JPH09258196A - 液晶パネル用基板、液晶パネル及び液晶装置の製造方法 - Google Patents
液晶パネル用基板、液晶パネル及び液晶装置の製造方法Info
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- JPH09258196A JPH09258196A JP7187596A JP7187596A JPH09258196A JP H09258196 A JPH09258196 A JP H09258196A JP 7187596 A JP7187596 A JP 7187596A JP 7187596 A JP7187596 A JP 7187596A JP H09258196 A JPH09258196 A JP H09258196A
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Abstract
に用いても色ムラにならい液晶装置を提供すること。 【解決手段】液晶パネルとしたときにシール剤が形成さ
れる領域又はその近傍の領域に、透明電極からなるネガ
タイプの識別用マークを有することを特徴とする液晶パ
ネル基板。
Description
に関する。また、この液晶パネル用基板を用いてなる液
晶パネルに関する。さらに、この液晶パネルの製造方法
に関する。
から液晶装置は小型携帯機器を中心に応用分野が益々拡
大し、生産される数量・機種とも増大の一途をたどって
いる。このような液晶装置においては外形サイズが似て
いたり、時には外形サイズが全く同じで表示パターンの
ごく一部が違う事が往々にして生じる。このような場
合、とりわけ偏光板貼り付け前の液晶装置では現品によ
る機種等の識別が困難で、現実問題として機種混入等も
製造上の大きな課題となっていた。その対策として、従
来から製品毎の機種・ロット・文字等を現品にて識別す
るために、表示エリア外に透明電極で数字・文字等をパ
ターニングすることが行われていた。このような数字・
文字等のパターニングは公知の事実として一般に使用さ
れている。以下図9、10を用いて説明する。
合し、かつ液晶103を封入しているシール材110の
真下に機種コードを記載した透明電極105を配してい
る。このとき前記透明電極105の文字は文字部分に電
極を残したポジ形式で表している。すなわち透明電極1
05の詳細部106において透明電極部107がポジ形
式で表示されている。また、図10では液晶103を封
入したシール材110の内側でかつ表示の影響のない見
切り外の位置に機種コード等を記載した透明電極111
を配している。このように、表示に対して影響の無い位
置に機種コードを透明電極で形成し機種や各種コード類
の識別に利用していた。
液晶装置は偏光子から入射した直線偏光を液晶分子の配
列にしたがってねじり、入射時と角度を変えられた直線
偏光を検光子からの光の透過・非透過を表示に利用した
ツイスティッド・ネマティック・モード(以下TNと表
示する)から、偏光子からの直線偏光を波長毎に位相を
変調し、検光子の位置で視感度によるコントラスト差が
大きくなるように設計されたスーパー・ツイスティッド
・ネマティック・モード(以下STNと表示)に大容量
表示できるタイプを中心に移行が進んでいる。このよう
なSTNでは従来のTNと比較して液晶層の厚さに許さ
れるバラツキのマージンが±500オングストロームと
1/5程度に厳しくなり、それから外れるものは液晶装
置の色ムラとして現れて製品としての価値を失うことに
なる。透明電極自身の厚さが1000〜2000オング
ストロームあるため、透明電極を用いた従来のポジ表示
では前記透明電極の面積が少なくなりSTN型液晶装置
では前記コード周辺の液晶層厚が部分的に小さくなりそ
の結果色ムラを生じるという問題点を有していた。ま
た、従来の液晶装置を搭載した電子機器にあっては前記
液晶装置に色ムラがあるため、表示部分に色ムラが生じ
るあるいは色ムラの液晶で表示エリアを広く取れない等
の問題点を有していた。
数字等のコード表示に用いても色ムラにならない液晶装
置を提供することを目的とする。また、本発明は透明電
極パターンを文字や数字等のコード表示に用いても部分
的な色ムラが生じず、広い見切り領域を持つ電子機器を
提供することを特徴とする。
る液晶パネル基板は、液晶パネルとしたときにシール剤
が形成される領域又はその近傍の領域に、透明電極から
なるネガタイプの識別用マークを有することを特徴とす
る。このように構成したため、第1の発明は、セル厚ム
ラのない均一な液晶パネルが形成できる。
板は、第1の発明に係る液晶パネル用基板において、前
記識別用マークはITOからなることを特徴とする。こ
のように構成したため第2の発明は、セル厚ムラが防止
できる。
板は、第1の発明に係る液晶パネル用基板において、前
記識別用マークは酸化錫からなることを特徴とする。こ
のように構成したため第3の発明は、セル厚ムラが防止
できる。
板は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに係る液晶
パネル用基板において、前記識別用マークはその外形状
が長方形であることを特徴とする。このように構成した
ため第4の発明は、セル厚ムラが防止できる。
板は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかに係る液晶
パネル用基板において、前記識別用マークはその外形状
が楕円形であることを特徴とする。このように構成した
ため第5の発明は、セル厚ムラが防止できる。本発明の
第6の発明に係る液晶パネル用基板は、第1の発明乃至
第5の発明のいずれかに係る液晶パネル用基板を少なく
とも1枚用いてなることを特徴とする。このように構成
したため第6の発明は、セル厚ムラが防止できる。本発
明の第7の発明に係る液晶装置の製造方法は、第6の発
明に係る液晶パネルと外部回路とを接続するときに、前
記識別用マークの識別情報を画像認識し、望ましい仕様
と異なる液晶パネルが混入した場合には警報を発する事
を特徴とする。このため、第7の発明は、異機種の混入
を防止することができる。
する。
2記載、請求項3記載、請求項6記載の発明に係る液晶
パネルの透視図である。上基板9は、表示用透明電極1
1と外部駆動回路との電気接続用の引き回し配線12と
外部駆動回路との電気接続用の端子部13と液晶表示装
置識別用の透明電極パターン18とセル厚防止用のタ゛ミー
電極10で構成されている。
回路との電気接続用の引き回し配線16と外部駆動回路
との電気接続用の端子部17で構成されている。上基板
9と下基板14は、シール材110を介して接着されて
いる。液晶表示装置識別用の透明電極18は、ネガタイ
プの構造をしている。その詳細図19で示すように、透
明電極パターン20をITOで形成した。
型表示モード及びネガ型表示モードで外観を目視観察し
たところ、液晶表示装置識別用の透明電極パターン周辺
に色の差のない均一な液晶表示装置ができた。尚透明電
極パターン18をSnO2にて膜付けして表示装置を形
成しても同様の結果が得られた。
た結果を図5に示す。図中横軸は液晶表示装置の端部か
らの距離であり、縦軸はY値である。■印は液晶表示装
置識別用の透明電極パターンがネガタイプの構造をして
いる。◆印は液晶表示装置識別用の透明電極パターンが
