヘッド２６’にしっかりと固定されており、通孔２
８’はボール端２１’を受容してウォッブル板３に対し
てラジアル方向内側に延設されている。この実施形態の
場合にもボール端２１’は図示にない摺動スリーブによ
って包囲するように構成することもできる。
【００１５】ウォッブル板３の板部分６が軸受９の摩擦
によって回転しないように、少なくとも１つのピストン
２が自転防止機構を備えている。その結果、ウォッブル
板３とピストン２との間のヒンジ結合または枢動結合に
よって一体回転が阻止されている。つまり、案内ピン３
３が設けられ、この案内ピン３３が２つの平坦部３２を
備え、これらの２つの平坦部３２はハウジング３５の壁
部３４を貫通して延設されており、ピストンの軸方向に
平行な案内溝３６に係合し、従って、平坦部３２と案内
溝３６の側壁との間で摺動接触が行われているように形
成されている。
によって回転しないように、少なくとも１つのピストン
２が自転防止機構を備えている。その結果、ウォッブル
板３とピストン２との間のヒンジ結合または枢動結合に
よって一体回転が阻止されている。つまり、案内ピン３
３が設けられ、この案内ピン３３が２つの平坦部３２を
備え、これらの２つの平坦部３２はハウジング３５の壁
部３４を貫通して延設されており、ピストンの軸方向に
平行な案内溝３６に係合し、従って、平坦部３２と案内
溝３６の側壁との間で摺動接触が行われているように形
成されている。
【００１６】案内溝３６を形成すべく、ピストン２の軸
部２２は適宜の断面形状を有している。すなわち、図１
の下部に図示のような軸部２２の細い断面部から広がっ
た構成となっている。図４は、各ピストン２が案内溝３
６内に案内ピンを係合させることにより、その軸心回り
の自転が阻止されるようになっている実施形態を示して
いる。
部２２は適宜の断面形状を有している。すなわち、図１
の下部に図示のような軸部２２の細い断面部から広がっ
た構成となっている。図４は、各ピストン２が案内溝３
６内に案内ピンを係合させることにより、その軸心回り
の自転が阻止されるようになっている実施形態を示して
いる。
【００１７】案内ピン３３は案内溝３６の側壁間に所定
量の隙間を備え、この隙間により囲繞されている場合で
ある。７つのピストン２が相互に位相ずれを有して作動
すると、ウォッブル板３の各揺動位置において、振動的
な限られた回転運動が生じるが、該ウォッブル板３の板
部分６に対する自転防止が夫々のピストンから付与され
る。すなわち、ハウジングから突出した案内ピン３３と
それに関連したピストン２の案内溝３６との間の密着に
より回転防止が達成される。このように案内接触は機械
の周方向に１つのピストン２から他のピストン２へと移
行し、故に案内接触による負荷は分散されることにな
る。
量の隙間を備え、この隙間により囲繞されている場合で
ある。７つのピストン２が相互に位相ずれを有して作動
すると、ウォッブル板３の各揺動位置において、振動的
な限られた回転運動が生じるが、該ウォッブル板３の板
部分６に対する自転防止が夫々のピストンから付与され
る。すなわち、ハウジングから突出した案内ピン３３と
それに関連したピストン２の案内溝３６との間の密着に
より回転防止が達成される。このように案内接触は機械
の周方向に１つのピストン２から他のピストン２へと移
行し、故に案内接触による負荷は分散されることにな
る。
【００１８】
【発明の効果】このように、本発明によれば、上述した
構成、作用を有することにより、揺動ピストン型機械の
寸法、サイズが低減でき、かつ摩擦抵抗による駆動力低
減の少ない揺動ピストン型機械が提供されるのである。
構成、作用を有することにより、揺動ピストン型機械の
寸法、サイズが低減でき、かつ摩擦抵抗による駆動力低
減の少ない揺動ピストン型機械が提供されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る往復動ピストン型機械の第１の実
施形態を示す軸断面図である。
施形態を示す軸断面図である。
【図２】図１にII−II線に沿う断面図である。
【図３】図２に一部を拡大図示した部分断面図である。
【図４】図２と同様の断面図であり、各ピストンが自転
防止機構を備えた実施形態の図である。
防止機構を備えた実施形態の図である。
【図５】本発明に係る往復動ピストン型機械の第２の実
施形態を示す軸断面図である。
施形態を示す軸断面図である。
