JP3189451B2 - 基板位置合わせ方法 - Google Patents

基板位置合わせ方法

Info

Publication number
JP3189451B2
JP3189451B2 JP36047292A JP36047292A JP3189451B2 JP 3189451 B2 JP3189451 B2 JP 3189451B2 JP 36047292 A JP36047292 A JP 36047292A JP 36047292 A JP36047292 A JP 36047292A JP 3189451 B2 JP3189451 B2 JP 3189451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
probe
change
pattern
interaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36047292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06204118A (ja
Inventor
守一 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP36047292A priority Critical patent/JP3189451B2/ja
Publication of JPH06204118A publication Critical patent/JPH06204118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3189451B2 publication Critical patent/JP3189451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7049Technique, e.g. interferometric
    • G03F9/7053Non-optical, e.g. mechanical, capacitive, using an electron beam, acoustic or thermal waves
    • G03F9/7061Scanning probe microscopy, e.g. AFM, scanning tunneling microscopy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板位置合わせ方法に
関し、特に半導体装置等の製造を目的としたフォトリソ
グラフィの分野において、露光装置上で半導体ウェハ若
しくはフォトマスク基板の位置合わせ精度をナノメータ
(nm)のオーダーまで向上させる基板位置合わせ方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトマスク基板上の回路パターンを半
導体ウェハ上に転写するフォトリソグラフィの工程で
は、ステッパ若しくはアライナーと呼ばれる縮小投影露
光装置が広く用いられている。この露光装置において
は、半導体ウェハやフォトマスク基板の位置合わせに極
めて高い精度が要求される。
【0003】上記位置合わせには様々な方法が知られて
いるが、代表的なものとしては、半導体ウェハ上の回路
パターンの非形成領域において適当な凹凸パターンを有
する位置合わせマークを形成しておき、この位置合わせ
マークをHe−Neレーザ等のレーザ光で走査する方法
がある。この場合、位置合わせマークに由来する反射光
を検出したり、あるいは回折光や散乱光の最大強度位置
を検出することにより、半導体ウェハの向きや中心部の
座標をCRT画面上でモニタし、半導体ウェハを載置す
るXーYステージを駆動してその位置を微調整してい
る。
【0004】ところで、半導体装置のデザイン・ルール
の微細化に伴い、位置合わせ精度に対する要求水準も高
くなっている。例えば、256MDRAMや64MSR
AMのメモリ素子では、最小線幅0.25μmの微細加
工が要求され、これに応じて位置合わせにも0.1μm
以下の精度が必要となる。従来用いられているレーザ光
による検出では、波長に応じて決まるビーム・スポット
径で光学的分解能が制限される。また、この方法では、
位置合わせマークの凹凸を直接検知するものではなく、
反射光、散乱光、回折光等の強度に応じて電気信号を生
成し、これに基づいて位置合わせマークのエッジを検出
しているため、誤差の発生が避けられない。しかも、半
導体プロセスでは、幾種類もの材料層がウェハ上に積層
されるが、このとき各材料層は、成膜方法や材料自身の
特性により必ずしもコンフォーマルに積層されるわけで
はない。このため、位置合わせマークのエッジが次第に
不明瞭となったり段差が減少する等の現象が生じ、検出
精度が必然的に低下してしまう。
【0005】この問題を解決する技術として、特開平3
−46218号公報に、ウェハ上の凹凸を走査型トンネ
ル電子顕微鏡で検出する方法が開示されている。走査型
トンネル電子顕微鏡(STM) は、導電性の試料と金属
性の微小な探針との間にバイアス電圧を加えて極微小距
離まで近づけた場合に、量子効果により両者の間に流れ
るトンネル電流に基づいて試料の表面構造を画像化する
装置である。この方法によれば、垂直分解能をオングス
トロームのオーダーまで高めることが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】STMでは電流を利用
