JPH09257954A - アナログ式簡易天文時計 - Google Patents

アナログ式簡易天文時計

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JPH09257954A
JPH09257954A JP6825396A JP6825396A JPH09257954A JP H09257954 A JPH09257954 A JP H09257954A JP 6825396 A JP6825396 A JP 6825396A JP 6825396 A JP6825396 A JP 6825396A JP H09257954 A JPH09257954 A JP H09257954A
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JP
Japan
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time
sunrise
sunset
pointer
indicator member
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JP6825396A
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Inventor
Shiro Nagashima
史郎 長嶋
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成のアナログ式簡易天文時計を提供
する。 【解決手段】 アナログ式簡易天文時計は、24時制の
固定文字板1と、ステップモータ10によって駆動され
かつ現在時刻を示す指針2と、この指針と同軸的に設け
てありかつそれぞれ独立的に駆動する日の出時刻を示す
日の出表示板3及び日の入り時刻を示す日の入り表示板
4と、制御手段18と、特定地域における月日に対応し
た日の出時刻と日の入り時刻とが記憶してある記憶手段
20とを含み、制御手段18はマスタークロック19か
らの信号を受けて、指針2が現在時刻を示すようにステ
ップモータ10を作動させるとともに、記憶手段20に
記憶されている日の出時刻と日の入り時刻とに基づいて
日の出表示板3と日の入り表示板4がそれぞれ現在の日
にちにおける日の出時刻と日の入り時刻とを指示するよ
うにステップモータ11,12を作動をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、アナログ式簡易天文時計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりアナログ式の天文時計として、
プラハの天文時計が知られている。これは、日の出時
刻,日の入り時刻及び太陽の位置を、太陽の動きを表す
針とこの針上をリンク機構によって移動する太陽を模し
た飾りと、文字板上に描かれた曲線目盛との3つの位置
関係によって読み取るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、複雑なからくり機構を駆使した機械時計であるため
簡単に製造できるものではなく、量産するのに適した構
成ではない。また、日の出時刻,日の入り時刻を知るに
は、前記の3つの要素を確認した後、文字板上の多くの
目盛の中から必要な目盛を選んで必要とする時刻を読み
とることになり、その時計の仕組みに精通していないと
判読できないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では、制御手段が、計時手段からの信号を
受けて、指針が現在時刻を示すように第1駆動手段を作
動させるとともに、記憶手段に記憶されている特定地域
における月日に対応した日の出時刻と日の入り時刻とに
基づいて第1指示部材と第2指示部材がそれぞれ現在の
日にちにおける日の出時刻と日の入り時刻とを指示する
ように第2駆動手段を作動させるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、24時制の固定文字板
と、第1駆動手段によって駆動されかつ現在時刻を示す
指針と、この指針と同軸的に設けてありかつ日の出時刻
を示す第1指示部材と、指針と同軸的に設けてありかつ
日の入り時刻を示す第2指示部材と、第1指示部材と第
2指示部材とを独立的に駆動する第2駆動手段と、計時
手段からの信号を受けて第1駆動手段及び第2駆動手段
の各作動を制御する制御手段と、少なくとも1つの特定
地域における月日に対応した日の出時刻と日の入り時刻
とが記憶してある記憶手段とを含んでいる。制御手段
は、計時手段からの信号を受けて、指針が現在時刻を示
すように第1駆動手段を作動させるとともに、記憶手段
に記憶されている日の出時刻と日の入り時刻とに基づい
て第1指示部材と第2指示部材がそれぞれ現在の日にち
における日の出時刻と日の入り時刻とを指示するように
第2駆動手段を作動をさせるものである。
