JPH09258623A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09258623A
JPH09258623A JP7027196A JP7027196A JPH09258623A JP H09258623 A JPH09258623 A JP H09258623A JP 7027196 A JP7027196 A JP 7027196A JP 7027196 A JP7027196 A JP 7027196A JP H09258623 A JPH09258623 A JP H09258623A
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JP
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cleaning
toner
photosensitive drum
charging
electrostatic latent
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JP7027196A
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Toshiro Honda
敏郎 本田
Kazuhisa Takeda
和久 武田
Shigeru Fujiwara
茂 藤原
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性シートの汚染を防止し、印字品質の安
定と長寿命化を図る。 【解決手段】 感光ドラム3の表面を帯電装置4の導電
性シート31で接触帯電し、露光により静電潜像を形成
し、その静電潜像を可視像化し、記録用紙にその可視像
化されたトナー画像を転写し、感光ドラムの表面に残っ
た未転写トナー等の不要付着物をクリーニング装置8で
除去とする画像形成装置において、クリーニング装置
は、感光ドラムの表面に接触して不要付着物を掻落とす
第1のクリーニングブレード38と、導電性シート31
と同一素材で構成し、感光ドラムの導電性シートとの接
触部及び第1のクリーニングブレードとの接触部の間に
接触する第2のクリーニングブレード41とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
機構を備える複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としては、例えば
レーザプリンタがある。このレーザプリンタは、装置本
体内部に設けた感光ドラムの周りに、帯電部、レーザダ
イオード等の光源を設けた露光装置、現像装置等を配設
してなる電子写真プロセス機構を備える。この感光ドラ
ムの表面を帯電部で帯電し、その感光ドラム表面に露光
装置からの露光により静電潜像を形成し、その静電潜像
を現像装置からのトナーにより可視像化し、搬送された
記録用紙にそのトナー画像を転写し、さらにそのトナー
画像を熱定着して記録用紙に画像形成を行うようになっ
ている。
【0003】このようなレーザプリンタの中には、上記
帯電部で感光ドラムの表面を帯電する際、導電性ブラシ
や導電性シートで接触帯電する接触帯電方式のものが知
られている。このようなレーザプリンタの感光ドラム近
傍の要部構成を図6に示す。図中、101は感光ドラ
ム、102はレーザ光による露光に先立って感光ドラム
101を一様に帯電させる帯電部、103は転写後不要
となったトナーを感光ドラム101の表面から除去する
クリーニング装置である。
【0004】上記帯電装置102は、ゴム弾性を有する
シート状の導電性シート104、この導電性シート10
4を支持するための金属性の保持部材105、及び導電
性シート104と保持部材105を導通させる導電性テ
ープ106から構成されいる。上記導電性シート104
の先端は、適当なニップをもって感光体ドラム101と
接触するようになっている。また、上記保持部材105
には高圧電源107が接続され、帯電バイアス電圧が印
加するようになっている。
【0005】上記クリーニング装置103は、金属性の
支持部材108にウレタンゴムなどからなる弾性ブレー
ド109を接着させてクリーニングブレードを構成す
る。この弾性ブレード109の先端は、感光ドラム10
1に接触する状態でプリンタ本体に止めネジ111によ
り固定されている。また、弾性ブレード109は感光体
ドラム101上の未転写トナーを掻落とし、図示しない
ケース内収容部に回収している。さらに、弾性ブレード
109の感光ドラム101回転方向の上流側には、回収
されたトナーの逆流漏れを防ぐためのリカバーシール部
材112が感光ドラム101に接触する状態で設けられ
ている。
【0006】このようなレーザプリンタにおいては、印
字時に感光ドラム101を図示する矢印方向に回転駆動
させるとともに、高圧電源107をオンして帯電バイア
