JPH09257457A - パターン形状計測方法およびパターン位置計測方法 - Google Patents

パターン形状計測方法およびパターン位置計測方法

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JPH09257457A
JPH09257457A JP6080296A JP6080296A JPH09257457A JP H09257457 A JPH09257457 A JP H09257457A JP 6080296 A JP6080296 A JP 6080296A JP 6080296 A JP6080296 A JP 6080296A JP H09257457 A JPH09257457 A JP H09257457A
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JP
Japan
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pattern
organic film
semiconductor substrate
measuring
electron beam
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JP6080296A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamashita
一博 山下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差上に塗布された有機膜の塗布状態を計測
でき、また重ね合わせ精度測定パターンが低段差や高段
差の場合でも高精度に重ね合わせ精度を測定でき、また
電子線によりパターン寸法測定が精度良く行え、さらに
電子線を位置合わせマーク上に走査して精度よく位置合
わせすることができる。 【解決手段】 半導体基板30上に所定のパターンを有
するマスクを重ね合わせて露光し積層パターン37を形
成し、積層パターン37上を原子間力顕微鏡により往復
走査し、原子間力顕微鏡の走査により得られた往復時の
段差形状に基づいて積層パターン間の重ね合わせずれ量
を測定し、往復時の段差形状に基づいて得られた重ね合
わせずれ量を平均化することにより重ね合わせ精度を算
出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体リソグラ
フィ工程におけるレジスト塗布状態の評価、および微細
パターンを持つ半導体装置等の製造工程における重ね合
わせ精度やパターン寸法を測定する際のパターン形状計
測方法およびパターン位置計測方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は最近ますます高密度化さ
れ、各々の素子の微細パターンの寸法は1ミクロン以下
に及んでおり、半導体装置等の製造方法として縮小投影
露光装置による光リソグラフィ技術が用いられている。
光リソグラフィ技術は、主にレジスト塗布,露光,現
像,ベーキングの工程により構成されているが、微細パ
ターン形成のために露光波長が短波長化されると、基板
反射率が高くなるため、レジストの下に有機の反射防止
膜を薄く塗布する必要がある。この際、微細なパターン
を制御性よく形成するには、半導体基板上に、レジスト
や反射防止膜を均一に塗布する必要がある。
【0003】図10に、スピンコータによるレジスト
(または反射防止膜)の塗布方法を示す。すなわち、回
転する半導体基板(ウエハ)60上に、ノズル62から
レジスト(または反射防止膜)61を滴下する。半導体
基板60上に滴下されたレジスト(または反射防止膜)
61は、半導体基板60上に均一に広がり塗布される。
一方、半導体素子の微細化とともに、高精度のパターン
寸法測定および重ね合わせ精度が要求されている。現在
では、高精度の寸法測定精度を得るために電子線を測定
パターン上に走査し、得られた2次電子または反射電子
を検出することによりパターン寸法を測定する方法が主
流となっている。
【0004】また、LSI製造時のフォトマスクとLS
Iウエハの位置合わせは、ウエハに設けた位置合わせマ
ークを用いて、ウエハを装着したステージの回転と2軸
並行移動により、フォトマスク上のマークとウエハ上の
マークを重ね合わせることによって行っている。そして
位置合わせ後露光を行い、露光により形成された重ね合
わせ精度測定パターンを光学顕微鏡により観察し、画像
処理により重ね合わされたパターン間の位置ずれを測定
していた。
【0005】今後さらに半導体装置が高密度化される