【0006】好ましくは、第1指示部材と第2指示部材
の各基準位置をそれぞれ検出する検出手段がさらに設け
てある。
【0007】さらに好ましくは、第1指示部材と第2指
示部材とは指針と同軸で互いにオーバーラップし得る形
状の扇形表示板であり、この両表示板は上記固定文字板
とは異なる色で同色にしてある。
【0008】さらに好ましくは、固定文字板は「12
時」の位置が真上に位置するように設けてあり、かつ当
該固定文字板には指針の位置によって太陽の概略方位を
知ることのできる方位目盛が設けてある。
【0009】さらに好ましくは、指針には太陽を模した
飾りが設けられる。
【0010】さらに好ましくは、太陽を模した飾りは指
針に対し直角方向に位置調整可能に設けられる。
【0011】さらに好ましくは、第1指示部材と第2指
示部材とは針状の部材であり、第1指示部材には日の出
を示す太陽を模した飾りが設けてあり、第2指示部材に
は日の入りを示す星または三日月を模した飾りが設けら
れることもある。
【0012】
【実施例】図1,2に示すように、24時制の固定文字
板1の前方には、後述の第1駆動手段によって駆動され
かつ現在時刻を示す指針2と、この指針と同軸的に設け
てありかつ日の出時刻を示す第1指示部材の一例として
の扇形表示板である日の出表示板3と、指針2と同軸的
に設けてありかつ日の入り時刻を示す第2指示部材の一
例としての扇形表示板である日の入り表示板4とが設け
てある。
【0013】上地板5と下地板6との間に指針軸7が回
転自在に設けてあり、この指針軸の外側に日の出パイプ
8aと日の入りパイプ9aとが指針軸7と同軸的に設け
てあり、日の出パイプ8aは日の入りパイプ9aの外側
に位置している。
【0014】日の出パイプ8aには日の出歯車8bが固
着してあり、日の入りパイプ9aには日の入り歯車9b
が固着してある。日の出パイプ8aと日の出歯車8bと
で日の出車8を形成しており、日の入りパイプ9aと日
の入り歯車9bとで日の入り車9を形成している。
【0015】下地板6には、独立的に駆動するテップモ
ータ10(第1駆動手段)、ステップモータ11,12
(第2駆動手段)が取り付けてある。ステップモータ1
0の出力軸(図示せず。)は指針軸7に固着してある。
【0016】ステップモータ11の出力軸11aには、
日の出歯車8bと噛合する中間歯車13が固着してあ
り、ステップモータ12の出力軸12aには、日の入り
歯車9bと噛合する中間歯車14が固着してある。
【0017】上地板5には、パイプ座持5aが固着して
あるとともに、後述の日の出用遮蔽板8cのゼロ位置
(基準位置)を検出する検出手段の一例としての近接ス
イッチ15及び後述の日の入り用遮蔽板9cのゼロ位置
(基準位置)を検出する検出手段の一例としての近接ス
イッチ16が固着してあり、両近接スイッチ15,16
は後述の制御回路に接続してある。
【0018】日の出パイプ8aの先端には日の出座持3
aを有する日の出表示板3が取り付けてあり、日の入り
パイプ9aの先端には日の入り座持4aを有する日の入
り表示板4が取り付けてある。
【0019】日の出表示板3と日の入り表示板4とはそ
れぞれステップモータ11及びステップモータ12によ
って独立的に駆動され、日の出表示板3の回転中心を中
心とする扇形の2つの辺のなす角は100゜であり、日
の入り表示板4の回転中心を中心とする扇形の2つの辺
のなす角は120゜であり、両者は同軸で互いにオーバ
ーラップし得る形状の扇形表示板となっている。日の出
表示板3と日の入り表示板4とは、固定文字板1とは異
なる色で、同色にしてある。例えば、固定文字板1は白
色、日の出表示板3と日の入り表示板4とは赤色で形成
し、日の出表示板3と日の入り表示板4とで形成される
オーバーラップ部を含む大きな扇形部分を視認しやすく
する。
【0020】近接スイッチ15は、指針軸7の回転中心
と固定文字板1の時刻文字1bの「12」とを結ぶ線上
で日の出用遮蔽板8cのゼロ位置を検出するようにセッ
トしてあり、近接スイッチ16は、指針軸7の回転中心
と固定文字板1の13時の後述の方位目盛を兼ねる時刻
目盛1aとを結ぶ線上で日の入り用遮蔽板9cのゼロ位
置を検出するようにセットしてある(図1参照)。
【0021】日の出用遮蔽板8cと日の出表示板3なら
びに日の入り用遮蔽板9cと日の入り表示板4とはそれ
ぞれゼロ位置に対応させて特定の関係位置で結合してあ
り、図1において点線で示してある近接スイッチ15が
検出する想像線で示してある日の出用遮蔽板のゼロ位置
8c0においては、日の出表示板3が時計回りの場合に
日の出表示板3の先頭となる辺(日の出時刻指示部)3
bが固定文字板1の時刻目盛1aの3時を指示する位置
3b0に取り付けられ、点線で示す近接スイッチ16が
検出する想像線で示す日の入り用遮蔽板のゼロ位置9c
0においては、日の入り用遮蔽板9cが反時計回りの場
合に先頭となる辺(日の入り時刻指示部)4bが固定文
字板1の時刻目盛1aの15時を指示する想像線で示す
位置4b0に取り付けられている。
