JPH09258679A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

照明装置および表示装置

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JPH09258679A
JPH09258679A JP8060685A JP6068596A JPH09258679A JP H09258679 A JPH09258679 A JP H09258679A JP 8060685 A JP8060685 A JP 8060685A JP 6068596 A JP6068596 A JP 6068596A JP H09258679 A JPH09258679 A JP H09258679A
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JP
Japan
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cold cathode
cathode fluorescent
light
power
electric power
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Application number
JP8060685A
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English (en)
Inventor
Tomishige Ishiwatari
富繁 石渡
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

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  • Planar Illumination Modules (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昼間に蓄電して夜間に点灯するランニングコ
ストが低い照明装置の製造コストも低減する。 【解決手段】 蓄電放電制御回路6は、昼光センサ5が
高照度を検出すると太陽電池3の電力を蓄電池4に蓄積
させ、昼光センサ5が低照度を検出すると蓄電池4の電
力を放出させる。この放出される電力を調光装置7によ
り調節し、この電力をインバータ回路8により直流から
交流に変換し、この交流の電力により冷陰極蛍光ランプ
を発光させる。光源が冷陰極蛍光ランプなので、製造コ
ストが低く、輝度の調節も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置および表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、道路照明や照明看板を省電力化す
るため、その電源を太陽電池としたものがある。つま
り、昼間は太陽電池により電力を発電して蓄電池に蓄積
しておき、夜間には蓄電池の電力により照明を点灯す
る。このような照明装置は、基本的に電力を外部から供
給する必要がないので、そのランニングコストが極めて
低い。
【0003】このような照明装置を表示装置に利用する
ことも、特開平6-348214号公報や特開平7-140912号公報
等に記載されている。このような表示装置は、面発光が
必要であるとともに、消費電力を低く押さえる必要もあ
るので、一般的にEL(Electro Luminescence)パネルが
光源に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような照明装置
や表示装置は、電力を外部から供給する必要がないので
ランニングコストが低いが、上述のように光源にELパ
ネルを採用すると製造コストが高い。特に、表示装置と
して照明看板を製作する場合、大型の照明装置が必要と
なるが、大型のELパネルは製造コストが極めて高い。
また、ELパネルは輝度の調節が容易でなく、明るい照
明装置や表示装置の実現が困難である。
【0005】そこで、本発明は、ランニングコストと製
造コストとの両方が低く、輝度の調節が容易な照明装置
および表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、光線を電力に変換する太陽電池と;電力を蓄積する
蓄電池と;入射光の照度を検出する昼光センサと;昼光
センサが高照度を検出すると太陽電池の電力を蓄電池に
蓄積させ、昼光センサが低照度を検出すると蓄電池の電