ポジタイプの構造をしている。両者を比較すると明らか
にネガタイプの構造をしているほうが均一な外観が得ら
れていることがわかる。
ーン21がシール材110の下側に設置された液晶表示
装置の透視図である。このようにして配置しても色バラ
ツキなどは全く発生しなかった。
図4は請求項5記載の発明係る表示装置の第2実施例の
要部を示す図である。図3は液晶表示装置識別用の透明
パターン25の形が長方形をしている構造である。これ
を図1に示すように、シール材の内側に設置して液晶装
置を作成した。図4は液晶表示装置識別用の透明パター
ン27の形が楕円形をしている構造である。これも図1
に示すように、シール材の内側に設置して液晶装置を作
成した。これらの液晶表示装置をポジ型表示モード及び
ネガ型表示モードで外観を目視観察したところ、いずれ
も液晶表示装置識別用の透明電極パターン周辺で色の差
のない均一な液晶表示装置ができた。またこれらの液晶
表示装置の色バラツキを測定した結果を図6に示す。◆
印は識別用透明パターンが長方形で構成されている。■
印は識別用透明パターンが楕円で構成されている。両者
尚透明パターンと非透明パターンの面積比は両者とも同
じに形成した。この図7から明かなように液晶表示装置
識別用の透明パターンの形状が長方形や楕円に変わって
も色の差のない均一な外観が得られる。
係る表示装置の製造方法の第3実施例を示す図である。
液晶表示装置識別用のマークのついた液晶パネル52
を、画像認識装置50で読みとり、望ましい仕様と異な
る液晶パネルが混入したときは、警報を発するととも
に、専用パレット53に区分けする機構としている。望
ましい仕様の液晶パネルのみ、次工程である外部回路と
の接続ユニット51に流動される。
種の混入を完璧に防止することができる。
図。
ジ、ネガ形状によるセル厚ムラの状況を説明するための
図。
ガ形状で長方形、楕円の形状によるセル厚ムラ状況を説
明するための図。
Claims (7)
- 【請求項1】液晶パネルとしたときにシール剤が形成さ
れる領域又はその近傍の領域に、透明電極からなるネガ
タイプの識別用マークを有することを特徴とする液晶パ
ネル基板。 - 【請求項2】請求項1に記載の液晶パネル用基板におい
て、 前記識別用マークはインジウム・錫・酸化物(ITO)
からなることを特徴とする液晶パネル用基板。 - 【請求項3】請求項1に記載の液晶パネル用基板におい
て、 前記識別用マークは酸化錫(SnO2)からなることを
特徴とする液晶パネル用基板。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
液晶パネル用基板において、 前記識別用マークはその外形状が長方形であることを特
徴とする液晶パネル用基板。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
液晶パネル用基板において、 前記識別用マークはその外形状が楕円形であることを特
徴とする液晶パネル用基板。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
液晶パネル用基板を少なくとも1枚用いてなることを特
徴とする液晶パネル。 - 【請求項7】請求項6に記載の液晶パネルと外部回路と
を接続するときに、前記識別用マークの識別情報を画像
認識し、望ましい仕様と異なる液晶パネルが混入した場
合には警報を発することを特徴とする液晶装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187596A JP3554101B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 表示装置、及びそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187596A JP3554101B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 表示装置、及びそれを用いた電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09258196A true JPH09258196A (ja) | 1997-10-03 |
JP3554101B2 JP3554101B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=13473139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07187596A Expired - Fee Related JP3554101B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 表示装置、及びそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3554101B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100394069B1 (ko) * | 1999-09-01 | 2003-08-06 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시패널의 고유번호 표시부의 구조 및 그 제조방법 |
KR100504534B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2005-08-01 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 이중 마킹패드를 구비한 액정패널 |
KR20060067433A (ko) * | 2004-12-15 | 2006-06-20 | 엘지전자 주식회사 | 유기 전계 발광 소자 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP07187596A patent/JP3554101B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100394069B1 (ko) * | 1999-09-01 | 2003-08-06 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시패널의 고유번호 표시부의 구조 및 그 제조방법 |
KR100504534B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2005-08-01 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 이중 마킹패드를 구비한 액정패널 |
KR20060067433A (ko) * | 2004-12-15 | 2006-06-20 | 엘지전자 주식회사 | 유기 전계 발광 소자 |
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JP3554101B2 (ja) | 2004-08-18 |
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