ス電圧を導電性シート104に印加する。すると、感光
ドラム101は導電性シート104に接触しながら回転
するため、露光に先立って表面が一様に帯電される。そ
の後露光、トナー現像、転写が続いて行われ、感光ドラ
ム101に残ったトナーは、弾性ブレード109によっ
て掻き落とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置においては、クリーニング装置103の弾性
ブレード109を感光ドラム101に接触させて残った
トナーを掻き落とすため、長時間繰返して印字作業を行
わせると、導電性シート104が感光ドラム101との
接触部でクリーニングブレード109をすり抜けたわず
かな微小トナーやシリカなどの外填剤、記録用紙の填料
などが導電性シート104に付着して汚れてしまい、そ
の結果放電不良が起こって、感光ドラム101の表面を
一様に帯電できなくなり、印字不良を発生させるという
問題があった。
【0008】また、記録用紙の繊維がクリーニングブレ
ード109の当接エッジに乗上げると、上記導電性シー
ト104のトナー汚染を加速させ、記録用紙の白地部に
帯電ムラによる黒スジが発生したり、印字ムラが発生す
るという問題もあった。
【0009】そこで、本発明は、導電性シートの汚染を
防止でき、印字品質の安定と装置の長寿命化を図ること
ができる画像形成装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、静
電潜像保持体の表面を帯電部材で接触帯電し、露光によ
り静電潜像を形成し、その静電潜像を可視像化し、記録
媒体にその可視像化されたトナー画像を転写し、静電潜
像保持体の表面に残った未転写トナー等の不要付着物を
クリーニング装置で除去する画像形成装置において、ク
リーニング装置は、静電潜像保持体の表面に接触して不
要付着物を掻落とす第1のクリーニング部材と、帯電部
材と同一素材で構成し、静電潜像保持体の帯電部材との
接触部及び第1のクリーニング部材との接触部の間で静
電潜像保持体の表面に接触する第2のクリーニング部材
とを設けたものである。
【0011】請求項2の本発明は、クリーニング装置の
第2のクリーニング部材は、帯電部材と同極性の電圧を
印加する請求項1記載の画像形成装置である。
【0012】このような構成の本発明においては、例え
ば、記録媒体への転写後、静電潜像保持体に残った未転
写トナー、微小トナーやシリカなどの外填剤、紙の填料
などの不要付着物が第1のクリーング部材をすり抜けた
としても、帯電部材と同一素材で構成された第2のクリ
ーニング部材がそれらを付着回収する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1ないし図3を参照して説明する。
【0014】図1は、本実施の形態にかかるレーザプリ
ンタの全体構成図で、筐体1のほぼ中央部に感光ドラム
3を配置している。この感光ドラム3は、その表面に感
光層が形成され、図中矢印方向に回転駆動されるように
なっている。
【0015】この感光ドラム3の周囲には、電子写真プ
ロセス機構として、感光ドラム3の表面の感光層を均一
に帯電させる帯電部4、この帯電部4によって帯電され
た感光層に画像情報に基づいてレーザ光を照射して静電
潜像を形成する露光装置5、上記感光ドラム3の感光層
上に形成された静電潜像にトナーを付着させて現像する
現像装置6、搬送路を搬送される転写紙に現像装置6で
現像された画像を転写する転写部7、感光ドラム3から
トナーを落とすクリーニング装置8を順に配置してい
る。このうち、感光ドラム3、帯電部4、現像装置6、
転写部7、クリーニング装置8は一体化して図2にも示
すプロセスユニット2を構成する。このプロセスユニッ
ト2は、筐体1内に着脱可能に装着されている。
【0016】上記露光装置5は、図示しないレーザダイ
オードからのレーザ光を操向走査する偏光装置11が設
けられている。この偏光装置11は、図1に示すように
ポリゴンモータに多面体のポリゴンミラー11aが取付
けられて構成される。このポリゴンミラー11bは、ポ
リゴンモータにより高速で回転し、レーザダイオードか
ら受けたレーザ光を第1のFθレンズ12、第1の反射
ミラー13、第2の反射ミラ14、第2のFθレンズ1
5、防塵ガラス16を介して感光ドラム3の表面へ照射
させるようになっている。
【0017】上記現像装置6は、図2に示すように容器
17内に現像ローラ18、トナー供給ローラ19、トナ
ー層形成ブレード20、撹拌パドル21、トナー22等
で構成されている。撹拌パドル21の羽根21aは中空
の弾性フィルムで構成され、矢印d方向に回転してトナ
ーを掻き上げ、矢印c方向に回転するトナー供給ローラ
19にトナーの上表面を押し付けている。
【0018】トナー供給ローラ19は、矢印b方向に回
転する現像ローラ18と接触しつつトナー12を供給す