と、光に代わって電子線を用いた描画方法が使用される
ようになる。電子線描画における位置合わせは、電子線
を半導体基板上の位置合わせ用マーク段差上に走査し、
2次電子検出器により得られた2次電子信号あるいは反
射電子信号を用いて、位置合わせ用マーク位置の検出を
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すように、半導体基板60上に配線などの段差部6
3があると、スピンコータの回転速度、レジスト(また
は反射防止膜)61の粘性等により、レジスト(または
反射防止膜)61は段差部63で盛り上がり、半導体基
板60上に不均一に塗布される。その結果、重ね合わせ
精度やパターン寸法精度が低下するという問題があっ
た。なお、矢印Aは、レジスト(または反射防止膜)6
1の塗布方向(塗布液が流れる方向)を示している。
【0007】そこで、微細パターンを寸法制御性よく形
成するためには、段差部63上でレジスト(または反射
防止膜)61の不均一な塗布むらが起こらないように、
レジスト(または反射防止膜)61の塗布方法を最適化
する必要が生じる。しかし、従来薄く塗布されたレジス
ト(または反射防止膜)61の塗布状態を高精度に評価
する方法がなかった。
【0008】また、従来の光学顕微鏡を用いた方法で
は、重ね合わせ精度測定パターンの段差が100オング
ストローム以下になると光学像のコントラストが小さく
なったり、逆に重ね合わせ精度測定パターンの段差が大
きくなると光軸ずれが大きくなり、重ね合わせ精度の測
定誤差が大きくなるという問題があった。また、電子線
を用いてレジストパターンの寸法を計測しようとする
と、電子線が照射されたレジストが帯電し、2次電子が
曲げられて検出信号が低下し、寸法測定が困難になると
いう問題があった。すなわち、図12に示すように、半
導体基板70上に測定したいパターン71を形成し、電
子線72を走査して検出器73にて2次電子または反射
電子を検出する。しかし、電子線72の走査によって測
定パターン71が負に帯電すると、測定パターン71周
辺のSiO2膜74上に正の電荷が誘導され、測定パターン
71との間に電位差が発生する。このため、段差により
発生した2次電子または反射電子は、進行方向が曲げら
れて局所的に検出信号出力が小さくなり、パターン寸法
が計測できなくなる。
【0009】さらに、電子線を位置合わせマーク上に走
査して得られた反射電子または2次電子を検出して位置
合わせをする場合、電子線の走査方向に対して位置検出
波形が非対称になり、位置検出精度が劣化するという問
題があった。したがって、この発明は、段差上に塗布さ
れた有機膜の塗布状態を計測でき、また重ね合わせ精度
測定パターンが低段差や高段差の場合でも高精度に重ね
合わせ精度を測定でき、また電子線によりパターン寸法
測定が精度良く行え、さらに電子線を位置合わせマーク
上に走査して精度よく位置合わせすることができるパタ
ーン形状計測方法およびパターン位置計測方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパターン
形状計測方法は、表面に段差部を形成した半導体基板の
表面形状を原子間力顕微鏡により計測し、半導体基板の
表面に有機膜を塗布した後有機膜厚を測定し、光学顕微
鏡により半導体基板上のパターン検出を行い、有機膜の
段差上の表面形状を原子間力顕微鏡により計測し、有機
膜の表面形状と半導体基板の表面形状の差および有機膜
厚より有機膜の塗布状態を求めるものである。
【0011】請求項1記載のパターン形状計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡によって半導体基板ならびに有機
膜の表面形状を計測するので、半導体基板上に薄く塗布
された有機膜の塗布状態を高精度に評価できる。請求項
2記載のパターン形状計測方法は、表面に段差部を形成
した半導体基板の表面形状を原子間力顕微鏡により計測
し、半導体基板の表面に有機膜を塗布した後有機膜厚を
測定し、有機膜の表面を原子間力顕微鏡にて走査し段差
位置を計測し、有機膜の段差上の表面形状を原子間力顕
微鏡により計測し、有機膜の表面形状と半導体基板の表
面形状の差および有機膜厚より有機膜の塗布状態を求め
るものである。
【0012】請求項2記載のパターン形状計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡によって半導体基板ならびに有機
膜の表面形状を計測するので、半導体基板上に薄く塗布
された有機膜の塗布状態を高精度に評価できる。しか
