JPH09254953A - 半円形容器 - Google Patents

半円形容器

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JPH09254953A
JPH09254953A JP9302196A JP9302196A JPH09254953A JP H09254953 A JPH09254953 A JP H09254953A JP 9302196 A JP9302196 A JP 9302196A JP 9302196 A JP9302196 A JP 9302196A JP H09254953 A JPH09254953 A JP H09254953A
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JP
Japan
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semi
blank
circular
wall portion
cylindrical body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9302196A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriyoshi Ishiyuu
盛善 伊集
Makoto Endo
真 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP9302196A priority Critical patent/JPH09254953A/ja
Publication of JPH09254953A publication Critical patent/JPH09254953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量をミニサイズ化でき、また包材費を節減
することができ、さらに機械製函適性のある半円形の容
器を提供すること。 【解決手段】 壁材となる帯状ブランク1と、底材また
は蓋材となる半円形ブランク2から成る。前記帯状ブラ
ンクの両端を貼合して、半円形ブランクの周縁に巻き付
けることのできる半円筒状体を形成する。前記帯状ブラ
ンクの長手方向に沿う1辺にv型切り欠きを設けて、前
記1辺を前記半円筒状体の内側に曲げカールさせたう
え、前記半円形ブランクを前記半円筒状体の内側にはめ
込み取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は半円形または扇形の菓子や乳製品、特にケーキ
やチーズの類を包装するに適した半円形の容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】チーズの包装容器として、6個入りまた
は8個入りの6P容器や8P容器が知られている。この容
器は、プロセスチーズが扇形に成形されて、図1の(A)
のようにアルミホイル等で個包装(ポーションパック)
され、このパックされた商品チーズを図1の(B)のよう
に6個(6portions))または8個(8portions)詰めと
していることから、6P容器あるいは8P容器と称せられ
ている。
【0003】この容器は、身と蓋が相似形状の円形状の
容器で、側壁となる円筒状部品と、底材または蓋材とな
る円形部品とから構成され、円筒状部品の上端縁または
下端縁を内側にカールさせて、側壁の内側に前記円形部
品をはめ込んで接着剤等で固着している。このように個
装されたチーズを収容する従来容器は円形の容器が主流
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近において
は、容量の変更(ミニサイズ化)が求められている。ま
た包材費を節減する必要があり、さらにユーザーに魅力
のあるパッケージを提供する必要が生じている。そこ
で、このようなユーザーあるいは消費者等の多様な要求
を満足させることのできるパッケージ(容器)を紙を材
料として形成し、かつ機械により能率よく製函できる機
械適性に優れる新規性のある半円形容器を提供すること
が課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の半円形容器は、壁材となる帯状ブランクと、
底材または蓋材となる半円形ブランクから成り、前記帯
状ブランクの両端を貼合して、半円形ブランクの周縁に
巻き付けることのできる半円筒状体を形成する一方、前
記帯状ブランクの長手方向に沿う1辺にv型切り欠きを
設けて、前記1辺を前記半円筒状体の内側に曲げカール
させたうえ、前記半円形ブランクを前記半円筒状体の内
側にはめ込み取り付けたことを特徴とする。
【0006】すなわち本発明は、壁材となる帯状ブラン
クと、底材または蓋材となる半円形ブランクとの2部品
から成り、前記帯状ブランクに、前記半円形ブランクの