力を放出させる蓄電放電制御回路と;蓄電池から放出さ
れる電力を調節する調光装置と;表面と背面と四つの側
面とを有する平板状の導光部材と;長手方向の一部が重
複する平行な配置で導光部材の一側面に対向された複数
の冷陰極蛍光ランプと;調光装置により調節された電力
を直流から交流に変換し、複数の冷陰極蛍光ランプの相
互に近接した電極が低電位となり離反した電極が高電位
となるよう電圧を印加するインバータ回路と;を具備し
ている。従って、昼光センサが高照度を検出すると、蓄
電放電制御回路が太陽電池の電力を蓄電池に蓄積させ、
昼光センサが低照度を検出すると、蓄電放電制御回路が
蓄電池の電力を放出させる。このように蓄電池から放出
される電力は調光装置により調節されてからインバータ
回路により直流から交流に変換され、この交流の電力に
より複数の冷陰極蛍光ランプが発光する。これら複数の
冷陰極蛍光ランプは、長手方向の一部が重複する平行な
配置で導光部材の一側面に対向しているので、この導光
部材は、一側面の全域に光線が入射されて表面から光線
を放射する。このため、例えば、昼間に蓄積された電力
により夜間に発光するので、暗くなると自動的に点灯す
る照明装置が実現される。その光源が冷陰極蛍光ランプ
なので、製造コストが低く、輝度の調節が容易で、明る
い照明装置の実現が可能である。長手方向で重複するよ
う配置された複数の冷陰極蛍光ランプは一方の電極が相
互に近接するが、このように相互に近接した電極や配線
にインバータ回路から印加される電圧は低電位なので、
電極や配線にリーク電流が発生しない。
【0007】請求項2記載の照明装置は、光線を電力に
変換する太陽電池と;電力を蓄積する蓄電池と;入射光
の照度を検出する昼光センサと;昼光センサが高照度を
検出すると太陽電池の電力を蓄電池に蓄積させ、昼光セ
ンサが低照度を検出すると蓄電池の電力を放出させる蓄
電放電制御回路と;蓄電池から放出される電力を調節す
る調光装置と;表面と背面と四つの側面とを有する平板
状の導光部材と;長手方向の一部が重複する平行な配置
で導光部材の一側面に対向された複数の冷陰極蛍光ラン
プと;冷陰極蛍光ランプが出射する光線を導光部材に向
けて反射する非金属製のランプカバーと;調光装置によ
り調節された電力を直流から交流に変換し、複数の冷陰
極蛍光ランプの相互に近接した電極が低電位となり離反
した電極が高電位となるよう電圧を印加するインバータ
回路と;冷陰極蛍光ランプ、ランプカバー、導光部材、
を一体に保持する本体フレームと;を具備している。従
って、昼光センサが高照度を検出すると、蓄電放電制御
回路が太陽電池の電力を蓄電池に蓄積させ、昼光センサ
が低照度を検出すると、蓄電放電制御回路が蓄電池の電
力を放出させる。このように蓄電池から放出される電力
は調光装置により調節されてからインバータ回路により
直流から交流に変換され、この交流の電力により冷陰極
蛍光ランプが発光し、この光線はランプカバーにより反
射される。これら複数の冷陰極蛍光ランプは、長手方向
の一部が重複する平行な配置で導光部材の一側面に対向
しているので、この導光部材は、一側面の全域に光線が
入射されて表面から光線を放射する。このため、例え
ば、昼間に蓄積された電力により夜間に発光するので、
暗くなると自動的に点灯する照明装置が実現される。そ
の光源が冷陰極蛍光ランプなので、製造コストが低く、
輝度の調節が容易である。冷陰極蛍光ランプの線状の発
光が導光部材により面発光に変換されるので、明るい面
発光の照明装置の実現が可能である。長手方向で重複す
るよう配置された複数の冷陰極蛍光ランプは一方の電極
が相互に近接するが、このように相互に近接した電極や
配線にインバータ回路から印加される電圧は低電位なの
で、電極や配線にリーク電流が発生しない。これらの電
極や配線の近傍にランプカバーが位置するが、このラン
プカバーは非金属製なのでリーク電流が発生しない。
【0008】請求項3記載の照明装置は、光線を電力に
変換する太陽電池と;電力を蓄積する蓄電池と;入射光
の照度を検出する昼光センサと;昼光センサが高照度を
検出すると太陽電池の電力を蓄電池に蓄積させ、昼光セ
ンサが低照度を検出すると蓄電池の電力を放出させる蓄
電放電制御回路と;蓄電池から放出される電力を調節す
る調光装置と;表面と背面と四つの側面とを有する平板
状の導光部材と;長手方向の一部が重複する平行な配置
で導光部材の一側面に対向された複数の冷陰極蛍光ラン
プと;冷陰極蛍光ランプが出射する光線を導光部材に向
けて反射する非金属製のランプカバーと;導光部材の裏
