JPH09257847A - 絶縁抵抗計 - Google Patents

絶縁抵抗計

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JPH09257847A
JPH09257847A JP6428796A JP6428796A JPH09257847A JP H09257847 A JPH09257847 A JP H09257847A JP 6428796 A JP6428796 A JP 6428796A JP 6428796 A JP6428796 A JP 6428796A JP H09257847 A JPH09257847 A JP H09257847A
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JP
Japan
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voltage
insulation resistance
measurement
line
measuring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6428796A
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English (en)
Inventor
Makoto Kawasaki
誠 河崎
Makoto Terada
真 寺田
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Yokogawa Instruments Corp
Original Assignee
Yokogawa Instruments Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電路の活線状態を測定する為の交流電圧の測定
機能と放電機能の回路を共通化すると共に、接点許容電
圧の低い切り替えスイッチを用いることができるように
改良された絶縁抵抗計を提供することを課題としたもの
である。 【解決手段】被測定の線路に接続される一対の測定端
子、直流の高電圧を発生しその出力が前記測定端子の一
方に加えられる高圧発生部、一端が前記高圧発生部の出
力端に接続され他端が一対の接点を有する切替えスイッ
チを介して指示計に接続された放電用抵抗素子、及び前
記測定端子の他方と前記指示計との間に接続された目盛
回路を備え、前記線路の交流電圧の測定及び放電時は切
替えスイッチを一方の接点に接続し、絶縁抵抗の測定は
前記切替えスイッチを他方の接点に接続して行うように
構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電圧の測定機
能と放電機能とを備えた絶縁抵抗計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、絶縁抵抗計は被測定体に
直流の高電圧を印加してその被測定体の絶縁抵抗を測定
するものである。このような絶縁抵抗計で線路の絶縁を
測定するような場合、その線路が活線状態にないことを
確認してからでないと測定状態に入れない。又、上記の
ように絶縁抵抗計は被測定体に直流の高電圧を印加して
測定するものであるから、被測定の線路に静電容量が存
在すると、印加した直流高電圧によりその静電容量が充
電されてしまう。この充電電圧はかなりの高電圧になる
ので危険であり、絶縁抵抗の測定終了後、その充電電圧
を放電しておく必要がある。
【0003】従って、絶縁抵抗計には本来の絶縁抵抗の
測定機能の他に、測定線路が活線状態にないことを確認
する交流電圧の測定機能と、静電容量に充電された電圧
を放電させる放電機能を持つことが望まれる。この場
合、絶縁抵抗の測定と放電回路とを切り替えるには普通
切替えスイッチが用いられるが、絶縁抵抗の測定には高
電圧が用いられる関係上、従来その切替えスイッチは接
点許容電圧の高いものが必要であり、高価のスイッチを
用いざるを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、線路の活線
状態を測定する為の交流電圧の測定機能と放電機能の回
路を共通化すると共に、接点許容電圧の低い切替えスイ
ッチを用いることができるように改良された絶縁抵抗計
を提供することを課題としたもので、これにより本発明
によれば交流電圧の測定機能と放電機能を備えた安価で
小型の絶縁抵抗計を実現することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定の線路
に接続される一対の測定端子、直流の高電圧を発生しそ
の出力が前記測定端子の一方に加えられる高圧発生部、
一端が前記高圧発生部の出力端に接続され他端が一対の
接点を有する切替えスイッチを介して指示計に接続され
た放電用抵抗素子、及び前記測定端子の他方と前記指示
計との間に接続された目盛回路を備え、前記線路の交流
電圧の測定及び放電時は切替えスイッチを一方の接点に
接続し、絶縁抵抗の測定は前記切替えスイッチを他方の
接点に接続して行うように構成したものである。以下、
図面により本発明を説明する。
【0006】図は本発明に係わる絶縁抵抗計の実施の形
態を示す図である。図において、11,12は測定端子
(11はライン端子、12はアース端子)で、Mが本考
案に係わる絶縁抵抗計、Lは被測定の線路を示すもので
ある。線路LにおいてRXは線路Lの絶縁抵抗体、Cは
線路Lに存在する静電容量を示すもので、図示のように
測定端子11,12に線路Lを接続することにより絶縁
抵抗体RXの値が測定される。
【0007】絶縁抵抗計Mにおいて、20は電圧Vを出
力する電池、21は測定スイッチ、30は測定スイッチ
21を介して与えられる電池電圧を交流に変換した後昇
圧して直流の高電圧を発生する高電圧発生部である。こ
の高電圧発生部の出力端は測定端子12に接続されてい
る。40は放電用の高抵抗素子、51,52は夫々一対
の端子a,bを有し互いに連動する切替えスイッチ、6
0は指示計である。切替えスイッチ51,52は常時は
接点a側に接続されており、測定スイッチ21をオンに
すると電池21の電圧Vが加えられて接点b側に切り替