するために、導電性の試料しか観察することかできな
い。そこで、誘電体や半導体を観察するには試料に導電
性物質を付着させる等の処理が必要であり、上述の公知
技術においても表面に金属系の薄膜を有する複合膜でS
i基板の表面を処理している。
【0007】また、上記公知技術では、位置合わせマー
クのエッジの鈍化の問題を克服するために、露光パター
ンに応じて凹凸の形状変化を起こす非晶質カルコゲナイ
ド膜を上記複合膜の下層側の膜として用い、この複合膜
で基板上の位置合わせマークを被覆して露光を行うこと
により、位置合わせマークのエッジを強調している。こ
の方法では位置合わせマークと複合膜に形成された凹凸
の位置とが一致していることをその都度確認しなければ
ならず、スループットの低下が避けられない。また、本
来のデバイス形成とは無関係な材料膜をウェハ上に被覆
することは工程数の増加につながり、しかも位置合わせ
マークの近傍にのみを非晶質カルコゲナイド膜で被覆し
ようとすれば、より一層の工程の複雑化を招く。
【0008】本発明は、プロセスの種類や工程数の影響
を受けることなく、また不要な工程の増加や複雑化を招
くことなく、高精度、高信頼性、高スループットをもっ
て基板の位置合わせを行う方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路パターン
の非形成面側に凹凸マークが形成された基板の非形成面
を探針機構を用いて走査し、凹凸マークのパターンに応
じた基板と探針機構との間の相互作用の変化に基づいて
基板の位置を検出する基板の位置合わせ方法であり、探
針機構が共通の駆動ステージに支持される第1の探針と
この第1の探針より長い第2の探針とを備え、駆動ステ
ージを基板に相対的に速い速度で接近させて第2の探針
を非形成面に接触若しくは近接させた後、駆動ステージ
を相対的に遅い速度で接近させて第1の探針を非形成面
に接触若しくは近接させ、第1の探針を用いて非形成面
を走査するようにしたものである。
【0010】また、本発明は、探針機構が第1の駆動ス
テージに支持される第1の探針と、第2の駆動ステージ
に支持され第1の探針よりも常に先行しながら基板に接
近する第2の探針とを備え、第2の探針が非形成面に接
触若しくは近接した後、直ちに第2の駆動ステージを後
退させると共に、第1の駆動ステージを相対的に遅い速
度で接近させて第1の探針を非形成面に接触若しくは近
接させ、第1の探針を用いて非形成面を走査する。
【0011】さらに、本発明は、上述の基板の位置合わ
せ方法において、凹凸マークが外縁部から対称中心に向
けて漸次密となるパターンを有し、前記走査をこの対称
中心を通過する如く行うことにより、前記相互作用の変
化の周期を前記対称中心近傍において短縮するようにし
たものである。
【0012】さらにまた、本発明は、回路パターンの非
形成領域に外縁部から対称中心に向けて漸次密となる遮
光膜パターンが設けられたフォトマスク基板を探針機構
を用いて走査し、遮光膜パターンに応じたフォトマスク
基板と探針機構との間の相互作用の変化に基づいてフォ
トマスク基板の位置を検出し、この位置を回路パターン
の非形成面側に凹凸マークが形成された基板の前記非形
成面を探針機構を用いて走査し、凹凸マークのパターン
に応じた基板と探針機構との間の相互作用の変化に基づ
いて基板の位置と比較することにより、基板とフォトマ
スク基板との相対位置を補正するようにしたものであ
る。
【0013】さらにまた、本発明は、回路パターンの非
形成面側に凹凸パターンが形成された基板の前記非形成
面を探針機構を用いて走査し、前記凹凸パターンに応じ
た前記基板と前記探針機構との間の相互作用の変化に基
づいて前記基板の位置を検出する基板位置合わせ方法に
おいて、前記相互作用の変化として原子間変化を利用す
るものである。
【0014】
【作用】本発明では、位置合わせ用の凹凸マークが基板
面のうち回路パターンの非形成面側(以下、裏側と称す
る。)に形成される。したがって、回路パターンの形成
面側(以下、表側と称する。)でいかなる数と種類の材
料層が積層されたとしても、凹凸マークの位置や形状に
は何ら変化が生じない。すなわち、本発明の基板位置合
わせ方法の精度は、プロセスの影響を受けない。しか
も、この凹凸マークを探針機構を用いて走査(スキャ
ン)し、探針機構と基板との間の相互作用の変化を直接
的に観察するため、極めて誤差が生じにくい。
【0015】かかる探針機構を用いる観察方法では、微
小な探針に損傷を与えることなくこれを試料の表面に接
触若しくは近接させることが必要である。例えば、原子
間力顕微鏡(AFM)では、光学顕微鏡でモニタしなが
ら探針を試料表面から約10μm程度の距離まで機械的
手段を用いて接近させ、その後、電気的手段を用いて探
針を試料表面に接触させている。このような方法を高ス
ループットの要求されるステッパの位置合わせにそのま
ま応用しようとすると、位置合わせの所要時間が膨大と
なり、実用性が著しく損なわれる。
【0016】本発明では、探針を2系統用意してこの問
題を解決する。すなわち、基板に高速で接近してガイド
の役割を果たす第2の探針と、この第2の探針に遅れて
低速で接近し、実際の凹凸マークの観察に用いられる第
1の探針を用いる。これら2系統の探針が共通の駆動ス
テージに支持されている場合、ガイド役の第2の探針を
第1の探針よりもわずかに長くしておき、第2の探針が