も、原子間力顕微鏡が、有機膜の段差位置の計測と、有
機膜の段差上の表面形状の計測を兼用するので、計測作
業が容易に行える。
【0013】請求項3記載のパターン形状計測方法は、
表面に基準パターンを形成した半導体基板上に露光によ
り膜厚が変化する有機膜を塗布した後半導体基板上に所
定のパターンを有するマスクを重ね合わせ、マスクを介
して有機膜を露光し、露光により膜厚が変化して顕在化
した有機膜パターンと基準パターンとの重ね合わせずれ
量を測定し、レジストを現像し、現像された有機膜パタ
ーンと基準パターンとの重ね合わせずれ量を測定し、測
定された各々の重ね合わせずれ量の差を計算することに
より半導体基板上に塗布された有機膜の塗布状態を算出
するものである。
【0014】請求項3記載のパターン形状計測方法によ
ると、露光により膜厚が変化する有機膜を用い、露光状
態と現像状態での重ね合わせずれ量の差より、半導体基
板上に薄く塗布された有機膜の塗布状態を高精度に評価
できる。請求項4記載のパターン位置計測方法は、半導
体基板上に所定のパターンを有するマスクを重ね合わせ
て露光し積層パターンを形成し、積層パターン上を原子
間力顕微鏡により走査し、原子間力顕微鏡の走査により
得られた段差形状に基づいて積層されたパターン間の重
ね合わせずれ量を測定するものである。
【0015】請求項4記載のパターン位置計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡を用いることで、重ね合わせ精度
測定パターンが低段差や高段差の場合であっても、高精
度に重ね合わせ精度を計測することができる。請求項5
記載のパターン位置計測方法は、半導体基板上に所定の
パターンを有するマスクを重ね合わせて露光し積層パタ
ーンを形成し、積層パターン上を原子間力顕微鏡により
往復走査し、原子間力顕微鏡の走査により得られた往復
時の段差形状に基づいて積層パターン間の重ね合わせず
れ量を測定し、往復時の段差形状に基づいて得られた重
ね合わせずれ量を平均化することにより重ね合わせ精度
を算出するものである。
【0016】請求項5記載のパターン位置計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡を用いることで、重ね合わせ精度
測定パターンが低段差や高段差の場合であっても、高精
度に重ね合わせ精度を計測することができる。また、往
復走査による重ね合わせずれ量を平均化することによ
り、非対称な信号がキャンセルされ、高精度に重ね合わ
せ精度を測定することができる。
【0017】請求項6記載のパターン位置計測方法は、
半導体基板上に所定のパターンを有するマスクを重ね合
わせて露光し積層パターンを形成し、積層パターン上に
電子線を往復走査し、往路および復路での電子線走査に
より発生した2次電子または反射電子を検出し積層され
たパターン位置を各々測定し、往路および復路で測定さ
れたパターン位置に基づいて重ね合わせずれ量を測定
し、往路および復路で測定されたパターン位置に基づい
て得られた重ね合わせずれ量を平均化することにより重
ね合わせ精度を算出するものである。
【0018】請求項6記載のパターン位置計測方法によ
ると、電子線を用いることで、重ね合わせ精度測定パタ
ーンが低段差や高段差の場合であっても、高精度に重ね
合わせ精度を計測することができる。また、往復走査に
よる重ね合わせずれ量を平均化することにより、非対称
な信号がキャンセルされ、高精度に重ね合わせ精度を測
定することができる。
【0019】請求項7記載のパターン位置計測方法は、
半導体基板上に設けられた位置合わせ用の段差上に電子
線を往復走査し、電子線走査により発生した2次電子ま
たは反射電子を検出し段差パターン位置を測定し、往復
時に検出された段差パターン位置を平均化することによ
りパターン位置を計測するものである。請求項7記載の
パターン位置計測方法によると、電子線を位置合わせ用
の段差に往復走査し、検出された段差パターン位置を平
均化することで、精度良く位置合わせを行うことができ
る。
【0020】請求項8記載のパターン形状計測方法は、
半導体基板上に形成された段差パターン上に電子線を往
復走査し、電子線走査により発生した2次電子または反
射電子を検出することにより段差パターン寸法を計測
し、往路および復路で計測された段差パターン寸法を平
均化することによりパターン寸法を算出するものであ
る。
【0021】請求項8記載のパターン形状計測方法によ
ると、電子線を段差パターン上に往復走査し、検出され
た段差パターン寸法を平均化することで、高精度にパタ
ーン寸法を測定できる。請求項9記載のパターン形状計