面から放射される光線を反射する反射部材と;導光部材
の表面から放射される光線を拡散する拡散部材と;拡散
部材により拡散された光線を集光するプリズム部材と;
調光装置により調節された電力を直流から交流に変換
し、複数の冷陰極蛍光ランプの相互に近接した電極が低
電位となり離反した電極が高電位となるよう電圧を印加
するインバータ回路と;冷陰極蛍光ランプ、ランプカバ
ー、導光部材、反射部材、拡散部材、プリズム部材、を
一体に保持する本体フレームと;を具備している。従っ
て、昼光センサが高照度を検出すると、蓄電放電制御回
路が太陽電池の電力を蓄電池に蓄積させ、昼光センサが
低照度を検出すると、蓄電放電制御回路が蓄電池の電力
を放出させる。このように蓄電池から放出される電力は
調光装置により調節されてからインバータ回路により直
流から交流に変換され、この交流の電力により冷陰極蛍
光ランプが発光し、この光線はランプカバーにより反射
されて導光部材の一側面に入射される。複数の冷陰極蛍
光ランプは、長手方向の一部が重複する平行な配置で導
光部材の一側面に対向しているので、この導光部材は、
一側面の全域に光線が入射され、裏面には反射部材が位
置するので、表面から光線を放射する。この光線は拡散
部材により拡散されてから、プリズム部材により集光さ
れる。このため、例えば、昼間に蓄積された電力により
夜間に発光するので、暗くなると自動的に点灯する照明
装置が実現される。その光源が冷陰極蛍光ランプなの
で、製造コストが低く、輝度の調節が容易である。冷陰
極蛍光ランプの線状の発光が導光部材により面発光に変
換され、拡散部材により拡散されてからプリズム部材に
より集光されるので、明るく均一な面発光の照明装置が
実現される。長手方向で重複するよう配置された複数の
冷陰極蛍光ランプは一方の電極が相互に近接するが、こ
のように相互に近接した電極や配線にインバータ回路か
ら印加される電圧は低電位なので、電極や配線にリーク
電流が発生しない。これらの電極や配線の近傍にランプ
カバーが位置するが、このランプカバーは非金属製なの
でリーク電流が発生しない。
【0009】請求項4記載の照明装置は、請求項2また
は3記載の照明装置であって、冷陰極蛍光ランプが導光
部材より短い。従って、市販の冷陰極蛍光ランプにより
大型の照明装置が実現される。
【0010】請求項5記載の照明装置は、請求項1ない
し3の何れか一記載の照明装置であって、一本の冷陰極
蛍光ランプの消費電力が1.5W以下である。従って、
省電力な冷陰極蛍光ランプにより高輝度の照明装置が実
現される。
【0011】請求項6記載の照明装置は、請求項3記載
の照明装置であって、反射部材は、冷陰極蛍光ランプか
ら離反した部位ほど反射光量が多く、複数の冷陰極蛍光
ランプが重複した位置に近接した部位ほど反射光量が少
ない。従って、冷陰極蛍光ランプから導光部材に導光さ
れる光量と反射部材の反射光量とが相反するので、照明
装置の表面から放射される光量が均一となる。
【0012】請求項7記載の表示装置は、請求項1ない
し6の何れか一記載の照明装置と;照明装置の表面に配
置された表示体と;を具備している。従って、照明装置
から放射される光線により表示体が照明される。
【0013】以上の各発明において、照明装置として
は、例えば、夜間に自動的に点灯する景観照明や間接照
明等を許容する。表示装置としては、夜間に自動的に点
灯する避難誘導灯やサイン照明等を許容する。太陽電池
は、入射する光線を電力に変換できれば良く、例えば、
アモルファスシリコン太陽電池や単結晶シリコン太陽電
池を許容する。蓄電池は、電力を蓄積できれば良く、例
えば、ニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池、
大容量のコンデンサ、等を許容する。昼光センサは、入
射光の照度を検出できれば良く、例えば、フォトダイオ
ードやCCD(Charge Coupled Device)を許容する。反
射部材は、例えば、円形の反射パターンを縦横に配列し
た板材を許容し、その部位により反射光量を相違させる
構造としては、反射パターンの直径を相違させることや
配置密度を相違させることを許容する。ランプカバーの
非金属製の材料としては、樹脂を許容する。表示体は、
照明装置の表面に配置される透過性の画像を有すれば良
く、例えば、透光性のアクリル製の看板や、照明装置の
表面の塗装等を許容する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は表示装置の模式図である。図2は