半円部周縁に接する曲壁部と、直線部周縁に接する直壁
部とを区画形成し、また前記曲壁部または直壁部の延長
部に形成した貼合部を介して帯状ブランクの両端を貼合
して半円筒状体を形成する一方、前記曲壁部と直壁部の
境界線上で、かつ帯状ブランクの長手方向に沿う1辺に
v型切り欠きを設けて、前記曲壁部と直壁部の1辺を前
記半円筒状体の内側にカールさせたうえ、前記半円形の
ブランクを前記半円筒状体の内側にはめ込み前記カール
させた成形部の上に固着した、底部または蓋として用い
る半円形容器である。
【0007】また本発明は、前記直壁部の1辺を中高状
に形成するとともに、前記直壁部の1辺におけるカール
成形個所に、カール成形用折り込み癖を付与してなるも
のである。
【0008】また、前記曲壁部または直壁部の延長部に
形成した貼合部において、カール成形部側に切り込みを
形成してなる半円形容器である。
【0009】本発明の容器は、扇形に成形され、個包装
された商品チーズ等を3〜4個詰めするための半円形容
器。
【0010】さらに本発明は、半円形ブランクに通気穴
が設けられている半円形容器である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の一例を、扇形
に成形された商品を例えば3個詰めするための容器とし
て用いる場合について説明する。なお本容器は、以下説
明するように、身と蓋とが印篭形式に嵌合する容器の底
部材(身)として使用できるのみならず、蓋部材として
使用することがある。
【0012】本容器は、壁材となる帯状ブランク1と、
底材(または蓋材)となる半円形のブランク2との2部
品から形成されている。図2が半円形ブランクの展開
図、図3が帯状ブランクの展開図である。
【0013】帯状ブランク1は、これに前記半円形ブラ
ンク2の半円部周縁に接合する曲壁部3と、直線部周縁
に接合する直壁部4とを折り曲げ線5を介して区画形成
する。また前記曲壁部3または直壁部4の延長部には、
のりしろとなる貼合部6を形成する。この貼合部を介し
て帯状ブランクの両端を貼合して半円筒状体7を形成す
る。なお、前記曲壁部3と直壁部4の両側で、かつ帯状
ブランクの長手方向に沿うカール成形側(上側)の1辺
にv型切り欠き8を設け、さらに貼合部の上側には切り
込み9を形成する。さらにまた、前記直壁部4の上側の
1辺を符号hで示すように中高(凸)に形成するととも
に、上記1辺のカール成形個所に、カール成形用折り込
み癖10を型押し手段により形成する。
【0014】一方、半円形に形成したブランク2に所定
の間隔をおいて通気孔11を設ける。図示例はブランク
の周縁に形成されているが、孔の位置は任意であり、図
示の位置に限るものではない。この孔はなくともよい。
【0015】上記のように構成した帯状ブランク1を組
み立てるには、まず曲壁部3を弧状に曲げた後、糊代で
ある貼合部6を介して帯状ブランクの両端を貼合して半
円筒状体7を形成する。本発明容器を蓋部材として使用
するときは、外観上、貼合部6は内貼りにする(図8)
ことが好まれるが、底部材(身)として使用するとき
は、貼合部6は外貼りして(図4)内容商品がぶつから
ないようにするのがよい。次に曲壁部3と直壁部4の1
辺を前記半円筒状体の内側にカールさせたうえ(図
9)、前記半円形のブランク2を前記半円筒状体の内側
に嵌め込み、前記カール部12に取り付けて固定する。
このようにして形成した本発明の半円形容器は、図5の
ように扇形に成形された商品を3個詰めして使用する。
【0016】図6は帯状ブランクの変形例を示した展開
図である。この例の場合は、曲壁部3の両側に直壁部4
を振り分けて形成している。そして各直壁部の延長端に
は貼合部6を形成している。8はv型切り欠き、9は貼
合部の上側に設けた切り込みである。
【0017】図7は図6の帯状ブランクを組み立てた状
態を示したもので、この場合も貼合部を除く、曲壁部3
と直壁部4の1辺を半円筒状体7の内側にカールさせ
る。その後、半円形ブランク2を前記半円筒状体の内側
に嵌め込み、前記カール部12のうえに取り付けて固定
する。
【0018】図示の例は、本発明容器を身蓋容器におけ
る身(底部材)として使用した例を示したが、蓋として
も使用できることは多言を要しまい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
容量をミニサイズ化でき、また包材費を節減することが
でき、さらに従来の円形容器に代わるユーザーに魅力の
あるパッケージを提供することができる。
【0020】また本発明は、壁材となる帯状ブランク
と、底材または蓋材となる半円形ブランクから成り、前
記帯状ブランクの両端を貼合して、半円形ブランクの周
縁に巻き付けることのできる半円筒状体を形成する一
方、前記帯状ブランクの長手方向に沿う1辺にv型切り
欠きを設けて、前記1辺を前記半円筒状体の内側に曲げ