基板の裏面に接触若しくは十分に近接した時点で接近速
度を大幅に低下させ、第1の探針を基板の裏面に接触若
しくは十分に近接させる。この場合、スキャン中には第
1の探針と第2の探針の双方が基板に接触若しくは近接
していることになる。
【0017】これら2系統の探針が別々の駆動ステージ
に支持されている場合には、第2の探針が基板の裏面に
接触若しくは十分に近接したときには、直ちにこれを後
退させ、第1の探針をゆっくりと基板に接近させる。こ
の場合、スキャン中に基板に接触若しくは近接するのは
第1の探針のみである。いずれにしても、第2の探針が
基板の裏面に接触若しくは近接するまでの時間を十分に
短縮しておけば、全体として大幅なスループットの改善
が期待できるわけである。これと同時に、観察用の第1
の探針を損傷から保護することができる。
【0018】本発明では、さらに凹凸マークの精密かつ
容易な判定を可能とする方法も提案する。すなわち、凹
凸マークのパターンを外縁部から対称中心に向けて漸次
密となるように形成し、この凹凸マークを対称中心を通
過するごとくスキャンするのである。かかるスキャンを
行った場合、対称中心に近づくにつれて原子間力の変化
の周期が短くなるため、凹凸マークの中心を容易に検出
し、基板の最適位置を精密に決定することができる。
【0019】本発明は、半導体ウェハのみならず、フォ
トマスク基板の位置合わせにも適用できる。フォトマス
ク基板上では、回路パターンがCr膜等の遮光膜で形成
されているため、位置合わせ用の遮光膜パターンは回路
パターンの形成領域外においてこの遮光膜の一部を加工
することにより形成される。この遮光膜パターンも上述
のごとく対称中心に向かって密に形成すれば、探針を用
いてフォトマスク基板の位置を容易に決定することがで
きる。このフォトマスク基板の位置を前述のようにして
検出された基板の位置と比較することにより、マスク合
わせを精密に行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0021】実施例1 本実施例は、ステッパのウェハ・ステージ上にセットさ
れた半導体ウェハについて、その裏面に形成された凹凸
マークをAFM又はSTMを用いて検出する方法であ
る。この方法を図1を参照して説明する。
【0022】図1(a)にはAFM、図1(b)にはS
TMを用いた場合の検出原理をそれぞれ示す。ウェハ1
は、その表(おもて)面1a、すなわち回路パターンの
形成面がステッパの投影光学系の縮小投影レンズ4に対
面するごとくウェハ・ステージ3上にセットされてい
る。ウェハの裏面1b、すなわち回路パターンの非形成
面には、所定の合わせマーク領域2において凹凸マーク
30が形成されている。この合わせマーク領域2では、
ウェハ1の裏面1bをエッチングすることにより形成さ
れた例えば深さ10μm程度の凹部の中に、例えば高さ
100nm程度の凹凸マーク30が形成されている。こ
のように凹部を設けるのは、ドライエッチングやCVD
等のようにウェハ・ステージにウェハ1の裏面1bを密
着させた状態で処理を行うプロセスを経る場合にも、ウ
ェハ・ステージとの接触による凹凸マーク30の損傷を
防止するためである。この凹凸マーク30の具体的な形
状については、実施例4及び実施例5を用いて説明す
る。
【0023】AFMの場合は、図1(a)に示されるよ
うに、ウェハ1の裏面1bにカンチレバー5上に固定さ
れた微小な探針6を接触させる。このとき、ファンデル
ワールス力や斥力に起因して探針6と裏面1bとの間に
働く力が、原子間力である。カンチレバー5は、ピエゾ
素子等を備えた図示されない駆動ステージに支持されて
おり、微小距離の駆動が可能とされている。
【0024】この状態で探針6を裏面1bに沿ってスキ
ャンすると、凹凸マーク30上を通過する際に原子間力
が変化し、カンチレバー5が図1(a)中矢印A方向に
撓む。カンチレバー5には図示されないミラーが取り付
けられており、ここにレーザ素子(L)7からレーザ光
が照射されているため、撓みに応じて反射光の位置が変
化する。この反射光をフォトダイオード(PD)8で検
出してカンチレバー5の変位を求め、この変位、すなわ
ち原子間力を一定に維持するようなフィードバック制御
を上記駆動ステージに対して行う。この駆動ステージは
X−Y方向にもラスタスキャンされており、フィードバ
ック制御における制御量とX−Y座標に基づいて裏面1
bのプロファイルが立体画像化される。
【0025】一方、STMの場合は、図1(b)に示さ
れるように、ウェハ1の裏面1bに対して1nm程度の
極微小距離を隔てた位置に探針9を近接させる。探針9
も、やはりピエゾ素子等を備えた駆動ステージ上に支持
されている。このとき、裏面1bが導電性物質に被覆さ
れており、探針9に数10mV程度のバイアス電圧が印
加されていれば、探針9から裏面1bに向けて量子効果
によりトンネル電流が流れる。
【0026】この状態で探針9を裏面1bに沿ってスキ
ャンすると、凹凸マーク30上を通過する際にトンネル
電流の大きさが変化する。このときの変化量は指数関数
的であり、0.1nmの距離変化により1桁増減するほ
ど敏感である。トンネル電流を電流計(AM)10によ
りモニタし、この電流値を一定に維持するようなフィー
ドバック制御を駆動ステージに対して行う。このときの
制御量とX−Y座標に基づいて、裏面1bのプロファイ
ルが立体画像化される。
【0027】いずれにしても、従来のレーザ光を用いた