るとともに、現像ローラ18上の現像残りトナーをも掻
き取るようになっている。現像ローラ18の表面上に
は、トナー層形成ブレード20が現像ローラ18の長手
方向にわたって当接しており、均一な薄層となるように
トナーを供給するようになっている。
【0019】現像ローラ18は芯金18aと弾性を有す
る導電性表面層18bで構成されており、トナー供給ロ
ーラ19は芯金19aと導電性の発泡ウレタン表面層1
9bから構成されている。これら現像ローラ18及びト
ナー供給ローラ19は高圧電源から適当なバイアス電圧
が印加されるようになっている。
【0020】上記帯電装置4は、図3にも示すようにゴ
ム弾性を有するシート状の帯電部材としての導電性シー
ト31と、これを支持するための金属製の保持部材32
を備える。この導電性シート31は、その先端部近傍の
腹部が感光ドラム3の軸の下方で弾性的に接触するよう
になっている。また、導電性シート31は、熱可塑性エ
ーテル系ウレタンを主成分として、カーボンブラックな
どを均一に混練させた後、発泡させてシート状に成形し
て構成される。
【0021】保持部材32は、カニゼンメッキを施した
金属のブロック塊で構成される。この保持部材32は、
上記導電性シート31の基端を導電性テープ33で密着
して固定している。また、保持部材32には高圧電源3
4が接続しており、この高圧電源34からの電圧(AC
+DC)は、保持部材32を介して導電性シート31に
帯電バイアス電圧として印加される。
【0022】上記クリーニング装置8は、ケース35内
に金属製の断面L字形状の支持部材36の下部を止めネ
ジ37で固定し、第1のクリーニング部材としての第1
のクリーニングブレード38を起立した状態でその上端
部が感光ドラム3に当接するように上記支持部材36の
上部に取付けて構成される。
【0023】すなわち、支持部材36の上部に段部を設
け、その段部上に第1のクリーニングブレード38の基
端部を固定している。この第1のクリーニングブレード
38は、その先端で感光ドラム3の表面に付着した未転
写トナー等を掻き落とすものであり、弾性ウレタンゴム
などから構成される。この第1のクリーニングブレード
38で掻き落とされたトナーはケース35内に設けられ
たトナー収容器39に回収される。
【0024】また、上記支持部材36の起立部の外側面
には第1のクリーニングブレード38とは別体で、第2
のクリーニング部材としての第2のクリーニングブレー
ド41が固定されている。この第2のクリーニングブレ
ード41は、第1のクリーニングブレード38で掻き落
とせなかった未転写トナーを除去するためのもので、上
記帯電装置4の導電性シート31と同一の素材で構成さ
れている。このクリーニングブレード41は、その先端
部が感光ドラム3の表面上に弾性的に接触するように取
付けられている。具体的には、クリーニングブレード4
1の先端部は、感光ドラム3の第1のクリーニングブレ
ード38と帯電装置4の導電性シート31との間に、感
光ドラム3の回転方向へ倒れた状態で接触している。
【0025】上記転写部7は、図1に示すように感光ド
ラム3の上側に配置されている。その転写部7に向けて
上記筐体1の一側部に設けられた給紙部45から搬送ロ
ーラ46等の動作によって記録用紙が所定のタイミング
で搬送されるようになっている。
【0026】搬送された記録用紙は、転写部7により感
光ドラム3のトナー像が転写された後に定着器47で定
着されるようになっている。そして、定着された記録用
紙は、排紙ローラ48によって筐体1外に排出されるよ
うになっている。
【0027】このような構成の本実施の形態において
は、印刷時、感光ドラム3が図3に示す矢印方向に駆動
するとともに、帯電装置4の導電性シート31には高圧
電源34から帯電電圧が印加される。これにより、感光
ドラム3の表面は一様に帯電される。続いて、感光ドラ
ム3の表面は印字データに基づいて露光装置5からのレ
ーザ光で露光されて静電潜像が形成され、これをトナー
画像として現像装置6で顕在化される。その後、転写部
7にて用紙等に転写が行われる。
【0028】このとき、感光ドラム3の表面には未転写
トナーや微砕トナー、シリカなどの外填剤、紙の填料等
が付着している。この未転写トナー等は、クリーニング
装置8の第1のクリーニングブレード38の先端部で掻
き落とされて回収される。ところが、印刷回数が増す
と、第1のクリーニングブレード38をすり抜けて感光
ドラム3上に未転写トナー等が残ってしまう場合があ
る。
【0029】この第1のクリーニングブレード38をす
り抜けてしまったトナー等は、第2のクリーニングブレ
ード41に付着して除去される。このため、感光ドラム
3の表面が導電性シート31との接触部に到達する前
に、感光ドラム3の表面に付着したトナー等はすべて除
去されるようになる。
【0030】このように、感光ドラム3の表面上で、ク
リーニング装置8の第1のクリーニングブレード38と
