JPH09253187A - 室内の脱臭方法 - Google Patents
室内の脱臭方法Info
- Publication number
- JPH09253187A JPH09253187A JP8093083A JP9308396A JPH09253187A JP H09253187 A JPH09253187 A JP H09253187A JP 8093083 A JP8093083 A JP 8093083A JP 9308396 A JP9308396 A JP 9308396A JP H09253187 A JPH09253187 A JP H09253187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- panel
- odor
- wall
- deodorizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一般トイレットや汚物処理室などの脱臭を自
然な方法で、臭気の発生のタイミング、量に関係無く、
常に、積極的に脱臭することのできる方法を簡便で無害
に行う方法として提供する。 【解決手段】 活性炭素をブロックまたは板状に成形し
て、取り替え可能な脱臭機能パネル1を形成し、居住の
壁2の一部または全面に埋設またははめ込みにより施工
し、通気性を有する紙またはシート3により表層4を形
成して、隣室または建物外部と貫通気を可能とし室外空
気を貫流させることと、臭気を吸着脱臭し、臭気吸着効
果がなくなるとパネル交換することを可能にした。
然な方法で、臭気の発生のタイミング、量に関係無く、
常に、積極的に脱臭することのできる方法を簡便で無害
に行う方法として提供する。 【解決手段】 活性炭素をブロックまたは板状に成形し
て、取り替え可能な脱臭機能パネル1を形成し、居住の
壁2の一部または全面に埋設またははめ込みにより施工
し、通気性を有する紙またはシート3により表層4を形
成して、隣室または建物外部と貫通気を可能とし室外空
気を貫流させることと、臭気を吸着脱臭し、臭気吸着効
果がなくなるとパネル交換することを可能にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】快適生活環境を創り、さらにそれ
を維持していくための方法のひとつとして、生活の中で
特に気密に近い状態を余儀なくされる空間において不可
避的に発生する臭気を積極的に除去する方法は非常に重
要である。しかも、臭気除去が、簡易な方法でしかも薬
剤とか電気エネルギーなどの方法をとるのではなく、自
然な吸引力と通風の方法による室内の脱臭方法は人間に
優しく、安全である。本発明は自然な方法で、室内の脱
臭ができる方法を提供することにより快適な生活空間を
維持するものである。
を維持していくための方法のひとつとして、生活の中で
特に気密に近い状態を余儀なくされる空間において不可
避的に発生する臭気を積極的に除去する方法は非常に重
要である。しかも、臭気除去が、簡易な方法でしかも薬
剤とか電気エネルギーなどの方法をとるのではなく、自
然な吸引力と通風の方法による室内の脱臭方法は人間に
優しく、安全である。本発明は自然な方法で、室内の脱
臭ができる方法を提供することにより快適な生活空間を
維持するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の脱臭は通気ダクトなどの方法で機
械的に換気する方法や室内に脱臭薬剤を設置するとかオ
ゾン発生器などを設置して脱臭が行われていた。換気の
方法は新鮮な空気を室内に導入するために必要ではある
が、臭気を除去する点で十分な性能が出せないのが実態
であった。また、脱臭薬剤を使用する方法や電気的オゾ
ン発生の方法は、過剰な薬害作用や過剰なオゾンの発生
にならざるを得ないため、必要十分な条件での臭気除去
を要求する点で余分な作用を余儀なくせざるを得ない。
大切なことは発生する臭気のタイミング、量に自然に対
応できて、室内の効果的な脱臭をすることである。生活
空間の中で、特別な場所、器具装置、エネルギーを使用
することなく、不可避的に、しかも不定期に発生し蓄積
される室内の臭気を除去することは必要であり、要求度
の高いものであった。
械的に換気する方法や室内に脱臭薬剤を設置するとかオ
ゾン発生器などを設置して脱臭が行われていた。換気の
方法は新鮮な空気を室内に導入するために必要ではある
が、臭気を除去する点で十分な性能が出せないのが実態
であった。また、脱臭薬剤を使用する方法や電気的オゾ
ン発生の方法は、過剰な薬害作用や過剰なオゾンの発生
にならざるを得ないため、必要十分な条件での臭気除去
を要求する点で余分な作用を余儀なくせざるを得ない。
大切なことは発生する臭気のタイミング、量に自然に対
応できて、室内の効果的な脱臭をすることである。生活
空間の中で、特別な場所、器具装置、エネルギーを使用
することなく、不可避的に、しかも不定期に発生し蓄積
される室内の臭気を除去することは必要であり、要求度
の高いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】生活空間の中で特に気