位置合わせ方法よりもはるかに高い精度で凹凸マーク3
0を検出することができる。しかも、この凹凸マーク3
0はウェハ1の裏面1bに形成されているため、表面1
a側でいかなるプロセスが行われたとしても、その位置
や形状が変化しない。したがって、常に高い精度で位置
合わせを行うことができる。
【0028】実施例2 本実施例は、特にAFMを用いたものであり、ウェハの
裏面に探針を接近させるための所要時間を短縮すると共
に、探針の損傷を防止する方法について、図2を参照し
ながら説明する。なお、図2において図1と共通する要
素については共通の符号を付している。
【0029】本実施例で用いられる探針機構は、図2に
示すように、ピエゾ素子14を内蔵する駆動ステージ1
3上に2系統の探針、すなわち第1のカンチレバー12
aに固定された第1の探針11aと、第2のカンチレバ
ー12bに固定された第2の探針11bを備えている。
上記第2の探針11bは、第1の探針11aに比べて例
えば0.5μm程度長く形成されている。第2の探針1
1bは、実際のスキャンに用いられるものではないの
で、先端がそれほど鋭利に加工する必要はない。本実施
例では、この第2の探針11bとして、円柱状のダミー
探針を用いた。
【0030】また、図2においては、これら2系統の探
針がバネ様の部材を介して駆動ステージ13に接続され
ているように示されているが、これは、原子間力が一定
に制御されている状態を便宜上このように表現している
のである。
【0031】図2(a)は、駆動ステージ13をウェハ
1の裏面1bに向けて矢印Z方向に接近させ、長い第2
の探針11bを裏面1bに接触させた状態を示してい
る。この時点を第1接触と定義する。また、図2(b)
は、駆動ステージ13をさらに接近させ、短い第1の探
針11aも裏面1bに接触した状態を示している。この
時点を第2接触と定義する。
【0032】以上の接近過程において、Z方向のステー
ジ移動距離とピエゾ素子14に加わる力の関係を示す
と、図2(c)のとおりとなる。ピエゾ素子14に何の
力も加わらない第1接触以前の領域Iは、第2の探針1
1bがウェハの裏面1bに接触するまでの移動に対応す
る領域である。第1接触によりピエゾ素子14に加わる
力は急激に上昇し、以後、第1の探針11aが接触する
までこの力は一定に保たれる。この間の領域が領域IIで
ある。第1の探針11aが接触する第2接触では、これ
までの力に第1の探針11aによる力が加わり、ピエゾ
素子14に加わる力はここでまた急激に増大し、以後一
定に保たれる。
【0033】上述の過程の所要時間を短縮しようとする
場合、短縮可能な部分は領域Iの所要時間である。つま
り、ダミーの探針である第2の探針11bを裏面1bに
接触させるまでの時間である。これに対し、実際の凹凸
マーク30の検出に用いられる第1の探針11aについ
ては、損傷防止の観点からその接近速度を従来以上に速
めることは好ましくなく、したがって領域IIの所要時間
を短縮することは事実上不可能である。
【0034】本実施例では、上述のように探針を2系統
化し、ダミーの探針をウェハに高速接近させてウェハ面
の位置を検出し、観察用の探針をこれに追従させること
により、観察用の探針に損傷を与えることなく、その接
近時間を従来よりも大幅に短縮することができた。
【0035】実施例3 本実施例は、実施例2の変形例として、2系統の探針を
それぞれ独立の駆動ステージ上に支持したものであり、
図3を参照しながら説明する。なお、図3において図1
と共通する要素については共通の符号を付している。
【0036】本実施例で用いられる探針機構は、互いに
独立に駆動可能な第1の探針ユニット25aと第2の探
針ユニット25bからなる。この両ユニットの構成はほ
ぼ同じであり、それぞれピエゾ素子24を内蔵する駆動
ステージ23上にカンチレバー22に固定された第1の
探針21a若しくは第2の探針21bを備えたものであ
る。ここで、上記第1の探針21aは凹凸マーク30の
観察用である。第2の探針21bとしては、第1の探針
21aと同じものを用いても良いが、ここではダミーの
探針を用いた。また、第1の探針21aと第2の探針2
1bとは、実施例2のように互いに長さが異なっている
必要はない。
【0037】本実施例における接近過程では、まず第1
の探針ユニット25aに対して第2の探針ユニット25
bを先行させた状態で、かつ両者の相対位置を一定に保
持しながらこれをウェハ1の裏面1bへ向けて矢印Z方
向に接近させる。図3(a)は、先行する第2の探針ユ
ニット25bの第2の探針21bが裏面1bに接触した
状態を示している。この時点を第1接触と定義する。
【0039】この後、第2の探針ユニット25bは直ち
に後退させ、第1の探針ユニット25aのみを接近させ
る。図3(b)は、こうして第1の探針ユニット25a
の第1の探針21aが裏面1bに接触した状態を示して
いる。この時点を第2接触と定義する。
【0038】以上の接近過程において、Z方向のステー
ジ移動距離とピエゾ素子24に加わる力の関係を示す
と、図3(c)のようになる。ただし、本実施例におけ
るZ方向のステージ移動距離のうち、第1接触までは第
2の探針ユニット25bの駆動ステージ23の移動距
離、第1接触から第2接触までは第1の探針ユニット2
5aの駆動ステージ23の移動距離を意味する。
【0039】ここで、領域III は第1接触以前の領域で
あるから、ピエゾ素子24には力が加わらない。第1接