ランプユニットの分解斜視図である。図3はランプユニ
ットの斜視図である。図4はランプユニットの要部の断
面図である。図5は冷陰極蛍光ランプと反射部材とを示
す模式図である。図6は発光輝度を示す特性図である。
図7は第一の実験装置の冷陰極蛍光ランプと反射部材と
を示す模式図である。図8は発光輝度を示す特性図であ
る。図9は第二の実験装置の冷陰極蛍光ランプと反射部
材とを示す模式図である。図10は発光輝度を示す特性
図である。
【0015】図において、表示装置1は、照明装置2を
主要部として具備している。この照明装置2は、図1に
示すように、太陽電池3、蓄電池4、昼光センサ5、蓄
電放電制御回路6、調光装置7、インバータ回路8、ラ
ンプユニット9、を具備しており、このランプユニット
9に透光性の表示体10が一体に装着されることで表示
装置1が構成されている。ランプユニット9は、図2に
示すように、二本の冷陰極蛍光ランプ11、非金属製の
ランプカバー12、断熱カバー13、導光部材14、反
射部材15、拡散部材16、プリズム部材17、一対の
本体フレーム18,19、を具備している。
【0016】太陽電池3は、例えば、日当たりの良好な
位置に配置されており、入射する光線を電力に変換す
る。昼光センサ5も、日当たりの良好な位置に配置され
ており、入射光の照度を検出する。蓄電放電制御回路6
は、昼光センサ5が高照度を検出すると太陽電池3の電
力を蓄電池4に蓄積させ、昼光センサ5が低照度を検出
すると蓄電池4の電力を放出させる。調光装置7は、手
動操作されるボリューム(図示せず)を有しており、蓄
電池4から放出される電力を調節する。インバータ回路
8は、調節された電力を直流から交流に変換し、この交
流の電力をランプユニット9の冷陰極蛍光ランプ11に
供給する。
【0017】図2および図3に示すように、冷陰極蛍光
ランプ11は、消費電力が1.5W以下の既成品であ
り、導光部材14の一側面である入光部20の略半分の
長さである。ここでは二本の冷陰極蛍光ランプ11が、
長手方向の一部が重複する平行な配置で、導光部材14
の入光部20に対向されている。つまり、冷陰極蛍光ラ
ンプ11は、実際には発光部22の両端に電極23,2
4が位置するので、ここでは一方の電極24が他方の発
光部22に重複するよう配置されている。このため、導
光部材14の一つの入光部20の全域に、二本の冷陰極
蛍光ランプ11の発光部22が対向している。
【0018】なお、このように二本の冷陰極蛍光ランプ
11を配置すると、ランプユニット9の外側に位置する
一方の電極23は相互に離反するが、ランプユニット9
の内側に位置する他方の電極24は相互に近接する。そ
こで、インバータ回路8は、二本の冷陰極蛍光ランプ1
1の相互に離反した電極23が高電位となり近接した電
極24が低電位となるよう、配線25,26により二本
の冷陰極蛍光ランプ11の各々に接続されている。
【0019】ランプカバー12は、一個で二本の冷陰極
蛍光ランプ11の放射光を良好に反射するため、図2な
いし図4に示すように、二本の冷陰極蛍光ランプ11の
各々の放射光を個々に反射する形状に形成されている。
つまり、断面形状が放物線等の二次曲線となる形状を二
段に並設した形状に形成されており、ここでは高反射の
白色樹脂により非金属製に形成されている。断熱カバー
13は、断熱材により形成されており、冷陰極蛍光ラン
プ11の放熱を遮断する。
【0020】導光部材14は、冷陰極蛍光ランプ11が
対向する側面が入光部20となり、ここに入射された光
線を内部に伝播させて表面21から放射する。反射部材
15は、導光部材14の裏面に接合されており、ここか
ら放射される光線を反射する。拡散部材16は、導光部
材14の表面21に接合されており、ここから放射され
る光線を拡散する。プリズム部材17は、拡散部材16
の表面に接合されており、拡散された光線を集光する。
【0021】一対の本体フレーム18,19は、冷陰極
蛍光ランプ11、ランプカバー12、断熱カバー13、
導光部材14、反射部材15、拡散部材16、プリズム
部材17、を一体に保持しており、ここにランプユニッ
ト9が形成されている。上方の本体フレーム18には矩
形の開口孔27が形成されており、この内側に透光性の
表示体10が交換自在に装着されている。
【0022】上述の実施の形態の作用について説明す
る。表示装置1は、昼間は自動的に太陽光を電力に変換
して蓄積し、夜間は自動的に点灯して表示体10を照明
する。このため、外部から電力を供給する必要がなく、
ランニングコストが極めて低い。しかも、その光源が冷