密に近い状態で、もちろん換気は行われているが室内の
脱臭を必要とする場所、例えば、一般トイレットとか老
人施設のリネン室、洗濯場、療養室、汚物処理室などの
脱臭を自然な方法で、臭気の発生のタイミング、量に関
係無く、常に、積極的に脱臭することのできる方法を簡
便で無害に行う方法として提供することである。
密に近い状態で、もちろん換気は行われているが室内の
脱臭を必要とする場所、例えば、一般トイレットとか老
人施設のリネン室、洗濯場、療養室、汚物処理室などの
脱臭を自然な方法で、臭気の発生のタイミング、量に関
係無く、常に、積極的に脱臭することのできる方法を簡
便で無害に行う方法として提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】活性炭が持つ吸着力を利
用する方法を使うことにより自然に脱臭する方法を採用
する。この場合に、活性炭をブロック状に成形し、壁の
一部を構成するパネルをつくり、壁にはめ込む方法によ
り、室内空間を維持して、特に余分な装置、場所を必要
としないで、自然でしかも積極的に臭気除去を可能にす
る。成形された活性炭ブロックは必要とするサイズで枠
組しパネルに収め、壁にはめ込む方法をとるが、さらに
このパネルの表面を被覆させても空気を自然と貫流でき
るシート、壁紙、障子などにより、部屋に適合した色
彩、形状などのデザインを付加して壁を構成する。室内
は見栄えよく生活空間として快適性をあたえることがで
きる。活性炭ブロックは臭気吸引力が無くなった時点
で、取り替えることにより、脱臭性能が復帰させること
ができる。活性炭ブロックは容易に取り替え可能なもの
であり、予備的にスペアとして保持しておくことが可能
である。予備的に保管する活性炭ブロックは、気密なシ
ールにより性能を維持できる。また、使用済みの効果の
無くなった活性炭ブロックは加熱処理と再賦活によりリ
サイクルが可能である。したがって、資源の無駄使いも
なくなる。
用する方法を使うことにより自然に脱臭する方法を採用
する。この場合に、活性炭をブロック状に成形し、壁の
一部を構成するパネルをつくり、壁にはめ込む方法によ
り、室内空間を維持して、特に余分な装置、場所を必要
としないで、自然でしかも積極的に臭気除去を可能にす
る。成形された活性炭ブロックは必要とするサイズで枠
組しパネルに収め、壁にはめ込む方法をとるが、さらに
このパネルの表面を被覆させても空気を自然と貫流でき
るシート、壁紙、障子などにより、部屋に適合した色
彩、形状などのデザインを付加して壁を構成する。室内
は見栄えよく生活空間として快適性をあたえることがで
きる。活性炭ブロックは臭気吸引力が無くなった時点
で、取り替えることにより、脱臭性能が復帰させること
ができる。活性炭ブロックは容易に取り替え可能なもの
であり、予備的にスペアとして保持しておくことが可能
である。予備的に保管する活性炭ブロックは、気密なシ
ールにより性能を維持できる。また、使用済みの効果の
無くなった活性炭ブロックは加熱処理と再賦活によりリ
サイクルが可能である。したがって、資源の無駄使いも
なくなる。
【0005】生活空間を快適にするための壁のデザイン
を選び、その内側を構成する脱臭機能を持つ活性炭ブロ
ックまたはパネルで、自然に臭気除去をする機能壁を施
工することにより、不可避的に不定期に発生する臭気を
吸収する。このため生活者には自然な形で、臭気除去が
できる空間が提供できるものである。
を選び、その内側を構成する脱臭機能を持つ活性炭ブロ
ックまたはパネルで、自然に臭気除去をする機能壁を施
工することにより、不可避的に不定期に発生する臭気を
吸収する。このため生活者には自然な形で、臭気除去が
できる空間が提供できるものである。
【0006】
【実施例】比表面積1650m3/gを有する活性炭を
粒度5mm〜1mm 45%,1mm〜0.1mm 3
0%,0.1mm以下20%と結合材としてフェノール
レジン5%のミックスを混練し、230mm×60mm
×30mm形状の単位ブロックを成形し850℃5hr
sの無酸素状態にて熱処理しバインダーの揮発分を完全
に除去し、カーボン結合させた。この単位ブロックを1
156mm×630mmの面積の取り替え可能な脱臭機
能パネル1を形成し、それを通気性和紙3にて張られた
格子状の和洋の障子を表面の表層4にして壁2に埋設し
た。活性炭ブロックの脱臭機能パネル1がその不快臭を
吸着し、脱臭機能を持つ居住の和洋壁2として快適な室
の目的を達成することができた。
粒度5mm〜1mm 45%,1mm〜0.1mm 3
0%,0.1mm以下20%と結合材としてフェノール
レジン5%のミックスを混練し、230mm×60mm
×30mm形状の単位ブロックを成形し850℃5hr
sの無酸素状態にて熱処理しバインダーの揮発分を完全
に除去し、カーボン結合させた。この単位ブロックを1
156mm×630mmの面積の取り替え可能な脱臭機
能パネル1を形成し、それを通気性和紙3にて張られた
格子状の和洋の障子を表面の表層4にして壁2に埋設し
た。活性炭ブロックの脱臭機能パネル1がその不快臭を
吸着し、脱臭機能を持つ居住の和洋壁2として快適な室
の目的を達成することができた。
【0007】