触時には、第2の探針ユニット25bのピエゾ素子24
に加わる力が急激に上昇するが、その後のユニットの後
退に伴いこの力は直ちに消滅する。以後、第1の探針2
1aが接触する第2接触までの領域IVでは、ピエゾ素子
24に加わる力はゼロである。第2接触では、第1の探
針ユニット25aのピエゾ素子24に第1接触時とほぼ
同等の力が加わり、以後この力は一定に保たれる。
【0040】本実施例では、領域III における第2の探
針ユニット25bの接近速度を上げ、接近の所要時間を
短縮することにより、従来よりも大幅にスループットを
向上させることができた。しかも、本実施例では先行す
るダミーの探針を接触後直ちに後退させているため、ウ
ェハ面に余分な力が加わらず、検出感度も向上するとい
うメリットが得られた。
【0041】実施例4 本実施例では、前述の凹凸マーク30の具体的な構成
と、これに基づく最適位置の判定方法について、図4を
参照しながら説明する。
【0042】図4(a)に、ウェハ1の裏面1bの合わ
せマーク領域2において形成された凹凸マーク30の拡
大斜視図を、また図4(b)にはそのX−X線断面図を
示す。この凹凸マーク30は、同心円状に配列された高
さ約100nmの4個の凸部30a,30b,30c,
30dから構成されている。ここで、中心に位置する凸
部30aは円柱状をなし、その外周側の凸部30b,3
0c,30dはリング状をなす。これら凸部30a,3
0b,30c,30dは例えばSiO2 層をパターニン
グすることにより形成されており、その配列間隔は外周
側から中心に向かって密とされている。例えば、凸部3
0dとそのすぐ内側の溝の幅は各100nm、凸部30
cとそのすぐ内側の溝の幅は各50nm、凸部30bと
そのすぐ内側の溝の幅は各20nm、中央の凸部30a
の直径は10nmとされている。
【0043】いま、AFM若しくはSTMの探針を用
い、かかる凹凸マーク30をX−X線に沿って定速でス
キャンすると、この凹凸パターンに応じて、図4(c)
に示されるような電気信号波形が得られる。図中、横軸
はスキャン方向を表し、縦軸はAFMにおける変位制御
量、あるいはSTMにおけるトンネル電流を表す。この
波形は、凹凸マーク30のパターンを直接的に反映した
ものであり、凸部の間隔が密となる中央部近傍では信号
強度の増減の周期が短くなる。したがって、信号強度を
モニタしながら上記周期が最短となるようにウェハ・ス
テージ3を駆動し、ウェハ1を移動させれば、このウェ
ハを極めて容易かつ高精度に最適位置へセットすること
が可能となる。本実施例の場合、凹凸マーク30の中心
に凸部30aが位置しているため、最適位置は電気信号
波形の中央のピーク位置により判定すれば良い。
【0044】実施例5 本実施例では、実施例4の変形例として、凹凸マークの
中心に溝部が存在する場合の最適位置の判定方法につい
て図5を参照しながら説明する。
【0045】図5(a)に、ウェハ1の裏面1bの合わ
せマーク領域2において形成された凹凸マーク40の断
面図を、また図4(b)にはこの凹凸マーク40をスキ
ャンして得られる電気信号波形を示す。この凹凸マーク
40の斜視図は省略するが、3個のリング状の凸部40
a,40b,40cが同心円状に配列された構成を有す
る。これらの凸部40a,40b,40cの幅および配
列間隔も、外周側から中心部に向かって密とされてい
る。
【0046】この凹凸パターン40は、実施例4の凹凸
パターン30と異なり中央が溝部であるため、定速スキ
ャンの電気信号波形にもとづく最適位置は、中央の谷の
位置で判定する。
【0047】実施例6 本実施例では、フォトマスク基板の位置合わせ用に、C
r遮光膜の一部を利用して凹凸マークを形成した例につ
いて説明する。
【0048】図6に、本実施例で形成した凹凸マーク5
2を示す。この凹凸マーク52は、ガラス基板51上に
Cr遮光膜50が被着された通常のマスク・ブランクス
上で電子ビーム描画により回路パターンを形成する際
に、回路パターンの非形成領域において同時に形成され
たものである。つまり、この凹凸マーク52は回路パタ
ーンの形成面側にあり、その凸部52a,52bは同心
円状に配置されたリング状のCr遮光膜で構成され、凹
部の底面はガラス基板51の露出面となる。上記凹凸マ
ーク52の凸部52a,52bも、外周側から中央部に
向かって密に形成されている。さらに、上記凹凸マーク
52は、中央部の凸部52aから凸部52bを経て周囲
のCr遮光膜50につながるブリッジ部52cを有し、
蓄積電荷をリークできるようになされている。
【0049】かかる凹凸マーク52のスキャンは、AF
M若しくはSTMを用いてウェハの場合と同様に行うこ
とができる。ただし、このスキャンは上記ブリッジ部5
2cを通過しないような線、例えば図中のW−W線に沿
って行う。また、このようにして求められたフォトマス
ク基板の最適位置を前述のようにして求められたウェハ
の最適位置と比較し、両者の相対位置を補正することに
より、極めて精密なマスク合わせを行うことができる。
【0050】以上、本発明をいくつかの実施例に基づい
て説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定され
るものではない。例えば、凹凸マークとしては上述のよ
うな同心円状パターンの他、対称中心を有するあらゆる
パターンを持つものが可能である。また、2系統の探針
を用いて接近過程の所要時間を短縮する場合、先行する