え接続されるようになっている。抵抗素子40の一端は
前記高電圧発生部30の出力端に接続され、他端は切替
えスイッチ51,指示計60の直列回路を介して共通電
位点COMに接続されている。
【0008】70は絶縁抵抗測定の為の対数圧縮機能を
有する目盛回路、81,82は夫々整流用ダイオードで
ある。目盛回路70の一端側はダイオード81を介して
切替えスイッチ51の接点aに接続され、目盛回路70
の他端側は切替えスイッチ52の接点bを介して測定端
子11に接続されている。ダイオード82のカソード電
極は切り替えスイッチ52の接点aに接続され、アノー
ド電極は共通電位点COMに接続されている。このよう
な構成の本発明に係わる絶縁抵抗計の動作を以下に説明
する。
【0009】線路の電圧測定について。 前記のように、線路の絶縁抵抗は線路間に直流の高電圧
を印加して測定する為に、その絶縁抵抗測定の前に線路
の活線状態を調べ、交流電圧が存在しないことを確認し
なければならない。その確認は次のようにして行われ
る。電圧測定時、測定スイッチ21はオフで行われ、高
電圧発生部30は動作しないようになっている。スイッ
チ21がオフの時、切替えスイッチ51,52の接点は
共にaに接続されている。これにより、測定端子11,
12に印加される線路Lの交流電圧による電流は、端子
12,抵抗素子40,切替えスイッチ51の接点a,指
示計60,整流用ダイオード82,切替えスイッチ52
の接点a,端子11を介して流れる。これにより線路間
に交流電圧がある場合、その値は指示計60により計測
される。 絶縁抵抗の測定について。 線路が活線状態になく、交流電圧が存在しないことを確
認した後、線路の絶縁抵抗を測定する。絶縁抵抗の測定
は、測定スイッチ21をオンにして行う。測定スイッチ
21をオンにすることにより電池20の電圧が切替えス
イッチ51,52に与えられ、これによりこれらのスイ
ッチの接点は夫々b側に切替え接続される。それと共
に、高圧発生部30に電池電源20が接続され、これに
よって高電圧発生部30は直流の高電圧を発生し、その
高電圧は端子12,11を介して線路Lに印加される。
【0010】被測定の線路Lに在る絶縁抵抗体RXに高
電圧が加えられと、この絶縁抵抗体にはその値に応じた
電流が流れる。この電流はライン端子11より切替えス
イッチ52の接点bを介して目盛回路70に入力されて
対数圧縮される。目盛回路70を通った電流はダイオー
ド81を介して指示計60に加えられ、指示計60はそ
の値を指示する。これにより被測定の絶縁抵抗体RXの
抵抗値が測知される。この絶縁抵抗測定時においては、
前記のように高圧発生部30より直流の高電圧が発生し
その高電圧が切替えスイッチ51に加えられるが、絶縁
抵抗測定時にはこの切替えスイッチの接点がbに接続さ
れることにより、このスイッチに電流は流れない。従っ
て、切替えスイッチ51は接点a,b間の耐圧は必要で
あるが、接点許容電圧は高い必要はないものである。
【0011】放電について。 図示のように線路間に静電容量Cがある場合、上記のよ
うに絶縁抵抗測定時に発生する直流の高電圧によりこの
静電容量Cが充電される。この充電電圧はかなり高くな
るので、このまま放っておくと人体にとっても危険であ
るので放電する必要がある。その放電は次のようにして
行われる。即ち、絶縁抵抗の測定が終了すると測定スイ
ッチ21をオフにするが、このスイッチをオフにするこ
とにより、切替えスイッチ51,52の接点は共にa側
に戻る。スイッチ51の接点がaに接続されることによ
り、静電容量Cに充電された電荷は測定端子12,放電
用抵抗素子40,切替えスイッチ51の接点a,指示計
60,整流用ダイオード82,切替えスイッチ52の接
点a,端子11を介して放電される。この場合、指示計
60の指示により放電が終了したことが確認される。こ
のように、本発明においては、静電容量Cの充電電荷の
放電回路と線路の交流電圧を測定する測定回路とが共通
利用される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
被測定線路の交流電圧の測定と被測定線路間に存在する
静電容量に充電された電圧の放電用回路を共通化すると
共に、絶縁抵抗の測定と,交流電圧の測定及び放電とを
切り替える切替えスイッチに高電圧はかかるが電流は流
れないような回路構成をとったので、この切替えスイッ
チに接点許容電圧の低いものを使用することができる。
従って、本発明によれば交流電圧の測定と放電機能を備
えた絶縁抵抗計を極めて小型で安価に実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる絶縁抵抗計の実施の形態を示し
た構成図である。
【符号の説明】
11,12 測定端子 20 電池電源 21 測定スイッチ 30 高圧発生部 40 放電用抵抗素子 51,52 切替えスイッチ 60 指示計 70 目盛回路 81,82 ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定の線路に接続される一対の測定端
    子、直流の高電圧を発生しその出力が前記測定端子の一
    方に加えられる高圧発生部、一端が前記高圧発生部の出
    力端に接続され他端が一対の接点を有する切替えスイッ
    チを介して指示計に接続された放電用抵抗素子、及び前
    記測定端子の他方と前記指示計との間に接続された目盛
    回路を備え、前記線路の交流電圧の測定及び放電時は切
    替えスイッチを一方の接点に接続し、絶縁抵抗の測定は
    前記切替えスイッチを他方の接点に接続して行うように
    構成した絶縁抵抗計。
JP6428796A 1996-03-21 1996-03-21 絶縁抵抗計 Withdrawn JPH09257847A (ja)

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JP6428796A JPH09257847A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 絶縁抵抗計

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