1.住居の壁に成形された活性炭の脱臭機能パネルを取
り付けることにより、不可避的に発生する臭気を除去
し、快適空間を提供することができた。 2.一般トイレ、老人施設(リネン室、洗濯場、療養
室、汚物処理室など)の臭気による不快感を取り除くこ
とができた。 3.原理はシンプルで簡便な方法で脱臭できた。 4.自然の空気の流入と活性炭の吸着力を利用して、器
具を使用しないで脱臭できるので電気代、器具代、メン
テナンス費用などが省略、また騒音の無い脱臭ができ
た。 5.和紙などの通気性の障子や桟で表面を覆い、見栄え
の良い壁が付加できた。
り付けることにより、不可避的に発生する臭気を除去
し、快適空間を提供することができた。 2.一般トイレ、老人施設(リネン室、洗濯場、療養
室、汚物処理室など)の臭気による不快感を取り除くこ
とができた。 3.原理はシンプルで簡便な方法で脱臭できた。 4.自然の空気の流入と活性炭の吸着力を利用して、器
具を使用しないで脱臭できるので電気代、器具代、メン
テナンス費用などが省略、また騒音の無い脱臭ができ
た。 5.和紙などの通気性の障子や桟で表面を覆い、見栄え
の良い壁が付加できた。
【図1】住居の壁に脱臭機能パネルを取付けた状態の正
面図である。
面図である。
【図2】住居の壁に脱臭機能パネルを取付けた状態の横
断平面図である。
断平面図である。
【図3】和洋の障子を表層にして壁に埋設した状態の正
面図である。
面図である。
【図4】和洋の障子を表層にして壁に埋設した状態の別
の実施例正面図である。
の実施例正面図である。
1 脱臭機能パネル 2 居住の壁 3 通気性の紙またはシート 4 表層
Claims (1)
- 【請求項1】 活性炭素をブロックまたは板状に成形し
て、取り替え可能な脱臭機能パネルを形成し、居住の壁
の一部または全面に埋設またははめ込みにより施工し、
通気性を有する紙またはシートにより表層を形成して、
隣室または建物外部と貫通気を可能とし室外空気を貫流
させることと、臭気を吸着脱臭し、臭気吸着効果がなく
なるとパネル交換することを可能にしたことを特徴とす
る室内の脱臭方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093083A JPH09253187A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 室内の脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8093083A JPH09253187A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 室内の脱臭方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09253187A true JPH09253187A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14072640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8093083A Pending JPH09253187A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 室内の脱臭方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09253187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004321651A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Japan Vilene Co Ltd | 換気口用脱臭フィルタ |
JP2007209974A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-08-23 | Sanwa Seisakusho:Kk | 気体清浄器 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8093083A patent/JPH09253187A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004321651A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Japan Vilene Co Ltd | 換気口用脱臭フィルタ |
JP2007209974A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-08-23 | Sanwa Seisakusho:Kk | 気体清浄器 |
JP4571653B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2010-10-27 | 株式会社三和製作所 | 自動車用マフラ |
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