測方法は、半導体基板上に形成された寸法測定パターン
およびその周辺部に電子線を照射することにより寸法測
定パターンおよびその周辺部を帯電させ、寸法測定パタ
ーン上に電子線を走査し得られた2次電子または反射電
子を検出することによりパターン寸法を計測するもので
ある。
【0022】請求項9記載のパターン形状計測方法によ
ると、測定したいパターン周辺が帯電し、略同電位にな
っているため、段差により発生した電子は略均一に拡が
り、パターン寸法測定が精度良く行える。請求項10記
載のパターン形状計測方法は、半導体基板上に形成され
た寸法測定パターン上に電子線をパルス的に照射しなが
らブランキング走査し、パルス的に発生する2次電子を
検出することにより得られたパターン検出波形よりパタ
ーン寸法を計測するものである。
【0023】請求項10記載のパターン形状計測方法に
よると、2次電子はパルス状信号になるため、S/N比
向上信号処理が容易に実施でき、パターン寸法測定が再
現性良く行える。
【0024】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態を図1および図2に基づい
て説明する。この実施の形態は、半導体基板上に塗布さ
れた有機膜(レジストまたは反射防止膜)の塗布状態を
計測するパターン形状計測方法に関するものである。
【0025】図1は、半導体基板10上にスピンコータ
により塗布された有機膜12の塗布むらを計測する手順
を示している。また、図2に有機膜12の塗布の均一性
を最適化するための工程を示す。工程は、試料作製,有
機膜塗布、有機膜塗布むら計測、有機膜塗布条件の最適
化より構成されている。まず、試料となる半導体基板1
0を作製する(ステップS1 )。つぎに、半導体基板1
0上を原子間力顕微鏡により走査し、2次元の表面形状
(図1(a))を記憶装置に記録する(ステップ
2 )。つぎに、半導体基板10の表面に有機膜12
(図1(b))を塗布し(ステップS3 )、光学式の膜
厚測定機により有機塗布膜厚を測定する(ステップ
4 )。そして、光学顕微鏡により半導体基板10上の
パターン検出を行い、測定したい段差部11上の有機膜
12を位置合わせ後、段差部11上を顕微鏡の先端に取
付けられた原子力測定プローブにて走査し、有機膜12
が塗布された段差部11上の表面形状を記憶装置に記録
する(ステップS5 )。このとき、原子間力顕微鏡を非
接触、またはタッピングで走査を行うことにより、塗布
された有機膜12を無傷に測定することができる。
【0026】そして、これら記録された有機膜12の表
面形状と半導体基板10の表面形状との差、および有機
塗布膜厚により、有機膜12の塗布状態を求める(図1
(c))。つぎに、有機膜塗布の均一性を評価する(ス
テップS6 )。有機膜塗布の均一性とは、段差部11上
での有機膜12の左右対称性(例えば、図1(c)中の
n−nを中心線とした左右対称性)である。そして、有
機膜塗布が不均一(左右非対称)になされている場合
は、塗布回転数,滴下量,粘度などの有機膜塗布条件を
変化させて有機膜の塗布方法の最適化を行う(ステップ
7 )。有機膜塗布が均一(左右対称)になされている
場合は次工程に進む(ステップS8 )。
【0027】このように構成されたパターン形状計測方
法によると、半導体基板10上に薄く塗布された有機膜
12の塗布状態を高精度に評価できる。なお、第1の実
施の形態では、光学顕微鏡により半導体基板10上のパ
ターン検出を行っておいて、原子間力顕微鏡にて有機膜
12が塗布された段差部11上の表面形状を計測するも
のであったが、原子間力顕微鏡が半導体基板10上の段
差部11の計測と、有機膜12が塗布された段差部11
上の表面形状の計測を兼用するものであってもよい。こ
のように、原子間力顕微鏡が段差部11の計測を兼用す
ることで、計測作業が容易に行える。
【0028】第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態を図3に基づいて説明す
る。この実施の形態は、半導体基板上に塗布された有機
膜(レジストまたは反射防止膜)の塗布状態を計測する
パターン形状計測方法に関するものである。図3におい
て、20は半導体基板、21は半導体基板20上に形成
した重ね合わせ基準段差、22は半導体基板20上に塗
布した有機膜である。縮小投影露光装置には半導体基板
20をロードし、予め形成された位置合わせマークを用
いて所定のマスクパターン23を半導体基板20に対し
て位置合わせを行い、電磁波を照射して露光する。この
とき、有機膜22として化学増幅型レジストを用いた場