カールさせたうえ、前記半円形ブランクを前記半円筒状
体の内側にはめ込み取り付けるものであるから、側壁の
一端を内側にカール成形して円形ブランクをはめ込む点
は、従来の円形容器と基本的には同じであるので、機械
製函が容易であり、従来の機械をそのまま利用できる。
【0021】さらに曲壁部と直壁部の境界線上にv型切
り欠きを設け、また貼合部に切り込みを形成しているの
で、カール成形部の紙が2重にならず、さらにまた直壁
部の1辺を中高状に形成するとともに、カール成形用折
り込み癖を付与しているので成形状態が優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチーズ用円形容器を示すもので、(A)は
個装された商品、(B)は商品が詰め合わされた容器であ
る。
【図2】本発明の半円形ブランクの展開図である。
【図3】本発明の帯状ブランクの展開図である。
【図4】組立途中を示した斜視図である。
【図5】商品を詰め合わせた本発明半円形容器の斜視図
である。
【図6】本発明の帯状ブランクの変形例を示した展開図
である。
【図7】変形例の組立途中を示した斜視図である。
【図8】貼合部を内貼りした状態を示した半円形容器の
斜視図である。
【図9】曲壁部と直壁部の1辺を内側にカールさせた
後、半円形ブランクを取り付けた状態を示した一部切り
欠き斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状ブランク 2 半円形ブランク 3 曲壁部 4 直壁部 6 貼合部 7 半円筒状体 8 v型切り欠き 9 切り込み 10 折り込み癖 11 通気孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁材となる帯状ブランクと、底材または蓋
    材となる半円形ブランクから成り、 前記帯状ブランクの両端を貼合して半円形ブランクの周
    縁に巻き付けることができる半円筒状体を形成する一
    方、前記帯状ブランクの長手方向に沿う1辺にv型切り
    欠きを設けて、前記1辺を前記半円筒状体の内側に曲げ
    てカールさせたうえ、前記半円形ブランクを前記半円筒
    状体の内側に嵌め込み取り付けたことを特徴とする半円
    形容器。
  2. 【請求項2】壁材となる帯状ブランクと、底材または蓋
    材となる半円形ブランクとの2部品から成り、 前記帯状ブランクに、前記半円形ブランクの半円部周縁
    に接する曲壁部と、直線部周縁に接する直壁部とを区画
    形成し、 前記曲壁部または直壁部の延長部に形成した貼合部を介
    して帯状ブランクの両端を貼合して半円筒状体を形成す
    る一方、 前記曲壁部と直壁部の境界線上で、かつ帯状ブランクの
    長手方向に沿う1辺にv型切り欠きを設け、 前記曲壁部と直壁部の1辺を前記半円筒状体の内側にカ
    ールさせたうえ、前記半円形ブランクを前記半円筒状体
    の内側に嵌め込み前記カールさせた成形部の上に固着し
    た、底部または蓋として用いる半円形容器。
  3. 【請求項3】前記直壁部の1辺を中高(凸)に形成して
    なる請求項2記載の半円形容器。
  4. 【請求項4】前記直壁部の1辺におけるカール成形個所
    に、カール成形用折り込み癖を付与してなる請求項2記
    載の半円形容器。
  5. 【請求項5】前記曲壁部または直壁部の延長部に形成し
    た貼合部において、カール成形部側に切り込みを形成し
    てなる請求項1〜4記載の半円形容器。
  6. 【請求項6】扇形に成形され、個包装された商品を3〜
    4個詰めするための請求項1〜5記載の半円形容器。
  7. 【請求項7】半円形ブランクに通気穴が設けられている
    請求項1〜6記載の半円形容器。 【0001】
JP9302196A 1996-03-25 1996-03-25 半円形容器 Pending JPH09254953A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234621A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Morinaga Milk Ind Co Ltd ホット充填包装方法とその包装体
JP2013510777A (ja) * 2009-11-12 2013-03-28 ボングレン エス.アー. 小分け可能な食品用の包装

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234621A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Morinaga Milk Ind Co Ltd ホット充填包装方法とその包装体
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