【0022】指針2には運針方向に棒状の支持腕2aが
設けてあり、この支持腕に太陽の位置を指示するための
太陽を模した飾り17が指針2に対して直角方向に手動
によってスライドさせて位置調整が可能に設けてある。
【0023】上地板5に固着してあるパイプ座持5aの
先端部には、固定文字板1が配設してあり、この固定文
字板は上地板5,下地板6,近接スイッチ15及び近接
スイッチ16を正面から視認不能に設けてある。白色地
の固定文字板1の外周面には、太陽の概略方位を知るこ
とのできる前述の方位目盛を兼ねる時刻目盛1aと24
時間表示を示す時刻文字1b、指針2の位置によって太
陽の概略方位を知ることのできる方位文字1cがそれぞ
れ黒色で表記されている。固定文字板1は「12時」の
位置が真上に位置するように設けてある。方位文字1c
は、固定文字板1の「12時」の位置の上部には「S」
が、「24時」の位置の下部には「N」が、「6時」の
位置の左横部には「E」が、「18時」の位置の右横部
には「W」が描かれている。この天文時計を使用する特
定場所における太陽の位置は、指針2の回転中心と飾り
17の中心とを結ぶ直線が示す時刻目盛1aと方位文字
1cとによって読み取ることができる。
【0024】日の出時刻は日の出表示板3の一辺3b
(日の出時刻指示部)が指示する時刻目盛1aと時刻文
字1bとによって、日の入り時刻は日の入り表示板4の
一辺4b(日の入り時刻指示部)が示す時刻目盛1aと
時刻文字1bとによって読み取ることができる。日の出
表示板3と日の入り表示板4とで形成されるオーバーラ
ップ部を含む大きな扇形部分は太陽の没している夜間部
を表している。
【0025】図1においては、現在時刻は10時、日の
出時刻は5時、日の入り時刻は19時、夜間部は10時
間であることを表しており、時計を使用する場所におけ
る太陽の位置は現在時刻とほぼ同じであり、詳しくは9
時52分である。すなわち、これは西暦1994年の5
月20日の「高知(東経133゜32’)」の天文状態
を示している。
図3に示すように、アナログ式簡易天文時計は、時計
部Tと制御部Sとからなっており、時計部Tには指針
2,日の出表示板3,日の入り表示板4,日の出車8,
日の入り車9,ステップモータ10,ステップモータ1
1,ステップモータ12,中間歯車13,中間歯車1
4,近接スイッチ15,近接スイッチ16等が含まれ、
制御部Sには制御手段18,マスタークロック(計時手
段)19,記憶手段20が含まれる。
【0026】制御部Sの記憶手段20には、時刻データ
および暦データ、さらには複数の特定地域における月日
に対応した日の出時刻と日の入り時刻とが記憶してある
とともに特定地域を選択できる地域選択手段(図示せ
ず。)が設けてある。制御手段18は、マスタークロッ
ク19からの信号を受けて、指針2が現在時刻を示すよ
うにステップモータ10を作動させるとともに、地域選
択手段によって特定された地域における記憶手段20に
記憶されている日の出時刻と日の入り時刻とに基づいて
日の出表示板3と日の入り表示板4がそれぞれ現在の日
にちにおける日の出時刻と日の入り時刻とを指示するよ
うにステップモータ11,ステップモータ12を作動さ
せる。
【0027】また制御手段18は、アナログ式簡易天文
時計の使用開始時には、ステップモータ11及びステッ
プモータ12駆動信号を出力し、両モータ11,12を
それぞれ独立的に所定量回転駆動させ、近接スイッチ1
5,16がオフからオンになる日の出表示板3,日の入
り表示板4のそれぞれの原点位置に強制的に移動させ、
その後、予め現在の暦及び時刻にセットされているマス
タークロック19及び天文時計を使用する地域が特定さ
れた後の記憶手段20のデータから日の出表示板3,日
の入り表示板4をどのくらい運針させるかを決定し、ス
テップモータ11及びステップモータ12駆動信号を再
度出力し、両モータ11,12をそれぞれ独立的に所定
量回転駆動させる。
【0028】
【動作】マスタークロック19を現在の暦及び時刻にセ
ットする。本実施例では西暦1994年5月20日AM
10時00分とセットする。次に、地域選択手段によっ
て記憶手段20の特定地域を東経133゜32’に位置
する「高知」とする。日本標準時は東経135゜の「明
石」であるので、「高知」の太陽の位置は太陽が真南と
なる固定文字板の「12時」位置よりも1゜28’遅れ
ており、これは時間にして約8分の遅れである。したが
って、指針2の支持腕2aの飾り17は指針2の指示方
向に対して上記遅れ分だけ少し後退した位置に手動によ
ってスライドさせて位置調整しておく。
【0029】これによって、制御手段18は、マスター
クロック19からの信号を受けて、指針2が10時00
分を示すようにステップモータ10を作動させるととも
に、ステップモータ11及びステップモータ12のそれ
ぞれの駆動信号を出力し、両モータ11,12をそれぞ
れ独立的に所定量回転駆動させ、近接スイッチ15,1
6がオフからオンになる日の出表示板3,日の入り表示
板4のそれぞれの原点位置に強制的に移動させる。その