合、化学式1に示すように露光により生じた酸により保
護基が脱離し2酸化炭素として放出され膜厚変化が生じ
る。
【0029】
【化1】
【0030】そして、図3(b)に示すように、この膜
厚の変化により顕在化したレジストパターン24を用い
て、予め半導体基板20上に形成されていた基準パター
ンとの重ね合わせずれ量Lを次式により求める。 重ね合わせずれ量L=(M−N)/2 ……… その後、図3(c)に示すように、露光されたレジスト
を現像し、現像されたレジストパターン24と半導体基
板20上に形成された基準パターン21との重ね合わせ
ずれ量L′を次式により求める。
【0031】 重ね合わせずれ量L′=(M′−N′)/2 ……… そして、測定された各々の重ねあわせずれ量L,L′の
差を計算する。半導体基板20の表面に有機膜22の塗
布むらがないと両者の重ね合わせずれ量L,L′は同じ
であるが、塗布むらがあると重ね合わせずれ量L,L′
に差が生ずる。この結果、重ね合わせずれ量L,L′の
大きさで、半導体基板20の表面に塗布された有機膜2
2の塗布むらを求めることができる。
【0032】このように構成されたパターン形状計測方
法によると、半導体基板20上に薄く塗布された有機膜
22の塗布状態を高精度に評価できる。 第3の実施の形態 この発明の第3の実施の形態を図4ないし図6に基づい
て説明する。この実施の形態は、原子間力顕微鏡を用い
た場合の半導体基板上の2層のパターン間の重ね合わせ
精度を高精度に測定するパターン位置計測方法に関する
ものである。
【0033】重ね合わせ精度測定パターンとしてbox-bo
x マークを用いた場合を代表的に示している。図4に、
原子間力顕微鏡(AFM)の構成を示す。図4におい
て、30は半導体基板、31はカンチレバー、32はピ
エゾ素子、33は変位検出器、34はX−Y走査回路、
35はZ軸サーボ回路、36はマイクロコンピュータで
ある。カンチレバー31は、原子間力の検出に用いる微
小なバネであって、試料探針間に働く原子間力(引力ま
たは斥力)を検出し、これが一定になるように試料表面
を走査した時のZ軸の変位量を測定することにより表面
形状を求めれることができる。
【0034】図5に示すように、半導体基板30上に所
定のパターンを有するマスクを重ね合わせて露光し、積
層パターン37を形成する。なお、38は基準段差であ
る。そして、原子間力顕微鏡を用いて高精度な重ね合わ
せ精度測定を行うために、原子間力顕微鏡を重ね合わせ
精度測定パターン37に対して往復走査する。往路で得
られた表面形状パターン(図6(a))、および復路で
得られた表面形状パターン(図6(b))から、前記式
により重ね合わせずれ量を求め、各々の重ね合わせず
れ量を平均化することにより重ね合わせ精度を算出す
る。図6(c)に、合成信号波形を示す。
【0035】この実施の形態によれば、平均化すること
により非対称な信号がキャンセルされることにより高精
度に重ね合わせ精度を測定することができる。また、重
ね合わせ精度測定パターンが低段差や高段差の場合であ
っても、原子間力顕微鏡を用いることにより高精度に重
ね合わせ精度を計測することができる。
【0036】特に、原子間力顕微鏡では微小な段差も検
出できるため、最終半導体素子が完成後、積層されて形
成されたパターン間上を走査し、各々のパターン位置を
計測して重ね合わせ精度を測定することが可能となる。
なお、原子間力顕微鏡を、重ね合わせ精度測定パターン
に対して一方向のみに走査したものであってもよい。
【0037】第4の実施の形態 この発明の第4の実施の形態を図7および図8に基づい
て説明する。この実施の形態は、電子線を用いた場合の
半導体基板上の2層のパターン間の重ね合わせ精度を高
精度に測定するパターン位置計測方法に関するものであ
る。図7において、40は半導体基板であり、その表面
には重ね合わせ測定パターン41が積層して形成されて
おり、さらに重ね合わせ基準段差42が形成されてい
る。そして、測定パターン41上に、電子線43を測定
パターン41に対して往復走査する。往路および復路で
の電子線走査により発生した2次電子または反射電子を
検出し、積層されたパターン位置を各々測定する。往路
での2次電子信号波形を図8(a)に、復路での2次電
子信号波形を図8(b)に示す。図8(c)に、合成信
号波形を示す。
【0038】電子線を段差に対して垂直方向に走査する
と、段差により発生2次電子の放出方向が遮られるため
に、2次電子検出器に到達する2次電子量に差が生じる
ため検出信号は非対称になる。そこで、往路で得られた
表面形状パターン(図8(a))、および復路で得られ