陰極蛍光ランプ11なので、製造コストも低く、輝度の
調節が容易である。このため、表示装置1は、ランニン
グコストと製造コストとの両方が低く、表示体10を明
るく均一に面発光で照明することができる。
【0023】さらに、本実施の形態の表示装置1では、
冷陰極蛍光ランプ11が導光部材14の略半分の長さで
あるが、二本の冷陰極蛍光ランプ11を、一方の発光部
22が他方の電極24に重複するよう平行に配置してい
るので、導光部材14の入光部20の全域に冷陰極蛍光
ランプ11の発光部22が対向しており、市販の小型の
冷陰極蛍光ランプ11により大型の表示装置1が実現さ
れている。
【0024】また、本実施の形態の表示装置1は、上述
のように平行に配置された二本の冷陰極蛍光ランプ11
の各々の放射光を個々に反射する形状にランプカバー1
2が形成されているので、二本の冷陰極蛍光ランプ11
の放射光が一個の導光部材14に高効率に入射される。
このような形状のランプカバー12は、例えば、白色樹
脂の金型成形により容易に製作することができる。
【0025】なお、冷陰極蛍光ランプ11は点灯周波数
が非常に高いが、本実施の形態では二本の冷陰極蛍光ラ
ンプ11の高電位側の電極23が各々外側に位置して相
互に離反されているので、その共振やリーク電流の発生
が良好に防止されている。つまり、上述のように二本の
冷陰極蛍光ランプ11を配置すると、一方の冷陰極蛍光
ランプ11の電極24が他方の冷陰極蛍光ランプ11の
配線26に隣接するが、この配線26や電極24に印加
される電圧は低電位なのでリーク電流が発生しない。
【0026】しかも、このような冷陰極蛍光ランプ11
に対向するランプカバー12も非金属製なので、このラ
ンプカバー12に対してリーク電流が発生することもな
い。同様な理由により、冷陰極蛍光ランプ11の高電位
側の配線25も短い方が好ましいので、二本の冷陰極蛍
光ランプ11に二個のインバータ回路8を個々に接続す
ることも可能である。
【0027】なお、本実施の形態の表示装置1では、二
本の冷陰極蛍光ランプ11を一方の電極24が他方の発
光部22に重複するよう配置したので、発光部22が重
複することがなく発光輝度が均一である。しかし、この
ような表示装置1を小型化する場合、発光部22が重複
する位置に冷陰極蛍光ランプ11を配置することもあ
り、このような場合には表示装置1の中央部のみ発光輝
度が増加する懸念がある。
【0028】これが問題となる場合には、反射部材15
を、冷陰極蛍光ランプ11から離反した部位ほど反射光
量が多く、複数の冷陰極蛍光ランプ11が重複した位置
に近接した部位ほど反射光量が少ないよう形成すること
が好ましい。例えば、図5に示すように、反射部材15
の表面に多数の円形の反射パターン28を縦横に等ピッ
チで形成する場合に、これらの反射パターン28を、冷
陰極蛍光ランプ11から離反したものほど大きく、複数
の冷陰極蛍光ランプ11が重複した位置に近接したもの
ほど小さく形成する。この場合、二本の冷陰極蛍光ラン
プ11から導光部材14に導光される光量と反射部材1
5の反射光量とが相反するので、図6に示すように、表
示装置1の表面の発光輝度が略均一となる。
【0029】比較のため、図7に示すように、二本の冷
陰極蛍光ランプ11を重複させることなく順番に配列
し、反射光量が均一な反射部材29に組み合わせたとこ
ろ、図8に示すように、冷陰極蛍光ランプ11に近接し
た位置では中央部のみ発光輝度が低く、冷陰極蛍光ラン
プ11から離反するほど発光輝度が低下した。また、図
9に示すように、二本の冷陰極蛍光ランプ11の発光部
22を重複させ、反射光量が冷陰極蛍光ランプ11から
離反した部位ほど多い反射部材30に組み合わせたとこ
ろ、図10に示すように、冷陰極蛍光ランプ11に近接
した位置では中央部のみ発光輝度が高く、冷陰極蛍光ラ
ンプ11から離反するほど発光輝度が低下した。
【0030】なお、本実施の形態では照明装置2に表示
体10を装着して表示装置1としたが、照明装置2を単
体で使用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1ないし3の発明によれば、光線
を電力に変換する太陽電池と、電力を蓄積する蓄電池
と、入射光の照度を検出する昼光センサと、昼光センサ
が高照度を検出すると太陽電池の電力を蓄電池に蓄積さ
せ、昼光センサが低照度を検出すると蓄電池の電力を放
出させる蓄電放電制御回路と、蓄電池から放出される電
力を調節する調光装置と、表面と背面と四つの側面とを
有する平板状の導光部材と、長手方向の一部が重複する