後、マスタークロック19の西暦1994年5月20日
AM10時00分のデータと記憶手段20の東経133
゜32’に位置する「高知」のデータとから日の出表示
板3,日の入り表示板4をどのくらい運針させるかを決
定し、ステップモータ11及びステップモータ12駆動
信号を再度出力し、両モータ11,12をそれぞれ独立
的に所定量回転駆動させる。
【0030】ステップモータ10は制御手段18からの
駆動信号によって回転し、固定文字板1の10時00分
の位置を指示して停止する。ステップモータ11は日の
出表示板3の一辺3b(日の出時刻指示部)が固定文字
板1の5時00分の位置を指示して停止し、ステップモ
ータ8は日の入り表示板4の一辺4b(日の入り時刻指
示部)が固定文字板1の19時00分の位置を指示して
停止する。
【0031】これにより、「高知」の西暦1994年5
月20日AM10時00分における現在時刻、日の出時
刻、日の入り時刻、夜間時間及び太陽位置を容易に読み
取ることができる。
【0032】天文時計は一旦セットされると日の出指示
板3,日の入り指示板4の原点位置を検知する必要はな
く、制御手段18は毎日1回マスタークロック19及び
記憶手段20からのデータを判断し、これによって必要
な信号をステップモータ11、12へ出力することによ
って天文時計は正しく機能するようになっている。
【0033】図4は、天文時計を使用する特定地域を
「高知」から「根室(東経145゜35’)」に変えて
あり、かつ暦と現在時刻が西暦1994年の6月20日
の状態が示してある。すなわち、現在時刻が10時、日
の出時刻が3時37分、日の入り時刻が19時、夜間部
は8時間37分、太陽の位置は固定文字板の「10時」
位置よりも10゜35’進んでいる。したがって、指針
2の支持腕2aの飾り17は指針2の指示方向に対して
上記進み分(時間にして約40分)だけ進行した位置に
手動によってスライドさせて位置調整してある。
【0034】図5は第2の実施例を示すもので、固定的
に設けてある略半円状の文字板31に時刻目盛31aお
よび時刻文字31bとからなる指標が形成してあり、固
定文字板31の前面に指針32、日の出針(第1指示部
材)33及び日の入り針(第2指示部材)34が回転で
きるように設けてある。指針32、日の出針33及び日
の入り針34はいずれも針状部材であり、日の出針33
には日の出を示す太陽を模した飾り33aが設けてあ
り、日の入り針34には日の入りを示す星を模した飾り
34aが設けてある。本実施例では、日の入り針には、
星を模した飾りが設けてあるが、星に代えて三日月を模
した飾りとしてもよい。指針32は右端の24時になる
と素早く左端の0時に戻るようになっている。他の構成
は第1の実施例と同じであり説明を省略する。
【0035】本実施例では、特定地域を日本の「高知」
または「根室」を例にして説明したがこれに限るもので
はなく、地球上のどこの地域であってもよいことは言う
までもない。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のアナロ
グ式簡易天文時計は、24時制の固定文字板と、第1駆
動手段によって駆動されかつ現在時刻を示す指針と、指
針と同軸的に設けてありかつ日の出時刻を示す第1指示
部材と、指針と同軸的に設けてありかつ日の入り時刻を
示す第2指示部材と、第1指示部材と第2指示部材とを
独立的に駆動する第2駆動手段と、計時手段からの信号
を受けて第1駆動手段及び第2駆動手段の各作動を制御
する制御手段と、少なくとも1つの特定地域における月
日に対応した日の出時刻と日の入り時刻とが記憶してあ
る記憶手段とを含み、制御手段は計時手段からの信号を
受けて、指針が現在時刻を示すように第1駆動手段を作
動させるとともに、記憶手段に記憶されている日の出時
刻と日の入り時刻とに基づいて第1指示部材と第2指示
部材がそれぞれ現在の日にちにおける日の出時刻と日の
入り時刻とを指示するように第2駆動手段を作動させる
ので、構成が極めて簡単でありながら特定地域の日の出
時刻と日の入り時刻とを容易に読み取ることができる。
【0037】第1指示部材と第2指示部材の各基準位置
をそれぞれ検出する検出手段をさらに設けたので、初期
設定において、第1指示部材と第2指示部材との原点位
置の確認が容易となるので、設定時間が短くて済む。
【0038】第1指示部材と第2指示部材とは指針と同
軸で互いにオーバーラップし得る形状の扇形表示板であ
り、この両表示板は固定文字板とは異なる色で同色にし
てあるので、現在日における日の入り時刻と日の出時刻
との間の夜間時間を両表示板のオーバーラップした部分
を含む同色で形成された全扇形でアナログ的に読み取れ
るので判読が容易となる。
【0039】固定文字板は「12時」の位置が真上に位
置するように設けてあり、かつ当該固定文字板には指針
の位置によって太陽の概略方位を知ることのできる方位
目盛が設けてあるので、特定地域における太陽の位置を
容易に読み取ることができる。