た表面形状パターン(図8(b))から、前記式によ
り重ね合わせずれ量を求め、各々の重ね合わせずれ量を
平均化することにより重ね合わせ精度を算出する。
【0039】また、電子線を用いた時の段差パターンの
位置検出についても、重ね合わせ精度測定と同様、電子
線を段差に対して垂直方向に走査すると、段差によって
往路と復路で到達2次電子量に差が生じ、検出信号は非
対称になる。そこで位置合わせマークである段差に対し
て電子線を往復走査し、往復時に検出された段差パター
ン位置を平均化することにより段差パターン位置を計測
し、計測したパターン位置結果に基づいて精度良く位置
合わせを行う。
【0040】また、同様の理由で、本発明を用いた半導
体基板の寸法測定への応用例について述べる。半導体基
板上に形成された段差上を電子線を段差パターンに対し
て往復走査し、得られた2次電子または反射電子を検出
することにより、往路および復路で計測されたパターン
寸法を平均化することにより、パターン寸法を算出す
る。前記と同様の理由で、位置検出信号波形が非対称に
ならないで、高精度にパターン寸法を測定することがで
きる。
【0041】第5の実施の形態 この発明の第5の実施の形態を図9に基づいて説明す
る。この実施の形態は、電子線を用いてパターン寸法を
測定するパターン形状計測方法に関するものである。図
9において、50は半導体基板、51は寸法測定パター
ン、52は電子線、53は検出器である。低倍率観察で
電子線52の走査範囲を広くして、半導体基板50の表
面に形成された測長したいレジストパターン51および
その周辺部に電子線52を照射する。この結果、測長し
たいレジストパターン51およびその周辺のSiO2膜54
が負に帯電する。あるいはパターン周辺部を帯電させる
ために専用の別電子線発生源(図示せず)を設けて、電
子線をパターン周辺部に照射してもよい。
【0042】この結果、測定したいパターン周辺が帯電
し、略同電位になっているため、段差により発生した電
子は略均一に拡がっていく。そして、レジスト上を走査
して発生した2次電子または反射電子を検出器53にて
検出し、パターン検出波形によりレジストパターン寸法
を精度良く計測する。
【0043】なお、この実施の形態では、測定パターン
周辺部を帯電化させた高精度の寸法測定についての例を
示したが、逆に測定パターンを帯電化させないために電
子線をパルス的に照射しながらレジストパターン上をブ
ランキング走査し、パルス的に発生する2次電子を検出
することにより得られたパターン検出波形よりレジスト
パターン寸法を測定することも可能である。この場合、
2次電子はパルス状信号になるため、S/N比向上信号
処理が容易に実施でき、その結果再現性の良い寸法測定
が行えるという効果もある。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載のパターン形状計測方法に
よると、原子間力顕微鏡によって半導体基板ならびに有
機膜の表面形状を計測するので、半導体基板上に薄く塗
布された有機膜の塗布状態を高精度に評価でき、有機膜
を段差上に均一に塗布することができる。
【0045】請求項2記載のパターン形状計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡によって半導体基板ならびに有機
膜の表面形状を計測するので、半導体基板上に薄く塗布
された有機膜の塗布状態を高精度に評価でき、有機膜を
段差上に均一に塗布することができる。しかも、原子間
力顕微鏡が、有機膜の段差位置の計測と、有機膜の段差
上の表面形状の計測を兼用するので、計測作業が容易に
行える。
【0046】請求項3記載のパターン形状計測方法によ
ると、露光により膜厚が変化する有機膜を用い、露光状
態と現像状態での重ね合わせずれ量の差より、半導体基
板上に薄く塗布された有機膜の塗布状態を高精度に評価
でき、有機膜を段差上に均一に塗布することができる。
請求項4記載のパターン位置計測方法によると、原子間
力顕微鏡を用いることで、重ね合わせ精度測定パターン
が低段差や高段差の場合であっても、高精度に重ね合わ
せ精度を計測することができる。
【0047】請求項5記載のパターン位置計測方法によ
ると、原子間力顕微鏡を用いることで、重ね合わせ精度
測定パターンが低段差や高段差の場合であっても、高精
度に重ね合わせ精度を計測することができる。また、往
復走査による重ね合わせずれ量を平均化することによ
り、非対称な信号がキャンセルされ、高精度に重ね合わ
せ精度を測定することができる。
【0048】請求項6記載のパターン位置計測方法によ
ると、電子線を用いることで、重ね合わせ精度測定パタ