の接触部と帯電装置4の導電性シート31との接触部と
の間に、第2のクリーニングブレード41を接触させる
ことにより、第1のクリーニングブレード38をすり抜
けたトナー等を効率よく除去することができる。このた
め、帯電装置4の導電性シート31の汚染を防止できる
ことから、帯電電位を安定させることができ、記録用紙
の白地部に帯電ムラによる黒スジや印字ムラの発生を防
止でき、印字品質の安定と装置の長寿命化を図ることが
できる。
【0031】また、第2のクリーニングブレード41
は、帯電装置4の導電性シート31と同一の素材で構成
したため、静電的に未転写トナー等を除去することがで
きる。従って、第1のクリーニングブレード38よりも
クリーニング性能に優れ、未転写トナー等の除去効率を
向上することができる。
【0032】さらに、第2のクリーニングブレード41
を帯電装置4ではなく、クリーニング装置8に取付ける
ため、帯電装置4の導電性シート31と離間させること
ができる。このため、帯電装置4の導電性シート31と
干渉してトナー除去効率が低下することを防止すること
ができる。
【0033】次に、本発明の第2の実施形態を図4を参
照して説明する。なお、本実施の形態において、上記実
施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0034】図4は、本実施の形態にかかるレーザプリ
ンタの感光ドラム3近傍の要部構成を示す図で、現像装
置6や転写装置7等は省略している。本実施の形態にお
いて上記第1の実施形態と異なるのは、帯電装置4の高
圧電源34の出力を、クリーニング装置8の支持部材3
6にも接続し、第2のクリーニングブレード41の下方
に付けた導電性テープ42を介して高圧電源34の電圧
を第2のクリーニングブレード41にも印加する点であ
る。
【0035】このようにすることによって、第2のクリ
ーニングブレード41の静電的なクリーニング性能を増
加させることができるため、感光ドラム3上のトナー除
去効率をさらに向上することができる。
【0036】また、第2のクリーニングブレード41に
帯電電圧を印加させるため、帯電装置4の導電性シート
31と同様に、感光ドラム3を帯電することができるこ
とから、帯電の機会が増加し、より帯電効果を向上する
こともでき、ドラム帯電電位も安定する。これにより、
印字品質をさらに向上させることができる。
【0037】次に、本発明の第3の実施形態を図5を参
照して説明する。なお、本実施の形態において、上記実
施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0038】図5は、本実施の形態にかかるレーザプリ
ンタの感光ドラム3近傍の要部構成を示す図で、現像装
置6や転写装置7等は省略している。本実施の形態にお
いて上記第2の実施形態と異なるのは、クリーニング装
置8の支持部材51に3つの第2のクリーニングブレー
ド52,53,54を取付けるとともに、それぞれに導
電性テープ55,56,57を取付ける点である。これ
により、帯電装置4の高圧電源34からの電圧は、各導
電性テープ55,56,57を介して第2のクリーニン
グブレード52,53,54にも印加する。
【0039】このように、第2のクリーニングブレード
52,53,54を複数設けることによって、確実に感
光ドラム3上の未転写トナー等を除去できるため、上記
実施の形態における効果をより一層向上することができ
る。すなわち、さらなる印字品質の安定と長寿命化を図
ることができる。
【0040】なお、本実施の形態においては、すべての
第2のクリーニングブレード52,53,54に帯電装
置4の高圧電源34からの電圧を印加するものについて
述べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、第
2の実施の形態のように第2のクリーニングブレード5
2,53,54に帯電電圧4の高圧電源34からの電圧
を印加しない場合であってもよく、またこれら第2のク
リーニングブレード52,53,54の一部に電圧を印
加させるものであってもよい。
【0041】また、本実施の形態においては、3つの第
2のクリーニングブレード52,53,54を設けたも
のについて述べたが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、第2のクリーニングブレードを2つ、又は4つ
以上設けてもよい。
【0042】ここで、表1に本発明を実際のレーザプリ
ンタに適用して、実際に印字試験を行い本発明の効果を
確認した結果を示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1は、具体的には第2のクリーニングブ
レードを取付けない従来の場合、及び各実施の形態の場
合について、10台の異なるプリンタについてA4用紙
へ印字率5%の同一データの印字処理を行わせた結果、