【0040】指針には太陽を模した飾りが設けてあるの
で、標準時における太陽の位置と特定地域における太陽
の位置の差を容易に読み取ることができる。
【0041】太陽を模した飾りは指針に対し直角方向に
位置調整可能に設けてあるので、太陽を模した飾りを特
定地域における太陽の方位に調整する移動範囲を少なく
できる。
【0042】第1指示部材と第2指示部材とは針状の部
材であり、第1指示部材には日の出を示す太陽を模した
飾りが設けてあり、第2指示部材には日の入りを示す星
または三日月を模した飾りが設けてあるので複数の針状
部材が同心的に設けてあるにもかかわらず日の出時刻及
び日の入り時刻を瞬間的に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の時計部を示す正面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】他の実施例の時計部を示す正面図である。
【図5】さらに他の実施例の時計部を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1,31 固定文字板 1a 方位目盛 2 指針 3,33 第1指示部材 4,34 第2指示部材 8c,9c,15,16 検出手段 10 第1駆動手段 11,12 第2駆動手段 17 太陽を模した飾り 18 制御手段 19 計時手段(マスタークロッ
ク) 20 記憶手段 33a 日の出を示す太陽を模した
飾り 34a 日の入りを示す星を模した
飾り

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 24時制の固定文字板と、第1駆動手段
    によって駆動されかつ現在時刻を示す指針と、上記指針
    と同軸的に設けてありかつ日の出時刻を示す第1指示部
    材と、上記指針と同軸的に設けてありかつ日の入り時刻
    を示す第2指示部材と、上記第1指示部材と上記第2指
    示部材とを独立的に駆動する第2駆動手段と、計時手段
    からの信号を受けて上記第1駆動手段及び上記第2駆動
    手段の各作動を制御する制御手段と、少なくとも1つの
    特定地域における月日に対応した日の出時刻と日の入り
    時刻とが記憶してある記憶手段とを含み、 上記制御手段は、上記計時手段からの信号を受けて、上
    記指針が現在時刻を示すように上記第1駆動手段を作動
    させるとともに、上記記憶手段に記憶されている日の出
    時刻と日の入り時刻とに基づいて上記第1指示部材と上
    記第2指示部材がそれぞれ現在の日にちにおける日の出
    時刻と日の入り時刻とを指示するように上記第2駆動手
    段を作動させるものであることを特徴とするアナログ式
    簡易天文時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1指示部材と
    上記第2指示部材の各基準位置をそれぞれ検出する検出
    手段がさらに設けてあることを特徴とするアナログ式簡
    易天文時計。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記第1指示部材と
    上記第2指示部材とは上記指針と同軸で互いにオーバー
    ラップし得る形状の扇形表示板であり、この両表示板は
    上記固定文字板とは異なる色で同色にしてあることを特
    徴とするアナログ式簡易天文時計。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記固定文字板は
    「12時」の位置が真上に位置するように設けてあり、
    かつ当該固定文字板には上記指針の位置によって太陽の
    概略方位を知ることのできる方位目盛が設けてあること
    を特徴とするアナログ式簡易天文時計。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記指針には太陽を
    模した飾りが設けてあることを特徴とするアナログ式簡
    易天文時計。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記太陽を模した飾
    りは上記指針に対し直角方向に位置調整可能に設けてあ
    ることを特徴とするアナログ式簡易天文時計。
  7. 【請求項7】 請求項1において、上記第1指示部材と
    上記第2指示部材とは針状の部材であり、上記第1指示
    部材には日の出を示す太陽を模した飾りが設けてあり、
    上記第2指示部材には日の入りを示す星または三日月を
    模した飾りが設けてあることを特徴とするアナログ式簡
    易天文時計。
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Cited By (5)

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