１…往復動ピストン型機械 ２…ピストン ３…ウォッブル板 ４…機械の駆動軸 ５…板部分 ６…板部分 ２０…ボール継手 ２１…ボール端 １２…駆動体 １３…球体 ３３…案内ピン ３４…壁部 ３５…ハウジング ３６…案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク オブリスト オーストリア国，アー−6850 ドルンビル ン，ゲルベルガッセ 22アー
Claims (6)
- 【請求項１】 ウォッブル板装置を備えた往復動ピスト
ン型機械が、ウォッブル板３の第１部分５において機械
駆動軸と枢動継手１０，１１，１３，１４を介して駆動
結合されると共に該ウォッブル板の第２部分６はピスト
ン２と駆動結合され、該ウォッブル板の揺動は前記第１
部分から第２部分へ回転軸受９を介して変換、伝達され
る構成を有し、前記ウォッブル板３の第１部分６とピス
トン２との間の駆動結合は、それぞれボール端２１，２
１’を介して遂行され、該ボール端２１，２１’はピス
トンの軸心に対して交差するように延設された案内手段
２８，２８’に係合していることを特徴とするウォッブ
ル板装置を備えた往復動ピストン型機械。 - 【請求項２】 前記ボール端２１は前記ウォッブル板３
の前記第２部分の周縁部に固定され、前記ボール案内手
段２８はピストン２の駆動端部分２６を通して交差方向
に延設されている請求項１に記載のウォッブル板装置を
備えた往復動ピストン型機械。 - 【請求項３】 少なくとも１つのピストン２が案内要素
３３に係合し、該ピストン２の軸心回りの回転量が少な
くとも微小値に制限されている請求項１に記載のウォッ
ブル板装置を備えた往復動ピストン型機械。 - 【請求項４】 前記ピストン２の各々が自転防止機構３
３、３６を備えている請求項１に記載のウォッブル板装
置を備えた往復動ピストン型機械。 - 【請求項５】 前記ボール端２１は、球面状の内面を備
えたスリップリング２９によって包囲した構成を有する
請求項１に記載のウォッブル板装置を備えた往復動ピス
トン型機械。 - 【請求項６】 前記ピストン２は、封止リング２３を保
持したピストン頂部２４と、案内ヘッド２６とを具備
し、該ピストン頂部と案内ヘッドとはピストン軸２２に
より相互結合されている請求項１に記載のウォッブル板
装置を備えた往復動ピストン型機械。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH01957/95A CH691272A5 (de) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | Hubkolbenmaschine mit Taumelscheibengetriebe. |
| CH01957/95-2 | 1995-07-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0925872A true JPH0925872A (ja) | 1997-01-28 |
| JP3373733B2 JP3373733B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=4222556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17463796A Expired - Fee Related JP3373733B2 (ja) | 1995-07-05 | 1996-07-04 | ウォッブル板装置を備えた往復動ピストン型機械 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5752413A (ja) |
| EP (1) | EP0752530B1 (ja) |
| JP (1) | JP3373733B2 (ja) |
| CH (1) | CH691272A5 (ja) |
| DE (1) | DE59608940D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008069001A1 (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-12 | Sanden Corporation | 揺動板式可変容量圧縮機 |
| JP2019522146A (ja) * | 2016-07-25 | 2019-08-08 | ケア インコーポレーテッド | 揺動板圧縮機およびこれを用いた酸素濃縮器 |
Families Citing this family (10)
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