ーンが低段差や高段差の場合であっても、高精度に重ね
合わせ精度を計測することができる。また、往復走査に
よる重ね合わせずれ量を平均化することにより、非対称
な信号がキャンセルされ、高精度に重ね合わせ精度を測
定することができる。
【0049】請求項7記載のパターン位置計測方法によ
ると、電子線を位置合わせ用の段差に往復走査し、検出
された段差パターン位置を平均化することで、精度良く
位置合わせを行うことができる。請求項8記載のパター
ン形状計測方法によると、電子線を段差パターン上に往
復走査し、検出された段差パターン寸法を平均化するこ
とで、高精度にパターン寸法を測定できる。
【0050】請求項9記載のパターン形状計測方法によ
ると、測定したいパターン周辺が帯電し、略同電位にな
っているため、段差により発生した電子は略均一に拡が
り、パターン寸法測定が精度良く行える。請求項10記
載のパターン形状計測方法によると、2次電子はパルス
状信号になるため、S/N比向上信号処理が容易に実施
でき、パターン寸法測定が再現性良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における原子間力
顕微鏡を用いた有機膜の塗布状態測定方法の原理図であ
る。
【図2】この発明の第1の実施の形態における有機膜の
塗布の均一性を最適化するための工程図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態における原子間力
顕微鏡を用いた有機膜の塗布状態測定方法の工程図であ
る。
【図4】この発明の第3の実施の形態における原子間力
顕微鏡の構成図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態における原子間力
顕微鏡を用いた重ね合わせ精度測定の原理図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態における半導体基
板の表面形状波形図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態における電子線を
用いた重ね合わせ精度測定の原理図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態における2次電子
検出信号波形図である。
【図9】この発明の第5の実施の形態における電子線に
よる寸法測定を示す原理図である。
【図10】スピンコータによる有機膜の塗布方法につい
て説明した概略図である。
【図11】従来例の半導体基板上に塗布された有機膜の
塗布状態の断面図である。
【図12】従来例の電子線による寸法測定を示す原理図
である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50 半導体基板 12,22 有機膜 21,38,42 基準段差 23 マスク 24 レジストパターン 31 カンチレバー 37 積層パターン 41,51 測定パターン 43,52 電子線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 G03F 7/26 501 // G03F 7/26 501 H01L 21/30 564Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に段差部を形成した半導体基板の表
    面形状を原子間力顕微鏡により計測する工程と、前記半
    導体基板の表面に有機膜を塗布した後有機膜厚を測定す
    る工程と、光学顕微鏡により前記半導体基板上のパター
    ン検出を行う工程と、前記有機膜の段差上の表面形状を
    原子間力顕微鏡により計測する工程と、前記有機膜の表
    面形状と前記半導体基板の表面形状の差および前記有機
    膜厚より前記有機膜の塗布状態を求める工程とを含むパ
    ターン形状計測方法。
  2. 【請求項2】 表面に段差部を形成した半導体基板の表
    面形状を原子間力顕微鏡により計測する工程と、前記半
    導体基板の表面に有機膜を塗布した後有機膜厚を測定す
    る工程と、前記有機膜の表面を原子間力顕微鏡にて走査
    し段差位置を計測する工程と、前記有機膜の段差上の表
    面形状を原子間力顕微鏡により計測する工程と、前記有
    機膜の表面形状と前記半導体基板の表面形状の差および
    前記有機膜厚より前記有機膜の塗布状態を求める工程と
    を含むパターン形状計測方法。
  3. 【請求項3】 表面に基準パターンを形成した半導体基