第2の探針の接近過程で従来のような光学顕微鏡による
非接触モニタを併用することにより、より一層のスルー
プットの向上を図ることもできる。
【0051】また、上記接近過程の短縮はAFMを例と
して説明したが、STMを用いた場合にも基本的には同
じ考え方が適用できる。ただし、STMの場合は探針を
試料の表面に接触させないので、上記の説明文中の「接
触」を「近接」と読み替えれば良い。
【0052】
【発明の効果】上述したように、本発明は、位置合わせ
用の凹凸マークをウェハの裏側に形成するため、表側で
いかなる半導体プロセスが行われたとしても、これらプ
ロセスの影響を受けることなく、常に高い精度で凹凸マ
ークを検出することができる。しかも、本発明では凹凸
マークの検出手段として、その凹凸パターンを直接的に
検知するAFM又はSTMを用いているため、誤差も極
めて少ない。フォトマスク基板上でも、同じ手段で凹凸
マークを検出することができる。また、本発明で形成さ
れる凹凸マークは、パターンの粗密に工夫が施されてお
り、容易かつ精密に最適位置を決定することを可能とす
る。さらに、AFMやSTMの探針を2系統化すること
により、試料面への探針の接近所要時間を短縮し、スル
ープットを大幅に改善することが可能となる。
【0053】本発明は、例えば微細なデザイン・ルール
にしたがって製造され、高集積度、高性能、高信頼性を
要求される半導体装置の製造等において極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板位置合わせ方法を説明するための
模式的断面図であり、(a)は凹凸マークの検出にAF
Mを用いる場合、(b)はSTMを用いる場合をそれぞ
れ表す。
【図2】本発明における共通の駆動ステージ上に固定さ
れた2系統のAFM探針をウェハ面へ接近させる方法を
説明するための図であり、(a)は第2の探針がウェハ
の裏面に接触した状態を示す模式的断面図、(b)は第
1の探針も裏面に接触した状態を示す模式的断面図、
(c)はこれらの過程においてピエゾ素子に加わる力の
変化を示すグラフである。
【図3】本発明における別々の駆動ステージ上に固定さ
れた2系統のAFM探針をウェハ面へ接近させる方法を
説明するための図であり、(a)は第2の探針がウェハ
の裏面に接触した状態を示す模式的断面図、(b)は第
2の探針が後退し第1の探針が裏面に接触した状態を示
す模式的断面図、(c)はこれらの過程においてピエゾ
素子に加わる力の変化を示すグラフである。
【図4】本発明において形成される凹凸マークに関する
説明図であり、(a)はその一構成例の拡大斜視図、
(b)は(a)のX−X線断面図、(c)はこの凹凸マ
ークをAFMまたはSTMの探針でスキャンした場合の
電気信号変化を示すグラフである。
【図5】本発明において形成される他の凹凸マークに関
する説明図であり、(a)はその構成例の拡大断面図、
(b)はこの凹凸マークをAFMまたはSTMの探針で
スキャンした場合の電気信号変化を示すグラフである。
【図6】フォトマスク基板上に形成される凹凸マークの
一構成例を示す要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ウェハ、 1a 表面(回路パターンの形成面)、
1b 裏面(回路パターンの非形成面)、 2 合わ
せマーク領域、 3 ウェハ・ステージ、 5カンチレ
バー、 6 AFMの)探針、 7 レーザ素子、 8
フォトダイオード、 9 (STMの)探針、 10
電流計、 11a,21a 第1の探針、 11b,
21b 第2の探針、 13,23 駆動ステージ、
14,24 ピエゾ素子、 25a 第1の探針ユニッ
ト、 25b 第2の探針ユニット、 30,40
(ウェハ裏面の)凹凸マーク、 50 ガラス基板、
51 Cr遮光膜、 52 (フォトマスク基板上の)
凹凸マーク

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パターンの非形成面側に凹凸マーク
    が形成された基板の前記非形成面を探針機構を用いて走
    査し、前記凹凸マークのパターンに応じた前記基板と前
    記探針機構との間の相互作用の変化に基づいて前記基板
    の位置を検出する基板の位置合わせ方法において、 前記探針機構が共通の駆動ステージに支持される第1の
    探針と該第1の探針より長い第2の探針とを備え、前記
    駆動ステージを前記基板に相対的に速い速度で接近させ
    て前記第2の探針を前記非形成面に接触若しくは近接さ
    せた後、前記駆動ステージを相対的に遅い速度で接近さ
    せて前記第1の探針を前記非形成面に接触若しくは近接
    させ、前記第1の探針を用いて前記非形成面を走査する
    ことを特徴とする基板位置合わせ方法。
  2. 【請求項2】 回路パターンの非形成面側に凹凸マーク
    が形成された基板の前記非形成面を探針機構を用いて走
    査し、前記凹凸マークのパターンに応じた前記基板と前
    記探針機構との間の相互作用の変化に基づいて前記基板
    の位置を検出する基板の位置合わせ方法において、 前記探針機構が第1の駆動ステージに支持される第1の
    探針と、第2の駆動ステージに支持され前記第1の探針
    よりも常に先行しながら前記基板に接近する第2の探針
    とを備え、前記第2の探針が前記非形成面に接触若しく
    は近接した後、直ちに前記第2の駆動ステージを後退さ