平行な配置で導光部材の一側面に対向された複数の冷陰
極蛍光ランプと、調光装置により調節された電力を直流
から交流に変換し、複数の冷陰極蛍光ランプの相互に近
接した電極が低電位となり離反した電極が高電位となる
よう電圧を印加するインバータ回路と、を具備している
ことにより、例えば、自動的に昼間に蓄電して夜間に点
灯するランニングコストが低い照明装置を実現すること
ができる。しかも、その光源が冷陰極蛍光ランプなの
で、製造コストも低く、輝度の調節が容易であり、ラン
ニングコストと製造コストとの両方が低く、輝度の調節
が容易な照明装置を提供することができる。さらに、複
数の冷陰極蛍光ランプを一部が重複するよう平行に配置
しているので、その発光部を導光部材の側面の全域に対
向させることができる。このように複数の冷陰極蛍光ラ
ンプを配置すると電極が相互に近接するが、ここに印加
される電圧は低電位なのでリーク電流は発生しない。特
に、請求項2の発明によれば、冷陰極蛍光ランプの線状
の発光を導光板により面状に変換するので、面発光の照
明装置を提供することができる。請求項3の発明によれ
ば、導光板による面状の発光を拡散部材とプリズム部材
とに透過させるので、表示装置に最適な照明装置を提供
することができる。
【0032】請求項4の発明によれば、冷陰極蛍光ラン
プが導光部材より短いので、市販の冷陰極蛍光ランプに
より大型の照明装置を実現できる。
【0033】請求項5の発明によれば、一本の冷陰極蛍
光ランプの消費電力が1.5W以下であるので、省電力
な照明装置を提供することができる。
【0034】請求項6の発明によれば、反射部材は、冷
陰極蛍光ランプから離反した部位ほど反射光量が多く、
複数の冷陰極蛍光ランプが重複した位置に近接した部位
ほど反射光量が少ないので、発光輝度が均一な照明装置
を提供することができる。
【0035】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
6の何れか一記載の照明装置と、照明装置の表面に配置
された表示体と、を具備しているので、ランニングコス
トと製造コストとの両方が低く、輝度の調節も容易で明
るい表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示装置の模式図
【図2】ランプユニットの分解斜視図
【図3】ランプユニットの斜視図
【図4】ランプユニットの要部の断面図
【図5】冷陰極蛍光ランプと反射部材とを示す模式図
【図6】発光輝度を示す特性図
【図7】第一の実験装置の冷陰極蛍光ランプと反射部材
とを示す模式図
【図8】発光輝度を示す特性図
【図9】第二の実験装置の冷陰極蛍光ランプと反射部材
とを示す模式図
【図10】発光輝度を示す特性図
【符号の説明】
1:表示装置 2:照明装置 3:太陽電池 4:蓄電池 5:昼光センサ 6:蓄電放電制御回路 7:調光装置 8:インバータ回路 10:表示体 11:冷陰極蛍光ランプ 12:ランプカバー 14:導光部材 15:反射部材 16:拡散部材 17:プリズム部材 18,19:本体フレーム 21:表面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線を電力に変換する太陽電池と;電力
    を蓄積する蓄電池と;入射光の照度を検出する昼光セン
    サと;昼光センサが高照度を検出すると太陽電池の電力
    を蓄電池に蓄積させ、昼光センサが低照度を検出すると
    蓄電池の電力を放出させる蓄電放電制御回路と;蓄電池
    から放出される電力を調節する調光装置と;表面と背面
    と四つの側面とを有する平板状の導光部材と;長手方向
    の一部が重複する平行な配置で導光部材の一側面に対向
    された複数の冷陰極蛍光ランプと;調光装置により調節
    された電力を直流から交流に変換し、複数の冷陰極蛍光
    ランプの相互に近接した電極が低電位となり離反した電
    極が高電位となるよう電圧を印加するインバータ回路
    と;を具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 光線を電力に変換する太陽電池と;電力
    を蓄積する蓄電池と;入射光の照度を検出する昼光セン
    サと;昼光センサが高照度を検出すると太陽電池の電力
    を蓄電池に蓄積させ、昼光センサが低照度を検出すると
    蓄電池の電力を放出させる蓄電放電制御回路と;蓄電池
    から放出される電力を調節する調光装置と;表面と背面
    と四つの側面とを有する平板状の導光部材と;長手方向