    板上に露光により膜厚が変化する有機膜を塗布した後前
    記半導体基板上に所定のパターンを有するマスクを重ね
    合わせる工程と、前記マスクを介して前記有機膜を露光
    する工程と、露光により膜厚が変化して顕在化した有機
    膜パターンと前記基準パターンとの重ね合わせずれ量を
    測定する工程と、前記レジストを現像する工程と、現像
    された有機膜パターンと前記基準パターンとの重ね合わ
    せずれ量を測定する工程と、前記測定された各々の重ね
    合わせずれ量の差を計算することにより前記半導体基板
    上に塗布された有機膜の塗布状態を算出する工程とを含
    むパターン形状計測方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に所定のパターンを有する
    マスクを重ね合わせて露光し積層パターンを形成する工
    程と、前記積層パターン上を原子間力顕微鏡により走査
    する工程と、前記原子間力顕微鏡の走査により得られた
    段差形状に基づいて前記積層されたパターン間の重ね合
    わせずれ量を測定する工程とを含むパターン位置計測方
    法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に所定のパターンを有する
    マスクを重ね合わせて露光し積層パターンを形成する工
    程と、前記積層パターン上を原子間力顕微鏡により往復
    走査する工程と、前記原子間力顕微鏡の走査により得ら
    れた往復時の段差形状に基づいて前記積層パターン間の
    重ね合わせずれ量を測定する工程と、前記往復時の段差
    形状に基づいて得られた重ね合わせずれ量を平均化する
    ことにより重ね合わせ精度を算出する工程とを含むパタ
    ーン位置計測方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に所定のパターンを有する
    マスクを重ね合わせて露光し積層パターンを形成する工
    程と、前記積層パターン上に電子線を往復走査する工程
    と、往路および復路での電子線走査により発生した2次
    電子または反射電子を検出し積層されたパターン位置を
    各々測定する工程と、前記往路および復路で測定された
    パターン位置に基づいて重ね合わせずれ量を測定する工
    程と、前記往路および復路で測定されたパターン位置に
    基づいて得られた重ね合わせずれ量を平均化することに
    より重ね合わせ精度を算出する工程とを含むパターン位
    置測定方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に設けられた位置合わせ用
    の段差上に電子線を往復走査する工程と、前記電子線走
    査により発生した2次電子または反射電子を検出し前記
    段差パターン位置を測定する工程と、前記往復時に検出
    された段差パターン位置を平均化することによりパター
    ン位置を計測する工程とを含むパターン位置計測方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された段差パターン
    上に電子線を往復走査する工程と、前記電子線走査によ
    り発生した2次電子または反射電子を検出することによ
    り前記段差パターン寸法を計測する工程と、往路および
    復路で計測された段差パターン寸法を平均化することに
    よりパターン寸法を算出する工程とを含むパターン形状
    計測方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に形成された寸法測定パタ
    ーンおよびその周辺部に電子線を照射することにより前
    記寸法測定パターンおよびその周辺部を帯電させる工程
    と、前記寸法測定パターン上に電子線を走査し得られた
    2次電子または反射電子を検出することによりパターン
    寸法を計測する工程とを含むパターン形状計測方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に形成された寸法測定パ
    ターン上に電子線をパルス的に照射しながらブランキン
    グ走査する工程と、パルス的に発生する2次電子を検出
    することにより得られたパターン検出波形よりパターン
    寸法を計測する工程とを含むパターン形状計測方法。
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