    せると共に、前記第1の駆動ステージを相対的に遅い速
    度で接近させて前記第1の探針を前記非形成面に接触若
    しくは近接させ、前記第1の探針を用いて前記非形成面
    を走査することを特徴とする基板位置合わせ方法。
  3. 【請求項3】 前記凹凸マークが外縁部から対称中心に
    向けて漸次密となるパターンを有し、前記走査をこの対
    称中心を通過する如く行うことにより、前記相互作用の
    変化の周期を前記対称中心近傍において短縮することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の基板位置合わせ
    方法。
  4. 【請求項4】 回路パターンの非形成面側に凹凸マーク
    が形成された基板の前記非形成面を探針機構を用いて走
    査し、前記凹凸マークのパターンに応じた前記基板と前
    記探針機構との間の相互作用の変化に基づいて前記基板
    の位置を検出する基板の位置合わせ方法において、 前記凹凸マークが外縁部から対称中心に向けて漸次密と
    なるパターンを有し、前記走査をこの対称中心を通過す
    る如く行うことにより、前記相互作用の変化の周期を前
    記対称中心近傍において短縮することを特徴とする基板
    位置合わせ方法。
  5. 【請求項5】 回路パターンの非形成領域に外縁部から
    対称中心に向けて漸次密となる遮光膜パターンが設けら
    れたフォトマスク基板を探針機構を用いて走査し、前記
    遮光膜パターンに応じた前記フォトマスク基板と前記探
    針機構との間の相互作用の変化に基づいて前記フォトマ
    スク基板の位置を検出し、この位置を回路パターンの非
    形成面側に凹凸マークが形成された基板の前記非形成面
    を探針機構を用いて走査し、前記凹凸マークのパターン
    に応じた前記基板と前記探針機構との間の相互作用の変
    化に基づいて前記基板の位置と比較することにより、前
    記基板と前記フォトマスク基板との相対位置を補正する
    ことを特徴とする基板の位置合わせ方法。
  6. 【請求項6】 回路パターンの非形成領域に外縁部から
    対称中心に向けて漸次密となる遮光膜パターンが設けら
    れたフォトマスク基板を探針機構を用いて走査し、前記
    遮光膜パターンに応じた前記フォトマスク基板と前記探
    針機構との間の相互作用の変化に基づいて前記フォトマ
    スク基板の位置を検出し、この位置を請求項1乃至請求
    項4のいずれか1に記載の方法に基づいて検出された前
    記基板の位置と比較することにより前記基板と前記フォ
    トマスク基板との相対位置を補正することを特徴とする
    基板位置合わせ方法。
  7. 【請求項7】 前記相互作用の変化が原子間力の変化若
    しくはトンネル電流の変化であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項6のいずれか1に記載の基板位置合わせ
    方法。
  8. 【請求項8】 回路パターンの非形成面側に凹凸パター
    ンが形成された基板の前記非形成面を探針機構を用いて
    走査し、前記凹凸パターンに応じた前記基板と前記探針
    機構との間の相互作用の変化に基づいて前記基板の位置
    を検出する基板位置合わせ方法において、 前記相互作用の変化が原子間変化であることを特徴とす
    る基板位置合わせ方法。
JP36047292A 1992-12-29 1992-12-29 基板位置合わせ方法 Expired - Fee Related JP3189451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36047292A JP3189451B2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 基板位置合わせ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36047292A JP3189451B2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 基板位置合わせ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204118A JPH06204118A (ja) 1994-07-22
JP3189451B2 true JP3189451B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=18469554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36047292A Expired - Fee Related JP3189451B2 (ja) 1992-12-29 1992-12-29 基板位置合わせ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189451B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0880078A3 (en) * 1997-05-23 2001-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Position detection device, apparatus using the same, exposure apparatus, and device manufacturing method using the same