    の一部が重複する平行な配置で導光部材の一側面に対向
    された複数の冷陰極蛍光ランプと;冷陰極蛍光ランプが
    出射する光線を導光部材に向けて反射する非金属製のラ
    ンプカバーと;調光装置により調節された電力を直流か
    ら交流に変換し、複数の冷陰極蛍光ランプの相互に近接
    した電極が低電位となり離反した電極が高電位となるよ
    う電圧を印加するインバータ回路と;冷陰極蛍光ラン
    プ、ランプカバー、導光部材、を一体に保持する本体フ
    レームと;を具備していることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 光線を電力に変換する太陽電池と;電力
    を蓄積する蓄電池と;入射光の照度を検出する昼光セン
    サと;昼光センサが高照度を検出すると太陽電池の電力
    を蓄電池に蓄積させ、昼光センサが低照度を検出すると
    蓄電池の電力を放出させる蓄電放電制御回路と;蓄電池
    から放出される電力を調節する調光装置と;表面と背面
    と四つの側面とを有する平板状の導光部材と;長手方向
    の一部が重複する平行な配置で導光部材の一側面に対向
    された複数の冷陰極蛍光ランプと;冷陰極蛍光ランプが
    出射する光線を導光部材に向けて反射する非金属製のラ
    ンプカバーと;導光部材の裏面から放射される光線を反
    射する反射部材と;導光部材の表面から放射される光線
    を拡散する拡散部材と;拡散部材により拡散された光線
    を集光するプリズム部材と;調光装置により調節された
    電力を直流から交流に変換し、複数の冷陰極蛍光ランプ
    の相互に近接した電極が低電位となり離反した電極が高
    電位となるよう電圧を印加するインバータ回路と;冷陰
    極蛍光ランプ、ランプカバー、導光部材、反射部材、拡
    散部材、プリズム部材、を一体に保持する本体フレーム
    と;を具備していることを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 冷陰極蛍光ランプが導光部材より短いこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 一本の冷陰極蛍光ランプの消費電力が
    1.5W以下であることを特徴とする請求項1ないし3
    の何れか一記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 反射部材は、冷陰極蛍光ランプから離反
    した部位ほど反射光量が多く、複数の冷陰極蛍光ランプ
    が重複した位置に近接した部位ほど反射光量が少ないこ
    とを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか一記載の照明
    装置と;照明装置の表面に配置された表示体と;を具備
    していることを特徴とする表示装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2389697A (en) * 2002-05-02 2003-12-17 Sepco Holdings Plc Solar powered edge illuminated sign.
JP2006081620A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Triumph International (Japan) Ltd コードレス電飾什器
KR101029265B1 (ko) * 2010-10-22 2011-04-18 주식회사 태운산업 태양전지를 이용한 표시 장치
WO2016059808A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、およびその取付構造
JP2016081773A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、およびその取付構造
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JP2020181130A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 コイト電工株式会社 表示装置

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