所定の印字枚数ごとに印字品質を目視で確認した結果を
示している。
【0045】なお、廃トナーを収容するトナー収容器3
9は、印字率5%で最大20000枚の容量設定である
ため、20000枚までの印字実験を行った。また、上
記印字品質としては、良好の場合には「○」、10台の
プリンタのうち1台でも黒すじの発生等の印字不良が発
生した場合は「△」、10台のプリンタのすべてについ
て印字不良が発生した場合は「×」の記号を付してあ
る。
【0046】このような実験結果によれば、例えば、第
2のクリーニングブレードが設けられていない従来の場
合(A)には、印字枚数5000枚までは良好な印字結
果「○」が得られるが、それ以降12500枚までは
「△」すなわち一部黒すじ等が発生し、それ以上の印字
枚数では「×」すなわちすべてのプリンタに黒すじ等が
発生している。
【0047】これに対して、第1の実施形態の場合
(B)、すなわち第2のクリーニングブレードを1つ設
け、電圧を印加しない場合は、良好な印字結果「○」が
得られる印字枚数は10000枚までとなり、プリンタ
全体の寿命を従来の2倍に伸ばすことができた。
【0048】また、第2の実施形態の場合(C)、すな
わち第2のクリーニングブレードを1つ設け、さらに電
圧を印加した場合は、良好な印字結果「○」が得られる
印字枚数は15000枚までとなり、プリンタ全体の寿
命を従来の3倍以上に伸ばすことができた。
【0049】さらに、第3の実施形態の場合(D)、す
なわち第2のクリーニングブレードを3つ設け、さらに
電圧を印加した場合は、良好な印字結果「○」が得られ
る印字枚数は20000枚までのすべてとなり、プリン
タ全体の寿命を従来の4倍以上に伸ばすことができた。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、導
電性シートの汚染を防止でき、印字品質の安定と装置の
長寿命化を図ることができる画像形成装置を提供できる
ものである。
【0051】また、第2のクリーニングブレードに帯電
電圧を印加することによって、静電的なクリーニング性
能が増加するとともに、帯電の機会が増えてドラム帯電
電位も安定し、印字品質をさらに向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す全体断面
図。
【図2】図1に示すプロセスユニットの構成を説明する
図。
【図3】図2に示す帯電部とクリーニング装置の構成を
説明する図。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を説明する図。
【図5】本発明の第3の実施形態の構成を説明する図。
【図6】従来の画像形成装置の作用を説明する図。
【符号の説明】
2…感光ドラム(静電潜像保持体) 4…帯電部 5…露光装置 6…現像装置 8…クリーニング装置 31…導電性シート(帯電部材) 38…第1のクリーニングブレード(第1のクリーニン
グ部材) 41…第2のクリーニングブレード(第2のクリーニン
グ部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体の表面を帯電部材で接触
    帯電し、露光により静電潜像を形成し、その静電潜像を
    可視像化し、記録媒体にその可視像化されたトナー画像
    を転写し、前記静電潜像保持体の表面に残った未転写ト
    ナー等の不要付着物をクリーニング装置で除去する画像
    形成装置において、前記クリーニング装置は、静電潜像
    保持体の表面に接触して不要付着物を掻落とす第1のク
    リーニング部材と、前記帯電部材と同一素材で構成し、
    前記静電潜像保持体の前記帯電部材との接触部及び前記
    第1のクリーニング部材との接触部の間で前記静電潜像
    保持体の表面に接触する第2のクリーニング部材とを設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング装置の第2のクリーニ
    ング部材は、前記帯電部材と同極性の電圧を印加するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP7027196A 1996-03-26 1996-03-26 画像形成装置 Pending JPH09258623A (ja)

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JP7027196A JPH09258623A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300847A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機および複合画像形成装置
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