US6806477B1 (en) 1997-05-23 2004-10-19 Canon Kabushiki Kaisha Position detection device, apparatus using the same, exposure apparatus, and device manufacturing method using the same
US20020127865A1 (en) * 2001-03-08 2002-09-12 Motorola, Inc. Lithography method for forming semiconductor devices with sub-micron structures on a wafer and apparatus
US7209858B1 (en) 2005-09-30 2007-04-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Precision position determining method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204118A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3074579B2 (ja) 位置ずれ補正方法
JP4791597B2 (ja) ナノ・インプリント・プロセスにおける基板のアラインメント・システム及び方法
US5247186A (en) Integrated optical displacement sensor
US6864488B2 (en) Charged particle beam exposure method and apparatus
US8760626B2 (en) Focus detection apparatus for projection lithography system
JP2002190444A (ja) パターン露光装置、パターン作製方法、及びこれらを用いて作製したデバイス
US6583430B1 (en) Electron beam exposure method and apparatus
EP0398334B1 (en) Position detecting apparatus
JPH09129691A (ja) 露光装置、露光方法及びフォトレジスト構造の計測方法
JP3189451B2 (ja) 基板位置合わせ方法
US5693938A (en) Optical probe microscope having a fiber optic tip that receives both a dither motion and a scanning motion, for nondestructive metrology of large sample surfaces
JP2000114137A (ja) 電子ビーム露光装置及びアライメント方法
JP4392914B2 (ja) 面位置検出装置、露光装置、およびデバイス製造方法
US5811796A (en) Optical probe microscope having a fiber optic tip that receives both a dither motion and a scanning motion, for nondestructive metrology of large sample surfaces
US6057914A (en) Method for detecting and identifying a lens aberration by measurement of sidewall angles by atomic force microscopy
JP3051099B2 (ja) マーク基板,マーク基板の製造方法,電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画装置の光学系の調整方法
KR20050057000A (ko) 얼라인먼트 방법, 얼라인먼트 기판, 얼라인먼트 기판의 제조방법, 노광방법, 노광장치 및 마스크의 제조방법
KR20080086693A (ko) 반도체 소자의 오버레이 측정 방법
JPH11121320A (ja) 面位置検出方法及び面位置検出装置
JP2006112788A (ja) 表面形状計測装置、表面計測方法、及び露光装置
US20240079203A1 (en) Auto-focus sensor implementation for multi-column microscopes
JP2686651B2 (ja) 変位量検出装置
JPH0336298B2 (ja)
JP2694783B2 (ja) 原子間力顕微鏡
JPH0574403A (ja) 微細パターンの描画方法及び描画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010417

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees